文香「Pさんが文×Pもののエロ本を隠し持ってました・・・」 (19)

文香「Pさんが、Pさんが怖いです・・・」ガタガタ

P「誤解だから!誤解だから!」

文香「Pさんに犯されてしまいますぅ・・・」ブルブル

P「やめて!」

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P「ご、誤解なんだよ!」

文香「そうなんですか・・・?」

P「うん」

文香「ではあの本は、Pさんの物ではないのですね」

P「うん。あれは俺のじゃない」

文香「えっ」

文香「・・・嘘を、吐いてますか?」

P「いや、あれは荒木さんが書いた物なんだ」

文香「えっ」

比奈「申し訳ないっス」ションボリ

比奈「巨乳おとなしめ世間知らず読書好きとかすげぇキモオタが好きそうな設定してんなって思うと、そういう妄想をせずにはいられなくて・・・」

比奈「そういう妄想してたら、それを形にせずにはいられなくて!」ガバッ

P「何を元気に語ってるんだ。神妙にしろ」

比奈「はい・・・。すいませんでした・・・」

P「そんでそれを秘密裏に処分しようとしていた所を、文香に見つかってしまったという訳だ」

P「その・・・不快な物を見せてしまってすまない。けど、どうか荒木さんの事は許してやってくれないか」

比奈「もうしないっス・・・反省したっス・・・」ションボリ

文香「は、はぁ・・・」

P「この本も、すぐに捨てるから・・・」

文香「そ、その必要はありません!」

P「え?」

文香「私は、書とは自由な物だと思っています」

文香「作者は常に読者の事を考えなければならないという規則はありません。ただただ自己満足のために作られた作品もあって良いと思います」

文香「また、そういった精神こそが作者のリビドーとなり、書という文化の発展の礎にもなってきたと思うのです」

文香「ですから・・・それは比奈さんが比奈さんのために書いた作品です。私達が一方的に取り締まって良い物ではありません」

P「うーん・・・確かに荒木さんも、これを世に出そうとは思ってなかったらしいけど・・・」

比奈「流石にそれはヤバいと思ったっス」

P「まぁ、文香がそう言うなら、この本を捨てるのはやめておくか」

文香「はい」

P「じゃあこれは荒木さんに返すよ」

文香「えっ」

文香「返して・・・しまうのですか?」

P「え?捨てるなって言ったのは文香だろ?」

文香「そうではなくて・・・その、Pさんはそれを手放してしまってもよいのですか?」

P「え?何で?」

文香「・・・比奈さん。その本を一度貸してもらえますか」

比奈「えっ。いや本人に見せるのはちょっと・・・」

文香「比奈さん」

比奈「はい」スッ

P「ちょ、ちょっと!」

比奈「だって文香ちゃんが貸してって!」

文香「クオリティは・・・問題ないように思いますが・・・?」ヨミヨミ

P「・・・クオリティ?」

文香「それとも、こういう絵柄はあまり好みではないのでしょうか・・・?」チラッ

P「え、いや、どういう事?」

文香「やっぱり私では、抜けませんか?」

比奈「!?」

P「!?」

P「ちょっと待ってちょっと待って」

文香「その、自賛する訳ではないのですが・・・この本の私は十分官能的に描かれていると思うのです」

P「ちょっと待って」

文香「それでも使えないという事は、やっぱり私に問題が・・・」

P「ちょっと待って!」

P「・・・いや、自分の担当アイドルで・・・その、抜いたり、しないから。普通」

文香「では・・・やっぱり私以外の誰かで抜いているのですね・・・」

P「えー、まぁ・・・っていうか文香?どうしたんだ一体」

文香「どうして私を使ってくれないのですかっ!?」

P「どうした文香!?」

文香「何か悪い所があるなら言ってください!あなたの嗜好に合わせますから!」

P「落ち着け!落ち着くんだ文香!」

文香「はっ・・・!まさか、いちゃらぶ物だから使えないんですか・・・?NTR物でないと・・・?」

P「違わい!」

文香「うう・・・そんな、Pさんのために、Pさん以外の誰かに抱かれないといけないなんて・・・」

P「違うっつってんだろ!」

文香「では、何故私では駄目なのですか・・・?」

P「いや、俺はプロデューサーだから」

文香「プロデューサーでなければ使いたいと・・・?」

P「え?」

文香「どうなんですか」ズイッ

P「い、いや。俺の好みなんてどうでもいいだろ?この話はもう終わりにして・・・」

文香「答えてくれないのですね・・・」

文香「・・・では、体に直接聞くとしましょう」ギュッ

P「ふ、文香!?胸が!」

文香「私を使わないのであれば、何をされても大丈夫なはずです・・・」スリスリ

P「う、うおおおっ!もう我慢できない!」ガバッ

文香「ひゃんっ」

比奈「・・・・・・・・・っていう同人誌を書いたんでスけど。どうっスか?」

文香「前振りが長い割には、展開が急で、あまり感情移入ができません・・・思い切って、二人は既に結婚しているという設定で始めるのはどうでしょう」

P(最近は道徳の授業とかないのか・・・?)



  -終わり-

以上になります。

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