一ノ瀬志希「 『アマエタクナール』(甘えたくなる)』にバージョンアップしたよ!」 (182)

一ノ瀬志希「新薬! 『スナオニナール(素直になる)』を開発したよ!」の続きです
一ノ瀬志希「新薬! 『スナオニナール(素直になる)』を開発したよ!」 - SSまとめ速報
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安価、佐藤把握しました

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Target8. 佐藤心(しゅがーはーと)

佐藤「ぜぃ…ぜぃ…」

トレーナー「よし。今日はこれでダンスレッスンは終わりだ。佐藤。昨日より身体のキレが悪いぞ。本番までに仕上げてこい」

佐藤「ま…任せろ☆ はぁとはファンのみんなに、スウィーティーなLiveを届けてやるんだからな☆」

佐藤「…ぜぃ…ぜぃ…で、でも、ちょいキッツイぞ…☆」

トレーナー「あまり時間はないぞ。後でマッサージも受けてしっかり身体のケアをしておけ。いいな?」

佐藤「お、おいっす…」

(事務室)
佐藤「はぁ~、レッスンだけはぜんっぜんスウィーティーじゃないよな…」

佐藤「でもぉ~☆ ファンのために努力は怠らないなんて…いやぁーん♪ しゅがーはぁとは健気な女~☆ そう思うだろ?」

佐藤「それにー、可愛いだけじゃなくて自分を応援してくれている人にはちゃんと恩も返す☆ くぅ~、しびれちゃうぅー☆ そう思うだろ?」

佐藤「…おい、さっきから無視してんじゃねーぞ☆ プロデューサー☆」

P「…」

P「佐藤。騒ぐなら外でお願いしてくれる?」

佐藤「おいおいっ☆ しゅがーはぁとって呼べよ☆ 呼べ?☆ 呼んでぇ~☆」

佐藤「…ていうか、体力ゼロなのに空元気出してんだから、呼び方くらいはさ、いたわってよ」

P「佐藤さん。お疲れ様です」

佐藤「もうテンプレやめて~☆」

P「大変そうだな。特にダンスレッスン」

佐藤「まあね。やっぱ25を過ぎると体力落ちるわ」

佐藤「あー…でも、早苗さんとか川上さんは、バイタリティに満ちてるんだよな…」

P「あの2人は特別だから」

佐藤「しゅがーはぁとも負けてらんねー☆」

P「体力面はともかく。最近、楽しそうにしてるよな。佐藤」

佐藤「もう一回佐藤って呼んだら流石に泣くぞ☆ …まあ、ファンが付いたからなのかLiveとかテレビの仕事も増えてるし、充実はしてるわ☆」

佐藤「昔はアイドルの真似してるのが楽しいだけだったんだけど、いまはちょい違くて、ファンのみんなに楽しんでもらえてるのが嬉しいんだわ」

佐藤「…」

佐藤「いやーん☆ しゅがーはぁとの本音? 漏らしちゃった~☆ 感動したか? したよな?☆」

P「感動はしてない」

佐藤「おい☆」

P「けどやる気はかなり出た。これからもしっかり支えてくよ」

佐藤「…ありがとな」

P「おう。仕事は倍に増やしてやる」

佐藤「いや、それ流石に死ぬから抑えて」

P「ふぁっふぁっふぁ」

佐藤「その笑い方、最近のお気に入りなのかよ…」

佐藤「ところで机の上に置いてある香水はなんなの☆ 女? 女からもらったやつか☆」

バッ

P「おまっ! ちょい、やめて!」

シュッ…もわわん…

P「うげっ、使っちまった!」

佐藤「ほぇ~♪ いい香りじゃん☆」

佐藤「…」(ぽけーっ)

P「さ、佐藤さん…?」

佐藤「…」

P「佐藤…大丈夫?」

佐藤「ひっく…」

P「お、おい。どうしたんだ?」

佐藤「ひっく…うっ…うっ…」

P「…?」

佐藤「うわっー! また佐藤って言った~!!」(号泣)

P「!?」

佐藤「しゅがはって呼べって言ったのに~!」(号泣)

P「…えぇ。ナニコレ」

続きはまた明日書きます

佐藤「しゅがーはぁと、って名前が痛いのは知ってるけど呼ばれたいのよー! 呼んで! 呼んでよ! プロデューサー!」

P「…」

P「しゅがーはぁと…ちゃん?」

佐藤「…んふふ~☆ それでいいんだよ☆」

ぎゅっ

P「うえっ!?」

佐藤「何だよ~☆ 理由がなくちゃ抱きついちゃダメなのか? いいだろ☆ お願い…ね?」

P「うっ…」

P「(素の話し方で上目遣いされると断りづらいな…)」

P「(味付けはファンキーかつエキセントリックだが、素材自体は美人だからなぁ…こいつ)」

佐藤「ほらほら…しゅがーはぁとのこと。ちゃんと抱きしめててくれよ~☆」

佐藤「…抱きしめられたら元気出るから、さ…ワガママかもしれないけどいいかな?」

P「…」

ぎゅっ

佐藤「~☆」


佐藤「落ち着くわー…☆」

ぎゅっ

佐藤「悪いけどもう少しだけな…☆ もう少しだけさせてくれたら頑張れるからさ…」

P「…」

P「(しおらしくされると弱いよなぁ…自分勝手に見えて、普段から周りに気を使ってる奴だしなぁ…)」

P「(あー、てか、めっちゃバニラの香りがする。こいつ香水までメルヘンチックなんだ…)」

ぎゅむー

佐藤「プロデューサーに抱きついてると安心するな…☆」

P「…」

P「(可愛いんだが…なんか負けた気分になるな…)」

佐藤「…そうだ☆ こうやってラブリィ~で、甘あまぁ~な展開もいいけど☆ はぁとにも、プロデューサーを労らせておくれ☆」

P「ん?」

佐藤「ほら…立って…じっとしてろよ…☆」

(事務所近く)
奈緒「きーみの手で~♪ きーりさーいて~♪」

奈緒「とーおいひの~きーおーくーを~♪」

奈緒「ふんふふんふんふーん~♪」

スタスタスタスタ…

奈緒「(いやー、昨日、ナナの家で見た『鋼の錬金術師』のアニメは面白かったなぁ~)」

奈緒「(前に少しだけ漫画読んだことあるけど、途中から展開がかなり違っていたのも新鮮だったわ)」

奈緒「(あと、画面が4:3のサイズになってたのはなんでだろう…?)」

奈緒「(ま、いっか)」

スタスタ…

奈緒「結構早めに着いちゃったな…まあ、プロデューサーあたりはどうせいるだろうし。適当に時間潰してよーーー」

佐藤「ほら…動くなよプロデューサー☆」

奈緒「ん?」

佐藤「じっとしてぇ…はぁとに全部任せろ…☆ プロデューサーのはただでさえ『太い』んだからよ☆」

奈緒「!?」

奈緒「!?」

P「そこまでじゃないだろ」

佐藤「今まで見た中では1番かも☆」

P「そうかそうか」

佐藤「ていうか、すうぃーてぃ~☆ な抱擁を朝からしたばっかだと…気持ちが高ぶる~☆」

奈緒「!!??」

佐藤「プロデューサーの胸の中…最高だったぞ☆」

P「はいはい。話はいいから、さっさと『シテ』くれよ。佐藤」

奈緒「(シテ!?)」

佐藤「いやーん☆ 他人行儀~☆」

奈緒「(な、な、な、中でナニやってんだよっ! 2人ともぉー!?)」

P「お。そうやって『くわえ』ながらするのか?」

佐藤「ふぁーねー☆」

奈緒「(『くわえ』!?)」

奈緒「…///」

奈緒「…ど、どうしよう」

奈緒「…」

奈緒「(え、ええい。ままよ…!)」

ガチャッ!

奈緒「ち、ちょーっと待ったぁっ!! 2人とも事務室でナニやってんだよぉ!!!」

佐藤「ふぁ?」

P「ん?」

奈緒「アレ?」

佐藤「おふぁよ☆」

P「おはよう。奈緒」

奈緒「お、おはよう…何してるわけ?」

佐藤「ふふのさいすんふぁかってる☆」

P「服の採寸を測ってる、だってよ。口にペンくわえてるからわからないだろうけどな」

奈緒「…あ、そうですか」

佐藤「ふぃごろのおれいだふぉ☆」

P「日頃のお礼をしてくれるそうだーーー服は着るかどうかわからんけどな」

佐藤「ふぃろよ☆」

P「気が向いたらな」

佐藤「ふふぉ~☆ もっとふぁとふぃあまふぇておくれ☆」

P「もっとはぁとに甘えておくれ、で合ってる?」

佐藤「ふぁふぁ!☆」

P「さすが☆」

奈緒「…」

奈緒「なんか2人ともゴメン…あたしの勘違いだったよ…」

P「ん?」

佐藤「?」

Target8. 佐藤心 end

しゅがははPに甘える姿より、Pに甘えられて喜ぶイメージが強いですね。家事とか育児とかを手際よく(センスはともかく)やってくれる良妻ポジがよく似合う気がします。

とりま、続いての安価
>>23

ユッキ

ユッキ了解です
しばらくお待ちください

これ、しきにゃんにつかうのはありだっけ?

>>26

大丈夫ですよ

ミス

>>25
大丈夫ですよ

Target9. 姫川友紀

アナウンス「本日もキャッツの応援に来ていただき~ありがとうございました~。気をつけてお帰りくださいませ~」

ユッキ「いや~♪ 今日も快勝、快勝♪ ありがとねプロデューサー。観戦に付き合ってもらっちゃってさ♪」

P「暇だったしな」

ユッキ「200人弱をプロデュースしてて暇ができるってどういうこと?」

P「手際がいいんじゃないか?」

ユッキ「そっか。流石だね~♪ 」

P「まあな。はっはっは」

P「(テキトーな説明でも納得してくれるんだよなぁ…この子…)」

ユッキ「で、帰りはどこで飲んでいこうか♪」

P「飲みに行くのは決定事項なんだな」

ユッキ「無理なの?」

P「行けるで」

ユッキ「やったー! じゃあどこにする? プロデューサーの家? それともあたしの家?」

P「そこの居酒屋でいいだろ」

ユッキ「えー」

P「いや、逆になんで宅飲みなんだよ」

ユッキ「いや、どうせあたし酔い潰れるっしょ? いつも通りに」

P「酔い潰れないように気をつけてほしいが、酔い潰れるだろうな。いつも通りに」

ユッキ「で、毎回、毎回、プロデューサーにおんぶしてもらってるわけじゃん?」

P「おんぶしてるわけですね」

ユッキ「それはちょっと申し訳ないなぁ、って最近思うようになったわけよ」

P「今さらかよ」

ユッキ「わ、悪い!? …まあ、その、プロデューサーも、迷惑じゃないかなー…ってさ」

P「…うん。まあそう思うようになったことは素晴らしいな」

ユッキ「思うだけじゃなくて行動に移したいわけさ。あたしとしてはね」

P「友紀。いいことを教えてやろう」

ユッキ「なに。呼び方まで改めて」

P「人は生きている限り誰かに迷惑をかけ続けるものなんだ」

P「例えば、電車で席に座れば席に座れない人が出てくるし、スーパーのセール品を取ればセール品を買えない人が出てくる」

P「人は何かをすれば、知らず知らずのうちに迷惑をかけるのが当然なわけだ」

ユッキ「はい」

P「もちろん『迷惑をかけるのが当然だから開き直れ』って話じゃない」

P「迷惑をかけている分、誰かを笑顔にしたり、親切にしたりして、迷惑分をプラスに変えればいいわけだ」

ユッキ「それでマイナス分がちゃらになるわけなの?」

P「そういうこと。友紀はアイドルとしてファンの人たちに笑顔を届けている分、プラスが溜まってるんだよ」

ユッキ「でも、マイナスはあるわけなんでしょ? それじゃあ誰かが迷惑になってるのかもしれないじゃん」

P「そこだ」

ユッキ「どこ?」

P「そのマイナス分はプロデューサーの俺に押し付ければいい。そうすればファンの人たちにマイナス分のしわ寄せがいかなくなる」

ユッキ「…」

P「だから迷惑はかけてもいいが、全部俺の方に回せ。いいな?」

ユッキ「…」

P「…腑に落ちなかったか?」

ユッキ「…う、ううん! 全然! すごいよくわかった!」

P「わかったら飲みに行くぞ。宅飲みしたら大家さんに迷惑がかかるかもしれないだろ」

ユッキ「ねぇ。プロデューサー」

P「うん?」

ユッキ「ありがとね」

P「気にするな」

ユッキ「えへへぇ…♪」

ユッキ「~♪」

(1時間後)
ユッキ「あっはっは♪ このつくね美味しい~♪ 野球ボールみたいな味がするよね~♪」

むしゃむしゃむしゃ…ごきゅごきゅごきゅ…

ユッキ「プッハー♪ おーいーしーい~♪」

P「いい飲みっぷりやね」

ユッキ「んふふ~♪ 今日はプロデューサーに迷惑かけるんだ~♪ えへへぇ…♪」

P「…」

P「(タガが外れすぎだろ…)」

ユッキ「今日はたっくさん飲んじゃうよ~♪ 気持ちいいこと♪ 思いついたらナウオンターーーーイム♪」

P「持ち歌なのに音程ズレてるし…」

P「…この状態でアマエタクナールを飲ませたらちょっとは大人しくなる方向に働くかな…?」

P「とりあえず試してみるか…ビールに噴射…っと」

プシュッ…

ユッキ「さぁ、まだまだ飲むよ~♪」

ごきゅごきゅごきゅ

P「さてどうなるかね」

休憩します

(2時間後・居酒屋前)

ユッキ「おんぶ♪ おんぶ~♪」

ぴょーん、ガシッ!

P「ぐえっ!」

ユッキ「えへへぇー、プロデューサーの背中は安心するなー♪」

ぎゅぅぅ…

P「(お、おっぱいがやべぇ…! いつもと違って押し付けてくるからおっぱいがやべぇ…!)」

ユッキ「えへへ…今日は着くまで起きてるからね…♪ 背中で応援してるよ…♪」

P「お、おう!」

P「(なんか耳元に生暖かい息がかかるし…気を抜くと下半身が反応しかねんぞ…!!)」

P「(ビールとニンニクの香りが混じってるからギリギリ理性が保ててるわ…)」

saga

ユッキ「ていうかさー、もっと構って、構って~♪」

ユッサ、ユッサ、ユッサ

P「ちょいちょい! 暴れんな!」

ユッキ「しゅっぱーつ! しんこぉー! 目指すは神宮球場~♪」

P「家だろ! この野球お馬鹿!」

P「(くっ…! 胸が背中でバウンドしてやがる…!)」

P「(持ってくれ…俺の理性!)」

(しばらくして)

ユッキ「右に左に後ろに前に~♪」

P「背中であばれんなっ! めっ! ただでさえ疲れるんだからっ!」

ユッキ「むぅ~、なんか子供が叱られてるみたいだな~」

P「いや、キミ、中身はちびっ子とほぼ変わらんですし」

ユッキ「…むっ」

P「もうすぐ着くから大人しくしててーーー」

ユッキ「あっれー? これ、鳥の皮かな~♪」

あむっ

P「ひょぇっ!」

あむあむあむ…

ユッキ「ん~、柔らかいけど…これは皮じゃないな~…♪」

P「そ、それ、耳たぶ! 耳たぶ! 友紀さん! ストップ!! ストォーップ!!」

ユッキ「んふ? そうなの?♪」

あむあむあむ…

P「や、やめてくれ! 甘噛みして舐めてくるのはやめてくれ!!」

ユッキ「ん~、ふふふ♪ ふぅ~…♪」

P「ひょっ…!」

P「(耳に息を吹きかけるのは…あかん)」

がくん

ユッキ「うわぉ!」

P「ぐふ!」

パタリ

ユッキ「んふふ~…プロデューサーって耳弱いんだ~♪」

P「ち、ちょい。タンマ。起き上がるから背中から降りていただける?」

ユッキ「どうしょっかな~♪」

ぎゅぅぅ…

P「あ、あの。密着しながら耳元でささやくのはやめていただけますか? 友紀さん?」

ユッキ「あっれ~? プロデューサーもしかして変な気分になってる~?♪」

P「…」

P「(やべぇ…カリスマギャルより10倍くらいエロい誘惑してきてるぞ…)」

P「(アマエタクナールがやばいのか…ユッキの天性のものなのか…)」

ユッキ「ねぇ~ねぇ~…♪」

P「(さて…ここからどうしたものか…まさか手を出すわけにはいかんし…大人しくしてもらわないと帰れないし…)」

P「こうなったら美優さんあたりに電話してヘルプをーーー」

ユッキ「Zzz…」

P「…って、あん?」

ユッキ「Zzz…」

P「…この状態で寝やがった」

ユッキ「えへへぇ…プロデューサー大好きだよー…♪」

P「…」

P「(下半身があかんことになった)」

その後、さっさとユッキを送り届け、俺も家に帰りました。

Target9.姫川友紀 end

ユッキ終わり。
初めて見た時に14歳くらいだと思ったから、この子の口からビールって単語が出てきてすんごい違和感を感じた思い出。

安価>>48
よろしくお願いします

ks

安価↓2でお願いします

安価了解です
そしてまさかのままゆ2ターン目

次回以降はキャラがダブったら無しということでお願いします。もちろん今回はきっちり書きます

ダブったら安価一個下にずらすとかでもいいと思うよ。まぁそこらへんは >>1 の判断で

ままゆssは明日以降書いていきます

そして別スレに喜多見柚ちゃんのssも書いたのでよければ読んでいってください。「安価で柚来ないかなー。柚書きたいなー」と思ってきましたが、上がらなさそうなので別件で書きました。柚は最高に可愛い子なのでよろしくお願いします

【デレマス】P「柚とひたすらイチャコラしていく話」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1493564376/)

>>62
ご指摘ありがとうございます
以後、ダブったら一個下ということで進めていきます

Target10. 佐久間まゆ

P「あー…仕事しなきゃな…」

カタカタカタ…
カタカタカタ…

P「デスクワークはだるいな…」

カタカタカタ…
カタカタカタ…

P「はぁー…終わりっ!」

にゆっ

まゆ「お疲れ様です♪」

P「わーお…。おはよう。まゆ」

まゆ「おはようございます♪ お茶とお菓子。用意してありますよ」

P「朝から机の下にずっといたのか?」

まゆ「ええ、今日は火曜日ですから」

P「…曜日によって潜ってる日が決まってるのね」

まゆ「ちなみに明日のシフトはまゆと輝子ちゃんですよぉ♪」

P「コンビニのアルバイトかよ」

まゆ「はいどうぞ♪ プロデューサーさん♪」

こぽこぽこぽ…
ことり…

まゆ「疲れた時は甘いもの。吉兆庵の『粋甘粛』と知覧という品種のお茶です♪」

P「コレ干し柿のお菓子?」

まゆ「はい♪ 最近、プロデューサーさんが和菓子にハマっていると聞いたものですから」

P「ほほう。これは嬉しいな。イタダキマス」

むしゃむしゃ…
ずずず…

P「あー…うまい…」

むしゃむしゃ…
ずずず…

P「デリシャス」

まゆ「(うふふ…♪ プロデューサーさんの喜んでる顔…♪ ずっと眺めてたいな…♪)」

P「まゆは食べないのか?」

まゆ「まゆは来週グラビアがあるので、甘いものは控えているんです」

P「そっか。なんか悪いな。俺1人だけ食べちゃって」

まゆ「いいんですよ。気にしないでください♪」

P「(あー…めっちゃいい子だ…)」

まゆ「(プロデューサーさんと2人きり…♪ 2人きり…♪)」

まゆ「ところで…机の下にいる間、プロデューサーさんのカバンの中を整理してたんですけど…」

P「ありがとう。ごちゃごちゃしてたろ」

まゆ「…それはいいんですけど、この香水は何ですかぁ…?」

注:この香水(アマエタクナール)

P「…」

P「ああ、ソレは志希に借りた香水だよ。身だしなみを整えようと思ってな」

まゆ「へぇ…」

P「俺っぽい匂いがすると思う。よかったら使ってみるか?」

まゆ「いいんですか…?」

P「ああ。特別だぞ?」

まゆ「うふふ…♪ ありがとうございます♪」

まゆ「(特別…♪ プロデューサーの香り…♪)」

P「(生命の危機に何度も瀕したゆえか、嘘がうまくなってしまったな…)」

プシュッ…もわもわ…

(5分後)

まゆ「…♪」

P「…」

まゆ「プロデューサーさん。お茶のおかわりはどうですか♪」

P「いただこう」

こぽぽ…

まゆ「どうぞ♪」

P「お、おう。ありがとう」

P「(おかしい…アマエタクナールを嗅いだはずだが、まゆに変化が見られんぞ…)」

P「(ユッキも佐藤も速攻で効果が出たのに…どういうことだ…?)」

P「(まさか…効いていない?)」

まゆ「…」

そわそわ

P「(ってことはなさそうだな…)」

休憩します
また夜か夕方に

>>68
誰も気にしないだろうけれど、知覧は地名で、知覧で取れたお茶を知覧茶と呼ぶけれど、お茶の品種ではないよ
知覧茶なら、品種はやぶきた、ゆたかみどり、さえみどりあたりかな

>>72
なるほど~。知覧茶から細かく分類されるわけなんですね~。初耳です。指摘ありがとうございます。
にわかロックを指摘されただりーの気持ちがわかりました。めっちゃ恥ずかしい。

とりあえずまゆの続き投稿していきます

P「まゆ。なんだかソワソワしてないか?」

まゆ「え? い、いえ。そんなことはありませんよ」

P「ふーん…」

P「(…あ、そうか。『アマエタクナール』は『スナオニナール』と違って、素直さは引き出されないのか)」

P「(だとしたら…まゆは今『めっちゃ甘えたい』気持ちになってはいるが、どういうわけか、その気持ちを行動には移せずにいるわけだ)」

P「(まゆのことだ。おそらく『Pに迷惑をかけてしまうかもしれない』とでも悩んでいるんだろう)」

P「(一応、確かめてみるか…)」

P「まゆ」

まゆ「は、はい?」

P「なんだか様子がおかしいな? もしかして体調が悪いのか?」

まゆ「い、いえ。体調が悪いわけでは…」

P「(うん。本当に体調が悪いって可能性もなくなったな)」

P「そうか。まあ、ところで話は変わるが、この前、テレビで結婚特集をやっていたんだ」

まゆ「…プロデューサーさん。誰かと結婚する予定でもあるんですかぁ…?」

P「いや。ないけどな、その時、夫婦の関係は『甘える側』と『甘えられる側』どっちがいいかみたいなことを放送していたわけだ」

P「それを見てて俺は『将来、誰かに甘えたいなぁ』って思ったんだけど、まゆはどっち派なんだ?」

まゆ「!」

まゆ「ま、まゆは…」

P「甘えられる人がいいんだよなぁ…俺」

まゆ「!!」

まゆ「…」

まゆ「(まゆはプロデューサーさんに喜んでもらいたい…だから甘えさせる人って答えるべきなんですよね…)」

まゆ「(けど…今はプロデューサーさんに甘えたい…抱きついて甘えたい…すごく甘えたい…)」

まゆ「(でも、ここで甘えたいって答えたら…『性格の不一致』になっちゃう…そうなったらプロデューサーは甘えられないまゆを見放しちゃうかも…)」

まゆ「(それでも、甘えたい…甘えたいんです…でも嫌われたく…)」

まゆ「うっ…うっ…」

P「ん?」

まゆ「…」

ポロポロポロポロ…

P「ちょっ!? どうした!?」

まゆ「ふぅーん…うっ…うっ…」

ポロポロポロポロ…

P「た、たんま、たんま!」



(5分後)
P「よしよし。落ち着いたか?」

まゆ「し、心配をかけてしまってすみません…」(しょんぼり)

P「いやいや。普段のまゆは隙がないくらいだからな。たまにはこういうところを見せてくれても構わないよ」

P「ほら、こっちに寄りかかってきていいぞ。具合が悪そうだしな。楽にしておけ」

P「(本当は具合が悪いわけじゃないんだろうけどな)」

ぐいっ…だきっ

まゆ「…! ぷ、プロデューサーさん…!」

P「ん? なんだ?」

まゆ「そ、そ、その。こんなに密着してたら…!!」

P「大丈夫だよ。ほら、今日くらいは甘えてこい」

まゆ「…」

まゆ「…はい♪」

ぎゅぅぅ…

P「おおう…だいぶがっちり抱きついてきたな…」

まゆ「うふふ…♪ プロデューサーさんの匂い…感触…♪ プロデューサーさん…♪ プロデューサーさん…♪」

ぎゅぅぅ…

P「よしよし」

P「(やっぱ、我を忘れなければまゆは可愛いんだよな…そして身体がもちもちしててすんごい柔らかいぞ…)」

P「(まゆの香りも相まって破壊力がやばいな…素晴らしいぞ…)」

まゆ「~♪」

ガチャッ!

ユッキ「おっはよー。プロデューサーいる?」

P「おはよう。ユッキ」

まゆ「~♪」

ユッキ「…って、何してるの?」

P「まゆが具合悪いみたいだから看病をしてるんだ」

ユッキ「へー、そうなんだ」

ユッキ「んー、じゃあさ。後でまた時間があったら甘えさせてくれる? ていうか、おんぶして? あれなんか癖になっちゃったんだよね~♪」

P「いや、酔ってもないのにおんぶしたくないっての」

ユッキ「ケチー!」

P「ま。とりあえずレッスン行ってこい。時間ギリギリだぞ?」

ユッキ「そうだった! それじゃ! また後でねー!」

バタンッ!

P「ユッキはいつでも元気だなあ」

まゆ「…」

まゆ「ねぇ…プロデューサーさん。友紀さんに甘えさせたってどういうことですかぁ…?」

P「ん?」

まゆ「プロデューサーさんは『甘えたい人』なんですよねぇ…まさか、まゆに嘘付いたりしてませんよね…?」

まゆ「というより、どうしてまゆより先に友紀さんを甘えさせてあげたんですか…? まゆは特別じゃなかったんですね…?」

P「ち、ちょい…まゆ?」

まゆ「プロデューサーさん…」

ぎゅぅぅ…!

P「は、はい?」

まゆ「全部。話してくださいね…隠し事は嫌ですよぉ…?」(ゴゴゴゴ…)

P「…ヒェッ」

Target10. 佐久間まゆ end

ヤンデレ成分のないまゆを書きたかったのに最後の最後でヤンデレ成分を出してしまいました。まあPが絡んだ時のちょっぴり変わった言動や行動もまゆの魅力ということで。


次は安価>>90お願いします

あずき

あずき了解です。
フリスクが来てくれてとても嬉しい。

しばらくお待ちください。

【桃井あずき】ちゃんを知らない人に簡単な紹介。

桃井あずき。15歳。
フリルドスクエア(通称フリスク)のメンバーの1人。
身長145㎝とかなり小さめなのが特徴。
身長だけなら珠美殿と同じサイズ。ただし身長に反してスタイルに恵まれている点が珠美殿との大きな違い。

そのスタイルゆえか、あずきは大人っぽさやセクシーさをアピールすることが多い。カードやイラストでは、露出度の高い衣装や、着崩した和服を着こなしてくれる。

ここまで書くと「大人っぽいアイドル」のような印象を受けるかもしれないが、衝動的な思いつきを「大作戦」 と呼んでキャッキャする癖があるがためか「大人っぽいアイドル」の枠には入らない。

セクシーさと女子高生らしい無邪気さが相まってとても魅力的な子。趣味は金魚すくいなのも可愛い。何気に「和」と縁が深いのも可愛い。

要するにあずきは可愛い! という話でした。
桃井あずきちゃんを知らない人はググってぜひ調べてください。
特にイラストは一見の価値あり。

前置きが長くなりましたが書き始めます。

(事務所)
あずき「プロデューサーっ! とっておきの作戦思いついたよー!」

ババーン!

P「おはよう。あずき」

あずき「あ、うん。おはよう♪」

P「今日、キミ休みと違うの? そして作戦って何よ?」

あずき「細かいことはいいの~。ほら、聞いて、聞いて♪」

P「うん。じゃあ聞かせてもらおうか」

あずき「うんっ! それじゃあ発表しまーすっ! じゃかじゃか~♪ じゃん!」

あずき「名付けて! 水着で和室大作戦っ!」

P「ふぅ~、拍手~」(パチパチパチパチ)

あずき「えへへー。どうもどうも」

P「名前でなんとなくわかるけど、一応聞いておこう。どんな作戦なんだ?」

あずき「あずきがセクシーな水着を着て、畳のある部屋で写真撮影する! そういう企画の提案!」

P「シンプルだな」

あずき「でもねっ、絶対人気出るよ! ファンのみんなもあずきのセクシーさに悩殺だって♪」

P「そうだな」

あずき「でしょ、でしょ♪ じゃあ、今度の仕事の予定に…」

P「ごめん。おそらく無理」

あずき「えー!」

P「ごめんな。その仕事は無理なんです」

あずき「早い! 早いよっ! プロデューサー! 『推測』から『断定』に移り変わるまでが早いよっ!」

P「あずき。最近、英語の勉強でもしたのか? なんか文法的だぞ」

あずき「どうでもいいっしょー!」

P「こほん。では、『どうして無理なのか』の話をしてあげよう」

あずき「むーっ」

P「はい。あずきくん。先生の話は静かに聞こうね」

あずき「はーい」

P「これはとてもシンプルな話なのです。いまは初夏。しかも初夏が始まったばかりの初夏。初夏の初頭なわけだ」

あずき「うん」

P「つまりまだ水着の季節じゃない。水着撮影があるとしたら6月。早くて5月の終わり。しばらくお待ちください」

P「…ついでに言うと、もうあずきの仕事はかなり入れてある。スケジュール的な意味でも実現できるかわからないな」

あずき「ぶーぶー!」

P「はいはい。頬を膨らませても可愛いだけだぞ」

あずき「ぶぅー!」

P「というかどういう風の吹き回しなんだ?」

あずき「何がー?」(むぅーっ)

P「なんで水着の仕事なわけ?」

あずき「え?」

P「いや、あずきって『水着を着て大胆なセクシさをアピール』ってより『服を色っぽく着てセクシーさをアピール』だろ?」

あずき「…う、うん。そうだね」

P「なのにどうしてまた水着の撮影なんて言い出したんだ? それが気になったんだよな」

あずき「んー…ホントにプロデューサーって細かいとこ気づくよね~」

P「ちゃんと見てるからな」

あずき「…」

あずき「…そっか、ありがと♪」

P「さて、まあ。座れ。そして、このお茶を飲んで落ち着け。それから話を聞こう」

お茶《in アマエタクナール》

あずき「イタダキマス…」

ずずず…

P「ん。よかったら話してくれるか?」

あずき「…言ったら嫌われるかも」

P「絶対嫌わない」

あずき「…ホント?」

P「たとえ、何を言ってもあずきの良いところがなくなるわけじゃないからな。良いところはちゃんと覚えてる」

P「それに『悪い面』や『ダメな面』も含めてあずきだろ。俺はいい子、いい子してる子が好きなんじゃなくて、桃井あずきが好きなんだよ」

あずき「…」

あずき「…ちょ、ちょい…そういうの照れるなぁ…真顔で言わないでよ…///」

P「顔赤いぞ」

あずき「う、うるさいなぁ…///」

P「照れ顔を写真に撮ってフリスクのLINEにアップするか」

カシャッ!

あずき「ちょっ! たんま! それずるっ!」

P「いい写真が撮れたなぁ」

あずき「幻滅~っ!」

ポチポチポチ

P「はい。とりあえず消したから、話に戻るか」

あずき「…ん」

あずき「はい。では、話します」

P「聞きます」

あずき「…っとさ、この前のアイドル総選挙の中間発表は見た?」

P「もちろん」

あずき「じゃあ、柚ちゃんと忍ちゃんがランクインしたのも知ってるよね…」

P「ああ」

あずき「そのこと自体は、メンバーとして、友達として、嬉しいんだけどさ…うん」

あずき「正直、自分が入ってないことがすごく悲しかったんだよね…」

P「…」

あずき「あはは…ちょっと今も泣きたくなるんだけどさ…っ…うん。あたしだって頑張ってきたんだよ…? い、一生懸命頑張ってきたのに…何もなかったんだよ…?」

ぐずっ

あずき「…でね…なんか自分がやってきたことが間違ってたんじゃないかってね…うっ…うっ…楽しかったのに、間違ってたんじゃないかって考えちゃってね…それでね…」

あずき「うっ…うっ…」

ポロポロ…

P「…」

あずき「あ、あたじ…自分のやってることが…駄目なんじゃないか…って…ん…もう、わかんなくなっちゃっで…!」

ポロポロ…

あずき「プロデューサー…っ…あずきは…どうしたらいいの…?」

ポロポロ…

P「…」

ぐずっ

あずき「…っ…ご、ごめんね…突然泣いちゃっだりしてさ…あはは…♪」

ぐずっ

P「ん。ほら、ハンカチあるぞ」

あずき「ありがとう…」

フキフキ…
…ずずーっ!

あずき「…途中から言いたいことめちゃくちゃになってたねー。ごめんっ」

P「ちゃんと伝わったよ」

あずき「…ん」

P「…確かに今回、柚と忍は選挙で順位が上がったな。それ自体は素直にすごいことだし、2人の努力が実った証拠だと思う」

あずき「…」

P「だが、あずき。順位それ自体とお前の努力の方向性の正しさは必ずしも関係しているわけじゃない」

P「特に選挙ってのはタイミング次第で票の集まるアイドルが変わる。何かのきっかけで1位にさえなりうるのが選挙だ」

P「選挙でランクインしなかったことは気にしなくてもいい」

あずき「…プロデューサーの言いたいことはわかるよ?」

P「ああ」

あずき「でもさ、それって『努力の方向性が間違っていない』ことも証明できないじゃん。もしかしたら、本当は間違っているかもしれないじゃん…」

あずき「あずきさ…怖いんだよ…自分が間違っているって考えちゃうのがすごく怖い…」

あずき「…うじうじしちゃうのは良くないっ、って思うんだけどね…もう、そのことばっかり頭の中をよぎっちゃうんだ…」

あずき「これはいいのかな、あれはいいのかな、って悩んで…でも答えなんか出なくて…それですごく悲しくなってきてさ…うっ…」

ずずっ…

あずき「駄目な子だよね…あたじ…プロデューサー…」

P「…あずきが自分のことをどう思っていても構わない」

P「だけど、俺はあずきのことを駄目だとは思ってない。ひとかけらもな」

あずき「…」

P「あずきは最高のアイドルだ」

あずき「…」

P「あずきは『自分に合ってる仕事』がわからない、って言ってるけどな。少なくとも今までの仕事は楽しそうに見えた」

P「『その人に合う仕事』が何なのかを測る基準は色々ある。『お金がたくさんもらえる仕事』だったり、『難しい仕事』だったり、『自分の能力が最大限に活かせる仕事』だったりな。そこは、まあ、陳腐な言い回しだけど、人によって違う。十人十色だ」

P「…俺があずきに充てていた仕事は、『あずきが楽しめるもの』だった。それがベストだと考えていたんだ」

あずき「…」

P「だから選挙で結果が出なかったのは俺の責任だ。俺のプロデュースのミスだ。もっと考えれば『選挙の結果を出せて、あずきが楽しめる仕事』をうまく探せたのかもしれないしな」

P「あずきがそこまで苦しんでいたのは知らなかった。本当にすまないな」

あずき「…」

ブンブン

あずき「…プロデューサーのせいじゃないよ」

P「責任を押し付け合うのはやめよう。まあーーーなんだ。あずきの気持ちが知れたことで、俺もやるべきことがはっきりしたよ」

あずき「…どういうこと?」

ドサッ!!
ドサッ!!
ドササッ!!

あずき「な、何!? この大量の書類の山は?」

P「あずき専用のプロデュースプラン。今後は、あずきの新規ファンをたくさん増やすことを重視してアイドル活動をしてもらおうと思ってな」

P「もちろん。あずきらしさ。あずきが楽しめることが第1に、だ」

あずき「す、すご…。この資料作るのに相当時間かかったでしょ…」

P「問題ない」

あずき「ふぇ…」

P「…それでだ。あずき」

あずき「?」

P「正直、お前にまったく辛い思いをさせない、ってことはできないと思う。だが、俺はあずきにアイドルの活動を楽しんでほしいーーーだから、あずきさえ良ければだけど、プロデュースを続けさせてくれないか?」

あずき「…」

P「さっきも言ったが、俺にとってあずきは最高のアイドルだ」

あずき「…!」

P「必ずシンデレラガールにしてみせる。そのためのサポートなら何でもすーーー」

あずき「もういいよ。プロデューサー」

P「…」

あずき「もうこの話は終わりにしよう」

P「…そうか」

あずき「その代わりーーー1つだけお願いしたいことがあるんだ。いいかな?」

P「なんだ?」

あずき「…もうちょっとだけ、あたしをプロデュースしてくれるかな? ううん、プロデューサーにプロデュースしてほしい。お願いします…♪」

Target11. 桃井あずき end

以上です。あずきの紹介も含め、自分でも若干引くくらいに力を入れて書きました。いや、他の子を適当に書いているわけではないですけどね。フリスクになるとつい…

今回の「甘える」は身体的なものではなく、精神的な意味合いでのものになりました。積極的なボディタッチ系がなく「甘えてねーじゃねーか!」と感じてしまった人には申し訳ないですが、「甘える」には「身体的なもの」と「精神的なもの」の2種類があると解釈していただけると幸いです。
両方が混じった「甘える」もあれば、片方に振り切った「甘える」もあります。今回は「精神的なもの」に振り切ったものになりました。ちなみに「身体的なもの」に振り切るとスケべな展開にしかなりようがないので気をつけたいと思います。

安価>>122

早耶

荒れてても安価さえ成立していれば大丈夫ですよ。書くのが楽しいので。

先ほどから気を使っていただいている方々。ありがとうございます。私は元気です。

ええと…早耶さん安価でいいんですよね…?
はい。それではしばらくお待ちを

Target12. 松原早耶

早耶「~♪ おっはようございますぅ~♪ プロデューサーさぁん♪」

P「早耶。おはよう。どうした? なんだか上機嫌だな」

早耶「うふふ♪ さすがプロデューサーさんですねぇ♪ わかっちゃいましたかぁ~♪」

早耶「せっかくですし~、当ててみてくださぁい♪ どうして早耶は上機嫌なんだと思いますかぁ♪」

P「ほほう。クイズ王と呼ばれた俺に問題を出すとは片腹痛い。受けて立とう」

早耶「ふふふ。お願いしまぁす☆」

P「んー…道でお金を拾った?」

早耶「ブッブー。違いますぅ! 早耶は守銭奴じゃありません~」

P「朝に淹れたお茶に茶柱が立った?」

早耶「んも~…早耶はおばあちゃんでもありませんよぉ~…」

P「では、正解を言います」

早耶「えぇ?」

P「早耶のブログが人気ランキングでトップ10に入ったから」

早耶「…むぅ! もしかしてプロデューサーさん! 最初から知ってたんですかぁ?」

P「早耶のブログを毎朝見るのが日課だからな」

早耶「…んもー! だったら回りくどいことしないで最初から褒めてくださいよぉ!!」

P「すまぬ」

早耶「でもぉ…プロデューサーさん。今でもちゃんとブログを見ててくれてたんですねぇ♪」

早耶「仕方ないので許してあげますぅ♪」

P「ありがとうございます?」

P「(元から怒られるような筋合いはなかった気もするけど…)」

早耶「うふふ♪ これはラヴですね♪ ラヴ♪」

P「そうだな。ラブだよ。ラブ」

早耶「~♪」

P「ところでブログの人気があるのは結構だが」

早耶「はぃ?」

P「『Pと2人きりでホテルで宿泊♪』みたいな記事を書くのはやめてくれないか」

早耶「事実じゃないですかぁ♪ ロケの帰り。2人きり。ホテルで宿泊しましたよねぇ」

P「したな。でも別々の部屋だろ…」

早耶「いいんですぅー! 大事なのは2人きりで泊まったことなんですぅー!」

P「はいはい…まあなんだ。早耶のファンも悲しませかねないから、ブログに上げる記事はちゃんと検討してからな」

早耶「むーっ! プロデューサーさぁん! 説教とか欲しくないですぅ! 褒めてくださいよぉ! 甘やかしてくださいよぉ!」

P「んー…じゃあ、ちょっと待ってろ」

早耶「はい?」

ガチャ…バタン

早耶「あ…出て行っちゃいましたぁ…」

早耶「(…プロデューサーさんにもっと褒めてもらいたかったですねぇ…)」

早耶「(でもぉ…おねだりしすぎても鬱陶しがられるかもだしぃ…難しいですねぇ…)」

早耶「あー! プロデューサーさんの馬鹿ぁ~! もっと早耶を見て欲しいのにぃ!」


ガチャッ

P「ただいま」

早耶「あ、お帰りなさぁい♪」

P「なんかいま叫んでなかった?」

早耶「いいえ? 何も?」

P「そうか」

P「(全部聞こえてたけどな)」

P「ほれ。そんなことよりご褒美じゃよ」

コトリ

早耶「…むぅ! これただのお茶じゃないですかぁ!」

P「(ただのお茶じゃなくて、アマエタクナール入りなんだよな)」

P「仕事帰りにご飯連れてってやるからさ。いまはこれで我慢しておくれ」

早耶「…ん~、まあ、そういうことならいいですよぉ♪」

早耶「(えへへぇ…プロデューサーとご飯…♪)」

ずずず…

早耶「…」

P「(さて、どうなるかーーー)」

早耶「…! プロデューサーさぁん!」

P「は、はい?」(ビクッ)

早耶「褒められたりないですぅ!!」

P「ーーーうん?」

早耶「だ~か~らぁ~、早耶をもっと、もーっと褒めてくださいよぉ~!」

P「…」

P「(どストレートに来るパターンか…)」

早耶「ほらほらぁ…早耶のいいところを5つあげてください~♪」

P「えぇ…突然のフリかよ…」

早耶「はい、 1個目は~?」

P「唇がセクシー」

早耶「うふふ♪ 毎日、手入れには気を使ってるんですよぉ~♪」

早耶「あ、プロデューサーさん。よかったら、キスしてもいいですよぉ♪」

P「検討しておこう。次に行こうか」

早耶「え~♪ 誤魔化すのはずるぅい♪」

P「2つ目のいいところは…髪がサラサラなところだな」

さわっ…なでなで…

早耶「わっ…♪ プロデューサーさぁん…♪ いきなりオンナノコの髪を触るなんてエッチぃ♪」

P「止めようか?」

早耶「んふふ~♪ 特別に許してあげますぅ♪」

P「ショート似合ってるよな。小顔だからか?」

早耶「うふふ…♪ こだわりがあるんですよぉ…♪」

早耶「ん~…ていうかぁ、プロデューサーさん。容姿しか褒めてないですぉ? 次は早耶の内面を褒めてください~…♪」

P「3つ目。実は体力がないのに頑張り屋」

早耶「た、体力はちょっとずつ付いてきてるんですよぉ?」

P「でも、まだ足りてないだろ? バテやすいし」

早耶「…むぅ!」

P「でも、体力がないからこそ、体力を付けようとしたり、他の人より頑張ってる。そこが早耶のすごいところだろ」

早耶「…アイドルなのに体力ないのはダメなんじゃないですかぁ?」

P「体力がないこと自体がダメなわけじゃない。それでも頑張れることが大切なんだよ」

P「早耶って色んな趣味に手ぇ出してるけど、プロテインに凝ってたり、ランニングにハマったり、体力系が多くなってきたのも、それが原因じゃないのか?」

早耶「…えへへぇ♪」

早耶「ちゃんと見ててくれてるんですねぇ♪」

P「そらまあ」

休憩します。
応援してくれてる方感謝です。

早耶「じゃあ、4つ目お願いしますぅ♪」

P「雰囲気がエロい」

早耶「何ですかぁ! それぇ!」

P「たまにね。『ホントに女子高生かよ!』って思う時があるのよ。喋り方とか、見た目が艶めかしいんだよな」

早耶「へぇ~…てことはプロデューサーさぁん♪ 早耶のこといやらしい目で見ちゃってるってことですかぁ♪」

P「手は出さんけどね」

早耶「うふふ♪ 早耶の魅力で、いつか手を出させてあげまぁす♪」

P「で、最後だけど」

早耶「はぁい♪」

P「…まあ、飯を食いながらでいいかな?」

早耶「えぇー!? それはずるいですよぉ!!」

P「はいはい。後で5個と言わず、たくさん話してやるからさ」

早耶「ん~…それなら、仕方ないですぅ♪」

P「ん。それじゃあ、レッスン頑張ってこいよ」

早耶「…えへへ。プロデューサー。大好きですよぉ♪」

P「はいはい。わかってるから」

P「また後でな」

早耶「はぁい♪」

Target12. 松原早耶 end

一度、ここで終わりにします。
お読みくださった方々ありがとうございました。

志希「超新薬! 『スネオニナール(スネ夫になる)を開発したよ!」
志希「超新薬! 『スネオニナール(スネ夫になる)を開発したよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1493851446/)

次回からの安価はこちらの方で進めていきます。また付き合っていただけると嬉しいです。

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