未来「それで、静香ちゃんはおっぱいについて言われてる事が多いんだけど、静香ちゃんはどう思ってるのかなーって」

静香「はぁ、未来ってば……そんな下らないこと聞かないでくれる？」

未来「ん？」

静香「確かに私は、千早さんや瑞希さん程じゃないけど、他の人と比べておっぱいがほんの少しだけ、本当にちょっとだけ、僅かに、微かに、微細にも、目の誤差と言っても過言ではないくらいに、小さい気がするような感じがしないでもないとも言い切れなくもないと思わないでもないわ」

未来「うん」

静香「でもそれがトップアイドルになるのに何か関係ある？」

未来「うーん……私はおっきいおっぱい好きだけどなぁ」

静香「そう！　関係ないでしょ？」

未来「でも、風花さんとかあずささんとかも人気あるし──」

静香「関係ないでしょ？」

未来「でも──」

静香「関係ないでしょ」

未来「うん」

静香「そう、関係ないの。だから私はおっぱいの大きさなんて気にしてないわ」

未来「ふーん」

静香「……」

未来「……」

未来「でも静香ちゃん、壁とか板とか千早さんとか瑞希さんとかイノセントボディーって単語にすごい反応するよね」

静香「未来が何を言ってるのかサッパリわからないわ」

未来「気にしてるよね？」

静香「ううん、気にしてないわ」

未来「本当に？」

静香「本当に」

未来「ふーん」

静香「……」

未来「……」

未来「あっ、そうだ。コーヒー淹れてこよっと。静香ちゃんも飲む？」

静香「私は大丈夫、ありがとう」

未来「うん、わかったー」ﾄﾃﾄﾃ

静香「……」

未来「ただいまー！　あ、そういえば……静香ちゃん、昨日の話なんだけど──」ﾄﾃﾄﾃ

静香「未来」

未来「うえっ！？　き、急にどうしたの静香ちゃん？」ﾋﾞｸｯ

静香「テーブルに足をぶつけないように気をつけてね」

未来「えっ？　あ……も、もー……そんなドジな事しないよー」

静香「そう？　未来ってばそそっかしいところがあるから心配で……」

未来「しないってば～！　もう、静香ちゃんのいじわる……」

静香「ふふっ」

春香「千早ちゃんて、胸が小さいの気にしてるの？」ってあったな

未来「……」

静香「……」

未来「……」

静香「未来」

未来「えっ？　な、何？」

静香「そんな所に立ってないで座ったら？」

未来「えっ、あっ、うん。そうだね」

静香「それで昨日の話って、どうしたの？」

未来「そう、昨日の話なんだけどね──」ﾄﾃ

　ｶﾞﾝｯ!!

未来「『いた』っ！！」

静香「……」

未来「『いた』ぁー……テーブルに足ぶつけちゃったぁ」ﾁﾗ

静香「………」

春香「うぅー、『いた』！」ﾁﾗﾁﾗ

静香「……」

未来「静香ちゃん、こわい顔してるよ？　怒ってる？」

静香「未来が何を言ってるのかサッパリわからないわ」

未来「気にしてるよね？」

静香「ううん、気にしてないわ」

未来「本当に？」

静香「本当に」

未来「ふーん」

静香「……」

未来「……」

静香「ところで未来」

未来「どーしたの静香ちゃん？」

静香「あなた馬鹿なの？」

未来「えっ」

静香「つい今さっき私がテーブルに足をぶつけないように言ったばかりでしょ」

静香「小学生の桃子や育とか、落ち着きのない環だってそんな馬鹿な事しないわよ」

静香「鳥だって3歩歩くまでは覚えてるのに、あなたなんか1歩で忘れるなんて」

静香「小学生どころか鳥以下じゃない」

静香「前々からお馬鹿だとはおもってたけど、まさかそこまで馬鹿だったなんて」

静香「本当にもうどうしようもない程の馬鹿ね」

未来「ふえっ」ｼﾞﾜｧ

静香「何よ、何泣いてるのよ」

未来「だ、だってぇ～……」ｸﾞｽｸﾞｽ

静香「馬鹿だから？　馬鹿だから泣いてるの？」

未来「ごめんなさぁ～い！　あやまるから怒らないでぇ～！」ｴｸﾞｴｸﾞ

静香「はあ……別に怒ってないわよ」

未来「え？　怒ってないの……？」ｸﾞｽｸﾞｽ

静香「怒ってない」

未来「本当に……？」

静香「本当に」

未来「……」

静香「……」

未来「でへへ～……良かった！」

静香「それで？」

未来「ん？」

静香「昨日は何があったの？」

未来あ、うん。別に大した事じゃないんだけど、昨日ちょっと料理の練習をしようと思ってね」

静香「うんうん、それで？」

未来「そうしたら『まな板』が全然見当たらなくって」

静香「………」

未来「どこにあるのか探してたら、なぜか柱と『壁』の間に落っこちてて」

静香「…」

未来「それで拾ってみたら『まな板』じゃなくて『洗濯板』で」

静香「………」

未来「そうしたら――」ｽﾞｽﾞｯ

未来「『薄』っ！」

静香「……」

>>7
すみません。コピペミスったので訂正します


未来「『いた』ぁー……テーブルに足ぶつけちゃったぁ」ﾁﾗ

静香「………」

未来「うぅー、『いた』！」ﾁﾗﾁﾗ

静香「……」

未来「静香ちゃん、こわい顔してるよ？　怒ってる？」

静香「未来が何を言ってるのかサッパリわからないわ」

未来「気にしてるよね？」

静香「ううん、気にしてないわ」

未来「本当に？」

静香「本当に」

未来「ふーん」

静香「……」

未来「……」

未来「『薄』ーい！　このコーヒー『薄』いよ！」ﾁﾗ

静香「……」

未来「わー失敗しちゃったー、『薄』いなー、すごい『薄』い！」ﾁﾗﾁﾗ

静香「……」

未来「静香ちゃん、こわい顔してるよ？　怒ってる？」

静香「未来が何を言ってるのかサッパリわからないわ」

未来「気にしてるよね？」

静香「ううん、気にしてないわ」

未来「本当に？」

静香「本当に」

未来「ふーん」

静香「……」

未来「……」

静香「ところで未来」

未来「どーしたの静香ちゃん？」

静香「あなた馬鹿なの？」

未来「えっ」

静香「あなたが自分で淹れたコーヒーでしょ？」

静香「それなのに濃さの調節ひとつ出来ないの？　どれだけ馬鹿なのよ」

静香「それに薄かったのなら淹れなおしてくればいいでしょ？」

静香「なのに薄い薄いって言うだけで……あぁごめんなさい」

静香「お馬鹿な未来に『淹れなおす』なんて事が頭に浮かぶはずないわよね」

静香「今のは未来の馬鹿さ加減をわかってなかった私が悪かったわ、本当にごめんなさい」

静香「でも、本当にもう想像を絶する程の馬鹿ね」

静香「馬鹿過ぎて言葉が出ないわ」

未来「ふえっ」ｼﾞﾜｧ

静香「何よ、何泣いてるのよ」

未来「だ、だってぇ～……」ｸﾞｽｸﾞｽ

静香「馬鹿だから？　馬鹿だから泣いてるの？」

未来「ごめんなさぁ～い！　あやまるから怒らないでぇ～！」ｴｸﾞｴｸﾞ

静香「はあ……別に怒ってないわよ」

未来「え？　怒ってないの……？」ｸﾞｽｸﾞｽ

静香「怒ってない」

未来「本当に……？」

静香「本当に」

未来「……」

静香「……」

未来「でへへ～……良かった！」

未来「あ、プロデューサーさーん」

ミリP（※以下P表記）「おー未来、どうした？」

未来「確か、静香ちゃんにしようか迷ってる企画があるって言ってましたよね」

P「え？　あぁ……まぁ、うん」

静香「どうしたんですか？　妙歯切れが悪いですけど……」

P「いやな、その……水着のグラビア撮影の企画なんだけど……」

静香「……？　別に水着の撮影ぐらい、今までもやってきたじゃないですか」

P「それが……CGプロとの合同企画撮影でな、うちと向こうで5人ずつ出る事になってるんだけど……」

静香「はい」

P「現時点でうちからは風花、あずささん、可憐、貴音」

P「CGプロからは及川雫、向井拓海、篠原礼、兵藤レナ、松本沙理奈が出る事が決まってる」

静香「そうですか」

静香「…………」

静香「は？」

静香「誰が出るって言いました？」

P「CGプロからは及川雫、向井拓海、篠原礼、兵藤レナ、松本沙理奈」

静香「ウチからは？」

P「風花、あずささん、可憐、貴音」

静香「後一人が？」

P「静香」

静香「」

静香「え、ちょっと待って下さいよ！　普通に考えたら、そこは歌織さんとか美奈子さんとか莉緒さんじゃないんですか！？」

P「いやまぁ、そうなんだけど……3人ともスケジュール的にちょっと厳しくてな」

P「スケジュール的には静香が1番良いんだけど……流石にちょっと……な」

静香「そ、そうですよ！それは流石に──」

未来「プロデューサーさん！　静香ちゃん、おっぱいの大きさなんて気にしてないって言ってたから大丈夫ですよ！！」

静香「！？」

P「え？　そうなのか？」

静香「違っ――」

未来「そうなんです！　何度も聞いたけど、全然気にしてないって言ってました！」

静香「待っ――」

未来「私もそんなに気にしてないですけど……でも、そのメンバーの中に入るのはちょっと……」

未来「でも静香ちゃんは、そんなの気にしてないって言ってたから大丈夫ですよ！問題ないです！」

静香「いや──」

未来「そうだよね！　静香ちゃん！」

静香「」

P「どうなんだ、静香？」

静香「……すみません……そのメンバーの中に入るのはちょっと……」

P「うん、そうだよな……ごめんな」

静香「いえ、私の方こそすみません……」

P「良いよ良いよ。他にも空いてる子はいるから……さて、次に都合が良いのは……千早か……一応、聞いてみるかー」ｽﾀｽﾀ

未来「……」

静香「……」

未来「……やっぱり、おっぱいがちっちゃいの気にしてたんだ」

静香「ち、違うのよ！　これは──」

未来「　嘘　つ　き　」

静香「……っ……嘘じゃない。ただ、言いたくなかったのよ」

未来「……静香ちゃん、まだ本当のこと言ってない」

静香「………」

未来「そんなに……泣きそうな顔で、思ってないこと言わないで……」

静香「……」

未来「ずっと見てたもん……」

未来「自分よりちっちゃい人がいるってわかった時の笑顔も」

未来「バストアップ体操してる時の真剣な顔も」

未来「千早さんにだけは負けたくないって、嫌いな豆乳飲むのを我慢してる時も……」

静香「……」

未来「ほんとうは！　本当は誰よりおっぱいおっきくなりたいくせにっ！！」

未来「言ってよ怖がり！　静香ちゃんの本当の気持ちはなに！？」

静香「……っ！！」

　　　…………ﾎﾟﾀｯ








静香「……おっぱい、大きくなりたいよ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

静香「大きくなりたい……風花さんよりずっと、おっぱい大きくなりたい……！」

未来「静香ちゃん……」ｷﾞｭｯ

静香「未来……！」
















静香「何やらせるのよ！」ﾊﾞｼｯ

未来「いたいっ！」

未来「頭を叩くなんてヒドイ！」

静香「あなたがおバカな事やらせるからでしょ！」

未来「うぅ～…」

静香「それで？　何でこんな事したの？」

未来「それは……こうすれば……もっと静香ちゃんと仲良くなれるかと思って……」

静香「はぁ……本当にもう、呆れ返る程のおバカね……何でそんなおバカなの！？」

未来「ふえっ……な、何でそんな怒るのぉ……？」

静香「当たり前でしょう！？」

未来「だ、だからどうしてぇ～……？」

静香「だって……」

未来「だって？」
















静香「私達の仲なんて、これ以上良くなりようがないじゃない」ｷﾞｭｯ

未来「静香ちゃんっ！！」ﾀﾞｷｯ



HAPPY END

という訳で終わり

皆様、明けましておめでとうございます！

すごい久しぶりに書きました、書けました
楽しかったです
年始早々こんなコピペを読んでくれた人達、ありがとうございます！



過去のミリマスコピペssです
こちらも読んで貰えたら嬉しいです↓

グリP「静香、昼ごはん何食べる？」
グリP「静香、昼ごはん何食べる？」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432295895/)

伊吹翼「ね～ね～、プロデューサーさーん
伊吹翼「ね?ね?、プロデューサーさーん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432910046/)

春日未来「プロデューサーさんに構ってもらいたいんだけど、どうしたら良いと思う？」
春日未来「プロデューサーさんに構ってもらいたいんだけど、どうしたら良いと思う？」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438684040/)

百瀬莉緒「ねぇちょっと聞いてよ、プロデューサーくん」
百瀬莉緒「ねぇちょっと聞いてよ、プロデューサーくん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439170822/)

美奈子「プロデューサーさんにもっと食べて貰いたいんだけど、どうしたら良いかな？」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441075221

>>5にも書いてもらってますが、本家のはコピペssを書き始める前に書いたもので、酉も付いてませんが一応私が書いた物です

これでおっぱいネタssが本家モバミリと3つ揃いました
嬉しいです


良ければこちらも読んでみて下さい

春香「千早ちゃんて、胸が小さいの気にしてるの？」
春香「千早ちゃんて、胸が小さいの気にしてるの？」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402047279/)

島村卯月「凛ちゃんて、胸があまり大きくないの気にしてるんですか？」
島村卯月「凛ちゃんて、胸があまり大きくないの気にしてるんですか？」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445859795/)