――頼子先生のワンポイントレッスン


頼子「ＡＢＣＤ包囲網というのは、アメリカ、ブリテン（イギリス）、中国、オランダの４か国で太平洋防衛を行うことを決めたのです」


頼子「奇しくも時は太平洋戦争直前だったのです…」


モバＰ「ありがとう頼子。そして誕生日おめでとう」


由愛「おめでとうございます。今度また絵をかきましょうね・・・！」


頼子「…そうですね。みんなで書きましょうね」


モバＰ「そうだな。２人がどんな絵をかいてくるのか楽しみに待ってるよ」


頼子「…そうですね。楽しみに待っていてください」

由愛「ＩＭＦ体制ってどんな体制なんでしょうか？」


モバＰ「また難しいなぁ～。ＩＭＦというのは…分からん。少し調べてくる」ﾊﾞﾀﾝ


由愛「――ＩＭＦ」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


あい「…という感じでどうかな？」


真奈美「良いんじゃないかな？」


文香「…そ、それで本当に大丈夫でしょうか？」


あい「文香。私たちを信じたまえ」


真奈美「必ず成功する」


文香「は、はい…！」


――


真奈美「どうも～！」


文香「私たち３人そろって」


あい「Ｉ！」


真奈美「Ｍ！」


文香「Ｆ！」


３人「ＩＭＦ体制でーす！よろしくお願いしまーす！」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


モバＰ「おーい！わかったぞー！」


由愛「何だか面白そうですねＩＭＦ…」


モバＰ「Ｉ？」

――亜子先生によるワンポイントレッスン


亜子「ＩＭＦっちゅーんはな、国際通貨基金の頭文字３文字を表すんや。基軸通貨の価格安定と支払いの円滑化を目的として作られたんや」


亜子「ただ、その時の基軸通貨は金塊の金で、その金の量がその国の資本力を表してたんやで。その金も国によって質の良い悪いがあって、それで価値が上下するんは不公平や！となっていくんや」


亜子「最後は、アメリカの通貨ドルが基準となって各国の経済が回っていくことになっていったんやで」


モバＰ「ん～。さすが亜子。お金のことは一流だな」


亜子「Ｐちゃ～ん。それは堪忍やで」

千枝「プロデューサーさん！勉強で分からないところがあるんです。教えて頂けますか…？」


モバＰ「今度は千枝かー。何が分からないんだ？」


千枝「このＯＰＥＣってどういう意味なんですか？」


モバＰ「またこの手のやつか…。すまん、少し調べてくるから少し待ってるんだ」


千枝「ＯＰＥＣ…。何て読むのかな？お、おっぱ…」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


拓海「アタシたち！」ﾌﾞﾙﾝ


礼「おっぱえっくよ」ﾌﾞﾙﾝ


雫「よろしくおねがいします～」ﾌﾞﾙﾝ


拓海「おまえたち！アタシらの歌をきけよー！」


礼「そうね…。一番盛り上げた人には、ご褒美を上げなくちゃね…」


雫「もりあがっていきましょ～」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


モバＰ「千枝～。わかったぞ～」


千枝「プロデューサーさん！千枝、頑張りますから！」


モバＰ「何が！？」

――李衣菜先生のワンポイント講座


李衣菜「ＯＰＥＣ？そんなロックバンドいたっけかな～？あ、あれだよ！Ｍ－１の出囃子を歌ってる人だよね！」


李衣菜「え、違う？うーん。良い線いったと思ったんだけどなぁ…」


李衣菜「じゃあ、なんだろ？やっぱり、おっぱ――」


モバＰ「多田ぁ！アイドルがおっぱ、なんていい度胸だなぁ！グランド１００周してこぉい！」


モバＰ「ＯＰＥＣというのは、石油輸出国機構。石油が産出される国々が、石油を不当に安く売られないようにするために作った組合のようなものだ。度々、加足元を見ているような価格を付けて問題になっているんだけどな…」


モバＰ「ちなみにこれでオペックな。けっしておっぱ…ではないので注意するように」

ありす「すみません、プロデューサーさん。今お時間良いですか？」


モバＰ「どうした、ありす？」


ありす「橘です。――少し勉強で躓いてしまって、大人の人で『まだまし』なプロデューサーさんに教えてほしくて」


モバＰ「人にものをたのむのに、『まだまし』はかなり失礼だからな」


ありす「…問題はこれです」


モバＰ「無視かよ！――ＧＨＱ？」


ありす「これが何かの頭文字なのはわかっているんです。でも、それが何かが…」


モバＰ「分かった少し待っててくれ」


ありす「お願いします。――果たしてこれの意味は…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


？？？「多分料理が――」


？？？「あー。それはいいかも。さすがっす！」


ありす「料理…。なるほど、これは」ｶｷｶｷ


モバＰ「すまん。ありす。時間かかった…」


ありす「遅かったですね。プロデューサーさん。私はもう分かりましたよ」


モバＰ「さすがだなありす！」

ありす「橘です。いいですか？このＧＨＱは何かの頭文字です。それに共通する言葉があったんです」


モバＰ「おお！――おお？」


ありす「まずはＧ。これはガーリック。そしてＨ。これはホースラディッシュ。そしてＱはきゅうりなんです！」


モバＰ「」


ありす「つまり、ＧＨＱとはきゅうりにつけると美味しい調味料ということだったんです！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ


モバＰ「それは絶対ないから。安心しろ。今のままじゃカマセ橘だわ」


ありす「がーん…」

――亜季先生のワンポイント講座


亜季「ＧＨＱは連合国軍総司令部の頭文字を取った総称であります！そのトップがマッカーサー元帥であります！」


亜季「なお、略さずいうと、ジェネラル・ヘッドクォーターズと呼ばれております！」

光「プロデューサー！勉強で分からないところがあるんだ！教えてくれないか？」


モバＰ「おう。俺で分かることならいくらでも教えてやるぞ！」


光「さすが相棒！このＪＦＫって一体どういう意味なのか教えてほしいんだ！」


モバＰ「んん？ＪＦＫ？ＪＦＫってあのＪＦＫで良いのか？」


光「知っているのか？教えてくれ！」


モバＰ「んー。少し確証がないから、少し調べてきていいか？」


光「分かった！あたしも自分で調べる！人に答えだけを教えてもらうのは正々堂々じゃないからな！」


モバＰ「ちょっと待っててくれ！」


光「ＪＦＫか…。きっとカッコいいに違いない！」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


光「ﾊｱﾊｱ…。くそっ！もう、ここまでなのか？」


悪役「言うほどでもないなヒカル！お前の活躍はここまでだ！」


？？？「まてーい！」


悪役「誰だ！」


ジョーン「俺はジョーン！ヒカル！助けに来たぜ！」


フレディ「俺も悪ちゃ困るぜ！」


みく「何でみくが混じってるの？というかこのごっついおっさんたちは誰なの！？」


ジョーン・フレディ「俺たちＪＦＫ！」ﾄﾞｶｰﾝ


みく「にゃーー！なんか爆発したんですけどー！」

モバＰ「光分かったぞー！やっぱり――」


光「うん！やっぱり、ジョーン・フレディ・みくはカッコいいな！」


モバＰ「誰だ？そいつら？それにみくって…」


光「みくさんだぞ！爆発音で盛大に驚いていたぞ！」


モバＰ「…？」


――姫川先生によるワンポイントアドバイス


友紀「え…？これ、あたしやんの？はあ…」


友紀「ＪＦＫはハンシンたいがーすの鉄壁リリーフ陣の頭文字だよ」


友紀「Ｊはじぇふ。Ｆはふじかわ。Ｋはくぼたの３人が７・８・９回を締めるという方程式が出来上がったんだよ」


友紀「…今ではリリーフ３人衆は珍しくないけど、当時はこの方程式は画期的で、リリーフの存在価値が上がった出来事だったね」


友紀「まあ、うちはかみねろがいるから問題ないね！」


モバＰ「さわむらはどうしたってんだ…」

あずき「ＡＢＣＤ包囲網…いいね！」


忍「あずきちゃん…。なんか思いついたね」ﾊﾟｸﾊﾟｸ


柚「なんか飛鳥ちゃんとか、蘭子ちゃんみたい。カッコイイ言葉に胸躍らせてるね。あ、そのイチゴ味チョーだい」


穂乃香「良いですよ。柚ちゃんのオレンジ味も一口ください」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


あずき「みんな！あずきたちもＡＢＣＤ包囲網やろうよ！」


柚「よくわかんないけど、やるー」


穂乃香「また、作戦ですか？あずきちゃんの作戦は楽しいので私も参加しますね」


忍「――この３人に任せておくと、何をするか分からないからなあ…」

柚「あずき隊長！プロデューサーを発見しました！」


あずき「良くやった柚大佐！皆の者プロデューサーの所へ出撃だー！」


柚・穂乃香「おー♪」


忍「――隊長よりも、大佐の方が偉くなかったっけ？まあ、いいや」


あずき「プロデューサー！発見！」


モバＰ「ん？どうした４人そろって？」


あずき「作戦開始！」

あずき「ＡＢＣＤのＡはあずき！」ﾎﾞﾌｯ


モバＰ「おわっ！どうしたあずき？いきなり抱き着いてきて…」


三人「」


あずき「あ、あれ？」


忍「あずきちゃん…。あたしたちにＢが付く人、いないよ…」


穂乃香「それに、Ｃもいないですよ」


あずき「な、なんですとー！」


忍「あたしはＤならつくけどね」


あずき「じゃあ、忍ちゃんはＳで、柚ちゃんはＹ。穂乃香ちゃんはＨでアルファベッド順で突撃―！」


忍「え！？プロデューサーに抱き着くの！？」


あずき「――あずき、良く考えたら、プロデューサーに抱き着いてるんじゃん！」


あずき「そうだよ！そうじゃないと、ＡＨＳＹ包囲網が出来ないよ！」

忍「順番的に、穂乃香ちゃんが一番最初だね…」


穂乃香「私ですか！？ど、どうしたら…」


柚「何も考えずｷﾞｭｰっていっちゃったら？」


穂乃香「そ、それは少しはしたないような…」


あずき「――誰でもいいから早く来てよー！」


穂乃香「ど、どうしたら…」


柚「ええーい！どーん！」


穂乃香「ひゃああ！」ﾎﾞﾌｯ


モバＰ「大丈夫か穂乃香！？」


穂乃香「は、はい…。プロデューサーさんが受け止め――」ｶｧｧｧ


あずき「――一気に顔が赤くなる穂乃香ちゃん可愛い」