男「>>3しよう」狐「……」 (81)
男「…………」
狐「…………」
男(家に帰ってきたら狐がいた)
男(どうすればいいんだ、これは)
狐「…………」ポリポリ
男「一先ず……>>3しようか」
狐「?」
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結婚
男「そうだ結婚しよう、人間の女なんてクソだ」
狐「!?」
男「いや、でもこの狐は雌なのか? まず獣と結婚できるのか?」
狐「!」フルフル
男「性別を知るために>>6をしなきゃ」
狐「!?」
獣医師の勉強
男「素人目じゃ判らない、なら獣医学の勉強をしよう」
狐「!?」
男「さっそく医学書を買ってこよう!」
狐「……」バカダッタカ
――――一時間後
男「よし、初歩的な部分ならマスターできた!」テッテレ-
狐「zzz……」スカピ-
男「ふむ、ここがああなっててそこがああだから……」
男「つまりこの狐は、>>9!!」
去勢されたオス
男「この狐は去勢された雄……なんて惨いことを……」
狐「……///」アマリミルナ
男「くっ……未だ男同士は結婚できない世の中……なんてこった!」
狐「……」ガブガブ
男「キミもこの腐った世の中に憤慨しているんだね、よしよし」ナデナデ
狐「……」チゲェヨ
男「よし、ならこの怒りを>>17にぶつけよう!」
木の横でゲラゲラ笑ってる狸
男「あの窓の外の枝に乗って笑っている狸にぶつけよう!」ガラッ
狸「!?」エッ
狐「……」ナムサン
男「オラこっちくんだよ!」ガシッ
狸「!!?」フクロツカムナイタイ
男「キミに恨みはないが犠牲になってもらう……犠牲の犠牲にな」
狐「……」ナニイッテンダ
男「ふふ……>>21でじっくりとなぶってやる」フフフ
泥舟
――――どっかの湖
男「ふはははは!!! いい気味だなァ!!」
狸「!!?!?」アカンコレシヌ
狐「……」ムゴイ
男「ほぉら自慢のキャンタマ袋でなんとかしてみろよぉ!!」
狐「……」ンナムチャナ
男「アッハッハッh「ちょっといいかな」ハ?」
>>25「>>28」
アライグマ
突然で悪いが、君にも同じ目に遭ってもらう
アライグマ「突然で悪いが、君にも同じ目に遭ってもらう」ゲシッ
男「なにぃ!?」ドボン
男「ぐっ、手ピカジェルがァ!」バシャバシャ
アライグマ「更に泥舟のプレゼントだァー!」ドボン
男「ゴッハァ!!?!?」ベシャ
狐「……」ムチャクチャダナ-
男(くっ、このままでは溺れ死んでしまう)ブクブク
dead or alive?
>>31
dead
男(まだ死ねない……この腐った世の中を正すんだッ!!)ブクブク
狐「死ぬんやで」
男「えっ」
Your dead...
おかしいな、ただ狐とのほのぼのとか狐娘とのキャッキャウフフが書きたかったはずなのにな
x3→x2 ピッ
男「――――ハッ」ガバッ
男「…………ひどい夢を見たような……」
狐「……」フリフリ
男「……」
男(狐がいる)
男(なんだこのデジャヴは)
狐「~♪」フリフリ
男(ひ、ひとまず落ち着くために>>41をしよう)
狐鍋
男「よし、狐鍋をしよう」
狐「!?」
男「ここに鍋があります」ドンッ
男「ワンピじゃないぞ」
狐「!?!?」ジタバタ
男「そして空の鍋に狐を入れます」
狐「?」
男「これぞねこ鍋ならぬきつね鍋」
男「あぁ~^」
男「よし、落ち着いたところで>>46をしよう」
油揚げあげる
男「さて、油揚げを作ってみたわけだが」モグ
男「うまい!」テ-レッテレ-
男「さあお食べ」
狐「~♪」モグモグ
男「あぁ~^」
狐「~♪」スリスリ
男「あぁ~^」
男「あ? なんだこれは……」
男「……>>48か?」
エキノコックス
男「この白いのもしかして……エキノコックス!?」
男「はやくこいつん病院に……ガハッ!」ビシャ
男「あれ、俺、なん、血、吐……」ドサ
狐「……」
Your dead...
x2→x1 ピッ
男「…………」
男「……最近夢見が悪い」
狐「……」
男「そして狐がいる」
男「……>>53すればいいんだろう?」
狐「……」コクリ
エキノコックスに負けない体づくり
男「エキノコックスに負けない身体作りをすればいいんだろう?」
男「しかしどうすればいいんだ? ドーピングか?」
男「うぅむわからん……調べよう」カチカチ
男「……なるほど、>>56すればいいのか」
ヘドバン
男「なるほど、ヘッドバンキングをすればいいのか」
狐「?」
男「……Fooooooooo!!!!」ブンブンブン
狐「!?」
男「Foooooo……ウッ」
男「くっ……貧血か……っ?」フラフラ
dead or alive?
>>59
dead
男「く……意識、が……」バタリ
狐「!?」
男「この世は……あな……ざー……」ガクッ
狐「……」
Your dead...
x1→x0 ピッ
男「I'll be back...」ガバッ
男「無限ループって怖くね?」
男「なあきつねどん」
狐「?」
男「ぼくに何をしろってんだい?」
狐「…………>>69」
イ㌔
狐「生きろ」
男「えっ」
狐「……貴方は死に過ぎた」
男「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! ……とか言ってる場合じゃないのかな?」
狐「……ええ、大真面目です」
男「そうか」
狐「貴方は死の運命にある」
男「なるほど」
狐「そして私はそれを止めるために、貴方を救うために此処にいる」
男「なるほど、狐が喋ってるとシュールだな」
狐「……貴方はいつもそうだ」ハァ
「貴方はいつもそうだ」
そうため息混じりに言うと狐は煙に包まれた。
報知器の付いてないボロアパートでよかったなー、なんて考えていると、煙が晴れていく。
「――――これなら文句ないでしょう」
先ほどと変わらぬ声で其処に居たのは狐の毛色と似た、綺麗なブロンド髪を腰の辺りまで伸ばした可憐な少女だった。
言わずもがな狐の耳も尾も携えていて、どちらも端の方が黒くなっていた。
「……雄じゃなかったか?」
驚嘆や称賛の声も押し退けて喉から出ていったのはそんな、随分と間抜けた質問だった。
「ハァ……それは貴方が勝手に勘違いしていただけです!」
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