全年齢板の「崩壊した世界を旅する」の番外編です。
基本は安価のみの進行ですが、たまにコンマを使うかもしれません。
なお、本編への影響は基本的にありません。
更新は週1~隔週になるかと思いますが、ご了承ください。
今作wikiと前作wikiは下になります。
人物説明はこちらを参考にしてください。
今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91
前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424
※外伝1
登場人物
マルコ……
20歳男性。異世界から日本に来た青年。異世界では豪商の次男であり、主人公(サイファー)に協力する形で二つの世界を救う任務に携わることになる。
身長166cm、童顔で短い金髪。たまに眼鏡をかけるが、ここでは裸眼。
山田火蓮……
24歳女性。日本から異世界に送り込まれた女性。送り込まれた経緯は複雑なものがあるので省略。
主人公(サイファー)に協力する形で二つの世界を救う任務に携わることになる。
身長167cm、セミロングの黒髪。目はやや細長。胸はDカップほど。
元々マルコから火蓮への片想いだったが、ヒロイン(ノワール)の未来視で二人が結ばれると出たのを機に両想いに。
その際に1度致している。
……いう前提を頭に入れていただけるといいでしょう。
本編13スレ、471の続きになります。
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僕は、恋をしたことがない。
……童貞は15の時に捨てた。年上の先輩から押される形で何となく付き合い、何となく身体を重ねた。
先輩が僕のどこに惹かれたのか、それは今でも分からない。外見か、家柄か。多分その両方だったと思う。
僕自身、彼女が嫌いなわけではなかった。だけど、積極的に好きだというわけでもなかった。
ただ、流されるまま一緒にいて、セックスした。それだけだった。
別れは彼女から切り出された。「優しいけど、それだけなの」。それが別れの言葉だった。
僕はそれに、大して驚きも悲しみも感じなかった。「ああ、そうだろうな」と思っただけだった。
僕は、彼女のことを積極的に知ろうとは思わなかった。嫌いではなかったけど、それ以上でもなかった。
だから、そうしたぞんざいな気持ちが、彼女に見透かされていたのかもしれない。
あるいは、彼女が僕の中身にどこまで惹かれていたのか、疑問に思っていたのもあっただろう。
そんな恋愛を、上級学校のうち、もう一度した。結果は似たようなものだった。
恋愛よりも、勉学と商売の方がずっと楽しかった。上級学校を出て、大学ではなくアイユーブ商会に入ったのもそれが理由だった。
このまま歳を取っていくのだろうなと思っていた時に、僕はカレンさんに出会った。
最初に会った印象は、どこか寂しそうな人だなというものだった。
普段見せる冷めた、事務的な顔は、それを隠すための「仮面」なんじゃないかと感じていた。
そして彼女がここに来た背景と、その時に起きた悲劇を知った時、僕はこの人を何とかしてあげたいと思ったのだ。
それは多分、初めて僕が能動的に、女性に関わろうと思った瞬間だったのだろう。
それが恋に変わるには、そう時間はかからなかった。たまに見せる、女性らしい可愛らしい表情と、少し抜けた行動。
普段、できるだけ隙が無いようにしている彼女だけに、そのギャップに僕は惹かれた。
ただ、彼女の中には、死んでしまった婚約者がいる。そこに僕が割り込む余地はないのだろうなというのも、分かってはいた。
一度、それを承知で彼女に思いを伝えたこともある。その当時、サイファーさんにカレンさんは惹かれかけていた。
だが、既に彼にはノワールさんがいる。だから、彼への想いを断ち切らせる……そう思っていた。
だけど、それは所詮子供の浅知恵だった。案の定、僕は一度拒絶された。あの時ほど落ち込んだのは、生まれて初めてかもしれない。
不思議なのは、あの後カレンさんが僕を許してくれたことだった。
あの時、リナさん――彼女の義姉に当たる人だ――に会ったというけど、何があったかまでは詳しく聞いていない。
その後、色々あって一気に結ばれたわけだけど、そこはいつか知りたいなと思っていた。
そのチャンスは、思っていたより早く訪れた。
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「カレンさ……カレン、気分悪そうだね」
僕は食堂から部屋に戻り、お茶を淹れた。タケシタの所から戻ってから、彼女の顔が少し赤い。
身体に触られるのも、酷く嫌がっていた。理由は分かる。……あいつの妙な力だ。
タケシタは、僕たちに催眠術のようなものをかけ、淫靡な気分に無理矢理させることで力を削ごうとした。
それは相当強烈なものだった。激しい欲情で、その場を動けなくなる程度には。その影響が、まだ残っているのだ。
正直言うと、僕もまだ下腹部が熱い。部屋が足りないから今日は個室に二人で泊まるという状況なのも、それに拍車をかけていた。
だけど、勢いのまま彼女を抱くのは違うと思っていた。そもそも、最初からして勢いで抱いた……いや、抱かされたようなものだったし。
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ノワールさんの「未来予知」で、カレンさんの将来の相手が僕と聞かされた時には心底驚いた。
本当に結ばれるのだろうか?と思っていたけど、カレンさん的にはそんな予感もしていたらしい。図らずとも、両想いであったのが分かったわけだ。
だけど、そこからまさか襲われるとは……。
お酒の力はあった。壁を隔てた所にいるサイファーさんたちが、そういう行為をしているだろうというのも意識はしていた。
けど、もうちょっとゆっくりでもいいんじゃないかと思ったのは事実だ。どうにも、昔女の子に押されるまま致していたのを思い出してしまったのだ。
もちろん、カレンさんが僕自身を見ているのはちゃんと分かっている。
でも何というか、僕はもうちょっとゆっくりやりたいなと思ったのも確かなのだった。
……彼女とのセックスは、今までのどの子よりもずっと良かったのだったけど。
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そんなことを考えながら、僕は理性で本能を無理に押さえつけていた。
紅茶を彼女に差し出すと、「ありがと」と短く返ってくる。
「とりあえず、それ飲んで今日は寝ようよ。明日はお兄さんの所に行くし、多分忙しくなる」
無言でカレンさんは頷いた。彼女も、何とか耐えようとしている様子だ。
サイファーさんたちは、多分今晩致すのだろう。ちらっと聞いたのだが、ノワールさんはそういう方面の魔法にも長けているらしい。
あの身体でサイファーさんをどうやって受け入れているのだろうと思ったけど、
それがあればいくらしても体力が落ちない……どころか、逆に調子が良くなるという。
そんな魔法が使えればいいけど、あの人は例外も例外だ。参考には全くならない。
僕はふうと小さな溜息をついて、紅茶を一口飲んだ。とりあえず、まず落ち着かないと。
自分の理性がそれほど強いとは思っていないけど、頑張れば耐えられるはずだ。
……
(コンマ下)
3の倍数か余り1 カレンが襲う
9の倍数 同時に理性の限界が来る
3の倍数余り2 会話続行
※なお本スレの結果により、どんな展開になっても最終的にはお互いが満足するイチャラブになります。
※カレンが襲う
今日はここまで。更新ペースは遅いですが、しばしお付き合いを。
なお、他のカップルもやれたらやる予定です。
(多分、サイファー先祖のアレスの話もこちらで)
ファンブルってことでカレンがあらぶったりは
>>10
どうしましょうかね。そうしてもいいですけど致した結果は確定している(翌朝お互いツヤツヤ)ので、プレイ内容が過激なものになるとかですかねえ。
来週ぐらいに更新できれば……ですね。
再来週には確実に更新します。
まだかなー
>>15
今週末には。
PCでやらないと捗らないので、インフルでブランクができたのが痛いです。
では、再開します。
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会話のないまま、時間だけが過ぎていく。話題がないからじゃない。お互いに我慢しているからだ。
しかし、時間の経過とともに股間の疼きだけが増していく。
もうとうにカップに紅茶はない。これ以上我慢できる自信は、ない。
その時だった。少し下を向いたその一瞬、生暖かいものが僕の鼻先をかすめた。
それが何か僕は分からなかったが、すぐに歯を割って柔らかで暖かいものが滑り込んだのを感じた。
目の前には、濡れた瞳のカレンがいた。
「んんっ!!……れろっ、むむ……あむ、ちゅるっ……」
激しくカレンが舌を絡ませる。僕は一瞬たじろいだが、覚悟を決めた。我慢なんて、初めからする必要なんてなかったんだ。
僕は両手を彼女の頭に当て、強く唇を押し当てた。舌を受け入れ、逆に彼女の口内に自分のそれを挿し入れる。
上の歯の裏を優しく刺激し、唾液を流し込む。するとカレンは「んん……」と蕩けた顔になった。
カレンとのキスは、いくらしても飽きることがない。彼女の唾液は、まるで極上の蜂蜜酒のようだ。
何分間、そのまま互いの唇と舌と唾液を絡み合わせていただろうか。彼女も、きっと想いは同じのはずだ。
でも、このままずっと味わっていたいけど……繋がるなら舌だけじゃ足りない。もっと、色々なところで重なり合いたい。
僕の股間は、そう主張していた。
「ぷはっ」
僕は唇を離すと、カレンの服を引きはがすように脱がす。もう寝間着に着替えているから、そんなに苦労はしない。
上を脱がすと、下着は着けていなかった。柔らかくて、形のいいおっぱいがまろび出る。
たまらず乳首にしゃぶりつく。グミの実をもっと柔らかくして、もっと甘くしたような味がする。
そんなはずはないのに、こんなに甘いのは……僕の頭がタケシタによっておかしくなってるからだろうか?
「……んああっ!!あ、ああっ……」
乳首を甘噛みすると、カレンが頭をのけぞらせ嬌声をあげた。この前はずっとやられっぱなしだったけど、今日は僕が気持ちよく……
その時、ピリッとした快感が胸に走った。いや、ピリッというより、ビリっとだ。
その刺激は電流のように僕の股間の下……お尻の穴に近い部分に走り抜ける。
「ああっ!な、何でこんなにっ……!?」
僕のシャツの下に、彼女の両手が滑り込んでいた。そのしなやかな指先は、僕の乳首をコリコリと弄んでいる。
女の子じゃないのに、何でこんなに感じるの??
カレンが「ふふっ」と笑った。そして、シャツを物凄い勢いでまくり上げた。ビリッという音がした気がしたが、それは次の快感で気にならなくなった。
レロッ……
カレンの舌が僕の乳首を舐めた瞬間、僕は思わず出しそうになった。
もう股間が熱くて、気持ちよくてたまらない……!!多分、今触られたら、確実に出てしまう!
「はあっ、はあっ」
僕はカレンの下着の下に、急いで手を入れた。少し濃い目の毛を抜けると、もうドロドロに蕩けっている。
すぐに小さな豆も確認できた。僕は潤みを人差し指にまとわせると、そこを軽く擦った。
「ああああっ!!い、いいよぅっ……!!」
喘ぎ声を聞いて「やった」と思った次の瞬間。
カリッ
乳首にかすかな痛みが走った。その痛みが快感の濁流になって、下半身に伝わる。
「や、やだあっ……!!こんなので、イきたくな……」
悪戯っぽくカレンは笑うと、触れるか触れないかという絶妙の加減で、僕の股間をズボン越しに撫でる。
それが最後のきっかけだった。
ビュッ、ビュッ、ビューッ……!!
「うあああああっっ!!イクっ……!!」
僕は思わず、乳首を舐めていたカレンの頭を抱きしめた。たまらない多幸感と、もう出てしまった屈辱と。
それをぶつけるように、強く彼女の頭を押し付ける。それがまた乳首を刺激して、また出てしまう。
3回ぐらい、強烈な射精が続いた。自分でも出る音が分かるなんて、ほとんど経験になかった。
お臍の辺りに、ドロドロとしたものがかかるのが分かった。
僕は思わず、右手を目の上に当てる。恥ずかしくて、泣いてしまいそうだった。
すると、カレンは下着をズボンごと剥いで、そのドロドロとした液体を「ズズッ」とすすった。えっ、何であんなものを?
「んふふっ、たくさん出したね。すっごく可愛い……!」
彼女はそう言うと、愛おしそうにお腹を舐め回す。困惑していると、また股間が熱く固くなってきた。それも、さっきより大きく!?
「嘘っ……こんなに早く戻るなんて……」
「凄い……!!そして、美味しそう……」
ぬるりとしたものが、僕の竿に触れた。そして一気に飲み込まれる!!
「じゅるっ……へろ……あむあむ……ああ、おいひい……!!」
すぐに僕の奥底から、熱いものがたぎって噴き出そうとしていた。
また、一方的に感じさせられるままなのか、そんなのは嫌だ……!
そう思っていると、目の前に透明の液でテカテカと光った、カレンの花弁が見えた。
そうか、そういうことなんだね。
僕はそれにむしゃぶりついた。まずは小さな豆を甘噛みする。
あむっ
「ひぎっ……!!あうう……あ、ああっ……!!」
カレンが思わず竿から口を離した。
僕は好機と見て、彼女の泉に舌を入れる。わずかに潮の味がするけど、決して不快じゃない。上質のスープみたいだ。
やっぱり変だ、女の子のここが、そんなに美味しいわけが……
※80以下で反撃を食らう
※やっぱり火蓮のターン
今日はここまで。やっぱりエロは難しいですね……。
基本プロットと構想でごり押すタイプなので、こういう描写中心になると経験不足が如実に出ます……。
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