高森藍子「理想の私になるために」 (19)
※藍子Pの皆様、お許しください!
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未央「ふぅ!今日もレッスン疲れたねー!」
茜「汗もいっぱいかきましたよ!」
藍子「冷えちゃうといけませんから早くシャワー浴びちゃいたいですね」
未央「そうだねー。更衣室のシャワーで流しちゃおうか!」
茜「そうですね!」
未央「じゃあいっちばーんっ!」ぬぎっ
茜「私も負けませんよ!」ぬぎっ
藍子「勝ち負けは関係ないと思うよ…」
未央「気分の問題だよあーちゃんさん!」ぶるんっ
茜「何事も常に全力です!!」ぷりんっ
藍子「……」じー
未央「ん?どーしたのあーちゃん?」
藍子「いえ…」
茜「何やら意味深な視線を感じますね!!」
藍子「…どうやったらそんなに成長するんですか!」がしっ
未央「ひゃい!?」
藍子「こんな立派なものをぶら下げてっ!」もみっ
未央「ちょちょちょっと!流石に女の子同志でも恥ずかしいって//」
藍子「お肉もちゃんと食べてますし牛乳だって飲むのに…」むにむに
未央「あっ…ちょ…そんなに揉んじゃ…」
茜「なるほど!確かに未央ちゃんはパッションの中でも大きいですよね!」
藍子「茜ちゃんだって大きいじゃないですか…」ぺしぺし
未央「なんでおっぱいぺしぺしするの!?」
茜「とはいっても私も何か特別なことをしたわけではありませんよ!精々筋トレとか――」
藍子「その話詳しく!」べちんっ!
未央「ひゃうん!?」ビクン!
茜「よく言われているのは大胸筋を鍛える運動ですね!腕立て伏せとかでも広めに腕を広げてするとか!」
藍子「なるほど…」むにゅむにゅ
未央「あんっ//」
茜「あとはただお肉を食べるのではなくて鳥のササミだったり、牛乳じゃなくて豆乳を飲むといいらしいですよ!」
藍子「わかりましたっ!じゃあさっそくやってみますね!」もみーん!
未央「~~っ!?」びくんびくんっ!
――その日から高森藍子の過酷なトレーニングが始まったッ!!
鳥のササミと滅びゆく肉体とのせめぎ合いの果てッ
豆乳を凌駕する例外の存在!!!
日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する肉体!!
10数日その拷問に耐え
高森藍子は今吉田沙保里を超えた!!!
藍子「どうもマッスル藍子ですっ!」ムキっ!
P「誰だお前は!?」
茜「いやーいいですねそのペクトラリス・メイジャー・マッスル!!」
藍子「もう茜ちゃんったら褒めても何も出ませんよっ!」まっする!
P「あれおかしいなあ…目の前の筋肉モリモリマッチョウーマンから金子有希さんのような清涼感のあるあたたかな声が聞こえるぞ?」
茜「はて?その金子なんとかさんは存じ上げませんが目の前にいる女の子は藍子ちゃんですよ?」
藍子「今日は可愛い猫さんがお昼寝してましたね♪」パンプアップっ!
P「物凄い笑顔でポージングを決めておられる…」
茜「確かに今までよりもプロポーションが良くなったので久しぶりに見る人は戸惑うかもしれませんね!!」
藍子「ちょっと恥ずかしいですね//」めざめよきんにくッ!
P「骨格から変わってるだろ!?そしてテレ顔がまっするしていていまいち萌えないッ!!」
茜「隆々としたトライセップス・ブレイキー・マッスルもポイントが高いですよ!」
藍子「そうですか?実はちょっと頑張って肩が出る服も着ようかなって」ミチリっ
P「もはやゆるふわの欠片も残っていない…」
茜「やはりこれくらいスタイルがいいと水着のお仕事も来ちゃいますね!!」
藍子「うぅ…でもちょっと挑戦してみようかな//」ぱっしぶッ!
P「確実にボディービルダーとしてだよね?というか今後のプロデュース方針に多大な影響が出るんだけどさあ!?」
茜「むむっ?さっきから文句が多いと思いますよプロデューサー!」
P「アイドルをプロデュースする立場だから言わせてもらう権利はあると思うよ?」
茜「藍子ちゃんだって頑張ってるんですよ!その努力を認めてあげたっていいんじゃないでしょうか!!」
P「努力の方向性が多重クラッシュしちゃってるんだけど」
藍子「いいんです茜ちゃん」
茜「でも!!」
藍子「私、アイドルをやっていくには自分のプロポーションに自信がなかったんです」
藍子「まわりのみんなはすごいスタイルもいいのに、私だけこんなちんちくりんでいいのかなって」
藍子「そんなことに悩むなんておかしいってわかってるんです。でも不安で不安でしかたがなくて…」
P「藍子…」
藍子「でもそんな不安を筋肉は消し去ってくれたんです!!力こそパワー!!マッスルイズジャスティス!!」
P「どうしてこうなった」
茜「いい話ですね!感動的です!!」
P「だが無意味だ…、ってかツッコミが足りないんだけど!?早く来てくれ未央(メシア)さま~~!!」
茜「未央ちゃんならさっき藍子ちゃんを見たとたん泡を吹いて倒れちゃいましたよ?」
P「ダメだあ…もうおしまいだあ…」
茜「いやー今の藍子ちゃんは無敵ですね!!」
P「物理的にな」
藍子「さてと、ここまで頑張ったのですからきっとバストサイズも上がっているはずですね♪」
茜「測ってみましょうか!!」
藍子「今まで着ていた服も着れなくなりましたし+20は固いですね…うふふ♪」
P「それはバストアップのせいじゃないと思うんだ」
茜「さあ測りますよ!!」
藍子「お願いしますね?」
茜「おおー!なんとバスト80代突入ですね!!」
藍子「むうー、思ったよりは伸びなかったですけれど――」
藍子「これであの大胸筋サポーターと揶揄されたAAカップのブラジャーともおさらばです!これからは大人っぽいセクシーなのも…ぐふふっ♪」
茜「あーでも」
藍子「?」
茜「ブラのサイズはトップとアンダーの差で決まりますから、これを換算すると…」
藍子「換算すると?」
茜「えっと…AAAカップに…」
藍子「なにゆえ!?」
P「筋肉盛りすぎだ!!」
藍子「そっそんな~」
茜「だっ大丈夫ですよ!!最近の大胸筋サポーターは可愛いのもありますから!!」
藍子「そうじゃないの!?」べちんっ!
茜「あなやっ!?」へぶちっ!!
P「あかねちゃんふっとばされたー!!」
藍子「いやっ、違うごめん茜ちゃん!?」
茜「いっ、いい右ストレートでした…ね…その右があれば…この世界のてっぺんを……私が届か…なかった…シンデレラガールを……」
藍子「そんな…茜ちゃんだめ!!」
茜「最期にいい夢……見せてもらいました……よ」がくっ
藍子「茜ちゃーん!!」
その後藍子ちゃんは茜ちゃんの意志を受け継ぎパンプアップされたそのゆるふわボディを武器にトップアイドルへの階段を(物理的に)駆け上がり見事シンデレラガール(総合格闘技)になったとさ!
茜「おめでとうございます藍子ちゃん!!」
藍子「もう筋トレなんてこりごりだあ~!」
おしまいっ!
ポジティブパッションのみんなが更衣室でキャッキャウフフしているちょっぴりえっちなお話を書きたかったのですが無理でした。誰か書いて(懇願)
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