P「助けてくれ幸子!地球がやばいんだ!」
幸子「……何言ってるんですか?」
P「早く魔法少女サチーコになって地球を救ってくれ!」
幸子「な、何言ってるんですか本当に…。別に地球はやばくも何ともないですし…。それにあれはあくまでハロウィンの仮装ですよ。本当に魔法少女になれる訳では無いので…」
P「幸子こそ何を言ってるんだ!窓を見てみろ!!」
幸子「窓……?ってうわぁぁぁ!なんですかあの怪物っっ!!」
P「だからやばいって言ってるだろ!あの怪物がさっきから暴れてるんだよ!!」
幸子「あわわわ…それならそうと早く逃げましょうよ!ここにいたら危ないですよっっ!」
P「地球最後の希望のお前が逃げてどうする!」
幸子「ち、地球最後の希望…?」
P「そうだ!幸子!!魔法少女サチーコが地球最後の希望なんだ!!あの怪物を倒せるのはお前しかいないんだ!!だから頼む!変身して倒してくれ!!」
幸子「えええええ…で、でも…でも…変身の仕方とかよく分かりませんし…っていうか魔法少女ではないですし…」
P「ほら、この魔法のステッキで…なんかこう…呪文唱えたら変身できるだろ!?」
幸子「ええええ…。ううううなんだかよく分からないですけど…とにかくやってみますよ!!!!」
安価
↓1
ステッキを使ってどうすれば魔法少女サチーコになれる?
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1541594484
幸子「う、うーーん…振っても回しても…変身できませんね…」
P「むむむ……ハッ!そのステッキを持って地上30m以上の高さからバンジーしたら変身できるんじゃないか?」
幸子「は?」
P「そうだ!そうに違いない!屋上に行こう!」
幸子「ちょ、ちょ、待ってくださいよ!!何言ってるか訳分からないですし!仮に屋上に行ってもバンジージャンプできるような設備ないでしょう!」
P「大丈夫だ!いつでもできるように前々から設備を用意しておいたんだ!」
幸子「何も大丈夫じゃないです!!」
~屋上~
幸子「本当にバンジージャンプできるようになってる…」
P「さあ幸子!急ぐんだ!」
幸子「どうしてこんなことに…」
P「地球を救うためだ…」
幸子「誰かボクを救ってくれる人はいないんですかね」
P(そう言いながら手際よくバンジージャンプをする準備をしている…プロやな幸子…)
幸子「こんなことで変身できるとは思いませんがやるだけやりますよ…」
P「頼むぞ!」
幸子「うぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁ」ピョーン
P(本当にこんなので変身できるのか…?)
幸子「うわぁぁぁ…!?」(ステッキが…光を…!)
ピカーン
幸子「……!?あ、あれ…ボクの体が…浮いてる!?」
P「おお…!マジか…!変身したぞ!魔法少女サチーコに!!」
幸子「ふ、服も変わってる…!!ボク、本当に魔法少女だったんですか!?」
P「いいぞ幸子!!そのまま怪物を倒しに向かってくれ!」
幸子「は、はい!分かりました!やってみます…!」
幸子「とは言ってみたものの…あんな怪物を倒すなんて出来るんでしょうか…」
安価
↓1
どんな怪物?
幸子「…あんなムキムキのゴキブリ…どう倒せば…」
プルルル
幸子「あっ…電話が…。はい、もしもし」
P「おお、幸子。繋がってよかった…。どうだ?倒せそうか!?」
幸子「い、いやぁ…全く勝てる気がしません…」
P「そんな弱気なことを…」
幸子「だって…動きがやたら素早いですし気持ち悪いですし…ムキムキですし。勝てる気がしませんよ…」
P「任せておけ!俺が弱点を調べてやる!!どうやら火星ゴキブリと言われているそうだ。…弱点は…喉だ!喉を潰せ!」
幸子「ええぇ…の、喉…」
P「魔法を使えば何とかならないか?」
幸子「またそんな簡単に言いますけどねぇ…」
ゴキブリ「……!?じょ…じ…ジョージ!」
幸子「ひええええ気づかれました!!」
幸子(こうなったらとにかくやるしかないですね!!)
安価
↓1
幸子の魔法とは一体どんな魔法…?
幸子「え、ええい!何かしら出てくださいいー!出来ればカワイイ魔法!」
P「こ、こんな時にカワイイとかそんな…」
ドシューンン!!
幸子「えっ……」
ゴキブリ「」
P「えっ…」
幸子「えっと……今何かしら…魔法がゴキブリに当たりましたよね…?」
P「た、たぶんな…」
幸子「で…その後ゴキブリが動かなくなったんですが…」
P「…し、死んだのか?」
幸子「分かりませんが…もしかしたら死んだのかも…」
P「…えぇ…何その魔法…全然カワイくない…エグ…」
幸子「な、何引いてるんですか!!!!い、いいじゃないですか!地球の危機を救ったわけですし!!」
P「う、うん…そうだね…ありがとうサチーコ…」
幸子「ちょっと!!こっちはいろいろ体張って頑張ったんですよ!?酷くないですか!?」
こうして魔法少女サチーコのおかげで地球は救われたのだ…
だがしかし、再び地球に危機が訪れた!!
P「幸子!!!助けてくれぇ!」
幸子「ま、またですか!?」
P「地球がやばいんだ!」
幸子「はいはい、で、次の怪物はどんなのですか?」
P「次は怪物じゃないんだ…」
幸子「と言いますと?」
P「地球に巨大隕石が迫ってるんだ!!!」
幸子「えええええそれホントですか!?」
P「本当だ!!!もしその隕石が落ちたら…地球は真っ二つになってしまうらしい…」
幸子「かなりやばいじゃないですか!!」
P「そうなんだ…!だから頼む!変身して助けてくれ!」
幸子「まったく…仕方ないですね…。まあ、ボクには強力なあの魔法があるのできっと何とか」
P「無理だ…あのエグい魔法では…無理なんだ!!」
幸子「えっ?」
P「あの魔法は…おそらくら対象の命を奪う魔法…。確かに強力な魔法だ。だがしかし!!今回の敵は隕石!!命がないんだ!」
幸子「あっ…なるほど…」
P「そう…だから…何か新しい魔法でぶっ壊してくれ!!」
幸子「そ、そんな…急に言われても…」
P「頼む!もうすぐそこまで迫ってるんだ!考えてる暇はない!早くバンジージャンプをするんだ!」
幸子「地球の危機が迫ってるのにバンジージャンプをしないといけないなんて…どういう事なんですかこれは…」
幸子「魔法少女サチーコ参上!」
P「よし、今回も無事変身成功だな!」
幸子「はい!」
P「あと5分後に地球に到達するようだ…!それまでに新たな魔法を編み出してくれ!」
幸子「簡単に言いますね…」
P「…すまんな…いつもいつも幸子に頼り切りで…。本当は俺が体を張って守ってやらないといけないのに…」
幸子「…」
P「幸子…。この戦いが終わったら…お前に伝えたいことが」
幸子「無理に死亡フラグ立てようとするのやめてくださよ!!」
P「あと4分しかないぞ!」
幸子「誰のせいで無駄に時間くってると思ってるんですか!!!」
幸子(全く…隕石を破壊したら後でPさんにバンジージャンプさせましょう…)
ラスト安価
↓1
幸子が隕石を壊すために放つ魔法はどんな魔法!?
コンマ00~60で隕石破壊成功でハッピーエンド!
61~99で隕石破壊失敗のバッドエンド?
どちらに転んでもギャグ展開なので気軽に安価お願いします。
幸子(何か新しい魔法…新しい魔法…)
P「どうだ!?」
幸子「……思い浮かびません!」
P「えええええ!!!」
幸子「こうなったらすてみタックルですよ!」
P「マジか幸子!?」
幸子「いつだって地球を救うヒーローは最後は体を張ってぶつかるものです!!任せてください!!」ビューーン
P「さ、さちこー!!!!」
幸子「うおおおおお全力のタックルー!!!!」
幸子「うおおおおお!!!…っっうぅ…隕石…すごいエネルギー…やっぱり…無謀…だったのかも…」
P「さ、さちこー!!!幸子ーー!!!!!」
~~~~~~~~~~~~
P「幸子起きろー!!」
幸子「はっ!!??」
P「やっと起きたか」
幸子「い、隕石はどうなりました!?ボクは…隕石に勝ったんですか!?」
P「隕石に勝つ?何の話だ?」
テレビ『○○県△△市の畑で隕石の欠片が発見されました…この隕石を調べたところ……』
幸子「……あれ…これはもしかして…」
P「夢でも見てたのか?随分とうなされてたみたいだが」
幸子「…誰のせいだと思ってるんですか…」プンスコ
P「えっなに。俺なんかしたの?」
幸子「別に…」
幸子(夢ですか…。まあ、そうですよね…。夢でよかったです。でも何だか、ちょっと悲しいような気持ちも…)
P「う、うわぁぁぁゴキブリだぁぁ!!!!」
幸子「ご、ゴキブリ!?火星ゴキブリ!!??」
P「み、見ろあそこ!!冷蔵庫の下のあたり!!」
幸子「えっ…。あ、あぁ…普通のゴキブリですか」
P「何ほっとしてるの!?ちょ、俺ゴキブリ無理だから幸子!頼む!」
幸子「な、何言ってるんですか!情けない!!こういう時こそボクを守ってくださいよ!」
P「む、むりむりむり!虫無理だから!」
幸子「ボクも無理ですよ!!っ!うわぁ!ゴキブリが飛んできたー!」
P「ふおぉおぉおぉ!!!」
幸子「う、うわぁぁぁ!!【すてみタックル】」
P「グホォ…な、なんで俺にタックルを…」
幸子「 Pさんがいつもいつも情けないからですー!!」ビューーン
~Bad End?~
思いつきで安価スレやってみました。
お付き合いいただきありがとうございました。
皆さんも今から寝て魔法少女サチーコの夢を見てください。
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