池袋晶葉「誕生日の一幕」 (21)
アイドルマスターシンデレラガールズのSSです
池袋晶葉の誕生日SSですが日をまたぎます、ご了承ください
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晶葉「……なあ、Pよ」
モバP「ん?どうした」
晶葉「一つ聞いていいか?」
モバP「おう、何でも聞け。俺がデータベースだ」
晶葉「何を言っているのかよくわからないが……どうして私は今、キミの膝の上に座っているのだ」
モバP「そんなものお前の誕生日だからにきまってるだろ、天才のお前がわからないのか?」
晶葉「天才だからこそわからないな、キミの論理が理解できない」
モバP「まあまあ、このまま俺のデスクで好きに機械いじりしていいから」
モバP「……それとも嬉しくないか?」
晶葉「嬉しい嬉しくない以前に単純に座りにくいな」
モバP「そうか……お茶飲む?」
晶葉「人の話を聞いているのか?」
モバP「晶葉の声聞きすぎて耳がとろけそうだ」
晶葉「よくもまあそこまで軽口が叩けるものだな、尊敬するよ……そうだな、お茶はもらおうか」
モバP「よしわかった、取りに行く」
晶葉「ああ、頼むよ…………どうした、お茶を取りに行くんじゃないのか?」
モバP「晶葉が膝に乗ってるから取りにいけない」
晶葉「キミはバカか?」
モバP「バカと天才は紙一重って言うしな」
晶葉「退けてやるからよくわからないこと言ってないでいいから行け!」
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モバP「結局俺の膝に乗ってくれるのね」
晶葉「キミが捨てられたら子犬のような目をするからだろう」
モバP「ところで何作ってるんだ?」
晶葉「これか?これはウサチャンロボの新作だ、アイドル活動をしていく内にいろいろアイデアも浮かんだのでな」
モバP「ほうほう……ポッキー食う?」
晶葉「興味ないなら最初から聞くな」
モバP「ほれほれ、食べさせてあげるから」ヒョイッ
晶葉「…………」パクッ
モバP「…………」ヒョイッ
晶葉「…………」パクッ
モバP「なにこれ楽しい」
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モバP「…………」モジモジ
晶葉「…………」カチャカチャ
モバP「…………」モジモジ
晶葉「……何をさっきからモジモジしているのだ、トイレか?」
モバP「いや、晶葉の太ももと尻の感触を存分に味わおうと思ってな」
晶葉「ただの変態じゃないか」
モバP「『ただの』じゃない!『晶葉専属の』変態だ!」
晶葉「いい迷惑だな」
モバP「……ごめん晶葉、やっぱちょっとどいてくれない?」
晶葉「やっぱりトイレに行くんじゃないか!」
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モバP「というわけでケーキを用意した」
晶葉「どういうわけだかわからないが大きいな」
モバP「給料3ヶ月分のケーキだからな」
晶葉「そんなもの食べきれないぞ」
モバP「まあかな子とかが処理してくれるだろうから問題ない」
晶葉「プロデューサーのキミがスタイル管理を疎かにさせるのか」
モバP「大丈夫、その分レッスンさせる」
晶葉「かな子に恨みでもあるのか?」
モバP「この前俺のシュークリーム食べやがった」
晶葉「子どもかキミは」
モバP「子どもか……男はみんなそういうもんなんだよ。誰だって母性を求めているんだ」
晶葉「ケーキ食べてていいか?」
モバP「ああ待て待て、俺がカットしてやるから……ほれ」
晶葉「うむ、ありがとう」
モバP「あ、晶葉のやつの方がイチゴ大きいな。交換しない?」
晶葉「やっぱりたどの子どもじゃないか」
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晶葉「…………」ウトウト
モバP「晶葉、眠いのか?」
晶葉「……ああ、少しな」
モバP「どうせ昨日も夜更かししてたんだろ?」
晶葉「……そうだな、Pがどんな風に祝ってくれるのか楽しみで寝れなかった」
モバP「お、デレ期?」
晶葉「なんだそれは……冗談だよ」
モバP「ちぇっ、残念」
晶葉「……膝、借りていいか?少し寝たい」
モバP「おう、今日1日俺の膝はお前のものだ」
晶葉「ふふっ、そうか。それじゃああとで改造させてもらおうか」
モバP「吝かじゃない」
晶葉「やはりキミはバカだな……」
モバP「バカと天才は紙一重だからな」
晶葉「だからそのよくわからないものはなんだ」
モバP「紙一重だから近くにいられるし、紙一重だからお互いに足りないところを補える。つまり俺と晶葉は最強だ」
晶葉「……ふっ、やはりよくわからんな」
モバP「そうだな……おやすみ」
晶葉「ああ、おやすみだ」
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晶葉「……んんっ」モゾッ
モバP「お、起きたか」
晶葉「……ああ、おはようP」
モバP「おはよう、晶葉」
晶葉「さて、今日はキミに少し甘え過ぎたかな」
モバP「いつでも甘えていいんだぞ?」
晶葉「いつでもは遠慮しておくよ……だが、私が躓いたりしたらそのときはまた膝を貸してくれ」
モバP「手じゃなくてか?」
晶葉「ああ、膝だ。なんだかんだでPの膝は安心できる」
モバP「そりゃ光栄だ」
晶葉「それにキミの手は何をしでかすかわからないからな」
モバP「なんだそれは、ひどい言い草だな」
晶葉「そうか?この前私のロボを暴走させたのはどこの誰だったかな」
モバP「うっ……」
晶葉「それでも私はPのことを信頼している。だからこそ助手になってもらったのだ」
モバP「そうか……なら俺もその期待に応えないとな!」
晶葉「さて、これからも頑張るとするか。Pも隣にいてるれるし、もう私に怖いものなどないぞ」
晶葉「これからも私のプロデュースをよろしく頼むぞ、P」
おわりです
居眠りをしていたら時計の長針がすでに11を超えていました、もうしわけない
誤字脱字があったかもしれませんが、どうぞ脳内補完でよろしくお願いします
それではお目汚し失礼いたしました
余談ですが、デレステのイベントで晶葉が来るかもと期待しておりました
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