【モバマス安価】鷺沢文香「プロデューサーさんと一番仲がいい人ですか・・・?」 (274)


【モバマス安価】アナスタシア「プロデューサーと一番仲がいい人ですか?」
【モバマス安価】アナスタシア「プロデューサーと一番仲がいい人ですか?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443002757/l50)

というSSの続きです

【外の女編】


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448354681


HTML化されない程度の速度で進行します
気が向いたら気長にお付き合いください
Pは武内Pです
一部安価は前回の時に取り終わっております


前回までのあらすじ?

興味本位でCPの誰が武内Pと一番仲がいいのかと聞いてしまった奏と凛・・・

オータムフェスのお礼がしたいという文香と共にCP各人より惚気話を聞くことに・・・

あわや修羅場となるかと思われたが停戦協定を結ばせることに成功、しかしCPの外にも火種が存在する可能性が浮上・・・

穏便に事態を納めるため凛、奏、文香は真相を確かめに動き始める・・・


採用予定安価

すること、されること

渋谷凛
現担当
お泊り
投球練習

速水奏
担当歴無し
ご飯を食べにいき、間接kiss

鷺沢文香
担当歴無し
本屋デート
看病
二人っきりで読書


採用予定安価

したこと、されたこと

高垣楓
元担当
二人っきりで飲み会(P宅で宅飲み)

小日向美穂
元担当
飲み会
酔いを醒ますために武内Pハウスのベッドで一夜過ごす。(健全)

鷹富士茄子
元担当
ラッキースケベする(される)
隠し芸の練習に付き合ってもらった

片桐早苗
元担当
職質連行を繰り返してるうちにスカウトされた
二人で飲みに行った


大和亜季
担当歴無し
一緒のサバゲチームで戦った

安部菜々
担当歴無し
実は同じ高校出身だったことで会話が盛り上がったことがある(どっちが先輩かはお任せします)

神谷奈緒
担当歴無し
相合い傘からの壁ドン

三船美優
担当歴無し
相合い傘からの壁ドン

北条加蓮
担当歴無し
病気のお見舞いとトライアドプリムスなどの会話(仲よさげに)

十時愛梨
担当歴未定
日焼け止めを塗って貰った

日野茜
担当歴未定
内容未定


審議

安価内容に対象外アイドルを含む(採用候補)

大槻唯
担当歴無し
サクラブロッサムの二人でPの3人デート

選択アイドルに対象外アイドルを含む(棄却候補)

及川雫と大沼くるみ
元担当
北海道ロケに

他安価と矛盾が発生する可能性あり

上条春菜
担当歴無し
まぁまぁ眼鏡どうぞされて半年くらいかけてた

白坂小梅
元担当
ホラー映画鑑賞
噛みつき(小梅→P)

星輝子
元担当
初ライブで緊張している輝子にヘビメタメイクを施した

星輝子
担当外
机の下を提供

カワイイボクと142’s
元担当
お弁当を作りこの3人と食べた

輿水幸子
元担当
キツい仕事のあとは「アフターケア」として頭を撫でてもらっていた(Pの膝の上で)

安価内容が事象ではなく出会いの条件だった?

南条光
担当歴無し
アイドルを辞めさせた経緯から「笑顔を奪う怪物」として嫌われていた時期がある(現在は和解済)

出会う前に事件の話を聞き、またPも車輪状態だった為に初対面の印象が悪かった

カリスマギャル

城ヶ崎美嘉
担当歴無し
手を握った
近いうちに一度デートをする約束をしている

城ヶ崎美嘉
元担当
ドレスコードがある店で一緒に食事


・・・



奏「コーヒー入れるけど、凛と文香もいるかしら?」コポコポ

文香「では、いただきます・・・」ペラッ

凛「うん、お願い」

奏「はい、どうぞ」コトッ…

凛「はぁ・・・落ち着く・・・」ホゥ

文香「五臓六腑に染みわたります・・・」ズズー

奏「ふふっ、ただのインスタントよ?」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095034.jpg
渋谷凛(15)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095035.jpg
速水奏(17)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095036.jpg
鷺沢文香(19)



奏「どう、クローネとCPの両立は?もう慣れたかしら」

凛「・・・そうだね。ここも、私にはもう大切な居場所で、みんなも大事な仲間・・・かな」

凛「今ではこんなに安らげるんだから・・・」クピ…

奏「ふふっ、凛てけっこう恥ずかしいことを平気な顔で言うのね」

凛「奏ほどじゃないって」

奏「ふふっ」

凛「ふふふっ」



文香「・・・・・・さて・・・」パタン…



文香「そろそろ、現実と向き合いましょうか・・・」ズーン

凛「・・・・・・うん・・・」ズーン

奏「平和って・・・かけがえのないものだったのね。失ってから気づきたくなんてなかったわ・・・」ズーン


文香「CPの爆発を防ぐことはできました・・・」

文香「ですが、同時にプロジェクト外部にも脅威がある可能性を白日の下にさらしてしまいました・・・」

奏「プロデューサーさんの元担当・・・」

凛「で、でも・・・言うほど危機的状況ってわけじゃない・・・よね?」

奏「そうね・・・聞いた話の限りではプロデューサーさんは一度挫折を経験していて、その苦悩からCPの子達との関わりによって立ち直るに至った・・・」

奏「つまり、プロデューサーさんが挫折以前に担当して成功させたアイドルは、プロデューサーさんの苦悩を知らなかった、若しくは立ち直らせることに失敗している・・・」

凛「そう、CPのみんな以上の深い関係になっている人がいる可能性は低いはず・・・!」


文香「小日向美穂さん・・・」

凛「?!」

文香「も、もしプロデューサーさんも嘘をついていたとしたら・・・!」

文香「一番の問題点は彼女が卯月ちゃんとユニットを組んでいるということです・・・!」

文香「嘘か本当か・・・どちらにせよ、卯月ちゃん達が知るより先に把握している必要があるのです・・・!」

文香「もし本当にみくちゃんの仮説通りだとしたら・・・その事実を知られればまず間違いなく大変なことが起こります・・・!」

文香「これだけは・・・他の方たちが知るよりも早く事実を確認しなければなりません・・・!」


奏「確認した後は・・・・・・どうするの・・・?」

文香「まだ分かりません・・・ですが、知っていれば未然に接触を防ぐことも事前に口止めをすることもできます」

文香「守りましょう・・・私たちで、CPを・・・!」スクッ…

奏「ええ・・・!」

凛「よし、行こう・・・!」



・・・


本日は以上になります



安価

日野茜

・元担当だったかどうか

・したことでもされたことでも何もなかったでも

2015/11/24/(火)22:00:00:00に最も近いレス



十時愛梨

・元担当だったかどうか

・したことされたことに追加があれば

2015/11/24/(火)23:00:00:00に最も近いレス



本文の更新はないのですが・・・



大槻唯の安価採用

及川雫と大沼くるみの安価棄却

南条光の安価取り下げ



以上に異議がある場合はお申し付け下さい

安価募集の際に対象者を明記しなかったこと、個人名に限定していなかったこと等

無用な混乱を招き大変申し訳ございません


奏「それで、誰から行く?」

文香「そうですね・・・疑いのある5人のうち、美穂さんと小梅さんは女子寮で暮らしています」

奏「待ち伏せ?」

文香「それもいいと思いますが今は時間が惜しいです・・・」

文香「女子寮は最後にして、トレーニングルームやカフェなど人のいそうなところを回るのはどうでしょう?」

奏「要は手掛かりなしの手あたり次第ってことね・・・」

凛「それでいこう。止まっている暇なんてないんだから」

凛「上手くいけば連絡先を知っている人が見つかるかもしれないし」

文香「はい」

大槻唯「それゆいも行きたいなー」

奏「きゃっ!?」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095463.jpg
大槻唯(17)


唯「あははー☆奏驚きすぎー♪」

文香「ゆ、唯ちゃん・・・!」ドキドキ

凛「ついてきたいって・・・?」バクバク

唯「よく分かんないけどプロデューサーちゃんの元担当探すんでしょ?ゆいも興味あるなー♪」

唯「あれ?そういえばCPにお礼しに行ったんじゃなかったっけ?」

文香「えっ?!あ、あのそれはええと・・・!」

凛「その、ちょっとごたついてたから簡単に済ませてすぐ帰ってきたんだよ・・・!」

奏「ええ。でも、やっぱり今度なにか別の形でちゃんとお礼しようって考えて、それでこっそりプロデューサーさんの元担当の子に好みとか聞いてみましょうって、ね?」

(((よし、上手く誤魔化した・・・!)))

唯「プロデューサーちゃんの好み!唯も知りたーい!」

(((墓穴を掘った!)))


凛「え・・・唯って、プロデューサーのこと・・・?」

唯「いや~プロデューサーちゃんガツーンときちゃったね!みんなテンパってどうしよーって時に現れてテキパキ指示出したりしてさ~♪」

唯「プロデューサーちゃんのプロデュース力にゆいはもうメロメロだよ~!なんかもう甘い雰囲気って感じ!わっかるかな~!」

文香「そ、そうですね・・・」

文香(ク、クローネにも・・・!?)

唯「さっきデートしてきたんだけどその時もさっ―」

凛「デート!?」

奏「さっき!?」


唯「え?ああ、周子ちゃん達と別の用事があって別れた後ね、ばったり会えちゃったからデートに誘ったの☆」

凛「あのプロデューサーが受けたの・・・?」

唯「これは脈ありだよねー☆」キャー

文香(唯ちゃんのコミュニケーション能力の為せる技なのでしょうか・・・?!)

唯「まあ二人っきりはダメって言うからちなったんも誘ったんだけどね~。あ、ちなったんっていうのはゆいの親友で~―」

・・・


・・・

唯「この前クローネのために頑張ってくれたプロデューサーちゃんのために、今日はゆいのお気に入りのファミレスにご案内っ☆」

武内P「ありがとうございます」

唯「なーんて、ホントはゆいが一緒にランチしたいだけー♪」

相川千夏「清々しいほど正直ね」

「あはは☆ま、気にしないで食べて☆ちなったんも♪」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095464.jpg
相川千夏(23)


唯「ここねっ、ドリンクバーも快適なんだ~☆二人は何がいい?とってきちゃうよ!」

千夏「エスプレッソあるかしら」

武内P「私も同じものを」

唯「りょーかーいっ☆」テテテ…



千夏「唯ちゃん、可愛くていい子よね」

武内P「はい。余りお話ししたことはありませんでしたが、あの天真爛漫さは彼女独自の魅力であるように思います」

武内P「きっと、どのような方ともすぐに打ち解けてしまうのでしょう」

千夏「私みたいなタイプとも交流があるのは意外だった?」

武内P「い、いえ・・・!」

千夏「ふふ、ごめんなさいね」

千夏「いつでも自分の気持ちに正直になれる人ってクールよね。私も常にそうありたいわ」

千夏「これからも仲良くしてあげてね」クス

武内P「はい」クス



唯「おっまたせ~☆」テテテ…

千夏「走ると危ないわよ」


唯「はいはーい☆プロデューサーちゃんつめてね~♪」ポスッ ギュウギュウ

武内P「あ、あの大槻さん・・・?席なら向かいに・・・」

唯「えー隣の方がいいっしょー!」ギュウギュウ

武内P「し、しかし・・・すみません相川さん、少しそちらの方に・・・!」ムギュムギュ

千夏「ごめんなさい、今いいところなの」ペラ…

武内P「ええっ・・・!?あ、相川さん・・・!」

唯「またフランス語の本?シルブプレ?ボンジュール?マンマミーア?」ギュー

千夏「最後のはイタリア語よ」

唯「へー!ちなったんすごーい!」ギュー

武内P「あ、あの・・・!」ムギュー

唯「んふふ~、照れちゃってかわいいなぁモォ~!うひひひひ!うりうり~☆」ギュー

・・・


・・・

唯「もうプロデューサーちゃん真面目すぎ~・・・」ブー

武内P「あまりからかわないでください・・・」

唯「えー、ゆい本気だよ~?」

千夏「ふふ・・・」

武内P「んんっ・・・相川さんも」

千夏「ええ、ごめんなさい」

唯「そうそう、ちなったんすごいんだよ!超頭いいし!」

唯「ねぇねぇプロデューサーちゃん!ゆいとちなったんがユニット組んだら超すごそうじゃない!?」

武内P「・・・そうですね。方向性など改めて考える必要がありますが確かに面白いユニットに―」フム…

唯「でっしょー!その時はゆい、プロデューサーちゃんにプロデュースお願いしたいな~♪」

武内P「はい。しばらくは専念する仕事がありますが、いつか企画を―」

唯「やったー☆さっすがプロデューサーちゃん!」


千夏「唯ちゃん、そろそろ食べないと冷めちゃうわよ?」クス…

唯「おっとっと!そ・れ・じゃ・あ~・・・はい、プロデューサーちゃん!あ~ん☆」

唯「遠慮しない遠慮しない!ゆい、プロデューサーちゃんがワイルドにがっつくところ見たいなー♡」

・・・


唯「プロデューサーちゃんかわいいよね~♡なんか大型犬みたいで♪」キャー

凛(おせおせ!)

唯「将来の約束もできちゃったし☆」

文香(言い方!)

唯「でもライバル多そうな気もするんだよね~」

奏(するどい!)

唯「あ、CPの子達と会ってきたんだよね?ねぇねぇ誰が一番仲良さそうだったー?」

文香「ぷ、プロデューサーさんと一番仲がいい人ですか・・・?」


一旦ここまで

あー・・・その、はい
展開上名前の挙がらない子はほぼフラグ折れちゃいますので・・・


ガチャッ

神谷奈緒「よっ、お疲れー」

北条加蓮「お疲れ様―・・・? みんなでどこかに行くの?」

唯「これからね~ プロデューサーちゃんが担当してた子探しに行くんだー♪」

奈緒「プロデューサーって・・・あ、CPのプロデューサーさんか?」

唯「そうそう☆」

文香(ああっ・・・同じ轍を踏んでいる気がします・・・)


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095496.jpg
神谷奈緒(17)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095497.jpg
北条加蓮(16)


加蓮「CPのプロデューサーさんかぁ~・・・ あの人、いい人だよね」

凛「えっ・・・ し、知ってるの・・・?」

加蓮「うん。この前風邪ひいた時ね、奈緒と一緒にお見舞いに来てくれたんだ。ね、奈緒?」

奈緒「お、おう・・・」

・・・


・・・

ザー ザー…

奈緒「参ったな・・・さっきまで晴れてたのに・・・」

奈緒(途中で傘買うか・・・でも今両手塞がってるし・・・)

奈緒(これは今日じゃなくていいか・・・? でも早い方が喜ぶよなぁ・・・)ゴソッ…

武内P「あの・・・どうかされましたか?」

奈緒「え?うおおっ?! なっ、あ、なんだCPのプロデューサーさんか・・・ もう、驚かさないでくれよ!」

武内P「申し訳ありません・・・」

奈緒「ああっ、いやその・・・今のはちょっとびっくりしただけで・・・ごめん」

武内P「いえ。それで、どうされたのでしょうか?何か、困っているようだったので・・・ 」

奈緒(へぇー・・・なんだ、聞いた通りいい人じゃん)


奈緒「実は今日ちょっと加蓮が風邪ひいて休んでてさ、お見舞いに行こうかなって」

奈緒「あとオータムフェスの時の感想とかファンから手紙が来たからさ、持っていったら喜ぶかなって・・・へへ」

武内P「そうでしたか」

奈緒「まあでも雨降ってきちゃったし、傘持てないからこれは置いていこうかって・・・」

武内P「それでしたら、私にお送りさせてください」バサッ

奈緒「いやいやいや、悪いって! 別にこれは今日じゃなくてもしょうがないっていうか・・・!」

奈緒「あんただって予定とかあるだろ・・・!?」

武内P「いえ、今日は半休を取っていますのでもう」

奈緒「い、いや・・・でも、あ、相合い傘とか・・・!」

武内P「それでは行きましょうか。駅でよろしいでしょうか?」スタ…

奈緒「ちょ、聞けって・・・!」タタッ…

奈緒「こ、これはその、仕方なくだからなっ! 厚意を無駄にできないし、加蓮にも手紙届けたいしで・・・!」

武内P「はい。きっと、北条さんもすぐに元気になっていただけるでしょう」クス

奈緒「お、おう・・・」ドキッ

奈緒(こんな風に笑うんだ・・・)

奈緒(・・・なんかずるい・・・・・・)

奈緒「ス、スーツ・・・仕事で使うんだから濡らしちゃダメだろ?もっとよってよ・・・」



・・・


・・・

プシュー… ガタンゴトン ガタンゴトン… 

武内P「次の次、ですね」

奈緒「ああ、結構混んできたしもうちょっとドア近くの端行こうぜ」

武内P「はい」



奈緒「にしてもけっこうアニメとかも詳しいんだな。やっぱり仕事だから?」

武内P「それもありますね。流行や魅せ方など、学ぶべきところもありますから。勿論それとは別に、楽しんで鑑賞してもいるのですが」

武内P「演出の素晴らしい作品を見つけるとそのまま同じ監督の作品を調べて借りに行ったり―」

奈緒「そうそう!あとさ、作画の人の名前も覚えちゃったり―」

グラッ フラッ

武内P「おっと」ドンッ

奈緒「ひゃうっ!?」

奈緒(こ、これ・・・壁ドンってやつか・・・?!)

武内P「揺れますね・・・大丈夫ですか?」

奈緒「あ、ああ・・・」

奈緒(平気じゃない!近いよ!なんだこれ!)


プシュー… ガタンゴトン ガタンゴトン…

ギュウギュウ…

武内P「っ・・・だいぶ混んできましたね」

奈緒「そ、そうだな・・・」

奈緒(か、庇ってもらえてるのか、これ・・・!)

奈緒(は、恥ずかしくて顔見れない・・・!)

グラッ ダンッ

奈緒(ま、股ドン・・・!)キュン

武内P(足を踏まなくてよかった・・・)

武内P(次開くのは・・・こちら側のドアか。乗り過ごす心配はなさそうです・・・)ホッ…


武内P(こんなに混むことがあるのか・・・赤城さんなどは通勤、前川さんも通学には使っていたはず・・・送迎が必要か一度聞いておこう)

奈緒(こ、この人も、意識してたりすんのかな・・・?)チラッ

武内P「? どうかされましたか?」

奈緒「いやっ!?なんでもっ?!」カァァ

奈緒(うう・・・!なんだよ、意識してるのはアタシだけなのか!?)

プシュー

武内P「ここですね。行きましょうか。・・・神谷さん?」

奈緒「あ、ああ・・・」

奈緒(うー・・・あー!もう!なんなんだよもー!)



・・・

※73修正

×武内P「はい。きっと、北条さんもすぐに元気になっていただけるでしょう」クス

○武内P「はい。きっと、北条さんにもすぐに元気になっていただけるでしょう」クス


・・・

ピンポーン ハーイ

ガチャッ

加蓮「あっ、奈緒。それに、CPのプロデューサーさん・・・?」

奈緒「ちょ、なんで加蓮が出てくるんだよ!?」

加蓮「いやここ私の家なんだけど・・・」

武内P「もう寝てなくて大丈夫なのですか?」

奈緒「そうそう」

加蓮「お母さん今出てるから・・・取り合えず中入って?」


奈緒「アタシが貸したやつ見てたのか・・・」

加蓮「ずっと寝てるの暇なんだもん。今お茶出すから・・・くちゅんっ」

奈緒「あっ、ほら!いいから寝てろって!」

奈緒「しょうがないな・・・連れて行くぞ。プロデューサーさん、ちょっとこれ持ってて」

武内P「はい」

加蓮「奈緒過保護・・・」

奈緒「病人は黙って寝る!」


奈緒「これで良しっと」ファサッ

加蓮「私お粥温めて食べようと思ってたのに・・・」フカフカ

奈緒「何も羽織らずリビングでアニメ見ながらか?」

奈緒「お粥はアタシが用意して持ってくるから。プロデューサーさんは見張っててくれ」タタタッ

武内P「え? あの・・・」

加蓮「はぁ・・・」


加蓮「なんかごめんね。奈緒ってけっこう面倒見がいいんだけど・・・」

武内P「いえ・・・」ソワ…

加蓮「? どうかした?」

武内P「すみません、私まで女性の部屋にお邪魔してしまって・・・」

加蓮「いいって。ありがとね、奈緒と私のために」


奈緒「持ってきたぞ」ホカホカ

加蓮「ありがと。それじゃ、いただきます・・・」パクッ

加蓮「・・・そういえばその箱なに?」モッモッ

奈緒「あっ、そうそう!ファンレターが来たんだよ!すごいよな!」

加蓮「箱いっぱい・・・わぁ、すごい・・・!」


加蓮「大変じゃなかった?今日外雨降ってるみたいだし」

奈緒「ああ、その・・・それでプロデューサーさんにさ、連れてきてもらったというか・・・」

加蓮「ああ・・・なるほど」

奈緒「な、なんだよ。今度にしようか迷ってたらプロデューサーさんが来てくれて、半ば無理やりというか・・・」ゴニョゴニョ…

加蓮(あ・・・奈緒、もしかしてプロデューサーさんのこと・・・?)

加蓮「ふ~ん、そっか。プロデューサーさん、それ正解」

加蓮「もしかして凛から聞いてた? 奈緒、恥ずかしがり屋だからちゃんとリードしてあげてね」

武内P「はぁ・・・?」

奈緒「ちょっ!な、何言ってんだよ加蓮!」

奈緒「あ、あんたも聞かなくていいからな?!」

加蓮(う~ん・・・これはちょっと大変かな?)

・・・


・・・

加蓮「それにしてもすごいな・・・こんなに喜んでもらえたなんて・・・」ペラッ…

加蓮「私、ずっとアイドルに憧れてたから・・・やっぱりデビューできて、嬉しい・・・」

奈緒「加蓮・・・」

加蓮「凛にも感謝しないとね。それと、プロデューサーさん」

加蓮「ありがとう。凛のことも、ライブのことも」

武内P「いえ、トライアドプリムスはとても良いユニットであると、私も思います」

武内P「そして、その活動を通して渋谷さんも、神谷さんや北条さんも成長できるとも」

武内P「これからも頑張ってください。私も、必要とあれば力を貸しますので」

加蓮「うん・・・!」

奈緒「へへ・・・!」

・・・


・・・

奈緒「けっこう話し込んじゃったか。そろそろ帰ろうぜ」

武内P「はい。北条さんも、お大事に」

加蓮「うん、今日はありがとね」

奈緒「あ、そうだ。加蓮、傘借りられないか?」

加蓮「え? あ~・・・ごめん、ちょっと貸せる傘はないかな?」

奈緒「えっ」

加蓮「ごめんね、プロデューサーさん。帰りも奈緒のことお願い」

武内P「分かりました」

奈緒「ええっ?!」

加蓮「奈緒」チョイチョイ

加蓮「頑張ってね♪」ボソッ

奈緒「な、ななな何をだよ!!」

加蓮「ふふっ♪」



・・・


・・・

奈緒「話すなよ加蓮!」

加蓮「ふふっ、ごめんね?」

唯「むむむ・・・」

奈緒「ち、違うからな!?違うんだって本当に!」

加蓮「ねぇ、凛・・・」コソッ

凛「な、なに・・・?」

加蓮「奈緒、プロデューサーさんのこと気になるみたい。応援してあげてね♪」ボソッ

凛「」


はーい、一旦ここまで―


凛(う、嘘でしょ・・・?!)

奏(NGとTPで板挟み・・・)

文香(凛ちゃん・・・お気を強く持って・・・)

加蓮「元担当探すんだっけ。見つけてどうするの?」

唯「こっそりプロデューサーちゃんとのこととか好み聞いて、この前のお礼の参考にするんだって」

加蓮「へぇ~・・・ね、奈緒。私たちもついていこうよ」

奈緒「ええっ!?い、いいよアタシは・・・!」

加蓮「プロデューサーさんのこと聞けるんだよ? 他の子にリードされちゃってもいいの?」

奈緒「べ、別に特別な感情とかないし・・・! いや、感謝はしてるけど・・・」

奈緒「・・・・・・い、行くか・・・」

加蓮「うん♪」

唯「奈緒ちゃん、加蓮ちゃんのお見舞いの帰りはどうだった?」

加蓮「あ、それ私も聞きたいなー♪」

奈緒「別に何もなかったって! 途中で傘買ったし!」

加蓮「え~・・・奈緒、へたれ・・・」

奈緒「う、うるせぇ!」

ワイワイ 



凛「ねぇ、本当にどうしよう・・・!どどどどうしよう!」ユッサユッサ

文香「おち、落ち着いてください凛ちゃん・・・」ガクガク

奏「まずはそうね・・・仕事でなければレッスンをしているかもしれないし、レッスンルームあたりにでも―」

凛「そんな悠長なこと言ってらんないんだって!」ユッサユッサ

奏「さっきそれでいこうって・・・」


唯「行かないのー?」

文香「す、少し準備があるので先に出ていただけますか?」クラクラ

ハーイ ゾロゾロ…

凛「―そうだ、未央!未央なら演劇の関係で茜の連絡先を知っているはず!」

凛「例えそこで途切れてもラジオ番組を持っている藍子に繋げられれば他の候補者も検討がつくはず・・・!」

ピッピッ プルルルルルル… プルルルルルル…

凛「お願い、出て未央・・・!」

プルルルルルル… ガチャッ

凛「み、未央・・・!? あのね―」



・・・


・・・

ツカツカツカツカツカ…

加蓮「ちょ、凛達早いー・・・!」



文香「未央ちゃんはなんと?」

凛「ちょうど藍子と茜の二人で練習してるって・・・!急ごう・・・!」

奏「・・・CPの様子はどうだったのかしら?」

凛「・・・休戦協定のルール作ってるって」

凛「もし他にプロデューサーを好きな人を見つけたらあっちに混ざってもらおう。協定に巻き込めば、大丈夫、みんな仲良し・・・!」

奏「ちなみに・・・向こうに様子は?」

凛「・・・聞きたい?」

文香「い、いいです・・・!」


ガチャッ

日野茜「おや?おはようございます!」

凛「ごめんね、ちょっといい?」

高森藍子「はい?」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095810.jpg
日野茜(17)

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095811.jpg
高森藍子(16)



凛「茜・・・」ガシッ

茜「え? あの、凛ちゃん?」

凛「正直に、正直に答えてね?」グググ…

茜「は、はい・・・!」

凛「CPのプロデューサーと何かあった? 何もなかったよね? ね!?」

茜「な、なにもありませんでした!!」

凛「ふう・・・」

奏「こら」

メタルギアは関係ないぞ☆おいこら☆

橘 「あ、プロデューサーさん!」
武内P 「橘さん、おはようございます。」
橘「あの…」
武内P「すみません…その、ありすさん」
橘「はい♪」
文香「!!!!!????」

的なことが起きてそう

ごめんね
修了が危なくなっちゃったからしばらく更新はないですごめんなさいです

一ヶ月保守


奏「ごめんなさいね。今CPのプロデューサーさんの元担当だとか、仲がいい子を探しているところなの」

凛「ごめん・・・」

茜「そ、そうでしたか・・・」ホッ…

藍子「CPのプロデューサーさんと仲がいい方ですか?」

唯「うんっ。オータムフェスのお礼にね、なにかプレゼントしたいから~プロデューサーちゃんの好きなものとかこっそり調べてみよーって☆」

文香「それで、どうでしょうか? 茜さんは冬のライブや美嘉ちゃんのライブですとか、以前にもプロデューサーさんと交流する機会があったそうですが・・・実は、元担当だったりするのでしょうか・・・?」

茜「いえ、私がCPのプロデューサーさんの担当だったことはありません」

茜「もちろん一緒にお仕事をしたので面識はありますが―あっ、夏に一緒におでんを食べました!」

凛「李衣菜と作ったのを食べたんだって?」

茜「おや、ご存知でしたか!」

唯「夏におでん? それくらい好きとか?」

奈緒「我慢大会とか・・・?」

茜「なんでも消費する必要のある食材があったとかなかったとか」

文香(よかった・・・私たちが知っている以上のことは何もなかったようですね・・・)ホッ…



・・・

時間ができたと思ったら急用もできた
ずっと待っていてくれたというのに本当にごめんなさいです・・・
3月いっぱいでサービスが終了してしまうオンラインゲームをね、録画したり遊びつくすのです


・・・

武内P(前川さんのお話だとそろそろ多田さんが寮を出る時間でしょうか)スタスタ

武内P(ちょうど時間はある。荷物が多かったとのことですし、お迎えに行きましょうか)スタスタ



ヒョコッ

茜(ああ、CPのプロデューサーさん・・・!)コソッ…


茜(堂々たる体躯! 鋼のようなボディ!! 美嘉ちゃんのライブで見せたNGの皆さんへの献身!!!)ウズウズ

茜(私には激励を! スタッフさんには発射合図の延長指示!! 何という心遣い!!! ワンフォーオール!!! さぞや名のあるラガーマンだったのでしょう!!! この胸の高鳴り!!!! 間違いありませんっ!!!!!」

茜「ああ!!! 是非一度お話をうかがってみたい!!! なのに!!! なんと話しかければ良いのか分かりません!!!」ピョンピョン

茜「私といえばラグビー・・・! ですが、いきなり話しかけて変に思われないでしょうか・・・?」ウー…



バタンッ ブロロロン…



茜「はっ―!? ま、また何もできませんでした・・・!」

茜「・・・はぁ、いつになったら話しかけられるのでしょうか・・・おかしいですね、こんなこと今までなかったのに」

茜「誰かに相談した方がいいでしょうか・・・? うーん・・・」トボトボ



・・・


・・・

茜(・・・ん? んん!? 寮にプロデューサーさんの車が!? い、いらっしゃるのでしょうか・・・!?)



スス… ススス… キョロキョロ…



アハハ フフ…



茜(食堂でしょうか? 他にも人が・・・あれは確か、李衣菜さん? 何を・・・この匂い、おでん・・・?)コソッ


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira105331.jpg
多田李衣菜(17)


多田李衣菜「十分煮たら火を消して―」

ガサゴソ クルクル

李衣菜「お鍋を新聞紙とタオルで包んで1時間放置、で完成です」

武内P「それだけで・・・」



茜(うっ・・・ごくごく自然に話せています・・・)ガーン

茜(あんなに仲の良さそうに・・・! 自分の不甲斐なさにもやもやしますっ・・・!)

茜(何か、何か話しかけるきっかけは―!?)キョロキョロ


李衣菜「・・・で、でも1時間あるんですけどね・・・えへへ」

武内P「いえ、お見事です」

李衣菜「あ、はは・・・」

李衣菜「な、なにしてましょうかね・・・!?」



茜(!!!)

日野茜「走りましょう!!!」

李衣菜「!?」

李衣菜「え、あ、茜ちゃん?なんで・・・」

茜「何やら美味しい匂いしてきたもので!ご相伴に預かってもよろしいでしょうか!?」

李衣菜「い、いいけど・・・それより走るって・・・」

茜「空腹は最高のスパイスです!!!たった1時間ではありますが、それでもごはんをより美味しくしてくれるはずです!!!」

李衣菜「いやいや1時間てけっこう―」

武内P「―なるほど。一理ありますね」

李衣菜「ええっ?!」

茜「はい!!!さあ李衣菜ちゃん、プロデューサー!!!あの夕日に向かって、トラーーーーーイッ!!!」ガシッ

李衣菜「え、ちょ、まっ、えええー!?」

ズダダダダダダダダー

茜(や、やりました! 胸のもやもやも消えて、実に清々しい! 今ならどこまでも走れそうです!!!)



・・・


茜「美味しいです!!! 李衣菜さん!!! おかわりをお願いします!!!」モッモッ

李衣菜「あ、うん。ちょっとまってねー・・・よっ、はいどうぞ」

茜「はふっ! はふっ! 美味い!! もう一杯!!!」モッモッ

武内P(いい笑顔です・・・)

李衣菜「はいはーい、いくらでもあるからね。プロデューサーさんも遠慮しないでくださいね」

武内P「はい。では、私にもおかわりを」

李衣菜「はーい♪」

茜「もう一杯!!!」



・・・


・・・



茜「はっ―!? け、結局まだお話できていません!!!」ガーン

茜「しかもあんなにガツガツと・・・! わ、私は・・・! 私はーっ!!!」ダッ ズダダダダダー…

藍子「あ、茜ちゃーん!?」



奏「・・・」

文香「・・・」

凛「・・・た、担当じゃなかったし白・・・」

加蓮「あれは黒だね。まだ無自覚みたいだけど」


加蓮「でも油断できないからね、奈緒。スタートは分があっても先は長いんだから。リードを守って、チャンスは逃ないようにねっ!」

藍子「え!? わ、わぁ・・・! 奈緒ちゃんて、そうなんだぁ・・・!」キラッキラッ

奈緒「ち、違う!! 言いふらすなよ加蓮っ!」

唯「ゆいは好きだよ、プロデューサーちゃん☆」

藍子「ええ!? そ、それって・・・」ドキドキ

奏「んんっ! それで、藍子ちゃんにも聞きたいのだけど・・・」

藍子「あ、はい。なんでしょう?」

文香「CPが発足する以前に、藍子さんのラジオ番組にプロデューサーさんと当時の担当アイドルが来たということはなかったでしょうか?」

藍子「CPができる前だと・・・9ヶ月くらい前のことでしょうか? どうだったかな・・・」

凛「ないならないで全然いいんだけど・・・!」

藍子「う~ん・・・あっ、カメラとかに残してあるかもしれません! 写真も見たら思い出すかも! ちょっと待っててくださいね」ピッピッ


藍子「え~っと・・・あ、そうです! 楓さんと、小梅ちゃんと、愛梨ちゃんと、それから美穂ちゃんと来てくれたことがありました!」ピッピッ

奏(ビンゴ・・・)

凛(本当にもう謝るから許して・・・)

文香「れ、連絡をとることは可能でしょうか・・・?」

藍子「はい、できますよ」



・・・


・・・



十時愛梨「CPのプロデューサーさんですか? はいっ、私のプロデューサーさんですっ♪」



http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira105885.jpg
十時愛梨(18)

副業にかまけて志希にゃん逃した…まじかー…

ゴールデンウィーク更新頑張ります

check




💗
💙
💚
💛
💜
💑
💓
💔
💖
💘
💕

やべ、安価スイカじゃなくてサンオイルだった


奈緒(わ、私の・・・!? 私のって・・・今はCPの担当だろ・・・)ムー…

奏(悪気なんて微塵もないのでしょうけど・・・というかこれ、CPの会議に混ぜて本当に大丈夫なのかしら・・・?)キリキリ

文香(こ、こんなはずでは・・・プロデューサーさんと元担当の方が疎遠でないということがあり得るなんて・・・)キリキリ

凛(卯月と奈緒のこともあるのに・・・ああ本当に私はどうしたら・・・!?)キリキリ

愛梨「プレゼントなんて素敵ですねっ♪ プロデューサーさんもきっと喜んでくれますよ!」

唯「それでどうどう愛梨ちゃん! プロデューサーちゃんの好きなもの! ゆいに教えてー☆」

愛梨「えーっと~プロデューサーさんはですね~・・・食べることが好きでしたっ! 私が作ったケーキもよく美味しそうに食べてくれて! えへへっ♪」

唯(ケーキか~・・・甘党だったりもするのかなぁ? でもちなったんと一緒にコーヒー飲んでたし食べた量もそんなに・・・遠慮しなくてもよかったのに・・・)ブー


加蓮「へぇ・・・仲、良いんですね。CPの担当になってから、担当も外れたんだしもしかしたら詳しいお話聞けないんじゃないかって、ちょっと心配だったんです」

凛(か、加蓮・・・!?)

加蓮(・・・この人がプロデューサーさんとどれだけ親密かはまだ分からない。でも、あのプロデューサーさんの性格を考えれば特別な一線を越えているとは思えない)

加蓮(奈緒の差を詰めるためには、相手を知らなくちゃいけない・・・!)

愛梨「う~ん・・・確かに、一緒にいられる時間はものすごく減っちゃいましたけど、時間を見つけて二人で逢ったりはしてたんですよ?」

凛(あ、会ってたの!?)

愛梨「その~・・・あんまり詳しいことはプロデューサーさんが嫌がるからお話しできないんですけど、プロデューサーさん、お仕事についてすごく悩んでた時期があって・・・」

奏(そのことも、知っているのね・・・)

愛梨「結局、私はプロデューサーさんがお仕事辞めちゃったりしないように慰めることしかできなかったんですけど・・・」

文香(なるほど・・・確かに、辞職されることも検討していたでしょう、あの方なら・・・それを繋ぎ止めていたのが、かつての担当の方々・・・ありえない話ではないのかもしれません・・・)

愛梨「だから、CPのみんなには私もすっごく感謝してるんですっ! プロデューサーさんも元気になって、とときら学園が始まってまた一緒にお仕事もできるようになって♪」

加蓮(プロジェクト存続をかけた大事な時期の企画、とときら学園・・・当然プロデューサーさんからの信頼も・・・うーん、これはけっこう差があるかなぁ・・・)ウムム…

凛「あ、会ってたりしたんだ・・・知らなかったなぁ・・・」キリキリ

愛梨「えへへ♪ 私、これでもプロデューサーさんによく頼りにされてたんですっ。とときら学園の前にも、未央ちゃんにお仕事の見学をさせてあげられないかって頼まれたりもして!」

・・・


・・・



愛梨「あっ・・・♪」



テテテ・・・



愛梨「えいっ♡ だーれだー?」ピタッ



武内P「・・・十時さん、ですか?」



愛梨「はいっ、正解でーすっ! えへへ♪ すぐ分かっちゃうなんてプロデューサーさんすごいです~!」パッ

武内P「よく聞く声でしたから」


武内P「本日はありがとうございます。・・・? 十時さんの入り時間にはまだ早いようですが・・・?」

愛梨「プロデューサーさんが久しぶりに私のお仕事見てくれるのが嬉しくって・・・もう来てないかなって、つい早く来ちゃって・・・♡」

武内P「先にスタッフの方達にも挨拶をしておこうかと思いまして。本田さんは事務所よりご自宅から近いということもあって、もう少ししてから直接こちらにいらっしゃいます」

愛梨「そうなんですねっ。よーしっ、先輩らしいところ見せられるように頑張っちゃいますからっ♪」

武内P「頼もしいお言葉です」

愛梨「えへへー♪」


愛梨「それにしても・・・うーん、暑いですね~・・・もう脱いじゃって水着になっちゃおうかなぁ・・・」ヌギ・・・

武内P「こ、ここでは・・・! あちらに更衣室がありますので・・・!」

愛梨「あっ、はーい」テテテ

武内P「ふう・・・」



・・・


・・・



愛梨「じゃじゃーんっ! どうですか~? この水着、フリルとか、胸のリボンとかっ、すっごく可愛いと思うんです~!」ヒラヒラ クルクル

武内P「はい、とても素敵だと思います」

愛梨「えへへ、褒められちゃいました~♪」ピョンピョンッ

愛梨「はぁ・・・でも、あれ? なんだかさっきよりも暑く・・・」フゥ…

武内P「日差しが強いですからね・・・パラソルを用意しておいたのでそちらに。それから、もう日焼け止めも塗っておいた方がよろしいと思います。お持ちですか?」

愛梨「あっ、はいっ! ちゃんとポーチに入れて・・・はいっ、持ってきてます!」ガサゴソ テテーン


愛梨「こういうの、塗るのけっこう大変なんですよね~。柔軟もちゃんとやってて手は届くんですけど、背中とかちゃんと塗れているか見えないじゃないですか~」

武内P「そうですね。・・・? 十時さん、それはサンオイルでは・・・?」

愛梨「えっ? サンオイルって、日焼け止めですよね?」

武内P「そう、ですね・・・物にもよりますが、日焼けを予防する日焼け止めとは異なり、サンオイルは皮膚へのダメージを軽減して日焼けできるようにすることを目的にしたものなので、日焼け自体を防ぐことは・・・ああ、これもできないようですね」ヨミヨミ

愛梨「そ、そんな~! 間違えて買ってきちゃいました~・・・」ガーン

武内P「・・・念のため、私も用意してきたのですが、お使いになられますか?」

愛梨「さ、さすがプロデューサーさん・・・! はいっ、お願いしますっ!」



・・・


・・・



愛梨「それじゃ、ごろーんっ♪」ゴローン

愛梨「えへへー♪ やっぱりプロデューサーさんはすごいですっ。私に必要なもの、何でもすぐに用意してくれてっ」パサッ

愛梨「一緒だと何でも楽しくて、お仕事だって上手くいっちゃうんですっ!」

武内P「いえ・・・たまたま十時さんの時に失敗しなかっただけで、私も何度も失態を・・・余計なことをしてしまったことも・・・」ポリ・・・

愛梨「じゃあ私たち、とっても相性がいいんですねー♪」

武内P「・・・ふふ。そう、ですね・・・」

愛梨「そうなんですっ♪」

武内P「・・・はい」フフ…


武内P「用意できましたが、どちらから?」

愛梨「じゃあ背中からっ。プロデューサーさんにお任せしちゃいまーす♪」

武内P「分かりました」


愛梨(ふふっ♪ プロデューサーさん、元気になってくれてよかったなぁ・・・)

愛梨(・・・たまにお話しか、私にはできなかったけど・・・それでも・・・)


武内P「少し冷たいかと思いますので・・・」

愛梨「は~い♪」


愛梨(すごく暑いからちょうどいいです・・・ドキドキしちゃって・・・)

愛梨(プロデューサーさんが触ったらどうなっちゃうのかな・・・? 鼓動、伝わっちゃうかも・・・)



プシュー



愛梨「ひゃんっ・・・?! えぇ・・・!? スプレー!? そんな~!」

武内P「? はい。こういったタイプなら、時間が経って塗り直す際に一人でも全身むらなく出来るかと思いまして」プシュー


武内P「背中側は終わりました。立っていただけますか?」プシュー

愛梨「はい~・・・・」スクッ…

武内P「前も・・・これでよいですね。差し上げますので1、2時間おきに塗り直すようにしてください」プシュー

武内P「顔だけはメイクの上からでも使用できるパウダータイプのものを・・・あの、十時さん? 頬を膨らませられなくても塗れますので・・・」ポフッ ポフッ

愛梨「む~・・・」プクー

愛梨「!」ピコーン

愛梨「プロデューサーさんっ! お礼に私もサンオイル塗ってあげますねっ!」

武内P「私にですか? いえ、特に必要はないと思うのですが・・・」

愛梨「だめですよ~っ。お仕事でいろんな人に会うんですからっ! お顔だけでもしないと!」

愛梨「でも~、いつも大変なお仕事頑張ってるんですから、ちょっとくらい遊んで焼いちゃってもいいと思いますっ! だから、サンオイル♪ それっ♪」ピタッ

武内P「はあ・・・では、お願いします・・・? 積極的に焼きはしないと思いますが・・・」

愛梨「は~いっ♪」ヌリヌリ スリスリ



愛梨(・・・こんな時間、いつ以来かな・・・? ・・・もう、寂しかったんですからね?)


愛梨「せっかくの海なんだから遊ばないなんて損ですよっ。未央ちゃんも見学だけじゃつまらないかもしれないですし、ちゃーんとエスコートしてあげなくっちゃ♪」ヌリヌリ…

武内P「つまらないということはないでしょう。これほど間近で十時さんを見ることが出来るのですから」

愛梨「えっ?! そ、そうでしょうか・・・? それは・・・プロデューサーさん、も・・・?」

武内P「もちろんです」

武内P「貴女をプロデュースできたことは、私にとってかけがえのない経験です。道を見失いかけていた時期も、ご活躍を通して、確かに貴女という光が照らしていてくれました」

武内P「私は、いつまでもあなたの輝きを見ていたいと、そう思っています」

愛梨「・・・そっか♡」

愛梨「じゃあ、ずっと私のこと見ててくださいねっ! よそ見なんてしちゃ、嫌なんですからっ♪」



・・・


・・・

藍子「そ、そ、そっ・・・それから・・・?!」ドキドキ…

愛梨「それから~・・・うーん・・・な・い・しょ♡ ですっ! うふふっ♪」

藍子「え~教えてくださ~い!」キャーキャー

愛梨「内緒なんで~すっ♪」キャッキャッ



奈緒「・・・ふうん」

凛(藍子! 藍子! 空気読んで藍子!)キリキリ


加蓮「大丈夫大丈夫。信頼は高いけどアイドルとしてだし、そこまで押しが強いわけでもないから。他の子にも無警戒だし巻き返すのはそんなに難しくないって」コソ…

奈緒「・・・・・・うん・・・」

凛(・・・・・・ふぅー・・・)キリキリ



愛梨「みなさんはまだプロデューサーさんが担当していた他のアイドルにお話を聞きに行くんですよね? 私はどうしよっかなぁ・・・あっ、一度ちゃんとCPのお部屋に遊びに行ってみようかなぁ♪」

奏「!?」

文香「なんっ・・・!? え、ええ・・・!?」


文香(問題を一つにまとめるために行って頂きたくはありましたが、果たしてどうお話ししようかと考えていましたが・・・)

愛梨「? とときら学園の収録でみんな会いますけど、プロデューサーさんのことちゃんとお礼しておきたいですし、私も今のプロデューサーさんのこと聞いてみたいなぁって♪」

奏「そ、そう・・・ちょうど今ならみんな、プロジェクトルームにいると思うわ。・・・さっき、会ってきたし・・・」

愛梨「あっ♪ ならちょうどいいですねっ! ありがとうございますっ!」

奏(これ本当に大丈夫なのかしら・・・)

凛(美波と未央、杏に李衣菜もいるだろうし・・・うん、任せよう・・・)

加蓮「あそっか、今の話かぁ・・・私たちも後で行ってみよっか?」

奈緒「ええ・・・!? いや、でも・・・」

凛(・・・・・・土下座で済めばいいなぁ・・・)


文香「あっ・・! と、ところで・・・」

愛梨「?」

文香「プロデューサーさんが愛梨さんの他に担当されていた方がどなたかご存知でしょうか・・・?」

愛梨「うーん、実は知らないんですよねぇ・・・」

凛「知らない・・・?」

愛梨「CPみたいな大きなプロジェクトじゃなかったから、プロデューサーさんとだけのお部屋とかありませんでしたから。他の人と会う機会が全然なくって」

愛梨「いつか聞こう聞こうって思ってても、プロデューサーさんと逢ってお話ししているといつも忘れちゃって・・・えへっ」

愛梨「特にユニットも組んでなかったし・・・あっ、もしかして一緒にライブに出た人達の中にいたりしたのかな・・・?」

文香「そ、そうでしたか・・・」



・・・


・・・



愛梨「それじゃ、ばいばーいっ♪」

パタパタパタ…

文香(ダイナマイトを思わせる衝撃でした・・・)

奏「・・・次は、どこで誰と会うアポを?」

白坂小梅「ばあ・・・」ニュッ

「「「きゃあああああああ!?」」」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira108128.jpg

白坂小梅(13)


加蓮「び、びっくりした・・・3人ともこういうの苦手だっけ?」バクバク

小梅「だ、大丈夫・・・?」

文香「す、すみません・・・お騒がせいたしまして・・・」ゼェーハーセェ゙ーハー

奏「も、もう大丈夫だから・・・!」ドッキンドッキン

凛「今だけは・・・今だけはこういうのホント無理・・・」キリキリ

高垣楓「ばあ♪」ニュニュッ

「「「ひゃぁあああああああああ!?」」」


http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira104543.jpg

高垣楓(25)


(・・・〆ないよ、安価があと13人残っているじゃないですか・・・やっべー)

(最近2期生の安価ありましたがやっぱりああいうの考えるの楽しいですよね

自分なら・・・

加奈、蓮実、雅、ネネ、悠貴
七海、肇、彩華、頼子、むつみ
智香、いつき、洋子、美紗希

あたりかな?)


楓「あ、あら? ご、ごめんなさい・・・! 大丈夫ですか?」オロオロ

文香「はぁー・・・! はぁー・・・!」

奏「・・・?! ・・・!?」

奈緒「し、死にそうじゃねぇか。大丈夫か・・・?」サスサス…

凛「ごめん。ちょっと・・・ちょっとでいいから落ち着かせて・・・」

奈緒「お、おう・・・」



・・・

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月07日 (木) 18:08:05   ID: X4SyL2dm

期待のタグ入れたら、何故か安価のタグが追加された……

2 :  SS好きの774さん   2016年05月17日 (火) 17:57:33   ID: e-W_HXfA

上に同じく…

3 :  SS好きの774さん   2016年07月11日 (月) 04:20:57   ID: GjKuctX-

風呂敷広げすぎて畳めなくなったんだな・・・調子に乗って安価なんかするからだ

4 :  SS好きの774さん   2017年05月23日 (火) 10:21:59   ID: IDgXE8hT

なんと再開した模様

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom