【艦これ】駆逐艦寮はどったんばったん大騒ぎ! (35)


              パチ     ,  ,ヾ、―───────────‐
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                      ) Y  人 ヽ)ゝ'/ / / / / ,
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           パチ     _,ノ        t ヽ―――――――――‐
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ワーワー

カジダー!

霞「……」

白雪「……」

((なんでこんなんなっちゃったんだろう……!))

 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510381245




トラック泊地

それは太平洋に浮かぶ、チューク諸島における日本海軍の拠点である

山本五十六所縁の地でもあり、彼はガダルカナル島の陸軍将兵たちが飢餓に苦しんでいる時、

大和に座乗し飯をたらふく食べ舌鼓を打ったという美談が残っている

それはさておき、普通に本土のどこかの鎮守府が舞台となる


霞「じゃあ今のくだりいらないわよね!?」ガバッ

チュンチュン……

霞「……朝か」


彼女は霞

この鎮守府の駆逐艦寮の責任者であり駆逐艦たちの親分である

 



霞「最近疲れてるのかしら」

白雪「おはようございます、霞ちゃん」


白雪は、霞の手伝いをしている

二人は同じ部屋で寝ている

そう、何も起きないはずも無く!


霞「起きないわよ!!」

白雪「……今日は、お休みした方が」

霞「あ、いやー、あはは。ノイローゼかしら」


そして


霞「いただきまーす」

白雪「いただきます」

カチャカチャ

霞「最近は大きな海戦もないから暇で仕方ないわ」

白雪「平和なのは結構な事と思うけど」

霞「どうかしら、艦娘の本分は戦う事よ。平和は退屈ね」
 



その時!


ドーン!

霞「砲声!?」

白雪「この建物の中でみたい」

霞「行くわよ!」

白雪「朝ごはん食べてからでいい?」

霞「……じゃ、私も食べるか」

モグモグ

ダダダダ!!ドンドン!

霞「って、朝ごはん食べてる場合じゃないわ!行ってくる!」

白雪「お気をつけて」


危険をいち早く察知し、霞は部屋を飛び出した!

一体何なのか!

 



シュバババババ

霞「何事!?」

初雪「うぅ……」

霞「初雪!?パンツ一枚でどうしたの!?」

望月「出やがった……あいつが!」

霞「あんたもパンツ一枚なのね!?」

初雪「黒いあいつが……」

霞「まさか、深海棲艦!?」

望月「まさかだろ、あいつだよ。口に出すのも憚られる!」

霞「……ゴキブリの事?」

「「ひいいいい!!」」


霞「どこに出たのよ」

初雪「あたしの、部屋……」

霞「あんた片付けとかしなさそうだもんね……いや待てよ、なんでパンイチで同じ部屋に……」

「「……」」

霞「……ま、まあ、そそそそーゆー事もあるわよね!?」

ドーン!

マキグモガヤラレター!

霞「それで、この騒ぎはそいつの仕業なのね」

初雪「そう……」

霞「やっつけてやるわ!」
 



そして、ここが問題の部屋!


     /\  ∧          /⌒\./⌒ヽ
    /  \/ ノ           |   v    |
    /  ∧Å∧         ノ / ̄ ̄\ |
   /  (,, ´∀`))           (´∀`*) /゙)
  ∂  と    〃          ⊂| G   イ
      /    ヽ          ゝ__,,,ノ、
        Lノ ̄ヽ__)          ヽ,) \)

 \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/

 <                              >
 <  ぼくらは ゴキブリモナーちゃん!!   >
 <                              >
 /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\



カサカサカサ

朝霜「寄らないで寄らないで寄らないで」

夕立「やめて!やめて!やめて!」

カサカサ

バサー!

綾波「アヒィッ!飛んだ!」

ピト

夕立「おぼぼぼぼぼ」ガクッ

磯風「退却!たいーきゃくー!!」

ドタバタ



執拗なゴキブリのアタックに艦娘たちは苦戦を強いられていた!


霞「首尾は?」

磯風「霞か、このザマだ。もう14人が犠牲となった」

霞「思いの外大損害だったわ」

朝霜「もうやめよう!手に負えない!」

綾波「部屋ごと吹き飛ばしましょう!」

霞「情けないわねあんたたち。普段は深海棲艦と対峙しているのにたかが虫なんかに」

皐月「霞はなんて馬鹿なんだ!!奴らを見るとどういうことになるのかわからないのか!?」

霞「え、いや、そこまで言わなくてもいいじゃないの」

松風「あいつらを見るとかつて全身を這い回られた記憶が蘇って体中が痒くなるんだ。あー痒い!」カイカイ

長月「そもそもそんなこと言いだしたら船員に通路で小便されたりシk」

霞「はいやめやめ!今はヤツを何とかしましょう」


磯風「その件についてだが霞」

霞「何?」

磯風「目標をロストした」

霞「あちゃー……」

磯風「どうしよう……」

霞「とりあえず、犠牲者を医務室に持っていきましょう。腕に自信のある子は索敵を続けて。ていうかもう銃器は使わないでよね!?」

ハァーイ

霞「それと、初雪と望月は部屋を片付けるように」

初雪「えぇ……」

霞「なんで渋るのよまた出るわよ!?」

望月「わ、わかったよぅ」
 



そして


霞「全く、朝からとんだ騒動ね……朝ごはんの続きに戻ろっと」

タッタッタッ

朝潮「やっと見つけた!」

霞「あら、朝潮姉おはよう」

朝潮「ねね、霞、質問なんだけどさ」

霞「ん」

朝潮「安全日ってなに?」

霞「……どこで聞いたのそんな言葉」

朝潮「以前如月が話してたのを聞いて」

霞「ふぅ~ん」(あの破廉恥大関めが)

朝潮「……」

霞「……」


朝潮「で、安全日って何なの?」

霞「あ~……安全な日よ」

朝潮「何が安全なの?」

霞「何って……まあ色々と」

朝潮「その色々が聞きたいんじゃないの」

霞「色々は色々よ」

朝潮「例えば?」

霞「例えば……こ、交通とか」

朝潮「それだと交通安全週間とかでいいじゃない、何を基準に分けてるのかしら」

霞「何だっていいじゃないの」

朝潮「あそーだ、司令官に聞こう」

霞「それはやめておきなさい」

朝潮「なぜ?先日の焼夷弾の種類と対処法の講習はとても身になるものだったし安全日ぐらい知ってるでしょう」

霞「いや、知ってるでしょうけどそういう事じゃなくて」


朝潮「じゃあ何なの教えてよ意地悪しないで」

霞「そんな意地悪だなんて……今忙しいのよ」

朝潮「だって教えてくれないじゃない」

霞「ひょっとしてあんた怒ってるの?」

朝潮「怒ってない!」

霞「怒ってるじゃない」

朝潮「怒ってないわよ!」

スタスタ

満潮「珍しいわね二人が喧嘩って」

朝潮「満潮、霞が安全日の意味を教えてくれないのよ意地悪なんだから」

霞「あ、ちょっと!」

満潮「……何?」

朝潮「安全日」

満潮「あー……霞、教えてあげたら?」

霞「何でわた……よしわかったわいいじゃない教えてあげようじゃないの!!!感謝しなさいこのバカ潮が!」クワッ


朝潮「私がバカ潮ならあんたもバカ潮型よ!!」

霞「エッチしても子供が出来にくい日の事よ!」

朝潮「また専門用語なんか使って、事情通のつもり?」

霞「はぁ!?」

満潮「ブフッ」

朝潮「何よエッチって。エッチングの事?子供と何の関係が?」

霞「なんでそっちは知って、ぅぅぅ、エッチはセックスの事!」

朝潮「……?」

霞「と言ってもわかんないんでしょうね!いい!?セックスってのは性行為よ!男女の交わりで夜の営み!情交!性交渉!同衾!交尾!ベッドインしてファックするの!情事!秘め事!種付け!陰茎を陰部に挿入して交配するの!!」

朝潮「え、ええ……」

霞「ちょっとこれ、スマホ見なさいこれ!」スッ

朝潮「……わわ!裸で抱き合ってる!ナニコレ!?///」

満潮(やっぱり霞もそんな動画持ってるんだぁ……)ニヤニヤ

霞「こういうことよ、わかった?」


朝潮「わ、わかりました先生……」

霞「本当にわかったんでしょうね!?」

朝潮「しかし、よく入りますねその……アソコに。骨が入ってるとか?」

霞「勃起するのよ!!」

朝潮「勃起?」

霞「チンチンがでっかくなって硬くなるの!!」

朝潮「え、怖っ」

霞「怖いわよ!あんたの性知識の無さがね!!っていうかこんなことやってる場合じゃないの!ゴキブリが出たのよ!」

満潮「え!?うそっ!」

朝潮「うわあ、やだなあ」

霞「そういうわけだから見つけたらすぐに駆除してね」

スタスタ

満潮「出来れば会いたくないわね」

朝潮「うん……」
 



そして、霞は自身の部屋へと戻った


ガチャ

バタン

霞「全く、朝っぱらからとんだ災難よ。さー朝ごはん朝ごはん」

白雪「もう片付けました」

霞「ヘコーーーーー!!」

ヽ(・ω・)/ズコー

霞「WHY!?なんでよ!まだ途中だったのに!」

白雪「冷めてたので」

霞「冷めても別によかったのに」

白雪「ふふふ、嘘ですよ、ちゃんとありますから」

霞「な、なによ、からかったりして」


白雪「はいステーキ」

ジュージュー

霞「すっごーい!おいしそー!ってバカ!!朝からステーキって!!」

白雪「じゃあ下げます」

霞「食べるけども!……なんか今日テンションおかしくない?いつもそんなんだっけ?」

白雪「割と」

霞「そ、そう……いただきます……」

パクパク

白雪「おいしい?」

霞「このステーキうっま……!」ホワーン

 



一方、ゴキブリ捜索隊は窮地に陥っていた!


≡≡≡≡ 癶( 癶;:゚;益;゚;)癶 カサカサカサ

敷波「ひぃっ!」ビクッ

カサカサカサ

漣「出やがったわね!」

暁「キモイよぉ~~!!」

谷風「ったく、ここは谷風さんに任せ」

バサァッ

ピト

谷風「ぬぅ~~~~~~~っし!!」バタッ

漣「谷風がやられた!」

暁「ひぃ~~~!!」

敷波「あいつ飛びついたらこっちがやられるってわかってるわ!絶対にマズイ!逃げなきゃ!!」

ダッ
 



執拗に続けられるゴキブリのアタァック!!


 癶(;゚;益;゚:;癶 )癶 ≡≡≡≡ カサカサカサ

暁「なんでこっちに来るのよぉ~~~!!!」

漣「三つに分かれよう!」

敷波「うん!あそこの階段を私は上がる!」

漣「じゃあ私は下るね!」

暁「え!?じゃ、じゃあ私は!?私は…」

ガシャーン!!

暁「ここだぁーーーッ!!!」

ドシャッ

Z1「Was!?」


面食らったのも無理はない!なんと、暁が二階から降って来たのだ!


磯波「えーっと……大丈夫?暁?」

暁「」ピクピク

Z1「うん、大丈夫では無さそうかな……」
 



そして


漣「ふぅ、どうやら敷波を追っていったみたいね……」

五月雨「漣ちゃん!あいつは!?」

漣「三階に行った、敷波が追い詰められたかもね」

白露「もはや手の打ちようがないんじゃないのかな」

叢雲「そうねぇ……」

時雨「ともかく、犠牲者の回収を急ごうよ」

漣「二階に谷風が倒れているはず、今なら行けるよ」

時雨「よし、案内してくれ」

五月雨(一つだけ、策はある。やるしかない、あれをやるしかないッ……!)ダッ

タッタッタッ

 



ここは喫煙所

数少ない喫煙者のために憩いのオアシスであった


スパー

龍田「神通ちゃんは何を吸ってるのぉ?」

神通「マールボロ。マールボロ (Marlboro) は、フィリップモリスが製造するたばこのブランド。現在世界でベストセラーのたばこのうちの1つ。マールボロ・マンのビルボード広告で有名。免税店など店舗によっては「マルボロ」の名称で販売されていることもある。ロンドンのフィリップ・モリス社はマールボロ、ケンブリッジ、ダービーといったたばこをアメリカ国内で販売するために1902年にニューヨークに子会社を設立した。1924年に同社はマールボロを「女性向けたばこ」として展開した。「Mild as May」(5月のようにまろやか)のキャッチフレーズと共に売り出したものの、苦戦を強いられた。広告で使われた当時のポスターなどから女性向けにキャンペーンをしていたことが確認出来る。パッケージ上部のデザインは、女性の魅力的な部分である唇をイメージしたもの[1]。当時のマールボロは吸い口が赤く着色されており、これは口紅が付いても目立たないようにとの配慮であった。第二次世界大戦中まで売り上げは伸びず、一時期市場から姿を消した。戦争の終わりまでにキャメル、ラッキーストライク、チェスターフィールドといった三銘柄がたばこ市場における確固たる地位を確保していた。1950年代にリーダーズ・ダイジェスト誌が、喫煙と肺癌の因果関係に関する一連の記事を公表し、フィリップモリスを始めとする多くのたばこ会社はパッケージへの注意書きとフィルター付きたばこの販売を始めた。フィルター付きの新しいマールボロは1954年に発売され、1955年に三角形の傘のデザイン(マールボロ・シェブロンやルーフトップなどと呼ばれる)と世界初のフリップトップ・ボックスを導入した。1960年代の初めに男性向けのたばことしてマーケティング戦略の大転換を行い、「マールボロ・カントリー」のキャッチフレーズとともに「マールボロ・メン」として知られている男性像を象徴したカウボーイを作り出した。これが、現在に続くマールボロ・ブランドの原点である。本来の仕事上、一日中、馬に跨って動物を相手にするカウボーイにとっては、火を使わない噛みたばこの方が人気なのだが、この宣伝効果によりカウボーイのたばこの代名詞になった。マールボロの市場占有率は急上昇し、広告キャンペーン開始から8か月で5,000パーセント増加した。マールボロは大成功したカウボーイの広告表現を、1960年代以来現在まで継続している。アメリカ合衆国の人種差別や迫害の歴史がタイトルの中に隠されているという説があり、パッケージを逆さまにしロゴの上半分を隠すとそれを印象付ける絵が浮かび上がるとされているが、このような話はたばこのパッケージにはつきもので、一種の都市伝説である。1987年に発生した、大韓航空機爆破事件の実行犯である金勝一と金賢姫は、任務の最中に正体が暴露された場合、服毒自[ピーーー]る事で秘密を守るよう指示を受けていた。実際、バーレーンで、2人はマールボロに仕掛けられたアンプルを噛み自殺を図る。金勝一は自殺に成功するが、金賢姫は一命を取り留める結果となる。パッケージの基本デザインは60年にわたって変更されていなかったが、マイナーチェンジは数回行われ、ヨーロッパを中心とした多くの国では2006年頃より『Marlboro』を立体的にし、全体のバランスを修正するマイナーチェンジを行った(日本ではそれ以降の新製品を除き未導入)。2008年よりライトをゴールド・オリジナルとしてリニューアル日本では2010年8月頃にデザインを、2011年3月頃に販売名を変更し、ウルトラライトをゴールド・ウルトラにリニューアル)を行い、2009年よりほかの銘柄でも『FILTER CIGARETTES』などの書体を変更し、パッケージにエンボス加工を行うなどのリニューアルを行った(日本では2010年から2011年にかけて順次導入)。2014年より60年ぶりのフルリニューアルを行い、マールボロ・シェブロンやルーフトップなどと呼ばれるマークを大きくデザインし、『Marlboro』のロゴやPM社章は薄いグレーで印刷してエンボス加工した新パッケージにリニューアルしている(日本では2015年2月より順次導入)」

龍田「いつから吸い始めたのかしら」

神通「川内姉さんに勧められてから。実は私はメンソールは吸わないんです。川内姉さんはメンソールが好きなんですけど私はあのスースーするのが苦手で、最初はそれだったんですけどこの普通のマールボロを吸ってからは人生観が一変しましたね。他のタバコも吸うんですけどこのマールボロだけは欠かせません。とは言っても定番ですからどこででも手に入るんですけどね」

龍田「ふぅ~ん……」

神通「龍田さんは何を吸われるんですか?」

龍田「私はアメスピよ、ナチュラルアメリカンスピリット(Natural American Spirit)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンタフェにある、サンタフェナチュラルタバコ社によって製造されるタバコ製品。通称「アメスピ」。同社は1982年に設立され、1991年にナチュラルアメリカンスピリットの販売を開始し、2002年にレイノルズ・アメリカン社によって取得され、現在は独立子会社となった。米国では10種類の紙巻タバコと、4種類の手巻きタバコが販売されている。日本においては、日本たばこ産業(JT)が輸入し、株式会社トゥルースピリットタバコカンパニーが販売を行っている。(2016年4月現在)アメリカンスピリットは、化学薬品の使用されていない「100%無添加のたばこ」である。他の紙巻きたばこよりもやや火がつきにくい。これは、葉に燃焼促進剤が配合されていないためである。中には、農薬を使わないで育てているタバコ葉を使用しているものもある。 しかしニコチンやタール等は、他のタバコと同様に含まれており、無添加だからといって体に害がないというわけではない。なお、スタンダード3種(レギュラー、ライト、ウルトラライト)とメンソール2種は、フィルターの違いのみで味を変えており、中身の葉は同じである。ペリックは、ウイスキーの樽に漬け込んで、加圧・発酵した「ペリック葉」を使用することで、より深みのある味を実現している。2015年に発売されたターコイズとゴールドはUSDA(アメリカ合衆国農務省)の認証を受けたオーガニック(有機栽培)のタバコ葉のみを使用している。アメリカンスピリットから得られた一部の収益は、『サンタフェ ナチュラル タバコ基金』として、ネイティブ・アメリカンの自給自足、言語や文化の保護と更なる発展、促進の為、ネイティブ・アメリカンの子供たちへの教育プログラムやアートの興隆の為に使われている。(出典:ブランドサイト(TOP >> OUR STORY >> IDENTITY))」

神通「なるほど……ウォースパイトさんは?」


ウォースパイト「Oh, it's me? いない扱いされてると思ってたわ……別に吸わないし……ここいつもは誰も来ないからここにいたんだけど……」

神通「あっ……」

龍田「す、すみません……」

シュババババ

五月雨「やっぱりここにいた!ウォースパイトさん!」

ウォースパイト「え?」

五月雨「アレ貸してください!アレ!」

ウォースパイト「ああ、アレ……別に構わないけど……」


アレとは、そして、五月雨の作戦とは!

 



霞「ゴキブリ退治の方はどうなったかしら」

白雪「まだ騒ぎは続いてるみたいですが……」

ザワザワ

リベッチオ「や、やっぱり……ヤツらを止めることは出来ない……」

若葉「一匹いたら三十匹はいる、本当だったのか……!」

ザッザッザッ...


  /\  /\    ./\  /\    ./\  /\    /\  /\    /\  /\
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   (|  |)         (|  |)         (|  |)         .(|  |)       .(|  |)    
    U U         .U U         .U U         U U         U U    
  /\  /\    ./\  /\    ./\  /\    /\  /\    /\  /\
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  /\  /\    ./\  /\    ./\  /\    /\  /\    /\  /\
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    U U         .U U         .U U         U U         U U    
  /\  /\    ./\  /\    ./\  /\    /\  /\    /\  /\
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    U U         .U U         .U U         U U         U U    
  /\  /\    ./\  /\    ./\  /\    /\  /\    /\  /\
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    U U         .U U         .U U         U U         U U    

 


霞「何てことなの……!」

白雪「た、大変なことに、絶対にマズい!!」

霞「ヤツらは既に大繁殖していた!逃げ場はもう無い!恐らくバルサンもヤツには効かない!誰もヤツらを倒せない!」

白雪「は、早く!早くみんな荷物をまとめてーーー!!」

ウワァァァァァ

五月雨「いや、策はあります!」

霞「!?」

五月雨「たった一つだけ策はある、こいつです!」

ゴォォォォォォ


怒涛の如く噴き出す火炎!


霞「ぎゃっ!!火炎放射器じゃないの!!」

五月雨「ザ・シングです!今の五月雨は『五月雨・クロコダイル』とお呼びください……!」フッ

霞「五月雨・ファッキンストゥーピッドって呼んであげるわ」


白雪「あ!あいつらが燃えてるわ!」

カサカサカサ

ボォォォ

若葉「私には燃えたヤツらが走り回ってどんどん延焼しているように見えるんだが」

霞「奇遇ね、私もよ」

雪風「犠牲者の回収及び総員退去が完了しました!……え!?燃えてる!?」

霞「ナイスよ雪風!みんな脱出するのよ!もうこの寮はダメね!」

リベッチオ「消火器!消火器は!?」

若葉「もうここまで燃え広がったら意味がない、早く逃げるぞ!」

白雪「……」

五月雨「あの、えへへ……ドジっちゃった♪」テヘペロ

霞「まあ……今は何も言わないわ」

五月雨「あうぅ……」

 


そして、場面は冒頭へ


              パチ     ,  ,ヾ、―───────────‐
                 ` ヽ、 ,ノ )´( 、 ゝ / / / / /

                      ) Y  人 ヽ)ゝ'/ / / / / ,
                  (:.、)ノ'  ノ ,(  ` パチ / / / / /
           パチ     _,ノ        t ヽ―――――――――‐
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                 ⌒ヽ   .;:   ::;, ヽ  |    │    │ l! l! l! .! :
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                   ヽ   .;:       ;,ノ └──┴──┘ l! l! l! l! l!




ワーワー

カジダー!

霞「……」

白雪「……」

((なんでこんなんなっちゃったんだろう……!))

秋雲「ふぅ、何とか画材一式は死守出来た……!」

陽炎「白雪が先に荷物まとめてって言ってくれてて助かったわ」

電「皆さんの大事なものとか、みんなここにまとめてあるのです!」

雷「全員の部屋を回るのは大変だったわ~」


ワイワイ

アリガトー!

霞「あの短時間で……すごいわ……」

江風「よし!消火活動に移る!屋外消火栓を使うよ!」

睦月「アイアイサー!」

バシャーーーー!!

霞「はぁ……みんなの思い出の寮が燃えていくわね……」

白雪「うん……」

望月「全く、五月雨には困ったもんだ」

初雪「うんうん」

霞「元はと言えばあんたらが散らかしっぱなしだからでしょう!?」

ウワーーー!!!

霞「ん?」

菊月「見ろ!三階だ!」
 



なんと、島風が取り残されていた!


島風「誰か教えてよ!助けてよ!なんで私だけ置いていくんだよ!!」

雷「……あ!!忘れてた!!」

電「はわわわわ……!」

霞「島風ー!そこから飛び降りなさい!」

島風「もうお前ら全員絶交だもん!みんな嫌い!!大嫌い!!」

バッ


飛び降りる島風!

ところが!


白雪「誰が下で受け止めるの?」

霞「あ」

ドシャッ

島風「」ピクピク

霞「た、担架持って来てー!」

 



嫌な事件だった...

みんな心の傷とかいっぱい負った

しかし、どうしてゴキブリは現れたのか?

ヤツらが出現しないような方法はないのだろうか?

お菓子のゴミ、生ごみなどが散らかった不衛生な環境はゴキブリの格好の温床となる

日頃から部屋を片付け清潔を保ち、不衛生なものはすぐに処分する事が予防の第一歩となるだろう


霞「でももう11月よ?出ないでしょ」


ところがである!


カサカサッ

霞「ヒッ!?」


チャンチャン♪

おしまい
もう流石に出ないと思うっていうか出てくんな!

よく見ると全部sageになってるじゃん!久々だったから完全に忘れてた……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年11月21日 (火) 08:05:26   ID: _Gf-zQ2U

Gに火を付けたら家内で走り回って全焼したって老人が居たニュースを思い出した

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