双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」 (38)

「拗らせ童貞の考えた最強の事務所」設定に注意
また「アイドルが他アイドルを妄想する」構造のため、キャラ崩壊が逸している可能性あり
さほど直截的でないためRとこっちで迷った結果こっちになった
なのでほんのりエッチ注意

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美嘉「……」

奈緒「……」

ありす「……」

こずえ「……」

杏「……とまあね、みんなに集まってもらったのは他でもなく、仁奈に毛が生えているかどうかを討論したいからなわけで」

申し訳ないが急用ができてしまったので急遽中断

ありす「私とこずえさんなんで呼ばれたんです?」

杏「見たでしょ?多分」

こずえ「……えー……」

ありす「3人とも寮暮らしですけどあいにくながらチャンスが無いですね」

美嘉「無いのかー……」がくっ

杏「というわけでマジで検討しなければならなくなったね」

美嘉「アタシ仁奈ちゃんは『まだ生えてない』と思うな」

奈緒「あたしは『もう生えている』と思ってる」

杏「杏は『生えててほしい』だね」

美嘉「ありすちゃんたちは?」

ありす「え、私たちはただの参考人じゃなかったんですか?参加者ですか?」

奈緒「筆を作りあった仲として毛の談義に呼ばないわけにはいかなかった」

こずえ「ほー……」

ありす「こずえさんその目は何の目ですか」

杏「ともかくキミの意見を聞かせてほしい」

ありす「ゲンドウポーズで専務の真似をしないでください……そうですね、『まだなんじゃないか』と思います」

美嘉「だっよねー。仁奈ちゃんはまだだよね!」

杏「なるほど、ありすはロリコンに付いたか」

美嘉「ちょっ、ロリコンじゃないし!」

杏「はいはいフヒヶ崎フヒヶ崎」

美嘉「あれは外部の人が勝手につけた印象なだけで……!」

美嘉「アタシが好きな人がたまたま小さい子だっただけだから!」

こずえ「みかー……さなえさんもー……すきー……」

美嘉「えっ、ちょっ……と!こずえちゃんやめて!!」

こずえ「もがー……」

奈緒「へー、マジか、美嘉」

杏「早苗さんが菜々さんに並ぶ『年上好きがロリコンに到るゲートウェイレディ』と言われていたのは知ってたけど、逆のケースもあったんだね」

美嘉「もー……マジ恥ずいんだけど……」

奈緒「この事務所で色々やることやったんだったら今更関係ないだろ」

杏「奈緒ほど明け透けなのも珍しいけどね」

奈緒「はーいじゃあ実際この5人の中で『"この中で"相手をしたことがある人がいる人』どれくらいいる?」

美嘉「……」ノ

杏「……」ノシ

奈緒「……」ノ

ありす「……」ノ

こずえ「はいはいはーい……」/

杏「ね?」

美嘉「ね?って、全然フォローになってないんだけど……」

こずえ「さなえはねー……おおきなめと、『ぴょっ』としたおさげがー……すごくかわいい……」

ありす「あっ、わかりますそれ。早苗さんの魅力を言語化しようとしたらそこは外せない気がします。
お酒と酒癖、リーダー格、物理的な強さ、胸がよくピックアップされますけど、その二つは見落とされがちですよね」

こずえ「しろいはだと、しんちょうも……あと、けつ」

奈緒「最後の言い方」

杏「こずえの言葉選びのセンスぶっ飛んでるね」

美嘉「それなんだよね……ジュエリーズのジャケ写で仁奈ちゃんと並んでたときに『姉妹に見えてから』早苗さん好きになっちゃって……」

奈緒「瑞樹さんや楓さんに飛び火したと」

美嘉「……」こく

奈緒「おいおいマジか楓さんと瑞樹さんもか」

美嘉「(あっ、まずい、ひっかかった……)」

杏「菜々さんわかるんだけど瑞樹さん楓さんはまだ杏はピンと来ないなー。なんだろ、「カッコいい」が先に入っちゃって『好き』まで行けない」

ありす「……5ちゃい」ぼそっ

杏「あぁー……」

美嘉「やめてー!!///」

奈緒「あれで惚れたの!?マジで!?」

杏「あー、なるほどなー……なるほど……」

杏「それは、なんか、若干、わかる」

こずえ「みずき……たぶん、しょうちゅうこうだいって、ずっとまじめだったから……」

こずえ「はじけかたが、しょうがくせいと、かわらないのかも……」

こずえ「だから、あのときも……まわりのめせんにきづくまで、やっちゃったんだとおもう……」

奈緒「こずえの分析がマジだ」

ありす「本人に絶対聞かせたくないですね。さりとて、案外ありえるかもしれませんけど」

杏「どうする?『年上のお姉さんに萌える談義』にする?『仁奈に毛が生えているかどうか談義』から脱線したけど」

美嘉「どっちもしたいけど年上のお姉さんトークしたいかなぁ」

奈緒「はぁとさんどうよ」

杏「菜々さんがストライクだから秒で惚れた」

美嘉「同じく」

ありす「本当に26歳なんですよね……あの人……」

美嘉「見えないよね……最初同年代だと思ってた」

こずえ「たまにみせる……『私はあなたとずっといっしょだからね』かんが……たまらないよね……」

杏「菜々さんが『先を行く母性』だとしたらはぁとさんは『横に立ってくれる母性』だよね」

奈緒「果たして母性ではなくない?」

ありす「お姉さん性の方がピッタリ来ます」

杏「40話で落ちた人がなんか言ってる」

ありす「シャラップ!」

~~~~~
美嘉「仁奈ちゃんといえばさ」

奈緒「うん」

美嘉「こないだ紐が長い靴の衣装だったらしくて、紐結ぶの大変だったっぽくて」

杏「観察点が完全にロリコンだ」

美嘉「うっさいw」

美嘉「で、仁奈ちゃんが下向くとさ、前髪のサイドのあの長い毛あんじゃん?あれがさらーって垂れ下がるんだ」

奈緒「『おはよーごぜーます』の挨拶の時毎回毎回垂れ下がってるのみてるけどあれ面白かわいいよな」

美嘉「それで終わらなかったの」

こずえ「ほー……?」

美嘉「『サイドの長い毛を耳の後ろにかきあげた』の!!」

美嘉「靴紐結んでるときだったから『斜め下見ながら』『無表情で』!!!!!」

ありす「あっ、それ、いい……」

杏「あー、それはズキューンだねー」

奈緒「なるほど、なるほどな、なるほどな!?なるほど!!」

美嘉「わかるっしょ!?言いたいことが!!」

杏「『女を感じた』んだね」

美嘉「大体そんな感じ」

ありす「仁奈さんは元気と可愛らしさばかりが目立ちますからね……その仕草でギャップ萌えですか」

美嘉「そう!そう!!」

杏「あんずもやってみよ」ふぁっさ

美嘉「あ全然ダメ」

杏「ひっど……」

美嘉「杏はね、『ゲーム中に力入って唇を口の内側にしまい込む』のが良さだからダメ」

杏「え、あ、そりゃどうも……」

杏「って!?」

杏「待って杏も対象なの!?」

奈緒「むしろなんで対象じゃないと思ったんだ、この事務所で」

杏「身長か……」

美嘉「オーラだよね」

杏「否定できない言葉で逃げるなぁー……」

美嘉「アタシからは嫌?」

杏「嫌な訳ないじゃん……」

杏「あのね、この3人の目の前じゃなかったら膝の上に乗ってた」

美嘉「あー、タイミングぅ……」

奈緒「おいお前ら惚気んな話戻すぞ」

杏「毛?年上?」

奈緒「毛」

ありす「杏さんはなんで仁奈さんに『生えていてほしい』んですか?」

杏「杏が最近生えたばかりだから、仁奈に生えていると劣等感刺激されてムラムラくる」

奈緒「マジかよ、いやマゾかよ」

杏「否定はしない」

美嘉「あたしは普通に『まだそういう年じゃなさそう』だからかなぁ。自分の時を考えてもだし……」

奈緒「あたしあの頃にはもう生えてたんだよな。だからってのもある」

こずえ「ほーぅ……」

ありす「……」

杏「特に驚かない」

奈緒「でも美嘉おかしくないか?」

美嘉「なんで?」

奈緒「仁奈の『女を感じる仕草にティンときた』んだろ?」

杏「……」

美嘉「まぁ、そうだね?」

奈緒「じゃあなんで『生えてない』派なんだ?矛盾してないか?」

美嘉「いや、それとこれは別っていうか……」

奈緒「こないだ『仁奈ちゃんに着ぐるみ以外の服着せるとしたら大人っぽいコーデにまとめたい』とかも言ってたよな?」

こずえ「その話詳しく」

ありす「!?」

美嘉「なんかさ、仁奈ちゃんて髪がオレンジ色で明るいから、その色を殺したくないわけじゃん?だから上は白っぽいのでまとめたいなーって思うわけ」

美嘉「そうすると下の選択肢が自ずと絞られて来るじゃん?その中で何を選びたいかなーって思ったら『ワイン色のジーンズ』だったってこと」

ありす「上はどうするんですか?」

美嘉「『白の縦セタ』」

杏「季節がちょっと前だけど確かにアリっちゃアリだね。大人っぽいっていうか元気さを殺してないのに落ち着きがある」

ありす「全体像としては快活かつ落ち着きのあるセクシーさが見えて来ますね」

ありす「仁奈さんにこれを着せるのは……」

奈緒「ビジュアルは申し分ないけど事務所的には厳しいよな」

杏「ファンが困惑するね」

こずえ「さすが、みかー……」

奈緒「ってか!」

奈緒「な!?こういうこと言っちゃってるのに『毛が生えてない』ってーのは問屋が卸さないよ美嘉!!」

美嘉「でも別なの!!生えててほしいほしくないじゃなくて仁奈ちゃんは生えてない!それでこの話は終わり!」

奈緒「なーんか納得いかないなあ……」

~~~~
杏「さて年上のお姉さん問題がまだ残っているぞ」

こずえ「のあ……」

ありす「知的さとクールさでは独特の崇高さを放ってますよね」

杏「あの人はカッコいいだけじゃなくてちょと怖いのもあるからなー。杏的には楓さんたちより『好き』に遠いかなぁ、申し訳ないけど」

ありす「寡黙ですからね」

こずえ「のあはね……ジャージ……」

美嘉「ジャージ」

奈緒「ジャージ……?」

こずえ「のあは……じゃーじで、走ってても、かっこよくて……」

奈緒「それな」

こずえ「でも、ちょっと、ぞくっぽくて……」

奈緒「わかるぞ、わかるぞ言いたいことが」

こずえ「やっぱりかっこいい……」

杏「かっこいいだけだと杏のセンサーに反応しないんだよなぁ」

こずえ「じゃー……」

こずえ「のあがじゃーじをきるとき、ふぁすなーをあげるのに、ちょっと、てこずってるのとか……どう?」

ありす「カチッカチッなるあれですね」

こずえ「よくない……?」

奈緒「なんか、なんとなくわかる。完全に開くタイプのジャージだよな?それのチャックを閉めるときに金具がうまく噛み合わなくて時間取られるアレだ」

美嘉「のあさんがそれでうまくいってないシーンすっごい可愛いんだけど」

杏「ちょっとさぁみんなレベル高くない?」

こずえ「じゃー……」

こずえ「のあがじゃーじをぬぐとき……そでがぬらーん、て、うらがえっちゃうの、どう……?」

美嘉「あー!あ、あ、あー!!」

奈緒「想像したらゾクゾクしてきた」

美嘉「チョーいい……!」

ありす「文句なしの百点ですね」

奈緒「杏厨のありすはやっぱそういうところに萌えるんだなぁ」

杏「厨って」

こずえ「はしってきてて、あついから、すぐにじゃーじをぬぎたくて、そうなっちゃう……」

こずえ「のあはふつうにぬぐときは、そでがうらがえらないように、ぬぎそうだけど……」

奈緒「走ったあとっていうアレがな!!」

こずえ「のあのしーるどを、はがす……」

美嘉「走ったあとで体も熱いってのポイントだね」

杏「なんかだんだんわかって来てしまったのが悔しい」

~~~~
奈緒「のあさんに何カバーさせたい?」

ありす「アクアマリンのCOSMOSですかね」

杏「みんな命を燃やすやつか」

奈緒「アーニャのカバーであれが来ると思ってたからなー。といって、ちょっと元気っぽい曲調がのあさんに似合うかどうか」

杏「『君の温もり』とか『燃えている』とかいう歌詞がのあさんの秘めたる情熱を見え隠れさせるようでいいと思うけど」

こずえ「ぎゃっぷ……ぎゃっぷ……」

美嘉「その話の延長線上なのこれ!?」

杏「ギャップ完全に無視するなら同じアクアマリンの『明日の空へ』かなぁ」

ありす「あれも合唱曲になってますよね」

奈緒「あれは歌詞の語りかけがのあさんっぽいな!」

美嘉「今聴いてるけど『今始まる未来に自分らしく飛び立とう』のところが完全にのあさんだった」

こずえ「むー……」

杏「なんか場が温まっちゃったね」

奈緒「結局解決もしてなければ決着も付いてないな」

美嘉「雑談なんてそんなもんでしょ」

ありす「会議じゃなかったんですか」



総選挙には市原仁奈と川島瑞樹と高垣楓と荒木比奈と高峯のあに清き一票を
楽曲はみんなのきもちに一票をお願いします

参考楽曲
好きすぎてキレそう/きゃりーぱみゅぱみゅ
http://youtu.be/UKk99vBd2M4

さなだ虫2000スーパー/ブリーフ&トランクス (音声のみ)
http://youtu.be/qc15HSra5GM

COSMOS/アクアマリン
http://youtu.be/QGSH21b0Phs

明日の空へ/アクアマリン
http://youtu.be/kja79c8CJX4

五月に入ったばかりだというのに暑くて敵いませんね。
水分補給と塩分補給は怠らないようにしてください。
今回も読んでくださってありがとうございました。いつもお世話になっております。
ではこれで失礼します。

html化終わりました

ちなみに筆者も「仁奈ちゃんは生えている派」です
男である私自身が10歳で生えたので「女子の方が早いわけで、なら9歳でも生えてるやろ(願望)」っていうのと
生えていることによって「ちょっと動物さんポイントが上がりそう」というのが論拠です。

某塾性徴査定では
「胸の変化は無し。""陰毛も初潮も無し""。""初潮まではあと3年""か。
ブラは不要。同室着替えも怖くない。""ペドの上限。""」
なんて言われてますが、仁奈ちゃんは来てるものは来てるし生えるものも生えてるやろ派です。
たまに見せる女らしさのギャップが存在してるに決まってるって美嘉ねえに言わせたのもそう言う理由です。

さらに、蛇足を覚悟で申し上げると、薫ちゃんはスタイルいいし生えてそう、千佳ちゃんは生えてなさそう派です。

繰り返し、ありがとうございました。

マジっすか……じゃあ希望無いなぁ
明日の空への方は実現してほしい
のあさんじゃなくても

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