ありす「ではまず服を脱ぎます」ぬぎっ
柚「待とう?」
注意・なんとなく崩壊している気がする方はお気をつけください。撤退も手段の一つです。
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ありす「どうかしましたか?」
柚「…イチゴ料理を作るんだよねっ?」
ありす「勿論ですほらここに」どっさり
柚「そっか、そうだよね、それならいいんだけど…」
ありす「…まったく、おかしな挙動はやめてください。びっくりするじゃないですか」ぬぎっ
柚「だから!」
ありす「なんですか何度も。不要なことは嫌いです」
柚「いーや!これはどう見積もっても必要なことだからね!?」
柚「何故!」
柚「いちご料理で!!」
柚「服を脱ぐっ!!!」ダンッ!!
ありす「…あー」
柚「『あ、それのことでしたか』みたいな顔しない!」
ありす「簡単です。今回作る料理が『イチゴの女体盛り』だからです」
柚「…」
ありす「あ、女体盛りというのは、服を脱いで生まれたままの姿になり、その上に食品を乗せていく盛り付け方を指すらしく…
…どうしました?『病院連れていった方がいいカナ?』みたいな顔をして」
柚「まさにそれなんだけど」
ありす「ということで」ぬぎっ
柚「十時か貴様はっ!」
ありす「とりあえず落ち着いてください。紅茶でも飲みましょう」
コトッ…
柚「あ、ありがと」
柚「…あ!」
柚「…わかっちゃったよ、ありすチャン
…辛かったんだね」
ありす「?」
柚「…文香チャンが茜チャンと付き合ったってこと、知っちゃったんでしょ?」
ありす「…!」
柚「茜ちゃんの挙動を見れば大半の娘は察せたと思うけど。
…そっか、ありすチャン、凄くショックだったんだね…」
ありす「…」
ありす「…はぁ?」
柚「エッ?」
ありす「いえ、余りにも的外れな推測をされてしまったので一瞬驚いてしまいました」
柚「違うの?」
ありす「えぇ、全く」
ありす「まず私は、茜さんが文香さんに尋常でないほどの好意を抱いていたことを知っていました」
柚「あ、そうなの?」
ありす「当然です。私は文香さんとよく一緒にいますし、柚さんの言う通り茜さんは感情がわかりやすい方です。察しない方がおかしいでしょう。
文香さんはその手の感情に鈍感だったからか気付かなかったようですが」
柚「え、でもありすチャン文香チャンが好きじゃなかったの?」
ありす「あくまでライク、または尊敬です。それに茜さんはとても誠実な人です。必ず文香さんを幸せにしてあげられるでしょう」
ありす「そもそも私がラブとして好きなのは柚さんですから」
柚「なにそれ初耳」
ありす「今初めて言いましたからね」
ありす「自分を包み隠さず出し切れる柚さんの天真爛漫さ、たまに見せるエr…セクシーな一面に私は心を射たれたのです。
今の私にはない、これからもとても手に入れられそうにない魅力を柚さんはとても多く持っていました」
柚「なんか言いかけなかった?」ゴクッ
ありす「気のせいです」ゴクッ
柚「あ、美味しいねこれ」
ありす「お気に入りのイチゴのフレーバーティーです、でですね」
柚「続けちゃうか~」
ありす「そしてその憧れはいつしか恋に変わっていました。具体的に言えばイタリアンの番組から3ヶ月後くらいから」
柚「うん、今まで中々溜め込んだねぇ…てかなんで気付かなかったの柚。鈍感なんてもんじゃないよ…」
ありす「というわけで今から柚さんには『ありすの女体盛り~私のハジメテ、全部あげます~を食べてもら」ぬぎっ
柚「待とう待とう待とう」
ありす「食していただけないのですか…『ありすの女体盛り~私のハジメテ全部あげます~』」
柚「それ気に入ったの?
…食べられないよそんなん…」
ありす「…わかりました」
ありす「でしたら抱いてください」
柚「へ?」
ありす「私を抱いてください。そのあと一緒にイチゴを食べましょう。そうすればイチゴが無駄にならずに済みます」
柚「あ、ムダ遣いの自覚はあったのね」
ありす「当たり前です。パスタにしたほうが遥かに有益です」
柚「お、おう」
ありす「というわけで、私を抱いてください!」
柚「…」
柚「…確かにありすチャンは魅力的だけどさ…ありすチャンも、柚だってまだ子供だしさ…」
柚「良くないよ、こんなことは」
柚「だから、ごめんね…?」
ありす「…」
ありす「…?」
ありす「~~~!?!?///」
ガクンッ!
柚「…ありすチャンは今無言になったとき、こう思ったハズ」
柚「『そろそろその紅茶に仕込んだ媚薬が効く頃なのに』、とね」
ありす「…はぁー…はぁー…」
柚「…隙を見てありすチャンのと取り替えたんだ。嫌な予感がしたから」
柚「ありすチャンが人の目を見て話してくれる娘で助かったよ…その後ろでカップを交換してたことを気付かれずに済んだからね」
柚「悪いけど…このまま退散させてもらうよ。
しばらくこのキッチンには人が来ないようにはしておくから」くるっ
ありす「…はぁ…はぁ…」
柚「…!?!?」
ガクンッ!!!
ありす「…」ニヤリ
柚「…え…?だってアタシちゃんと…飲む前に…すり替えて…」ビクビク…
ありす「…私のを飲んだって結果は一緒ですよ…」ムクッ…
ありす「…元から、お互、いに気持ちっ、よくなるつもりでしたから…」ビクン…
柚「…両、方…仕込んでたのね…」ビク…
ありす「…柚、さんに後から効き目が出たのは…単純に個人差、だったみたいですね…」ヨロ…
ありす「…
…ごめんなさい」
柚「…えっ…?」
ありす「ごめんなさい、柚さん。好きでもない相手に、こんな…」
ありす「でも…もう抑えられないんです…」ポロ…
ありす「…イタリアンの時から私は随分変わったと自分でも感じています…」グスッ…
ありす「一緒にお仕事をする仲間も増えました。尊敬出来る人だって増えました…けど…」ポロッ…
柚「……!」
ありす「だから…いつか、柚さんへの気持ちも…薄れてしまうのではないかと思うと…
柚さんも私なんて忘れていってしまうのではないかと、そう思うと…」ポロ…ポロ…
柚「~~~!!!」
ガバッ!!!
ありす「!?」
ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
ありす「!?!?!?!?!?」
柚(だったらさ…)
さわさわっ
ありす「!?」
ありす(そこ、おなかっ)
柚(もう、アタシのこと…)
れろっ
柚(忘れられなくしてあげるよ…!)
ありす(あっ、舌っ、入っ)
ありす「~~!!!」
346分後
柚「…っっっぷはぁ!!!」
ありす「あっ…あっへ…」ビクンビクン
ありす(ずっと…舌…入れられちゃってた…)ビクンッ…ビクンッ…
柚「…イタリアン番組から3ヶ月後あたり、って言ってたっけ?」
柚「…こちとら正真正銘の一目惚れだよ…?
出会ったときからこの気持ちは変わってない…あれからアタシも仲良くなった娘はいっぱいいる!けど!」
柚「恋をしたのはありすチャン!キミだけだ!!」
ありす「…!!!」
ありす「…ほん、とです、か…?」ビク…
柚「…とっくに媚薬切れてるであろう時間までシしてるのに、嘘もないでしょ…///」
ありす「…うれ、しいです…」じわ…
柚「あーあまた泣いちゃった」ペロッ
ありす「~!//」
ありす「…もう、いつの間にか時間も遅いですね」
柚「そうだねー…もう事務所閉まっちゃってるカモ」
ありす「…あの、柚さん」
柚「んー?」
ありす「…このイチゴのバスケットにも、念のために仕込んでおいた『アタリ』のイチゴが数個混じっているのですが…///」
ありす「これを摘まみながら休憩しませんか…?その…アタリを引くまで///」
柚「…」
柚「…やだ」
もみっ
ありす「んあっ//」
柚「そのままのありすチャンがいい。今すぐがいい」
柚「…食べ頃っぽいし♪//」
ありす「…はいっ//」
「…次は私にもさせてください、練習は積んだんです」
「おー楽しみだ、でもまだ柚のターンね♪」
「あぁっ///」
「長い間貯めておいた恋心、耐え続けた分の利息は払ってもらうからね♪」
「は、はぃ///」
このあとめっちゃくちゃry
終わりですけど…
私を倒してもいずれ第二第三の深夜テンションが…ぐふっ(就寝)
お付き合いありがとうございました。
前の深夜テンション(ありふみ)
茜「文香ちゃん!!」文香「なんでしょうか…?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1478962888/)
前々の深夜テンション(みおあい)
藍子「すぅ…」スヤスヤ未央「はぁ…」 - SSまとめ速報
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