モバP「解雇……?」 (230)

ー社長室ー

社長「ウム、来月までに準備をして出て行ってくれたまえ」

モバP「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!そんな急に言われても!」

社長「急に決まったことだからねぇ」

モバP「いや、だからってこんな……」


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社長「ほら、今日も忙しいんだろう?キミはやるべき仕事をやりなさい」

モバP「あ……」

社長「大丈夫、景気は良いらしいし雇用率も上がってるってテレビで言っているから、次の仕事もすぐ見つかるだろう」

モバP「…………」

社長「ハイ出てった出てった」

バタン

モバP「うう…………」

ちひろ「どうしたんですか?そんなに青い顔して」

モバP「ち、ちひろさん……」

ちひろ「?」

モバP「俺、来月で解雇らしいです……どうしましょう……」

ちひろ「あら、意外と早かったですね」

モバP「!!?」

ちひろ「モバPさん、まだここで働いて三年近くですよね」

ちひろ「ここの会社はプロデューサーを非正規で雇って五年経つ前に解雇するんです」

ちひろ「まあ、最近は景気も良いので転職しやすいようにこの時期に解雇にしてくれたんでしょうね、社長も」

ちひろ「多分次もまた非正規でしょうけど就職活動頑張ってください」

モバP「」

ちひろ「モバPさーん?今日も仕事たまってますよー?フリーズしてないでちゃんとやってくださーい」

モバP「……鬼」

ちひろ「はい?」

モバP「……送迎行ってきます」

ちひろ「はい♪」

バタン

ちひろ「…………」

ーレッスンスタジオー

モバP「はあ……」

凛「……どうしたの?」

モバP「ん?ああ、凛か……いや、何でもない」

凛「……何でもないことないでしょ、具合悪そうだよ?」

モバP「お前には関係ないよ」

凛「……関係あるよ」

凛「だってプロデューサーは私のプロデューサーだから」

モバP「!」

モバP(そうか……その関係もあと一ヶ月か……)

モバP「うう……」

凛「え、どうしたの?本当に」

モバP「ううう……」

凛「お、お腹痛いの?さする?違う?」

凛「ど、どうしよう……」

凛「あ、ちひろさん呼ぶ?え?絶対ヤダ?ええ……あ、じゃあ奈緒は?いい?じゃあ奈緒呼ぶね」

凛「……奈緒?すぐに来て、プロデューサーが泣いちゃった」

凛「うん、今も泣いてる」

凛「そう。そう。レッスンスタジオ。うん。早くね」

凛「……プロデューサー、奈緒が来るから大丈夫だよ?」

モバP「うおおおおおん」

凛「大丈夫、大丈夫だから……」

モバP「うおおおおおおん」

凛「お願い、泣きやんで……」

モバP「うおおおおおん」

凛「う、う……」

モバP「うおおおおおん」

ガチャ

奈緒「悪い!待たせた!」

モバP「うおおおおおん」

凛「うええええん」

奈緒「ええっ!?!?」



奈緒「落ち着いたか?二人とも」

凛「うん、ごめんね……私まで泣いちゃって……」

奈緒「いや、それは別にいいけどよ……」

奈緒「……Pサン?」

モバP「…………」

奈緒「あのさ、何があったか教えてくれないか」

奈緒「話すことで楽になるものもあるだろ」

モバP「…………」

凛「……奈緒、プロデューサー、今日はもう帰」

モバP「クビになった」

凛「!……え?」

奈緒「今、なんて……」

モバP「クビになったんだ、俺」

モバP「転職しろだってさ」

モバP「お前らをトップアイドルにする約束も果たせずに」

モバP「もうお役御免だってさ」

モバP「ごめんな、本当にごめんな」

奈緒「ちょ、ちょっと待て!それ、本当なのか?」

凛「……!そうだよ、ドッキリかもしれないじゃん!」

モバP「……ドッキリで非正規雇用のプロデューサーを引っ掛けて面白いか?」

凛「え?非正規雇用ってプロデューサーが?」

奈緒「う、嘘だろ……あんなに頑張ってたのに」

モバP「非正規雇用だから退職金も出ない。当然求職期間中は借金の返済も滞る。もう終わりなんだよ…」


モバP「5年経って正職員になるのが目標だったのに」

奈緒「ちょ、Pサン、借金あったのか?」

モバP「ああ、大学に行くために借りた奨学金が…」

凛「い、いくらくらい?」

モバP「まだ300万近く残ってるかなあ…」

凛「そんなに……」


モバP「……」

奈緒「これはちょっと、あたしらの手には負えないな…」

凛「うん……」

奈緒「大人組に相談してみるか?」

凛「そうだね。いいでしょ、プロデューサー?」

モバP「……ああ、あいつらは転職の先輩だもんな……ははは」

奈緒「笑えないよ……」

ー事務所ー

凛「ちひろさんはもう帰ったみたいだよ」

モバP「ああ、ありがとう」

奈緒「ちひろさんに何かされたのか?」

モバP「……あの人は、俺が解雇されるのを知っていたんだ」

奈緒「え」

v(`o´)vンゴwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンゴンゴなんJ民♪L(`o´)┘
( `o´)∩ンゴンゴンゴwwwwwwwwwwwwwwww(岩嵜;) ンゴーンゴーwwwwwwwwwwww
(ノ`o´)ノンーゴンゴンゴなんJ民♪( `o´  )。ンゴンゴッ!(;´岩嵜)ンゴンゴンゴンゴ~ッ ヽ( 岩嵜)ノな~んJ~♪
いかんのか(すまんな) ┏(`o´)┓ヨダ ヨダヨダヨダ 肩幅~♪ └(`o´)」ありがとうどういたしましてを忘れてる~┗(`o´)┓今の時代に終止符だ!(何をそんなに) 。・゚・(`o´)・゚・。
ゆくんだなんJ(いかんのか!?) (`o´)勝負だなんJ(いかんでしょ) o(`o´)o勝利を掴め!(お、Jか?)
┗┏┗┏┗┏(`o´)┓┛┓┛┓┛キンタマータマキーンー ワイらがなーんーJー♪
ちょwwwwなんjにもVIPPERが!?wwwwよ!なんj民ゥー!wwwwww
(※^。^※)VIPから出る喜びを感じるんだ!wwwwwwポジハメ君可愛すぎワロタやでwwwwwwwwww
なんj語も練習中カッスwwwwwwwwwwwwWWWwwwwwwwwwwww???????wwwwwwwwwwWWWWWWwwwwww
(ちな男VIPPERやけどここにいては)いかんのか!?!?wwwwww大村「駄目だろ(享楽)」←草不可避wwwwwwww
なお、好きなスポーツはサッ川カー児ンゴwwwwwwマシソンですwwwwwwwwwwぐう蓄すぎぃ!wwwwwwwwwwww
嫌い選手はメンチと本田とノウミサンやでwwwwww好きなのはメッシとチックやさかいwwwwwwwwwwww
アンチはVIPP騒ぐな!wwwwwwwwwwンゴオオオオオオオオwwwwwwwwカッタデー(33-4)wwwwwwww
こんなあへあへVIPまんやけどよろしくニキータwwwwwwwwwwwwwwww
ヨロシクニキー、小並感wwwwwwンゴンゴニキー、ぐう震え声wwwwww
ンゴンゴwwwwゴンゴンwwww(ぐう畜ぐうかわ)アンド(ぐう聖)
日ハム内川「(川ンゴ児ゥ)いかんの茶~!?」wwwwwwwwwwwwww
臭い!うんこやんけ! (その顔は優しかった)
う~んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ~^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
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う~んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ~^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON!?www(迫真ニキ


モバP「……」

奈緒「これはちょっと、あたしらの手には負えないな…」

凛「うん……」

奈緒「大人組に相談してみるか?」

凛「そうだね。いいでしょ、プロデューサー?」

モバP「……ああ、あいつらは転職の先輩だもんな……ははは」

奈緒「笑えないよ……」

モバP「解雇を告げられた直後の俺に、再就職頑張ってくださいって……」

凛「ひどい……」

モバP「どうせまた非正規だから泥水でもすすってろって……」

奈緒「なんだそれ……悪魔かよ」

モバP「だから……出来れば顔を合わせたくない」

凛「そんなことが……うん、わかった。これからは二人が会わないように気をつけてみるよ」

モバP「解雇を告げられた直後の俺に、再就職頑張ってくださいって……」

凛「ひどい……」

モバP「どうせまた非正規だから泥水でもすすってろって……」

奈緒「なんだそれ……悪魔かよ」

モバP「だから……出来れば顔を合わせたくない」

凛「そんなことが……うん、わかった。これからは二人が会わないように気をつけてみるよ」

モバP「解雇を告げられた直後の俺に、再就職頑張ってくださいって……」

凛「ひどい……」

モバP「どうせまた非正規だから泥水でもすすってろって……」

奈緒「なんだそれ……悪魔かよ」

モバP「だから……出来れば顔を合わせたくない」

凛「そんなことが……うん、わかった。これからは二人が会わないように気をつけてみるよ」

モバP「解雇を告げられた直後の俺に、再就職頑張ってくださいって……」

凛「ひどい……」

モバP「どうせまた非正規だから泥水でもすすってろって……」

奈緒「なんだそれ……悪魔かよ」

モバP「だから……出来れば顔を合わせたくない」

凛「そんなことが……うん、わかった。これからは二人が会わないように気をつけてみるよ」


モバP「といってもあと一ヶ月だけどな」

奈緒「Pサン!」

早苗「ちょっと、怒鳴らないで」

楓「そうですよ、それにプロデューサーさんもこういう時こそ自暴自棄にならないでしっかりですよ」

凛「……来てくれたんだ」

早苗「そりゃあPクンが困ってるっていうんだから来ないわけにはいかないって♪」

楓「話は聞いています。解雇されるということ……ですよね?」

モバP「……はい」

早苗「うーん、Pクンは何か資格とかある?」

楓「親がグループ会社のお偉方とか……」

早苗「あ、地元って○○市だったわよね?知り合いとかいないの?」

奈緒「ん?」

凛「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで転職前提なの?」

奈緒「そ、そうだよ、解雇の取り消しとかさあ」

凛「私たちがまだプロデュースしてもらうにはって話じゃないの?」

楓「……」

早苗「…………凛ちゃん、無理よ」

凛「だってプロデューサークビにしてまた他のプロデューサー雇うなんて意味わかんないし」

凛「せっかくプロデューサーも周りに顔が覚えられてきたのにクビ?」

凛「プロデューサーの育成をするくらいなら今のプロデューサーを非正規でもずっと雇ってくれればいいじゃん!」


楓「凛ちゃん!」

凛「っ」

楓「凛ちゃんだって分かってるでしょ……無理なことを言ってるって……」

凛「…………」

楓「非正規雇用者は雇用年数が5年を越えると自分の契約年数をそれまでの一年や半年とは別の契約が結べるの」

楓「だけどそれはもとから非正規雇用しか雇う気のない人にとってはただの使用期限でしかないわ」

楓「四年と少しで雇用契約を打ち切ってまた新しい非正規雇用者を手に入れるのよ」

凛「そ、それでも…そんな簡単にはクビになんてできないよ」

楓「凛ちゃんのまわりにもいるでしょう?バイトをクビになった人」

凛「え、いるけど……」

楓「それと同じよ。バイトと同じ」

凛「そ、そんな……」

奈緒「……」

早苗「それに、スカウトしてもらった立場ではあるけれど私はPクンにこの仕事をやめてほしかったわよ」

楓「あ、私もです」

凛「な、どうしてそんなこと言うの!?」

奈緒「そうだよ!Pサン頑張ってるのに!」

早苗「一人のプロデューサーに約200人のアイドルを担当させる異常な労働環境を強いるこんな会社に勤めてると、遅かれ早かれ彼は潰れるわ」

楓「Pさんの体を思えば、このあたりが潮時だったのかもしれないわ」

モバP「早苗さん……楓さん……」

凛「そ、それでも…そんな簡単にはクビになんてできないよ」

楓「凛ちゃんのまわりにもいるでしょう?バイトをクビになった人」

凛「え、いるけど……」

楓「それと同じよ。バイトと同じ」

凛「そ、そんな……」

奈緒「……」

凛「そ、それでも…そんな簡単にはクビになんてできないよ」

楓「凛ちゃんのまわりにもいるでしょう?バイトをクビになった人」

凛「え、いるけど……」

楓「それと同じよ。バイトと同じ」

凛「そ、そんな……」

奈緒「……」

ガチャ

ちひろ「ただいま戻りましたー」

凛「!……悪魔」

奈緒「鬼……」

ちひろ「…………あ」

ちひろ「モバPさん、明日の朝までの仕事がたくさんありますよ?進路のことなんて後回しにしてこっちやっちゃって下さい」

モバP「……はい」

楓(これは露骨ね……)

早苗(ただの嫌がらせじゃない……)


ちひろ「…………」

ちひろ(……♪)

ちひろ(もう少しで…もう少しでモバPさんが手に入る……)

ちひろ(そのためならこのヘイトだって堪えられる……!)


モバP(転職……もっと学生時代に資格でも取っておけばなあ……)

モバP(あーあ、もういっそ叔父さんの家の古書屋でも継ごうか)

モバP(そういえば、親戚の集まりでちょこちょこ逃げ回ってた伏し目がちな子は大きくなったかな……はは、実家にも全然帰れてないから何もわからんな)

モバP「はあ……」

ー家ー

モバP「もしもし、母さん?遅くにごめん。久しぶり」

モバP「え?急にどうしたって?……いや、久しぶりに連絡とろうかなと」

モバP「……うん、元気だよ、うん」

モバP「うん、うん……」

モバP「あのさ、来月くらいに帰れることになったから」

モバP「うん、文香にも言っといて」

モバP「何か欲しいものとか聞いといてよ」

モバP「たまにはお兄ちゃんらしいこともしてあげなきゃな」

モバP「うん、それじゃ」

モバP「はい、おやすみ」

モバP「……ふう」

ー事務所ー

凛「…おはよう、プロデューサー」

モバP「おう、おはよう。……?何持ってるんだ?それ」

凛「リストだよ」

モバP「リスト?」

凛「プロデューサーが辞めさせられた時に一緒に辞める人のリスト」

モバP「!?」

凛「年長組からの理解はまだ得られないけど、同年代の人とか年少組のほとんどから賛同を受けてる」

凛「もう100人近く集まったよ」

モバP「凛……!」

凛「安心して、プロデューサー。私がプロデューサーをやめさせないよ」

モバP「……」

凛「一緒に足跡残そ?」

モバP「…やめてくれ」


凛「え……?」

モバP「もうやめてくれって言ったんだ」

凛「そ、そんな……仕事辞めたくないんでしょ?」

モバP「正社員を雇用する気が無いと分かった時点でこの会社には用は無いんだよ!」

凛「……せ、正社員が全てなの?私たちの夢は……」

モバP「正社員もお前たちがトップアイドルになることも目標なんだよ!」

モバP「お前たちがやめたらトップアイドルになれないだろ?」

モバP「まあ……お前たちはそとそも辞められないけどな……」

凛「え?それってどういう……」

ちひろ「い、や、く、きん〜、フー♪」

凛「悪魔!違約金……!」

モバP「弱い立場なのは俺だけかと思ったか?」

モバP「あの日本一のアイドルグループさえ事務所に屈したんだ」

モバP「お前たちもガッチガチに縛られた個人事業主なんだよ……」

凛「じ、じゃあ私たちはモバPに何ができるの……?」

モバP「……まあ、再就職を願ってくれればいいかな」

モバP「とりあえずそんなリストは捨てろ。ちひろさんも今なら見逃してくれるだろうし」

凛「…………」

モバP「凛?」

凛「……私は……プロデューサーと一緒にアイドルがしたいだけなのに……」

モバP「…俺もだよ、凛。でも、そういうやりがいは、ちゃんとした給料を貰ってから求めることだったのかもな」

凛「うう……」

モバP「ごめんな、約束破っちゃってごめんな」

ちひろ「……おしごとたまってますよー」

凛「……レッスン行ってきます…」

モバP「おう、気をつけろよ」

モバP(100人以上が俺と一緒にやめてくれる覚悟があるのか……)

モバP(それだけで俺はもう……)

モバP「うおおおおおおん」

ちひろ「モバPさん、家族の方が来てますよ」

モバP「え?」

ちひろ「お通ししまーす」

モバP「え?え?」

モバP「は、母ですか?」

ちひろ「いえ、若い娘さんです」

モバP「え、もしかして……」

???「失礼します……」

ちひろ「あらかわいい」

モバP「ふ、文香?」

文香「お久しぶりです、お兄さん……」

モバP「どうしてここに……」

文香「私、この近くの大学に受かったんです」

文香「だから、それを伝えに……」

モバP「お、おめでとう!えーっと、それは電話でもよくないか?」

文香「電話は苦手ですし……その代わり、手紙は書きましたが、目を通してくれましたか?」

モバP「え?いやあ、ポストあんまり見ないからなあ」

文香「何通も何通も何通も何通も何通も……」

モバP「わ、悪かった!でも、家に来ればよかったのに」

文香「お兄さん、なかなか家に帰らないと聞いたので……」

モバP「……そうだな、今までは仕事ばかりだったし」

モバP「……」

モバP「あ、学費はどうするんだ?」

文香「奨学金です……」

ちひろ「ふふふ」

モバP「うん……やっぱりそうだよな……」

文香「今は国立文系の学費が高くなり、私立文系と同じくらいの学費になってしまったので」

文香「それならとお兄さんの近くにいられる私立文系を選びました」

モバP「俺の近くって。つか、審査通るかな……」

文香「あの」

文香「一緒に住んでもいいですか?お兄さん」

モバP「一緒に?」

文香「家賃の節約にもなりますし、東京で1人は不安です」

文香「一緒に住んでもいいですか?」

モバP「……文香、すまん」

文香「え……?」

モバP「俺、この仕事辞めることになったんだ」

モバP「多分、今のままだと家も家賃が払えなくなって追い出される」

モバP「だからお前と一緒には住めない」

文香「そんな……!!」

文香「私、お兄さんと住むためだけに頑張ったのに……!」

ちひろ「……文香ちゃん、モバPさんと一緒に暮らしたい?」

文香「……あなたは」

ちひろ「モバPさんの同僚の千川です」

文香「……兄がお世話になってます」

ちひろ「いえ、それでね?もう一度聞くけど、モバPさんと暮らしたい?」

文香「……もちろんです」

ちひろ「……じゃあ、アイドルやりましょう?」

モバP「!!……ちひろさん!!」


文香「アイドル…それをやれば、お兄さんのクビは取り消されるんですか?」

ちひろ「それはもちろん無理ね」

文香「……」

ちひろ「それよりも文香ちゃん、本当に奨学金の申請が通るかしら?」

文香「え……?」

モバP「…………」

ちひろ「身内に滞納している人がいたら、支払い能力がないと判断されるんじゃないかしら?」

文香「そ、それでも、入学金は免除になりました」

ちひろ「あらおめでとう。でも、もし奨学金が貸与されないとして、入学後にずっと良い成績をキープするなんてギャンブルじゃない?」

文香「頑張ります……」

ちひろ「頑張っても、一回駄目ならアウトなのよ?」

文香「……何が言いたいんですか」

ちひろ「自分の学費を自分で稼ぐ方法を提示してあげてるだけですよ?」

モバP「もうやめてください、こんな業界に大切な家族を入れたくありません」

ちひろ「これはモバPさんじゃなくて文香ちゃんが決めることですよ?」

ちひろ「どうするの?文香ちゃん」

文香「……」

モバP「文香」

文香「……一度持ち帰らせてください」

ちひろ「はい♪」

モバP「おい!」

文香「お兄さん、今日は先に帰ります。鍵をください」

モバP「あ、ああ……」

文香「では、失礼します……」

ちひろ「お疲れ様で〜す」

モバP「ちひろさん……恨みますよ……」

ちひろ(これでモバPさんは東京に固定できた♪)

ー家ー

文香「ここがお兄さんの部屋……」

文香「…………」

文香「お兄さんの匂い……」

文香「…………」

文香「…………?」

文香「………この匂いは……」

文香「他の、女の、ニオイ」

文香「どこ……?」

文香「どこから……?」

文香「……クローゼット?」

文香「…………」

文香「おー、ぷん」

ガチャ

みく「にゃあ」

文香「は?」

みく「え?」

バタン

文香(!??)

みく「ちょちょ、え!?誰だにゃ!?」

文香(!!?!???!)

みく「開けるにゃ!外から抑えこまないでにゃ!」ドンドン

文香「だだ、誰ですか!??」

みく「それはこっちのセリフだにゃ!」

みく「みくはみくだにゃ!」

みく「そっちこそ誰にゃ!!」

文香「わ、私はモバPの妹です!」

みく「にゃにゃ!?妹さん!??」

文香「それより、なんでお兄さんの家にいるんですか!」

みく「それは、昨日がみくの日だったからだにゃ!」

文香「え…?」

みく「昨日がみくの日だったから家に押しかけたんだにゃ!」

みく「Pチャン最初は優しくもてなしてくれたにゃ!」

みく「妙に優しかったからこのまま泊まれるかなーなんて思ったにゃ!」

みく「そしたら日付が変わった瞬間にクローゼットにぶちこまれたんだにゃ!」

文香「え、酷くないですか……?」

みく「酷いにゃ!しかもそのまま寝ちゃったからみくはずっとこの中にいたんだにゃ!」

文香「はあ……」

文香(……ずっと中にいたということは、お兄さんがプロデューサーをクビになったのは知らない?)

文香(これは……)

みく「説教のために今日もここに止まるにゃ!」

文香「お帰りください……」

みく「……仕方がないにゃ。未来の妹の頼みを無下にはできないにゃ」

文香「は?」

みく「ほら、ほたるちゃんも立つにゃ」

ほたる「はい……では、失礼します」

文香「」

みく「妹ちゃん、カワイイ顔してるにゃ」

ほたる「本当ですね…!」

文香「あ、あの」

みく「じゃ、また今度にゃ」

ほたる「……」ペコ

バタン

文香「……行っちゃった」

文香「…………」

文香「空気入れ替えなきゃ」

ドン ドン ドン!

文香「ひっ」

???「モバPさんよぉ今日もいねえのか?」

???「居留守してたらしいどうなるか分かってんだろうなあ」

???「もう半年滞納してるんだけどお?」

???「……チッ、今日もいねえみてえだな。帰るか」

ガンッ!

文香「うぅ……」ブルブル

ー夜ー

モバP「ただいまー」

文香「お兄さん……!!」ギュー

モバP「おわっ文香…どうしたんだ?」

文香「夕方に…怖いおじさんが来て……」

モバP「……あー、消費者金融の」

文香「お兄さん、色んなところからお金借りてるんですか?」

モバP「……情けないよな、奨学金返すために消費者金融に手を出すなんて」

モバP「というかもう払わなきゃ今月にも差し押さえ来そうだな……」

文香「ええっ……どうするんですか?」

モバP「さらに金利の高い所から借りるしかないよな…」

文香「そんな、ただでさえ返すあてがないのに……!」

モバP「だけど、これしか……」

モバP「……電話、ちひろさんからだ」

モバP「…もしもし」


ちひろ『もしもし千川です、お疲れ様です〜』

モバP「何か用ですか?」

ちひろ『言い方にトゲがありますね〜』

モバP「……」

ちひろ『せっかく助けてあげようと思ったのに』

モバP「……は?」

ちひろ『お金、必要なんでしょう?』

ちひろ『私なら、モバPさんの借金だけじゃなく、文香ちゃんの学費も全て用意できますよ』

モバP「……それをやってあなたに何の得があるんですか」

ちひろ『もちろんタダでとは言いませんよお』

ちひろ『まず文香ちゃんにはアイドルをやってもらいます』

ちひろ『これはモバPさんが逃げないためにです』

モバP「!……人質ですか?」

ちひろ『うーん、というより、担保です』

モバP「なんですって!?」

ちひろ『人をモノとして扱う。新自由主義的ですねえ』

ちひろ『労働者を流動化させるなんてその極みですもんねえ』

モバP「あなた何を言ってるんだ……」

ちひろ『そしてもう一つ、モバPさん。あなたについてです』

モバP「俺について……」

ちひろ『モバPさん、あなたは』

ちひろ『わ』

ちひろ『私のこと、ちひろって呼んでください』

モバP「は?」

ちひろ『呼べますよね?呼べませんか?』

モバP「……」

ちひろ『な、なんで黙ってるんですか?』

ちひろ『あ、あと、私の指定した工場で働いてください。これ、次の就職先ですよー』

モバP「……」

ちひろ『……それだけでお金が貰えるんですよ!?』

ちひろ『呼び名を指定されるだけで、お金がもらえるんですよ!?』

ちひろ『しかも就職先まで世話して!』

ちひろ『女神ですよ!?私!』

ちひろ『……モ、モバPさん?もしもーし、もしもーし』

モバP「はい」

ちひろ『あ、よ、良かった……!優しいですよね?私、優しいですよね!?』

モバP「……可哀想ですね」

ちひろ『え……?』

モバP「俺はあなたが資本主義に魂まで喰われたバケモノにしか見えません」

ちひろ『ちょ、え?』

モバP「あなたに大切な文香は渡さない」

モバP「もちろん、お金も受け取りません」

ちひろ『……1日、あげます』

ちひろ『考え直すなら今だけですよ…』

モバP「俺の考えは変わりません、それじゃ」

文香「……」

モバP「悪いな、文香。俺のわがままで……」

文香「文香を……渡さないって……そういうことですよね」

モバP「ん?」

文香「いえ、なんでもないです……」

ー街中ー

みく「あ、ほたるチャンみてみて」

ほたる「何ですか?」

みく「黄緑色の車が走ってるにゃ」

ほたる「センカワーの新車ですね」

みく「良く知ってるにゃ」

ほたる「原田さんに教えてもらいました」

ほたる「なんでもエナドリで走るとか……」

ドーーーーーン

みく「……」

ほたる「……」

みく「!!?爆発したにゃ!」

ほたる「こ、怖いです……はやく事務所に入りましょう…!」

みく「それがいいにゃ!」

ー事務所ー

みく「ただいまにゃー!」

ほたる「お、お疲れ様です……」

みく「いやーさっき車が爆発したの見ちゃって……」

ほたる「……ちひろさん?」

ちひろ「うう……」

みく「な、泣いてる!?どうしたんだにゃ?」

ちひろ「うううう」

ほたる「どこか痛いんですか…?」

ちひろ(どうして……計画は完璧だったはずなのに……)

ちひろ(ちょうど取り立てが厳しくなる頃にクビを通告し、解雇当日まで仕事を押し付けて求職の芽を摘み…解雇前日に借金の肩代わりと再就職先の世話を提案……)

ちひろ(唯一懸念していた蒸発や自殺も偶然現れた文香ちゃんを使うことで阻止……)

ちひろ(これ以上なく上手く立ち回ることができたと思ったのに……)

ちひろ(……いや、でもまだ終わったわけじゃない)

ちひろ(気が変わって電話をかけてくることだって大いにありうる)

ちひろ(最初は厳しくして後に優しくするツンデレ?も初めてだったけど成功したし)

ちひろ「まだ終わってない……!」

みく「あ、泣き止んだ」

ほたる「よかったです……」

みく「ふー。ん、ほたるちゃん、今日は電波妨害してない?」

ほたる「あ、ほんとですね……私から出る何かでこの辺り一帯の電波がつながらなくなってます……」

みく「今日は軽めの不幸でよかったにゃ」

ほたる「そうですね」

ガチャ

凛「ただいまーって……」

凛「あんたたち、ちひろさんと何か話した?」

みく「え?どしたの急に」

凛「そういえばあんたたちは昨日来てなかったよね」

みく「これから外での出来事を話そっかなーって……」

凛「二人とも、説明するからこっち来て」

ーセンカワー本社ー

幹部A「おい!まだ裏社長との連絡は取れないのか!」

幹部B「はい、今あらゆる手段で連絡を試みているのですが……」

幹部C「くそ、彼の判断がないとあの資料は破棄できないぞ……!!」

幹部D「世間がエナドリの原料を知ったらどうなってしまうのだ!!」

幹部E「その瞬間、世界一クリーンなエネルギーは世界一穢れたエネルギーに変わってしまう!!!」

幹部F「しかし、レシピが入った金庫は彼しか番号を知らない……」

幹部G「それにしても、何故センカワーの中のエナドリは引火したのだ?」

幹部H「現地調査員によると、天文学的確率でここでは説明しきれない様々な事象が複合的に発生した結果とのことです」

幹部I「なんだそれは!死神でもいたのかね!?」

幹部J「それより、これでもし資料が破棄できなかったとして捕まるのは我々だけ……裏社長は悠々とこれからも生き続けますよ」

幹部K「……それは納得がいかんな」

幹部L「どうせ捕まるなら裏社長の財産も全てすっからかんにしてやりましょう」

幹部M「異論のある者は。……無し、か」

幹部A「ではこれより、センカワーの解体作業を行う!国際警察の到着前に全て終わらせるのだ!」

幹部B「この汚いお金はどうしようか……」

幹部C「適当にスタドリの購入者の中から選んでぶち込むんだ!」

幹部B「了解!」

幹部B「どーれーにーしーよーうーかーなー」

ぶおおお〜

幹部B「……?」

ぶおおお〜〜

幹部B「なんの音だ…?まあいい、この音が次に鳴り止んだ時に指差した人だ」

ぶおおお〜〜〜〜〜〜

幹部B「……」

〜〜

幹部B「これだ!……えーと、なになに?」

幹部B「ニホンの……」




幹部B「ノノ・モリクボ…」

ー神奈川ー

森久保「……ん、通知」

森久保「…入金?……身に覚えがないんですけど……」

森久保「……一応見てみます」

森久保「入金額……いち、じゅう、ひゃく…………8兆円!!?」

森久保「ぜ、絶対詐欺なんですけど〜〜!!!」

ー事務所ー

みく「へー、そんなことが……」

ほたる「まさかちひろさんが……」

凛「それよりプロデューサーが辞めちゃうんだよ?」

みく「いや、まあそれはいいにゃ」

凛「え……?」

みく「前からその肩書きのせいで色々やりにくいところもあったしにゃ」

みく「多分大人組が転職を支持してるのも、もっとドロドロした理由があるにゃ」

みく「現に、そのリストにまゆの名前は無かったにゃ。気付いてる人は気付いてるんだにゃ」

凛(……!)

みく「みくは不公平が嫌だから教えるにゃ。Pチャンがやめたら、そこから仁義なき奪い合いが始まるにゃ」

みく「借金?五百万程度ならポンと出す甲斐性くらいある連中にゃ」

凛「でも、プロデューサーはそんなお金受け取らないんじゃ……」

みく「安心するにゃ。Pチャンは今まで色んな人を助けてきたんだから、助けられる権利だって当然あるんだにゃ」

みく「ただ、誰に助けを求めるかは誰にもわからないにゃ」

凛「……」

ほたる「……あ、ちひろさんが走って会社から出て行きました」

凛「……?放っとけば?」

ー街中ー

ちひろ(そんな…どういうこと…!?)

ちひろ(どうして私の個人資産が全て無くなっているの!?)

ちひろ(本社が謀反……!?)

ちひろ(いや、彼らはどうせ捕まる……)

ちひろ(…………道連れ?)

ちひろ(…………)

ちひろ(…………)

ちひろ(……なんで私走ってるんだろ)

ちひろ(……なんで私お金を貯め始めたんだろ)

ちひろ「……謝ろう」

ちひろ「……お金、無くなっちゃったし」

ちひろ「お金ないなんて言ったら、笑われちゃうかもな」

ちひろ「……でも、最期に顔を見たいな」

ピンポーン

モバP「はーい…って、ちひろさん!?」

ちひろ「……こんばんは」

モバP「何ですか……話は終わったはずですよ」

文香「……千川さん」

ちひろ「…………」

モバP「何しに来たんですか」

ちひろ「……ごめんなさい」

文香「え……?」

ちひろ「お金が無くなっちゃいました」

モバP「…は?」

ちひろ「色々あって、ついさっき一文無しになりました」

ちひろ「私はお金を持って調子に乗っていました」

ちひろ「許してもらえるとは思わないけど、最期に謝りに来ました」

ちひろ「あなたの人生をめちゃくちゃにしてごめんなさい」

ちひろ「妹さんをモノ扱いしてごめんなさい」

ちひろ「お金がなくてごめんなさい」

モバP「…………」

ちひろ「…それだけです」

ちひろ「……失礼します」

モバP「ちひろさん」

ちひろ「…はい」

モバP「どこ行くんですか?」

ちひろ「…遠い所です」

モバP「だめですよ」

ちひろ「……」

モバP「だめです」

文香「……上がってください」

ちひろ「え……?」

文香「お茶でも、飲みましょう?」

ちひろ「……」チラ

モバP「もちろんいいですよ、お金無い者どうし、仲良くしましょうよ」

ちひろ「〜〜〜」

ちひろ「ご、ご」

ちひろ「ご、ごめんなさい〜〜!!」ダキッ

ちひろ「わだじ、モバPざんのだめに頑張っでたのに、とちゅうがらわがんなくなっぢゃっで〜!!」

モバP「その気持ちは嬉しいです」

ちひろ「お金稼ぐために悪いこともやっちゃって……」

モバP「黙っててあげますよ」

ちひろ「合鍵をほたるちゃんに売ったり……」

モバP「お?」

ちひろ「入浴中の写真を楓さんに売ったり……」

モバP「お?お?」

ちひろ「早苗さんにモバPさんの実印の場所教えたりしてました…本当にごめんなさい……!!」

モバP「おおおお」

文香「お兄さん、最近この実印使いましたか?」

モバP「いや、えーと、もう半年以上は使ってないかな」

文香「じゃあなんでこんなにしっとりしているんでしょう……まるで最近使ったばかりのような……」

モバP「あ、あー湿気かなあ」

文香「あと、さっき冷蔵庫見たらかわいいケーキが入ってたのは……」

モバP「ケーキ!?え、誰だ……?」

ちひろ「あ、愛梨ちゃんかもしれません!かな子ちゃんに鍵を渡したので、一緒に来たのかも!」キャッキャ

モバP「いや、推理ゲームじゃないんだ」

文香「」グチャ

モバP「え、なんで今ケーキ潰したの?」

文香「私以外の女の料理がお兄さんの口に入るなんて耐えられないから……」

モバP「そ、そっか……」

ちひろ「」パシャ

モバP「え、何?」

ちひろ「モバPさんと仲直りしたからみんなをけん制しようと思って♪」

モバP「はあ」

モバP(……ま、楽しそうだしいいか)

モバP(…………)

モバP(………)

モバP(しゅ、)

モバP「就職どうしよう……!!!」

モバP(忘れてた……!!そうだよ、借金もこれからのことも何一つ解決してないじゃん)

ちひろ「モバPさん、本気で言ってます?」

モバP「え?」

ちひろ「就職なんてコネですよ、コネ」

モバP「はあ」

ちひろ「モバPさんにはものすごいコネがあるじゃないですか」

モバP「いや、コネというか知り合いというか……」

ちひろ「もう!知り合い頼って就職するなんて何にも恥ずかしいことじゃないんですよ!」

ちひろ「モバPさん、明日にでも職場見学を始めてください」

モバP「え、でも仕事は……」

ちひろ「それはまあ、お詫びで私がやりますよ」

ちひろ「あとさっきモバPさんのエントリーシートを全員に送っておいたので、そろそろ合格通知メールが届き始める頃ですよ」

モバP「全員…?あ、メールだ」

モバP「花屋、終身雇用……ドバイ、年収4億……コンクリートを詰めたドラム缶を海に捨てるだけ……」

モバP「す、すごい……たくさんの雇用契約が舞い込んで来ている……!!」

ちひろ「それがモバPさんの力ですよ」

ちひろ「前のプロデューサーは再就職が果たせず最後は自分で……」

ちひろ「でもモバPさんは違いました。だってあなたにはスキルがありましたから」

ちひろ「今の時代は誰だって雇用が不安定です」

ちひろ「もし急に社会に放り出された時」

ちひろ「再就職を果たせるような資格やスキルを持っていたいものですね」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月13日 (木) 03:32:59   ID: D-GiBclZ

は?なんやこのクソみたいなまとめ方は
途中にわ訳のわからん長文は入るし
同じ内容のものを何度も繰り返すし

2 :  SS好きの774さん   2016年10月21日 (金) 00:49:26   ID: nNTVjERE

薄っぺらい

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