会議室~
美城乗務「…君を呼んだ理由は他でもない。我が346プロ総力を挙げてあるプロジェクトの件だ。」
美城乗務「そのプロジェクトは、346プロでまだ取り扱っていない男性アイドルの実装に向けての、第一歩となる。」
美城乗務「そこで、だ。君をアイドルとして売り出そうと思う」
武内P「…え?」
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美城乗務「君がアイドルとしてステージに上がるのだ。」
武内P「ま、待ってください!私は一介のプロデューサーです!アイドルには…」
美城乗務「ある事務所では、元アイドルがプロデューサーになったという。」
美城乗務「一度アイドルとして舞台に立った経験を生かし、見事アイドル達を成功に導いたようだよ。」
美城乗務「安心したまえ。君のプロデュースは私自らが行おう。」
武内P「…アイドルの皆さんは、どうなるのですか?」
美城乗務「あくまでこれは一時的なプロデュースのつもりだ。彼女達のプロデュースも周りがフォローすればいいだろう。」
武内P「…断った場合はどうなりますか」
美城乗務「そうだな、ある朝起きた時、コップに君の大事なωが浮かぶことになるだろう」
武内P「」
美城乗務「冗談だ。まあ、346プロの促進を断るのと同義だからな、CPの当たりも強くなるかもしれん」
武内P「…」
美城乗務「シンデレラの舞踏会の件で、私は君に気づかされた。
「私では見えない空でも、君たちには輝く星々を見ることができると。
「だからこそ、私に見えた星を、君を、輝かせたいのだ。
美城乗務「…私は君に社の命運をかけてみたいと思う。」
武内P「…分かりました。そのプロジェクト、有り難く受けさせていただきます。」
ピッ
美城乗務「…言質とったぞ」
美城乗務「本当にいいんだな?アイドルになってくれるんだな?」
武内P「は、はぁ」
美城乗務「よーし、来週早朝にここに動ける服を持って来てくれ。」
武内P「分かりました。失礼します。」
バタン
美城乗務「…」?( ・ ?・)?? グッ
翌週~
武内P「おはようございます」
美城乗務「おはよう。今日は君の実力を計らせてもらう。このプロジェクトは外には漏らせん。隠れてレッスンを行うことになる。」
武内P「レッスン場はどうなりますか?」
美城乗務「時間帯で人を入らせないようにしてある。ではまずは着替えてーまあ、トイレでいいだろうーレッスン場に来てくれ。」
期待
Vo.レッスン~
武内P「あぁぁぁあしぃぃぃいいかぁぁだぁよおぉぉぉぉぉぉ」
ミシロ「oh」
マストレ「すごい美声…」
Da.レッスン
武内P「深く…抉りこむように…」キュッキュッ
DJ.msiro「wow」
マストレ「む、紫のオーラが見える」
Vi.レッスン
武内P「は、ハダカになっちゃおっかな~?」
田中敦子「なっちゃえーっ!!」
マストレ「乗務なんで一回一回着替えているんですか」
美城乗務「ノリだ」
マストレ「じゃあしょうがない」
アイドルケイケンハナイヨナ?
ライセデナラ
凛「…なにあれ……」
田中敦子「なっちゃえーっ!」
かわいい
CP室~
武内P「本日のトライアドプリムスでの活動、お疲れ様です。お疲れ様です。」
凛「….ねえ、プロデューサー。なんか隠れてやってるでしょ」
武内P「…」クビサスリー
武内P「…極秘プロジェクトを」
凛「プロデューサーが話したくないんだったらそれでいいんだけどさ、抱え込んじゃダメだよ?私でよければ相談に乗るし」
武内P「ありがとう、ございます。」
凛「なんならこれから何処かに食べに行く?」
凛「プロデューサーの家で話って手もあるよ」
武内P「流石にそこまでは…でも、ご心配ありがとうございます」
凛「私の家って手あるな…」
武内P「いえ、ですから」
凛「ぐふふふふ」
武内P「話聞いてねえなこいつ」
そして数ヶ月後…
美城乗務「今日は夏の346プロ大感謝祭だ。全力を出し切って来てくれたまえ。」
一同「はい!」
ワイワイ ガヤガヤ
卯月「あれ…?」
凛「どうしたの?卯月」
卯月「プロデューサーさんが見当たらなんいんです…いつもだったら応援の一言を言ってくれるんですけど」
未央「『皆さん、…楽しんできてください。』って?」
みく「未央チャン、妙に似ているモノマネやめるにゃ」
みく「まあ、プロデューサーにも用事はあるにゃ…。しょうがないよ」
武内P「み、皆さん!」タタタ
卯月「あ!プロデュー…サー…さん?」
みく「(なんだその格好)」
李衣菜「」
凛「(カメラ!カメラ!…ない)」
未央「ど、どうしたのその格好?!ドッキリか何か?」
凛「…きっとプロデューサーは私たちの緊張をほぐすために仕掛けをしてくれたんだよ」ヒソヒソ
卯月「成る程」ヒソヒソ
武内P「皆さん、楽しんできてください。それでは」
タタタ
李衣菜「プロデューサーも、冗談とか言うんだね…」
卯月「私たちも頑張らないといけませんね!それじゃ、行きましょう!」
未央「(なんか急いでいたみたいだけど…何かあるのかな?)」
武内P「…ふぅ」
美城乗務「それでは君も準備に入りたまえ」
武内P「まさかこんな格好をするとは…」お察しの服
美城乗務「何を言う、似合っているじゃないか」
武内P「服のサイズ合っていますよね」パツパツ
美城乗務「そういう仕様だ」
※→26 今気づきました…全国2000万人の常務ファンの皆様、申し訳ない…以後修正します
卯月「ありがとうございましたー!」
俺ら「ワーーッ!」
未央「お疲れーッ!しまむーもしぶりんも、すっごい可愛かったよ!」
凛「私たちの出番は当分先だね。楽屋で休もうか」
~
卯月「そういえば、今日はシークレットゲストが来てるそうですよ?」
凛「え?私は、新しいアイドルがデビューするって聞いたけど…」
美嘉「あ、その話私も知ってるよー★」
楓「デビュー当時のレビュー…微妙ね」
未央「私も聞いた事あるけど…誰が出るんだろう…?」
……イーズィットゥダーンス……
……イーズィットゥダーンス……
卯月「」
未央「」
美嘉「( ゚д゚)」
楓「( ゚д゚)」
凛「wwwwww」
俺ら「うお"お"ーーッッ!!」
ちひろ「お主もやりおるのう」
美城常務「いいえ、ちひろ殿ほどでは」
わ"あ"あ"ぁ"ーーっ
武内P「あ、あの…私の拙いパフォーマンスを応援してくださり、ありぁとうございます、っ!」
武内P「…」
武内P「噛んでしまいました…」
ふう"う"う"う"う"う"
か"わ"い"い"よ"お"お"ぉ"ぉ"
まゆP「笑うわこんなん」
ライブ終了後~
未央「プロデューサーどうしたの?!アイドルにでもなった?!」
アーニャ「prrロデューサー、アー、とても、カッコ良かった、です。」
蘭子「我が友!遂に見つけし者として紫の衣を纏い金色の元に降り立ったな!」
卯月「ダンス、すっごいキレキレでした…」
武内P「皆さん、心配をお掛けしてすみません…」
武内P「これからは、私も一時的ですが同じ舞台に立って皆さんを支えて行きます。」
楓「今夜のいい肴ができましたなぁ」
キング「ほんまですなぁ」
莉嘉「おねーちゃん、しゃがみこんじゃってどうしたのー?☆」
美嘉「ちょっ…と、腰がぬけちゃって…」
美嘉「(耳から妊娠するって本当にあるんだなぁ…)」
卯月「夏のライブはシークレットゲストの効果もあってか大成功」
凛「ますます私たちもアイドルとしての仕事が増えて、充実した毎日を送っていた…」
アナウンサー『いやー、今人気絶頂のプロデューサーアイドル、武内P!
出演された医療ドラマも、今度映画化されることも決まって、ノリに乗ってます!』
武内P『皆さんの手助けがあってこその今、です。私のような一介のプロデューサーがテレビに出られるなんて、私は幸せ者ですね』
アナウンサー『さwわwやwかwでwすw』
では次は異色の経歴の持ち主ー
未央「どうしてこうなった」
短いですが終わりです。
明日まで残ってたら続きを書こうと思ってますが、誰か乗っ取ってもらって構いません。
読んでくださり、ありがとうございます。
アナウンサー『シカゴは初めてですか?』
武内P『そうだ』
アナウンサー『飛行機は揺れました?』
武内P『いや、快適だ』
アナウンサー『お腹の方は…』
武内P『空いてない』
アナウンサー『飲み物でも』
武内P『ウォッカ』
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