灰は灰に、塵は塵に【安価あり】 (27)

ハンターと吸血鬼の安価バトル…になるはず

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【山村の調査 ―新月―】

ベテラン「へっ、まさか俺がお前らみたいなひよっこの引率を任されるとはな」

通信手段も限られたこの世界、連絡が付かなくなった小さな山村の調査依頼がギルドに舞い込んできた。

あいにく任務に参加出来そうなハンターはベテラン1人と新人ばかりだったのだ。

新人ハンター↓1↓2↓3

名前
性別
年齢 15歳~35歳まで
性格
コンマ末尾の値で戦闘スタイルが決まります。

例)
ベテラン

30
お調子者

※吸血鬼等の化け物と戦うので人間は非常に死にやすいです(一部例外あり)安価キャラが早期退場する場合もありますのでご了承ください。

名前 シモン
性別 男
年齢 22歳
性格 行きすぎた正義漢

名前 エレナ
性別 女
年齢 18歳
性格 頭が良いけどバカ、ムードメーカー、よく喋る

名前 エドガー
性別 男
年齢 32歳
性格 冷静、お人好し

ベテラン「この業界は現役でいられるのは短いぜ。俺のように2年も続けられりゃ一人前よ」

エレナ「へ~2年くらいで一人前なんだベテランさんてホントにベテランなの?」

ベテラン「ば、馬鹿言っちゃいけねえぜ。人間を簡単に捻り潰す化け物を相手にするんだ1年生き残るだけでも凄いんだぜ!」

エドガー「ああ、聞いた事がある…大概は1年目でリタイアするとか…」

シモン「そんなことよりもうすぐ村だ」

ハンター達は件の山村に到着した。

エレナ「…特に変わった様子は無いね」

エドガー「ああ…しいて言うなら村人が見当たらないのが気になるが」

シモン「……いや、あそこの井戸に女がいる」

ベテラン「お、本当だ。そこのご婦人!」

農婦「……」

ベテランは村人らしき女に話しかけたが反応がない。ベテランは女の元へ行き再び声をかける。

ベテラン「もし、あんただよ聞こえてないのか?」

農婦「……う…」

ベテラン「どうした…」

農婦「ウガアアアアアアアッ!!」

ベテラン「うわぁ!?」

ガブッバリバリ!

ベテラン「た、助け…ゴフゥ」ヒューヒュー

突然農婦はベテランの首を食いちぎった。ベテランは呆気なく息絶えてしまった。

エレナ「ベテランさん!?」タッ

ガシッ

エドガー「駄目だ!彼はもう…」

エレナ「…そんな」

シモン「あの女《グール》だ…始末するぞ」


《グール》について
グール(生ける屍)は吸血鬼に血を吸われて絶命した人間です。この世界ではグールに傷を負わされてもグールになる事はありません。
ちなみにグールは主である吸血鬼の血液を定期的に摂取すれば劣化を抑え普通の人間のように生活していたりします。

エドガー「しかし我々だけで戦えるのか?」

シモン「目の前に化け物がいるんだハンターとして見過ごす訳にはいかない」

エレナ「私もやるよ…私もハンターだもの!」

エドガー「……わかった。ならば…」

エドガー「俺達で斬り込むからエレナは援護してくれ」

エレナ「わかった」

シモン「来い、化け物が!」

>>4
シモン(格闘値9射撃値1)
>>5
エレナ(格闘値2射撃値8)
>>6
エドガー(格闘値8射撃値2)


《戦闘》について
基本的に格闘値の高いキャラが前衛で戦い射撃値の高いキャラが後衛になります。


vs《グール》耐久値10


シモン「くらえ!」

エドガー「ハァッ!」


コンマ末尾で判定
シモンの攻撃↓1(格闘値補正 2)
エドガーの攻撃↓2(格闘値補正 1)

ksk

>>13(コンマ1補正→3)
>>14(コンマ1補正→2)
合計5のダメージ

《グール》耐久値残り5

ザリッ

グール「ガァァ!!」

シモン「チッ!しくった!」

エドガー(…気負い過ぎた!?)


二人の攻撃はグールを無力化させるまでは到らなかった。

グール「ウイィィーーッ」グワッ

エドガー「!?」

エレナ「させないっ!」ジャキッ

グールが体勢を崩したエドガーにグールが襲いかかる!


エレナの援護射撃(射撃値補正+1)

0援護失敗(エドガー即死)
1援護失敗(エドガー重症)
2~7援護成功
8援護成功(グールにダメージ1)
9援護成功(グールを退治)

援護に成功すれば全員無事に戦闘終了ですね

コンマ末尾で判定↓1

とりあえずここまで

適当バトルなのでちょくちょく変えていくと思います

グール「ウイィィーーッ!」グワッ

エドガー「!?」


ドッ!

グール「イィ!?」

エレナ「よしっ!」

襲いかかろうとしたグールの肩に突き刺さる金属矢。続けざまにその首切に白刃が降り下ろされた。

グール「エ"ヴッ」

ドサッ

シモン「ハア…ハア……」

エドガー「た、助かった…すまない」

シモン「いや…俺も助けられたようなものだ」

血を拭いボウイナイフを収めるシモンはこちらに近寄って来るエレナを顎で指した。

エレナ「二人とも怪我してない?」

シモン「ああ、問題ない」

エドガー「助かった…いい腕だ」

エレナ「え?いや~それほどでも」

エドガー「しかし…」


ベテラン「」

農婦(グール)「」

エドガーはベテランと農婦の遺体の前で片膝を突き十字を切った。

エレナ「ベテランさん…」

シモン「…任務を続けよう」


エレナ「え?でもベテランさんが…」

エドガー「危険だ。あのグールの主である吸血鬼が潜んでいる可能性もある…日が落ちれば遭遇するかもしれないぞ」

シモン「吸血鬼は滅ぼす」

エドガー「任務は村の調査だ。我々だけで対処する必要はない…ここは一旦退くべきだ」

エレナ「ちょっと二人とも…」

シモン「まだ調査も十分じゃない」

エドガー「しかしこのままでは」

エレナ「もう…」

意見を対立させるシモンとエドガー。とりあえずエレナは自分なりに状況を整理してみる。

エレナ(資料ではこの村の人口は30人くらいの小さな集落。連絡が途絶えたのは一週間ほど前…)

エレナ(グールを生み出すのは吸血鬼のみ…少なくともこの村に吸血鬼が現れたのは間違いないよね)

エレナ(まさか村人全員がグール化…は考えたくないなぁ生存者がいれば良いけど…)

エレナ(吸血鬼は何処に?…村から離れた?それともこの村に?それに何処からやって来たんだろう?何でこの村に?…あ~なんだか考えるの面倒臭くなってきた)


エレナ(撤退するにしても調査は不十分…だけどベテランさんがやられて戦力不足のような気がするし日没も近付いている)


選択肢

1 シモンに同意(調査継続)
2 エドガーに同意(撤退)

↓1

エレナ「あたしはエドガーの言う通り一度戻って立て直したほうが良いと思う」


シモン「なに?まだ生存者がいるのかもしれないんだぞ!?」

エレナ「う…でもさっきの戦闘あたし達全然連携とれてないじゃん!あんな様じゃ危なすぎて戦えないよ!」

シモン「!?……腰抜けが…臆病風に吹かれたのか!」

エレナ「な!?…んですってぇ…!」

エドガー「待て。二人とも落ち着けよ」

もはや一触即発のシモンとエレナ。このまま声を荒げていては他にいるかもしれないグールを集めるはめになる…エドガーは二人を制した。

エドガー「シモン、君の言うように確かに調査不足かもしれない。しかしエレナの言い分ももっともだ」

シモン「化け物を放っておくのか…この村を見棄てるのか!?」

エレナ「……」

エドガー「違う…まずグールの存在をギルドに報告するべきだ。少なくとも吸血鬼が現れた証拠になる…その上で万全の体制で挑む」

シモン「何を悠長な俺一人でも戦う…」

エドガー「それはさせない。確かに君は強いがおそらく一人では無理だ…この村との連絡が途絶えて一週間…グールは一体や二体ではないはずだと理解しているだろう?」

シモン「……」
先ほども言ったが我々の任務は…」

シモン「解ったよ…忌々しいがあんたの言い分が正しい」


エドガー「ありがとう…ではすぐに山を下りよう」

シモン「おう」

エレナ「うん!」

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