フレデリカ「ファンレター紹介ごっこ」 (13)


これはモバマスssです

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フレデリカ「フンフンフフーン、ファンレター」

杏「とゆーわけで、ここからのコーナーはファンのみんなから頂いたファンレターを紹介してくよー」

文香「きちんと、許可を頂いたもののみを音読させて頂きます…」

肇「とは言え、殆どのファンレターに同意と書いてあったみたいですね。本当にありがとうございます」

フレデリカ「これじゃー1枚目、杏ちゃん宛てのファンレターから!」

肇「東京都在住、文学少女さんから…あの」

フレデリカ「こんにちは、杏ちゃん!最近、ユニットのメンバーが焼肉に連れて行ってくれません!どーしよう、私餓死しちゃう!だってさー」

杏「ファンレターなんだよね?」

肇「匿名の意味ありますか?これ」

杏「まぁ、どこの文香ちゃんかは知らないけど、自分から誘ってみたら?」

文香「あの…本当に、私ではないのですが…」

フレデリカ「まー書いたのアタシなんだけどねー」




文香「フレデリカさんも…本に、興味を…?」

フレデリカ「もっちろーん!アタシ最近よく本読むんだー。巷では歩く二宮金次郎って呼ばれてるんだってさー」

肇「歩いて本を読んでいるから二宮金次郎なのでは?」

フレデリカ「ところで二宮金次郎ってだーれ?」

杏「歩いて本読んでた人じゃない?」

フレデリカ「なんで歩いてたのかなー?」

肇「立ち読み注意対策ではないでしょうか?」

文香「いい迷惑です…」




フレデリカ「次は肇ちゃん宛てのファンレターを読んでくよー」

杏「渋谷区駅前在住、二宮金次郎さんから…っておい」

肇「思いっきりハチ公に喧嘩売ってませんか?」

文香「ええと…『こんにちは、藤原さん。いつも楽しく観戦しています』」

杏「観戦…?」

文香「『毎回外れ武器を引き当てる事に定評がありましたが、今回はようやくまともなデスノートを手にできた様で安心しました』」

杏「藤原違いだね」

肇「あ…先日私が出演した『アジア藤原選手権』の事ですね」

杏「タイトルそこ日本で良かったでしょ」

フレデリカ「フレちゃんも一回ゲストで参戦したんだー」

杏「自分の名前を言ってみろ」



肇「それでは、次は…また私宛てですね」

杏「えっと…新東京在住だね…『お久しぶりです、肇さん。3F20周年、おめでとうございます』」

フレデリカ「わぁお!未来からのファンレター!」

肇「既にイタズラ決定じゃないですか!」

文香「いえ…電波は時として、時空を超越する事すらありますから…」

杏「これファンレターだから紙なんだけど」

フレデリカ「杏ちゃん、続きはー?」

杏「『3Fの結成当初からずっと4人を応援してきて、本当に良かったです!』…まぁ、本当にファンにこう思ってもらえたらいいよね」

肇「結成当初は私まだいないんですが」

杏「『ところで3Fってなんて読むんですか?3階であってますよね?』」

肇「この人絶対スリーエフの事知りませんって!」

杏「さんからのファンレターでーす。『ツッコミ大変だと思いますが、頑張って下さい』だってさー」

肇「住所教えて下さい。陶芸セット100個送りつけます」






フレデリカ「さてさてー、次は文香ちゃん宛てのファンレターだよー」

肇「ええと…海沿い在住希望」

杏「在住希望」

肇「生まれも育ちも長野県さんから…『こんにちは、文香さん。海のある東京での生活は如何でしょうか?』」

杏「既に恨み辛みが凄いんだけど。引っ越そうよ」

文香「少し歩けばすぐ近くには焼肉屋がある生活…とても、素敵です」

フレデリカ「文香ちゃんもブレないねー」

肇「『テレビで貴女を見るたび、勇気と海の力を貰っています。これからも海のある東京での活動、頑張って下さい』だそうです」

文香「ありがとうございます。これからも…あなたの心の支えとなれる様、頑張りたいと思います」

杏「寧ろ見習いたい精神だね」




フレデリカ「次はー…お、アタシ宛てのファンレター!」

肇「ちゃんと来てるんですね」

文香「海沿い在住希望、永年パリの斜塔さんからです」

杏「さっきと同じにおい」

文香「『привет там. Я изучал японские Удачи!』…こんにちは、頑張って日本語を勉強しました、だそうです…」

フレデリカ「わぁお!永年パリの斜塔さん日本語上手ネー!」

肇「これ文香さんがいなかったら誰も読めなかったやつじゃないですか」

杏「しかもラジオネームはちゃんと日本語なんだけど」



杏「次は…また肇ちゃん宛てのファンレターだね」

肇「ありがとうございます。東京都に一人でお住まいの、三FM優さんからです…」

文香「三FM優さん…何処かでお会いした事がありそうなラジオネームですね」

フレデリカ「えっとー…『若さとは…時に残酷なものです。悔いるまもなく、老いてゆく……いずれ貴女も、それを理解するでしょう…』だってさー。難しくて分かんない!」

文香「ありがたいお言葉ですね…」

肇「私何か悪いことしました?」

杏「杏が最年少じゃなくてよかったよ」

フレデリカ「そー言えば肇ちゃんと三FM優さんって何かよく話したりするのー?」

肇「ええと…晩年の夫婦の様な会話を…」

杏「ほぼ無言、と」




フレデリカ「でもほんとーに、年取るのって一瞬だからねー。特に10代後半は」

文香「そうですね…15歳から本日に至るまでの記憶が、ほぼありません…」

肇「病院行って下さい」

フレデリカ「だからねー、毎日を大切にしなきゃだめだよー?何時でも全力で楽しまないと!」

肇「フレデリカさん…」

杏「どしたの?急にそれっぽい事言い出して」

フレデリカ「徳積んでた!帰りの福引当たらないかなー」

文香「今ので、プラスマイナスでー1かと…」

フレデリカ「それにほら、てきとーなアタシが急に良い事いえば神様も驚くかなーって」

肇「驚かせる必要ありますか?」

フレデリカ「これでフレちゃんは神をも脅かす存在になれたんじゃないかなー?」




文香「次は、杏さん宛てのファンレターです」

肇「同じ事務所所属、Fじい朋さんからですね」

杏「もう本名で良かったでしょそれ」

文香「では…『こんにちは杏ちゃん。これ収録する日のB型乙女座の運勢は絶好調らしいわ!頑張って!』だそうです…」

杏「ごめん朋ちゃん!そっちに行かないで!」

肇「普段から文香さんやフレデリカさんが迷惑掛けてすみません!一緒に、常識人として頑張りましょう!」

フレデリカ「朋ちゃん多分ふざけてる訳じゃなくて普通に占っただけだと思うんだけどねー」

文香「凄い必死な表情…プライドも何もあったものじゃありませんね…」

フレデリカ「もー1円並みだねー」

文香「まだギリギリ保ってる、と?」

フレデリカ「これ以上崩しようがないって事かなー」




杏「さて、そろそろ終わりの時間かな」

肇「これからも、時折ファンレターを公開させて頂きます」

文香「どしどし送っていただけると、話すネタが出来て有り難いです…」

フレデリカ「最後はこの曲!アタシことフレちゃんこと歩く二宮金次郎の新曲!」

杏「お、飛んでっちゃいたくなるあの歌かなー?杏けっこー好きだよああ言う曲」

肇「夏の甘さとほろ苦さを感じる、あの曲でしょうか?」

フレデリカ「薄荷」

杏「燃えろ」


高校時代にとんでっちゃいたいです
お付き合い、ありがとうございました

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