凛「お願いあーにゃん、私に猫キャラを伝授して」
アーニャ「だ、ダー…私で良ければ…にゃ」
みく「なんでにゃああああ!?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376106425
http://i.imgur.com/14CZxbj.jpg
http://i.imgur.com/r8CpyLO.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/6HtqcaV.jpg
http://i.imgur.com/hddJNDo.jpg
前川みく(15)
http://i.imgur.com/PcIh709.jpg
http://i.imgur.com/1HgBjwQ.jpg
アナスタシア(15)
みく「り、凛チャンひどいにゃ! みくというものがありながら…」
凛「ごめん、みく……でも、もう決めたことだから」
みく「そ、そんにゃ…」
アーニャ「え、エット…二人はそういう関係ですか?」
凛「違うよ、でもみくのことは尊敬してる。アイドルとしても、ライバルとしても」
みく「り、凛チャン!」
アーニャ「シトー? では、なぜ私に…?」
凛「みくは、みくの猫キャラは…その…懐き過ぎというか…」
みく「にゃ!?」
凛「語尾をわんに変えたらまんま犬キャラでも通用しそうというか……」
みく「にゃわん!?」
アーニャ「ヤー、それは確かに…」
凛「猫って、もっときまぐれって言うか、高貴って言うか…なんて言えば良いかな…その、あくまで私のイメージだけど…」
のあ「かまってあげたい時はツレないのに、甘えてくる時はこちらの都合などおかまいなし…、賢く、自由気儘で誇り高い…それが猫…」
凛「のあさん!」
のあ「違うわ凛……いえ、しぶにゃん。私のことはのあにゃんと呼んで……にゃん」
みく「み、みくは…いつのまにか牙を折られていたのにゃ? Pチャンに飼い慣らされて、爪を綺麗に切り揃えてしまっていたのにゃ…?」ブツブツ
アーニャ「ヤー…みく、気を確かに…私はみくの猫キャラも好きです…にゃ」
みく「も、もう良いにゃ! 凛チャンのアホー!! のあにゃんにハンバーグ食べられてしまえば良いにゃ!」ネコダッシュ
凛「待ってみく! 私は、そんなつもりじゃ…」
のあ「良いのよしぶにゃん……みくなら放っておいても問題ないわ」
アーニャ「ヤー、みくは自分を曲げません。すぐに帰ってきます…にゃ」
凛「そ、そうかな?」
のあ「ではしぶにゃん、……思う存分、あーにゃんから猫キャラを学ぶといいわ」
凛「そ、そうですね。……よろしく、アーニャ」
アーニャ「ダー、…で、ですが…何から始めればいいのか…にゃ?」
凛「そんなに難しく考えなくても良いよ、ちょっとしたコツとか教えてくれれば…」
アーニャ「コツ…ですか? うぅん…難しいです。のあにゃん、何かサイヴィエット…アドバイスをください」
のあ「……本当はあまり私が手だししない方が良いと思うけれど、……ふむ」
???「お、なにやらおマネーの匂いが…」●REC
【衣装部屋】
アーニャ「謎の事務員さんにも許可を頂けたので、……まず自分に合ったネコミミを選びます…にゃ」
凛「な、なんかすごいね。こんなにいっぱいネコミミあったんだ…」
のあ「……みくが一時期、猫アイドルを布教しようとしていた時の名残ね」
凛「自分で自分のアイデンティティをクライシスさせようとして…というか、それに気付いてなかったんだね…」
アーニャ「ダー、…でも、そのおかげで今の私たち…にゃんにゃんにゃんがあります」
のあ「その点は感謝してもし足りないわ……みくと出会えて本当に、本当に良かった」
凛「……のあさん」
のあ「あんなに弄りがいのある子は他にいない……ふふふっ」
凛「…あー、うん、そうですね」
アーニャ「真顔で笑うのあにゃん…ちょっと怖いです…にゃ」
【ネコミミモードでーす♪】
凛「ど、どうかな…にゃあ?」ネコミミ
アーニャ「ミルウェイ…とっても可愛いです、しぶにゃん」
のあ「あとはネコシッポね……ネコの手もあるけど、どうする?」
凛「う、うーん、とりあえず今はネコミミだけで良いです…ちょっと、恥ずかしいかも…」
アーニャ「ヤー、大丈夫です。少しずつ慣らしていきましょう」
【事務所(衣装部屋の外)】
アーニャ「では次は、ジュエス…猫のしぐさを学びましょう…にゃ」
凛「わかった、……どうすれば良い?」
アーニャ「実地で覚えましょう、私がモディエ…お手本を見せます…」
凛「それを私が真似すれば良いんだね?」
アーニャ「ニェット…違います、私の真似ではダメです…にゃ」
のあ「なるほど……、あくまであーにゃんは道を示すだけだということね」
凛「……つまり自分で、その…猫キャラらしさを考えろってこと?」
アーニャ「ダー、そうです。ニュズリアウェ…私もまだまだ未熟ですから、偉そうに何かを言う資格はないです…にゃ」
凛「そっか、うん。……わかった」
のあ「……特徴的な猫のしぐさと言えば、スリスリ、ごろにゃん、ねこぱんち☆などがあるわ」
凛「何か、……覚悟はしていたけど、結構恥ずかしそうだね?」
のあ「恥ずかしがってもいいのよ、……それもまた味なのだから」
アーニャ「ダー、猫キャラは人それぞれですから…」
凛「そうだったね、……それに、これは良い『恥取り』の練習になるかも」
アーニャ「ヤー、確かにそういう要素もありますね。…では、早速やってみます…にゃ」
モバP「んー、何で今日に限ってこんなにデスクワークがあるんだろう…」カタカタ
モバP「ちひろさんは何か用事とか言ってどっか行っちゃうし…」カタカタ
<ニャー
モバP「ん? 猫の鳴き声?」フリムキ
あーにゃん「にゃー」ネコミミシッポニクキュウ
モバP「……おぅ?」
モバP「ど、どうしたアーニャ? 今日は猫パーツをフル装備なんだな?」
あーにゃん「ニェット…違います、私はあーにゃんです…にゃ」
モバP「そ、そうか…確かにお前はあーにゃんだけども」
あーにゃん「ダー、そうです…にゃ」
モバP「……」
アーニャ「……」
モバP「……」
あーにゃん「にゃー」スススッ
モバP「!?」ビクッ
あーにゃん「プロデューサー、プラヴォータツ…これは何のお仕事ですか…にゃ?」ズイッ
モバP「あ、ああこれは今度のイベントの企画書…って近いアーニャ顔が近い!」
あーにゃん「シトー? 顔が近くてはダメ…にゃ?」ズズイッ
モバP「い、いや…別にだ、ダメでは…いややっぱダメダメ!」タジッ
あーにゃん「ダー、わかりました」ピタッ
モバP「(な、なんだなんだ何なんだ! 俺なんか悪いことしたのか!? )」
あーにゃん「……」ジー
モバP「(……に、にしてもアーニャってやっぱ綺麗な瞳してるな…)」
あーにゃん「……」ジィー
モバP「(蒼く透き通ってて、まるで彗星みたいな……)」
あーにゃん「……」フイッ
モバP「(お、目を反らされた…残念…)」
あーにゃん「プロデューサー、リチョ…肩を揉んで良いですか…にゃ?」
モバP「か、肩揉みか? ま、まあそりゃありがたい…けど、……その肉球でか?」
あーにゃん「ヤー、では行きます…にゃ」ニクキュウ
モバP「う、うん。お願いするよ」
あーにゃん「……」モフッ
モバP「お? ふむ…」
あーにゃん「……」モフッモフッ
モバP「(……肩揉みっていうより肩叩きだな、これ)」
あーにゃん「……」ピタッ
モバP「……ど、どうした? もう終わりで良いのか?」
あーにゃん「にゃー」ギュ
モバP「はうあっ!? だ、抱き!?」
あーにゃん「にゃあ…んん…」スリスリ
モバP「うおお! ちょ、ちょっと待ってアーニャ、そ、それはまずいって!!」
あーにゃん「プロデューサー…ヤー リュブリュー ティビャー…にゃ」スリスリギュッ
モバP「にゃああああああああっ――!?」
???「うーん、マーヴェラス…にゃ」●REC
凛「……あ、あすなろ抱き!?」
のあ「ふむ、……中々の破壊力ね、おそらく無意識にだけど『あててんのよ』も実行しているわ」
凛「す、すごい…アーニャってあんな大胆だったんだ…」
のあ「……いえ、と言うよりは……スキンシップに親しみがあるのかもしれないわね」
凛「あ、そうか…ロシア人とのハーフだから…? で、でも本当にそれだけ…ですかね?」
のあ「……さあ、どうかしらね。……さて、あーにゃんが帰ってくるわ」
ちひにゃんも書くんだよね?(威圧)
アーニャ「ニャルブネィ、緊張…しました。どうでしたか…にゃ?」
のあ「……文句のつけようがないわ、流石ねあーにゃん」
凛「すごかった、……まさに理想の猫キャラだったよ」
アーニャ「ヤー、恐縮です…」
凛「……あ、そうだ。最後あーにゃんは、何て言ってたの?」
アーニャ「それは…、えと…シクリエッ、秘密です…にゃあ」メソラシ
のあ「……ふふっ」
凛「んー?」ジトー
アーニャ「さ、さて…では次は、しぶにゃんに挑戦してもらいます…にゃ」
凛「う…、そうだよね。……わかった、私なりに頑張るよ」
のあ「気負うことはないわ、しぶにゃん。……ありのままの貴方をぶつければいい」
アーニャ「ヤー、それと困ったらにゃあ、です…にゃ」
凛「困ったら、……にゃあ?」
アーニャ「そうです…にゃ」
のあ「…………にゃん、でも良いわ」
凛「う、うん、わかった…にゃあ」
モバP「あ、アーニャがおかしい…何だったんだあれは…あと少し長引いてたらや、やばかった……」ハァハァ
モバP「い、イタズラだとしたら、……みくか、みくの仕業なのか? いや、でも…」
<ニャー
モバP「……」
<にゃ…にゃー
モバP「……またか」フリムキ
しぶにゃん「にゃ、にゃあ…」ネコミミ
モバP「おおぅ…」
モバP「な、なあ凛…どうしたんだ、ネコミミなんて着けて?」
しぶにゃん「……にゃー」
モバP「……うん、にゃーはもうわかったから」
しぶにゃん「……」
モバP「……」
しぶにゃん「………………………にゃん」
モバP「(……どーすりゃいいんだこれ)」
しぶにゃん「あの…プロデューサー?」
モバP「……な、なにかな?」
しぶにゃん「その…ネコミミ、どうかな? じゃなくて、どうか…にゃ?」
モバP「え、いや…うん。似合ってるし、可愛いと思うけど…」
しぶにゃん「……そ、そう、良かった…ありがと…」
モバP「お、おう」
しぶにゃん「……」
モバP「……」
しぶにゃん「……にゃあ///」テレッ
しぶにゃん「あ、ご、ごめん…仕事の邪魔…だよね?」
モバP「え、…あ、いや…それは、大丈夫だけど」
しぶにゃん「そ、そうかにゃ?」
モバP「そ、そうだ…にゃ」
しぶにゃん「……」
モバP「……」
しぶにゃん「あの…お仕事、してるとこ…見てても、良いか…にゃ?」
モバP「へっ? そりゃ別に構わないけど…」
しぶにゃん「うん、わかった…にゃ」
モバP「……」カタカタ
しぶにゃん「……」ジィ
モバP「……」カタカタ タァーン
しぶにゃん「……」ジィー
モバP「(つかず離れずの絶妙な位置にいるんだよな…さっきから…)」
しぶにゃん「タイピング…」
モバP「えっ?」
しぶにゃん「タイピング…早いんだね…、すごい…にゃ」
モバP「そ、そうか? こんなの慣れちゃえばどうってことないと思うが…」
しぶにゃん「そう、なのか…にゃ?」ジィー
モバP「(……なんか恥ずかしいな、見てて面白いもんでもないだろうに…)」カタカタ
しぶにゃん「……」
モバP「……」カタカタ
しぶにゃん「……」ジィ
モバP「(な、なにこれ気まずい…何か話題…話題は…)」カタカタ
しぶにゃん「……あっ、そうだ…」チラッ
モバP「ん?」
しぶにゃん「……じっと、して…にゃ」ズイッ
モバP「にゃ!?」タジッ
モバP「あ、あの…?」
しぶにゃん「……にゃあ」オズオズ
モバP「(なになに!? なんで手を伸ばして迫ってくるんですかしぶにゃん!?)」
しぶにゃん「……動かないで、…にゃ」ソッ
モバP「い、いや凛…これは、まずいって」タジタジッ
しぶにゃん「……んっ」クシャ
モバP「う、おお? って…か、髪の毛…触って?」
しぶにゃん「……あ、意外と…似合う…にゃ」
モバP「……?」ネコミミ
しぶにゃん「……おそろい…にゃ…ふふっ…」ニコッ
モバP「(うおっ、かわええ…じゃなくて!)」
モバP「り、凛? そろそろ離れてくれると…」
しぶにゃん「あ、ごめん…お仕事の邪魔…だよね?」サッ
モバP「い、いやそういう訳ではないんだが……」
しぶにゃん「……………にゃあ?」キョトン
モバP「……いや、なんでもないよ、うん」
モバP「……」カタカタ
しぶにゃん「……」ジィ
モバP「……えっと、この部分がこうだから…」カタカタ
しぶにゃん「……」スッ
モバP「……」カタカタ タァーン
しぶにゃん「……」スススッ
モバP「(……ん? なんか凛のやつ、また近づいて…)」
しぶにゃん「……にゃー」コテン
モバP「!?」ビクッ
アーニャ「プロデューサーの肩に頭をもたれましたね、しぶにゃん…」
のあ「……いよいよ仕上げに入るようね、チョコンと軽く乗せただけなのがいじらしいわ」
アーニャ「ヤー、どちらかといえば凛はサヴァーカ…犬キャラっぽい印象だったのですが…」
のあ「……そうね、でもこれなら…猫キャラでも充分行けそうね…」
アーニャ「…みくのアイデンティティがまたクライシスですか…にゃ?」
のあ「……良いのよ、そうであればあるほど、みくはおもしろ芸人として…いえ、アイドルとして輝くのだから」
アーニャ「……のあにゃんはちょっと、みくが好きすぎです…にゃ」
のあ「そんなことはないわ……ふふふっ」
しぶにゃん「……ねえ、プロデューサー?」
モバP「お、おう…、なんだ?」
しぶにゃん「……私、その…愛想ないから…あんまり伝わってないかもしれないけど…」
モバP「……」
しぶにゃん「……いつも、ありがとう…プロデューサーには、感謝してる…にゃ」
モバP「……なんだ、もしかしてそんなこと言うために猫キャラなんてやってたのか?」
凛「そ、そんなことって…私は…」
モバP「そんなこと、言わなくてもわかるよ」
凛「えっ?」
モバP「……当たり前だろ、俺と凛の仲なんだからさ?」
凛「………………………………にゃあ?」キョトン
モバP「な、なんだよ…そのリアクション…何かおかしなこと言ったか俺?」
凛「い、いや…その…」
モバP「……」
凛「そっか…そうだよね…」
モバP「そうだよ、当たり前…だろ?」
凛「うん、当たり前…だよね、…ふふっ」スリッ
モバP「お、おい凛…? ちょ、ちょっと…」
凛「………………………………… にゃあ♪」スリスリ
モバP「(ぐっ…か、かわええ…くそう…)」
???「ふふっ…色んな意味で価値のある映像が撮れました…にゃ」●REC
アーニャ「あ、しぶにゃんが戻ってきました…にゃ」
凛「ただいま。えと……どうだったかな?」
のあ「……これ以上ないくらい素晴らしかったわ、しぶにゃん」
アーニャ「ヤー、私も学ぶ点がたくさんありました…流石はしぶにゃんです…にゃ」
凛「そ、そう…ありがとう…ふふっ」
のあ「いっそ、いなくなったみくの代わりとしてにゃんにゃんにゃんにスカウトしたいくらいよ」
アーニャ「ヤー、そうです…ズヴェズダ…星になったみくもきっとそれを望んでいます…にゃ」
凛「そ、そんな…そこまでは…」
みく「――ちょっと待つにゃあ!! みくはまだ生きてるのにゃ!?」
アーニャ「プリヴェート…おかえりなさい、みく♪」
凛「みく、帰ってきてくれたんだ…良かった」
みく「ま、まったく油断も隙もないにゃ! ちょっと目を離した隙にユニットを追い出されそうになるにゃんて…」
のあ「来たわね……待ちかねたわみく、…………心配したわ」ズイッ
みく「へ? あ、あの…のあにゃん?」タジッ
のあ「急にいなくなって、淋しかった……」ギュッ
みく「――にゃにゃ!? にゃ、にゃんと…」
のあ「いじわるばかりしてごめんなさい……もう離さないわ、みく」ギュウッ
みく「の、のあにゃん…そ、そんなにみくのことを……?」
???「およ、まさかのキマシ…にゃ?」●REC
のあ「……当たり前よ、みく。貴方は私の、大切な……」ギュウウ
みく「うにゃっ…! あ、あの…ていうかのあにゃん、ち、ちょっと痛いにゃ…」ミシミシ
のあ「…………………………………………………にゃん」ギュウウウウウウウウ
みく「にゃあああ!? さ、鯖折り!? あ、アカンってのあにゃあああああああ!?」バキバキバキバキ
みく「ひ、ひどいにゃ…のあにゃん、あんまりだにゃ…!」フラフラ
のあ「……ごめんなさい、みく。……サカナが嫌いだったのよね?」
みく「にゃるほど鯖折りだけに……ってやかましいにゃ!? 」
のあ「……サカナが嫌いだったのよね、猫キャラのくせに聞いて呆れる」
みく「なんでより辛辣な感じで言い直したのにゃ!?」
凛「ホントすぐコント始めるよね、この二人…」
アーニャ「ヤー、ウツィサ…勉強になります…」メモメモ
みく「う、うぅ…まあこの際のあにゃんはもう放っておくにゃ、かまってるとキリがないのにゃ…」
のあ「……つれないわね、みく? 貴方のお弁当のハンバーグを全部魚肉にするわよ?」
みく「え、ひどくない? ――ってだから、もうのあにゃんとは絡まないって言ったっしょ!」
のあ「えー」
みく「えーじゃないにゃ!! 」
アーニャ「ヤー、のあにゃん…みくが戻ってきてウキウキ…にゃ」
のあ「…………………………そんなことない、にゃん」ルンルン♪
みく「真顔でスキップは止めるにゃ! 見てて不安になるにゃあ!!」
凛「(仲良いなあ…にゃんにゃんにゃん…)」
みく「こ、こんなことしてる場合じゃにゃい……凛チャン!」ズビシッ
凛「え…あ、はい?」
みく「みくは、みくの猫キャラを否定した凛チャンに思い知らせてやるために帰ってきたのにゃ…!」
凛「思い知らせるって…あの、私はそもそも否定したつもりはなくて…」
みく「うーるさいにゃ! 凛チャンはあーにゃんの弟子……ならばみくも弟子を取って凛チャンをぎゃふんと言わせてやることにしたのにゃ!!」
アーニャ「ウチニィク、弟子…ですか?」
みく「そうだにゃ! 凛チャンもみくの弟子にならなかったことを後悔すると良いにゃ!」
のあ「……ふむ」
みく「という訳で、お待たせしましたにゃ! 前川印のセクシー&チャーミング直伝! 最強の猫キャラアイドルをご用意しましたにゃあ!!」
凛「ああ、もういるんだ弟子…仕事早いね…?」
みく「にゃはは、そうっしょ? ……さあ、お弟子チャン…かも~ん、にゃ!」
千枝「あ、あの…こんにちは…にゃあ」コネコアクマ
凛「え、ずるくない?」
みく「ずるくないっしょ! 何にもずるくないにゃあ!」
アーニャ「プリズリィアンネィ、卑怯です…にゃ」
のあ「えげつないわね、失望したわみく」
みく「なんでにゃあ!! 千枝にゃんカワイイっしょ!?」
凛「いや、カワイイけど…そういう問題じゃないでしょ?」
千枝「あ、あの…ごめんなさい…千枝、何か悪いことしちゃいましたか?」オズオズ
のあ「……いえ、千枝は何も問題ないわ。全てはこのおさかな食えないドラ猫が悪いの、追いかける価値もない…ね」
みく「え、ひどくない?」
みく「と、とにかく! 今から我がイチバン弟子の千枝チャンが格の違いを見せつけますのにゃ! 覚悟するにゃあ!!」
凛「……千枝、嫌なら嫌って言ってもいいんだよ?」
千枝「い、いえ…そんな…千枝は、大丈夫ですから」
アーニャ「シトー? もしかして、何かみくに弱味を…?」
千枝「ま、まさか…そんなことないです!」
みく「にゅふふ、何を言っても無駄にゃ! さあ、千枝チャン! セクシー&チャーミングなみくを見習って頑張るのにゃ!」
千枝「み、みくさんを見習って……え、えと…わ、わかりました…!」
みく「スリスリ、ごろにゃん、ねこぱんち☆ この基本さえ押さえておけば無問題にゃ!」
千枝「は、はい…千枝にゃん、頑張ります…にゃ♪」
のあ「……」
モバP「いやあ、今日は何か色々大変だなあ……」カタカタ
<ニャー
モバP「ってまたかよ…」フリムキ
<にゃー
モバP「……あれ、何もいないな? どっから聞こえてくるんだ?」
<にゃ…にゃあ…ゴソゴソ
モバP「ん、下から…ってうおお!?」
ちえにゃん「にゃ、にゃあ…♪」ネコミミネコシッポ
アーニャ「……ヤー、まっすぐ、迷うことなくプロデューサーの机の下に行きました…にゃ」
のあ「……」
凛「ちょ、ちょっとみく! あれはちょっと…」
みく「う、うわあ…いきなり股の間とか千枝にゃんパないのにゃ…」アゼン
凛「ち、千枝の自由意思…なの? そんな…」
アーニャ「い、一瞬で師匠の想定を超えていきました…にゃ」
凛「……の、のあさん! 止めなくて良いんですか?」
のあ「……」
モバP「……ち、千枝? 千枝もネコごっこしてるのか?」ネコミミ
ちえにゃん「そ、そういうモバPさんもネコミミです…にゃ?」
モバP「え? …あっ、ホントだ何これいつのまに…」サワサワ
ちえにゃん「あ、そのままで…その、…に、似合ってます…にゃ」
モバP「お、おう…そうか?」
ちえにゃん「はい、…千枝と、おそろいです…にゃん///」ウワメヅカイ
モバP「(……あ、これやばいやつだ)」
アーニャ「……しぶにゃんの置き土産…早速使われてます…にゃ」
凛「プロデューサーのネコミミ回収しなかったのは不覚だったね…」
みく「に、にゃはは! その調子にゃ千枝にゃん! もっとやったるにゃあ!!!」ニャッハー!
のあ「……」
千枝「(えと、最初は…スリスリ…)」
モバP「あの…千枝? ネコごっこは良いんだけど、机の下にいられるとだな…その…」
千枝「…にゃ、にゃあ…えいっ」スリスリ
モバP「はうあっ!? 内腿に頬擦り…だと!?」
千枝「(それで、…次は、ごろにゃん?)」
千枝「こ、こうかな? んしょ…にゃあ…♪」コテン
モバP「からの太股にその身を預けてきた…だと!?」
凛「――いやいやもう流石に止めないとダメでしょ!」
アーニャ「ダー、アウヴァリーニ…緊急事態です、さぁ早く…」
みく「ま、待つにゃ! まだ行かせないにゃ! まだ凛チャンにぎゃふんと言わせてないにゃ!」
凛「そ、そんなの後でいくらでも言ってあげるから! 良いから早くそこをどいて…」
<ね、ねこぱんち☆です…にゃ、イェイ♪
<ちょっと待て待て千枝ちょっとそこはリアルにやめっ…にゃああああああ!?
のあ「…………………………………アカン」
???「……え、えーと。お、おまわりさーん…あはは~」●REC
おわり
しぶにゃん誕生日おめでとにゃん
ネコキャラもっと流行ってください
おまけ
ちひにゃん「ち、ちっひにゃんだにゃあ! ……ち、ちひろは自分を曲げないよ!」ネコミミネコシッポ
ちひにゃん「ネコアイドルをゲットするにゃら、ガチャがい、一番です…にゃ」ネコミミネコシッポ
ちひにゃん「Pチャンも…が、ガチャを回してくれないと…ひっかいちゃうよ♪」ネコミミネコシッポ
モバP「うーんこのネコミミ課金おばさ…」
ちひろ「おぉ~ん?」
モバP「いえなんでもありまへん」
ホントに終わり
>>31
これで良いですかね?(震え
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません