ライブ外れたので書くデス
あくまでっぽいです。
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【父と親友】
響「あはは、ちょっと痛いよ、お父さん、未来ー」
未来「……いくら響のお父さんでも、譲れないものがあります」ギュッ
洸「それは、俺も同じ……響は俺の娘だ! いくら親友のキミでも、響を渡すことはできないっ!」ダキッ
未来・汐「次の日曜日に響と出かけるのは……」
汐「俺だ!」
未来「私です!」
響「あ、あははは……」
クリス「……なんだありゃ、新手の痴話げんかか何かか?」
翼「立花を巡っての戦場か……男ではなく、親友と父親に巡られているあたりがなんとも立花らしい」
クリス「浮いた話の一つもありゃしない争奪戦だな……あいつに彼氏の一人でもいりゃ、また違うんだろうが」
未来・汐「ぐぬぬ……」
響「……未来、お父さん」ギュッ
未来「……えっ、響……?」
汐「なぜ手を……?」
響「……こうすることが、正しいって信じて握ってる……」
響「だから……この手は絶対に離さないよ!」ニッ
未来「響……」キュン
洸「響……」キュン
翼「……ふっ、彼氏役ならちゃんといるではないか」
クリス「いいのか!? あのバカと先輩のその認識はそれでいいのか!?」
【GX】
調「……わかった、わかったよ切ちゃん……」キリッ
切歌「おお!調のキリッ!がでたからにはきっとすごいことに気づいたに違いないデスッ! それでなにがわかったデスか?」
調「……シンフォギアG、そのGのもう一つの意味、新たな可能性……」
切歌「な、なんデスと……ジーっと見つめるあれではない新たな可能性。そ、それは一体……!」
調「そう、ジーと見つめるあれではない、もう一つの、Gの可能性……それは……」スッ
調「……ぎゅー」ギュー
切歌「お……おおぉぉぉぉ! いける!これはいけるデスよ調! 何がすごいのか正直自分でもよくわからないデスけれどもとにかく凄いデス!」」
調「……ちなみにXは、抱き着いた相手の背中で腕をクロスすればできる」
切歌「これはすごいデス! こ、これは……GXXもできるデス!すごいデス調!私たち今未来に生きてるデス!」ギュー
調「……//」
クリス「……おい後輩ども、そんなにGが好きならGのもう一つの可能性……『Gun』のことも、詳しく知りたくねーか……?」ニコッ
切歌「さぁ調。休憩は終わりデス」スッ
調「そうだね。遊びは終わりだよ切ちゃん。宿題の続きをしよう」キリッ
クリス「おう、わかりゃいいんだ」ニコッ
切歌「……うぅ、もう夏休みの宿題は嫌デス……」ガクッ
【おーとすこあらー】
ミカ「暇だゾ」
ガリィ「はぁ? まったく、黙ってることすらできないかしましい人形もいたもんね」
ミカ「そんなこと言っても暇なものは暇だゾ。もうこのポーズで固まってるのは飽きたゾ」
ガリィ「……ミカ、あんた自分が人形ってこと忘れてんじゃないでしょうね……」
ファラ「あれだけキスしあった中なのに随分仲の悪いことね」
ガリィ「それ以上喋ったらバラすぞ最弱」キッ
レイア「……暇なら、私にいい考えがある」
ガリィ「あーん……? まぁ、正直ガリィちゃんも暇だったし、そのいい考えっての聞かせてもらおうじゃない」
レイア「……ここに、大量のコインがある」
ファラ「レイアの武器ね」
レイア「これを、ベットに……」ジャラッ
レイア「……派手に、ギャンブルだ……ッ!」
ミカ「……!? ……フフ、面白い、乗ったゾ」
ガリィ「笑わせてくれんじゃないの。よりによってガリィちゃんにそんなもの吹っかけてくるなんて」
ファラ「あらあら……うふふ、面白いことになりそう」
キャロル「……おい、お前ら、黙って聞いていれば、何を勝手なことをしている」
レイア「マ、マスター! ……申し訳ありません、すぐにこのコインはしま……」
キャロル「何故、マスターである私を真っ先に誘わない……ッ!!」ドンッ
レイア「…………」
ミカ「……フフフ、俄然、面白くなってきたゾ! マスターもお前らも、みんな全員、身ぐるみ剥いで解剖してバラバラだゾ!!」
ガリィ「はん、強がんなよ戦闘馬鹿。駆け引きもできないやつが勝ち残れるほど、この世界……ギャンブルは甘くないってことを、ガリィちゃんが直々に教えてやんよ」
ファラ「……フフ、下品な口調ね、程度が痴れるわ。あなたの性根も舌も腐ってる声を聴いていたら私の耳まで腐ってしまいそう」
ガリィ「……あ? 今何ていったナルシスト? ギャンブル始める前にテメェの首もいで上のリボンに吊るしあげてやろうか?」
レイア「……おい、お前ら少し静かに……」
ミカ「アハハ、CMにすら出れない奴がきゃんきゃん吠えてる、滑稽で仕方ないゾー」ケラケラ
ガリィ「はぁーい、ガリィちゃん今わかっちゃった、みんな死にたいならもっとはっきりいってくれればいいのに☆ テメェら全員バラバラにしてそのパーツを肥溜めに叩き入れてやんよぉ!」
キャロル「……おい、ギャンブルをするんだろう? さっさと始めようではないか! 何をするんだ、ロシアンルーレットか? それとももっと危ないギャンブルか?」ワクワク
レイア「……私が悪かった。地味に、ギャンブルは禁止だ」スッ
【クリス先輩、後輩とご飯を食べる】
クリス「おお、こいつはうめーな!」モグモグガチャガチャ
切歌「……」ボーゼン
調「……」ボーゼン
クリス「……あん? んだよ、なんでそんな目でこっちみてんだ?」ズルズル
調「……あ、あの先輩……」メソラシ
切歌「その、デスね……」メソラシ
クリス「なんだ、パッとしねー反応だな。飯なら奢ってやるから気にせず食えっての」モグモグ
調(……食い散らかされた残骸が広がる机、口の周りについたソース……)
切歌(……わかってる、わかってるデスよ。クリス先輩がこうなってしまったのも、仕方ないことなのかもしれないってことは……)
調(……でも!)ガタッ
切歌(……ここで流されてちゃ、私たちは変われない!強くなんてなれないデス!)ガタッ
クリス「うぉっ!? な、何だお前ら……唐突に無言で立ち上がんなよ。こえーな……」
調「……切ちゃん。やっぱり切ちゃんは優しいね」ニコッ
切歌「……調、やっぱり私は、調のことが大好きデスよ」ニコッ
調「だから……」
切歌「一緒に、戦おうデス!」
クリス「……あん? なんだお前らさっきから訳の分からない会話を……あ、なんだお前らあたしの隣に来て……あ、おい、スプーン返せ! おい!」
調「ほら、先輩、スプーンはこうやって使って……」スッ
クリス「……いいじゃねーかこんなもんすくえればそれで……」
切歌「駄目デスよ! ほら、こうやって使えば……ほら、こぼさずに口元まではこべるデス!」
クリス「なんなんだよ一体……ったく」
【エルフナインとオペレーター】
藤尭「結局、お前も女になっちまったってわけだな……」
エルフナイン「うっ……ずびばぜん……」
藤尭「……なんてな。謝る事はないさ。もともと女か男かわからないような奴だったし、それにこうやって帰ってきてくれたことの方がよっぽど嬉しいからな」
エルフナイン「……でも、そう言うってことは何か思うところがあったのではないでしょうか……」
藤尭「あー……まぁ正直言うと、な。 装者含め、どうしても重要な場所に女性が多くなりがちな職場でさ。俺のほかにS.O.N.G.の男って言うと風鳴司令と緒川さんぐらいしかいないだろ。だから、性別不肖とはいえ、エルフナインが来てくれた時、少しだけ嬉しかったんだよ」
藤尭「俺にも、気が許せる同姓の後輩……ができるような気がしてさ」
エルフナイン「ふ、藤尭さん……!」ジーン
藤尭「そう、同姓の後輩ができれば俺のこの膨大な仕事も育成目的と言う大義名分で押し付け俺はうちに……!」
友里「帰れるわけないでしょ」ゴスッ
藤尭「ごふっ……」バタッ
友里「……たく、何を馬鹿な事を……ごめんねエルフナインちゃん、このバカが迷惑を……こいつ、少しだけ亭主関白みたいなとこあるから」
エルフナイン「い、いえ、そんなことは……」
友里「……でもね、もちろん私もだけど、エルフナインちゃんが帰ってきたとき、藤尭の奴すごく喜んでたのよ……こいつの、あんたを想う気持ちは本物だと思う。これからも仲良くしてあげてね?」
エルフナイン「……! はいっ!」ニコッ
【愛されガールクリスちゃん お泊り響編】
響「おかしいよクリスちゃん。私まだ何もしてないのにどうして両手を拘束されてるの私」
クリス「……その前の自分の行動を振り返ってみろ」
響「お風呂上りのクリスちゃんをベッドに押し倒しました」
クリス「よくわかってるじゃねーか。じゃあお風呂上りにいきなりベッドに押し倒されたら人がどういう対応をするかこれで学ぶんだな」ギリギリ
響「痛い痛い!クリスちゃんまった!まったぁああ!!」
クリス「何がまだ何もしてないだ……ったく、こういうのは冗談が過ぎんだよ」パッ
響「うぅ、痛い……あはは、ごめんごめん。なんかお風呂上りのクリスちゃん見てたら……こう、我慢できずに抱き着いちゃったと言うか……」
クリス「こえーこと言うんじゃねーよ……」
響「というか未来とのノリをそのまま持ってきちゃったというか……」
クリス「余計こえーこと言うんじゃねーよ……ったく、まぁ待ってろ。今布団引いてやるから……」
響「え?」
クリス「……なんだぁ? 家主を置いといてお前がベッドで寝たいってか? ったく……だったらあたしはソファでいい。いくらバカとはいえ、家主として客人の望まない寝床を用意するわけにはいかな……」
響「……え?」
クリス「……おい、その、『こいつ何言ってんだ……?』みたいな表情と声をやめろ」
響「一緒に寝るんじゃないの?」
クリス「こいつ何言ってんだ……?」
響「えー、でも私、いっつも未来と一緒に寝てたから……できれば、クリスちゃんと一緒に寝たいなーって……どうしても嫌、っていうならいいけど……」
クリス「……別に、どうしても嫌ってわけじゃねぇけど……」モジモジ
響「……それに、そんな環境でずっと眠り続けてきた私は、もう近くに人がいないと眠りにつくことすらままならなく……」
クリス「……ぅー……//」
響「と言うのは嘘で、大好きなクリスちゃんの顔を見ながら眠りたいだけだったり」ニコッ
クリス「……あ゛ー! ちくしょうこのスクリューボールが!! 今日だけだからな!!//」
響「やったー! さっすがクリスちゃん! ついでに抱き着きながら眠ってもいい!!?」
クリス「いいわけねーだろ!// そこまで譲歩するかこのバカッ!///」
一日三つから四つぐらい投稿していくデス
っぽい ×
CMの乗り ○
CMノリのほうが強くなってきたデス
【最低の】
ウェル「呼ばれて飛び出てぱんぱかんぱーん!!!」バッ!
切歌「……呼んでないデス」
ウェル「青臭いガキに水臭いこと言われても動じない!なぜなら僕は英雄だから!!! あひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
切歌「……」チャキッ
調「切ちゃん、落ち着いて……」
ウェル「あぁん? なんだその態度は? いったい誰が残したもので四期だか劇場版の布石ができたと思ってやがる? うん? 言ってみろ。英雄であるこの僕のおかげだってなぁああああ!!」
切歌「こ、の……っ!」チャキッ!
調「大丈夫だよ切ちゃん、次はもうウェル博士はでないんだから……」
ウェル「四期には僕がでない。そう考えていたお前らの姿は実に滑稽だったぜ……」
切歌「まだ出張るつもりデスか!」
ウェル「僕はマムと違って死体がでていない! つまり生きている! 僕は死なない!なぜなら英雄だから! というか英雄の僕がでないなんてそんなのシンフォギアじゃなぁあああいい!」
切歌「……次のアバンで死体でも焼かれてろデス」
ウェル「あーもううるさいうるさい。これだから子供は嫌いなんだ。変に噛みついてくる……まぁそんなことは置いといて、英雄である僕が時間を割いてこんなところにいるのにはもちろん理由があるんだよ理由が」
切歌「……理由?」
ウェル「響だよ! 立花響! ジャンクウォーリアー! 僕はあいつにかなーりの恨みがあるんだ! でもGXだとあいつにはついぞ一回も会わなかった! そう、これは復讐だ! ネフィリムを黒いのでボコボコにされて味合わされた苦渋、挙句、何度も何度も僕の目の前に立ちふさがって邪魔をしてくれたあの女に復讐しにきたんだよぉ!!
切歌「……どうするデス調?」
調「ちょっと心配だけど、呼ばなきゃ帰ってくれそうもないしとりあえず響さんを呼んでみよう? 危なかったら二人で伐り刻んじゃおう切ちゃん」
調「もうすぐ、着くみたいだけど……」
ウェル「なーにが立花響、ルナアタックの英雄だ、そんなもの真の英雄の僕の右ストレートで一発だ……ッ!」シュッシュッ
響「はーい!呼ばれて飛び出てぱんぱかぱーん! 食べ物大好き、立花響でー……」
ウェル「ひぃやぁああああぁぁああああ!! ば、化け物! 殺されるぅ! 誰か助けてくれぇええええ!!!」ダッ
響「……ーす……」
調「…………」
切歌「……あのバカは一体なにしに来たデスか」
響「……みくー、みくー」フラフラ
調「ああ、響さんがいきなり化け物とか呼ばれたショックでおかしく……大丈夫ですよ響さん」ナデナデ
響「しらべちゃーん……」ダキッ
切歌「やっぱりウェル博士は碌な事しないデス。次会ったら丸めた新聞紙で潰してやるデスよ」
調って響のことなんて言うっけ……先輩だっけ……響さんだっけ……どっちだっけ……
【愛されガールクリスちゃん 翼編】
翼「……立花、これなどはどうだろう。雪音に似合いそうなのだが……」
響「うーん、色的にはあってるような気もするんですけど……こっちとかどうですか?」
翼「……ふむ、立花はなかなかお目が高いな。なるほど、こういう形の物も雪音に合いそうだ……」
響「ほんとですか! えへへ、翼さんにそう言ってもらえるとちょっと嬉しいなー」
翼「惜しむらくは、これが赤だったら……」
クリス「……おい、こんなところでなんであたしの名前が出てくるんだ?」
響「あ、あれクリスちゃん!!? そ、そんな、クリスちゃんへのプレゼントを買うから未来に足止めを頼んでおいたのに……!」
未来「その私が教えてくれたんだよ。響たちを止めないとたぶんクリスが後悔する形になるって」
響「そ、そんなぁ……」
クリス「……それで、これは一体どういう了見だ? こんな店でプレゼントだなんて、なかなか洒落が効いてるじゃねーか……」
翼「悪いが冗談を口にした覚えはない。私は常に本気だ」
クリス「……つまり、本気であたしにプレゼントを買おうとしてるってわけだな……本当にこんな、こんな―」
クリス「―バイク屋であたしへのプレゼントを?」
翼「ああ、雪音に、バイクをプレゼントしようとな」
クリス「……悪いがありがた迷惑だ! いいか、間違っても絶対買ってくるなよ。絶対だ! いいな!?」
翼「そんな……雪音なら、きっと喜んでくれると思ったのだが……」
クリス「いきなりバイクなんて貰ってあたしはいったいなんていえばいいんだよ! ありがとうか? 一緒にツーリング行こうぜか? 普通に困惑するに決まってんだろーが!」
翼「一緒にツーリングも魅力的ではあるが、正直な所、雪音の武器用にという意味合いもあるのだ。私の騎馬ノ一閃のように、雪音もバイクに乗りながらギアを纏うことによって高速移動と殲滅を繰り返す必殺技ができるのではないかと……」
クリス「そ、そいつは……」
クリス「…………」
クリス「……い、いや絶対やらない! あたしはあんなトンデモ変形絶対やらないからな!」
響(迷った……)
未来(ちょっとだけ迷った……)
翼「そうか……なら仕方ない。立花、すまないあれを……本当はバイクと一緒に渡すつもりだったのだが」
響「しょうがないですよ。でもきっとこれだけでもクリスちゃんは喜んでくれると思いますよー!」ゴソゴソ
クリス「な……! まさか既に何かを購入して……!」
翼「……宣伝みたいで気が退けるが、今日発売したばかりの私のアルバムだ。防人としてではない、歌女としての私の歌を、クリスにも聞いてほしくてな」スッ
クリス「……な、なっ……!」
未来「……ぷっ」
響「? どったの未来」
未来「……んーん、なんでもない」ニコニコ
クリス「……その、なんだ……せっかくもらったんだ。家に帰ったらじっくり聞いてやんよ……」プイッ
翼「ああ、是非聞いてくれ」ニコッ
クリス「……その、ありがとな……」
翼「礼を言われるほどことではない、その歌は、私が雪音に聞いて欲しいのだ……それで、本当にバイクはいらないのか?」
クリス「そっちは本当にいらねぇ!!」
響「ごめん未来!それはそれとして、わたしもーちょっと翼さんと買い物して帰るね!」
未来「うん、それじゃまた後で」
クリス「……はぁ、たく。にしても先輩の暴走にも困ったもんだな、バイクなんてもらってどうすんだよ……というかいくらするんだよ」
未来「ふふ、なんだかんだ言って嬉しい癖に……でもバイクは確かに、ね」クスッ
未来「……それで」コソッ
未来「……ここに来る間に買った奴と今貰った奴、どっちを聞くの?」
クリス「な、な……っ!/// そ、それ絶対あいつらに言うなよ!絶対だぞ!」ガー!
未来「……ふふ、可愛いなぁクリスは」
<<15 偽善者以降っていうか仲間になってから名前読んでるシーンあったっけな……イメージ的に響のみを呼ぶときは響さんって感じするからそれでいきます。誰か知ってる人がいたら教えてくれるとありがたいです…
実はジャンク・ウォリアーは「ウォ」「リアー」の間は伸ばさないデース
>>19 20 21 22
な ん デ ス と ッ ! ?
ウェルの呼び方はマジで失念してました。次からドクターで、でもあんな英雄はポイーで
ジャンクウォリアーさんはすごく好きなカードなのに普通に間違えました。響さんでよかったのかそっか……安心した。
一日三つ四つとかいってたのに二日忙しすぎて無理だったので適当なときにばーと更新します
【お手紙書くデース】
マリア「……? これを私たちに?」
切歌「はいデス! みんなへの気持ちをしたためた熱いお手紙デース!」
クリス「気持ちは嬉しいけどな……。その……」
切歌「……先輩の言わんとしてることは、わかるデスよ……でも、いつまでも黒歴史に怯えてちゃ強く何て慣れないデス!」
翼「……ふふっ、暁は強いのだな」
切歌「強くあろうって思ってるだけデスよ……それに、調に、私の気持ちを綴った手紙を渡した時、すっごく喜んでくれたデス! 私なんかのお手紙でみんなが喜んでくれるかどうかはわからないデスけど……読んでくれると私も嬉しいです!」
響「そんなことない! こんな素敵なお手紙貰えて、本当に嬉しいよ! ありがとう切歌ちゃん!」
切歌「えへへ……そう言ってもらえると嬉しいデス……じゃ、じゃあ私はこれで! さすがに目の前で読まれると恥ずかしいデス!」ダッ
クリス「あ、おい……ったく、兎みたいなやつだな。……にしても恥ずかしい真似しやがって」
翼「嬉しい癖に。頬が緩んでいるぞ雪音」
クリス「うるせぇっ!//」
マリア「……このまま散会して手紙を読んでもいいのだけど、どうする……って、一人もう封を開けてる人がいるわね」
響「え、えへへ……我慢できなくて……」
翼「……なに、個人の好きなときに読めばいいだろう。というわけで私も読ませてもらうとしよう」ビリッ
マリア「まったく……でも正直私も一刻も早く読みたいから封を切らせてもらうとするわ」ビリッ
クリス「お前ら……ったく、全員が全員そうするならあたしも乗っかるしかねーじゃねーか」ビリッ
切歌「ふふふふーん……えへへ、手紙、みんな喜んでくれるデスかね……ちょっと照れくさいデス」
切歌「といっても渡しちゃったものはしょうがないデス! 早く調の作った美味しいご飯を食べて、この照れくさい気持ちも超滅殺ファイヤーデース! ただいまデス調ー!」ガチャ
調「あ、おかえり切ちゃん……あの、切ちゃん、聞きたいことがあるんだけど」
切歌「? なんデスか?」
調「こんな手紙が机の上にあったんだけど……」ピラッ
切歌「…………」ピキッ
調「切ちゃんがみんなに手紙を渡すって張り切ってたけど、張り切りすぎてお手紙一つ忘れちゃったのかなと思って……切ちゃん?」
切歌「……ちょ、ちょっと見せてくださいデス調……」
調「……う、うん」スッ
切歌「……うふふ、これは間違いなく、皆に書いたお手紙の一つデスね……えへ、えへへ……」
調「き、切ちゃん……?」
切歌「……デデース☆ 黒歴史も超量産ファイヤーデース!☆」
調「切ちゃん……? ど、どうしたの切ちゃん……」
切歌「そしてこれがほんとのおきてがみデース!☆ミ」
調「し、しっかりして切ちゃん! 切ちゃーん!」
【マリアとエルフナイン】
エルフナイン「あ、あのマリアさん!」
マリア「? 何かしら」
エルフナイン「あの……今のボクたちにそんな悠長な時間が残されていないことは重々承知の上です……その上で、マリアさんに頼みがあるんですけど……」
マリア「……そんなに畏まらなくても、仲間の為に私ができることなら、なんでもするわ」ニコッ
エルフナイン「ほ、本当ですかっ!」パァアア
マリア「うっ、眩しい笑顔……それで、どこに行きたいの?」
エルフナイン「ボク、行きたいところがあるんです!」
~都心~
エルフナイン「…………」キョロキョロ
マリア「……一体何を探しているの?」
エルフナイン「えっと、このあたりにいれば、響さんに聞いた現代の錬金術師に会えると思って……」
マリア「……現代の錬金術師?」
エルフナイン「絆を犠牲に、分配配当を得ようとする、亡者の錬金術師……」ゴクリ
マリア「帰るわよエルフナイン。そして響にお仕置きをしに行くわよ。
【視界ジャック】
キャロル「……ふふ、愚かな連中だ。私がエルフナインの視界をジャックしていることに気づかず、今日も歯がゆくなるような柔らかい言葉をあの人形に話しかけているのだろう……」
レイア「……派手に滑稽」
キャロル「全ては私の手の内……さて、今日もエルフナインの様子を探るとしよう……」キュイイン…
エルフナイン「だ、駄目です……駄目ですよ響さん……!」ナミダメ
響「そんなことないよー大丈夫だよー」グイグイ
エルフナイン「駄目なものは駄目なんです……ボクはホムンクルスで、その、男でも女でもないから、こんなところに入っちゃ……」
響「男でも女でもないなら大丈夫だよ! エルフナインちゃん可愛いし、なにより私たちが気にしないんだからへいきへっちゃらだよ!」グイグイ
クリス「いや、正直あたしは少し気になるんだが……」
翼「小さな子供がいるようなものではないか? 私はあまり気にならないな」
未来「……まぁ、響がいいなら……」
マリア「まぁ実際問題、エルフナインを一人向こう側に送るぐらいなら私たちと行動を共にさせたほうがいい気も……」
エルフナイン「皆さんまでぇ……!」
響「ほらほら! だから大丈夫、へーきへっちゃらだよエルフナインちゃん!」グイグイ
エルフナイン「で、でもぉ……! こんなの絶対ダメな事なんです……!」
エルフナイン「ボクが、みなさんと一緒に銭湯なんて……っ!」ナミダメ
響「大丈夫大丈夫へーきへっちゃらへーきへっちゃら別に私がエルフナインちゃんと一緒にお風呂入りたいとかそういうのじゃないから大丈夫大丈夫だからへーきへっ」
エルフナイン「ずびばぜんーっ! だれがだずけてくだざいー!」
キャロル「早速装者たちを征伐しに出かける。後に続けレイア」バサッ
レイア「イエスマスター」
【 】
「 、 ……」
「…… ? あ、 さか た な。ご ごめ…… の? ず ん い は、ある で い な だ」
「 、 ……って う な ね……な て、そん 僕の ゃ かも れな け 」
「いつか に 聞か あ いな」
「 、そ か。 あ、次に を と は、 と一 か 」
「 は、 たりし よ」
「ああ、 。時 来 、 に を に行 う…… だ」
キャロル「…………」
キャロル「……他愛のない会話。暴虐に燃え、いつ灰と尽きるかもわからない儚い思い出」
キャロル「名前を燃やし、交わした言葉を燃やし、私は……」
キャロル「……るLuリRぁ……RゥるRiラ……」
キャロル「……たとえ私が壊れ、灰となり消えて尽きようとも」
キャロル「託された命題、ただそれを果たすために」
【約束】
イザーク「……Lala…Rurila………」
イザーク「……ん? ああ、うるさかったかな。ごめんごめん……今の? 今、口ずさんでいたのは、ある街で聞いた歌なんだ」
イザーク「Lala、Rurila…って歌う歌でね……なんて、そんなの僕の柄じゃないかもしれないけど」
イザーク「とても綺麗な歌なんだ。いつかキャロルにも聞かせてあげたいな」
イザーク「……はは、そうか。じゃあ、次にこの歌を聞くときは、キャロルと一緒かな」
イザーク「はは、忘れたりしないよ」
イザーク「ああ、キャロル。時が来たら、一緒に歌を聞きに行こう……約束だ」
エルフナイン「…………」ギュッ
エルフナイン「僕の中に眠る思い出……キャロルの、パパの思い出」
エルフナイン「……Rurila、Rurila」
エルフナイン「……パパが歌ってくれた歌は、本当にそんな歌だったのかな、キャロル……」
【父】
イザーク「どうも娘の前で焼かれる優しいキャロルパパです」
洸「幻滅される行動しつつ、次の瞬間娘のためなら頑張れる響パパです、どうも」
八紘「娘に素直に愛情表現できない翼パパだ」
雅律「夢に燃えたクリスパパです」
調「……パパが」
マリア「いるだけ」
切歌「いいデス……」
響「……」ギュッ
翼「……」ギュッ
クリス「……」ギュッ
調「……えへへ、苦しいですよ響さん……」ギュッ
マリア「べ、別にそういうつもりじゃなかったんだけど……でもありがとう、翼」
切歌「……み、密着してわかる、改めて感じるすごい大きさ……っ! あ、痛い! 痛いデス! 殴らないでくださいデス! 照れくさくて茶化しただけデスよ! クリス先輩にこうしてもらえてとってもとっても嬉しいデス!」ギュゥ
キャロル「……ふん、うすら寒い馴れ合いだ」
エルフナイン「……キャロルには、ボクがいます!」ギュッ
キャロル「……離せ、自分自身に抱き着かれて満足する者がどこにいる」
洸「……響が友達と仲良くやれてるようでお父さんも安心だ」
八紘「……それでいい、翼」
イザーク「思い出を焼却し、燃え尽きたキャロルも、その記憶も受け着いたエルフナインも、僕の大切な子どもだ……これから、きっといいお友達ができるだろう……」
洸「……あれ、クリスパパさんは?」
八紘「あちらで娘の成長に涙を流している」
【藤尭とエルフナイン】
響「どうもどうもー! みなさん、今日もお疲れ様です!」
エルフナイン「あ、響さん……それに、他の皆さんも。どうかしたんですか? 今、風鳴司令は少し留守なんですが……」
響「ああ、ううん! 今日はエルフナインちゃんに用事があってきたんだ!」
エルフナイン「ボクに……?」
響「それがね、ななな、なーんと! クリスちゃんが福引で遊園地のチケットを6人分あててきたんだ! だから私と、未来と、クリスちゃんと、切歌ちゃんに調ちゃんにエルフナインちゃん! みんなで行こうと思って!」
クリス「先輩たちはもう外国だからな。誘うならエルフナインでいいだろって話してたんだよ」
エルフナイン「ゆ、遊園地……っ! 行きたい……っ!! で、でも、ボクにはウェル博士の残した研究データの解析が……」
藤尭「……いいぞー、行ってきても」
エルフナイン「ふ、藤尭さんっ!?」
藤尭「お前がいっつも俺たち以上に居残ってこのデータを解析していることは知ってるからな。一日ぐらい休んでも罰は当たらないさ」
友里「……その意見にはおおむね賛成だけど、藤尭、そんな勝手に決めちゃっていいの?」
藤尭「あの司令が、こんなに頑張ってるエルフナインの言葉を無下にするわけがないだろ。緊急事態ならともかくな……いざとなったら、俺も直接掛け合うさ」
エルフナイン「ふ、藤尭さん……っ!」ジーン
友里「感激しなくていいわよ。司令が居なくてちょっと強く出てるだけだからあれ」
藤尭「そのかわりちゃんとお土産買ってこいよー」
エルフナイン「はい!」
響「……なんだろ、あれ。二人を見ていると高鳴る胸のこの気持ちは……」
クリス「締め付けられるような、なんだか少しうらやましいような……」
未来「……仲のいい兄妹を見ているかのような?」
響・クリス「「それだっ!」」
【奇跡】
響「…………」
エルフナイン「……? どうかしたんですか響さん」ヒョコッ
響「あ、エルフナインちゃん……ちょっと、キャロルちゃんのこと考えてて」
エルフナイン「キャロルのことを?」
響「……私は、キャロルちゃんのことを救えたのかなって」
エルフナイン「……それは」
響「なんて、傲慢な考え方かもしれないってわかってるつもり……でも、私は、やっぱりキャロルちゃんのことを助けたかったんだ……」
エルフナイン「…………」
響「……な、なーんて、いきなりこんなこと言われても困るよね! ごめんごめん、雰囲気暗くし……」
エルフナイン「……あの瞬間」
響「ちゃ、って……?」
エルフナイン「―碧の獅子機を打ち破り、キャロルが地上へと落ちたあの瞬間」
【お前の歌で救えるものか!誰も救えるものかよぉォッ!!】
【それでも救うッ! 抜剣ッ!】
エルフナイン「……ドヴェルグ=ダインの遺産。呪いの魔剣、ダインスレイフ……僕に持たされた、毒の針」
エルフナイン「それを、あなたは疑うものかと言ってくれた。最後の最後に……呪われた力を通して、ボクの思い出を、キャロルに繋いでくれた」
エルフナイン「決して届かぬはずの天の存在に焦がれ、その名を忘れ、姿を忘れようとも、何もかも燃やし飛び、手を伸ばし続けたキャロルに……最後、その手をパパに繋いでくれたのは、響さんなんです」
エルフナイン「その瞬間、確かにそれは救いであり……響さんが手繰った【奇跡】以外の何物でもないんです」
エルフナイン「……だから、響さんが気にすることなんてなにもないんです。 元気を出してください!」
響「……そっか……ありがとう。エルフナインちゃん。ちょっと元気出た!」
エルフナイン「いえ、それならよかったです……あ、あれは……」
響「……未来たち? どうしてここに?」
エルフナイン「……こっちに手を振ってるみたいですけど、響さんを探しに来たんじゃないんですか?」
響「ほんとだ……ごめんねエルフナインちゃん、ちょっと行ってくる!」
響「……本当に、今日はありがとうね。じゃあまたっ!」ダッ
エルフナイン「いえいえ、いってらっしゃいです」ニコッ
エルフナイン「…………」
エルフナイン「……世界は平等じゃない。手を差し伸べても、全てが全て、救い、救われるわけじゃない」
エルフナイン「でも、誰かが手を差し伸ばさなければ、救えない、救われない人がいるんです……」
エルフナイン「だから、これからも繋ぐその手で……」
エルフナイン「響さんらしい、人助けを」
とりあえず一旦終わりデス。
ネタ切……きりしらのSSが止まってるのでそっちやります。それはそれとしてデースノート好評で嬉しかったデス。また何か書きます
いろいろ書いてて思ったけどキャロルってほんとラスボスとして切ないよね……tomorrow聞くといろいろと作中の印象変わる。
読んでくれた方本当ありがとうデース
あとデースノートの話題が結構出てきたので過去に書いた奴置いてくデス
風鳴「愛されガールクリスちゃん……?」
【シンフォギア】風鳴「愛されガールクリスちゃん……?」 - SSまとめ速報
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マリア「何かしらこの黒いノート……」
【シンフォギア】マリア「何かしらこの黒いノート……」 - SSまとめ速報
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