幸子「皆さん！新しい仕事の話が入ってきましたよ！！」

未央「お！！ついに来ましたか！！」

加蓮「前の仕事がYouTuberだったからね。で、今度は何の仕事なの？」

幸子「なんと！！今回はテレビの話なんですよ！！」

加蓮「四つ目の仕事がテレビ！？！！？」

未央「YouTuberからいきなりすごい飛躍したね！？」

幸子「普段の行いのおかげでしょうかね！！」

加蓮「私たちこれといって何もしてないんだけどね」

未央「それでそれで！？何の番組なの！？」

幸子「それがですね、料理番組らしいんですよ」

加蓮「料理番組？」

未央「私たちの中に料理できる人って居たっけ？」

幸子「ボクはあんまりしませんね」

加蓮「アタシも得意では無いかなぁ」

未央「私も人並みにしか…」

加蓮「ということは何でアタシたちにオファーが来たんだろう？」

幸子「さぁ？でも来たんですから一生懸命やるだけですよ！」

未央「さっちーよくいった！！」

加蓮「幸子の言う通りだね」

幸子「でしょ？もっと褒めてください！！」

未央「よーし！！本番に向けて気合い入れてくぞ－！！」

加蓮「おおー！！」

幸子「褒めてくださいよぉ」

司会者「次は大人気！！アイドルご飯のコーナーです！！」

アシスタント「VTRどうぞ！！」


幸子「どうもこんにちは！」

加蓮「私たち！！」

未央「Happy Mint Starですっ！！」

幸子「今回ゲストの僕たちが今日作る料理は！！」

加蓮「じゃじゃん！！（フリップ）」

未央「ハンバーグ！！」

幸子「このコーナーでは材料から全部ボクたちで見つけてこないといけないらしいですよ」

未央「ハンバーグの材料ってなんだろ？」

加蓮「とりあえず付け合わせのマッシュポテト用のジャガイモ？」

未央「取り合えずの選択が斜め上過ぎる」

幸子「ジャガイモでしたら畑が必要ですね」

加蓮「美味しいやつ作るなら北海道の気候がいいんだよね？」

幸子「よし、北海道に畑作りましょう」

未央「んー？なんか話がどんどん別方向に向かっていくぞー？」

幸子「お肉も必要ですよね」

未央「ハンバーグのお肉って豚肉だっけ？」

加蓮「なら時子さまに豚のお肉分けてもらおう」

未央「その豚は豚じゃねーから！！」

幸子「ここの合い挽きミンチってどういうことでしょう？」

未央「合い挽きミンチって他のお肉も入ってるってことだっけ？」

加蓮「牛とかもってこと？」

未央「確かそうだったと思う」

幸子「牛なら神戸か松阪、近江も有名ですね」

加蓮「及川牧場から分けてもらおう」

幸子「胸が大きくなりそうですね」

未央「たぶんならないと思うけど…っていうかスーパーで売ってるもので十分だから！」

加蓮「とりあえずジャガイモとお肉を手に入れに行ってみよー！」

未央「絶対にそこまでしなくてもいいからー！！！」



幸子「さて北海道にやってきましたが」

未央「ほんとに北海道に来ちゃったよ…」

加蓮「伝説のジャガイモでフライドポテトを作るんだ…！！」

未央「ねぇかれかれ、そんな迫真の表情で訳のわからない言葉をつぶやかないで？」

幸子「伝説かどうかはわかりませんが、北海道産のジャガイモを手に入れに行きましょう」

加蓮「おー♪」

未央「その後もジャガイモ農家が見つからなかったり」

幸子「時子様の下僕になってたり」

加蓮「及川牧場で死ぬほど牛乳を飲んだりして」

全員「ついにハンバーグの材料をそろえましたー！！」

加蓮「長かったね…」

未央「かれかれは何回死にそうになっていたよね…」

幸子「いつものロケより楽でしたね」

未央「それはおかしい」

加蓮「それでは、ハンバーグを作っていきましょう！」

未央「華麗なスルー」

幸子「まず何からしましょうか？」

加蓮「それはもちろん下準備でしょ？」

未央「お、やっとまともなことを言い出した」

幸子「たくさん材料ありますけどどこから手をつけるんですか？」

加蓮「もちろんジャガイモの下準備からだね」

幸子「なるほど、ジャガイモをどうすればいいのでしょう？」

未央「ダメだ、このポテキチ」

加蓮「ポテトの処理は任せてください、本気出します」

幸子「なるほど、お任せします」

未央「もうほっといてハンバーグ作ろう…」

加蓮「がんばってマッシュポテト作るぞ－！！」

未央「さて！！料理が完成しました！！」

幸子「どんな料理ができたのでしょうか！！」

加蓮「それがこちらですっ！！！」

幸子「ハンバーグ…はどこに？」

未央「何でこんなにフライドポテトが…？」

加蓮「作り過ぎちゃった（ﾃﾍ）」

未央「マッシュポテトどこ行ったぁ！！！」