シンジ「ショタリョナおじさん?」 (48)
シンジ「……って、なんですか?」
ミサト「最近、ここいらで14~15才の男の子が酷い目に会う事件が増えてるの。
その事件の犯人をそう呼ぶのよ。まだ捕まってないんだけどね……」
アスカ「キモッ!性癖異常者だわ、早く捕まればいいのに」
レイ「……」
カヲル「へぇ……」
ミサト「明日からシンジくんとカヲルくんには警備をつけることになったから、今日は気を付けて帰りなさい」
シンジ「はい」
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帰り道
シンジ「なんか、怖いね…」
カヲル「どうしたんだい?」
シンジ「その、ミサトさんの言っていた…」
カヲル「ああ、ショタリョナおじさん……」
シンジ「うん」
カヲル「きっと大丈夫だよ、僕らがそんな目にあうようなことはないさ」
シンジ「……」
カヲル「…?」
???「……」ズルズル
カヲル「待ってシンジくん、誰か近付いて…………」
???「……」ブンッ
ガンッ!!
カヲル「あ、……」ドサッ
シンジ「か、カヲルくんっ!?」
シンジ(あの人、バット持って……)
ガンッ!!
シンジ「っ、う……」ドサッ
………………
カヲル「……っ、ぐ……」ピクッ
カヲル(どこだ、ここ……縛られていて動けない、頭もズキズキする…)
カヲル「シンジくん、起きるんだ、シンジくん!」
シンジ「カヲルくん……あれ、僕…」
カヲル「気を失ってたみたいだね……」
リョナ男「おっ、起きたねぇ~~!!」
シンジ「!」ビクッ
カヲル「もしかして……!」
シンジ「し、ショタリョナおじさん……?」
リョナ男「正解!おじさんも有名になったんだねぇ、
君達みたいな可愛い子に知ってもらえてるなんてねぇ~!」ニタァ
カヲル「こ、こんなことをして何が目的なんですか?」
リョナ男「おじさんはねぇ、男の子を虐めるのがだぁい好きなんだよ
それだけなんだよぉ」
シンジ「ひぃっ」ガタガタ
リョナ男「それにしても君か、か、か、可愛いねぇ」
シンジ「っ」ビクッ
リョナ「女の子みたいだし肌の血色がいいねぇ!青アザまみれにしたいなぁ」フーフー
シンジ「い、いやだ!近寄らないで!」ブルブル
リョナ男「爪なんて小さくてピンクで、桜貝みたいだねぇぇえ」ぎゅっ
シンジ「あ、あ……」ガタガタ
リョナ男「よし、まずは君の爪を貰っちゃおうかな~~
シンジくん?だよねぇ」
シンジ「えっ、え?」
リョナ男「おじさん、男の子の爪を集めるのが特に好きでねぇ……ほぉら、ペンチでゆっくり剥がそうねぇシンジくん」
シンジ「やっ……」ガタガタ
カヲル「ま、待ってください!」
リョナ男「?」
カヲル「……ぼ、僕の爪じゃダメですか」
シンジ「カヲルくん!?」
カヲル(シンジくんに辛い思いをさせるわけにはいかない。
大丈夫、少しの辛抱だ。僕らが家に帰ってないとなると、ネルフが総力をあげて捜索するはず)
カヲル(それにきっと、僕のほうがシンジくんよりはいくらか痛みに強いだろう。
シンジくんのためなら、爪なんていくらでも……!)
リョナ男「いいよぉ~~君は白いからさぞ血が映えるだろうしねぇ!!」
カヲル「……」
リョナ男「じゃあ剥がすからねぇ、無駄に動いたらシンジくんにもするよ」
カヲル「はい……」
リョナ男「それ!」ガシッ
ペリ…ペリ…
カヲル「っ、……!!!」
カヲル(だめだ、こんなことで音をあげては…痛くない、痛くない……!)ギュッ
ペリッ
カヲル「ひっ、」ビクン
リョナ男「すごいねぇ、もう便器の蓋みたいだねぇ ひひっ」パカパカ
カヲル(思ったより、血は出ないな……)ズキズキ
リョナ男「まだ根本がくっついてるから、爪を捻って剥がしちゃおうねぇ~」
くるっ
カヲル「い゙っ……」ビクッ
くるくる
プチッ
カヲル「~~~~~~ッッッ!!!!」ガタッ
リョナ男「とれたよ、ほら」
カヲル「っ……」ゼェゼェ
リョナ男「それにしても綺麗な爪だねぇ~~!こうして肉から離されるとわかるけれど、傷も色素の黄ばみもなくて本当に透明だねぇ」
シンジ「カヲルくん、ぼ、僕のせいで…」ブルブル
カヲル「大丈夫だよシンジくん。これくらい、どうということは…」ニコ…
リョナ男「よかったよかった、まだまだ序の口だからねぇ。
ほら、続きをしようねぇカヲルくん」
カヲル「……」
リョナ男「ん?したくないのかな?シンジくんの番かな~?」
カヲル「……し、してください…」
リョナ男「そうそう、いいねぇ~~!」
カヲル(僕がATフィールドを張れば、この男は何もできなくなる……でも、それはダメだ。まだシンジくんに使徒だとばれるわけにはいかない)
カヲル(…………爪くらい、後からいくらでも生えてくる)
カヲル(とにかく今は耐えるんだ)
リョナ男「とりあえず、両手の十枚いこうかぁ」フーフー
シンジ(あんなに痛そうなのに、まだ九枚も……僕は、僕はどうしたら)ブルブル
…………
リョナ男「両手の爪全部剥がしたっていうのに、辛抱強いねぇカヲルくん。悲鳴らしい悲鳴全然出さなかったねぇ
最後のを剥がすとき、おじさん間違えて指ごとペンチで持っていきそうになったのに」
カヲル「……」ゼェゼェ
カヲル(誰が泣き叫ぶものか……こんな奴を楽しませるなんてごめんだ)フン
カヲル「…満足ですか?」
リョナ男「まさかぁ!これからじゃないかカヲルくん」ハァハァ
リョナ男「カヲルくんは知らないかなぁ~?今までの男の子がどうなってるか」
カヲル「……?」
リョナ男「シンジくんは知ってるかなぁ?知ってたらおじさん、うれしいからサービスしちゃうぞ~~!」
シンジ「し、知ってます知ってます!
一人目は両手両足の爪を剥がれて、直腸穿孔……
二人目は…め、目と…爪と……肋骨五本骨折と喉の内部に大火傷で、
さ、三人目はまだ……」
リョナ男「ご名答~~おじさん嬉しいなぁそんなにシンジくんに知ってもらえてたんだねぇ~~」パチパチ
リョナ男「ちなみに三人目の子はまだそこにいるよ」
シンジ「え?」
リョナ男「ほらそこ、そこの袋」
シンジ「……え」
カヲル(まさか、あの少し大きめの黒いゴミ袋…?いや、あんな大きさの袋に入ってしまうなんて……)
リョナ男「それだけしか残らなくてねぇ~」
シンジ「う……」オエッ
シンジ「ううっ、う……どうしようカヲルくん、どうしよう…!ぼ、僕たちもあんなふうに……!」ブルブル
リョナ男「それは君たち次第だねぇ」
シンジ「いや、いやだぁ……」ポロポロ
カヲル「…シンジくん、泣かないで」
カヲル(……絶対、君だけは無事に帰してみせるから)
カヲル(出来るだけ、あの男が僕を傷付けるように仕向けないと)
リョナ男「じゃあ次は何をしようかな~~?やっぱり、腹パンからかなぁ」
シンジ「ひぃっ」ビクッ
リョナ男「シンジくんは可愛いねぇ~~そんなにお腹を庇うように丸まっちゃって」ニタニタ
シンジ「……」ブルブル
リョナ男「カヲルくんは怖くないのかな~?」
カヲル「……」
カヲル「その程度、僕が耐えられないとでも?」フン
シンジ「カヲルくんっ!?何言って…」
リョナ男「…いいねぇ!そういう子が呻く様は最高に絵になるからねぇ!またカヲルくんにしようね」
カヲル(よし…!いいんだ、これで……!)
シンジ「……」ブルブル
リョナ男「ああ~カヲルくんのお腹は白くてぺったんこですべすべだねぇ~~いまから、餅つきみたいにしてあげるからねぇ」ナデナデ
カヲル「……っ」ゾッ
リョナ男「ふんっ」
ドスッ
カヲル「が……っ」ビクッ
ずぷっ
リョナ男「すごくめり込んだねぇ~案外、腹筋ないのかな~~?」
カヲル「ぐっ、…う……、ぇうっ」ブルブル
リョナ男「鳩尾を下から押し上げられらると気持ち悪くてたまらないよねぇ?」ぐりぐり
カヲル「う、……ぷ」ピクッ
カヲル(耐えろ、耐えろ!吐くんじゃない……!)ブルブル
カヲル「……気持ち、悪くなんて…ないですよ」キッ
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面白い!早く続きみたい!