【艦これ】時雨「令呪?」 提督「うむ」 (41)
数年ぶりに書きます。令呪が出てくるだけで青い犬は出ません。
Fateはアニメ見た程度の知識なのであしからず…
適当につまみながら書いていきます。ビーノおいしい。
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提督「指揮系統の強化をするために試験導入する…らしい。なんでも、艦娘に対して3回まで強制的に命令できるんだとか」
時雨「強制って、どこまで効くんだい?」
提督「さあな。だがかなりの強制力があるらしいから、大抵の言う事は聞かせられるんじゃないか?」
時雨「ふーん…」
時雨「…」
時雨「提督は、誰に使うつもりなのかな」
提督「えっ?」
時雨「だって、試験運用なんだよね?」
提督「確かにそうだが…強制ってのはあまり好きじゃないんだよな」
時雨「命令の内容に指定がないなら、簡単な事でもいいんじゃないかな?」
提督「簡単な事か…いざ命令しろと言われてもなぁ」ウーン
時雨「あんまり難しく考えなくていいと思うよ」
時雨「いっそイタズラにでも使っちゃえば…なんて」アハハ
提督「そうか! その手があったか!!」
時雨「えっ?」
提督「職権濫用せずして、何が上司か!」
時雨「あの、提督…僕は」
提督「せっかくの非番なんだ。こんな良いおもちゃがあるのに、遊ばない訳にはいかんだろう」フフフ
時雨「うーん、余計な事言っちゃったかな… ていうか、おもちゃじゃないよソレ…」
提督「そうだな…まずは試しにひとつ」セツメイショ
提督「えーとなになに…令呪を使用する際は意思表示をはっきりと、なるべく曖昧な命令にならないよう…」
時雨「もう…どうなっても僕は知らないよ?」
提督「大丈夫だって、最初は軽めのやつにするからさ」
提督「…と、使い方はこんなもんか。では改めて」
提督「あー…ンッンン」
提督「――令呪を以て命ずる! 中破しろ、時雨!!」
時雨「」
提督「…」
シーン…
時雨「提督…」ジト
提督「あれー…おっかしいな。これで合ってる筈なんだが」
時雨「いや、合ってるとかじゃなくって、そんな命令できるわけ…」
提督「なんだよー、でも何でも聞かせられるって…不良品じゃないのかこれ」
時雨「はあ…」
時雨「…もう何度も言うけど、提督は――」
パンッ!!
時雨「!?」スッポンポン
提督「おお!?」
時雨「っ……!」マエカクシ
提督「凄い…凄いぞこれは! 素晴らしい!!」
時雨「提督…」キッ
提督「うむ、いい眺めだ。元帥殿め…こんな良いものを今まで出さずにいたとは…けしからん」
時雨「もう…! 提督のイジワル! いくら何でも命令できるからって、こんな…」
提督「いやなに、夏までまだ大分長いしな。普段はすぐ入渠してしまうし、滅多にお目にかかれな」
時雨「知らない!」ダッ
提督「あっ、おい! …むう、行ってしまったか」
提督「最後の1回はまた時雨に使うとして…2回目はどうしようかね」
提督「さて…どうしたもんか」ウロウロ
提督「む」
金剛「フンフーンフフフン」
提督「金剛か…」
提督「…」
提督「令呪を以て命ずる! 鼻ピーしろ、金剛ッ!!」カッ
金剛「!!」ビクンッ
金剛「…」(鼻にピーナッツを詰める)
金剛「フンッ!!!!」ポンッ
提督「…」
金剛「…」
金剛「えっ!? 何!? 今の何っ!? あれ、提督!?」
提督「標準語に戻っとる…しかしこの妙な達成感、やはり俺の勘は正しかったか」
金剛「えっ、えっ!? 何なの!? えっ!? えっっ!?」
提督「ああいや、気にするな。こっちの話だウン」
金剛「あぁハイ…sorry…取り乱してしまいマシタ」
提督「ともかく、もう鼻ピーなんかして遊ぶんじゃないぞ」
金剛「は、ハイ…了解ネ……」
アレ…イマノナニ? ワタシナンデハナピーナンテ…アレェ…アルェ…? …アッオネエサマ ドウカサレマシタカ? オゥヒエイ…ソレガネー
提督「あの金剛に鼻ピーさせられるとは…凄いなコレ」
眠いので今日はここまで
竜田辺りが自害せよランサーされるの?
強化装置としても使える便利な令呪を無駄遣いしやがったww
まあ原作でもサーヴァントへの嫌がらせにしか使われてないけど
>>11
提督『第三の令呪を以て命じる。金剛、指輪を、破壊せよ』
金剛『やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
こうですか?わかりません
>>13
そこは金剛じゃなくて磯風だろ(中の人的に)
>>14
提督『第三の令呪を以て命じる、磯風、(全員の前で)指輪を、破壊しろ』
Love勢『やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!』
磯風『沈められるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!』
こうですか?わかりません><
眠気と戦って書いてたら金剛が鼻ピーしてた…なんだこれは…
お手洗い済ませたら書いていきます。
提督「あと1回か。どうせならもっと無茶振りをしたみたい」
提督「うーむ…」ウロウロ
ソレデネ…テイトクッタラマタコンナ… ナニソレ…アタラシイアソビッポイ? イヤ…アソビジャナインダケドネ フーン?ヨクワカンナイッポイー マァアトイッカイダシ…
提督「むっ、ちょうど入渠から戻ったか。今度は好き放題できるように隠れてやろう」コソコソ
提督「最後の1回だ…せめて悔いのないようにせねば」
ナンデモイウコトヲキク…? ウン サンカイマデゼッタイメイレイケンガ… ポイ?
提督「しかし見れば見るほど犬のようだ、夕立は子犬、時雨は忠犬って感じだな」
提督「ふむ…」
提督「…」
提督「令呪を以て命ずる! 俺の犬になれ、時雨!!」カッ
時雨「!?」ゾワッ
夕立「どうかしたっぽい?」
時雨「いや…ちょっと悪寒が」
提督(なんて命令を出したはいいが…今のところ変化なし)
提督「うーん、やっぱり無理なものは無理なのかねぇ」
吹雪「どうかしたんですか?」
提督「いやな、最近入ったアレを試してるんだけどな…やっぱり試験用だから効果が限られてるみたいでな」
吹雪「え? あれってホントに何でも命令できるんじゃなかったんですか」
提督「それがさっきも試したんだが、流石に例外はあるらしくてな」
吹雪「でも、説明書には本当に何でもって…ホラココ」
提督「ドレドレ」
『令呪の効果は司令官と艦娘の信頼度によって左右される。互いの信頼が強ければ強いほどあらゆる命令が可能となり、より強力な指示も可能となる。なお、司令官の能力および艦娘の練度にも左右される事に留意されたし』
提督「えーと要するに…?」
吹雪「他の鎮守府の子から聞いたんですけど…やろうと思えば瞬間移動したり、駆逐の子が戦艦相手に無双したりもできるみたいです」
提督「…マジ?」
吹雪「はい、でもあんまり無茶な命令をすると自我を失ったり反抗的になったり、不具合なんかも出て来てるみたいですけど…」ホウコクショ
提督「…」
吹雪「…司令官?」
提督「アカン」
提督「時雨、時雨はどこだ…」ゼイゼイ
提督「令呪ってのを甘く見過ぎてた…便利な物かと思ったが、ありゃとんでもない兵器じゃないか!」
提督「2回目の命令をくだらない物にしてて良かった…」
金剛「ヘァックシ!!」
提督「だが時雨のは不味い、もし本当に犬のようになったりでもしたら…」
提督「ああいかん、縁起でもない!」ブルブル
提督「時雨! 時雨はいるかー!!」
夕立「提督さん?」ヒョコ
提督「おお夕立、いいところに! 時雨を見なかったか!」
夕立「んーん、さっきまで一緒だったけどもうお部屋に戻ったっぽい」
提督「クソッ、入れ違いか…!」ダッ
提督「頼むから部屋にいろよ…いてくれよ…」
シグレノヘヤ
提督「時雨! 無事か!?」バンッ
…
提督「…まさか」
時雨「あれ、提督?」
提督「!? 時雨! よかった無事…」
提督「………だった」
提督「か…」パクパク
時雨「? どうかしたの…?」
提督「いや、あの…」
時雨「?」
提督「それ…」ユビサシ
時雨「僕の顔になにか付いてるのかい?」
提督「あ、えっと…姿見で確認された方がよいかと…」
時雨「…?? なにさ、もったいぶって」
時雨「何か付いてるなら気にせず言って――」
時雨「…」イヌミミシッポフサフサ
提督「お分かり頂けたでしょうか…」
時雨「!?」
時雨「!? …!?!?!? …!! ッ――!! ?!?!?!あwせdrftgyふ」
提督「お、落ち着け時雨! これは病気でも何でもない! これはだな…」
時雨「提督…これは…」ジト
提督「令呪だ…すまん」
時雨「もう…どうするのさコレ」
時雨「耳にも神経通ってるし…」ピクピク
時雨「尻尾も動かせるし…」パタパタ
時雨「なんか妙に落ち着かないし…僕の身体をこんなにしちゃって、どうしてくれるつもりなの?」ソワソワ
時雨「鼻の下伸ばすな!」
提督「す、すまん」
提督「どうするか…明石さんに見せても分かる訳ないだろうし」
時雨「むしろあの人に見せると弄繰り回されそうで怖いんだけど…」
提督「かといって放置するわけにも…自分でやっといてなんだけど」
時雨「本当だよ…もう」プンスコパタパタ
提督「それ本物なのね…」
時雨「うん…普段よりよく聞こえるし、鼻も利くみたいだ」スンスン
時雨「あ、今日の夕飯はカレーみたい」パタパタ
提督「地味に便利だな」
時雨「…って、そうじゃなくて!」
時雨「どうするのさコレ…」
提督「と、とにかく戻す方法を探さないと…令呪の命令はそう簡単に破れないらしい」
時雨「ん…まあ今のところ身体は何ともないからいいんだけど…」
提督「しかし犬になれと命じてこの有様とは…まさか俺がこうなる事を望んでたっていうのか?」
時雨「…」ジト
提督「そんな目で見るなよ…前に付け耳を嫌がられたからとか、決してそういうのじゃ」
時雨「絶対それじゃないかぁ!」ガルル
提督「おお…全身の毛が逆立っている」
時雨「もう…何でもいいから早く戻してよ…」キューン
提督「わ、分かったよ…そんな目で見るなって」
提督(思った以上に犬化が早い…何とかせねば)
提督「うーん…いっそ明石さんに見せてしまおうか」
時雨「えぇ…」
提督「仕方ないだろ…大淀さんよかあの人の方が分かるかもしれないし」
時雨「嫌な予感しかしないよ」
提督「まあまあ、いくら明石さんでも緊急時なんだから真面目に…」
明石「提督なんですかこれぇ! うわすっごい、えっこれ本物の耳と尻尾なんですかあ! へぇ~ちゃんと神経も通ってて…うわ動いた! 可愛いですねえ!!」
時雨「」モミクチャ
提督「明石さん、これでも緊急なんで真面目に…」
明石「おっと、そうでしたね…ンッンー」
明石「少し見せてもらいましたが、私じゃ直せそうにないですね…」
提督(今ので検査してたのか…)
明石「というか、私ができるのは開発や修理なので…もし提督の許可さえ頂ければ、軽く解体して調べることも」
時雨「提督っ! 僕怖い…怖いよ…」カタカタ
提督「それはナシ!! 万が一直らなかったらどうするんだよ」
明石「あー、そういえば例の令呪とかでしたっけ…。仮に切除したとして、その強制力がどれほどかは分かりませんが…最悪また生えて来たりするかも」
時雨「アワワワ…」
提督「エグい…」
明石「なので、私には手の出しようがないですね」フゥ
提督「駄目か…。修理で直せないとなると、他に方法なんてあるのか?」
明石「うーん…」
明石「さっきも言いましたが、令呪の強制力がどれくらいかにもよりますよね」
明石「これが指揮系統を強化するための物なら、不便な作りにはしないでしょうし」
提督「と、言うと?」
明石「命令によってはその場限りで、暫くすれば効果が消えるのではないかと」
提督「なるほど…そういえば確かに、金剛も1回鼻ピーしてそれっきりだったな」
明石「何命令してんですか…」
そろそろ
>>27 途中送信スマソ
そろそろお仕事の支度始めるので、続きはまた帰ってから。
…
提督「…という訳で、自然消滅を待とうと思う」
時雨「その間、僕ずっとこのままなの…」
提督「すまん…他の方法があるかは、元帥殿に聞いてみないと何ともならん」
提督「ところで、本当に身体の異常はないんだな?」
時雨「あぁ、うん、耳と鼻が利く以外には今のところ何とも」
提督「ふむ…」
提督「時雨、お手」
時雨「わん」オテ
時雨「うわーーーーーーーーーーーん!!」
提督「マジかよ…」ドンビキ
時雨「違うよ!! 令呪のせいだよ!!」
提督「犬になってるから令呪の命令としてカウントされないのか…凄いなこれ」
時雨「絶対楽しんでるよね」
提督「うむ。だが最後にはちゃんと元に戻してやる、安心しろ」
時雨「なるべく早くね…?」
提督「分かってるさ」
提督「こんなもんが正式採用されたら、捨て艦だろうが特攻だろうがやりたい放題になっちまう」
提督「艦娘本人の意思なんか関係なく命令できちまうんだからな、反発なんてできやしない」
提督「不正を知られたら自害させるとか、如何わしい事させたりとか…考えるほどロクな事にならん」
提督「俺は反対意見で書類出すぞ、こんなもんクソ食らえだ」
時雨「…」
提督「あ、あによ」
時雨「ううん…ろくでもない使い方してる割には、ちゃんと考えてるんだなあって」
提督「んなことないわい」
時雨「ちゃんと僕たちのこと考えてくれてるんだね」フフ
提督「…」
提督「時雨おすわり!!」
時雨「あっ、すぐそういう事する!」ペタン
提督「知らん!」
提督(あれから色々と調べたが、思った通りロクでもない代物だったようだ)
提督(試験導入から日が経つにつれ、悪評の立つ鎮守府から次々とボロが出始めた)
提督(令呪を使った痕跡が残るおかげで、不正の摘発に役立ってはいるが…)
…
提督「うーん…」
提督「なあ吹雪、パンツ見せて」
吹雪「見せる訳ないじゃないですか…」
提督「まあそうだよなあ」
提督「そうだよ、これが普通なんだよ…」ハァ
吹雪「…何か悩み事ですか?」
提督「分かるのか?」
吹雪「そりゃあもう」
吹雪「普段ならいきなり捲ってくるのに、わざわざ許可求めてる時点でもうおかしいです」
提督「なるほど」
吹雪「それで、どうかされたんですか?」
提督「うむ。例の令呪なんだがな」
吹雪「ああ…時雨ちゃんを犬にしたそうですね…」ドンビキ
提督「文字通り犬になり始めた。耳と尻尾に加えて、最近じゃお手やお座りに抵抗なくなってきてるし…」
提督「この間は足で痒い所掻こうとしてたし、風呂上がりにブルブルまでしてた」
吹雪「」
吹雪「命令っていうか、その通りになってるじゃないですか」
提督「絶対命令権どころじゃない。こんなもん採用したらマジでヤバイ」
吹雪「でも犬時雨ちゃん可愛いんですよね?」
提督「うん」
吹雪「やっぱり司令官は司令官ですね!」
吹雪「でもちゃんと考えてるみたいで、少し見直しました」
提督「もし俺が考えなしの馬鹿だったら?」
吹雪「ドラム缶括りつけてオリョール海に沈めてました」
提督「きみ言うようになったね…」
吹雪「司令官の初期艦ですから…」
吹雪「でも本当にどうするんですか」
提督「書類は批判で埋めて出した。ボロッカスに書いといた」
提督「後は、時雨にかけた令呪の効果がいつ切れるかだな…」
吹雪「司令官がそんな命令するからですよ」マッタク
提督「いや、ホントに犬化するなんて思わなかったんだよ…」
提督「戻すとは言ったけど、待つことしかできんのがなあ。元帥殿はほっときゃ戻るって言ってたが」
提督「うーん…」ソワソワ
提督「」ソワソワ
吹雪「後の事は私がやっておきますから」イットイデ
提督「恩に着る」
…
提督「時雨、いるか?」コンコン
提督「…いないのか?」
提督「開けるぞー」ガチャ
提督「………いない」
提督「今日は非番で出てないと思ったが…入れ違いだったか?」
キャンキャン!
提督「ん?」
犬「キャンキャン!」ヘッヘッヘ
提督「何でこんなとこに犬が…」
提督「ってオイオイ、時雨と同じ服着せるとか誰の嫌がらせだよ……うわ髪飾りまで」
提督「ていうかこの犬、誰がどっから連れて来たんだよ…全く」
犬「ボクニキョウミガアルノ?」
提督「…」
提督「は?」
犬「キャンキャン!」
提督「お前…今なんて…?」
犬「クゥーン?」
提督「……んな訳あるかよ、漫画や小説じゃあるまいし」
提督「ほれ、外に出してやるから好きなとこへ行きな」
犬「ザンネンダッタネ!!」
提督「」
犬「キミタチニハシツボウシタヨ!」
提督「こ、これは…」
提督「ばんなそかなァアアーーーーーーーーッ!!!!!!」
提督「そんな馬鹿な、絶対あり得ないだろこんなの」
提督「お前はただの野良犬だろ? ちょっと変わった芸を覚えてて、たまたま時雨と言葉が被っただけだろ?そうだろう?」
犬「イイアメダネ」
犬「テイトク ヨンダ?」
提督「ジーザス!!!!」
提督「な、なあ冗談だろ…悪戯が過ぎる俺に、艦隊のみんなでお仕置きしてるんだろ?」
提督「もしそうなら、普通にワンって鳴いてくれよ…頼むから」
犬「ザンネンダッタネ!!」
犬「ココハユズレナイ」
提督「うわああああああああああああ!!!!!!」
提督「そこは譲れよ!!」
提督「俺が残念すぎるわ!!」
犬「アメハイツカヤムサ…」
提督「俺の涙の雨が止まねえよ」
犬「ザンネンダッタネ!!」
提督「もういいよ!」
犬「ザンネンダッタネ!! ザンネンダッタネ!!」
犬「ココハユズレナイ」
犬「ザンネンダッタネ!!!!!!」
提督「くっ、何か徐々にネットスラングみたいになってきたぞ…」
提督「元帥殿め…何が時間経過で元に戻るだ、悪化してるじゃねーか!」
提督「ていうかもう完全に犬だよ! どうすんだよ畜生!」
犬「コノボクヲココマデオイツメルトハネ…マァイイサ」
提督「時雨…」
提督「本当にすまない、俺が馬鹿だったんだ…」
提督「危険なものだと分かっていながら、お遊び程度の命令なら問題ない…そう思っていたんだ」
提督「こんなもの、使った時点でロクな事にならないんだ。それを…」
提督「…クソッ!!」
提督「頼む、時雨! 頼むから元に戻ってくれ! お願いだ!!」
ピピ
提督「もしお前が一生このままなんて事になったら…俺は」
ピピ ピピピ…
提督「俺はお前とケッk」ピピピピ
ピピッピピッピピピピピピピピピピピピピ
…
ピピピピピピピピピ!!!!
時雨「提督、提督、起きてよ」
提督「……あ?」
時雨「起床時間だよ。総員起こしかけないと…」
提督「………」
提督「は?」
提督「時雨、お前犬になったんじゃ」
時雨「は?」
提督「えっ」
提督「…」
提督「え、ここまで来て夢オチなの?」
時雨「提督…顔を洗ってきたらどうかな」
提督「あ、あぁ…すまん。どうも寝ぼけてるらしい」
センメンジョ
提督「うーん」
提督「日付も変わりなし…マジで夢だったのか」
提督「にしても、最後とんでもない事叫びやがったな…夢の俺」
提督「はあ…悪戯もほどほどにしろって、神のお告げなのかね」
提督「…メシ食おう」
…
イタダキマス
時雨「あ、提督。本部から通達が来てるんだけど」
提督「ん? 今日なんかあったっけ」
時雨「えっとね、新技術の試験導入が今日から始まるみたいで…」
提督「…ん?」
時雨「令呪っていう指揮系統強化の類で…」
提督「…」
提督「時雨」
時雨「なにかな?」
提督「そいつを今すぐドラム缶に詰めて、オリョール海に沈めて来い」
おわれ
パッと思いついたネタやりたいだけの
パッと思いついたネタやりたいだけのSSでした、長時間放置してしまって申し訳ない… あと誤送信ほんと申し訳ない。
インフル疑惑で一悶着あったりして量の割に大分遅くなりましたが、普通の風邪で済みそうです。
数年ぶりに筆取ってこんなで、なんかもう落ち着きなさすぎる内容で恐縮です…
また何か思いついたら書くかもしれません。
読んで下さった方々ありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
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