中学生、城ヶ崎莉嘉の一週間 (60)
・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすみません
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― 月曜日 ―
莉嘉「ん~・・・おはよー・・・」ゴシゴシ
城ヶ崎母(以下、母)「いつまで寝てるの! 遅刻するわよ!」
莉嘉「んあ~・・・」フラフラ
母「もうっ!」
またママに怒られちゃった・・・(-ω-)
でもでも、月曜日の朝ってチョー辛いし仕方ないよね☆
あーあ、早く土曜日にならないかなー
城ヶ崎父(以下、父)「おはよう莉嘉」
莉嘉「パパおはよ~・・・」
カチャ・・・
美嘉「あ、莉嘉やっと起きたの~?」
莉嘉「おはよ~、お姉ちゃん」フワァー
朝でも完璧なアタシの自慢なお姉ちゃん!
アタシもいつかはお姉ちゃんみたいなカリスマJKになるんだ☆・・・でも
莉嘉(朝起きるの難しいかも・・・)フラフラ
美嘉「じゃあ、いってきまーす」
母「はい、いってらっしゃい」
莉嘉「いってらっはーい」モグモグ
父「・・・いってらっしゃい」
美嘉「・・・うん、いってきます」
パタン
莉嘉「・・・」モグモグ
最近パパとお姉ちゃんの仲が悪いような気がする
ママに聞いたら『そういうものなの』っていってたけど、どういうことだろ?
アタシには良く分からないけど皆仲良くする方が絶対楽しいと思うなー(´・ω・)
― 火曜日 ―
~学校~
莉嘉「――――――だったんだよ!」
友A「えー! すっごーい!」
友B「さすがアイドルだね♪」
アイドル活動も楽しいけど、学校の友達とお喋りするのもチョー楽しい☆
可愛いシールを交換したり、プリクラを見せ合ったり! たまに恋バナとかも・・・!
アタシはアイドルだから恋愛はお預け♪ でも、付き合うならPくんみたいな人がいいかな!(≧▽≦)
男A「おい城ヶ崎~、昨日のテレビ観たぞ」
莉嘉「マジ!? ありがとー!」
男A「でもあの格好はないわ~、中学生なのに幼稚園児の格好とか」ニヤニヤ
友A「ちょっと!」
莉嘉「なっ・・・あ、あれはお仕事だから仕方ないの!」
男B「でも似合ってたぜ、体格も丁度良くて」ニヤニヤ
男A「あー、確かに。城ヶ崎だったから着れたってのもあるよな~」
莉嘉「なにそれー!」ムキーッ
男A「わー! 城ヶ崎が怒ったぞ~」アハハ
男B「逃げろ逃げろ~」アハハ
友A「男子って子供だよねー」
友B「大丈夫莉嘉ちゃん・・・?」
莉嘉「ッ最低!」
あの二人はいつもアタシの事からかってくるの!
なんで男子ってあんなに子供なのかな?ヽ(`Д´)ノ
― 水曜日 ―
莉嘉「ただいまー☆・・・あれ? Pくんの靴がある!」
母「おかえりなさい♪ 今プロデューサーさんが来てるのよ」
莉嘉「え、ホント!? どこにいるの!?」
母「美嘉の部屋よ」ウフフ
莉嘉「アタシも混ざってこよー☆」タッタッタッタ
父「」ソワソワ
莉嘉「パパ?」
父「」ビクッ
父「り、莉嘉か・・・おかえり」ニコッ
莉嘉「どうしたの?」
パパが階段の踊り場でそわそわしてるけど、どうしたんだろう?
二階にはアタシたちの部屋があるんだけど・・・あ、そっか! パパもPくんとお喋りしたいのかも!
父「えっ!? いやー・・・ここの踊り場を掃除しようと思っただけだよ!」
莉嘉「ふーん・・・あれ、でも掃除道具持ってないよ?」
父「え!? そ、掃除道具は・・・えっと・・・今から取りに行くところなんだよ!」アハハ・・・
父「か、母さーん! ホウキはどこだったかなー?」テクテク
母「あら、珍しい」ニヤニヤ
莉嘉「?」
アタシの勘違い☆(∀`*ゞ) パパは掃除しようと思ってたんだって!
あれ? でも掃除は毎日ママがやってるんだから明日でも良かったんじゃないかな・・・?
― 木曜日 ―
~学校 プール~
先生「はーい、出席番号順に6列で並んでー」
ワイワイ キャッキャ!
莉嘉「なんかドキドキするよね」テクテク
友A「うん」テクテク
中学校での初めてのプール授業☆
初めての環境でなんだかチョット緊張しちゃうかも・・・!
先生「じゃあ、6人ずつ泳いでもらうから他の人は座って待ってるように」
はーい!
莉嘉「~♪」
男子「・・・」ソワソワ・・・チラッ
莉嘉「ねぇねぇ、泳ぎ得意!?」グイッ
男子「ふぇ!? う、うん・・・習ってたからある程度は・・・」アタフタ
莉嘉「バタフライとかもできる!?」
男子「い、一応・・・」
莉嘉「チョーすごいじゃん!」
男子「い、いや・・・そんなこと///」
男子A・B「・・・」
―――――――――――――――――
――――――――――――
――――――――
先生「残り時間は自由に遊んでいいぞー」
いえーい! やった! わーい!
莉嘉「やったー☆」
友B「なにして遊ぼうか?」
莉嘉「う~ん・・・・ん?」
「城ヶ崎――――」ヒソヒソ
「案外――――」ヒソヒソ
男子A・B「」チラッ、チラッ
友A「なんか男子達コッチ見てない?」
莉嘉「またあの二人だ!」ムッ!
莉嘉「ちょっとアタシ言ってくる!」ズンズン
「!」プイッ
「!」プイッ
男子A・B「!」
莉嘉「何か用!?」ズイッ
男子A「え、いや別に・・・」
男子B「なんでもねぇよ・・・」
莉嘉「またチンチクリンとか言ってバカにしてたんでしょ!」
男子A「そんなこと・・・」
莉嘉「だってコッチ見てヒソヒソ話してたじゃん!」ズイッ
男子B「ち、近っ・・・///」
男子A「だからバカにしてねぇって!///」
莉嘉「今度からかったりしたら許さないからね!」
今日も男子がからかってきたからビシッと言ってやったの!
そしたら『う、うん・・・ごめん』だって!
なんかいつもと様子が違ったけど、今回はアタシの勝ちだよね!?☆( *´艸`)
― 金曜日 ―
莉嘉「おじゃましまーす☆」
みりあ「いらっしゃい♪」
みりあ母「いらっしゃい莉嘉ちゃん」ウフフ
みりあ妹「zzz」
莉嘉「うわ~! 赤ちゃんだぁ~!」
今日はみりあちゃん家の赤ちゃんに会いに行ったよ☆
とっても小さくてチョー可愛いかった~♪
みりあ母「じゃあ、ちょっとお買い物行ってくるから赤ちゃんお願いしてもいいかな?」
莉嘉・みりあ「はーい♪」
みりあ母「ふふっ、すぐ戻ってくるからね」
ガチャン・・・
みりあ「ほ~ら、莉嘉お姉ちゃんですよ~」
莉嘉「こんにちは赤ちゃん♪」
みりあ妹「アッ、アッ、アー」キャッキャ!
莉嘉「かわいい~~///」
みりあ「抱っこしてみる?」
莉嘉「いいの!?」
みりあ「はーい、莉嘉お姉ちゃんに抱っこしてもらおうね~」ヒョイ
莉嘉「はわわ・・・///」ダキッ
莉嘉「り、莉嘉お姉ちゃんだよ・・・☆」
みりあ妹「キャッキャ!」
莉嘉「~~~~!!!!///」
莉嘉「マジヤバいっ!///」
みりあ「えへへ、良かったぁ~」
みりあ妹「・・・」ピタッ
莉嘉「あれ・・・?」
みりあ妹「ふぇ・・・」
莉嘉「!?」
みりあ妹「ビエエエエエエエエエン!!!!!」
莉嘉「え、え、え? ど、どうしよう! アタシ何かしちゃった!?」アタフタ
みりあ「大丈夫だよ莉嘉ちゃん。ちょっと貸して」ダキッ
みりあ「はーい、オムツ替えましょうね~」ポンポン
莉嘉「わかるの!?」
みりあ「うん」テキパキ
泣き方だけで分かるとか、みりあちゃん凄すぎ!Σ(・ω・ノ)ノ!
さすがはお姉ちゃんだね☆
莉嘉「オムツも替えられるんだ・・・」マジマジ
みりあ「ママが忙しい時とかはみりあがやってあげるんだー」
莉嘉「へ~! みりあちゃん凄いね」
みりあ「みりあ、お姉ちゃんですからっ!」フフーン
莉嘉「お姉ちゃん・・・かぁ」
お姉ちゃんもアタシのオムツを替えてくれてたのかな?
・・・う~ん、想像できないかも(;´・ω・)
みりあ「はい、出来上がり♪」
みりあ妹「アッ、アーッ♪」
莉嘉「スッキリしたね~☆」
みりあ妹「キャッキャ!」
莉嘉「可愛いな~///」
莉嘉「あ、そうだ! 三人で写真撮ろーよ!」
みりあ「いいよ! 撮ろ撮ろ~!」
莉嘉「ハイっ、チ~ズ!☆」カシャッ!
莉嘉「うん! いい感じ♪」
みりあ「良く撮れてるね!」
莉嘉「じゃあみりあちゃんに送るね~☆ あ、お姉ちゃんにも送ってあげよーっと」ピッ!
みりあ「美嘉ちゃん来れなかったもんね」
莉嘉「撮影があったから仕方ないよ」
ピロンッ
莉嘉「あ、お姉ちゃんから返事来た!」
みりあ「美嘉ちゃんなんだって?」
『ないこら!?、ちゅー河良い!』
みりあ「?」
莉嘉「『なにコレ!? チョー可愛い!!』だってー」
みりあ「莉嘉ちゃん分かるの?」
莉嘉「まーね☆ アタシ、お姉ちゃんの妹ですからっ!」フンスッ!
― 土曜日 ―
莉嘉「~♪」ポチポチ
父「・・・」
今日は学校もお仕事もお休み!
でも、特にやることがないからつまんないな~(´・ω・)
父「・・・」
父「こ、コホン・・・莉嘉?」
莉嘉「ん~?」
父「夏はその~・・・カブトムシ・・・の季節だな」
莉嘉「うん! そうだよ! なんで!?」キラキラ
父「実は近くで世界のカブトムシ展っていうのをやってるそうなんだが・・・」チラッ
莉嘉「行きたい!」ガバッ!
父「そうか、行きたいか! じゃ、じゃあパパと一緒に・・・・」チラッ
莉嘉「うん! 行こ行こ!」
父「そうだな!」パァー
莉嘉「パパ早く早くー☆」
父「そんなに急がなくても大丈夫だって」アハハ
ガチャ
美嘉「あれ? どこか行くの?」
莉嘉「パパとカブトムシ展に行くんだ♪」
美嘉「か、カブ・・・!?」ゾッ
美嘉「」チラッ
父「!」
美嘉「買ってきたりしないでよ・・・?」
父「あ、あぁ・・・」
莉嘉「・・・」
やっぱ、二人の仲がおかしい気がする・・・
それとなくパパに聞いても『そんなもんさ』って、ママと同じこと言うし!
アタシはこんなに心配してるのに~!(-“-)
― 日曜日 ―
父「よっこいしょ・・・っと」
母「あら、こんなに撮ってたのね~」
美嘉「そんなにあるんだ・・・」
莉嘉「はやく観よー♪」
今日はアタシの提案でホームビデオ鑑賞会☆
みりあちゃん家行ったら、なんだか観たくなっちゃった♪
あまり観たことなかったから楽しみだな~
美嘉「っていうか、ビデオって観れるの・・・?」
父「デッキも持ってきたから大丈夫だ」
母「この際だからDVDに移しておかなくちゃね。よろしくパパ♪」
父「え?」
莉嘉「あ、始まるよ!」
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―――――――――――――――――――
―――――――――――
父「懐かしいな~」
母「私達も若いわね~」
莉嘉「小さい頃のお姉ちゃん可愛かったね☆」
美嘉「なんか恥ずかしいな~・・・///」
父「そろそろ莉嘉が出てきても良さそうなんだがな」
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AM 10:30 7/31
赤ちゃん『zzz』
――――――――――――――――――――――――――――――
莉嘉「!」
莉嘉「こ、この赤ちゃん・・・」
父「あぁ、そうだよ。31日だから産まれた次の日に病院で撮ったやつだな」
―――――――――――――――――――――――
父『お疲れ様』
母『うん』
美嘉『こんにちは赤ちゃん♪ お姉ちゃんだよ★』
莉嘉『zzz』
――――――――――――――――――――――
美嘉「莉嘉ちっちゃーい♪」
莉嘉「この赤ちゃんが・・・アタシ・・・///」ジーッ
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AM 11:08 2/10
莉嘉『ふえ~ん・・・』
父『美嘉、本当にできるのか?』
美嘉『できるよ! だってもうすぐ小学生だもん!』
――――――――――――――――――――――――
父「あ、これも撮ってたんだっけ」アハハ
母「なにこれ?」
莉嘉「?」
―――――――――――――――――――――――――
父『やっぱママ呼んでこない?』
美嘉『アタシだってオムツ替えられるもん!』
―――――――――――――――――――――――――
莉嘉「!」
美嘉「あー、初めて莉嘉のオムツ替えたときか~・・・ちょっと覚えてるかも」アハハ・・・
―――――――――――――――――――――――――
父『わかった! じゃあ頼んだぞ!』
美嘉『うん!』
美嘉『えっと、ここがこうで・・・それでこうやって・・・』テキパキ
美嘉『できたよ!』
父『・・・これ逆じゃないか?』
美嘉『え!? あれ!?』アタフタ
莉嘉『ビェェェェェェェェェェン!!!!!!!』
美嘉『ご、ごめんね!?・・・泣かないで! ごめんね!?・・・えっと・・・』
美嘉『・・・うぅ・・・・泣かないでよぉ・・・・』グスッ
父『ちょっ、美嘉まで・・・!』
美嘉『ひっぐ、ひっぐ・・・ママ~』タッタッタッタ
父『お、おい美嘉!?』
ガシャ! ガッガ・・・
―――――――――――――――――――――――――
母「暗くなっちゃった」
父「撮影どころじゃないからカメラ置いたんだよ」
莉嘉「お姉ちゃん逃げた~」ムスーッ
美嘉「い、いや~・・・あの時は混乱しちゃっててさ」アハハ・・・
莉嘉「パパも見てないでお姉ちゃんを手伝えば良いのに・・・」ジトーッ
美嘉「あの時はパパもオムツ替えられなかったんだよね」
父「母さんに任せっきりだったからな・・・」
お姉ちゃんはみりあちゃんみたいにオムツ替えができなかったみたい(;´・ω・)
ま、お姉ちゃんがオムツ替えとか想像できなかったけどさ~
莉嘉「・・・」
――――――――――――――――――――――――――――
PM 2:00 2/13
フェェェェェン!!!
母『これで良いのかな? 録画できてるよね?』
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莉嘉「?」
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母『OK! 良いよ~』
美嘉『』コクン
莉嘉『ウエエエン!』
美嘉『』テキパキ テキパキ
母『そうそう、いい感じ』
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莉嘉「!」
父「なんだ撮りなおしてたのか」
母「美嘉がどうしてもって言うから」
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美嘉『よし・・・』
美嘉『』チラッ
母『うん、完璧♪』
美嘉『ホント!?』
母『良かったね莉嘉~、お姉ちゃんがキレイキレイしてくれたよ?』
美嘉『えへへ/// 莉嘉ちゃん、今度は上手くできたからね★』
莉嘉『アッ、アー♪』キャッキャ!
―――――――――――――――――――――――――――――――
莉嘉「ちゃんとオムツ替えてくれてたんだ・・・」
美嘉「ま、まぁ出来ないままってのも悔しいし?・・・アタシお姉ちゃんだし///」
父「パパもあの後覚えたぞ!?」
母「親なんだから当たり前でしょ」
莉嘉「そっかー・・・///」
莉嘉「えへへ、ありがとう☆」
今日は一日、恥ずかしかったり嬉しかったり忙しかったなー(*´ω`*)
でも改めて思った事は、パパもママもお姉ちゃんもアタシにとって最高の家族だってこと☆
最近はお姉ちゃんとパパの仲が悪いように見えたけど、今日みんなと過ごしてみて本当に仲が悪いわけじゃないような気がしたんだ!
きっとパパとママの言う通りで『そういうもの』ってやつなのかも!
・・・でも尚更『そういうもの』ってどんなことなのか気になってきちゃった! (; ・`д・´)
莉嘉「・・・ふわぁ~」
莉嘉「寝よーっと」モゾモゾ
莉嘉「明日から学校か~・・・早く土曜日にならないかな~」
莉嘉「」ウツラ、ウツラ・・・
莉嘉「・・・」
莉嘉「・・・学校?」
莉嘉「宿題!!」ガバッ!
終り
~おまけ~
― 深夜 ―
美嘉(喉かわいちゃった・・・)
カチャン
『紅組頑張れ、白組頑張れ』
『美嘉ぁー! 頑張れぇーー!!!』
『おねーちゃーん!』
父「・・・」ジーッ
美嘉「パパ?」
父「! な、なんだ美嘉か・・・まだ起きてたんだな」
美嘉「パパの方こそ・・・今ダビングしてるの?」
父「あぁ、なんか続き観たくなってさ・・・そのついでにな」
美嘉「そっか・・・」
父・美嘉「・・・」
―――――――――――――――――――――――――――――
美嘉『一等賞の金メダル~★』キラキラ
莉嘉『莉嘉にも貸して! 莉嘉にも貸して!』
美嘉『だ、ダメ! これアタシのだもん!』
莉嘉『莉嘉に貸してよ~!』
―――――――――――――――――――――――――――――
美嘉「あんな紙のメダルで」フフッ
父「この頃は喧嘩ばっかしてたな」
美嘉「そ、そうだっけ?」
――――――――――――――――――――――――――――――
莉嘉『パパ! これ撮って、これ撮って~』
父『はいはい・・・あれ、莉嘉!? その背中にあるのなにかな?』
莉嘉『え、これのこと~? これねー、莉嘉のランドセルなんだよ~♪』
――――――――――――――――――――――――――――――
父「・・・子供の成長なんてあっという間だな」
美嘉「そうかもね」
父「・・・」
美嘉「なにしけた顔してんの~?」ポンッ
美嘉「まだまだパパにはアタシ達の成長を見てもらわないといけないんだから★」
父「・・・」
父「そうだな・・・まだまだこれからだな」
美嘉「そーそー」ニシシッ
美嘉「それに、アタシ達の次は孫の成長が見られるかもしれないしね♪」
父「なっ!? そんな相手がいるのか!?」ガバッ!
美嘉「え!? ち、違う違う!/// いずれそうなるかもってハナシだって!///」
父「Pさんか!? Pさんの事だろ!?」
美嘉「はぁ!?/// だから違うって!」
父「いや、しかしそこらの馬の骨とくっ付くくらいなら・・・」
父「そうだな、Pさんならいいか・・・」トオイメー
美嘉「話を聞いてよっ!///」
莉嘉「えへへ・・・このシールかわいい・・・むにゃむにゃ」スピー
以上になります!
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こちら前作となっております。暇な時にでも読んで頂けたら嬉しいです
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