礼子「クールの大人だいたいロリコン説」 (29)

・水曜日のダウンタウンのパロディです。(実在の芸能人は出てきません)
・クールの大人組がキッズアイドルを甘やかしまくるだけのSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462977870

笑美「さぁ始まりました水曜日のシンデレラ!」

みく「みんなよろしくにゃ!」

瑞樹「よろしくね」

心「よろしく☆」

志乃「よろしく」

笑美「ほな早速、最初のプレゼンターです!」

礼子「みんなおはよう」

みく「おはようにゃ」

瑞樹「礼子さんがこういう番組って珍しいわね」

心「アダルティーな匂いがするぞ☆」

礼子「今日のお題はそういうのじゃないわよ」

礼子「結構個人的なこと…でもなかったりするのだけど」

笑美「どんなお題ですか?」

礼子「今日はこれよ」

[クールの大人だいたいロリコン説]

瑞樹「ちょっと、クールの大人って私もじゃない。 私は違うわよ?」

志乃「私も小さい子よりワインが好きよ」

笑美「志乃さんほんまちょっとぐらいワインから離れて!」

みく「礼子さんどういうことにゃ?」

礼子「私、レッドバラードっていうユニットに所属してるのよ」

心「知ってるぞ! こういうバラエティに全然出ないタカピーなユニットだな☆」

笑美「心さんタカピーはもう死語やで……」

心「うるせー!」

礼子「この前レッドバラードのみんなで飲んだのよ。 あいの家で」

笑美「東郷あいさんの家ってなんかすごい広そう」

みく「絶対でかいテレビとか高そうなオーディオとかあるにゃ……」

礼子「あなた達よく知ってるわね」

笑美「えぇ、ほんまにあるんですか?」

みく「驚きだにゃ」

礼子「問題はそこなのよ、それで何見てると思う?」

笑美「吉本新喜劇?」

みく「あいさんとは真逆にゃ!」

礼子「だいたいあってるわ、とときら学園を見てるの」

笑美「全然違うやん!!!!!」

礼子「そう? どっちもバラエティじゃないの」

みく「大雑把すぎるにゃ……」

礼子「まぁそれは冗談にしても驚いたわよ」

笑美「礼子さんも冗談言うんや……」

礼子「一応バラエティだから、ね?」

みく「やっぱりレッバラはバラエティに向いてないにゃ」

瑞樹「わかるわ。やっぱりブルナポよね」

みく「ブルナポはすぐ眼鏡の話する人がいるから逆に向いてないにゃ!」

礼子「ちょっとまだ本題に入ってないのだけれど?」

笑美「誰のせいやねん!」

礼子「良いわね、この感じ。 きらいじゃないわよ」

みく「早く説明するにゃ!」

礼子「そうよね。 それでみんなしてとときら学園を見だしたのよ」

礼子「それも熱心に」

礼子「私ちょっとびっくりしちゃったわ」

礼子「というわけでスタッフさんが聞いてくれたらしいから映像を見ましょ」

笑美「Vの振り方が雑!!」

みく「後もっとゲストの人に話を聞いてみるにゃ!」

礼子「結構難しいのね。さとうしんさんはどう思う?」

心「シュガーハァトって呼んでね!」

礼子「さとうしんさんは周りのクールの大人がロリコンっぽいなって思ったことはあるかしら?」

心「シュガーハァトって呼んでね!」

笑美「シュガーしんさん」

心「次はグーパンだぞ☆」

礼子「瑞樹はどう?」

瑞樹「私は…」

心「おいちょっと待て! そこはもう一回はぁとにふるところだろ!?」

礼子「だって殴られたくないじゃない?」

心「誰かこいつにバラエティ教えてやれよ☆」

志乃「あ、そういえばこの前楓ちゃんとお酒飲んだときに」

心「あんたもか!」

笑美「シュガーハートさんは黙ってて!」

心「そこでちゃんと呼ぶのかよ。 まぁありがとうな☆」

志乃「そう、この前飲んだときに楓ちゃんが言ってたのよ」

志乃「私、由愛ちゃんと姉妹なんですよねって」

みく「由愛ちゃんってあの成宮由愛チャン?」

志乃「そうそう、あの事務所で絵描いてる子」

みく「説明が雑にゃ……」

志乃「まぁ確かにヘアスタイルも似てるし言われてみればそうかもって思ったのよ」

礼子「えっ? 志乃今酔ってるの?」

志乃「今は酔ってないわよ。 そのときはほろ酔いだったからなんとなくのってみたのよ」

志乃「そしたら楓ちゃんが「絵を描いてるときにこっそり高垣ヘアにしようと髪をいじったら怒られました」って言い出して」

志乃「いくらほろ酔いでもちょっとひいたわね……」

みく「確かにそれはやばそうにゃ……」

志乃「まぁその後「私も由愛ちゃんに絵を教わろうかしらたかかきの高垣、なんちゃって」って言ってたからちょっと安心したけどね」

笑美「おぉ、オチもバッチリや。 流石志乃姐さん!」

志乃「でもほんと、クールだからって私生活までクールとは限らないわよ?」

礼子「そうよね、私達だって熱い夜を過ごすこともあるわ」

みく「礼子さんがそういうとすごくアブない感じがするにゃ……」

礼子「というわけでやっぱりクールの大人組はロリコンが多いって結論ね」

礼子「むしろここに居ない人全員がロリコンなんじゃないかしら?」

礼子「あら、結論出ちゃったわね」

笑美「早い!」

みく「まだVいってないから!!」

瑞樹「そうよ! 折角私がナレーションしたんだからちゃんと見ましょ!」

礼子「あなた達映像をまだ見せるなっていったり見せろっていったり難しいわね!?」

笑美「わかるやん!」

みく「そうにゃ!」

礼子「それでは映像を見ましょう」

――――――――――

瑞樹「圧倒的な歌唱力で人々を魅了する正統派ユニット、レッドバラード」

瑞樹「一見クールな彼女らはキッズアイドルと相対したとき、はたして本当にクールではなくなってしまうのか?」

瑞樹「クールの大人、だいたいロリコン説を検証」

瑞樹「ということで今回は嘘の番組の打ち合わせと称してクールの大人とキッズアイドルを控室に二人きりにしてみました」

瑞樹「もちろん隠しカメラがあることは伝えていません」

瑞樹「最初はこの人」

スタッフ「あっ、すみません電話が…。 こちらで少々お待ち下さい」

千秋「少々って…いきなり打ち合わせを抜けるってなんなのよ……」

瑞樹「レッドバラードの千秋ちゃんね、あんまり小さい子に興味があるイメージはないけどどうなのかしら?」

雪美「千秋……おこなの……?」

千秋「そんなことないわよ。 少しだけ待っていましょう」

雪美「千秋……ここ……お菓子…たくさん…食べて…いい………?」

千秋「良いわよ、でも食べ過ぎないようにね」

雪美「うん……」

千秋「どれがいい?」

雪美「イチゴの……チョコ……」

千秋「これね、はいどうぞ」

雪美「あー…ん……………美味しい」

千秋「ふふっ、本当にイチゴが好きなのね」

雪美「千秋……イチゴ……嫌い……?」

千秋「私も好きよ」

雪美「食べないの……?」

千秋「いいのよ、私はチョコを食べてる佐城さんを見てるほうが好きだから」

雪美「…………?」

スタッフ「すみません戻りました」

――――――――――

笑美「うわ、一個目から結構ハードやったな」

みく「流石に猫かわいがりの領域を超えているにゃ……」

楓「猫だけに、ですね。 うふふ」

みく「改めて解説しないでほしいにゃ」

礼子「これ放送できるの?」

瑞樹「正直ギリギリよね」

心「ギリギリアウトのほうのギリギリだな」

志乃「これってもしかしてレッドバラード全員分あるの?」

笑美「えーっと、全員分あるそうです」

みく「ハードにゃ……」

礼子「次行きましょう」


――――――――――

瑞樹「お次はこの人」

千夏「電話だなんて、失礼しちゃうわね」

唯「まぁまぁちなったん落ち着いて。 スタッフさんが居ないうちにおやつ食べちゃおーっ!」

千夏「そうね、怒っても仕方ないわ」

唯「こういうのって誰が買ってきてくれるんだろ? モバPちゃんかな?」

千夏「どうかしら、他の人だと思うけれど」

唯「そっかー」モグモグ

千夏「唯ちゃん、そんなに食べると太っちゃうわよ」

唯「大丈夫大丈夫♪ 唯の場合は全部栄養が胸に行くから~☆」

千夏「そう」

唯「イヤンッ、ちなったんのえっち」

千夏「私まだ何もしてないのだけれど?」

唯「まだってことは~~~~? 唯にいたずらしちゃう? しちゃう?」

千夏「しないわよ」ジーッ


――――――――――

礼子「ずっと胸ガン見してたわね」

志乃「今時男子中学生でもあそこまで見ないわよ」

みく「っていうか唯チャンって別にロリじゃにゃくにゃい?」

笑美「みくはんよく噛まんと言えるな」

みく「プロだからにゃ」

礼子「まぁ千夏は除外ね、今のはまた別の方向にあれだったけど」

瑞樹「私ナレーションしたから知ってるんだけどこの後も結構ハードよこのV」

礼子「じゃぁこの辺で終わりにしちゃう?」

みく「だから最後までちゃんとみるにゃ!」

――――――――――

瑞樹「三人目はこちら」

あい「かなり急いで出て行ったが、何かあったのだろうか……」

薫「もしかしてきんきゅーじたいかなぁ?」

あい「どうだろうね。 ここで待っているように言われたから、おとなしく待っていよう」

薫「はーい」

あい「それにしても妙な部屋だな。 こんなにお菓子が置いてある…まるで待つことが想定されて居たみたいだ…」

薫「どういうこと?」

あい「最初からここで私達が待つことになって居たのかもねってことだよ」

薫「あーそれ知ってる!」

あい「えっ?」

薫「それってうんめーって言うんだよね? ね!?」

あい「」

薫「あれ? 違う? うんめーだようわああああっ!あいお姉ちゃん鼻血出てる! ティッシュ! ティッシュ!!」

薫「だいじょーぶ!? ティッシュだよ! お鼻につめて!」

あい「す、すまない……もう大丈夫さ」

薫「ほんと? ほけんしつ行く? あっ、間違えたびょういん行く?」

あい「うっ」ドバッ

薫「あいお姉ちゃん!?」

時子さんと法子

――――――――――

瑞樹「わかるわ、そういうタイプもあるわよね」

礼子「わかるわじゃないわよこれ、あいは結構信頼してたのだけれど……」

笑美「ほんまに鼻血ぶーってあるんやなぁ」

みく「すごいにゃ」

心「まぁまぁ、まだもう一人居るじゃん……」

礼子「ここまできたらもう希望を持つしかないわ」

志乃「最後の希望が未成年ってどうなのよ」

>>16
ごめんなさい今回クールの大人に限定してしまったので時子さんは出てこないです……
でもときのりこもいいですよね!


――――――――――

瑞樹「お次はこの人」

アヤ「スタッフさん行っちゃったよ、暇になっちまったなぁ」

こずえ「アヤー…暇なのー? あそぶー?」

アヤ「遊ぶって言ったってここ何もないぞ?」

こずえ「おにんぎょー…もってないのー?」

アヤ「ごめん、今日はもってきてないんだ」

こずえ「ちぇー…じゃぁ…おやつごっこー」

アヤ「おやつごっこ」

こずえ「おやつで…おにんぎょーさんごっこー…」

アヤ「えっ、これでやるのかよ」

こずえ「こずえはねー…チョコだよ―…あまいよー…」

アヤ「じゃぁアタシはビスケットだぞー。さくさくだぞー」

こずえ「わー…たべられるー…えへへー」

――――――――――

礼子「これよこれ、こういうソフトな感じでいいのよ」

みく「これはロリコンというより面倒見のいいお姉ちゃんって感じだにゃ」

志乃「でもこれなかなかおもしろかったわね、この番組を肴にお酒を飲みたいわ」

笑美「これ無くても志乃さんは呑むでしょ!」

心「ほんと最後はスウィーティーな内容でよかったな」

笑美「まだ最後やないですよ?」

礼子「いやもう終わりでいいわよ」

笑美「では続きをどうぞ!」


――――――――――

瑞樹「我々調査班はレッドバラードでは飽きたらず他のアイドルについても調査することにした」

瑞樹「わかるわ、結構キッズアイドルと一緒に居る子って多いわよね」

涼「行っちゃった。 まぁしばらく待っとくかぁ」

小梅「うん…死体ごっこ…する……? 道具…持ってきた」

涼「それこの前本気でやって救急車呼ばれかけたやつだろ?」

小梅「えへへ…」

涼「褒めてねぇよ! ほめてねぇけど可愛いな小梅は!」ギュッ

小梅「苦しい…でも…気持ちいい」

涼「あっ、すまんちょっと強くしすぎた」

小梅「ううん…ちょっと…強いほうが気持ちいい…」

涼「」ムラァッ

小梅「涼さん…なんだかイケない顔してる…」

――――――――――

礼子「れ、レッドバラードだけじゃないってことがわかってよかったわね」

笑美「せ、せやな…」

みく「ど、どんどんいくにゃ!」

――――――――――

文香「…いってしまいました」

ありす「まぁいいじゃないですか、おやつでも食べて待っていましょう」パクッ

文香「…チョコレートは好きですか?」

ありす「好きですよ、特にイチゴ味のチョコレートが好きです」

文香「…知っていますか? チョコは接吻の四倍脳を興奮させるそうですよ」

ありす「せっぷ…えっ、文香さん?」

文香「…どうですか? 興奮しますか?」

ありす「そ、そんなこと言われてもわかりません!」

文香「…ふふっ……」

ありす「せ、接吻なんて…したことありません……」

文香「………比べてみますか?」

ありす「えっ?」

文香「…ふふっ、冗談です」

ありす「そ、そうですか…」



瑞樹「結論、クールの大人は大体子どもが好き、そして子どもはお菓子が好き」

――――――――――

みく「なんだか最後すごくドキドキしたにゃ」

志乃「いいわね、少女漫画みたいで」

礼子「あら、志乃が少女漫画読んでたのって江戸時代じゃないの?」

志乃「あんた同い年なんだからそういうのやめなさいよ」

礼子「………そうね」

笑美「…そのネタは流石に突っ込まれへんからやめて!」

礼子「結局結論としてはクールの大人はロリコンが多いってことね」

心「クールって案外イロモノが多いな!」

礼子「あなたほどじゃないわよ」

心「おっやるか?」

笑美「でもこの企画、パッションとキュートでもやったら面白そうやんな」

みく「ん~でもキュートってあんまり大人の人がいないにゃぁ」

笑美「確かに、レナさんとか?」

志乃「あの保母さんみたいな子いるじゃない」

みく「亜里沙チャンにゃ! さっきから人の紹介が雑にゃ!」

笑美「酔うてはります?」

志乃「ちょっとだけよ?」

礼子「また収録前に飲んだの!?」

志乃「大丈夫よ、今回は半分だけにしてあるから」

心「クールってなんかすごいな!」

礼子「ちょっと私も一緒にしないでよ」

みく「まぁまぁ」

笑美「というわけで礼子さんが持ってきてくださった説の結果は」

みく「クールの大人は大体子どもが好き、そして子どもはお菓子が好き でした~」

笑美「来週もまたみてな~」

みく「ばいばいにゃ~」


終わり

以上です。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美ちゃんをよろしくお願いします。


前作です。
七海「針を呑む」
七海「針を呑む」 - SSまとめ速報
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