【モバマスSS】モバP「アカン・・・」 (45)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSとなります。

少しだけ設定を引き継いでるSS
輿水幸子「・・・右目?」安斎都「はい!」
【モバマスSS】輿水幸子「・・・右目?」安斎都「はい!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443789395/)

読んでいただいてない人でも、問題なく読めますが、興味を持ってくれましたらこちらも読んで下さると幸いです。

また今回、一部キャラに若干のキャラ崩壊があるので、そういったのが苦手な人はバックしてください。

では始めていきたいと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452346128

事務所


モバP「う・・・う~ん・・・んん?」

モバP「あれ・・・ここは・・・事務所の、仮眠室・・・?何でこんな所で寝てんだ、俺・・・」

モバP「えっと・・・確か昨日は・・・そうだ。珍しく定時で終わったから、ちひろさんと二人で事務所近くの店に飲みに行ったんだ」

モバP「仮眠室にいるってことは・・・何とか事務所には帰ってきたって事かね・・・ハ・・・ハックショイ!」

モバP「うう・・・な、なんか寒い・・・って何でパンツ一丁なんだ、俺!?」

モバP「寝るときに脱いじまったのかな・・・イカンイカン、風邪ひいちまうよ・・・」

モバP「服は・・・よし、あった。さっさと着替えて・・・ん?」


モッコリ


モバP「何か・・・やけに布団が、盛り上がってるような・・・」ペロリ



佐々木千枝「くぅ・・・すぅ・・・」

モバP「」

モバP「な、なな、ななな、な・・・!」

モバP(な、何で、千枝が俺と一緒の布団にいるんだ!?しかも・・・)

千枝「むにゃ・・・」シタギスガター

モバP(何で服を着てないんだよおおおおおおおおおおおおおおお!?)

モバP(マズイマズイマズイ・・・!こんな光景を誰かに見られたら、確実に俺の人生終わる!と、とにかくまずは一刻も早く着替えて・・・)


ガチャ


島村卯月「プロデューサーさん?いるんですか?・・・え?」

本田未央「しまむー、どしたの・・・はえ?」

渋谷凛「二人とも急に止まって、どうしたの・・・は?」

モバP「」

凛「ちょっと、プロデューサー・・・これはどういう事・・・?」ゴゴゴ・・・

モバP「い、いや待てお前ら!これは違うんだ!ち、千枝!起きろ、千枝!」

千枝「ん・・・んぅ・・・プロデューサーさん・・・?」

モバP「千枝、これはいったいどういう事だ!?何でこんな事になってるの!?」

千枝「プロデューサーさん・・・暖かいですぅ・・・えへへ」

凛「・・・焼却決定だね」ガシャコン

モバP「ちょ、凛、待て!千枝はまだ寝ぼけているだけ、っつかその火炎放射器みたいなのどっから出したんだ落ち着いてくれーーーーーーーーー!」

モバP「・・・あの」

凛「何?」

モバP「・・・縄をどうか解いてもらえませんか?」

凛「解くと思う?」

モバP「デスヨネー」

未央「流石に見損なったよ・・・プロデューサー・・・」

卯月「り、凛ちゃん!未央ちゃん!ちょっと落ち着きましょう!ね?」

凛「・・・何、卯月、こんな変態ロリコン野郎を庇おうっていうの?」

卯月「そ、その・・・まだプロデューサーを責めるのは早いと思います!」

凛「・・・あんな光景を見て責めない方がおかしいでしょ」

卯月「で、ですけど・・・そうだ!まずは千枝ちゃんから話を聞きましょう!」

未央「千枝ちゃんから?」

卯月「そうです!私たちはまだ、あの光景を見ただけで、実際にその・・・えっと・・・」

卯月「あ、アレな事を二人でしてたのを見てたわけじゃありません!まずは情報を整理してからでも遅くはないと思います!」

未央「それもそうだね・・・一旦落ち着こっか、しぶりん」

凛「・・・分かったよ。それで?千枝」クルリ

千枝「は、はい・・・」

凛「何であんなほぼ裸の状態でプロデューサーと一緒に寝てたの?」

千枝「え、えっと、その・・・」

千枝「じ、実は・・・覚えてないんです・・・」

未央「お、覚えてない?どうして?」

千枝「千枝・・・昨日お仕事を終えた後からの記憶が全然ないんです・・・」

凛「・・・OK。まゆに聞こう」

卯月「え、まゆちゃん?」

凛「プロデューサーの事なら何でも知っているまゆだよ?今回の事も絶対に何か知っているはず・・・!」

未央「プロデューサー、まゆちゃんは?」

モバP「・・・今日、もうすぐ地元仙台の凱旋ライブから帰ってくるはずだ」

凛「好都合だね」


ガチャ


佐久間まゆ「Pさん、ただいまかえりましたぁ・・・あらぁ?」

まゆ「3人とも・・・これは一体何の冗談ですかぁ・・・?」ゴゴゴゴゴゴ・・・

未央「ヒエッ・・・」

卯月「え、えと・・・これはですね・・・」

凛「プロデューサーが千枝とHした疑いがあるんだよ」

まゆ「」

凛「で、まゆ、アンタなら当時何があったのか知って――」

まゆ「り、凛ちゃん!それっていったいどういう事ですかぁぁあぁぁあぁぁぁ!?」ガクガクガクガク!

凛「ま、ままままゆゆゆゆゆゆ!おおお落ち着いてええええええええええ!?」ガクンガクンガクン!

卯月「わーっ!?まゆちゃんが!?」

未央「止めるんだ、しまむーっ!」

卯月「は、はいーっ!」

まゆ「はあ・・・はあ・・・はあ・・・す、すみません・・・取り乱してしまいました・・・」

凛「ぜえ・・・ぜえ・・・」

卯月「はあ・・・はあ・・・でも、こういう反応をしたって事は・・・」

まゆ「はい・・・実は、まゆも・・・ここ数日のPさんの行動は分からないんですよぉ・・・」

凛「・・・何で?プロデューサーの事なら、まゆ、何でもお見通しじゃない」

まゆ「・・・仙台にいるとき、いつもの様にPさんに仕掛けた盗聴アプリでPさんの声を聴こうと思ったんですけど・・・」

モバP「え、ちょっと待って。俺、ずっと盗聴されてたの!?」

凛「黙ってて。それでどうしたの」

まゆ「突然そのアプリが作動しなくなってしまって・・・仕方ないから帰るまでお預けを食らってたんですよぉ・・・」

モバP「・・・あ、多分それ、晶葉と泉の仕業だ」

卯月「晶葉ちゃんと泉ちゃんですか?」

モバP「ああ、『携帯貸して』って言われたから貸したんだよ。てっきり機械音痴の俺の代わりにメンテナンスでもしてくれたのかと思ってたんだが・・・」

凛「晶葉は仕事中だけど・・・泉は今日、オフだったはず・・・聞いてみようか」

電話中



大石泉『・・・うん、確かにPさんのスマホに不審なアプリが入ってたから二人でアンインストールしたよ』

凛「どうして気が付いたの?プロデューサーのスマホにそういうのが入ってるって」

泉『別に気付いてたわけじゃないよ。ちひろさんに頼まれてチェックしただけ』

凛「ちひろさんに?」

泉『最近はスマホにもそういった類の盗聴アプリが仕掛けられてる可能性があるらしいから、私と晶葉で調べてみてくれって頼まれたの』

泉『で、まさかと思って調べてみたらビンゴだったって訳。流石にまゆが仕掛けたとは思わなかったけど』

まゆ「だからいきなりアプリが動かなくなってしまったんですねぇ・・・」

凛「ありがとう、助かったよ」

泉『お礼なら、ちひろさんに言いなよ。ちひろさんが言ってくれなきゃ私たちも気付かなかったんだし。じゃあね』プツッ

未央「・・・どうする?手掛かりなくなっちゃったよ?」

凛「・・・プロデューサー、昨日の千枝の仕事は?」

モバP「え?えーっと、確か夜まで留美さんと一緒に出演するドラマの撮影だったはずだ」

未央「あ、そっか。じゃあ留美さんに聞けば、千枝ちゃんが昨日何をしてたのか分かるね」

卯月「早速来てもらいましょう!」

和久井留美「至急事務所に来てほしいって連絡を受けて来てみたけど・・・どういう状況なのかしら、これ・・・」

モバP「お、お疲れ様です、留美さん・・・」

留美「・・・何でP君、縄で雁字搦めにされているの?」

卯月「えっと、その・・・実はですね・・・」

留美「・・・P君、あなた最低ね」

モバP「い、いや、俺はヤッてないです!」

留美「それを証明できるの?」

モバP「うううううう・・・」

留美「・・・まあいいわ。それで千枝ちゃんが仕事後に何をしていたかを聞きたいのよね?」

卯月「はい、ご存じありませんか?」

留美「ええ、まず私が千枝ちゃんをおぶって事務所に戻ったわ」

未央「おぶって帰った?」

留美「実は千枝ちゃん、これを食べて酔っ払っちゃったのよ」

モバP「これは・・・何々・・・【オトナのウイスキーボンボン】?」

留美「ええ、私宛のファンからの贈り物でね。後で頂こうと控室に置いてあったのを千枝ちゃんが食べてしまったのよ」

千枝「あっ、確かに千枝、チョコレートを何個か食べました!そこまでは覚えてます!」

モバP「お前な・・・ウイスキーって書いてあるんだから、お前みたいな子供が口にしていいものじゃないって分かるだろ」

千枝「うう・・・スミマセン・・・オトナのって書いてあったから、つい・・・」

凛「それで事務所に帰った後は?」

留美「ちひろさんがいたから、もう夜だったし後の事は任せて、そのまま帰ったわ」

未央「あ、じゃあ・・・」

留美「・・・ええ、あの夜何があったのかまでは分からないの・・・ごめんなさい」

卯月「る、留美さんは悪くないですよ!」

凛「そうですよ、それに・・・留美さんのおかげで次の手掛かりが見つかったしね」

未央「ちひろさん・・・だね!」

モバP「・・・そうだよ。何で気が付かなかったんだ・・・よくよく考えたら、昨日俺とギリギリまで一緒にいたの、ちひろさんじゃん・・・最初からちひろさんに来てもらえばよかった・・・」


ガチャ


千川ちひろ「おはようございます」

モバP「救世主キターーーーーーーーーーーーーーーー!」

モバP「ちひろさん、来て早々スミマセンが助けてください!実はですね・・・」

ちひろ「・・・ああ、何だ・・・誰かと思えば――」





ちひろ「最低最悪、この世全ての悪すら裸足で逃げ出す外道のPさんじゃないですか」

モバP「」



モバP「え、ちょ・・・ち、ちひろさん?」

ちひろ「皆さん、一体何があったんですか?」

モバP「スルー!?」

未央「え、えーっと・・・こういう事があって――」

ちひろ「・・・成程、このロリコンPさんならやりかねませんね。というかやるでしょうね、きっと」

モバP「ちょ、ちょっと、ちひろさん!何でそんな怒ってるんですか!?俺、ちひろさんに何かした覚えはありませんよ!?」

ちひろ「何もしてない、ですって・・・?」


バンッ!!


ちひろ「人の胸を散々揉んでおきながら、よくもまあ、そんな口が叩けたもんですねぇ!!」

モバP「」

留美「・・・流石に庇えないわね」

凛「・・・最っ低」

未央「・・・本気で見損なったよ」

まゆ「」チーン

卯月「ま、まゆちゃん!?目を覚まして!まゆちゃん!」

モバP「ちょ・・・え、は?俺そんなことしたんですか!?」

ちひろ「まあ、覚えてなくても無理はありませんね・・・あの時Pさん、かなり酔ってましたし・・・」

ちひろ「良いでしょう、教えてあげますよ。あの日何があったのか・・・!」

前日 事務所近くの居酒屋


ちひろ『ちょ、ちょっとPさん、飲みすぎですよ』

モバP『いいじゃないすかぁ~定時であがれた日くらい羽目はずしても~』

ちひろ『だとしても、いき過ぎです!そろそろ切り上げましょう――ひゃっ!?』

モバP『うへへ、ちひろさん、暖かいっすね~心地ええ~・・・』モミモミ

ちひろ『ぴ、Pさんいい加減に・・・!あんっ』

モバP『ああ~癒される~今なら愛海の気持ちになれるですよ~・・・』


ガクン


モバP『くかー、くかー』

ちひろ『あ、Pさん!?・・・あーもう!』

モバP「」ダラダラダラダラ

ちひろ「あそこまでしておきながら、まさか助けてほしいなんて言いませんよねぇ・・・?」

まゆ「・・・うふ、うふふふふふふふふふふふふ」ユラリ・・・

未央「あ、復活した」

まゆ「凛ちゃん、その火炎放射器、まゆに貸してくれませんかぁ?」

凛「良いよ、はい。私はこっちを使うから」スッ

未央「あ、それ、お空とのコラボで使った剣じゃ――」

凛「――フッ!」ゴォッ

卯月「ひえっ!?あ、蒼いオーラ!?」

凛「覚悟してね・・・プロデューサー」チャキ

まゆ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」ガシャコン

モバP「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」

モバP「ち、ちひろさん!後生です!助けてください!」

ちひろ「・・・・・・・・・」

モバP「お願いします!この窮地を乗り切れたら何でもしますからぁ!」

ちひろ「・・・本当に?」

モバP「へ?」

ちひろ「本当に、何でもしてくれるんですか?」

モバP「は、はい!だから、お願いします!どうか、どうかー!」

ちひろ「はあ・・・分かりましたよ」

モバP「ち、ちひろさん・・・!」

ちひろ「凛ちゃん、まゆちゃん、Pさんは何もしてないですよ・・・私の胸を揉んだ以外は」

モバP「うぐ」

凛「・・・どうして、そんなことが言えるんですか?」

ちひろ「Pさんは一度酔いつぶれると、こっちがいくら揺さぶっても起きないんです。そのせいで一度事務所に戻る羽目になったんですよ」

ちひろ「だからPさんが千枝ちゃんとそういう事をしたって事はあり得ません」

まゆ「じゃ、じゃあ千枝ちゃんが下着姿だったのは・・・?あれはどう説明するんですかぁ・・・?」

ちひろ「あれは私が脱がせたんです。私服がシワになってしまいますからね。ついでに言うとPさんの服を脱がせたのも私です」

ちひろ「その後は寮母さんに事情を説明して、仮眠室のベッドに寝かしつけたんです」

千枝「・・・あ、そういえば何となくちひろさんに何かされたような記憶があります・・・」

留美「でもちひろさん、P君と一緒の仮眠室にいれるのは流石にどうかと思うのだけど」

ちひろ「言ったでしょう?Pさんは一度潰れれば、何をやっても起きません。だから何の心配もいらないと判断したんです」

凛「・・・じゃあ最後。千枝がプロデューサーと一緒に寝ていたのは?」

ちひろ「それは恐らく単純に千枝ちゃんが寝ぼけただけでしょう」

卯月「じゃ、じゃあ・・・」

ちひろ「ええ、Pさんは何の罪も犯していません。無実です」

凛「・・・プロデューサー・・・ごめん」

モバP「ははは・・・気にするな。少なからず俺も悪いことしてたし・・・取り敢えずこの縄を解いてくれないか?」

凛「分かったよ」シュルシュル

モバP「やれやれ・・・生きた心地がしなかったよ」

モバP「さて!それじゃあ無罪判決も頂いた事だし、今日も仕事に取り掛かるとしましょうかね――」

ちひろ「ちょっと待ってくださいPさん」

モバP「あ、はい。何でしょう」

ちひろ「その前に・・・約束を果たしてもらいましょうか」

ちひろ「助ける代わりに何でもしてもらう・・・まさかお忘れではないですよねえ・・・」

モバP「う・・・ち、ちなみにどのような要求をするおつもりなのでしょーか・・・?」

ちひろ「安心して下さい。無茶な要求をするつもりなんてありませんよ」

ちひろ「ただ・・・これから毎日スタドリ・エナドリを1ダースずつ倍の値段で購入してもらうだけですから♪」

モバP「」

ちひろ「買って・・・いただけますよね?P・さ・ん?」

モバP「・・・はい」




終わり

終わりと書きましたがもうちょっとだけ続きます。

その後 誰もいない事務所


ちひろ「・・・うふ、うふふ、うふふふふふふふふふふふ」

ちひろ「チーヒッヒッヒ!!ああ~笑いが止まらないわ~!」

ちひろ「私が考えた【財布の堅いPさんからお金を巻き上げる大作戦】・・・まさかここまで上手くいくとはねえ!」

ちひろ「オトナと書いておけば必ず千枝ちゃんが食いつくだろうと、留美さん宛という名目でウイスキーボンボンを送ったのは私!」

ちひろ「まゆちゃんによる妨害を阻止するため、泉ちゃんたちに盗聴器の類を除去してもらったのも私!」

ちひろ「そして、誤解を生ませるために服を脱がせた千枝ちゃんとPさんを一緒のベッドにいれたのも私!」

ちひろ「流石に胸を揉まれたのは予想外だったけど・・・寧ろ脅す材料が増えたってものよ!」

ちひろ「チーヒッヒッヒ!!しばらくは財布の中身が潤いそうだわ~!」



???「それが・・・目的・・・?」

ちひろ「・・・!?誰っ!?」

望月聖「聞いた以上は・・・見過ごせない」

ちひろ「何だ、聖ちゃんか・・・どうするつもりなの?」

聖「その悪い心・・・浄化する・・・私の歌で・・・!」

ちひろ「成程、確かにあなたの歌を聴けばタダでは済まないわね。でも・・・」

ちひろ「私が大人しく・・・聴いていると思う!?」ダッ!

聖「・・・!待って・・・!」


ガツン!


ちひろ「!?な、何で出られな――!?」

???「一時的にこの空間を封印したのでしてー」

ちひろ「よ、芳乃ちゃん!?」

依田芳乃「はいー芳乃でしてー。そしてちひろ殿ー、もう諦めるのがよろしいかとー」

ちひろ「くぅっ・・・」

ちひろ「なら・・・ここで二人まとめて倒すまでよ!」

芳乃「・・・愚かなー」


ズシン!


ちひろ「な・・・今度は体が重く・・・!?」

???「ふわぁ・・・にげちゃだめー・・・」

ちひろ「こ、こずえちゃん!?」

遊佐こずえ「ちひろだけー・・・おもくしたのー・・・いっぱいいっぱい・・・おもくしたのー・・・」

ちひろ「うぐぐううううううう!!」

ちひろ(ま、まさかこの3人が同時に来るなんて・・・!だけど・・・!)

ちひろ「うおおおおおおおおおおおお!!私をなめるなーーーーーーーーーーーー!!」ググググググ・・・!

こずえ「すごい・・・のー」

芳乃「・・・その執念ー、そこだけは称賛いたしましょー」

芳乃「しかし無意味でしてー」


ガクン


ちひろ「へ?」

ちひろ(こ、これはこずえちゃんの力じゃない・・・体の力が抜けて・・・!?)

???「P様を慕う身として・・・あなたの行為は見過ごすわけにはまいりません」

ちひろ「く、クラリス、さん・・・!」

クラリス<●> <●>「・・・しっかりと反省してくださいまし」

ちひろ「わ、分かりました!Pさんからはもう必要以上のお金は取りません!だから・・・!」

クラリス「聖さん・・・お願いします」

聖「・・・La~♪」

ちひろ「ひ、ひゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

モバP「あ゛ー・・・今日からずっとスタドリエナドリ地獄か・・・自業自得とはいえ、痛いなあ・・・」


ガチャ


モバP「おはようございま~す」

ちひろ「・・・おはようございます・・・」グッタリ

モバP「ど、どうしたんですか?」

ちひろ「気にしないでください・・・」

モバP「は、はあ・・・」

ちひろ「ああ、Pさん。昨日の事ですけど、もういいです」

モバP「へ?」

ちひろ「だから!今まで通りご自分の判断でスタドリ・エナドリを買ってくれればいい、と言ってるんです!」

モバP「そ、それは助かりますけど・・・良いんですか?」

ちひろ「良いんです。流石にちょっと言い過ぎました」

ちひろ「あんな自我が無くなるような感覚・・・二度と味わいたくないですし」ボソボソ

モバP「・・・?何か言いました?」

ちひろ「何でもありません!」

ちひろ「とにかく!無しにする代わりにしっかり働いてもらいますから!覚悟して置いて下さいね!」

モバP「・・・分かりました!気合い入れていきますよ!」




本当の終わり

聖・こずえ・芳乃・クラリス

この4人がいる限り事務所は安泰だと思います。

ちひろさん好きな人、ゴメンナサイ。

あと、終わりと書いておきながら続けてしまうという、終わる終わる詐欺をして申し訳ありませんでした。

ありがとうございました。

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