幸子 「おやすみなさい」
輝子 「おやすみ幸子ちゃん」
幸子 「・・・はいストップです」
輝子 「どうした?」
幸子 「一応聞きますがここボクの部屋ですよね?」
輝子 「そうだな」
幸子 「お泊りの約束とかしてないですよね?」
輝子 「そうかもな」
幸子 「そうです」
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輝子 「あ、ひょっとして恥ずかしくなったか?い、いいぞ幸子ちゃんのタイミングで///」
幸子 「すみませんちょっと何言ってるかわかんないです」
幸子 「そもそもどうやって入ったんですか?」
輝子 「?幸子ちゃんがお風呂入ってる時にカギ開けて入っただけだぞ?」
幸子 「ツッコミどころしかないですね」
輝子 「え、そんな幸子ちゃん・・・そういうのはまだ早い////」
幸子 「輝子さんの耳には何が聞こえてるんですか?」
輝子 「それはそうと寝ないのか幸子ちゃん?」
幸子 「少なくとも今の輝子さんと一緒に寝る勇気はないですね」
輝子 「わかった。じゃあ一緒にお風呂入ろう」
幸子 「何がわかったんですか。あと「じゃあ」の使い方間違ってませんか?」
輝子 「一緒にお風呂入れば満足して帰るぞ」
幸子 「えぇ・・・」
幸子 「正直不安しかありませんがそれで帰るのなら」
輝子 「いいいいいやっほおおおおおおおおう!」
幸子 「うるさいです」
輝子 「すまん」
幸子 「お湯入れなおしますので静かに座っててくださ・・・」ガチャ
小梅 「・・・・」ヤア
幸子 「・・・・」
小梅 「トリックオアトリー・・・」
幸子 「・・・」パタン
輝子 「どうした?」
幸子 「輝子さんのおかげで幻覚が見えました」
輝子 「わ、私のおかげなんてそんな///」
幸子 「気持ちを伝えるって難しいですね」
小梅 「トリックオアトリート、幸子ちゃん」ガチャ
幸子 「幻覚じゃなかった」
小梅 「お菓子をくれなきゃイタズラするよ?」
幸子 「この状況がすでに」
小梅 「お菓子ある?」
幸子 「えっとたしかテーブルの上に・・・」
幸子 「あれ、ない」
輝子 「ごめん、さっき私が食べた」
幸子 「ちょっと」
小梅 「これはもうイタズラするしかないね」
幸子 「いやいや」
輝子 「打ち合わせ通りだな」
幸子 「計画的犯行じゃないですか」
輝子 「いやいや」
輝子 「あ、それはそうと」
幸子 「?」
輝子 「こんばんは小梅ちゃん」
小梅 「こんばんは輝子ちゃん」
幸子 「この状況じゃなければ普通の挨拶なんですが」
輝子 「呼んでおいた」
小梅 「呼ばれておいた」
幸子 「家主ってなんでしょうね」
輝子 「小梅ちゃんもお風呂入る?」
小梅 「そう思って入れておいた」
輝子 「さすがか」
幸子 「小梅さんも入るんですか?」
小梅 「ダメ?」
幸子 「ダメというか・・・」
小梅 「?」
幸子 「2対1では分が悪いですね」
輝子 「何もしない何もしない」
小梅 「健全健全」
幸子 「全く信用できないですね」
輝子 「ばかな・・・」
小梅 「どこで間違えた・・・」
幸子 「強いて言うなら今ここでですね」
輝子 「どうしよう、このままじゃ「幸子ちゃん既成事実計画」が・・・」
小梅 「また考え直す・・・?」
幸子 「聞かなかったことにしたいので、せめてボクのいないところで話してくれませんか?」
幸子 「・・・・まあでも、別に一緒にお風呂くらいいいですよ」
輝子 「!」
小梅 「!」
幸子 「輝子さんも小梅さんもボクが本気で嫌がることはしないと思うので」
輝子 「さすが幸子ちゃん!涙目でスカイダイビングさせたいアイドルNo.1!」
小梅 「褒めまくって困らせるかイジって困らせるか悩みどころアイドルNo.1!」
幸子 「台無しです」
輝子 「気が変わらないうちに入ろう入ろう」
小梅 「幸子ちゃん大丈夫?脱ぐの手伝おうか?」
幸子 「何でその発言が大丈夫だと思ったんですか。遠慮します」
小梅 「そ、そうだね///輝子ちゃんもいるし、また今度だね///」
幸子 「ボクの日本語は小梅さんにどう伝わってるんですか?」
輝子 「わ、私は3人でも別に・・・///」
小梅 「えっ///」
幸子 「ボク2人と同じ言語使ってますよね?不安になってきたんですが」
輝子 「じゃ、お風呂入るか」
小梅 「うん」
幸子 「あ、はい」
~~入浴後~~
輝子 「ふぅ、さっぱりした」
小梅 「お湯入れて待ってたかいがあった」
幸子 「もっと別のことを頑張ってください」
輝子 「どうする?やっぱり幸子ちゃんが真ん中か?」
小梅 「ベッドから落ちると危ないし壁際でいいかも」
幸子 「お泊りが確定してることにツッコんだら負けですか?」
輝子 「?」
小梅 「?」
幸子 「いえ何でもないです」
輝子 「幸子ちゃんを真ん中にして壁に寄ろう」
小梅 「落ちないためだからね。うんとくっつかないとダメだよね」
幸子 「はあ、もうそういうことでいいです」
輝子 「いえええええええええい!」
小梅 「ひゃっはあああああああ!」
幸子 「うるさいです。小梅さんも乗らないでください」
輝子 「すまん」
小梅 「ごめん」
幸子 「では布団に入りましょう」モゾモゾ
輝子 「おー」モゾモゾ
小梅 「うん」モゾモゾ
幸子 「電気消しますね。あ、それと・・・」
輝子 「?」
小梅 「?」
幸子 「寝てるときに変なことしないでくださいね?」
輝子 「小梅ちゃんこれは・・・」
小梅 「わかってる。「押すなよ、押すなよ」ってやつだね」
幸子 「ちがいます」
輝子 「フヒ、またまた」
小梅 「またまた」
幸子 「何かしたら明日1日口ききませんからね」
輝子 「・・・頑張ろう小梅ちゃん」
小梅 「そうだね。頑張って耐えよう」
幸子 「何に耐え・・・あ、やっぱり言わなくていいです」
小梅 「うん」
輝子 「じゃあおやすみ幸子ちゃん、小梅ちゃん」
小梅 「おやすみ幸子ちゃん、輝子ちゃん」
幸子 「おやすみなさいです。輝子さん、小梅さん」
~~次の日~~
P 「すごかったな幸子!」
幸子 「何がです?」
P 「ほら、昨日のドッキリだよ」
幸子 「ああ、「興奮したら負け!~人は突然のドッキリに耐えられるか?~」でしたっけ?」
P 「ドッキリやることしか伝えてなかったのによく耐えたな」
幸子 「いきなり「今度ドッキリやるけど興奮するの禁止な」って言われたときは意味がわかりませんでしたけどね!」
P 「はは、すまんすまん」
P 「それにしても、まさか幸子があんな冷静にツッコミできるとはなぁ」
P 「幸子は絶対「何やってるんですか輝子さん小梅さん!早く帰ってください!」ってなると思ったよ」
幸子 「ふふん。ボクを侮ってましたねPさん」
P 「全くだ。何か興奮しないコツとかあるのか?」
幸子 「うーん、なんというか・・・」
P 「うん」
幸子 「あれくらいなら日常茶飯事なので」
P 「・・・うん?」
幸子 「コツというか普段のツッコミをどう抑えるかがポイントですね」
P 「あ、ああ」
幸子 「まぁ、2人とも放送されるのを考えたのかいつもよりおとなしかったですが」
P 「え?」
幸子 「そんなとこです。あ、ボクそろそろレッスンに行きますね」
P 「え、うん」
幸子 「カワイイボクはレッスンも全力ですよ!では行ってきます」タッタッタ
P 「いってら~」
P 「・・・・」
P 「うん?」
おわり
まゆ 「もしも幸子ちゃんを監禁したら」
幸子「お疲れ様ですっ。カワイイボクが帰りましたよ~・・・って」
小梅 「ある意味私たちは幸子ちゃんに困らされている」
凛 「幸子ってそんなに可愛いかな?」
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