杏「ずーっと働き詰めなんて体によくないよ。知ってる?野生動物だって必要以上に狩りはしないんだよ」
モバP(フフーン、以降P表記ですよ!)「知ってるか?その代わり必要以上にダラけたりもしないんだぞ」
P「それに生きていく為には働かないといけないしな」カタカタカタカタ
杏「プロデューサーはどう考えても必要以上に働きすぎだと思うけどね」
P「杏はどう考えても必要以上に休みすぎだと思うけどな」ッターン
杏「屁理屈」
P「おまいう」カタカタカタカタカタカタ
P「…で、いつまでソファの下に挟まってるつもりだ?」
杏「察してよ」
P「太った?」
杏「服が引っ掛かってるだけだよ。年頃の女の子に何てデリカシーが無い」
P「デリカシーぐらいあるわい。相手によって使用するかしないかってだけで」
杏「最低だー。今の発言で杏は酷く傷心しました。2週間の休みを要求します」
P「次の輿水チャレンジのスペシャルゲスト決定な」
杏「人間、やっぱり程々に労働するのが正しい姿だよね」キリッ
P「いいから出てこいヤドカリアイドル」スポンッ
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杏「ふぅ、ようやく出られたよ」
P「そもそも何でこんな状況になってたんだよ」
杏「いやぁ、最初は普通に杏ソファで寝てたんだけどさぁ」
P「ああ、あのぴにゃこら太みたいなブサ可愛ブサいデザインの」
杏「何となくきらりが近くに来た気配がしたから咄嗟に隠れたんだけど。事務所の床が割とヒンヤリしてて、つい気が付いたらウトウトと…」
杏「って訳だよ」
P「よくこんな狭い隙間に入れるな…森久保といい輝子といい、お前ら前世猫か」
杏「杏は自分を曲げないよー?」
P「襟が曲がっとるがな。ったく、んな所に挟まってるから皺くちゃじゃないかよ」
P「…これでよし。ほれ、髪もクシャクシャだから直してやるよ」
杏「んー、別にいいよ。今日はオフだし」
P「だったらなんで事務所にいるんだよ…いいからっ」
杏「もう、強引だなぁ…」
杏「プロデューサーは良いお母さんになれるね」
P「せめてお父さんだろ、そこは」
杏「こんな心の闇が深そうな父親はちょっと」
P「ライブ中でも見せない真剣な顔をここで使うんじゃねぇよ」
P「よし、髪整ったぞ」
杏「別にダラダラするだけだからいいのに…でも一応ありがと」
杏「…ねぇ、何でツインテールになってるの?」
P「ポニテの方が良かったか?」
杏「じゃなくてさ」
P「…なぁ」カタカタカタカタカタ
杏「んー?」
P「オフなんだろ?今日」カタカタカタカタ
杏「そうだよー」
P「何で事務所来てんだ?」カタカタッターンチュドン
杏「んー…何となく?」
P「オフの日こそ家で思う存分ダラけまくってりゃいいのに」
杏「そりゃ最初はそう思ってたし、実際部屋でゴロゴロしてたよ」
P「そのままゴロゴロし続けてれば良かったのに」
杏「まーまー、いいじゃん。杏がどこでゴロゴロしようが」
杏「ダラける場所は、杏が決めるよ」
P「その真剣な顔を仕事で見せてくれるとなぁ…」
P「…取りあえず、そろそろ膝から降りてくれね?」
杏「えー?いいじゃん杏は小っちゃいから別に重くも無いでしょ」
P「重量の問題では無いんだけど」
杏「よく芳乃とか乃々とかありすとか乗せてる癖に。贔屓するんだー?」
P「やめろ、まるで俺がロリコンみたいな言い方を」
杏「え、違うの?」
P「違うわぁ」
杏「んじゃあ雫ちゃんみたいなスタイルの娘がいいんだ?」
P「極端すぎだろ」
杏「でもしいて言うなら?」
P「嫌いじゃないわ!」
杏「くっ」
P「いやお前が振ってきた話題だろが」
昼間は暑さでクラクラ夜は眠気でフラフラ…買い溜めしてるコーラが凄まじい勢いで消費されますわフヒッ
杏って意外と難しい…呼称とか特に。いっそウサギが本体ってことに…いやそれだとウサ子と被る……うん寝ます
杏「けどまぁ、よくそんなに仕事仕事って頑張れるよねぇ」
P「仕事だからな」カタカタカタカタ
杏「そこで「大事なアイドル達のためだからな」って言わないのがプロデューサーらしいね」
P「例え思ってても口に出したら最低だろ、そんなの」カタカタカタッターン
P「…よし」
杏「ん、仕事終わり?」ヒョコッ
杏「って、ネットで遊んでるだけじゃん」
P「いや、だってほら。龍が如く6発売日決定したんだぞ?」
杏「仕事はいいの?杏は別にどうでもいいんだけどさぁ」
P「ああ、仕事ならとっくに終わってるけど」
杏「…化け物」
P「失礼な。ってかそろそろ退けぃ」ヒョイッ
杏「やめろー何するんだーセクハラだぞー」
P「ほれ、こっちで遊んでなさいな」ポスン
杏「プロデューサーだって遊んでる癖に」
P「書類作業は終わったけど他にも色々やることあるんだよ」
P「特に今日は千川もいないし電話の応対も全部やんなきゃいけないからなぁ」
杏「ふーん、手伝おうか?」
P「お前営業先からの電話に「もしもしー」とか言いそうで怖いんだけど」
杏「失礼だなーホントに。それぐらいの常識はちゃんとあるよ」
杏「まあ、ぶっちゃけ手伝おうかって言ったのは社交辞令だけどさ」
P「うん知ってる」
杏「うん知られてると分かってた」
P「…もしかして構って欲しいの?」
アッキー「プロデューサー、出演依頼のスケジュールを書いておくぞ」カリカリ
P「助かる。うわっ、凄ぇ綺麗な字」
アッキー「人間の力になるのが飼い犬の使命ではないのか」
ガチャッ
優「Pくん、アッキー知らないー?いつの間にかバックの中から居なくなっちゃったー!」
P「おはよ、当たり前のようにここにいるぞ」ヒョイ
優「あー、良かった居たー!もぅ、探しちゃったよアッキー!」
アッキー「すまん」
優「まったくもう、すぐ居なくなっちゃうんだから。じゃあアッキーも見つかったしお仕事行ってくるねー」
P「おー、気を付けてなー。あとありがとうアッキー」
アッキー「オツカーレ」
バタンッ
杏「アッキー凄いね、犬みたいに見えるのにあの仕事ぶり…」
P「そろそろウチの事務所はアッキーに給料上げるべきだと思う」
P「下手をしたら優より稼いでそうだな」
杏「優さんには絶対言っちゃ駄目だからね、それ」
P「…んで、帰らないの?」
杏「一度事務所まで来るとまた部屋に戻るの面倒でさ」
杏「どこかの仕事が終わったのに事務所で遊んでる社畜さんが運んでってくれるって言うなら帰るけど」
P「きらりタクシー呼ぶか」
杏「きらりは今日から卯月ちゃんと無人島1か月生活のロケだよ」
P「そうだったな。よし、それじゃあ仕方ないな」ガタッ
杏「ん、仕方ないから諦めなよ」
P「ほっといて昼飯食いにいこう」スタスタ
杏「え、ひどくない?」
久々に酒飲んだからか眠気がオメガドライブですわ…寝る
明日ぐらいには終わらせたいでごぜーますよ…zzz
杏「あー、久しぶりに食べた食べた」ケフッ
P「結局ついてきやがって…まぁいいけど」
杏「さてと、それじゃあ杏はゲームの続きを」カチッ ヴィーン
P「太るぞ。…いや、杏は少し太るぐらいが丁度いいか」
杏「年頃の乙女に向かって太れとかサイテーだよ。とても傷つきましたので2ヶ月のオフを要求します」
P「断食チャレンジ中のかな子とみちるのところに今から途中参加させてやろうか」
杏「やめてください。たべられてしまいます」
P「杏ってあんまり食べるところ無さそうだけどな」
杏「なんだとー。いくら私でも怒るときは怒るんだからなー」イケマセンッスレイサン
P「ソファに埋もれてゲームしながら棒読みで言われてもなぁ」
杏「やっぱプロデューサーはムチムチボイン系が好みなんだ?男の子だねぇ」
P「まあ、あんまり嫌いな男子はいないよな」
杏「つまんない反応だねー」
P「良い歳したオッサンにどんなリアクション求めてんだよ」
杏「ポエム帳朗読された乃々みたいなリアクション?」
P「むぅーりぃー」
杏「似てなっ」
P「そ、そんな事実際されたらもりくぼ生きていけないんですけど…残りの余生を机の下で過ごしひっそりと、静かに豊かに孤独に生涯という舞台の幕を下ろしていくんですけど…」
杏「だからっていきなりクオリティ上げないでよ。何その高橋花林さんみたいな声色」
杏「あれ、仕事はもう終わったんじゃなかったっけ?」
P「出演依頼が来たんだよ。最近は営業に回らなくてもこうして向こうから仕事が来てくれて有り難い事だよ」カタカタカタカタ
杏「その分、杏の休みはどんどん無くなるけどね。せちがらい世の中だなぁ」
P「どんな時代も働かざるもの食うべからずは変わらないだろ。仕事があるってだけでも感謝しないといけないんだぞ?」カタカタカタ
杏「休みくれるほうが杏は嬉しいし感謝するよ」
P「お前今度単独ライブな」
杏「うぇー、職権乱用だよそれ」
P「やかましい。ステージ上で寝っ転がってゲームしながら歌ってファンを沸かせる変態アイドルめが」
杏「そんな娘をスカウトしてデビューさせたのはどこの変態だよ」
P「変態ちゃうわ!紳士だわ!」
P「それはそうと、昼飯食って一緒に事務所戻ってきたけど帰らないの?」
杏「んー、杏がいると邪魔?」
P「いんや別に。ちっこいし害も無いし」
杏「ならいいじゃん…ふぁ、お腹いっぱいになったから眠くなってきたよ…」
P「何て欲望に忠実な生き物なんだ」
杏「うん、ウトウトしてきた……杏はこのまま夢の中にいってくるよ…ふぁぁ…」
杏「…二人きりで、年頃の女の子が無防備に寝てるからって変な事したら駄目だよ?」
P「あ、また出演依頼来た。何々…?10月からのニチアサに紗南が出演…?」
杏「…聞いてすらないし……まあ、いいんだけど、さ…」ウツラ、ウツラ
P「……ん?」
杏「すやぁ…」
P「お腹が満たされたら今度は昼寝か…ハムスターみたいな生活だな」
P「どれ、紳士はクールに毛布をかけるぜ」ファサッ
杏「うーん……埼玉臭い…」
P「どういうことだってばよ」バサッ
暑くて眠くて全然筆が進まん…よし、諦めよう
杏は呼称とか距離感とか意外と難しい娘ですわ。…まぁヘレンよりマシだけど。寝る
杏(……んぁ?いつの間にか毛布掛かってる…)
P「んー…、どうすっかな。迷うな…」
杏(うわ、まだ仕事してるよ。ホント社畜だね…)
P「こっちにするか、いやでもこれの方が…ヤバい、全然決まらないぞ」
杏(みんなのために頑張ってくれてるのは有り難いんだけどさ、だからって心配かけたら元も子もないと思うんだけどね)
P「いかん、これじゃあいつまでたっても決断出来ん。…よし、窓から見えた人が若かったらこっち、大人だったらそっち。…いざ!」
杏(そんな博打で仕事の決断しないでよ)
P「お、都合よく人影が…どれどれ、大人かな、子供かな?」ヒョコッ
菜々「うぅ~、今日も日差しが強いですねぇ…お肌にシミが出来ちゃったらどうしましょう」
こずえ「シミってぇー?…なぁにぃー…?」フヨフヨ
菜々「えっ?あっ…!い、言い間違えました!日焼けしちゃったらどうしましょう、って言いたかったんですよ日焼け!」
こずえ「ふわぁー…?」フヨフヨ
P「…どっちだ!?」
杏「どっちも外見は若いけど中身はアンノウンだからね」
P「くっ…!ノーカウントだ、次の通行人で決めるぞ!」
芳乃「歌舞伎揚げ~、かっぶき揚げ~、なのでしてー♪」ピコピコ
P「キングオブミステリー!」バンッ!
杏「杏が言うのもアレだけど、この事務所突拍子もない人材多すぎだよね」
P「…あれ、杏起きてる?」
杏「寝てるー」スヤスヤ
P「気のせいか…」
P「せっかく寝てるのに起こすのも悪いしな…もう少し静かにしよう」
杏(もう起きてるけどねー)
P「よし、取りあえず3人とも見た目は若いし、コッチに決めるか」
杏(無事決断出来たみたいで何よりだよ)
P「帰りに挽肉とタマネギ買って帰らないとな。久しぶりに目玉焼きでも乗せてみるかな?」
杏「夕飯の献立かよ!」
P「ゼアッ!?」ビクッ
杏(あ、しまった。ついツッコんじゃったよ)
P「杏…起きてるのか?」
杏「…」
杏「…ぐ、ぐー、ぐー…」
P「……」
P「なんだ、寝言か」
杏(やっておいて何だけど、んなバカな)
P「一応杏も疲れてるのかな…疲れるようなことほとんどしてない気がするんだけど」 デンワデス! デンワデス! ガンバリマス!
杏(杏は日々ダラダラすることに一生懸命なんだよ。ってかその着ボイス何なの?)
P「はいもしもし。はいやみのま。……え?あ、うん、そうだけど何で……あれ、邪王真眼?」
杏(ここまで分かりやすい相手もいないよね)
P「ああ、うん。別にいいけど…茶碗と箸は持ってくる?いや布団と枕はいらないだろ。…むー、じゃありません」
杏(何やってんのさ)
ピッ
P「何で今晩ハンバーグにするって知られてるんだろ…」
杏(ハンバーグたべたい)
杏(……ふぁあ。…あれ、いつの間にかまた寝ちゃってたみたいだね)
杏(うっわ、もう外暗くなってるし)
P「うーん…どっちがいいかなぁ」
杏(まーたロクでもない事で迷ってるみたいだね)
P「どっちの曲にするべきか…あくまでイメージを重視するか、はたまた新境地を開拓するべく冒険してみるか…」
杏(あれ、今度はちゃんと仕事の事みたいだね。…やれやれ、そろそろ帰りたいし)ムクッ
杏「おはよ。何やってんの?」
P「うぉっ起きたんかい。イキナリ寄りかかるな。軽いけど」
杏「まーまー細かい事気にしないで。で?何を悩んでるのさ」
P「頭に顎を乗せるな、くすぐったい。…まぁ、大した事じゃないんだけどさ。今度CDデビューする娘のカバー曲の選考をだね」
杏「おっ、何それちょっと面白そう。杏にも見せてよ」
P「芳乃の曲に悩んでてなぁ…芳乃のほんわかイメージに合うように民謡テイストで行くか、あえてイメージ木っ端微塵にJAM PROJECTにでもトライしてみるか…」
杏「イメージの前に芳乃の喉が木っ端微塵になりそうだね」
P「アマゾンズの主題歌と迷ったんだが」
杏「両方ハズレの2択って世界一時間の無駄だと思うよ」
P「うーん、やっぱり難しいよなぁ…」
P「森久保の「真っ赤な誓い」は即決だったんだけどなぁ」
杏「何て事を」
乃々「…っ!?」ゾゾッ
乃々「な、なんですか、何なんですか…?今ものっそい悪寒がしたんですけど…」
駄目だ眠い…今週中には終わらせて夏休み感が終わる前に夏祭り話でも書きたいトカ…夜空に打ちあがる幸子とアッキーとか…うん寝る
個人的に芳乃には『Bad Apple!!』とかカバーして欲しい、てか聴いてみたい よし寝る
P「もうこんな時間か」
杏「プロデューサーっていつもこんな感じに業務時間の半分遊んでる訳?」
P「んな訳あるかぁ。今日はたまたまだよ、たまたま」
杏「えー、本当かなぁ。信用できない」
P「担当アイドルとの信頼関係に問題が」
杏「まあ、普段はもう少しちゃんと働いてるんだろうけどさ、でなきゃあんな拷問みたいな量の仕事1人で捌けないよね、バケモノ」
P「バケモノとか言うな。流石に時々時間が足りなくて分身とかしてるけど」
杏「バケモノ」
P「平々凡々な会社員だよ!」
杏「プロデューサーの「自称・平凡」は卯月ちゃん並に信憑性が無いよ」
P「酷い言われ様だ」
杏「どっちに対して?」
P「どっちにもだよ。ほれ、いい加減帰らないと明日の仕事に響くぞ?」
杏「えっ?杏明日はオフだよ」
P「誰がお前のスケジュール管理してると思ってるんだよ」
杏「いいじゃんかーお休みぐらいくれてもー。ブラック労働はんたーい」
P「お前今日がまさにオフじゃねぇか」
杏「チッ、気づいたか…」
P「だから誰がお前のスケジュール管理をだね」
P「ほれ、仕方ないから送ってってやる」
杏「ありがとう、いやぁ晩ご飯までご馳走してくれるなんて悪いね」
P「一言も言ってねーよ?」
杏「あ、私ハンバーグには大根おろしと醤油派なんでよろしく」
P「奢るなんてイッテネーヨ!」
杏「…あのさぁ」
P「何だよ」トテトテ
杏「そりゃあ確かに「歩くのめんどいから運んでよ」とは言ったよ?だからって米俵担ぐみたいに運搬されるのは不服なんだけど」
P「脇に抱えても不満言ってたな、ワガママ言うなら歩けぃ」トテトテ
杏「仮にも女の子相手なんだしさぁ…そんなんじゃモテな……何でコレがあんな慕われてるんだろ」
P「ハハッ、常務の部屋の中に放り込んできてやろうか」
杏「やめろーおろせぇー」ジタバタ
P「しかし杏軽すぎるぞ。1週間ぐらいかな子と同部屋にしてやろうか?」
杏「鬼ー悪魔ー!いっつも仕事半分にそうやってロクでもない事ばっかり考えてるんだろー」
P「だから普段はもうちょいちゃんとしてるっつの。千川の目もあるんだし」
杏「だったら何で今日に限って」
P「え、いやだって杏がダラダラしようって言うからだろ?」
杏「…」
杏「……」
杏「…は?」
P「あれ、そういう意味じゃなかったか?てっきり俺が働きすぎてるから心配して気遣ってくれてるのかと思ったんだけど」
杏「いやいや流石にそれは自意識過剰だよ。都合よく捉え過ぎだよイタいよプロデューサー」
P「やめろ、男にとって心に突き刺さる言葉ベスト5に入るんだぞ、それは」
杏「ちなみに1位は?」
P「『あれ、おでこそんなに広かったっけ……あ、ゴメン』かな」
P「…くっ!」
杏「自分で言って自分でダメージ受けてるよ」
P「まぁスタドリシャンプー代わりにすればモサモサ生えてくるけどな」
杏「スタドリって何だろう…」
P「それは人類にとって永遠のテーマだな…」
P「ほれ、女子寮付いたぞ」キキーッ
杏「流石トライドロンだとあっと言う間だね」
P「んじゃ、ちゃんと早めに寝るんだぞ?夜更かしすんなよ?歯ぁ磨けよ?」
杏「プロデューサーは私のオカンか」
杏「…あれ、ハンバーグは?」
P「それは我が家の夕食だよ!」
杏「けちー」
P「そのうち、いつか機会があったらな」
杏「機会って作ろうとしないといつまでも来ないのって知ってる?」
P「んじゃ、今度のライブの打ち上げにな」
杏「くっ…働けというのか」
P「労働もせずに飯が食えるのはハムスターぐらいだろうが」
杏「あ、いいねぇ。生まれ変わったらジャンガリアンになりたいかも」
P「バカ言ってないで帰れ。暑いからって布団かけずに寝たりするなよ?お腹冷えるから」
杏「プロデューサーは私のオトンか。こんな闇の深い父親嫌なんだけど」
P「だからライブ中でも見せない真剣な顔をここで使うんじゃねぇよ」
P「んじゃ、また明日なー」
ブロロロロロロ タイヤフエール!
杏「はいはいお疲れー、ってもう聞こえないか」
杏「ちっ、夕飯たかり損ねたかー」
杏「…ま、いいんだけどね」カチカチカチカチ
杏「ふぁぁ…中途半端に寝たからまだ眠いや……たまには早寝しようかな」
P「さてと、この時間でも開いてるスーパーは、と…」フーン、メールダヨ フーン、メールダヨ マァワルクナイカナ
P「ん、杏から?何か忘れものでもしたかアイツ」カチカチ
『働き過ぎてダラけたくなったら言ってよ?杏はダラダラする事に関してはプロだからね』
P「いや、お前はプロのアイドルだろうが」
P「しかしまぁ、何というか、杏らしいと言うか…」カチカチカチカチ
『素直じゃないな』
『柄じゃないんだよ』
卯月「何だか珍しく綺麗に終わった気配がします!」
蘭子「我が魂は煉獄の業火に包まれし血肉の贄を求めん!(ハンバーグたべたい)」
意外とムズいね杏…以前「杏書けや海無し県民、狭山茶の入荷止めるぞ」と言われたのでどれ、ならば一度トライしてみるかと…この有様ですけどね。
千川といい杏といい、こういう「雑な扱いが出来る関係」っていいですよね。あれ、もしかしたら信頼関係一番厚いの千川なのか…?いやでもSレア出ないし、出ても765勢だし…
夏休み期間中にもう1本ぐらい書けたらなとは思ってますがテイルズ発売するしぶっちゃけどうなるか分かりません。どうせまたアホなノリでみんな壊れるでしょうけど生暖かい目で見て貰えると布団に逃げ込む回数も減ります
オツカーレ
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