上条「ここが俺の新しい部屋か!生まれ変わった気分だぜ!」 (48)


ドン!

上条「ひっ!?騒がしくしてすんません!お隣さん!」


    

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上条「まさかビリビリがこんな安くていい物件を知ってるなんておもわなかった」

上条「おまけにスーパー、駅まで徒歩五分圏内ときた!」

上条「マンションが全焼した時はどうなるかと思ってたが、棚から牡丹餅とはこのことだな!ははは!」


ドン!ドン!

上条「ひぃ!?すんません!すんません!」

上条「ず、ずいぶん短気なお隣さんだなぁ…。ヤンキーとかだったらどうしよう…」

上条「あ、そういや挨拶もまだだった!とりあえず菓子折りを持参して…」

上条「……」

上条「やっぱり怖いから、壁ドンしてきた隣への挨拶は最後にしよう!」



ピンポーン


上条「うわぁああああああ!?」ビクッ

一方通行「ンぁあああああ!?」ビクッ

ガチャ

一方通行「なンだ、なンで、なンなンですかァ!?」

一方通行「大丈夫か新居者!?まさか手遅れでしたかァ!?」

上条「ひぃ…、うるさくてすみません!新参者が生意気ですんません!」ビクビク

一方通行「はぁ?ナニ言ってンだ?俺はただ、新しい入居者に挨拶と忠告をしに来ただけだぜ?」

上条「え?」

上条「さっきからドンドン叩いてお隣さんじゃないの?」

一方通行「ちげェよ。てか初日から壁ドンされてんのかよ。どんだけだよ」

一方通行「俺もこの寮に住んでるもンだ。新しい入居者が来るってンで」

一方通行「とりあえず挨拶ぐらいしておこうとな。こいつは菓子折りだ」

上条「こ、これはご丁寧に…。あ、俺、上条当麻って言います!」

一方通行「上条当麻かァ。いい名前じゃねえか、上条くゥン?」

上条「そ、そうっスか?いやー、名前を褒められたの初めてだよ!何か嬉しい…!」

一方通行「よし!お前のあだ名は今日から三下だァ!」ビシッ

上条「なんでだよぉ!?三下ぁ!?」

上条「名前とあだ名に何の関連性もねぇじゃねーか!つーか悪口だろ!?あだ名じゃないだろ!?何で三下なんだよ!?」バンバン

一方通行「そらァおまえ」

一方通行「新入りの分際で両お隣さんに挨拶周りしてない上、壁ドンされる始末」

一方通行「これは常識がなってない三下と言って差し支えないだろォ?」ニタァ

上条「あ、悪意を感じる…。だけど言ってることは正論……不幸だ」


ドン!ドン!ドン!

上条「ひぃ!?ごめんなさい!ごめんなさい!許してくれぇ!」

一方通行「wwwwwwwwww」

あ、ちなみに原作とは違う世界線という設定
なのでキャラの性格や設定に差異がある
何も考えずに深夜のテンションで立てるもんじゃないな

上条「うぅ…、初日から散々だ…」

一方通行「壁ドンぐらい気にすンな、三下!」

上条「三割くらいはあんたのせいだよ!……あ、そういやあんたの名前は?」

一方通行「ン?おれの名前か?」

一方通行「ヒント=苗字は二文字で名前は三文字!さァ、私の名前はなーンだ?」

上条「分かるか!ナゾナゾ!?」

一方通行「まァ、おれの名前はなんざどうだっていいンだよ」

上条「いや、言いわけないだろ。こうして菓子折りまで持ってきてくれたんだし」

上条「それにこれから、共同生活を送る仲間だろ?名前ぐらい知っとかないと」

一方通行「三下…、そこまでしておれの名前を……おまえ」

上条「?」

一方通行「おれに惚れてンのか?」

上条「そろそろ俺の右腕が唸るぞ?」

一方通行「仕方ねェな。そこまで知りたいんなら教えてやる」

一方通行「おれのことは『アクセラレータ』って呼べ」

上条「アクセラ……?」

一方通行「一方通行と書いてアクセラレータと呼ぶ感じだァ」キリッ

上条「キラキラDQNネーム(笑)」

一方通行「ああァン!!?」バキッ

ドゴォン!

上条「(玄関の扉が吹き飛んだぁ!?)アクセラ☆レーター!かっけェえええ!マジイカしてます!」ビクビク

一方通行「だろォ?」ニタァ

上条(人間の腕力じゃない、こいつ絶対高位の能力者だろ…!こえぇえ!)

上条(御坂の奴、何てところを紹介してくれたんだよぉ!)

一方通行「じゃあ、おれはそろそろ帰って打ち止めでも愛で……ーーかわせ三下ァ!」

上条「えっ?」

 瞬間、轟!という音は特にしなかったが
 俺が一方通行の声で飛び退いたその場所に、真横の壁を貫いて緑色の閃光が迸った
 新居の壁が!とか何処のどいつが!とか言いたいことは色々あったが

「餓鬼共……、人をおちょくんのも大概にしとけよ?なあ?」

 羅刹を思わせるその声に思考は泥の中に沈んでいった



麦野「ぶち殺すぞ?糞餓鬼共?」

今日はこれでおわります
更新は不定期もいいとこ
オチを探りながら書いていきます

お前らインペリアルドラゴンさんをあんま虐めんなよ?

麦野「……」ユラリ

上条「ひっ、ひぃ…!?何か緑色のやばそうなのが対空しておられるんですが!?」

一方通行「あー、めんどくせェのが出てきやがった」

一方通行「そういや、隣のこいつのことを忠告しに来たんだよ」ポリポリ

上条「そんなことよりあの方、相当怒っておられるんですが!?」

麦野「てめえのせいだよ、ウニ野郎ぉ!?」ガガガ

麦野「てめえの×××焼き切って、その口に縫い付けんぞ?あ゛あ゛!?」ギリギリ

上条「申し訳、ございませんでしたぁ!」ドゲザァ

麦野「こちとら深夜までこき使われて、飯一杯食うのも命がけだっつうのに」

麦野「昨日はボーナス逃すわ!
   浜面は滝壺とふけるわ!
   おまけにフレンダと絹旗が家で騒いでオールに付き合わされ!
   ようやく寝れたと思ったら、今度はウニの奇声で安眠妨害かぁ!?」ガガガ

上条(怒髪天を衝くってレベルじゃねーぞ!?完全に目が逝ってやがる)

上条(ここは、一方通行と上条さんでこの人を落ち着かせてーー)


一方通行「相変わらず年中生理みたいな女だなァ?更年期障害にしては早いんじゃないんですかァ?」ヘラヘラ

麦野「あ゛?」ギロッ

上条(あ、これ詰んだわ)

ガチャ

フレンダ「ふあー…、むぎのぉ?なんのさわぎってわけよぉ…?ねむねむ…」

絹旗「寝起きの直後に下品な叫び声は耳に超響くので勘弁してください。ふあー…」

麦野「ちっ。別に何も?迷惑な隣人にクレーム入れてただけよ…」ギロリ

上条(これからのクレームは壁を突き抜けて、俺の命を狙ってくんのか…)

一方通行「おい、上条くぅン?一応紹介しとくぜ」

一方通行「そこの頭が完全に逝っちまってるおばさんは『原子崩ーー」

麦野「麦野沈利よ。よろしくね、ウニ頭」

麦野「あとそこのモヤシ野郎はあとで消し飛ばすから逃げんなよ?」

上条「か、上条当麻です!度々迷惑をおかけしてすみません!」ペコ

上条「こ、これはつまらないものですが!受け取ってもらえると嬉しいです!」バッ

麦野「…ふーん。礼儀はわかってるみたいね?有り難く受け取らせてもらうわ」

麦野「ただし騒ぐなとは言わないけど、二度と私の安眠妨害するなよ?」ニコ

上条「き、肝に命じておきます!あ、こっちの菓子折りもどうぞ!」

一方通行「それ…俺がお前にくれてやった奴じゃねェか」

フレンダ「ねぇねぇ上条ぉ?サバ缶ないの?サバ缶?」グイグイ

絹旗「ちっ、冷蔵庫の中も超しけてますね。浜面の財布を彷彿させられました」ガチャ

上条「あんたら何勝手に人の部屋に入り込んでんだ!?特にそこの冷蔵庫弄ってる子!」

今日はここまで
明日から仕事ぉ…

絹旗「超ケチくさいこと言ってんじゃないですよ」ゴソゴソ

フレンダ「結局サバ缶も常備してないとか、信じられないって訳よ!」

麦野「あー…。何か目が冴えてきた。ちょっと上条、美味しいもの作ってくれない?」

一方通行「おい上条くゥん…。さすがにベットの下にエロ本は典型的すぎるだろ」

一方通行「しかも無駄に脂肪を蓄えた女ばかり!」

一方通行「期待させてんじゃねぇぞ!?三下ァ!」


上条「もう…、ーーいやぁああああああ!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月04日 (月) 07:40:35   ID: 66IQhSXx

あれ?終わり?

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