ことり「μ'sがお送りするラジオ!」絵里「スクールアイドル放送局」 (51)

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ことり「南ことりです。さあ、μ'sのスクールアイドル放送局です。今日でもう8回目になるのかな?いつまで続けられるかは分からないのですけど…取り敢えず、目指せ10回!後二回ですね」

絵里「あ~、もうそんなにやってるのね」

ことり「そうだね。毎回出演する訳じゃないし私なんて今回で二回目だから全然そんな感じしないけど」

絵里「そうなのよね。にこなんてまだ一回しかやってないって文句言ってたわよ」

ことり「じゃあ、にこちゃんは記念すべき10回目に出演してもらいましょう。一旦CMです」

ことり「さあ、μ'sのスクールアイドル放送。今日はいつもと違って音ノ木坂学院の放送室からお送りしております」

絵里「なんか不思議な感じだけど。学校ってだけで随分と落ち着くって言うかその分余計な事を喋っちゃいそうなんだけど」

ことり「ねえ。絵里ちゃんは結構、と言うかかなり話し過ぎちゃったみたいだもんね」

絵里「そうなのよ。時間のペース配分とか何も考えずに。反省だわ」

ことり「今反省するのはちょっと…」

絵里「で、そう言えば!なんか最近の放送で私の事を随分といじって頂いたみたいで」

ことり「え!?そうなの?希ちゃん?」

絵里「違うのよ。リスナーからのお便りで私の事をいじった内容のお便りが届くらしいのよ。かなり」

ことり「ええ?リスナーから?」

絵里「そうなの。どう言う事なのかしら?って言うかこのラジオを視聴してる年齢層ってどれくらいなの?

ことり「スクールアイドルのラジオだし女子中高生が多いのかな?」

絵里「私も最初はそう思ったのよ。いや、実際に聞いてくれてるのかもしれないんだけど。お便りを送ってくれるリスナーの殆どが男性なのよね。嬉しいだけどね」

ことり「そうなんだ。実際どうなんだろうね」

絵里「ほら?時間も…収録してるのはまた別だけど放送時間も夜遅かったりするじゃない?」

ことり「うん」

絵里「尚更のこと女子中高生が聞いてるのか疑問なのよね」

ことり「でも、今ってラジオもネットで聴けたりするから…」

絵里「え?そうなの?」

ことり「うん。ラジオのスマホアプリとかもあるから録画も出来ると思うし」

絵里「え~そうなの?便利な世の中になったものね」

ことり「本当に便利だよ~。スマホのアプリとか新しい物がどんどん出てくるもん」

絵里「あら?ことりは詳しいの?」

ことり「特番詳しいとかじゃないんだけどね。本当に凄いよ。ちょっと待っててね」

カシャ

絵里「え?写真撮ったの?」

ことり「うん。この絵里ちゃんの写真を加工して…ほら!」

絵里「え?これ私?」

ことり「うん。絵里ちゃんの顔が一瞬でおばあさんになっちゃったでしょ?」

絵里「ハラショー…」

ことり「こんな風にね写真を加工したり出来るの。もちろん、これだけじゃなくて実生活で役に立つアプリも沢山あるんだよ」

絵里「へ~知らなかった。私ってほら?こう言うの疎いから」

ことり「じゃあ、絵里ちゃんには将来こう言うのとか家電に詳しい旦那さんがいいね」

絵里「そうね。確かに詳しいとカッコイイって思うかも」

ことり「ね!頼りになるな~って」

絵里「そうそう。で、家電に拘りがあって家事なんかも全部やってくれると…私は何をすれば良いのかしら?いけない…ダメになってしまいそう」

ことり「話が飛躍し過ぎだよ」

絵里「こうやってどんどん話が脱線していくのね」

ことり「う~ん」

絵里「でも、あれか!」

ことり「どれかな?」

絵里「私が働きに出れば良いのかしら?」

ことり「あ~…さっきの話ね?」

絵里「そう。私が働きに出て旦那さんが家事をって言うのも良いんじゃないかしら?」

ことり「えっと…絵里ちゃんは家事をしたくないの?絵里ちゃん家事も出来そうだけど」

絵里「別にやりたくない訳ではないわよ。ただ、そう言う形もありかなって」

ことり「なるほど。でも…」

絵里「でも何?」

ことり「それだと新婚さんの時にあれが出来ないよ?」

絵里「あれって?」

ことり「ご飯にする?お風呂にする?それとも…」

絵里「あ~…やって貰えばいいじゃない?」

ことり「旦那さんに?」

絵里「ええ。別に良いと思うけど」

ことり「それは考えた事なかったなぁ」

絵里「でしょ?結構良い考えじゃない?」

ことり「でも、私はやっぱり言いたいかな」

絵里「まあ、憧れは人それぞれよね」

ことり「うん」

絵里「さてと、ここで新しいコーナーに行きましょうか?」

ことり「はい。アイドルに欠かせない物と言えば女子力!今日はリスナーの皆さんに女子力について教えて貰おうと思います」

絵里「それでは早速」

ことり「はい。ラジオネーム、トリッピさんです。え~、女子力を上げたいなら常識にとらわれてちゃダメ。常識は一番の敵だから。でもね、若い子は勘違いしてるけど何も非常識な振る舞いをしろって訳じゃない。常識と非常識は表裏一体って訳ではないからね。俺も若い頃は勘違いしてヤンチャも随分したけど歳を取ればその内分かるよ」

絵里「いや、俺とか言ってるし。言ってる事もめちゃくちゃだし」

ことり「でも、常識に囚われてちゃダメって事と非常識な振る舞いをする事は違うって…これは良い事を言ってるよね?」

絵里「まあ…確かに履き違えてる人は居るわよね?でも、女子力は?結局女子力を上げるにはどうすれば良いのよ?って言うか絶対に男性よね?このリスナー」

ことり「あはは。でも、面白いね」

絵里「まあ、ネタだと割り切ればね」

ことり「それじゃあ、次。ラジオネーム、ふふっ、ラジオネーム、賢い可愛いペリーメニさん」

絵里「エリーチカみたいに言わないで」

ことり「え~、絵里ちゃん、ことりちゃんこんばんは。今日は女子力が極端に低下して早半年の絵里ちゃんに良い事を教えてあげるね?」

絵里「誰が極端に女子力が低下してるのよ!誰が!」

ことり「ごめんね。書いてあるの」

絵里「いや、ことりに文句を言ってる訳ではないけど」

ことり「えっと、いいか?よく聞いて?女子力なんて目に見えない物に頼る時点でダメ!いざと言う時に役に立たないからね。良い女って言うのは女子力以外で勝負しなくちゃ。女子力以外って言うのは、まあ…色々あるから割愛するけどとにかく目に見えない物に頼り始めたらそれはもう終わりだよ」

絵里「女子力を上げるにはって言ってるのに。しかも結局投げっぱなしだし」

ことり「それに絵里ちゃんは女子力低下なんてしてないもんね?」

絵里「そうよ!いや、女子力高いなんて事は言わないわよ?でも、一応努力はしてるから!」

ことり「そうなの?」

絵里「そうよ。最低限の努力はしてるわよ」

ことり「どんな事してるの?」

絵里「あの…ほら?ん~…結構難しいわね。何もしてない訳ではないんだけど。勢いで言ってしまったけど最低限の努力って何をしてるのかって聞かれると辛いわ。女子力ってそもそも何?って…う~ん。何を持って女子力って言うのか確かに難しいかもね」

ことり「分かるよ、絵里ちゃん。難しいよね」

絵里「とか言ってるとこの企画を根本から否定する事になるのよね。まあ、まともなお便りこないんだけど」

ことり「えっと、次です。ラジオネーム、ザンギエフさん。何?絵里ちゃんは女子力を上げたいの?仕方ないなぁ。じゃあ、俺が絵里ちゃんにだけこっそり教えてあげようかな」

絵里「だから…俺とか…」

ことり「まあ、俺に言わせてみれば女子力を意識してる内はまだまだだね。女子力って言うのは自然エネルギーだから。じゃあ、どうすれば良いかって?手っ取り早い方法は森に行く事かな?森に行って自然の声に耳を傾けてご覧?ほ~ら、聴こえてくるだろ?後は…もう分かるよね?」

絵里「いや、全然分からない。分からないし嘘ばっかり。自然エネルギーってなによ?森に行く事がどうして女子力を上げる事に繋がるのよ!って言うか何で男性のリスナーばっかりなのよ!」

ことり「あはは…どうなんだろ?」

絵里「まあ、いいわ。仮にね。仮に女子力が自然エネルギーなんだとしましょう。1万歩譲ってね」

ことり「結構譲ったね」

絵里「結構譲ったわ。ね?仮に女子力が自然エネルギーだとして。さっきも言ったけど。自然エネルギーって何なのよ?自然エネルギーって!聞いた事ないのよ。さも当たり前の様に言うけど。何?森に行くと身につくの?」

ことり「絵里ちゃん、多分ネタメールだから…」

絵里「そうやって甘くした結果こんなお便りばっかり来る様になったのよ?」

ことり「そうだね…」

絵里「そうでしょう?少し厳しくしないと」

ことり「はい。ラジオネーム、ラブラドールさん。女子力が高い女の条件?そんなの決まってる。困ってる人に遭遇した時手を差し伸べられるかどうか」

絵里「あら、まとも。女子力と言うか人間力の様な気もするけど」

ことり「例えば俺が高坂穂乃果ちゃんと付き合いたいって悩んでいたらすかさずフォローに回る。何がなんでも俺と穂乃果ちゃんをくっつけてやるんだってね!それが女子力!絵里ちゃん、頼んだよ?」

絵里「知らないわよ」

ことり「結局、穂乃果ちゃんとお付き合いしたいって言ってるだけだよね」

絵里「自分でどうにかしてよね。私に言われてもこまるから?それに穂乃果と付き合うなら乗り越えなければいけない壁がいくつかあるから覚悟しときなさい」

ことり「壁?」

絵里「まずは穂乃果のお父さん」

ことり「あ~…」

絵里「それから海未」

ことり「確かに…大変そう…」

絵里「あとはもちろん私も」

ことり「絵里ちゃんも?」

絵里「そりゃあ、そうよ。ちゃんと穂乃果の事を幸せに出来るかどうか見定めるつもりだから」

ことり「え~…穂乃果ちゃんがどんなに好きって言っても?」

絵里「それは……まあ、結局は一番大事なのは穂乃果の気持ちだし。最後は折れるつもりではいるけど」

ことり「う~ん…何が絵里ちゃんをそこまでさせるのかな…。穂乃果ちゃんでこうだと亜里沙ちゃんの時はもっと大変そう」

絵里「いや、そんな大袈裟な言い方をしないで。あの…ラジオだから少し冗談で言ってる訳でね!ほら!少し釘をさす程度の事だから」

ことり「そうなの?」

絵里「もちろんよ」

ことり「でも…う~ん。じゃあ、次行きます。ラジオネーム、カニカマさん」

絵里「カニカマ…初めて食べた時ビックリしたわ。本当の蟹かと思ったもの。まあ、蟹もそんなに食べた事ないんだけど」

ことり「うん。ラジオネーム」

絵里「あっ…この話は広げないのね」

ことり「ご、ごめん。続けた方が良かったよね」

絵里「いえ、いいの。脱線するのは悪い癖だって分かってるし。むしろ助かったかも。オチも何もない話だし」

ことり「ごめんね」

絵里「あはは…いいの。続けて?」

ことり「ラジオネーム、カニカマさん。女子力についてね?はいはい。それじゃあ、ちょっと教えてあげようかな」

絵里「そのスタンスは何なのよ」

ことり「絵里ちゃんは女子って何だと思う?女子ってのは要するに花なんだよね。地面に生えてる方のね」

絵里「それは言われなくても分かるわよ」

ことり「じゃあ、女子力って何だろう?そう花の成長の事。つまり女子力が高いって言う事は花が成長してるって事だよね。じゃあ、話の角度を変えようか?

絵里「もういいわよ」

ことり「花はどうして美しいと思う?そう!花は散るからこそに美しいの。で、散った花びらは後は土に還るだけだから。それだけなの。要するに細かい事はガタガタ考えずにお天道様仰いで真っ直ぐに生きていく。それが女子力を高めるコツ!分かった?」

絵里「いや、間違ってるとは言わないけど。女子力ではないでしょ?」

ことり「途中までは結構良かったんだけどね」

絵里「そんなんばっかりじゃない。はあ…まあ、確かにね。女子力って事を一旦置いておくと…うん。もう、何でもいいわ」

ことり「はい。ラジオネーム……」

絵里「どうしたの?」

ことり「なんて読むのかな?」

絵里「しののめじゃない?」

ことり「そうなんだ。えっと、ラジオネーム、東雲監督さん。女子力の高く見られるにはどうすれば良いかってのは結局料理かな?料理が上手いとあの子女子力たか~いって思われるの」

絵里「確かに料理は出来ると良いかも知らないけどね」

ことり「でも、料理って結構難しいよね?一朝一夕で身につく物ではないし準備も結構面倒くさいし。まあ、そうだよね。そんなあなたに朗報!これさえあればどんな料理も美味しくなっちゃう方法特別に教えてあげちゃう!」

絵里「本当だとしたら結構興味あるけど…本当だとしたら」

ことり「それはマヨネーズをかける事!これさえすれば何でも美味しくなっちゃうから!芋でもパンでも肉でも何でも美味しく仕上がる。騙されたと思ってやってみて!」

絵里「馬鹿じゃないの?期待して損したわよ」

ことり「マヨネーズ美味しいけどね」

絵里「そんなの誰しもが知ってる事じゃない。それをあたかも知る人ぞ知るみたいな言い方をして」

ことり「それに何でも合う訳ではないよね?」

絵里「そうよ!何が女子力が上がるよ?もう本当…本当にそろそろ…もう、そう言うコーナーだって割り切ってはいるけど」

ことり「うん。えっと…取り敢えず今回はこれで終わりですけど。お便りはまだまだ募集しています」

絵里「また、勉強が苦手な高坂穂乃果、星空凛、矢澤にこの3人に勉強を教えるコーナー。それから、海未ちゃんに叱られたい、今日に引き続き女子力を上げる方法のお便りを募集してます」

ことり「選ばれたリスナーの方には番組特製ストラップをプレゼントしちゃいます」

絵里「さて、ここら辺で曲紹介」

ことり「μ'sでWILD STARS」

ことり「はい。ただ今お聞きいただいた曲はμ'sでWILD STARS
でした」

穂乃果「いや~海未ちゃんのセンター曲!かっこいいね」

凛「ね~μ'sの曲の中でも一、二を争うかっこよさにゃ」

絵里「はあ…ラジオを聴いてる人ビックリしてるわよ?」

穂乃果「え?だってかっこよくない?隠して~開いて~隠して~」

凛「覚悟決めて~追いかけて~始まりたいWILD STARS。カッコいいよね~」

絵里「あのね、今日は二人は出演する予定ではなかったの」

穂乃果「え~、だってせっかく学校でやってるんだし。サプライズって事でさ」

凛「海未ちゃんに内緒で来たんだよ」

絵里「まあ、いいけど。あなた達キャラ濃いから私とことりが霞んでしまうのよ。一応、今日はことりと私のラジオだから」

穂乃果「あ~成る程。そこら辺気が付かなかったよ。気をつけるよ。少ししたら帰るから。海未ちゃんに内緒で来てるし」

凛「絵里ちゃんも十分キャラ濃いよ?」

ことり「あはは。あの、私は大丈夫だから。気にしないで」

穂乃果「で、さっきのお便りでさ」

絵里「何?その話に戻るの?できればその話しは終わりにしたいんだけど」

穂乃果「この話をしたら帰るからさぁ」

絵里「別に良いけど」

ことり「マヨネーズの話?」

穂乃果「マヨネーズ?」

凛「マヨネーズの話なんてしてたっけ?」

絵里「聞いてたんじゃないの?」

穂乃果「いつの話?」

絵里「あなた達が入ってくるちょっと前の話よ。本当にちょっと前の」

凛「あ~あれだよ!その時はもう穂乃果ちゃんと乱入しようかって話し合ってたからちゃんと聞いてなかったんだよ」

穂乃果「あ~そうだね」

ことり「えっと。それじゃあ、なんの話かな?」

穂乃果「ほら~。絵里ちゃんが私に恋人が出来たら審査するとか言ってたじゃん」

絵里「冗談でね」

穂乃果「冗談かどうかはいいんだけど」

ことり「いいの?結構重要じゃないかな?」

穂乃果「まあ、そこはこの場ではなんとでも言えちゃうからさ」

凛「意外と冷静だよね」

穂乃果「そうなの。で、聞きたいのはさ。まあ、審査するとしてね?どんな人を連れて来たらオッケーが貰えるの?」

絵里「どんな人って…だから、取り敢えず誠実でなきゃダメよ」

穂乃果「じゃあ、割と簡単に審査は通りそうだね」

凛「え~簡単かな?」



穂乃果「だ~って、そんなに不誠実な人っていなくない?ねえ?」

ことり「そうかも」

凛「でもさ、そもそも誠実って何を持って誠実と言うんだろう?」

穂乃果「嘘をつかないとか?」

凛「じゃあ、穂乃果ちゃんはダメだね」

穂乃果「まあね。今も海未ちゃんに嘘を吐いて抜け出してきたくらいだからね」

絵里「え?そうなの?練習?」

穂乃果「じゃないよ」

ことり「あれ?今日は練習の予定だよね?」

凛「雨が降ってきたかし二人も居ないから次のテストに備えて勉強会をやろうって」

穂乃果「勉強会ってねえ?まだテスト期間でも何でもないのに」

凛「だよね」

穂乃果「何だかんだで赤点も取ったことないしね!勉強なんて一週間前からで余裕だよ」

凛「その通りにゃ~」

絵里「成る程。戻りなさい」

穂乃果「え?」

絵里「海未に見つかって怒られる前に戻りなさいと言ってるの」

穂乃果「え~もうちょっとだけ」

絵里「優しく言ってる内に動く!」

凛「でも」

穂乃果「凛ちゃん。今日は大人しく帰ろう」

凛「は~い」

穂乃果「それじゃあ、短い時間でしたけど。お邪魔しました~」

凛「ばいにゃ~」

穂乃果「え?何それ?」

絵里「はあ、一旦CMです」

絵里「μ'sのスクールアイドル放送局~!さて、穂乃果と凛は帰ったけど本当自由よね?あの二人は」

ことり「穂乃果ちゃんだからね…」

絵里「まあ、せっかく学校から放送してるんだしこれくらいのサプライズと言うかハプニングがあっても良いのかもしれないけど。じゃないと意味がないものね」

ことり「あははは、うん」

絵里「本当自由。私とことりって珍しいツーショットなのに」

ことり「え?そうかな?」

絵里「そうじゃない。二人で遊んだりとかだってないし。いつだって誰かしらいるでしょ?」

ことり「うん…」

絵里「私楽しみにしてたのよ?」

ことり「本当?」

絵里「本当よ。だって本当に無かったでしょ?」

ことり「そうだね。やっぱり希ちゃんが一番多い?」

絵里「そうなるわね。希と…次に穂乃果かしら?妹の事もあるし」

ことり「海未ちゃんとも多いよね?」

絵里「そうね~。海未も比較的多いわね」

ことり「穂乃果ちゃんとも海未ちゃんとも二人でって多いのにどうして私と絵里ちゃんはあまりないのかな?」

絵里「海未と私は練習のまとめ役に回る事が多いってのもあると思うわ。後はやっぱり9人で行動する事が多いから。だから今日は楽しみにしてたの」

ことり「うふふ。うん、私も楽しみだったよ。って言うか楽しいよ」

絵里「でね、まあ…ほら?あったじゃない?お互い入れ替わってみようなんて事が」

ことり「インパクトをって?」

絵里「そうそう。あの~、リスナーの皆んなには何の事か分からないわよね?まあ、μ'sがこの先勝ち上がっていくにはどうすれば良いかってメンバー間で話し合った事があったんですけど。その時…なんであんな話になったんだっけ?」

ことり「希ちゃんじゃなかったかな?」

絵里「そうだっけ?海未だった様な気もするけど」

ことり「海未ちゃんは何かを変えてみようって言ったんだと思うよ?」

絵里「あ~、そうかも。で、まあ…インパクトが必要だと。で、メンバーでお互いに成り切ってみようってなったのよ」

ことり「今、冷静になって考えるとおかしいよね」

絵里「どうかしてたのよ、皆」

ことり「結構焦ってたしね」

絵里「ええ。で、あの時ことりは私に成りきってたじゃない?私は花陽だったけど」

ことり「うん。そうだね」

絵里「どうだったの?」

ことり「どうって?」

絵里「私に成り切ってみてね、どんな風に感じたのかなって」

ことり「どんな風って…ん~」

絵里「何かあるでしょ?」

ことり「絵里ちゃんって私と正反対でキリっとしてるから。なんか演じてて新鮮でした」

絵里「なんか女優みたいなコメントね」

ことり「あっ、そう言うつもりではないんだけど」

絵里「でも、そうね。ことりと私って正反対とは言わないけどタイプは違うものね。ことりは本当理想の女の子って感じだし」

ことり「そんな事ないよぉ」

絵里「そんな事はあるわよ」

ことり「でも…うん。じゃあ、褒め言葉として受け取っておくね」

絵里「ええ、そうして。本当に褒め言葉だから。あと、私ってそんなにハラショーって言ってないと思うんだけど…まあ、いいんだけどね」

ことり「えへへ。絵里ちゃんの花陽ちゃんの真似も可愛かったなぁ。リスナーのみんなにも見せてあげたいよ」

絵里「結構上手だったでしょ?」

ことり「うん」

絵里「でも、花陽と言えば…花陽のにこのモノマネは完璧だったわよね。完コピと言っても良いくらい」

ことり「にこちゃんは実は納得言ってなかったみたいだけどね」

絵里「本人だけね。あと、実は穂乃果も軽くショックを受けてたみたいだし」

ことり「ビックリしてたもんね、穂乃果ちゃん」

絵里「顔が引きつってたんでしょ?」

ことり「うん。でもね、正直私もにこちゃんの私の真似を見た時ちょっとビックリしたよ。私ってこんな感じなんだって。さっき絵里ちゃんは褒めてくれたけど…」

絵里「そうなの?」

ことり「うん。私ってこんなにゆるゆるな感じなんだ~って思っちゃった」

絵里「まあ、確かに。私だってこんなにハラショーって言ってるかな?とか思ったし。っていうか言ってる?」

ことり「それは…やっぱり、絵里ちゃんを演じてるって分かるようにちょっと過剰に言ったのかも」

絵里「そう言う事だったのね」

ことり「うん」

絵里「そっかぁ。さてと、じゃあきりの良いところで曲を紹介」

ことり「はい。それではμ'sでNo brand girlsをお聞きください」

絵里「はい。ただ今お聞き頂いた曲は私達μ'sでNo brand girlsでした。さあ、曲を紹介した所でそろそろエンディングなんだけど」

ことり「あっという間だね」

絵里「そうね。なんかもっと二人でお話ししたかったんだけど。この後二人で食事でも行く?反省会でも兼ねて」

ことり「いいね。実はね行ってみたいお店があるんだけど」

絵里「あら?そうなの?」

ことり「うん。チーズケーキの美味しいお店があるの。そこに行かない?」

絵里「良いわね。感想は次の機会にでも。さて、次回は……海未と凛と…にこか」

ことり「3人なんだ」

絵里「海未の負担が凄そうなメンバーね」

ことり「あはは…どうだろうね?」

絵里「でも、海未と凛って相性が凄いいいのよね」

ことり「そうだよね。なんか姉妹みたいだもん」

絵里「楽しみね。海未と凛」

ことり「にこちゃんもね」

絵里「さあ、お別れの時間ですので」

ことり「はい。それでは最後までお聞きいただきありがとうございました。パーソナリティを務めさせて頂きましたのはμ'sの南ことりと」

絵里「賢い可愛いエリーチカ!事、絢瀬絵里でした。それではおやすみなさい」

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