英雄「そうだ。世界を救おう」 (6)

英雄「何もなくなったな。」

男が見つめる先には、かつて彼が暮らしていた城のガレキが積み重なっていた。どうやら、魔物退治に行ってる間になにかに襲われたらしい。
別に悲しいとは思わなかったが、同僚がいなくなったと思うと何だかつまらない。

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淫魔「そうね。すっかり、綺麗になったわ。」

薄い桃の髪を弄りながら、淫魔は呟いた。
今日は黒いほぼ下着のような服を身につけている。

水魔「これ誰がやったのー?」

不思議そうに水魔は呟いた。空色の髪は一つにまとめてあり、涼し気な感じをさせる。

英雄「この魔力の匂いからして…………ドラゴンか。」

淫魔「闇の国のドラゴンね。あの聡明なドラゴンが自らの意思で滅ぼすわけがないし。誰かに操られてたんじゃない?」

水魔「ふーん分かんない」

淫魔「あら。ごめんなさい。お子様には難しかったかしらぁ?」

水魔「むぅ。お子様じゃないもん!1000歳だもん!オバサンとは違うもん!」

淫魔「………………ちょっと。誰がオバサンだって?」

火花を散らす二人を尻目に、近くの街に向かう事にしよう。

道をまっすぐ進んでいけば、目的の街へと着く。

淫魔「あ、魔物」

水魔「えーとこれは……。オーク?」

英雄「珍しいな。こんな平和な地にオークとは」

醜いオークは淫魔の存在を認めると真っ先に襲いかかった。女でも探していたのだろう。
オークは性欲が強く、体長5センチ程度の妖精族から、人間のオスまで手当たり次第犯していく。そこまでして子孫を残したいんだろうな、多分。

淫魔「近づかないで♪気持ち悪い」

ニッコリと淫魔は微笑むと、オークの唇を奪った。オークは嬉しそうに笑ったがだんだん体から水気がなくなっていった。どうやら、魂を吸い取られたようだ。

淫魔「やっぱり、低級亜人の魂はまっずいわね。後で、精液ちょーだい」

英雄「…………はいはい。」

水魔「ねぇねぇ、ハガル。こーゆう女の人のことを人間の言葉で『いんらん』ってゆーんだよね?」

誰だ。この子にこんな言葉教えたの。


遅れましたが、英雄のことをハガルと呼ばせていただきます。

なんやかんやあって、街についた。
宿屋はどこかと探している最中、何回か物を強引に売られた。菓子類は水魔にあげて、よく分からないイモリの黒焼きは、そのへんに歩いていた猫にあげた。


宿屋につき、部屋を二つ取っておく。
普通の人には、淫魔と水魔は見えないため、何で部屋を二つとるか分からず、不思議がられた。
水魔を一階の奥の部屋に泊まるように言い、淫魔と一緒に二階の部屋にはいる。
部屋に入ると早速、淫魔はダブルベッドに俺を押し倒した。

淫魔「ほら、ヤりましょう?」

英雄「何をだ?」

淫魔「男と女がいるなら、ヤることは一つよね・」

以下、描写するの面倒なのでセリフだけでご覧下さい。

「んむぅ……」
「あっ…………そこは舐めちゃダメよ?」
「やっ!ダメって言ってるのにぃ!」
「らめぇっ!おしりの穴を舌でホジホジしちゃらめなの!」
以下略称

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