八幡「無駄な知識が明日のあなたを変える」小町「トリビアの泉へようこそ」 (51)

比企谷八幡「トリビア………生きていく上で全く必要のない無駄な知識」

八幡「かの有名なSF作家アイザックハシモトはこう言いました。『人間は無用な知識が増えることで快感を得られる唯一の動物である』と……」

八幡「今回は、一体どんなトリビアが、私達を『へぇ』っと言わせてくれるのでしょうか………」




~チャ~ラララ~、ラララ~ララ~ラ~♪


俺ガイルで、

トリビアぁぉぉぉ~~~♪



《トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~》
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八幡「ムダな知識が明日のあなたを変える、トリビアの泉へようこそ! 司会の比企谷八幡です」

小町「はいはぁーい、同じく司会の妹の比企谷小町でーーす!」



結衣「って、いやいやいや!」

雪乃「これは一体どういうことかしら?」

八幡「なんだよお前ら?番組始まったばかりなのにもうクレームか? 一体何があったっていうんだよ」

結衣「いやいや、それはこっちのセリフだし! いきなりスタジオに連れて来られてなんかいきなりわけのわかんない番組始まったし!! スタジオのセット水とか流れててなんか凄いし!」

雪乃「比企谷君、それに小町さん、これは一体何事かしら?」

八幡「何事って、トリビアだよトリビア。なぁ小町?」

小町「そうそう、雪乃さんってあまりバラエティ観るイメージないから、ひょっとしてトリビアの泉知らない感じですか?」

雪乃「いえ、有名な番組だしさすがに私でもトリビアは知っているのだけれど」

結衣「私も知ってるけど、なんでまた急に?」

小町「……………ええ〜、トリビアの泉ではお手元にある"へぇボタン"でいかに感銘を受けたかスイッチを叩くことで評価してもらいます!」

結衣「ちょ、スルーされたしッ!?」

雪乃「由比ヶ浜さん、よくわからないけどここは彼らのノリに合わせた方が良さそうね」

結衣「う、うん……」

小町「そして品評会会長は総武高校奉仕部部長の雪ノ下雪乃さんです!パチパチパチ〜〜」

雪乃「何故私が部長なのかしら?」

八幡「部長だからじゃねえか?」

結衣「うわ、そんな理由なんだ」

小町「そして副会長は、同じく奉仕部に所属する由比ヶ浜結衣さんです。パチパチ〜〜!」

結衣「えっ、私が副会長なんだ? でも本家のトリビアで副会長とかあったっけ?」

八幡「細かいことはこの際気にすんな。ま、ビビる大木的ポジションってことだな」

結衣「うぅぅ………あんまし嬉しくないし」

雪乃「ところで、品評会のメンバーは私と由比ヶ浜さんの二人だけなのかしら? 本家では五人いたはずだけれど? 私がタモさんで由比ヶ浜さんがビビる大木だとしても、荒俣先生の枠と、それから準レギュラーポジだったベッキーや矢口真里のポジションが埋まっていないわ」

結衣「ゆきのん意外とトリビアに詳しいし……」

小町「心配ご無用! 雪乃さん達以外にも今回はこちらの方々にゲストときてお越しいただきましたぁーー!」




いろは「どもっ、一色いろはです。総武高一年で生徒会長もしてまーす」

平塚「平塚静だ。総武高校で国語教師をしている。生徒指導でもあり、そして何より奉仕部の顧問でもる。よろしく頼む」

結衣「うわ、平塚先生にいろはちゃんいつの間に!」

平塚「うむ、連れて来られてな」

いろは「先輩、可愛い後輩がわざわざ来てあげましたよ〜」

八幡「はいはい、あざといあざとい」

雪乃「このメンバーでトリビアを品評するということなのかしら?」

小町「その通りです」

八幡「つうか、この並びだと一色がベッキーで平塚先生は矢口真里のポジションか?」

一色「ちょ、せっかくわざわざスタジオまで来てあげたのになんですかいきなり! あまりにも酷すぎませんかそれッ!? あんなゲスの極みと不倫するような肉ベッキーと一緒にしないでくださいよ!!」プンプン

平塚「落ち着け一色、ベッキーは未婚なだけまだマシだ! 矢口真里なんて自分が既婚者だったにもかかわらず不倫したんだぞ! しかもその現場を夫に見られたんだぞ……………うぐっ、不倫出来る相手がいるだけ羨ましいのかもな………」

結衣「うわっ、平塚先生が落ち込み始めたし!」

八幡「さて、平塚先生が落ち込んだところで早速始めようか」

雪乃「平塚先生に対するフォローは何もないのかしら………」

小町「それではさっそく参りましょう。まずはこちらのトリビアです!」


No.001
愛知県 浅井崇さん(33)からのトリビア



「小便戸塚もいる」


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八幡「マジかそれ!? 戸塚、戸塚ァァァァーーーーーーッ!!!」

ヘェ〜ヘェ〜!!


小町「ちょ、お兄ちゃん落ち着いて!!」

結衣「てかなんだしこのトリビア!? マジキモいしーーー、ヒッキーの変態///」

いろは「うわ、なんですかこれセクハラですか!?ごめんなさい先輩私マジ無理ですこういうの」ペラペラ

雪乃「それ以前に待ちなさい比企谷君、どうして高橋克実ポジションのあなたまでへぇボタンを持っているのかしら?」

結衣「あっ、ほんとだ!! 高橋克実はへぇボタン押す側じゃないじゃん! 八嶋智人と一緒に司会する側の人じゃん」

平塚「ああ、毎回最後の方でいう一言コメントが地味に好きだったな」

小町「あ、言い忘れてましたけどお兄ちゃんも品評会の一員です。だからそっちの席は四人だけでしょ? お兄ちゃんは荒俣先生ポジでもあるんです」

八幡「戸塚、戸塚ーーーーッ!!」
ポチポチ、ヘェーヘェー♪

結衣「ちょ、ヒッキーのへぇボタン20へぇいってるし、ヒッキーマジキモいから………!」

小町「お、さっそくお兄ちゃんから満へぇを頂きました。拍手ーー!」

平塚「いや、拍手すべきことではないだろう」

雪乃「それに、一発目からこんなトリビアでいいのかしら………」

小町「それじゃさっそく見てみましよう。こちらが確認のVTRです」

ナレーター『実際に行ってみた』

結衣「あ、ナレーションもあるんだ」

いろは「何だか懐かしいですね。わりと凝ってるし」

ナレーター『それは小便小僧のふるさとベルギーの首都ブリュッセルにいた』

ナレーター『それではじっくりとご覧いただこう!』




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八幡「戸塚ァァァァぁぁぁぁーーーーーーーー/////」
カタカタカタ


小町「ちょ、お兄ちゃん落ちついて! まだVTRの途中だし、しかもお兄ちゃんのボタンもう20いってるから!!」



ナレーター『確かに小便小僧もいた』

ナレーター『ベルギーにご旅行の際は、ぜひ一度お立ち寄りください』

小町「さあどうでしょうか〜〜〜!」


ポチポチポチ

ヘェ〜ヘェ〜ヘェ♪


小町「おお、一気に明るくなったね」

八幡「戸塚……………///」
カタカタカタ

雪乃「小町さん、そこの腐った目をした性犯罪予備軍がとんでもい顔をしながらボタンを押してるんのだけれど」

結衣「ヒッキー………それマジキモいから」

いろは「しかも比企谷先輩のもう満へぇだし」

平塚「それにさっきVTRの途中でも押してたからな………こんな時、生徒指導としてどう接してやれば……」


八幡「ふぅ………それじゃ小町、補足トリビアを頼む」

小町「はいはぁ〜い、ここからは小町による補足トリビアです」

いろは「え、その感じで元に戻るんですか」

小町「VTRの中で小便戸塚さんは檻に入ってましたけど、それは盗難を防止するためです」

結衣「へぇ〜、そうなんだね」
ポチ、ヘェ〜

小町「1987年にレストランのオーナーが客寄せのためにつくったそうなんですが、あまり評判は良くないそうです」

平塚「まああんなに生々しくつくられてはな……」

雪乃「そうですね。客寄せならパンダがいいわ、つまりパンさん銅像を建てればいいのよ」

八幡「それ、お前がパンさん好きなだけだろ」

小町「それでは80へぇを超えましたので品評会会長の雪乃さん、粗品をお願いします」

結衣「あ、そこもやるんだね!」

雪乃「そうね…………なら、オムツを差し上げるわ」




小便戸塚もいる 98へぇ

※投稿者 愛知県 浅井崇さんには賞金9800円とオムツを差し上げたいです

八幡「今日のトリビアは明日使えるものばかりでしたね」

いろは「え、もう終わりなんですか!?」

平塚「一つしか紹介してないぞ…」

小町「トリビアの泉 本日最も高いへぇ 『小便戸塚もいる』には、 金の脳を差し上げたいです!」

結衣「『差し上げたいです』なんだ……」

雪乃「つまりは差し上げないということなのね」

小町「そしてお兄ちゃんが個人的に気に入ったトリビアに贈る銀の脳ですが、一つしか紹介してないのでありません」

八幡「銀の脳を集めると、金の脳と交換できるぞ!」

平塚「……………なんだこれは」

いろは「とんだ茶番ですね」


小町「それではトリビアの泉、また次回ーー!」





結衣「ねえねえゆきのん、これまたやるの?」

雪乃「さぁ………」

八幡「気が向いたらやるぞ」





おわり

アイザックハシモトって誰?
アシモフじゃないのか?

>>24 ご指摘ありがとうございます。書き間違えました。

>>1
訂正します。
アイザックハシモトはアイザックアシモフです。

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