俺「好きだ、付き合ってくれ!」女「え……?」(2)


女「え、えっと……このラブレターを出した人、ですよね?」
俺「ああ、そうだ!」
女「え、えっと……。つかぬ事を聞きますけど……なんで私なのでしょう?」
俺「まず、最初に会った時から気になった! 君のその、神秘的な黒髪に触りたいと思った! 君の真珠みたいに透き通っている目を覗き込んでみたいと思った! 雪みたいに白い肌を撫でたいと思った! 有り体に言うと俺は君の全てが好きだ! ああ、よりいっそうさらに例えるのならば――」
女「あ、あの、わかりました、わかりましたから!」
俺「それはすまない! なにぶん緊張していてね!」
女「は、はあ」
俺「それで、返事は!?」
女「え、えっと私を好いてくれるのは良いんですけど……。でもあなた……私と同じ女、ですよね?」
俺「性別の壁など愛の前では紙一枚!」
 後は任せた!

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