アルミン「性格が変わる薬」 (61)
アルミン「エレンのお父さん似の怪しいおじさんがくれた薬だ」
アルミン「ビンの中にいっぱい入ってるけど、一錠にひとつずつ性格が決められているって言ってたな」
アルミン「つまり飲むまでどうなるか分からないってことだ」
アルミン「面白そうだから>>2に飲ませてみよう」
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エレン
アルミン「ここはまず万が一暴れだしてもミカサが止めてくれるエレンにしよう」
アルミン「エレン!ちょっとこの薬飲んでみてよ」
エレン「なんかすごい怪しい薬だけど・・・アルミンが変な薬を飲ませるわけ無いもんな」
エレン「水水っと・・・」
エレン「じゃあ飲むぞ・・・」ゴク
アルミン(その純粋さを踏みにじるようで心が痛いけど、僕は楽しみだよエレン!)
エレン「うん・・・特に変化無いぞ?まあただの栄養剤ならいいんだけど」
エレン「じゃあ飯食おうぜ」スチャ
ミカサ「エレン、おはよう」
エレン「いつもよりちょっと遅いなミカサ」
アルミン「おはようミカサ」
エレン「ミカサ・・・なんか今日印象違うな」
アルミン(すでに効果が現れているのか・・?)
ミカサ「エレン?私はいつもと変わらないけれど」
エレン「そ、そうか・・・なんか可愛くなったなと思ったんだが」
アルミン&ミカサ(!!???)
アルミン(惚れ薬だったのか・・・?それとも気まぐれでデレただけなのか)
ミカサ「嬉しい・・・エレン、私はもっと可愛くなるよう頑張る。やっと気付いてくれたのね」
エレン「そうか。頑張ってくれよな、俺のために」
ミカサ「わっ、私!が、頑張るから!それじゃ!」ピュー
エレン「お、おう」
アルミン(惚れ薬ではなさそうだ・・・恐らく気遣いができるようになったようだね)
エレン「ミカサの奴急に赤くなってどっかいっちまったけど・・・アルミンなんか知ってるか?」
アルミン(鈍感は相変わらずか・・・攻めキャラになる薬なんだろうか)
アルミン「僕は知らないな・・・それにさっきまで普通だったし、エレンが何か言ったせいじゃないの?」
エレン「わからねえな・・・全然思いつかねぇな。いつも相談して悪いなアルミン」
アルミン「いいよエレン・・・僕達親友だろ?」
エレン「そうだよな!それよりまずは飯だ」
アルミン「そうだね。今日も訓練頑張ろう」
エレン「俺はお前がいるから頑張れるんだぜ、アルミン」 ニコッ
アルミン(!!!??・・・しかしこれもあまり意識していっているわけでもなさそうだ・・・これは間違いなく)
アルミン(デレる薬だ・・・妙に優しくなったり褒めたりするようになるんだね)
アルミン「僕もエレンたちの足手まといにならないように頑張るつもりだよ」
アルミン(しかしこのままではエレンがあちこちでフラグを立てかねないな)
エレン「足手まといなんかじゃねえよ!一緒に外を探検するって約束したじゃねぇか・・・」
エレン「なあ……アルミン……お前が・・・お前が教えてくれたから……俺は・・・・・・外の、世界に・・・」フルフル
アルミン「そ、そうだったね!僕が弱気じゃいけないよね!だから泣かないでよエレン!」
エレン「アルミン、俺はお前がいたからここまで来れた・・・俺はお前がいなきゃダメなんだよ!」
エレン「お前じゃなきゃ嫌なんだ・・・ずっと一緒だぞアルミン」ギュ
アルミン(何だこれは!ドキドキなんてしてない!ぼくはドキドキなんてしてないぞ!)
アルミン「そうだよエレン!一緒に壁の外を探して『海』を見ようね!」
アルミン「じゃあ僕は用事があるからちょっと行ってくるね」 スタスタ
エレン「?じゃあなアルミン」
アルミン「ふー、危うく何かが目覚めるところだった。あんな状態のエレンをおいてきて心配だな」
アルミン「・・・あそこにいい実験台がいるね。モルモットニ号!」
アルミン「じゃなくて>>6!ちょっと来て欲しいんだ」
どっかで見たことあるスレタイだな。
あっちはエレンだったけど。
アニ
ちょっとそれは知らなかったですね・・・
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アルミン「じゃなくてアニ!ちょっと来て欲しいんだ」
アニ「何?あまり暇じゃないんだけど」
アルミン「実はこの薬を飲んで欲しいんだ・・・」スッ
アニ「嫌だよ・・・こんな怪しい薬」
アルミン「実はこれは性格が変わる薬なんだ。疑うのなら食堂に行ってエレンと話してきてみてよ」
アニ「あいつの性格が変わってるってのかい?」
アルミン(ちょっと食いついてきたな・・・食堂でエレンと話せば興味もわいてくるはず)
アルミン「そりゃもう!この僕もエレンにプロポーズのようなセリフを言われたよ」
アニ「へえ・・・面白そうだね」
アニ「ちょっと見てくるよ」 ザッザッザ
アルミン(どうなる!?) ワクワク
アニ「すごいね・・・まだ心臓がドキドキしてるよ」
アニ「本当に性格が変わったんだね・・・その薬で」
アルミン「デレる薬を飲ませてみたんだ・・・で、どんなことをいわれたの?」
アニ「それは・・・」
回想
アニ「おはよう」
エレン「おはようアニ・・・ミカサもアルミンもどっか行っちまって寂しかったんだよ!とにかくここ座れよ」 ポンポン
アニ「二人が出て行く原因は多分あんただよ」 スチャ
エレン「アルミンにも言われたよそれ・・・でも全然わかんねぇんだよな・・・」
アニ(今日は様子がおかしいっていうのは本当みたいだね)
エレン「アニって優しいからさ、人の変化に良く気付くと思うんだよな」
アニ(!?・・・私が優しい・・・か。初めてだよ、そんなこと言われたの)
エレン「だから今日俺が何か変わってたら気付いてくれると思うんだ」 ジィー
アニ「そ、そうだね。あんたの変わったところか・・・(何でそんなにまっすぐ目を見てくる!?)」
エレン「アニ、お前睫毛長いな」 ジィー
アニ「!!???い、いきなり何を!?」
エレン「あんなに密着してたのに・・・気付かなかったよ」
アニ「お、思い出させるなぁ・・・(そんな事言われたら普通に格闘訓練ができないじゃないか)」
エレン「そうか、悪い」
アニ「あ、あんたの変わったところはね、そこなんだよ」
エレン「そこってどこだ?」キョロキョロ
ベルトルト(天然エレンちゃん渾身のボケだね・・・アホというか純粋というか)
アニ「そうじゃなくて!あんたのその態度だよ」
エレン「そう怒るなよ。ただでさえ顔が怖いのに」
アニ「[ピーーー]よ?」 ギロ
エレン「でも笑ったらすげぇかわいいぜ」
アニ「だっ、だからそういうところだよ!あんた、今日はもう黙ってたほうがいいよ」
エレン「俺そんなに不味い事言ってるのかな・・・」
アニ「言いまくってるから!その危なっかしい口を閉じてな」
エレン「そうするか・・・アニを傷つけたくないし」
アニ「もう黙ってろ!」 カアァァァ
回想終了
アルミン「それはすごいね・・・でも効果は長くても十分ほどだからすぐ元に戻るよ」
アルミン「・・・それでアニ、この薬飲む?」
アニ「やだよ・・・私があんな感じになってるのなんか想像するだけで気持ち悪い」
アルミン「大丈夫だよ!この薬は一粒ずつ効果が違うみたいだから」
アニ(エレンに甘えまくる性格だったら・・・どうなるのかな)
アルミン(って思ってるだろうな・・・)
アニ「一回だけだよ?」 ゴク
アニ「・・・何も無いけど」
アルミン「エレンもそう言ってたよ。ちょっとクリスタたちと話してきてよ。様子を見るから」
アニ「まああの二人なら大丈夫そうだね」
クリスタ「あ、アニとアルミン!心配してたんだよ?二人ともいなくなっちゃって」
ユミル「アニが居なくなるのはいつものことだろ・・・こいつのほうは珍しいが」
サシャ「アニの分は食べないでおきましたよ」 ドヤ
アニ「ごめん・・・心配かけて」ペコ
アルミン(!!??腰が低くなったのか・・・?いや、素直ないい子になったのか?)
アルミン「心配してくれて嬉しいよ」
クリスタ「アニ、なんか今日素直だね」
ユミル「何だこれ・・・気持悪りい」
ミーナ「アニどうしたんだろうね」
サシャ「優しくなったんですかね?ならこのパァンはもらってもいいですよね」
ユミル「おいバカ!蹴られるぞ」 ヒソ
アニ「いいよ。今日は特別だよ?」 ニコッ
サシャ「!!???」
ユミル「!!???」
アルミン「!!???」
ミーナ「!!??」
クリスタ「?」
アルミン(不覚・・・!クリスタの前でアニにドキッとしてしまった!)
ユミル(こええよ・・・もしかして大きな病が見つかって達観しちまったんじゃ・・・)
サシャ(アニ、今日はなんか変ですね・・・でもパァンくれるならいいですかね)
クリスタ(アニ、今日はすごく女の子らしいな・・・もしかして恋!?アルミンかな!?)
アニ「食べないの?遠慮なんかしなくていいって」
サシャ「頂きます!」 モッチャモッチャ
アニ「よしよし、そんなにがっついたら喉に詰まるよ?」 ナデナデ
アルミン(ミカサみたいだ)
ユミル(ミカサっぽいな)
ミーナ(ミカサリスペクトなのね!そうなのねアニ!)
クリスタ(ミカサのいいところを盗んだんだね!)
サシャ(アニがミカサみたいです・・・)
アルミン「ア、アニ!これ以上は・・・もう・・・」 グイ
アニ「ア、アルミン!?」
ユミル(怖かった・・・)
サシャ(残りのスープも食べましょうか)
クリスタ(え、アルミンに手を引かれて・・・やっぱりそうなのね!)
ミーナ(アニにもやっと大事な人が・・・) ウルッ
アルミン「アニ!アニ!」 ユサユサ
アニ「嫌だ・・・死にたい」
アルミン「賢者タイムになってる場合じゃないよ!」
アニ「一人にして・・・」
アルミン(なかなか面白かった・・・モルモット三号は誰にしようか)
アルミン「じゃ、じゃあ僕は行くね」 スタスタ
Annie「Bye・・・Armin」
アルミン(今はそっとしておいてあげよう・・・)
アルミン「さて、次のターゲットは・・・>>14にしようかな」
クリスタ
アルミン「クリスタ!実はさっきのアニは・・・」カクカクシカジカ
クリスタ「その薬が・・・そういえばエレンもおかしかったよね?」
アルミン「エレンはもう直ったよ・・・この薬は有効時間がかなり短いからね」
アルミン「そうそう、エレンはいつにもましてスケコマシになってたよ」
クリスタ「じゃあ、全部効き目が違うって事?」
アルミン「共通してるのは効き目がすぐに出ることと、長くとも十数分以内に効き目が切れること、飲むと性格が変わることだけなんだ」
ユミル「そうか・・・」
アルミン「ユミル、君の考えてることは分かるよ。クリスタがすごい甘えん坊な性格になったら、なんて思ったりして?」ヒソ
ユミル「フン・・・協力してくれるってのか?」ヒソ
アルミン「クリスタに複数個飲ませればいいだけの話さ」ヒソ
サシャ「その薬おいしいんですかね・・・」
アルミン「苦いだけだと思うからかまずに飲み込んでね」
クリスタ「じゃあ行くよ・・・」ゴク
サシャ「クリスタはどうなるんでしょうか」
アルミン「大丈夫かな・・・」
クリスタ「なんとも無いけど・・・すこしクラクラするかな」
ユミル「大丈夫かクリスタ?」サスサス
サシャ「面白そうですね」
クリスタ「ウフフ・・・ユミルってあったかいね・・・」スリスリ
ユミル「クリスタもあったかいなぁ・・・」サスサス
アルミン(甘えだしたか・・・これは平常運転のうちかな?だが決め付けるのは早計だ)
クリスタ「ユミルぅ・・・私ちょっと横にならせて・・・」
ユミル「(チャンス!というか私ラッキーすぎ!)ああ、ここに寝るといいぞクリスタ」ポンポン
アルミン(いきなり膝枕か・・・だが今の甘えん坊クリスタなら問題ないな)
ライナー「見てみろよあれ・・・」
ベルトルト「伏目がちな目に長い睫毛が影を作って・・・」
ライナー「なんというか・・・儚げな天使だ・・・(結婚しよ)」
クリスタ「なんだか恥ずかしいな・・・とりあえずご飯食べなきゃね・・・よいしょっと」ムク
ユミル「起き上がって大丈夫なのか?もうちょっと寝ててもいいんだが・・・」シュン
クリスタ「腕が上がらないの・・・ユミル、食べさせてくれる?」
ユミル(首をかしげながらそんなことを言わないでくれ!理性が抑えられなくなる!)
アルミン(ぐっ・・・危ない・・・意識が遠のいてしまった・・・少しでも長くクリスタを観察しなければ・・・)
ユミル「ほ、ほらあ〜ん」
クリスタ「んっ(パクッ)おいしい・・・」
ユミル「そ、そうか。美味しいかクリスタ」ナデナデ
アルミン(羨ましい・・・いや、観察に集中しなくては)
ユミル「パンも食わねぇと誰かに取られちまうぞ?」
サシャ「失礼な!私はちゃんと断ってからもらってますよ!」
クリスタ「うん・・・だから・・・ユミル、食べさせて・・・?」
ユミル(幸せ!)
ユミル「仕方ねえな・・・ほら」ギュム
クリスタ「んぐっ・・・はぁ・・・モグモグ」
アルミン(クリスタがエロ過ぎて目のやり場に困る)
ライナー「今日は頑張れる気がするぞ」
ベルトルト「ああ、何だってやれる気がするよ!」
ユミル「残念だがもうそろそろ時間が切れる頃らしいな・・・」
アルミン「そうだね・・・もっと長くても良かったけどね」
ユミル「まったくだ」ケッ
クリスタ「なんのこと?」キョトン
アルミン「やっぱりいつものクリスタが一番いいね!」
ユミル「そうだ・・・こんな薬に頼ったちゃダメなんだよ!」
サシャ「どうでしたかクリスタ・・・ユミルに食べさせてもらって」
クリスタ「う〜ん・・・あんまり覚えてないの」
ユミル「」
アルミン「可哀想に・・・ユミルはしばらく戻ってこないな」
アルミン(クリスタは覚えてないのか・・・あまりいい情報は取れそうに無いな)
アルミン(でもいい物は見れたよ・・・)ニタリ
アルミン(次のターゲットは・・・>>21にしよう)
またまたエレン
アルミン「エレンのスケコマシは正直言ってそんなに新鮮味無いんだよね・・・僕やミカサに対して発揮されたのが意外だっただけで」
アルミン「ちょっと興味あるし、もう一回エレンでもいいか」
アルミン「エレン!もう一回あの薬飲んでみてよ」
エレン「まあアルミンが言うなら飲んでもいいけどよ」
エレン「なんでそんなに飲ませたがるんだよ?」
アルミン「性格が変わったエレンは面白いからね。さっきとも一味違うエレンが見たくなってね」
アルミン(エレンは薬が効いてる間の記憶を残してるけどクリスタは覚えていない・・・興味深い結果だ)
エレン「そんなに面白いのか?俺って」ゴキュ
エレン「ん・・・?なんかすげぇ甘くて旨いぞ」
アルミン(変り種を引いたのか・・・?確かめている場合ではないな)
アルミン「ど、どう・・・?」
エレン「どうだっていわれてもな〜、さっきと一緒だ」
アルミン「じゃあエレン、アニとミーナのほうに行ってみよう」
エレン「なんでだ?まあいっか、別にあいつらなら大丈夫だろうし」
アルミン(甘いよエレン。アニはまだ心臓がドキドキしてるはずだ・・・君はアニにどういう態度を取るのかな?)
アルミン「アニ、ミーナ、ちょっといいかな」
エレン「ちょっと話があってな」
アニ「そ、そう・・・」
ミーナ「珍しいねー二人で来るなんて」
エレン「アニ、さっきはごめんな。俺が酷い事言ったから怒って出て行っちまったんだよな?」
アルミン(・・・効いていないのか?)
アニ(アルミンが一緒って事は・・・嫌な予感がするね)
アニ「いいよ別に・・・こっちこそいきなり飛び出して悪かったね・・・ビックリしたでしょ?」
ミーナ(見てなかった・・・いったいどんな修羅場があったの!?)
エレン「じゃあこれで手打ちにしよう」スッ
アニ「はいよ」ポン
エレン「捕まえた(ニコッ」ギュ
アルミン(もう驚かないよ・・・このぐらいじゃね)
ミーナ(攻めキャラエレン・・・!)キラキラ
アニ「!!???何してんのあんた!?」
エレン「捕まえた・・・二人でしか話せないこともあるだろ?ちょっと食堂を出るぞ」ニギ
アニ「・・・分かったよ・・・行けばいいんだろ・・・」
アルミン(従順アニか・・・アニは攻められると弱い。土下座したらやらせてくれるタイプだねっ・・・と)カキカキ
ミーナ「アルミンはどう思う?」
アルミン「二人の問題だからね・・・」
ミーナ「なんかドライだね」
アルミン「男は大体こういう物だと思うよ」
ミーナ「・・・・・・・・」
アニ「話ってなんだい?」
アニ「まあ、それより先に手を放してもらいたいもんだね」
エレン「離さない」
アニ「フン・・・好きにしなよ」
エレン「実はな・・・俺、お前に格闘訓練を教わってるだろ?」
アニ「そうだね・・・」
エレン「夜の寝技も教えてもらいたいなと思って」
アニ「さ、最低!変態!セクハラ!近づくなバカ!」ダッ
アルミン(エレン・・・最高!グッジョブだよ)
アルミン(言ってることは最低で変態のセクハラだけどね)
アルミン(アニには後で謝っとかないとな・・・ちょっと可哀想になってきたし)
アルミン「お・・・?あれは>>27じゃないか?」
ミカサ
アルミン「ミカサ!こんなところに居たんだ・・・」
ミカサ「エレンが悪い・・・」
アルミン「ハハ、そうだったね。実はあれ、この薬のせいなんだ」 スッ
ミカサ「それはエレンの常備薬にするべき」 クワッ
アルミン「それがね・・・この薬は一錠ずつ効果が違って、今回たまたまエレンはあんな性格になっただけなんだ」
ミカサ「それは残念・・・でも私もそれを飲んでみたい」
ミカサ(エレンに甘えまくって・・・)
アルミン(っていう考えがバレバレだね)
アルミン「じゃあお昼の食堂で試してみよう。それまで待って欲しいんだけど」
ミカサ「分かった。食堂でまた会いましょう」
アルミン(頼むから発作を起こしたりとかしないでよ・・・)
ミカサ「アルミン、約束の薬をもらいたい」
アルミン「どうなっても知らないよ・・・」 スッ
ミカサ「どうなっても構わない」ゴク
アルミン「ためらいが無いね・・・」
ミカサ「エレンのところに行って来る」
アルミン「頑張ってね!」
アルミン「一体どうなってしまうんだ?」
エレン「・・・でよ、見ちまったんだ!教官室にあったヅラを・・・」
ライナー「ヅラなんてどこで使うんだよ」
ベルトルト「全くだね・・・訓練兵に見られたら終わりなのに」
ミカサ「エレン、ちょっと来て」 グイグイグイ
エレン「痛い痛い!離せって!どうしたんだよ急に」
ミカサ「二人だけで話したいことがある」
エレン「どうしてもか」
ミカサ「ええ。来て」
ライナー「怖かった・・・殺されるかと思った」 ガクガク
ベルトルト「死ぬかと思った・・・」 プルプル
アルミン(今のところは変化なしか・・・いや、強いて言うなら少し強気というか攻める感じになってるな)
エレン「話って何だ?飯の途中だったんだぞ」
ミカサ「その・・・話っていうのはね・・・」モジモジ
アルミン(ミ、ミカサがもじもじしながら赤面して話を切り出そうと一生懸命になって・・・!)
アルミン(薬の効果とはいえ、良かったねミカサ。僕は君の新たな一面を発見したよ)
エレン「早く言えよ・・・サシャに取られてそうで心配なんだよ」
ミカサ「私は・・・エレンが私を・・・その・・・お、女として」
ミカサ「見てくれるなら・・・私はエレンと・・・つ、付き合ってもいいと思ってるよ・・・?」
アルミン(ツンデレ幼馴染という顔を!)
エレン「は?ジャンでいいだろ・・・あいつお前のこと好きだって毎日言ってるぜ」
ミカサ「そう、だよね・・・私はエレンにとってはただの・・・家族、だもんね」ジワァ
アルミン(せめてエレンも薬が効いてるときだったら!ああ、真っ先にミカサに投与してればよかったよ!)
エレン「お、おい!泣くなって」オロオロ
アルミン(ミカサはメンタル弱くなってるのか・・・ちょっと面倒くさい感じになってるな)
ミカサ「えれんはぁ・・・わたじのことなんかただのうざいねぇちゃんみだいにしかおぼっでないんだぁぁぁぁ」ポロポロ
エレン「泣くなら声を殺せ!泣くなら俺の影で泣けよ。誰にも見せるんじゃねぇぞ」
アルミン(うわ・・・素でこういうこと言っちゃうタイプだったんだ)
ミカサ「うん・・・」ギュ
アルミン(どっちもあんまり変わってないな・・・サシャとかすごい強烈に変わってくれそうだ)ニヤリ
アルミン(この二人は放っておこう・・・)
アルミン(良かった・・・エレン、ミカサ、そして僕・・・昼食は健在だ)
アルミン(行くか・・・アニは隅っこでミーナと食べてるな・・・次は>>35にしよう)
サシャ
アルミン(行くか・・・後はサシャに薬を入れたスープをあげればいいんだ)
アルミン「サシャ、僕スープいらないからあげるよ」
サシャ「神様ですか!?あなたも!」ユサユサ
アルミン「お、落ち着いてよ!」グラグラ
クリスタ「早くスープ飲まないと冷えちゃうよ?」
ユミル「何企んでんだよアルミン」
アルミン「スープをあげただけでそんなに疑うの?」
ユミル「フン・・・まあいいか」
クリスタ(アニはどうしたのアルミン!このスケコマシ!)
サシャ「ゴクゴクゴク」
アルミン(早ッ!パン食い競争とか最強なんじゃないか?)
サシャ「ふう・・・おいしかったです」
アルミン「良かった。じゃあね」
サシャ「・・・・・・・・・」ギロッ
アルミン「ひいっ!」
アルミン(人殺しの目だった・・・三桁ぐらいやってそうな目だった・・・エレンやジャン以上の悪人面!?サシャが!?)
アルミン「な、なにかなサシャ・・・?」
サシャ「おい・・・ここ座れよ。早くしろ」ポンポン
サシャ「チッ・・・汚ねぇなチクショー」ゴシゴシ
アルミン(ヒエエエエエエ!怖い怖い怖い!やられちゃうよ!僕は147番目ぐらいの犠牲者になってしまうんだ!)
アルミン「うん・・・そ、それで何か用かな?」ビクビク
サシャ「あれで隠したつもりか?バレバレだ・・・スープには薬の匂いが混じっていた」
アルミン(ばれてたー!まずいよどうしよう・・・ここは言うしかないか・・・)
アルミン「じ、実はその・・・実験といいますか、み、みんなに薬を渡して回ってるんだ・・・(震え声)」
サシャ「私はお前のモルモットって訳か?その様子だとお前、自分は飲んでねぇみたいだな」
サシャ「 「何の危険も冒さず何の犠牲も払いたくありません」 と?」
あ、ちょっと変な部分あったので書き直します
アルミン(行くか・・・アニは隅っこでミーナと食べてるな・・・後はサシャに薬を入れたスープをあげればいいんだ)
アルミン「サシャ、僕スープいらないからあげるよ」
サシャ「神様ですか!?あなたも!」ユサユサ
アルミン「お、落ち着いてよ!」グラグラ
クリスタ「早くスープ飲まないと冷えちゃうよ?」
ユミル「何企んでんだよアルミン」
アルミン「スープをあげただけでそんなに疑うの?」
ユミル「フン・・・まあいいか」
クリスタ(アニはどうしたのアルミン!このスケコマシ!)
サシャ「ゴクゴクゴク」
アルミン(早ッ!パン食い競争とか最強なんじゃないか?)
サシャ「ふう・・・おいしかったです」
アルミン「良かった。じゃあね」
サシャ「・・・・・・・・・」ギロッ
アルミン「ひいっ!」
アルミン(人殺しの目だった・・・三桁ぐらいやってそうな目だった・・・エレンやジャン以上の悪人面!?サシャが!?)
アルミン「な、なにかなサシャ・・・?」
サシャ「おい・・・ここ座れよ。早くしろ」ポンポン
サシャ「チッ・・・汚ねぇなチクショー」ゴシゴシ
アルミン(ヒエエエエエエ!怖い怖い怖い!やられちゃうよ!僕は147番目ぐらいの犠牲者になってしまうんだ!)
アルミン「うん・・・そ、それで何か用かな?」ビクビク
サシャ「あれで隠したつもりか?バレバレだ・・・スープには薬の匂いが混じっていた」
アルミン(ばれてたー!まずいよどうしよう・・・黙ってサシャの性格を変化させたかったのに・・・)
サシャ「私はお前のモルモットって訳か?その様子だとお前、自分は飲んでねぇみたいだな」
サシャ「 「何の危険も冒さず何の犠牲も払いたくありません」 と?」
アルミン「そ、そういうわけじゃ・・・」 ダラダラ
サシャ「なら腹を括れ。・・・まあ、あいつは黙って無いだろうが。下手にいじくり回すと死ぬかもなお前・・・アルミンよ」スッ
アルミン「?」チラ
ミカサ「・・・(モグモグ)・・・(サシャに取られてなくてよかった。でもちょっとサシャの様子が変)」
アルミン「・・・怖い事いわないでよサシャ・・・」
サシャ「なあ?お前はこれからどうなると思う?お前はこの状況から抜け出すことが出来ると思うのか?」
サシャ「こっちの迷惑も少しは考えて欲しいもんだ。お前の薬のせいでこっちは毎回混乱させられてるんだ」
サシャ「お前は確か・・・いろいろなやり方で薬を飲ませていたが・・・あれは楽しかったりするのか?」
クリスタ「楽しかったよ・・・?私は」
ユミル「ダメだ・・・言っても無駄だろうよ」
アルミン(最悪だ・・・もう嫌だ・・・死にたくない)
サシャ「私は今楽しいぞ・・・なあ・・・・・・?お前もそうだろ?お前なら私を理解してくれるだろ?」
アルミン(もうそろそろ切れるころだ・・・)
サシャ「みなさんどうしました?」 ケロッ
クリスタ「な、何でサシャがアルミンと肩組んで体を寄せ合ってるの・・・?」
ユミル「お前、名に平然とした顔してんだよ・・・」
アルミン(怖かった・・・あの薬の効果は?いや、考えるのが怖い・・・今はやめよう)
アルミン「僕はちょっと用事が出来たから!それじゃ」ピュー
クリスタ「顔色悪かったね・・・大丈夫かな」
ユミル「そういえばあいつが胃薬もらってたところ見たな・・・あいつも苦労してるんだよ」
アルミン「怖かった・・・次は>>41にしよう」
リヴァイ
アルミン「人類最強ってどんな感じなのかな!?こう・・・包容力のある人だといいな!」
アルミン「ってあれは!調査兵団のエルヴィン団長とリヴァイ兵士長じゃないか!」
アルミン「キース教官となにやら親しげに話してる・・・話が終わったら話しかけてみよう」
キース「お前も団長を続けていたらいずれ私のようになるぞ、エルヴィン」
エルヴィン「すでになっているさキース」パカ
キース「・・・・・・」
リヴァイ「・・・エルヴィン、早くしまえそんな情けない頭」
アルミン「なんかとんでもない秘密を握ってしまった・・・」
アルミン「リ、リヴァイ兵士長!」タッタッタ
リヴァイ「何だクソガキ・・・」
アルミン(サシャの目にそっくりだ・・・まさかリヴァイ兵士長をモデルに作った錠剤だったのか・・・?)
エルヴィン「そう睨むなリヴァイ。彼は今期の座学を常にトップで通っている」
リヴァイ「フン・・・あいつにはそれしか道はねぇだろうな・・・」
アルミン「リヴァイ兵士長にこれを飲んでいただきたくてきました!」
リヴァイ「怪しいにも程があるな・・・ったく」
エルヴィン「いや・・・彼は調査兵団を志望している・・・後輩にいい顔を見せるいい機会だぞリヴァイ」
キース「し、しかし・・・」
リヴァイ「・・・甘くて悪くない味だぞ」
キース(え?リヴァイって錠剤でも噛んで飲むタイプなの?)
エルヴィン「これはどういった薬かね?」
アルミン「性格を変える薬であります!」
リヴァイ「性格を変えるだと?ったくガキどもは非科学的なものが好きだな・・・ただの菓子なんじゃねぇのかこれ」
エルヴィン「ほう・・・性格を変えるのか・・・リヴァイのその人を寄せ付けない性格が変われば私も嬉しいぞ」
アルミン「それが・・・即効性はあるのですが長くても効き目は十数分で切れてしまうんです・・・」
エルヴィン「面白そうじゃないか・・・なあリヴァ」
リヴァイ「アルミン・・・お前可愛いな・・・本当に男か?」ナデナデ
キース「」パクパク
エルヴィン「キースが驚きのあまり声も出ないとはな・・・しかし面白いものだなアルミン君」
アルミン「ハイ・・・リヴァイ兵士長の毒気が完全になくなっちゃいましたね・・・」ナデナデ
リヴァイ「ん?ねえエルヴィン、俺たちここに何しに来たんだっけ?」パチクリ
エルヴィン(フ・・・これはぺトラに知らせなくては)
エルヴィン「いいんだいいんだ。もう用事は済んだ。ありがとうアルミン君!面白いものを見せてもらった」
アルミン「ハッ!」バッ
エルヴィン「いい敬礼だ・・・かえろっかリヴァイ。肩車してやろうか?」
リヴァイ「いいのか!?やりたいやりたい!」
キース「アルレルト・・・面白かったぞ」
キース「今度妻に飲ませたいから2錠ほどくれ」コソ
アルミン「ハッ!」
アルミン「怖かった・・・でも身長同じ位だったな・・・前見たときはそんなことなかったのに」
アルミン「これはみんなには言わないで置こう」
アルミン「じゃあ次は・・・>>48にしよう」
アルミン
アルミンで最後にします。ちょっとお昼を食べるので時間置きます
再開します
希望があるのでライナーとベルトルトの分を書いて終わりにします
アルミン「そうだ・・・僕が飲まないでどうするんだ!」
ライナー「アルミン聞いたぜ・・・薬で性格が変わるんだってな」
ベルトルト「水臭いじゃないか・・・僕らも変わってみたい(素を出したら終わりだけど)んだ」
アルミン「そうだね・・・ジャンコニーマルコユミルあたりの分も元々なかったし」
ライナー「いっせいに飲むか!」
アルミン「ちょっとまって!」
ベルトルト「何か問題があるんだね?アルミン」
アルミン「いっせいに飲むのはいいとしても・・・飲んだらすぐに全員別の場所に行こう」
ライナー「アルミンはクリスタのほうのテーブルに、俺は男子たちのテーブルに」
ベルトルト「僕はアニとミーナのところに行くよ」
ライナー(お前はそれでいいのかよ)
アルミン「それじゃ・・・3,2,1!」パク
ライナー「・・・・・・」ゴク
ベルトルト「・・・」ゴキュ
アルミン「散開だ!」
ライナー「うおおおおおお!」ドドドド
ベルトルト「・・・・・・」スタスタ
アルミン「ふう、ついた」スチャ
クリスタ「どこいってたの?落ち着きなさ過ぎだよアルミン!」
サシャ「むむ?アルミンは薬を飲んだようです」
ユミル「どんな事を言い出すんだ?」ワクワク
クリスタ「もう!つぎ席を立つ時からはちゃんと言ってよね!」プンスカ
アルミン「フッ・・・僕を束縛するつもりかいクリスタ?僕の女房を気取るにはまだ必要な手順をこなしてないようだけど?」
クリスタ「アルミンそれは気持悪いよ・・・でも薬の効果だもんね」
サシャ「人に変な薬飲ませまくった罰です」
ユミル「なぜだかアルミンが舌を噛み切って死ぬ姿が鮮明にイメージできた」
ベルトルト「・・・アニ、ミーナ」
アニ「今日は男子とおしゃべりする気分じゃないんだけど」
ミーナ「ベルトルトが来るなんて珍しいね!・・・もしかしてあの薬飲んだ?」
ベルトルト「そうだ。アニ・・・お前なんでそんなに顔赤いんだ?」
ミーナ「ベルトルトが乱暴な言葉遣いになってるよ!おもしろーい!」
アニ「ケンカ売ってるんだね?」ギロ
ベルトルト「お前なぁ・・・さっきまで首まで赤かったのにいまさら凄んでも迫力がねえよ」
ベルトルト「お前は昔っから変わってねぇよなー!そういうところが可愛いんだよ」ワシャワシャ
アニ「うるさいよ・・・ベル兄・・・」ボソ
ミーナ「すごい!ちょっと乱暴気味に頭撫でられてるのに、アニが抵抗しないなんて・・・」
ベルトルト「なんでいつにも増して不機嫌なのかしらねぇが」
ベルトルト「俺にだったらいつでも吐き出して来いよ。な、アニ」ワシャワシャ
アニ「分かったってば・・・分かったから離してよ・・・」
ミーナ「なになに?アニってばモテもてじゃない!うらやましー」
ベルトルト「じゃあなアニ!また背中流しっこしような?」
アニ「うるさい!スケベルトルト!とっととライナーのところ帰れ!」
ミーナ「アニ・・・必死すぎて逆に面白いよ・・・」フルフル
ライナー「・・・」
コニー「ライナー、お前って」
ライナー「ヒィッ!」ビクゥッ!
ライナー「ごめんなさいぃ・・・許して・・・」
コニー「お、おい!?どうしたんだよライナー!訳わかんねーぞ」
ライナー「うわああああ!」
コニー「何だよライナー・・・ってアニ!?」
アニ「ゴゴゴゴゴ」
コニー(今のは俺でもちょっと怖かった・・・っていうか何であんなに怒ってんだよ!)
コニー「ア、アニ?その・・・ライナーは何にも悪くないと思うぞ?多分」
アニ「ライナー・・・」ゴゴゴゴ
ライナー「ヒイイイイィィ!」ガクガク
アニ「その・・・三人で久しぶりに話す時間取れないかなって思って・・・ダメかな?」
ライナー「え?・・・・・・」
アニ「だから!私とライナーニキとベル兄とで話す時間取れないかなって言ってんの!」
ライナー「うんうんうん!話そ!だからそんな怖い顔で睨まないでえぇ!」
アニ「私そんな怖い顔してた?・・・怖がらせてごめんねライナーニキ」 ニコッ
ライナー「アニイイイイイ!」ガバ
アニ「抱きつくのはやめて・・・苦しいから」
コニー「何だこいつら・・・」
マルコ「仲いいんだか悪いんだかわからないな!」
ジャン「薬のせいだろ大体・・・」
ジャン「つまりアルミン、お前のせいだ!」
アルミン「え?僕が?なんd」ガリッ
クリスタ「アルミンが舌かんじゃった!医務室に連れて行かなきゃ!」
アルミン「」チーン
ライナー「アルミン・・・喋ってるだけで出血するほど舌噛むってお前・・・なんなの?」
こうして僕は医務室に運ばれた
あのおじさんはなんだったのか、何の目的で薬をくれたのか・・・何一つ分からずじまいで終わった
一番得したのはユミルとミカサになった
特にユミルは最後まで薬を飲むことなく終わった上にクリスタに膝枕やあ〜ん、上気した顔からの上目遣いなど
さまざまなご褒美を受けた。チッ、シネヨ・・・
ベルトルトライナーアニの三人は同郷であることや仲がいい事を隠してたことも分かった
どうして隠してたのか・・・それは多分アニがホモとかかわりたくなかったんじゃないかな
ジャンやマルコ、ユミルやコニー、ミーナの別の顔が見られなくて残念だけど
もう薬は教官に没収されてしまったから僕にはどうしようもない
キース(よし・・・嫁の牛乳に混ぜてみたぞ)
キース(どうなる?私にデレてくれるのか?)ワクワク
奥さん「キースったら・・・また食べかすが頬についt」
娘「お父さん臭いから消えてよ」
キース「」
おしまい
このSSまとめへのコメント
アニ可愛い!!
アルミンが舌をwwwガリツてwww
お父さんは本当に異臭する時あるわw