八幡「それで?大切な話ってなんだ?」 (97)
雪乃「そ、その…私比企谷くんの事が…」モジモジ
八幡(センターを終えて部活動を再開したある日の事…俺は雪ノ下雪乃に大切な話があると言われ部室に残っている)
雪乃「す、好き…なのよ」
八幡「へぇっ?」
雪乃「何度言わせるつもりなのかしら?貴方の事が好きと言ってるのよ?」
八幡「そうか…俺も由比ヶ浜と同じ友達として好きになってもらえたのか?ハハハ」
(ここは適当に誤魔化そう…)
八幡「いやぁ驚いたなぁ…あんなにゴミ扱いされてたのに友達として好きになってもらえるなんてなー(棒)」
雪乃「ふざけるのはやめてちょうだい!本当は分かっているのでしょう?友達としてではなく異性として好きなのよ?」
八幡「そ、そうか…もしかして陽乃さんとゲームでもして負けたからその罰ゲームか?」
雪乃「貴方はそうやって人の好意から逃げようとするのね…最低だわ。」
八幡「別にそういう訳じゃないが…つーか察してくれよ。いきなり学校一の美少女に告白とかされたら困っちゃうだろう?それもボッチが」
雪乃「付き合うのか付き合わないのか答えなさい。」
八幡「すんげぇ上から目線だなぁ…」
雪乃「当たり前でしょう?貴方みたいな学校一の凡人が学校一の美少女に告白されたのよ?大半の人間はそういった経験は出来ないのよ?」
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八幡「何度も確認して悪いが本気なのか…?」
雪乃「えぇ…本気よ?本気と書いてマジと読むぐらいに本気よ。」
八幡「どこかで聞いたことあるフレーズだな それ」
雪乃「御託はいいから早く答えなさい。もし振ったとしても別に今まで通りに振舞うだけよ。ただ私が高校生活で心残りがない様にしたかっただけよ。」
八幡「その…正直、気持ちは物凄く嬉しい。でも…」
雪乃「ハッキリしない男ね。どうして私はこんな男に惚れてしまったのかしら…今思えば好きになる要素なんてないと思うわ。」
八幡「おい!告白したあとにそんなセリフ言う女の子とか酷すぎるぞ?」
雪乃「でも好きになったからには貴方と付き合ってあげてもいいと思っているわ。」
八幡「また上からかよ…」
雪乃「ハハハハハハ 」
八幡「へぇ?何笑ってんの?お前…」
雪乃「ごめんなさい…あまりにも貴方の反応が面白かったから」
結衣「ヒッキーの反応マジでキモイし!ゆきのんがヒッキーの事本気で好きになると思った!?有り得ないよね?」
雪乃「罰ゲーム成功ね。どうかしら?本物が欲しいと言って近しくなった女子たちに貴方の嫌いなことをされた気分は?」
八幡「はっ!?」
雪乃「冷静に考えてみなさい。貴方みたいな目だけではなく性根まで腐っているゴミ人間を私が好きになるとでも思ったのかしら?自惚れ過ぎよ」
結衣「そうだよ!自意識過剰で本物が欲しいとか言っちゃう重度の中二病を私たちみたいな美少女が好きになる訳無いじゃん?」
八幡「本気で言ってるのか?」
結衣「そもそも私が奉仕部に入ったのもゆきのんと計画しての事だし…ヒッキーの事を卒業までの玩具にしよう!ってことでさ!」
雪乃「玩具としては十分満足させてくれたわね。」
結衣「それに比企谷くんは私が君のことを好きって絶対勘違いしてたよね?あの花火のあとの私が告白しようとした時の反応マジで受けたし!」
雪乃「一番受けたのは文化祭の時に一人で後ろからステージを眺めていた時の表情ね。あそこが全てを物語っていたのよ?光と影を」
八幡「そ、そうだよな…今思えばお前らみたいな素敵な女の子が俺みたいなクズを本気で相手にするわけないよな…」ポロポロ
雪乃「自分の現実の惨めさに気づいて涙が出てしまったのかしら?傑作ね。」
結衣「ツイッターにアップしちゃおっ!」カシャッ
八幡「じゃあ俺帰るわ…今までありがとうな。嘘でも優しくしてくれたり一緒に過ごしてくれて…」
八幡「ただいま…」
小町「あっお兄ちゃん帰ってきちゃったんだ…」
八幡「えっ?」
小町「早く二階行ってくれない?そんな腐った目の兄と一緒の部屋にいるのとか小町嫌だし…」
八幡「お前までそんなこと言うのか…?」
小町「アンタさ、早く大学に進学して一人暮らししてくれない?」
八幡「そうだよな…俺みたいなクズの兄のことが好きなわけないよな?」
小町「今まで優しくしたり懐いたりしたのはいい様に利用するためだよ?でも最近何も買ってくれないじゃん?それに小町にいっぱい貢いでくれる人見つけたから、アンタはもう用済みだよ?」
八幡「ハハハ…嘘でも今まで懐いてくれてありがとうな…兄ちゃん超嬉しかったわ。ただお前はいつまでも俺の妹だからな…」
小町「そういうセリフキモイからやめて?っていうか喋りたくもない!早く二階行ってよ!出来れば戻ってこないでね!」
八幡「・・・」
翌日
八幡「戸塚!会いたかったぞ!もう俺には戸塚しかいない!」
戸塚「比企谷くん!辞めてよ!僕たち友達だと思われちゃうじゃん!」
八幡「だよなぁ…やっぱり戸塚も俺なんかのことは…」
戸塚「ごめんね比企谷くん…僕が君に近づいたのは良い人に思われたいからなんだ…おかしいと思わなかった?比企谷くんみたいな人間に何の躊躇いもなく仲良くするなんて…?」
八幡「そうか…今までありがとう。今後は戸塚のためにも話しかけないようにするよ…」
教室
葉山「比企谷?ちょっといいか?」
八幡「お前まで俺のことを自殺に追い込む気か?」
葉山「すまない…昨日の奉仕部での会話を聞いてしまった…」
八幡「だったら何だよ?」
葉山「お前さえ良ければ俺たちのグループにこないか?」
八幡「そうやってお前らも俺を玩具にする気だろう?」
葉山「それに裕美子が激怒してな…結衣はグループから除外したよ。」
家
八幡「ただいま…」
小町「どうしたの?お兄ちゃん!いつも以上に目が腐ってるよ?」
八幡「心配してる演技はいいぞ?昨日みたいに接してくれて構わないぞ?」
小町「昨日?そういえばお兄ちゃん、昨日帰ったあとすぐにここで倒れたよね?小町、上まで運ぶの大変だったんだよ?」
八幡「俺がここで倒れた?」
小町「それに昨日、凄いうなされてたよ?何かあったの?」
八幡「お前よくそんなセリフ言えるな…昨日俺に何て言ったか覚えてるか?」
小町「えっ?小町何かした?」
八幡「俺のことを散々拒んだだろう?これも演技なのか?」
小町「ちょっと何言ってるか分からないんだけど?」
八幡「なぁ俺って昨日倒れたあと何て言ってた?」
小町「お前までそんなこと言うのか?とか今までありがとうとか寝言で言っててビックリしたよ!」
小町「なるほどそんな事があったんだ…でも小町はそんな事ないから心配しないでね?それにしてもあの二人許せない!」
八幡「すまん…小町…お前が言ったセリフがまだ夢を見ていただけとは信じられない。」
小町「いいよ!小町の事は心配しなくて!そんな事されたあとだからそういう夢見ちゃうのは無理ないし!」
八幡「それに戸塚からも嫌われてな…」
小町「それはショックだね…」
八幡「でも自分っていう人間の立場がようやく理解出来た。少し傲慢だったかもしれない。」
小町「私、結衣さんと雪乃さんと話してみようか?」
八幡「いいよ…あいつらをあんまり責めるなよ…」
小町「でもやってる事が人として最低だよ!」
八幡「むしろ嘘でも2年近く楽しい時間を一緒に過ごしてくれたんだから感謝すべきだろう。」
小町「お兄ちゃんは優しいんだね…」
八幡「まぁ…小町のが夢じゃなく現実だったら首を吊っていたかもしれないがな」
翌日
平塚「君から相談とは珍しいな…大体の事情は把握しているよ。葉山から聞いたからな。それにあいつは録音した音声まで聞かせてくれたよ。」
八幡「そうですか…」
平塚「まぁ君にとっては相当ショックだっただろうな…本物の関係までを求めていた彼女たちに弄ばれていたとはな」
八幡「まぁお願いがあるんですけど…これは大事にしないでもらえますか?」
平塚「そうはいかんよ。これは立派ないじめだ…彼女たちに処罰をしなければこれから先、彼女たちが危険だ。」
八幡「正直、あそこまで行くともう手に負えないと思いますよ?」
平塚「そうかもしれないな。ただ私は教師としてやる事はやるつもりさ。それに奉仕部の顧問だしな。」
八幡「そうですか…何か打ち解けられて少しスッキリしました。」
平塚「私で良ければいつでも言いにくるといい!」
八幡「ありがとうございます…先生も貰い手がいなければ俺の所に来てください。」
平塚「大人をからかうんじゃない!」
戸塚「雪ノ下さん!由比ヶ浜さん!やっぱりこんなの酷すぎるよ!」
雪乃「口答えをするつもりかしら?テニス部の可愛い後輩たちの飲酒と喫煙の証拠写真を先生に見せてもいいのよ?」
結衣「それにもう部長は引退したのに未だにヒッキーじゃなくてテニス部を選んだって事はそこまでヒッキーが大事じゃないって事でしょ?」
雪乃「それに飲酒と喫煙の事実を知りながらも庇っていた貴方も同罪よ?折角推薦を取れたのに問題事は起こしたくないでしょう?」
戸塚「でもやっぱり僕!」
雪乃「テニス部の可愛い後輩たちが来年の大会に出れない程の怪我を負ったら貴方はどんな気分かしら?」
戸塚「辞めてよ!」
結衣「そうだよ?ゆきのんのパパに頼めばそんな事簡単に出来るんだよ?」
雪乃「それに私たちの事を教師に告げたとしても無駄よ?私は父の権力でいくらでも思い通りに出来るのよ?」
結衣「そうだ!ゆきのん!大事な事忘れてた!平塚先生もクビに追い込まないと!」
雪乃「そうだったわね。あの残り物は色々と詮索してくるでしょうね。」
平塚「何だね?君たちみたいなクズとは話すつもりはないが?」
雪乃「校内一の優等生に向かって酷い言い様ですね?」
平塚「君が優等生?笑わせるな…正真正銘のクズ以外の何者でもないだろう?」
雪乃「平塚先生にも是非彼の顔を見せてあげたかったです。あの嘘を信じきれてない腐った目も…ハハハ」
平塚「ふざけるな!」
結衣「平塚先生も私たちと一緒にやりますか?ものすごい楽しいですよ?」
平塚「本気で言ってるのかね?」
雪乃「本気ですよ?人間なんて踏みにじる以外に価値があるんでしょうか?」
結衣「それに仮にヒッキーが自殺したとしてもそれは早く自殺したってだけの話じゃないですか?あんな人間どうせいずれは自[ピーーー]ると思いますし!」
平塚「ふざけるな!」ドカッ
雪乃「あら?平塚先生、今のはどっからどう見ても体罰ですよ?それに彼みたいな人間は所詮誰かの玩具として生きるのがお似合いなんですよ。」
翌日
校長「この映像は事実なのかね?」
平塚「はい…確かに彼女たちを殴ったのは事実です。」
平塚「ですが!この映像は編集されています!」
校長「正真正銘のクズと生徒を罵ったあとにいきなり殴りかかるなんて!これが大事になったらどうするんだ…」
校長「とにかくしばらく君は謹慎だ…私は雪ノ下の父親の対応で忙しいんだ!」
平塚(ハメられたか…)
生徒「あれ戸塚じゃね!?」
生徒2「戸塚ー!おいしっかりしろ!」
葉山「戸塚…何があった?ん?これはICレコーダーか?だが踏み潰されている!それに中に入ってたSDカードも抜かれてる…」
雪乃「バカな男ね…私たちに逆らうからこういう事になるのよ。貴方が録音していたのなんて予想済みよ?」
結衣「ゆ、ゆきのん!本当に大丈夫かな!?わ、私が突き落としたってバレないかな!?」
雪乃「心配はいらないわよ。戸塚くんの意識が戻ったとしても貴方がやったって証拠はないのだから…」
結衣「だ、だよねぇ…良かった!」
雪乃「さぁ由比ヶ浜さん!二人の邪魔者がいなくなった事だし食事にでも行きましょう。」
結衣「う、うん…」
八幡「お前たち…これ以上、他人を巻き込むのは辞めてくれないか?」
雪乃「あら?ゴミが喋っているわね。」
結衣「ひ、ヒッキーと話すことなんてないからあっち行ってよ!」
八幡「これ以上お前たちが誰かを傷つけるなら俺はここでお前たちを…」
雪乃「ナ、ナイフを取り出してどうしたのかしら…?」
八幡「もうお前たちはこうするしかないな…」グサッ
雪乃「う、うっ…」
結衣「ごめん!ヒッキー許してよ!私はゆきのんに命令されただけだから!ちゃんと罪を償うから!」
八幡「お前はそれからもそうやって逃げ続けるから生かしておくわけにはいかない!」グサッ
結衣「い、いたっ…」
生徒「おい!あいつが刺したぞ!」
生徒2「何やってんだぁ!」
八幡「んっ?なんだ夢か…?」
雪乃「貴方、うなされていたけど大丈夫かしら?精神まで腐っているのかしら?」
結衣「っていうか部活中に寝るとかマジ有り得ないし!」
八幡「す、すまん…」
雪乃「貴方が寝ている間に依頼があったわよ?」
八幡「誰からだ…?」
雪乃「葉山くんからよ…」
八幡「それでどんな依頼だったんだ?」
雪乃「それは…」
おしまい
まぁ敢えて理解出来ない様に書いてますからね!多分5回ぐらい読めば意味がわかると思いますよ!
でも理解出来ないって事は作者の意図通りで嬉しいです(フフフ)
ちなみに夢落ちというのは二つ程伏線があります!一つ目は最初の方でもうひとつは中盤ぐらいに!
そこらへんは皆さんで探していただき考察などして頂ければ作者は嬉しいです!
このスレが落ちるまでの間は考察や議論などでお楽しみください!
それではまたどこかでお会いしましょう!
>>1
お前高校行ってない引きこもりだろ
または高校行けなかった馬鹿だろ
>>40さん自分は中学2年生ですが?ww何故高校生の年齢が前提なんですか?wwもしかしてご自分の事を仰られているのでしょうか?
とりあえず40さんの考え方が極端なのは理解できましたww
今時偏差値35~6の高校だってあるのでバカだって入学出来ると思いますしww
それに自分は今の所偏差値は44あるのでww
それにここの皆さんは文句ばかり垂れる事しか能がない読者様ばかりと言うことに気づいたので今後は渋で活動しますww
名前は多分「バリアーコスモス」ってハンドルネームになると思いますww
多分週末には一作書き上げると思いますのでよろしくお願いしますww
ちなみにこの作品を作者に無断での転載やコピペによる他サイトへの投稿があった場合は二次使用料を頂きます。
常にまとめているサイトがありますがその場合は二次使用料をお支払い頂くか記事の削除をお願い致します。
期限は日曜日までとします。日曜日までに何の動きもない場合はそれなりの対処をさせて頂きます。
H27 12/16 バリアーコスモス
二次使用料の話は無しでお願いします。ですが自分はまとめに載るのは納得出来ません。
なぜなら人の二次創作で広告料を取り自分は載せるだけで何の苦労もせずにお金を貰っているからです!
53コメさん
それは皆さんで話し合うべき問題です。自分自身がここで答えを言うことは簡単ですがそれでは意味がありません。
自分は作品を作る時にいつも分かりやすい答えは作っていません。なぜなら皆さんに考えて欲しいからです。
それに答えがひとつなんて凄いクリエイティビティに欠けてると思います。
ただ勘違いしないで欲しいのは正解不正解はないです。ハッキリ言ってしまえば。
だからこそ議論を続けていって欲しいのです。
俺はこの作者はいいと思うな。最近の作者って読者に対して媚を売ったり顔色を伺っているだけじゃん。
その点、この作者は自分の書きたいものを偽りなく書いている。年齢関係なくそこは評価すべきだと思う。
偏差値44ってどういうレベル?
大学かワンピース辺りで説明お願い
>>76
国士舘の法学部とか駒沢の法学部とか煎餅の法学部とか拓殖の法学部とか
自分で調べたわ、ソースはベネッセ
偏差値44の大学
国公立理系(前期) 琉球大(工夜)
国公立文系(前期) 該当なし
琉球大(観光産業科夜) 偏差値47
沖縄県立芸術大(美術工芸) 偏差値47
筑波技術大(産業技術) 偏差値42
私立は調べるのめんどかったのでスルー
>>77
おお、ありがとー
でもポンと言われてしまうとあんまりわかんねぇもんだな
このSSまとめへのコメント
もう、こう言うssいいから…
なんていうかキモイのがわいてるな…
体だけ大人になったガキのような感じのだな
渋でも止めてくれよ・・・。
そりゃ好きなのかくのは勝手だが2次使用料やら偏差値やら・・・ただの馬鹿だろ?こいつ。
偏差値44とか…ゴミやんけ
俺の居た学校偏差値38だったわ
世の中には偏差値28なんて奴もいるしな(棒)
ゴミssお疲れっす
バリアーコスモス(笑)
なんか最近こーゆーSS増えたなあ…
>>66 の自演はわざとなのか?
取り敢えず久々にハズレ引いたわ。
うーん、すまん、偏差値44って底辺レベルじゃね?
50=平均だよな?
下回ってんだぜ?何自慢してんだよ
ま、偏差値44では入れる高校あることは確かだし
使用料なんちゃらいって、すぐ撤回したり、自爆とも言える自演米する後先考えない残念意識高い系なんだよ
察してやりなよ
ゴミだな
ガイジのdgnA26vF0