鞠莉「クイズ!桜内梨子の100のコト」 (68)

東京の高校から内浦に転校して来たピアノ少女。自称地味で控えめな彼女の事を我々はどれだけ知っているのか…

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鞠莉「桜内のコトをもっと知りたい。クイズ!桜内梨子の100のコト」

果南「へ~、こっちはこんな風になってるんだ。よ~し、やるからには優勝しなくちゃね」

千歌「…」

花丸「…」

果南「ん?どうしたの?」

花丸「色々わからないズラ」

千歌「果南ちゃんもクイズに参加するの?」

果南「まあ、私もよく分かってないけど」

花丸「分からないクイズによく参加出来るズラ」

千歌「で、今回は梨子ちゃんのクイズなんだ?」

ダイヤ「本当。鞠莉さんはよく分からない事をしますわ」

花丸「で、曜ちゃんじゃなくて…」

千歌「ダイヤちゃんなんだ」





鞠莉「第1問。桜内の血液型は何?」

千歌「梨子ちゃんの血液型ねぇ」

果南「ん?どうした?」

千歌「梨子ちゃんの血液型と梨子ちゃんの性格って血液型占い通りだなと思ってさ」

ダイヤ「それは千歌さんにも言える事ですわ」

果南「あはは。確かに」

千歌「え?そうかな?」

花丸「そうズラ」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:A

果南:A

ダイヤ:A型

花丸:A型

ダイヤ「まあ、メンバーの血液型ぐらい覚えていますわ」

千歌「…」

ダイヤ「どうしたんですの?」

千歌「いやぁ…ダイヤちゃんの血液型ってなんだったっけ?」

ダイヤ「え?」

果南「あははは」

ダイヤ「なっ、笑わないで」

花丸「何だか楽しそうズラね」

鞠莉『桜内の血液型は?』

梨子『血液型?』

千歌「梨子ちゃんだ!」

果南「あんな風に映ってるんだね」

梨子『血液型はA型です』

鞠莉「性格はA型です」

果南「ちなみにダイヤもA型だよね」

千歌「そうだ!思い出した。そうだよ。梨子ちゃんとダイヤちゃんはA型なんだよ。ね?」

ダイヤ「べ、別に。どうでも良い事ですけど」ポリポリ

果南「あはは。だって」

花丸「何がおかしいズラ?」

千歌「さあ?」

鞠莉「第2問。桜内の趣味は何?」

千歌「梨子ちゃんの趣味か…意外と悩む」

ダイヤ「千歌さんなら、こんなの余裕だよ!って言うと思いましたけど」

千歌「えへへ。そうなんだけどさぁ」

花丸「マルは知ってるズラ」

果南「へ~そうなの?」

花丸「ズラ」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:絵

果南:料理

ダイヤ:手芸

花丸:絵画

果南「意外とピアノは一人もいないんだね」

千歌「ピアノは梨子ちゃんにとって趣味とはまた違う様な気がして」

ダイヤ「で?絵画なんですの?」

千歌「うん。なんかそんな事言ってた様な…ね?」

花丸「うん。どこかで聞いたズラ」




鞠莉『桜内の趣味は何?』

梨子『趣味?趣味かぁ……絵を描く事ですね』

鞠莉「答えは絵を描く事」

千歌「ほらね?」

果南「本当だ」

鞠莉『それでは特技を披露して貰いまーす』

梨子『え?ここで絵を描くんですか?じゃあ簡単に…』

キュキュキュ

梨子『出来ました』

鞠莉『………これは?』

梨子『犬ですけど?』

千歌「あぁ……なるほど」

果南「な、中々上手だね」

花丸「ちょっと画風が個性的過ぎてマルにはついていけないけど…芸術的ズラ」

ダイヤ「そ、そうですわね。芸術的過ぎてコメントしづらい…」

鞠莉「第3問。桜内が転校してくる前に通っていた高校は?」

ダイヤ「これはサービス問題ですわね」

千歌「そうだね。最初聞いた時はビックリしたよ」

果南「まあ、奇跡的だもんね」

花丸「そう考えると梨子ちゃんがスクールアイドルをやってるのは最早運命ズラ」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:音の木坂高校

果南:音乃木坂学園

ダイヤ:音ノ木坂学院

花丸:音ノ木坂高校

ダイヤ「ブッブーですわ」

千歌「え?何が?」

ダイヤ「字が違います。字が」

果南「ダイヤのが正解なの?」

ダイヤ「そうですわ」

果南「え~このくらいの違いいいじゃん。ダイヤは細かいなぁ」

ダイヤ「テストだったら不正解ですから」

花丸「流石A型ズラ」

ダイヤ「関係ありません」


鞠莉『桜内が転校してくる前に通っていた高校は?』

梨子『はい。私が浦の星に転校して来る前に通っていた高校は東京にある音ノ木坂学院と言う高校です』

鞠莉「正解は音ノ木坂学院」

千歌「なんかクイズって言うよりも梨子ちゃんのインタビューみたい」

花丸「受け答えも真面目ズラ」

果南「その言い方だと私の受け答えが真面目じゃないみたいだけど」

千歌「結構いい加減だったよ?」

果南「そう?」

ダイヤ「果南さんらしいですわ」

鞠莉「第4問。桜内の嫌いな食べ物は何?」

千歌「なんで嫌いな食べ物ってあるんだろうね?全部美味しく感じればいいのに」

花丸「それだと美味しい物を食べた時の喜びが薄れるズラ」

千歌「そっか。そうだよね。嫌いな物があるから好きな物があるんだもんね」

花丸「そうズラ」

ダイヤ「……なんなんですの?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:グリンピース

果南:にんにく

ダイヤ:パクチー

花丸:セロリ

千歌「どれも正解の様な気がする」

果南「癖が強い食べ物って食べにくいもんね」

花丸「ズラ」

鞠莉『桜内の嫌いな食べ物は何?』

梨子『嫌いな食べ物は…』

千歌「あれ?どうしたんだろ?」

果南「言いたくないのかな?」

梨子『私は…ピーマンが苦手で…』カァァァ

鞠莉「正解はピーマン」

千歌「そんなに恥ずかしい事?」

花丸「意外と言えば意外ズラ」

ダイヤ「高校生にもなってピーマンが苦手とは…」

果南「ハンバーグが苦手って方が私はビックリだけどね」

千歌「え?そんな人いるの?」

ダイヤ「…さあ?」

鞠莉「第5問。桜内の好きな食べ物は何?」

千歌「嫌いな食べ物の次は好きな食べ物か」

果南「千歌知ってる?」

千歌「ううん。知らない。梨子ちゃんってなんでも美味しそうに食べてるから」

ダイヤ「もうちょっと言い方があるのでは?」

千歌「え?どういう事?」

花丸「まるで梨子ちゃんが食いしん坊みたいズラ」

千歌「え?そんな事はないと思うけど…。むしろ少食?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:ハンバーグ

果南:すし

ダイヤ:シーザーサラダ

花丸:マシュマロ

千歌「さっきの会話のせいでハンバーグしか思い浮かばなかったよ」

果南「あ~ハンバーグが苦手って話?」

花丸「ハンバーグ…美味しいのに。その人は可哀想な人ズラ」

千歌「ハンバーグが食べられないなんて人生の半分損してるよね」

花丸「悲劇ズラ」

ダイヤ「そ、そんな事はありません。人の人生を悲劇などと…失礼ですわ」

花丸「え?」

千歌「どうしてダイヤちゃんが怒ってるの?」

ダイヤ「いや…それは…」

千歌「それは?」

果南「まあ、この話はここら辺で終わりにしようよ。今日は梨子が主役なんだし」

千歌「まあ、そうだね」


鞠莉『梨子の…じゃなかった…』

千歌「今更だけど下の名前で良くない?」

花丸「何か拘りが?」

ダイヤ「鞠莉さんのああ言う拘りは理解出来ませんわ」

果南「これだから金持ちは…」

ダイヤ「それは関係ありません」

鞠莉『桜内の好きな食べ物は何?』

梨子『好きな食べ物はゆで卵です』

千歌「だって!流石梨子ちゃん可愛いね!アイドルって感じだよね」

ダイヤ「そうですか?」

千歌「え?ゆで卵って可愛いよね?」

果南「ん~…可愛い…かな?」

花丸「マルは好きズラ」

ダイヤ「あなたは何でも食べるでしょう」



鞠莉「第6問。桜内のあだ名は何?」

千歌「そう言えば私達ってあだ名とかあまりないよね」

果南「そうだね。割とみんな小さい頃から知ってる顔ばかりだから自然と名前で呼んじゃうからね」

花丸「でも、ダイヤさんは既にあだ名っぽい名前ズラ」

千歌「確かに」

ダイヤ「そうですか?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:リリー

果南:リリー

ダイヤ:リリー

花丸:リリー

花丸「梨子ちゃんも堕天しちゃったから…」

ダイヤ「そっちの気があるとは思いもしませんでしたわ」

果南「まさかだったよね」

千歌「まあ、でも似合ってるよね?堕天使リリー」

鞠莉『桜内のあだ名は何?』

梨子『あだ名とかは…私、そう言うの全然なくって』

千歌「え?リリーは?」

花丸「認めてないみたいズラ」

千歌「所で…何でリリーってどう言う意味なのかな?梨子だからリリー?」

果南「じゃないの?」

ダイヤ「リリーと言うと百合の事ですわね」

千歌「百合?百合って花の?」

ダイヤ「ええ。それ以外にあります?」

千歌「ないけど…。桜内なのに百合かぁ…。面白いね」

鞠莉「第12問。桜内の好きな季節は?」

千歌「勿論夏だよね!」

果南「夏以外に思いつかないよね。好きな季節って」

花丸「でも…桜内って言うくらいだから春かもしれないズラ」

千歌「た、確かに…」

ダイヤ「あなた達…それって答え合わせをしてる様なものでは?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:夏

果南:夏

ダイヤ:春

花丸:春

千歌「選ばれない秋と冬の気持ちを考えると…」

花丸「可哀想ズラ…」

果南「まあ…冬は星空が綺麗だか秋は過ごしやすいけど…夏の魅力には勝てないかな」

ダイヤ「そうですか…」

鞠莉『桜内の好きな奇跡は何?』

梨子『え?どう言う事?』

鞠莉『そのままの意味デース』

梨子『あの…出来事って事?……ごめんなさい。思いつかない』

千歌「鞠莉ちゃん季節じゃなくて奇跡って言ったよね?」

花丸「確かに言ったズラ」

ダイヤ「それで梨子さんは答えられなかったのですね」

果南「好きな奇跡って言われたら意味わからないもんね」

鞠莉「第23問。桜内はどんな性格?」

千歌「梨子ちゃんってさ」

果南「うん。どうした?」

千歌「結構ギャッブが凄いよね」

花丸「確かに。堕天したし」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:大人しい

果南:大人しい

ダイヤ:真面目

花丸:控えめ

千歌「このクイズのコツが分かってきたんだけど」

果南「コツ?」

千歌「うん。今みたいな問題の答えはさ、私達が梨子ちゃんの性格をどう思ってるのかじゃなくて梨子ちゃんが自分の事をどう答えるかがポイントなんだよね」

ダイヤ「そんなの当たり前でしょう?」

千歌「じゃあさ、梨子ちゃんが自分で自分の性格を真面目って言うと思う?」

ダイヤ「なっ…」

花丸「確かに…言いそうにないズラ」

鞠莉『桜内はどんな性格?』

梨子『私の性格って事ですよね?…どちらかと言うと控えめで地味な方だと…』

鞠莉「正解は控えめで地味」

千歌「控えめってのは実際間違ってるね」

果南「割と行動派だよね?」

千歌「四月の海に飛び込もうとするくらいだからね」

ダイヤ「ど、どう言う事ですか?」

千歌「四月の海に飛び込もうとしてたんだよ。凄いワイルドでしょ?」

花丸「確かに…全然地味じゃないズラ」

鞠莉「第29問。桜内の理想の告白は?」

千歌「理想の告白かぁ…。考えた事ないなぁ」

果南「女子校だしね」

千歌「だよね。少女漫画とかを参考にするしかないね」

花丸「漫画は読まないから」

ダイヤ「私もですわ」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:壁ドン

果南:海辺で

ダイヤ:ラブレター

花丸:放課後の教室に呼び出して告白

果南「壁ドンって何だっけ?」

千歌「なんか壁にドンってやる奴だよ」

ダイヤ「全然分かりませんわ」

花丸「とりあえず壁に何かするのは分かったズラ」

鞠莉『桜内の理想の告白は?』

梨子『え?理想の告白?ええ…』

千歌「梨子ちゃん!壁ドン頼むよ!」

ダイヤ「いいえ。古来より告白はラブレターと相場は決まってますわ」

果南「古来からなんだ…」

花丸「放課後の教室の方がロマンチックズラ」

梨子『えっと…私は普通の告白でいいかな?』

千歌「嘘だよ。本当はあるはずだよ」

花丸「恥ずかしいのかな?」

果南「そうかもしれないね」

鞠莉「第33問目。桜内はスプーンを使ってどうボケる?」

果南「うわ~…私の時にこんな問題が出なくて良かったぁ」

千歌「そうだね。考えただけで冷や汗モノだよね。だって…」

花丸「こんなの絶対にスベるズラ」

ダイヤ「そうですわね」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:視力検査

果南:ウルトラマン

ダイヤ:視力検査をするふり

花丸:マイク

千歌「ウルトラマンってどういう事?」

果南「ほら…スプーンを二つ使ってウルトラマンの目にするんだよ」

千歌「二つ使うのってありなの?」

果南「さあ?」

鞠莉『このスプーンを使ってボケて下さい』

梨子『え?ボケる?………二つ使っていいですか?』

鞠莉『オフコース』

梨子『り、梨子トラマン…………』

ダイヤ「梨子トラマン…」

果南「ね?言ったでしょ?」

千歌「梨子ちゃん今頃あっちで顔真っ赤にしてるだろうね」

花丸「可哀想ズラ」

鞠莉「第34問目。桜内の好きな本は何?」

千歌「好きな本って言われてもさ。そもそもあんまり本を読まないから答えられないんだよね。こっちも」

果南「そうなんだよね。マルが居なかったら私なんて永久に読書とは縁がなかったと思うよ」

ダイヤ「果南さんの活字アレルギーは相当でしたものね。そう考えると花丸さんは大したものですわ」

花丸「そうズラか?」

果南「そうだよ。なんたって私に活字の本を読ませたんだからね」

千歌「果南ちゃん。それ言ってて悲しくない?」

果南「少しね」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:ハリーポッター

果南:銀河鉄道の夜

ダイヤ:夜空のピクニック

花丸:ハリーポッターシリーズ

千歌「おお!まさかの花丸ちゃんと一緒!これは正解なんじゃ」

花丸「結構固いズラ」

果南「ハリーポッターかぁ。そう言えばあったね。映画もやってたし」

千歌「でしょ?」



鞠莉『桜内の好きな本は何?』

桜内『あの…違うのよ?さっきのは何も思いつかなくて…』

花丸「さっきの?」

果南「スプーンのモノボケじゃない?」

花丸「ああ…まだ引きずっているズラ…」

千歌「相当恥ずかしかったんだね」

ダイヤ「そりゃあ…そうでしょう?私なら恥ずかしくてあの場にいれませんわ」

桜内『す、好きな本でしたっけ?えっと…星の王子さまかな。あの、本当にさっきの事は忘れ…』

千歌「あっ、喋ってる途中で消えた」

ダイヤ「鞠莉さんも人が悪いですわね」

花丸「星の王子さま。確かに良い本ズラ」

果南「へ~そうなんだ」

千歌「え?果南ちゃん知らないの?私でも知ってるよ?」

果南「いやぁ~…あはは…」

鞠莉『第50問。桜内の秘密は何?』

千歌「これさぁ、果南ちゃんの時もあったけど。答えたら秘密じゃないよね?」

果南「私の時あったっけ?」

千歌「あったよぉ~」

果南「私なんて答えた?」

千歌「……」

花丸「……」

果南「覚えてないじゃん」

ダイヤ「私は居ませんでしたから」

果南「まあ、覚えてないんじゃその程度の事だったってことかな?」

千歌「だね」

鞠莉『桜内の秘密は何?』

桜内『言いません』

果南「言いませんって事はあるんだね」

花丸「気になるズラ」

千歌「ね?どんな秘密なんだろ?今度それとなく聞いてみよう」

ダイヤ「人の秘密をみだりに探るもんじゃありませんわ」

鞠莉「桜内は昨日寝る前に何をした?」

千歌「寝る前にする事なんて決まってるよね?」

果南「まあね。毎日する事だし」

ダイヤ「毎日?」

花丸「する事?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:はみがき

果南:髪の手入れ

ダイヤ:ストレッチ

花丸:読書

千歌「え?そういう事?」

果南「はみがきなんて当たり前の事だから思いつかなかったよ」

花丸「それを言うなら髪の手入れもそうズラ」

ダイヤ「まあ…梨子さんがどう受け取るかですわね」

鞠莉『桜内は昨日寝る前に何をした?』

梨子『寝る前?えっと……その日の授業の復習をして寝たかな…』

千歌「えー?嘘っぽいなぁ。授業の復習をする人なんているの?した事ないよね?」

果南「そうだね。勉強なんてテスト前くらいしかしないね」

ダイヤ「それは二人だけですわ」

千歌「え?花丸ちゃんは…」

花丸「ちゃんとしてるズラ。毎日じゃないけど…」

千歌「嘘…」

ダイヤ「本当です」

鞠莉「第69問。桜内が一番最近見た夢は?」

千歌「そんなの分かる訳ないじゃん」

ダイヤ「急にどうしたんですの?」

千歌「だって分かる訳なくない?梨子ちゃんが昨日見た夢なんて」

果南「そうだけど。今更じゃない?」

ダイヤ「そうですわ。それを言い出したらこの企画自体意味が分かりませんわ」

千歌「そうだけど…。もう疲れたーー」

果南「ああ…そう言う事…。確かに長時間やってるもんね」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:しいたけの散歩をしてる夢

果南:海の中を泳ぐ

ダイヤ:日常の夢

花丸:追いかけられる夢

ダイヤ「それは果南さんがやりたい事では?」

果南「まあ…そうだけど。だって他に思いつかないしね?」

花丸「そうズラ」

ダイヤ「花丸さんのはどう言う事ですか?」

花丸「誰かに追われる夢って見た事ないズラ?」

ダイヤ「まあ…」

千歌「夢は追われるより追う方が良いよね!」

ダイヤ「そう言う事ではありません」

鞠莉『桜内が最近見た夢は?』

梨子『最近見た夢…。私と曜ちゃんでしいたけちゃんの散歩をしてる夢を見た様な…』

鞠莉「正解は曜としいたけの散歩をしてる夢」

千歌「なんで?」

果南「惜しかったね」

千歌「違うよ。そうじゃなくてさどうして、しいたけの散歩をしてるのに曜ちゃんと梨子ちゃんの二人なの?私は?」

ダイヤ「まあ、所詮夢ですから」

千歌「そうだけどさ。なんかなぁ」

花丸「オラ…マルは千歌ちゃんの答えが惜しい事にビックリズラ」

鞠莉「あなたは長い長い旅の末、今まで生きてきて見たことのないような美しい湖までたどり着きました。思わず漏らした最初の一言を教えてください」

ダイヤ「は?」

千歌「え?何?」

果南「梨子と何か関係があるの?」

花丸「梨子ちゃんがどう答えるかって事ズラ?」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:すてき

果南:キレイ

ダイヤ:綺麗

花丸:感激

千歌「だって見た事もないくらい綺麗なんでしょ?」

果南「そうだね」

花丸「そんなに綺麗なら見てみたいズラ」

鞠莉『あなたは長い長い旅の末、今まで生きてきて見たことのないような美しい湖までたどり着きました。思わず漏らした最初の一言を教えてください』

梨子『は?』

果南「まあ、そうなるよね」

千歌「うん。さっきまでと全然違うもんね」

梨子『えっと…もう一回いいですか?』

鞠莉『あなたは長い長い旅の末、今まで生きてきて見たことのないような美しい湖までたどり着きました。思わず漏らした最初の一言を教えてください』

梨子『ん~…来て良かった。かな?』

千歌「だから何って感じだよね」

ダイヤ「そうですわね」

梨子『えっと…どう言う事?』

鞠莉『今の質問の答えは自分の人生の最期に言う言葉です』

梨子『え?心理テスト?』

千歌「そう言う事かぁ」

花丸「でも、なんで急に心理テストズラ?」

ダイヤ「深く考えたら負けですわ」

果南「うん。そう言う事だね」

鞠莉「第82問。桜内の身体は何センチ?」

千歌「あれ?梨子ちゃんって私より大きいよね?」

果南「私よりは少し小さいかな?ダイヤは私と同じだもんね?」

ダイヤ「ええ…まあ…これってほぼ答え合わせですよね?」

花丸「マルはだいたいの人より小さいズラ」

千歌「えっと…と言う事は梨子ちゃんは私より大きくて果南ちゃんより小さい。果南ちゃんはダイヤさんと同じ身長で花丸ちゃんは誰よりも小さいと。ん?なんかこんがらがって来ちゃったよ?あれ?」

ダイヤ「千歌さんが勝手にややこしくしてるだけですわ」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:160

果南:159cm

ダイヤ:158cm

花丸:156センチ

千歌「私が157cmだからね?」

花丸「じゃあ、マルは間違いズラ?」

果南「ん~…どうだったかなぁ」

鞠莉『桜内の身長は何センチ?』

梨子『160です』

千歌「あっ、正解だ」

果南「千歌はさっきから正解率が高いね」

千歌「まあね。二連覇あるかもね」

花丸「フリにしか聞こえないズラ」

ダイヤ「そうですわね」

千歌「え?フリ?」

花丸「ズラ」

鞠莉「第94問目。桜内の好きな言葉は?」

千歌「あと少しだね」

花丸「疲れたズラ」

果南「って言うかずっと思ってたんだけどさ。この部屋少し寒くない?我慢出来ない程じゃないけどそ」

ダイヤ「確かに。言われてみれば少し寒いですわね」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:友情

果南:努力

ダイヤ:為せば成る

花丸:思いやり

千歌「そうか。単語って訳じゃないのか」

果南「つい単語で答えちゃうよね。流石ダイヤ」

ダイヤ「ま、まあ。大した事ではないですわ」

鞠莉『桜内の好きな言葉は?』

梨子『えっと…心の目で見なければものごとはよく見えない、肝心なことはいつも目で見えないんだ。星の王子さまに出てくる言葉でこっちに引っ越して来て東京では見えない満天の星空を見上げた時この言葉を思い出したわ』

千歌「思ったより長かったね。ダイヤちゃん」

ダイヤ「そうですわね」

果南「マルはこの言葉知ってるの?」

花丸「勿論ズラ」

鞠莉「第100問」

千歌「ラスト!梨子ちゃんラスト!」

花丸「長かったズラぁ」

鞠莉「桜内が内浦に来て最初に感じた事は何?」

千歌「ん~逆に私達が東京に行った時の感想の逆を書けば」

花丸「なるほど。それは名案ズラ」

ダイヤ「こっちから東京へ…」

果南「大都会…東京へ…」

鞠莉「回答をオープン」

千歌:田舎に来たなぁ

果南:海が綺麗

ダイヤ:夜空が綺麗

花丸:空気が澄んでる

千歌「やっぱりこんな感じだよね?」

果南「うん。自慢の海があって」

花丸「空気も澄んでて」

ダイヤ「夜空が綺麗で」

千歌「田舎も捨てたもんじゃないよね?」


鞠莉『桜内が内浦に来て最初に感じた事は何?』

梨子『最初は随分田舎に来ちゃったなぁって思ったかな』

千歌「ほらぁ?」

梨子『でも、東京じゃあんな綺麗な夜空も海も見る事は出来ないし皆んなと出会う事も出来なかった。だから、こっちに引っ越して来て良かった』

千歌「梨子ちゃん…」

果南「うん。梨子はいい事言うね」

ダイヤ「そうですわね」

鞠莉「以上で全問終了で~す。お疲れ様で~す」

千歌「あ~疲れた」

花丸「流石に二回連続は疲れるズラ」

果南「そっか。二人は二回連続だったんだよね」

ダイヤ「他にメンバーがまだいるのにどうして二人だったんでしょうか?」

千歌「だよね?次やるとしたら次は休みで!」

花丸「マルも」

鞠莉「それでは結果発表に移りま~す」

千歌:21点

果南:23点

ダイヤ:16点

花丸:26点

千歌「あれ?」

果南「てっきり千歌が優勝かと思ったけど…。私より低いじやん」

千歌「そんな事言っても…」

ダイヤ「16点…」

花丸「マ、マルが優勝ズラ?」

鞠莉「それじゃあ、梨子の待つ部屋移動して下さ~い」

ガチャ

梨子「あっ!?皆んな来たんだ」

花丸「マルが優勝したズラ」

梨子「花丸ちゃんが優勝したんだ?」

花丸「ズラ」

千歌「今回も何か優勝商品があるの?」

梨子「もちろん用意したわ」

花丸「楽しみズラ~」

梨子「似顔絵を描いてみたの」

花丸「へ?」

果南「似顔絵?」

ダイヤ「それって…」

梨子「はい。どうかな?」

花丸「…マルってこんな?」


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