泰葉「いつだって~思い出をつ~くる時には貴方と~二人が~いい~」
https://www.youtube.com/watch?v=nHF8_2KhoDM
まゆ「あ~なただ~けっ見つめってる~」
https://www.youtube.com/watch?v=0q-88ThiyoQ
智絵里「そ~ら~に~消えて~った~打ち上~げ~は~な~び~」
https://www.youtube.com/watch?v=1ozqeJoDBdA
モバP「エェェエェェンドレェスレェイン fall on my heart 心の傷ゥゥにィ」
https://www.youtube.com/watch?v=f6ZQLj1KWiM
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461857495
P「おうお疲れさま~楽しかったぞ~」フリフリ
智絵里「はい、では……」フリフリ
まゆ「今度は二人きりで行きましょうねぇ」ブンブンブンブン
泰葉「はい……はい、一時間延長で……」フリフリ
バタム
まゆ「というわけで今日はカラオケに集まってもらったわけですけども」
泰葉「うーんどこからツッコんだものかな」
まゆ「何がですか」
泰葉「まず当たり前のようにPさんがいたのは何故」
まゆ「最近Pさんが昼休みはカラオケに行こうか迷ってるという情報を仕入れまして」
泰葉「で、そのついでに集まったと」
まゆ「はい」
智絵里「……二人きりじゃなくてよかったの?」
まゆ「……!!」ハッ
泰葉「そんなバカな」
まゆ「まゆってばなんてことを……」ズーン
泰葉「あと選曲ね」
智絵里「プロデューサーさんってX JAPANキーそのままで歌えるんだね……」
まゆ「必ず歌う曲まで調べておいたのに何故……」ズーン
泰葉「なに、よほど切羽詰まった状況でも起こったの?」
まゆ「あ、はい……。えっと、そのことなんですけど……」
まゆ「総選挙、結局やってるじゃないですかぁ」
智絵里「うん、やってるね」
泰葉「あれ、でもPさんって今回の選挙やる気無いみたいなこと言ってたような……」
まゆ「はい……響子ちゃんのCDが出たのがよほど嬉しかったようでそんなことを口走っていたんですが……」
泰葉「けど……?」
まゆ「中間発表を見たPさんがですね……」
P『ほぼボイス選挙じゃねえかフゥ! こいつぁ面白くなってきたZE!』
まゆ「と、そんな感じのことを……」
泰葉「そんなゴキゲンだったっけPさん……」
まゆ「よほどご機嫌だったんでしょうね……」
泰葉「まあプロデューサーとしては一人でも多くのCDを出せる方が嬉しいだろうね」
まゆ「はい、そのチャンスって非常に貴重なものだそうですから」
智絵里「あ、もしかして……」
まゆ「智絵里ちゃんは分かってくれたみたいですねぇ……」
泰葉「……? 何のことかな……」
まゆ「いや、Pさんが一人でも多くのアイドルのCDの機会を欲しているとしたら……ですよ?」
まゆ「まゆ達ちょっと選挙頑張り過ぎちゃった」テヘ
泰葉「急に軽い」
智絵里「てへぺろ、ですっ」テヘペロ
泰葉「うわあ凄い軽い」
まゆ「いやあすいませんねぇ安定感あって」フフーン
智絵里「ぼ、ボクがカワイイばかりにご迷惑を……///」カアア
泰葉「智絵里さんも恥ずかしいならそのノリ付き合わなくていいんだよ?」
まゆ「というのは冗談で、どうやらPさんが一番欲しているのは他アイドルの躍進のようなんですけどまゆ達は一体どうすれば」
泰葉「いや、まあ……いつも通りに頑張ればいいんじゃないかな」
泰葉「この業界……喰い合い奪い合いだから……」ハイライトオフ
まゆ「効果的に特技使うのやめてくださいよぉ……」
泰葉「でもいつも通りに頑張ればいいっていうのは本音だよ?」
泰葉「結局最後に誰に投票するか決めるのは私達のPさんなんだから、ね?」
まゆ「そうですねぇ……分かってはいるんですけど……」
智絵里「……あ」
まゆ「どうしました?」
智絵里「……ってことは、さっきPさんの前で歌った曲もひとつのアピールにはなったのかな?」
泰葉「!」
まゆ「!!」
泰葉「Pさん言ってたよね。『どうしたんだいちひろさん、今回は大量の投票券が楽に手に入るぞ』って……」
まゆ「周子さん言ってましたねぇ……『DEPARTURESは泰葉がここぞってタイミングで出してくる勝負曲だよ』って」
泰葉「……」
まゆ「……」
泰葉「初めて一緒にカラオケ行くからはりきっただけだよ?」
まゆ「『貴方が私を選んでくれたから』なんてまさにPさん好みの言葉ですよねぇ?」
智絵里「あ、あの、喧嘩は……」オロオロ
BGM:サンライズ
https://www.youtube.com/watch?v=qS-W3UwdQWQ
まゆ「『いつの日から細く長い道がはじまる』とか『だけど春は明るく陽ざしあびたい』だとか、かなり自分と重ねた歌じゃないですかねぇ?」
泰葉「まゆさんのアレこそ明らかに勝負曲でしょ」
まゆ「まゆはいつも通りのまゆですよぉ?」
泰葉「周子さんから聞いたよ?」
まゆ「っ、で、でも『少しでも伝えたくて』とか『届けたくて』とか『そばにいてほしくて』とか露骨にボイス欲しいアピールの――」
泰葉「『前髪が伸びたね 同じくらいになった』って私のどこと重なる?」
まゆ「ふぐぅぅぅ……」
まゆ「で、でもっ、ほら、あの……えっと……ふぐぅ……」
智絵里(まゆちゃんの言うことも間違ってない気はするけどなあ……)
泰葉「というわけで、この話は置いておこう。ね?」
まゆ「はい……口の軽い共通の知り合いがいるって大変ですね……」
泰葉「あれが現シンデレラガールの力だよ」
まゆ「一位って、凄いんですねぇ……」
まゆ「ところで思ったんですけど」
泰葉「今度は何……?」
まゆ「泰葉ちゃんてハイライト消したら軽々票稼げる気がするんですよぉ」
泰葉「何故そんな手段に乗ると思ったの?」
智絵里「あっ……はい、え? あ、もう十分前ですか……はい」
智絵里「あの……どうしよう?」
まゆ「……」
泰葉「……」
「「延長で」」
完
おしまい
文字通りのお粗末さまでした
響子Pもずっと続けてるんでCuに関して悪く言うようなつもりって全くないんです
ただ担当のCDが出る喜びを改めて実感したもんで、やっぱりなるべく多くのCDが出た方が素敵だなと
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません