レグルス転生シリーズ第二弾
前作
明佳里「スクメロ終了のお知らせ」
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の続きです
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[レグルス・チームハウス]
明佳里「暑~い…暑いよ真央ちゃ~ん…」
真央「明佳里先輩、あんまり暑い暑い言わないでください」
真央「余計に暑く感じるじゃないですか」
明佳里「うっ…ごめんね真央ちゃん… 」
渚「しかし暑いな…」
真央「本当そうですよね」
明佳里「真央ちゃん?」
香澄「みんな~、アイスティー淹れたよ~」
薫「わぁ!ありがとう香澄ちゃん!」
香澄「ビタミンもとらなきゃだからレモンティーにしてみたの~」
渚「こんな暑い日にはピッタリだな」
明佳里「いつまで暑いのかなぁ…」
薫「ええっと、私達が来たのが9月半ばだから、そろそろ秋分の日で涼しく…って、あれぇ…?」
真央「どうかしましたか?」
薫「うん、チームハウスに備え付けのカレンダーなんだけどまだ8月のままみたいで…」
明佳里「誰かめくり忘れちゃったのかな?」
真央「めくるも何も1枚しかありませんけど」
明佳里「本当だ、じゃあ9月のカレンダーを貰ってこないとだね!」
薫「でも1枚しかないカレンダーなんて初めて見たなぁ…」
渚「まさか…な」スッ
香澄「渚ちゃん?パトリを取り出してどうしたの?」
渚「いや、パトリで日付を…って、おいおい…」
明佳里「どうかした?」
渚「あー…みんなもパトリで今日の日付を見てくれ」
明佳里&香澄&真央&薫「…?」スッ
パトリ[2018年8月20日]パッ
明佳里&香澄&真央&薫「!?」
明佳里「えっ!?どういう事!?」
渚「少なくともこのチャンネルではまだ8月だって事…なんだろうな」
真央「ここはエテルノだから現実世界とは時の流れが違う…とかですかね?」
香澄「う~ん…でもこのチャンネルってエテルノも含めて隊長さんのチャンネルと月日がほぼ同じって聞いたよね?」
香澄「だったら現実世界でも8月なんじゃないかな~?」
真央「あの猫さんですか」
薫「イヴも可愛かったけど隊長さんも可愛いよねぇ」
薫「…って、待って!?現実世界でも8月って事はまだ…!」
明佳里「はっ…!私達のチャンネルに帰れるかも!?」
明佳里「とりあえず先生のところに行ってみようよ!」
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ティエラ「…という訳で、わたくしの所へ来たと」
明佳里「そういう事です!」
渚「それで…元の世界に戻れたりはするんでしょうか?」
ティエラ「以前にもお話ししましたが、このチャンネルの月日は隊長さんのチャンネルが基準になっています」
ティエラ「つまり、隊長さんのチャンネルが8月だから、こちらのチャンネルも8月という事ですね」
ティエラ「という事は、仮にあなた方がいたチャンネルがまだ存命しているとしても、それは隊長さんのチャンネルを基準に観測したあなた方のチャンネルであり…」
ティエラ「既に消えてしまったチャンネルとは似て非なるものでしょう」
渚「なるほど…だから日時にズレがあると」
渚「で、私達のチャンネルが存命だったとしても、それは私達の世界のパラレルワールド…という事ですか」
ティエラ「そういう事ですね」
薫「って事は、そこにはその世界の私達が居るだろうから、もしそんな所に私達が戻ったら…」
ティエラ「深刻なパラドックスが起きる可能性が高いですね」
明佳里「パラドックス?」
ティエラ「場合によっては、この宇宙が崩壊するかもしれないという事です」
真央「要するにバックトゥザフューチャー2ですか」
香澄「分かり易~い」
明佳里「そっかぁ…帰れないのかぁ…」
ティエラ「残念ですが…」
ティエラ「まぁ元々戻れないという話でしたし、むしろ夏休みがもう一度楽しめるぐらいの気持ちで元気出してください」
明佳里「そっか!まだこっちは夏休み中なんだね!」
渚「立ち直り早いな」
ティエラ「そういえば近くの境界に良い感じのリゾート地を見つけたので、後で行ってみてはどうですか?」
薫「リゾートでバカンスかぁ…!」
真央「でも水着なんて持ってないですよ?」
香澄「私達は海に行けなかったからね~」
ティエラ「あ、水着ならわたくしが用意しておきますからご心配なく!」グッ!
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明佳里「こうして私達はリゾートでバカンスしようという事になりまして…」
真央「誰に言ってるんですか?」
明佳里「みんなにだよ!」
渚「…それはそうとだな」
渚「何でスク水なんだよ!?」
渚「しかもゼッケンの名前が平仮名って!」
渚「これはもはやコスプレだよ!」
香澄「渚ちゃん落ち着いて!」
薫「まさか先生が用意してくれたのがスク水だったとはねぇ」
渚「こんなの今まで着たこと無いぞ…?」
香澄「確かに高校生が着る水着じゃないかな~」
薫「というより今時は小学生でも着ないような…」
明佳里「真央ちゃんは凄い似合ってるけどね!」
真央「バカにしてます?」
椿芽(スク水)「あっ!レグルスの皆さん!」
明佳里「椿芽ちゃん!」
真央「椿芽先輩も当然のようにスク水なんですね」
椿芽「えっ?だってスクールガールなんだからスク水を着るのは当然だよね?」
薫「スクールガールの括りが広すぎないかなぁ!?」
椿芽「皆さんも水着DEドン!をしに来たんですか?」
香澄「水着DEドン?」
椿芽「はい!この境界で流行ってるスポーツで…簡単に言うと尻相撲ですね」
レグルス「尻相撲!?」
椿芽「あっ、急に尻相撲って言われてもビックリするよね」
椿芽「えっと、尻相撲っていうのは主にお尻だけを使って相手を土俵から押し出すスポーツで…」
渚「いや、驚いたのは尻相撲を知らないからじゃなくて!」
渚「どうして尻相撲をしてるんですか!?」
椿芽「えっ、だってそこに水着DEドン!があるから…」
真央「そんな登山家みたいな事を言われてましても」
香澄「普通はなかなか尻相撲はしないんじゃないかな~」
薫「いくら流行ってるって言われてもねぇ…」
椿芽「でも今だってマリさんと小織ちゃんが水着DEドン!やってますよ?」
明佳里「あの2人ってそんな事するキャラだったの!?」
渚「キャラ崩壊も甚だしいな!」
椿芽「キャラ崩壊もなにも、これが本来の姿なんですけど…」
渚「それはそれでどうなんですか!?」
椿芽「とりあえず試しに1回やってみてはどうでしょうか?」
椿芽「実際にやってみたら考えも変わるかもしれませんし」
薫「変わるかなぁ…?」
香澄「う~ん、スポーツだと思えば多少は抵抗無いかもだけど…」
真央「じゃあ、とりあえず明佳里先輩がやるのを見てから考えましょう」
明佳里「真央ちゃん?」
椿芽「あっ、ではこちらへどうぞ!」
明佳里「私やるって言ってないよ!?やるって言ってないよ椿芽ちゃん!?」
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明佳里「うぅ…結局無理やり土俵に乗せられてしまった…」
渚「頑張れよー」
明佳里「他人事だと思って!」
ほたる「あはは、人身御供にされちゃいましたね」
リョウコ「明佳里ちゃんは水着DEドン!は初めてなんだっけ?」
明佳里「お、お手柔らかにお願いします…」
雪枝「初めてでも頑張って1番を目指しましょうね!」
明佳里「…そうだね!」
明佳里「よーし!やるからには1番最後まで残るように頑張るよ!」
椿芽「では始めます!」
椿芽「READY…」
椿芽「GO!」
ほたる&リョウコ&雪枝「!」ズアッ
明佳里「えっ」グラッ
ドボーン!
椿芽「明佳里さん脱落ー!」
真央「早っ」
明佳里「ガチ過ぎる」ザバー
明佳里「なにこの…なに!?」ビッショビショ
明佳里「あそこまで本気でやるゲームなの!?」
明佳里「ほたるちゃんもリョウコさんも雪枝ちゃんも人の良い顔して真っ先に私を狙ってきてさ!」
渚「瞬殺だったな」
椿芽「どうです?考えは変わりましたか?」
真央「ええ、悪い意味で変わりましたね」
香澄「やっぱり私は遠慮しておこうかな~」
薫「わ、私も…」
渚「じゃあチームハウスに帰るか」
真央「ですね」
明佳里「待って!?私だけ濡れ損じゃないかな!?」
渚「…ん?外に出られないな」ガチャン
椿芽「あっ、今はメンテナンス中なのでチームハウスには入れませんよ?」
香澄「メンテナンス中なら仕方ないね~」
椿芽「その代わり、大富豪と釣りとフィギュアスケートとボウリングとスノーボードとシューティングゲームと横スクロールゲームなら出来ますけど」
薫「メンテナンス中ぐらい休もうよぉ!?」
真央「何でメンテ中まで全力で遊んでるんですか!?」
椿芽「えっ…だって隊長さんが来るかもしれないし…」
香澄「そこは"メンテナンス中ですから"って帰って貰えばいいんじゃないかな~?」
椿芽「ただいまメンテナンス中です、終了までしばらくお待ちください」
渚「そうそう、そう言って…」
椿芽「ただいまメンテナンス中です、終了までしばらくお待ちください」
明佳里「椿芽ちゃん!?」
椿芽「ただいまメンテナンス中です、終了までしばらくお待ちください」
椿芽「ただいまメンテナンス中です、終了までしばらくお待ちください」
薫「怖い!エテルノ怖いよぉ!」
END
エテルノの洗礼(スク水)
次回作はレグルス初めての協力戦の予定です
ではまた
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