書きダメあり、一気に行きます
「んっふっふ〜、にーちゃん、だーれだ!」
「亜美」
「げっ、何でわかったの?」
「匂い」
「変態、ド変態!der変態!変態大人!」
「その物真似、間違いなく亜美だな」
「にーちゃん、何でわかるの」
「だから、匂い」
「…マジで?」
「マジ」
「…そ、そんなに匂うのかな」
「いや、いい匂いだぞ、できればずっと嗅いでいたい」
「ちょ///本当に?」
「うん、あれ?ボディソープ変えた?服の柔軟剤も変えた?」
「ちょっと変態チックだけど、そこまで把握してるとは、にーちゃんの嗅覚もあどれなりんですなー」
「侮れんな、だな」
「あ、そうだ、じゃあじゃあ亜美と真美、匂いでわかる?」
「匂いだけで?…たぶん分かるぞ」
「…」
「いや、聞いておいて引くなよ」
「だって、亜美と真美、同じ家の同じお風呂で、同じ洗濯機で服を洗ってるんだよ?」
「いや、多分分かる」
「じゃあ、真美連れてくる」
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「…」
「いや、来て早々そんな目で俺を見ないでくれ、ちょっとゾクゾクする」
「…」
「悪かった、冗談だ、半分」
「さあにーちゃん、目隠しをするのだ!」
「うおっ!」
「さあ、にーちゃん、ここに亜美と真美が着ていたジャージがあります」
「え。それ洗ってないよ亜美!」
「んっふっふ〜だからだよ、真美君、にーちゃんにこれをクンカクンカしてもらい、どちらのジャージか当ててもらいます」
「…なあ、亜美、正直どう思う?」
「にーちゃんって変態だなーって」
「デスヨネー」
「さあ、にーちゃん!現役中学生の汗とか何かが染み込んだジャージ、嗅ぎやがれ!」
「…本当にやるの?」
「モチのロン!」
「…」クンカクンカ
「うわぁ〜お、躊躇わずに行ったよ、真美」
「凄いね、この絵面。前振りなかったらただの変態だよ…」
「前振り合っても変態だよ!次」
「それでも嗅ぐにーちゃんは、変態の鑑だね!はいよ!」
「…」クンカクンカ
「どう?にーちゃん」
「…最初のが亜美、次のが真美」
「…うそ…」
「まさか…」
「「大当たり〜!!」」
「マジで当ててしまった」
「にーちゃん、凄いね、何が違うの?」
「…言わなきゃだめ?」
「折角だし」
「…亜美のほうが、ちょっと酸っぱい匂いがする」
「…にーちゃんのあほー!変態!」
「ちょっと待って!いい匂いなんだよ?!」
「それはそれで何かいやだよ!」
「じゃあじゃあ、真美のは?」
「亜美よりも落ち着いた匂いがする」
「ま、まあね、姉ですからねぃ」
「もしかして、にーちゃん事務所の皆、匂いだけで分かるんじゃない?」
「…もしかしたら」
「んっふっふ〜」
「でわでわ…」
「ちょっと待て、お前らまた碌でもないことを」
「と、言うわけで始まりました!にーちゃんは匂いだけで誰が誰だか分かるでshow!」
「俺一人じゃねえか」
「司会は私双海亜美と!」
「双海真美!そして!」
「解説の音無小鳥です!」
「おいピヨすけ」
「ピヨっ!」
「何で小鳥さんまで参加してるんですか!第一お前ら、一応俺男だぞ、匂いとかかがれて何かないのか!」
「もう慣れたというか」
「変態さんなのは大体分かってたの」
「あらあら〜」
「俺はそんな風に見られてたのか…」
「でも美希はそういうハニーもす」
「と、言うわけでルール説明!亜美、よろしく!」
「ルールは簡単!各人一日着用したTシャツをにーちゃんにクンカクンカしてもらい、誰のものかを答えていただきます!」
「解説の音無さん、ポイントはどこになるんでしょうかねぇい」
「そうですね、体臭とは日々変化するもの。プロデューサーさんがアイドルたちの健康状態や生活の把握をできているかも重要ですかね」
「おい」
「念のため、ダミーも含めたシャツをかいでもらいます。ダミーを判別できるのか?」
「では早速!スタート!」
「これは」
「クンカクンカ…甘い…お菓子みたい…いかにも女の子…春香!」
「正解!」
「そんなにお菓子臭い?」
「…私は分からないけど」
「何て言うかなー、癖が無い匂いって言うかな、いかにも春香らしいと言うかな」
「それ、褒めてるんですか?」
「…」
「何か言ってくださいよぉぉぉっ!」
「にーちゃん、次はね…これは?」
「あまり匂いがしない…あ、微かにお茶の…雪歩!」
「あ、あまり匂いがしないって…?」
「雪歩ってな、何かこう、透き通った匂いというか…」
「///」
「正解!」
「次ぃっ!」
「伊織か?伊織はな、甘ったるいんだよ、匂いが」
「変態!」
「あれ?伊織、普段コロンなんかつけないよな」
「っ!」
「オヤオヤ〜」
「もしや、にーちゃんにかがれると思って」
「うるさいわね!」
「解説の音無さん、どう思われます?」
「乙女心ですね!私だったらむしろ香水つけず伊織ちゃんの体臭そのままのが嗅いでみた」
「さー!次ですよ、次!」
「春香の物真似…くくっ…」
「千早ちゃん、笑いたければ笑いなよ」
「これ」
「この香水は小鳥さんだな」
「あら?今日はいつもと香水違うのに?」
「小鳥さんの好きな種類の匂いでした」
「うふふっ…さすがですね、プロデューサーさん」
「いやー、すごいですなー亜美さん」
「変態というよりも変態という名の紳士ですなー」
「解説のピヨちゃん、どう思われます」
「各個人の好みまで把握しているというのは、プロデューサーの鏡ですね!」
「これは?」
「ダミーだ」
「とりあえず、ハッタリじゃ無いことは確かだね」
「んじゃんじゃ、次ぃっ!」
「…こっ、この微かに漂う食欲をそそる…貴音!お前また二十郎に行ったな!」
「なっ…そこまで見破られてしまわれるとは、侮れませんね」
「あれほどアブラマシマシニンニクヤサイカラメは駄目って」
「めにゅうも当てるとは…」
「でも、何か貴音って不思議な匂いがするんだよ。何かこう、眠く…」
「いよいよ変態だよねぇ…」
「うん、さすがに何かね」
「お前らがやらせてるんだろうが!」
「まあいいや、面白いし」
「これ」
「…あれ?このボディソープ…千早、ボディソープ変えたな」
「何で分かるんですか!」
「ん〜何となく」
「千早ちゃん、プロデューサーさん家に来たことある?」
「無いわよ」
「何でボディソープの銘柄変えた事まで?」
「さあ…」
「いやさ、この前の収録のとき、雨に降られただろう?その時に嗅いだ匂いと違うけど、似た感じだったから」
「///」
「プロデューサー、イヌ並に鼻が聞くんですね」
「今度、イヌ美と勝負させよう!」
「何か、結構いい勝負になりそうなの」
「でもでも、ひびきんならにーちゃんに張り合えるかも」
「そ、そうか?」
「さあーにーちゃん、休む暇は無いよ!」
「続いてはこれだ!」
「これは?」
「ダミーだ」
「とりあえず、ハッタリじゃ無いことは確かだね」
「んじゃんじゃ、次ぃっ!」
「…こっ、この微かに漂う食欲をそそる…貴音!お前また二十郎に行ったな!」
「なっ…そこまで見破られてしまわれるとは、侮れませんね」
「あれほどアブラマシマシニンニクヤサイカラメは駄目って」
「めにゅうも当てるとは…」
「でも、ラーメンの匂いだけじゃなくて、何か貴音って不思議な匂いがするんだよ。何かこう、眠く…」
「いよいよ変態だよねぇ…」
「うん、さすがに何かね」
「お前らがやらせてるんだろうが!」
「まあいいや、面白いし」
「これ」
「…あれ?このボディソープ…千早、ボディソープ変えたな」
「何で分かるんですか!」
「ん〜何となく」
「千早ちゃん、プロデューサーさん家に来たことある?」
「無いわよ」
「何でボディソープの銘柄変えた事まで?」
「さあ…」
「いやさ、この前の収録のとき、雨に降られただろう?その時に嗅いだ匂いと違うけど、似た感じだったから」
「///」
「プロデューサー、イヌ並に鼻が聞くんですね」
「今度、イヌ美と勝負させよう!」
「何か、結構いい勝負になりそうなの」
「でもでも、ひびきんならにーちゃんに張り合えるかも」
「そ、そうか?」
「さあーにーちゃん、休む暇は無いよ!」
「続いてはこれだ!」
「美希」
「えっ!ハニー、さすがなの!」
「何で分かったの?」
「美希のよだれの匂いがする」
「ちょっ!ひどいの!」
「まあ、それは冗談で、応接間のソファの匂いがする。美希の体温と汗で匂いが移ってるんだろう。あそこで寝るのは美希くらいだからな」
「ハニーなら、美希の匂い、直接嗅いでもい」
「ではではぁ、これは!」
「ん〜…」
(ふっふっふっ、そいつは囮だ…!)
(ふっふっふっ、新品とはいえ、さすがにやよいっちの家で洗ってきてもらえば、間違えるだろう…ニーちゃんの連勝記録もこれで!)
「ダミーだ」
「えええええっ?!」
「何で?!」
「これ、やよいの家で洗ったやつだな」
「うぅ〜、凄いです、プロデューサー」
「やよいの家の洗濯物ってな、何か太陽の香りがするって言うか、やっぱり部屋干しとか洗濯乾燥機とは違うというか」
「恐るべし、にーちゃんの嗅覚…」
「はっはっはっ、人間何かとりえがあるものだよ」
「でも、変態だよ」
「…」
「ささ、気を取り直して」
「…これは…イヌ美の匂い…響」
(かかった!)
(今度こそ!)
「と思わせた、あずささん」
「な、なんだと!」
「このカモナンバンが見破られただと?!」
「カモフラージュか?」
「あらあら〜、どうして、分かったんですか?」
「いえ、あずささんの家って、アロマしてるでしょう、多分それ」
「あらあら〜」
「いい匂いですよね、ローズウッド?ラベンダーもあるかな」
「凄いです、正解ですよ、プロデューサーさん、今度またいらしてください」
「プロデュゥサァ…」
「待て律子、大丈夫、多分」
「多分じゃ困るんですよぉっ!」
「さあさあ、次は?」
「…あ、律子」
「何で?」
「律子の香水の匂いがする、確かこれ、俺がだいぶ前にプレゼントしたやつだろう?いやぁ、まだ使ってくれてるなんてうれしいな」
「ちょぉぉぉっと、プロデューサー、お話があります、後で屋上に」
「ちょ、待て律子、目隠ししてて分からんけど、そんな鬼の形相をするな」
「鬼の形相なんかしてません!」
「にーちゃん、鈍いよ…」
「流石は無自覚女性キラーと呼ばれるだけはあるわね…」
「さあて、にーちゃん、これは分かるかな?」
「…これは響だな」
「…プロデューサー…やっぱり、自分臭いのか?動物のにおいするのか?」
「ん?そんな事ないぞ。響はな〜、体臭がちょっとだけ強いんだよ。でな、その体臭がな、花のような」
「んぎゃーっ!恥ずかしいからそれ以上言わなくていいぞ!」
「そうか?」
「どうですか、解説の音無さん」
「これはさすがといえますねぇ、このスケコマシ振りも含めてプロデューサーさんの変態度は中々の物だといわざるを得ません」
「…さあて、にーちゃん、ついに最終問題だよん」
「これは、分かるかな?!」
「…ん…何だこの…俺のシャツ…じゃないし」
「…」
「…あ、分かった、社長だ…ってえええええっ!」
「うおっほん、プロデューサー君、よく分かったね、ところで、なぜ私の物だと分かったのかね」
「そりゃああれですよ、加齢sy」
「プロデューサー君、減給20%2ヶ月ね」
「ええええっ!そりゃ無いですよ!」
「でわでわぁ!にーちゃん全問正解ということで!」
「第一回765プロ、匂いだけで誰が誰だか分かるでshow!、初代チャンピオンはにーちゃんでーす!」
「来年もまたお楽しみに!」
「やらねーよ!社長、お願いします減給だけは勘弁してください!」
終わり
真Pの皆さまオマタセシマシタ、ワスレテイタワケジャアリマセンヨ(棒
「そういえば、今回まこちんは何でシャツを出さなかったの?」
「え?…そ、それは」
「んっふっふ〜、怪しいですなぁ、亜美さん」
「そうですな〜、真美さん」
「おー、そうそう、真のシャツ、返すの忘れていたよ、今回もいい感じに汗が染みてていい味だして、る…よ」
「…」
「…」
「まっ…まっこまっこりーん…なんちゃって…」
「…はっ、ははっ…その…」
「「へ、変態だー!!」」
オチはない。
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