善子(梨子さんが私をヨハネと呼ぶとき…)


善子(それはレズとしての話をするサイン…)


梨子「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな？」

善子「ああ、いいわよ」


梨子「よかった。じゃあ、私の家に来ない？」

梨子の部屋

梨子「前にダイヤさんが果南さんが歌わなかった真実を話していたときのことなんだけど…」


善子(私はレズとして梨子さんと話をすることが多い)

梨子「花丸ちゃんがずっとヨハネちゃんの口を押さえてたでしょ？」

梨子「あのときどう思ってたのかなって」


善子「どう、って…」

善子「後頭部が幸せだったわね」

善子「ずら丸のおっぱいが当たってたし」


梨子「やっぱりそうだったのね…」

善子(でも私は実際はレズじゃない)


善子(梨子さんの同行を窺うべく送り込まれたスパイ…)

梨子「じゃあ次はルビィちゃんとダイヤさんに堕天龍鳳凰縛をかけたときなんだけど…」


善子(今日もまた猥談が始まるのね…)


―――

善子「梨子さん」

梨子「なあに？　ヨハネちゃん」


善子「終バス来ちゃうからそろそろ…」


梨子「あっもうそんな時間？」

梨子「でももうひとつだけヨハネちゃんに聞きたいことがあるの」


善子「でも…」

梨子「すぐ終わるから」

善子「わかったわ」


梨子「あのね…」

梨子「善子ちゃんレズのふりしてるって本当？」

善子「え…」

梨子「この間そう話してたの聞こえちゃったんだけど」


善子「そ、それは冗談で」

梨子「…冗談？」


梨子「ふーん。善子ちゃんは冗談で私のことをあんな風に言ってたんだあ」



善子「いやそれは…」





梨子「じゃあ」

梨子「二度とあんな冗談が言えないように私がちゃんと善子ちゃんを教育してあげるね」


梨子「堕天使なんだし…レズに目覚めさせて堕ちてもらうね♪」

善子「え、やっどこ触って」



善子「いや…」



善子「いやああああああああああああああああああ」

梨子「善子ちゃんお泊まり決定ね♪」

―――――――
―――――
―――

梨子「♪」


善子「」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ


梨子「かわいいわ、善子ちゃん…」

梨子「いや…ヨハネちゃん」


善子「ぁ…」





ｶﾞﾁｬｯ



善子(誰…？　ドア…開いて…)

梨子「あ！　来たんだぁ…」










梨子「――ちゃん」

善子(え…)



梨子「――ちゃんが来る前にちゃんと教育しておいたわよ♪」


善子(嘘でしょ…)

善子(なんで…)


善子(私をスパイとして送り込んだ)


善子(――さんがここに…？)

梨子「よかったね、善子ちゃん♪」


善子(え…？)


梨子「最後の仕上げに――ちゃんから教えてくれるって♪」





梨子「私のご主人様の♪」

善子(ああ…)


善子(私…最初から嵌められてたんだ…)





善子(でも、もう…いいか…)







女同士でもこんなに気持ちよくなれるんだから…



おわり

伝統芸能レズ

呼称はアニメ準拠
『――』の部分にはどちらかの好きな名前を入れてください