【SideM】伊瀬谷四季「裁縫プロNight!」 (121)


四季「ちーっす!ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!はじめましてこんばんわっす!High×Jokerボーカルの伊瀬谷四季とーーーー!!」

隼人「ラジオの前のみなさんこんばんは~High×Jokerギター担当の秋山隼人です」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445529494


てってってーてってっててー てってってーてってっててー~♪


四季「はい!唐突にはじまったんすけども。このコーナー!」

隼人「だね」

四季「なんとなんとおおーーー!?コーナー名が『High×Joker伊瀬谷四季の裁縫プロNight!』ということで!
   ありがたいことにオレの冠コーナーなんすよ!イエーイ!テンションアゲアゲっす!!」

隼人「すごいよね。ハイジョのみんなを差し置いてシキだけっていう」

四季「まあまあまあ!まあまあ……ね!ひとまずその件は置いといてー」

隼人「雑だなあw」

四季「このコーナーではリスナーちゃんからのメールを大募集してるっすよー!アドレスはhj_saihounight@315.co.jp。
   Twitterハッシュタグは#裁縫ナイトっす。みんなドシドシ呟いてちょーだい。しくよろー!」

隼人「よろしくおねがいしまーす」


四季「ところでハヤトっち。このコーナーなんすけど。どこか気になるトコはないっすかー?」

隼人「気になる所?うーん特にないけど……そういえばシキ、前髪切った?昨日より短くなってるよね?」
   
四季「そこっすか!?開始早々指摘するとこそこっすか!?」

隼人「さっきの打ち合わせの時からシキに言おうかな言おうかなって気になってたんだよね」

四季「いやー切ったっすけどね?昨日の夜、洗面所で自分で切ったんすけど……ちょっと切りすぎたかなーと」

隼人「へえ?自分で?器用だね」

四季「あざーっす!……じゃなくて!そこじゃないんすよ!気にして欲しいのは!」

隼人「えー?じゃあなんだろ。なんでシキのコーナーに俺がいるの?とか?」

四季「あ~~惜しいっ!ちょっち、かすってます!」

隼人「なに?もうハッキリ言ってよー。わからないよ。俺が当てるまで教えてくれない感じなの?」

四季「んーーそうしたいとこっすけど。尺の都合上あれなんで言っちゃいます!」

隼人「うん。お願い」



四季「「「『裁縫プロNight!』の裁縫って一体なんなんっすかねええええ!?」」」」




隼人「これエコーかける必要あんのww」

四季「大ありっす。メガインポータントっすからね!」

四季「そもそもこのコーナー。コーナー名からしてまずおかしくないっすか?」

隼人「うん。おかしいなとは思ってた」

四季「これねえ……元を辿るとすべてハヤトっちが原因なんすよ実は」

隼人「は?俺のせい?なにが?」

四季「いま聞いてくれてるリスナーちゃん達はもうお分かりかと思いますが、このコーナー!
   『315プロNight!』終了後のおまけとして、ただいま放送中なんすけどもー。
   ……ちなみにハヤトっち、本放送の方はもちろん毎週聴いてくれてますよね!?」

隼人「もちろん聴いてるに決まってるだろ!」


隼人「DRAMATIC STARSさんがメインパーソナリティーを務めるラジオ番組『315プロNight!』は毎週金曜21:00から絶賛生放送中!
   リアタイで聞き逃してもタイムシフト予約をしておけば放送終了後でも聴けるから安心!
   チャンネル会員になると番組やイベントの裏話満載のオフサイドが聴けたり
   会員限定のブロマガ「InSideレポート」も読めちゃうんだ!」


四季「よどみない宣伝乙っす!」

隼人「噛まなくてよかった」

四季「その『315プロNight』に前にゲスト出演させてもらったことあったじゃないっすか?」

隼人「うん。シキも一緒に出たよね、あの時」

四季「そこでハヤトっち、何言ったか覚えてます?」

隼人「んーーー……あの時は生放送で緊張してたからなあ。なんか変なこと言ったっけ俺?」

四季「趣味とかあるの?って話になった時に、オレが洋服好きでよく買い物行ってるだの割れてないパンツ履いてるだの
   レッスン着も凝ってるだの、洋服が好きなんですよ―って!なぜかハヤトっちが色々と話してくれてたじゃないっすか」

隼人「たしかにそんなような事を言ったような……ごめん。あんま思い出せないけどwうん、言った気がする」

四季「言った本人すら覚えてないそんな小話がっすよ?そんなに洋服好きなら伊瀬谷になんか作らせてみよーよ!的な企画にまで発展したっす!」

隼人「へえ。よかったじゃん」

四季「よくないっすよ!こういうのって普通「じゃあ衣装のデザインとかしてみる?」って流れになるじゃないっすか!」

隼人「そうだね」

四季「それが何をどう間違ったのか知りませんけど!縫い針1本渡されて、これで何かつくれって言うんすよ!?」

隼人「無茶振りにもほどがあるw」

四季「びっくりしてしばらく何も言えなかったっすよオレ。何かってなんすか!」

隼人「……あ!そうか。だから裁縫プロNightなんだな!ここで縫い物しろってことね」

四季「遅いっす!気付くの遅い!」

隼人「ふーん。シキがお裁縫するラジオなのはわかったけど……てかラジオで裁縫ってwwどう伝えるのww地味www」

四季「そうやって笑ってますけどぉー。ハヤトっちも一緒にやるんすよー」

隼人「え……?」

四季「連帯責任っす。ハヤトっちの発言が原因なんすから、ハヤトっちもここで一緒にお裁縫してもらうっす!」


隼人「ええええええ!?俺もやるの?」

四季「はい。これハヤトっちの裁縫セットね」つお裁縫セット一式

隼人「えぇ~嘘でしょ?本当に俺もやらないといけないの?……あ、スヌーピーの裁縫セットだ。小学校の時こういうの買わされたよね」

四季「収録始まる前に新宿のokadayaに寄って買ってきたんすよ。オレとハヤトっちの分」

隼人「シキが買ってきたの?」

四季「そうっす」

隼人「なにしてんのw」

四季「ついでに割引が受けられる会員証も作ってきました」

隼人「ノリノリじゃんか」

四季「学生は年会費無料っすから、これ聴いてるリスナーちゃん達もよかったらぜひ!」

隼人「お前はオカダヤのなんなの?」


四季「で、ですね。企画を立ち上げるにあたって一応最終目標を定めた方がいいのではという事になりまして」

隼人「うん」

四季「2人おそろの手作り衣装をつくってハイジョのライブでお披露目できたらいいなと!」

隼人「絶対無理でしょ」

四季「無理でも!もう動き始めてしまったんで。やるしかないんすよ!」

隼人「……それさあ、ライブ中に衣装大破とかそういうことにならない?」

四季「気付いたらボーカルとギターが全裸だった」

隼人「wwwwwwwwwwwwもう放送事故ってレベルじゃないよね」

四季「ある意味伝説のライブになるっすwwwwww」

隼人「やなんだけどwwwそんな伝説wwww」

四季「Yahoo!トップニュースも夢じゃないっすよ!」

隼人「そんなんでトップ飾りたくないよwwねえ、やめよーよ~こういうのは素人が手出しちゃダメなんだって」

四季「いえいえ、今こうしてバリバリ放送しちゃってますから。公共の電波に絶賛ダダ漏れ中っすから。もう後戻り出来ませんよ」

隼人「これ録音でしょ?一旦ストップしない?せめて一晩考えたい」

四季「ハヤトっちに選択権はないっす」

隼人「俺、小学校の家庭科でさ。入り口がどこにもない巾着袋を作り上げたような奴だよ?服なんて……とてもじゃないけど無理だって!」


四季「実はハヤトっちがここにいなくてはいけない理由がもうひとつありまして」

隼人「なに?」

四季「これなんすけど」ゴソゴソつ箱

隼人「なにこの箱……開けていいの?」

四季「どーぞ」

隼人「なんか怖いんだけど……。軽いし。なにこれ……」パカッ

隼人「は!?……え?え?……虫?なんかの幼虫?蠢いてるけど……ああ!蚕かこれ」

隼人「…………って、まさかwwwww嘘だよね?」

四季「理解が早くて助かるっす」

隼人「いやいやバカじゃないのwwここのスタッフバカでしょ!」

四季「本気っす」


隼人「糸からつくるの!?そこからのスタートなの?」

四季「厳密には蚕に繭をつくってもらうところからっす」

隼人「アホだwwwwww。てかさー、糸は裁縫セットについてるじゃん!」

四季「それはそれ、これはこれっす。とりあえずその蚕の面倒をハヤトっちに見てもらいたいんす」

隼人「別に俺じゃなくてもいいよねこれ」

四季「ハヤトっち虫好きじゃないっすか」

隼人「まあそこは否定しない」

四季「でしょ?なので蚕の世話はハヤトっちにお願いするっす。オレ、虫とかぜんぜん無理なんで」

隼人「蚕が繭作るの見てればいいの?」

四季「そうっす!えー今回協力してくださっている群馬の養蚕農家さんのお話によりますと
   蚕は糸を吐き始めてから2~3日程度で繭が完成。
   繭をつくり始めてから約10日後、中の蛹が羽化する前に使えそうな繭を回収という流れだそーです!」

隼人「昔の理科の授業を思いだすなあ」

四季「1個の繭からとれる糸の長さはなんと1km以上だそうで!」

隼人「へえーそんなにとれるのか。すごいね」

四季「蚕の様子は逐一報告してもらいますんで。経過はハヤトっちのTwitterアカウントに随時アップしてく予定っす!」

隼人「なんで俺個人のアカなんだよwwwなんなの!?この企画」

四季「一緒に伝説つくりましょう!」

隼人「蚕の様子をTwitterに逐一アップするアイドルとか嫌すぎるでしょ。これ確実にフォロワー減るよ」

四季「虫の画像見たくない女子達から一斉にリムられるでしょうねー」

隼人「はあ……もう、これ百害あって一利なしじゃんかー」

四季「裁縫プロNightの次回放送は2週間後になるんで、その時までに繭は完成してるはずっす!」

隼人「え?毎週放送じゃないの?このコーナー」

四季「そこは大人の事情ってやつっす。ノータッチでお願いします!」


隼人「はあ~できるかなあ俺。不安だ~」

四季「ハヤトっちが不安になったところで申し訳ないんすけど。そろそろバイビータイムが近づいてまいりました!」

隼人「え!?もう?」

四季「残念ながら10分コーナーっすから」

隼人「10分!?10分コーナーで衣装つくりたいとか言ってんの!?……完成は何年後になるんだよ!」

四季「衣装が先かオレたちが消えるのが先か……競争っすね!」

隼人「冗談でもそういうこと言うのやめない!?」

四季「はい!ということで!ここまで聴いてくれた子猫ちゃんと野郎ども!次回もアゲアゲでお届けするんでよろしくっす~!」
   
隼人「メールもお待ちしてまーす!」

四季「では、この曲を聴きながらお別れっすよ! 315PRO ALLSTARSで『DRIVE A LIVE』! バイバイシュー☆」

隼人「また再来週!オヤスミ~」

以上ここまで m(_ _)m リアル315プロナイトの方で流れてたネタを拾ってみました


リアルのラジオの方聞いてないけど面白かった
前もハイジョSS書いた人?

乙ありがとうございます嬉しいです

>>14ハイジョがバンド名決めるSSを前に書きました

以下↓↓↓思いついた続きをちびちび投下してこうと思います


第2回


四季「High×Joker伊瀬谷四季とーーーーぉ?」

隼人「秋山隼人の!」

四季&隼人「「裁縫プロNight!」」


四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!こんばんわっーす!High×Jokerボーカルの伊瀬谷四季っす!」

隼人「ラジオの前のみなさんこんばんは~。High×Jokerギターの秋山隼人です」

四季「えー、2回目にして早くもオレの冠コーナーじゃなくなったわけっすけども……」

隼人「やめてw真顔になるの」

四季「テンションだだ下がりっすわ~」

隼人「これ一応仕事だからさ。いつものあのアホみたいなテンションに早く戻って」

四季「ちょっとおおおおっ。アホみたいなってなんすかwアホみたいなって!」

隼人「このコーナーではリスナーのみなさんからメールを募集しています。
   アドレスはhj_saihounight@315.co.jp。Twitterハッシュタグは#裁縫ナイトです。
   疑問質問リクエストなんでも構いません。みんなからのお便り待ってまーす!」


四季「はい!というわけで。先々週からはじまったこの裁縫プロNightなんすけども。メールがっすね!ギガテラMAX!届いておりましてー」

隼人「おお。けっこう反響あったんだ」

四季「そうなんす!なので最初は頂いたメールを紹介してくっすよー!」

隼人「うん。お願い」

四季「ラジオネーム:ミカンさんからのお便りっす。四季わん、隼人っち、こんにちは!」

四季&隼人「「こんにちはー(っす)」」


四季「315プロNight内で四季わん担当のおまけコーナーが始まると聞いて
   
   いまかいまかとコーナー開始日を首を長くして待っていました。
   
   そしてまさかの隼人っちのレギュラー出演!

   旬くんや夏来くん、春名っちが遊びに来ることもあるのでしょうか?来てくれたら嬉しいな。

   男子がお裁縫にチャレンジということで大変かと思いますが頑張ってくださいね」


四季「あざます!がんばります!」   

隼人「いやーこういうのは純粋に嬉しいよね」

四季「そうっすね~。他にも激励のメールメガ盛り来てたんで!マジで感謝感激リスペクトっす!」

隼人「ミカンさんも言ってるけどハイジョの他のメンバーがここに来ることってあるの?」

四季「それは来てからのお楽しみっす~!」

隼人「まあ、来ても10分だけどね……」

四季「はいー。続いてのお便りは、ラジオネーム:繭ポロンさんからっす」


四季「四季くん、秋山くん。裁縫プロNight!放送開始おめでとうございます!」

隼人「ありがとうございます!」

四季「この2週間、秋山くんのTwitterの方で蚕の様子を一緒に見守ってきましたが、
   
   お別れが近づくにつれて秋山くんの淋しそうなつぶやきが増えてきてるので

   四季くん、どうかリーダーを元気づけてあげてください」 


隼人「……」

四季「淋しそうって言ってますけど」

隼人「いや……なんか繭をね、がんばって紡ぐ蚕を見てたら愛着が湧いてきちゃって」

四季「ハヤトっち。そんなハヤトっちに非常に残念なお知らせがあるんっすけども……」

隼人「……大丈夫!あれからググッてさ。あの繭玉がこの先どういう道をたどるかは予習してきたから!心の準備はできてる!」

四季「ガチトーンでそういうこと言うのやめてほしいんすけどwwwやりづらいっすよ!」

隼人「いやまあ……でもこれ孵化したら、ただの蛾だしね……このままだと蛾になっちゃうしね。ほら、持ってきたよ」つ繭箱

四季「おお!見事なまでにクリンクリンの繭玉っすね~」

隼人「だろ?めっちゃ綺麗だろ!」

四季「はい。じゃあハヤトっちの大事な蚕は確かにお預かりしますんで」

隼人「いやいや、別に大事ではないよ!?」

四季「これから養蚕農家さんに預けて乾燥してもらいます。中の蛹とは永遠にさよならになるっすけど……」

隼人「いやw別にそんな気遣わしげな顔しなくていいからね」

四季「続きはまた2週間後っすねー」

隼人「ぜんぜん先進まないじゃんこれ!糸取り出すだけに何週かけるんだよ」

四季「これで今週のノルマはしゅーりょーっす!」


隼人「残りの時間どうすんの?」

四季「そりゃモチロン、お裁縫すよ?」

隼人「当たり前でしょみたいな、その得意げな顔。すっごいイラつくんだけどw」

四季「前にあげた裁縫セット持ってきてます?」

隼人「一応」

四季「とりあえずお裁縫の基本!直線縫いを極めるっすー!イエ~イ」

隼人「極めるとかあるの直線縫いに」

四季「てわけでヌイヌイ!っと雑巾縫いますよー!」

隼人「ラジオで雑巾縫うとかさあ……もう、なんか色々おかしいでしょ」

四季「流石にこれはオレたちでも余裕っしょ―♪」

隼人「そうだね。…………あれ、ちょっと待って」

四季「なんすか。早く針に糸通してくださいよ」

隼人「通したいのはやまやまなんだけど……、やばい。穴に糸通せる気が全然しないw」

四季「えええええええ!そこ引っかかるトコじゃないっすよー!」

隼人「いや……ごめん。マジで無理かも。通せないよこれ。糸がぼさぼさになって入らないし」


四季「ちょと貸してくださいよ!こういうのは糸の先っちょナナメに切るっしょー?でー、ホラ!簡単に入るじゃないっすかー」

隼人「おお!すごいな!スッて入った!シキってこういうの苦手そうなのに。意外」

四季「青森いた時、ばーちゃんによく針に糸通してって頼まれてたんすよ。だからこれだけは得意っす!」

隼人「メガネなのにな」

四季「そこメガネ関係ないっしょ!」

隼人「お婆ちゃん好きのメガネっ子だったんだな」

四季「…………。おばあちゃんフェチっすかオレ。何があってその境地に辿りついたんすか」

隼人「違う違う!シキはおばあちゃん子だったんだねって言いたかったw」

四季「たまに天然っすよね。ハヤトっち」

隼人「ごめんて」

四季「じゃあはりきって雑巾縫うっすよ~」

隼人「うん」

四季「ここにある手ぬぐいを三つ折りにして!ガーッと周り縫って。バッテン縫いして雑巾の完成っすから!」

隼人「ねえちょっと待って。雑巾にしようとしてる布さあ、これ。俺らのハイジョ手ぬぐいなんだけど……」

四季「他になかったんすよ」

隼人「ええええ……これ使うの?もったいない」

四季「ライブ会場限定と銘打って売ったにも関わらず売れ残った悲しい限定グッズっす!」

隼人「そこは内情バラさんでもw」

四季「つべこべ言わずに縫うっすよ!」

隼人「はあ……まさかアイドルになって雑巾縫うとは」


チクチクチクチク

四季「……………」

チクチクチクチク

隼人「…………………」

チクチクチクチク

四季「……………………」

チクチクチクチク

隼人「………………………」

チクチクチクチク

四季「…………………………」


チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク



隼人「…………………………なんか喋ろうよ!!」


四季「手元見て集中してないと曲がるっすよ!ハヤトっち!集中しましょう!」

隼人「いやこれラジオだよ!?チクチクチクチクなんの放送!?」

四季「そんなに言うならハヤトっちが何か小話してくださいよー」

隼人「小話って……じゃあ、みんなから貰ったメール読みながらやるけどいい?」

四季「おっけーでーす!」

隼人「ラジオネーム:フライハーイさんからのお便りです。四季わん、隼人っち。こんばんは!」

四季「こんばんわっす!」


隼人「コーナー始動おめでとうございます。

   ドラスタさん達が冗談で言ってたことが、まさか本当に実現するとは思いませんでした(笑)

   さて本家315プロNightの方ではよく同じ事務所の人達のことをドラスタの三人が面白おかしく話してくれますが
  
   ハイジョのメンバーも他のユニットの方たちと交流する機会はあるのでしょうか?

   なにか面白いエピソードなどがありましたら、ぜひぜひ教えてください!」


四季「面白いエピソードとかフライハーイさんはハードルぐいぐい上げてくるっすね~」

隼人「他のユニットの人たちとは事務所で顔合わせれば世間話ぐらいはするよね」

四季「いやーでも何かエピソードと言われると……。あ!そーだ。そーいえばハルナっち」   

隼人「ハルナが?」

四季「事務所の人達と甘党会だか甘党同盟だかつくってスイーツ店巡りしてるみたいで」

隼人「スイーツ巡り?誰と?」

四季「巻緒っちと英雄っち」

隼人「Cafe Paradeの卯月くんとFRAMEの握野さんね。握野さんがパンケーキ好きなんだっけ?」   

四季「そっす!巻緒っちもかなりのケーキヲタっすから。そこにたまに冬馬っちが加わる事もあるらしいっす」

隼人「Jupiterの!?なにげにすごくない?そのメンバー。で、その甘党会がどうしたの」


四季「おとといくらいに、ハルナっちから究極のチーズケーキ探しに行くから!ってメッセージ来てて」

隼人「究極のチーズケーキってなにw」

四季「なんでも鎌倉の山中にそういう店があるそうで」

隼人「わざわざ行ったのかハルナたち」

四季「その日の動向をハルナッちが実況ぽくちょいちょい教えてくれてたんすよ。けど山で迷子になったかも(笑)みたいな文を最後にそれきりで」

隼人「それ結局どうなったの」

四季「その日は雑誌の撮影の仕事あったんで、その後のことはオレもよく知らないんす」

隼人「ふーん」

四季「で、そういえば最近ハルナっちと顔合わせてないなーって……ハヤトっち学校とかで会いました?」

隼人「……それガチで通報したほうがいいやつじゃないの」

四季「……」

隼人「……」

四季「んな、まさかーw」

隼人「だ、だよな!それに、ほら!話してるうちに雑巾完成!」


四季「オレも完成っす!どーっすか!」

隼人「いや、どうと言われても……普通に雑巾だねとしか」
   
四季「まあ、雑巾っすね……」

隼人「直線縫いがなかなか上手いね」

四季「無理に感想ひねり出さなくていいっすよ!?」

隼人「雑巾縫ったはいいけど、どうするのこれ」

四季「お母さんに送るとか」

隼人「なんで雑巾をわざわざ実家に送るんだよ!なんのメッセージ!?」

四季「アイドルやってる息子から雑巾が送られてくる」

隼人「包み開けたら手縫いの雑巾1枚とか息子に何があったか心配になるだろw」

四季「わかったっす!じゃあ『いつもありがとう』って刺繍を入れましょう!」

隼人「一気に裁縫難易度跳ね上がってんだけど!」


四季「うーん………じゃあ、こういうのはどうっすか?リスナーちゃん達にプレゼントフォーユーしちゃうっす!」

隼人「雑巾プレゼントって軽く嫌がらせだよね」

四季「じゃあ、じゃあ!サインもつけちゃうっすよ?」

隼人「欲しい人いるのかなあー?サイン入り雑巾とか需要あるかこれ。よーく見ると縫い目ガッタガタだしさ」

四季「とりあえず募集だけでもしてみるのはどうっすか?」

隼人「募集するのはいいけど……応募先は?どうすれば……あっなんか回って来た。すっごい走り書きw」

隼人「プレゼントの応募はメールの題名に雑巾希望と書いて本文に住所、名前、電話番号を明記の上、応募してください。
   当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます」

四季「雑巾希望wwwひどいタイトルっすね」

隼人「純粋に今、掃除に使う雑巾が欲しい人もいるかもしれない」

四季「応募者ゼロだったらどうします」

隼人「むしろそっちで正解だと思う」

四季「ですよねーw」


四季「はい。プレゼント告知もできたところで!うっすらエンディングが聞こえて来ました!残念ながらバイビータイムのお時間っす!」

隼人「バイビータイムのお時間ってなんか日本語おかしいな」

四季「次回はいよいよオレたちの糸が完成となるかどうか!楽しみっすね―!」

隼人「……なんでもいいから早く先に進みたいよ俺は」

四季「おお!ついにハヤトっちもやる気になってきましたか!?」

隼人「針の糸通しくらいはスッとできるようなりたい」

四季「それができたらハヤトっちもモテモテっすね!」

隼人「あのさあwwその場のノリでいい加減なこと言うのやめない?」

四季「では今週はここまで!子猫ちゃん&野郎ども!次回も絶対聴いてくれよな!バイバイシュー☆」

隼人「また再来週!オヤスミー」

ここまで!


第3回


四季「High×Joker伊瀬谷四季と!?」

隼人「秋山隼人の!」

四季&隼人「「裁縫プロNight!」」


四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!ちゅーっす!High×Jokerボーカルの伊瀬谷四季っす!」

隼人「こんばんは!High×Jokerギター担当、秋山隼人です」

四季「3回目の今日はっすね。なんとスタジオを飛び出してオレらの事務所の屋上に今来てるんすよ~!イエーイ315!ビバ!315!」

隼人「3回目の放送でいきなりロケとかアクティブすぎでしょこのコーナー」

四季「これには訳があるんす!今日やる作業がスタジオ側からNG出されちゃったんで!急遽、外での録音になりました!」

隼人「で、外でなにするの?」

四季「え~、作業に入るその前にっすよー?今日はスペシャルゲストにお越しいただいてるんすよ!!」

隼人「はあ!?3回目でもう!?」

四季「それでは登場よろしくお願いしまーす!」


??「………ど~も。S.E.Mの山下次郎です。こいつらと同じ事務所でアイドルやってるおじさんです」

隼人「テンションひく!声ちっさ!」

四季「次郎っち!だめっすよ!もっと明るく!にこやかに!アイドルは常に笑顔笑顔!声張って!」

山下「休憩中にいきなりこんな場所に連れ出されてさぁ……。にこやかに!とかなんの罰ゲームよ?おじさん帰っていいかな~」

隼人「ハハハ。本当すみません」

四季「だめっすよ!今日は次郎っちが必要な回なんす。理科の先生だった次郎っちが!」

山下「いや、おじさんの専門は化学だから。理科の先生じゃないから」

四季「おんなじようなもんでしょ。いけるいけるー!」

山下「はあ……こういう若者特有のノリ苦手だわ~。で、一体何がしたいのよ?」

四季「今日は繭玉から糸を取り出す作業をしたいんっすよ!」

山下「……ほんとに理科っぽいことすんのね」

四季「放送時間10分なんで!チャッチャと先に進むっすよー!」

隼人「うん」


四季「隼人っちが前回持ってきてくれた繭玉。しっかり乾燥させたものがここにあります」

隼人「……すっかりカラカラだなあ」

四季「この繭玉たちをこの鍋で煮ます!煮ると繭から糸の端が出るらしいっすよ!」ザパザパザパ~グツグツ

隼人「だからここに七輪と鍋が置いてあったのか」

山下「こうやって煮るとさあ。糸同士をくっつけてるタンパク質が溶けて繭糸がほぐれやすくなるんだよねえー」

隼人「へえ~。この横に置いてある木の枠は何に使うの?商店街のクジとかでよく見るガラガラみたいの」

山下「糸をこれで絡めとるんすよ。繭1つから1本ずつ出る細い繭糸を撚り合わせて、これで巻き取ると糸にランクアップっす!」

隼人「なんか今日のシキはすごい賢く見えるな!」

山下「伊瀬谷はカンペそのまま読んでるだけなんだけどね……」


隼人「それにしても独特な匂いを放つね。これ」

四季「この匂いがあるんで室内でやるのはNG出されっちゃったらしいっす。たしかにこれはちょっとキツ……ゲホッゴホッ」

隼人「だいじょぶ?直で匂い嗅ぐから……」

山下「こんなに匂いキツイんじゃ、この鍋もう使えないよね~。これここのでしょ?山村くん困るんじゃないの」

隼人「山下先生の言ってる山村くんっていうのはここの事務員さんの名前です」

四季「一応了解とって借りてきたんすけど。匂いつきで返すのは流石にまずいっすかねー……あとでこっそり戻しとくっす」

隼人「こっそりもなにも大々的に放送中なんだけどw」

山下「そもそもさあ、なんなのこの収録。理科の実験コーナーかなにか?」

隼人「取り出した糸をつかって最終的に自分たちが着る衣装つくれたらいいなーって企画をやってるんですよ。ステージ衣装」

山下「へ、へえ…………お前らもなかなかパンチ効いた仕事してんのね」

四季「裁縫プロNight!っすから!ボタン付けから自作衣装づくりまでできる裁縫男子になる!をコンセプトにやってるっす!」

隼人「いつの間にそんなコンセプト掲げてたの!?初耳だよ!?」


山下「そろそろいんじゃないのーこれ。ほら、秋山はその木のもってここ。鍋の横いて」

隼人「はい」

山下「伊瀬谷はその小さいホウキみたいのあるでしょ。それで鍋かき回してみてよ」

四季「らじゃーっす!うお~なんかビヨーンって糸絡まってとれたっす!」

山下「それが繭糸ってやつね~。そのビヨーンってやつをさ秋山が持ってる枠の端にでも絡ませて。そうそう」

隼人「先生。ここからどうすれば。これもう回していいんですか?」

山下「まだ待って。伊瀬谷は繭から沢山出てる細い糸をさ。指でまとめてつまんでて」

四季「これ素手で触っていいんすか?ちぎれない?メガ細なんすけど」

山下「大丈夫。ちぎれたらくっつければいいし。秋山、回していいよー」

隼人「はい」

……カラカラカラカラカラカラカラカラ

四季「おお!ツルツルの糸っすよ!揖保乃糸!」

隼人「揖保乃糸ではないだろwwwちょっと頼りないけど……糸だねこれ!」

山下「その調子でどんどん回しちゃって~」

隼人「はい」


カラカラカラカラカラカラカラカラ

四季「………………」

カラカラカラカラカラカラカラカラ

隼人「…………………」

カラカラカラカラカラカラカラカラ

山下「……………………」

カラカラカラカラカラカラカラカラ

四季「………………………」

カラカラカラカラカラカラカラカラ

山下「…………………………」

カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ!



隼人「…………………………なんか喋ろうよ!!」



四季「なんか喋るって言っても……手元の糸集中して見てないと糸ちぎっちゃいそうっす!」

隼人「でもこれラジオだよ?カラカラカラカラカラカラなんの放送!?」

山下「ww……こんなまだ明るい内からさあ、男3人で鍋囲んで何やってんだろうね~」

隼人「傍から見たら俺たち何してるように見えるんだろう」

山下「おでん煮込んでるとか」

隼人「なんでおでんw」

四季「いーとーまきまきー、いーとーまきまきー♪」

隼人「なんで急に歌うの!?」

山下「……おじさんが子供の頃はさあ、夏休みにプールで泳いだ後とか屋台でおでん買って食べたりしたんだよねえ」

四季「ひぃーーて、ひぃーーて、トントントン♪」

隼人「ねえ、先生の話聞いてあげよ!?」

四季「あ!ハヤトっち!みてみて!鍋の中!」

隼人「おお!繭の中の蛹たちが!!!」

四季「うっすら見え隠れしてるっすー!」

隼人「あの幼虫がこんな風になるんだなあ~」

四季「ハヤトっちって、セミの抜け殻とかこういうの集めるの好きそうっすよねー」

隼人「変なイメージつくからやめてくんない!?好きだけどさ!」


山下「ねえお前ら~、おじさん下のコンビニでおでん買ってくるからさ。ちょっと待っててよ。すぐ戻るから」

隼人「いやいや。収録中にどっか行くとか普通に考えておかしいでしょ!食べたくなっちゃったんですか!?」

四季「次郎っち!なら俺、あれ食べたいっす。大根とゆでたまご!」

山下「ええ~嫌だよ。ほしいならおでん代ちょーだいよ」

四季「いいじゃないっすかー!生姜味噌ダレのついたおでんはサイコーなんすよ!」

山下「生姜味噌?なにそれ……知らないし」

隼人「俺もはじめて聞いた。おでんに生姜味噌?」

四季「……え?おでんと行ったら生姜味噌っしょ?すりおろした生姜と味噌を混ぜたタレなんすけど」

隼人「シキのところってそうなの?生姜醤油なら聞いたことあるんだけど」

四季「しょうが醤油!?なんすかそれ。そっちこそ聞いたことないっすよ」

隼人「うちはやらないんだけど。友達の家がそれでおでん付けて食べてるって」

山下「どっちも普通に美味しそうね。それ」

四季「生まれてこのかた生姜味噌以外のおでんなんて食べたことないっすけど……全国的に生姜味噌じゃないんっすか!?」

山下「ふとしたきっかけで食の地域差が判明するの面白いよね~」


隼人「山下先生のところは何か地域限定みたいのあります?」

山下「んー……金沢がおでんで有名なんだけど。具が独特なの多いんだよねえ。かに面とか、肉いなりとか、赤巻きとか」

四季「なんすかそれ!うまそう」

山下「こっちの関東の方じゃ全然見ないでしょ?」

隼人「聞いたことないおでんダネばかりだ」

山下「都内で食べられる店あったはずなのよね~どこだっけかなあ……」

四季「次郎っち今度そこつれてってくださいよ」

山下「え~やだよ。メシ代、お前ら持ちって言うなら考えるけどさあ」

隼人「高校生にタカる大人がここにw」

山下「店よりもさ、おじさんはその生姜味噌のおでんが食べたいんだけど」

四季「だったら俺つくるっす」

隼人「え?シキつくれるの?」

四季「お母さん直伝の簡単レシピなんでいつでもスタンバイおっけーっすよ?寒い時にこれ食べると体が温まるんす!」

隼人「いま世間でのシキの好感度がウナギ登りな気がする」

山下「おじさんの中でもちょっとだけ伊瀬谷の評価上がったよ。1ミリくらい」

隼人「あがっても1ミリなんだw」

四季「あああああ!!」

隼人「なにっ?どうしたっ?」


四季「♪ずっとずっとーそーのさきへ~せーかいーはうーごきーだーすー」

山下&隼人「!?」

隼人「また急に歌……え!?もしかしてもうエンディング?」

四季「ハイ!おでんの話で盛り上がってましたけども!もうエンディングのお時間っす~」

山下「結局、糸最後まで巻き取れてないじゃない……」

四季「後は隼人っち。放送終了後に巻きで!お願いします。糸巻きだけに!」

隼人「ええええ!ここは編集とかでふつう最後まで流すでしょ!なんで中途半端に済まそうとするの!?」

四季「カラカラカラカラ地味っすから」

隼人「人にやらせておいてそれ言う!?」

山下「おじさんは開放されるなら、なんでもいいよ~早いとこ終わりにしよう」

隼人「この言いよう」

四季「次郎っちブレないっすね~」

隼人「……でも。今回は山下先生がいて助かりましたよ。ありがとうございます」

四季「そうそう!こうして糸が巻けたの次郎っちのおかげっすよ!」

山下「……やめて。やめて。そういうこと言われると、おじさんちょっぴり照れるじゃない」

四季「次郎っち。またこのコーナー遊びに来てくださいね!」

山下「うーんそれはもういいかな」

隼人「即答w」

四季「はい~。では今週はここまでっす!次回はまたスタジオに戻っての放送になるんで再来週もよろしくっす!バイバイシュー☆」

隼人「また再来週!」

山下「おやすみ~」


第4回


四季「High×Joker伊瀬谷四季と!?」

隼人「秋山隼人の!」

四季&隼人「「裁縫プロNight!」」


四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!わんばんこー!High×Jokerボーカルの伊瀬谷四季っすー!」

隼人「ラジオの前のみなさんこんばんはー!High×Jokerギター担当の秋山隼人です」

四季「はい!戻って参りました懐かしのスタジオに~」

隼人「前回の唐突なロケ回から一転、今週は通常通りスタジオからお届けします」

四季「アウトドアーな放送もなかなかよかったすよね!」

隼人「あの日の収録さあ、本当突然だったからね。事務所に別の仕事の打ち合わせって聞いて行ったら、ラジオ収録するからって」

四季「サプライズっす!」

隼人「そんなサプライズいらないよ!?関係ない山下先生まで引きずり込むし……」

四季「いや~次郎っちは心底迷惑そうでしたねえw」

隼人「大人であんな嫌そうな顔を隠さない人、なかなかいないよ?本当に嫌だったんだろうねw」


隼人「このコーナーではリスナーのみなさんからメールを募集しています。
   アドレスはhj_saihounight@315.co.jp。Twitterハッシュタグは#裁縫ナイトです。
   疑問質問リクエストなんでも構いません。みんなからのお便り待ってまーす!」


四季「どしどしよろしくっす~!」


四季「先々週の放送は次郎っちのおかげで糸の巻取りに無事成功したんすけども!」

隼人「ああやって糸って取るんだね。勉強になった」

四季「放送に対する感想メールがっすね予想をハイパー上回る規模で届いてまして!」

隼人「みんなも同じような感想を持ってくれたのかな~だったらスタジオから出て糸を巻きとったかいがあったよ」

四季「さっそく頂いたメールを紹介してくっすね!ラジオネーム:おカイコさんからのお便りっす」


四季「四季くん。隼人くん。こんばんは!いつも楽しくラジオ聞いてます。

   前回の放送で四季くんやS.E.Mの山下先生が言ってたご当地おでんの話ですが、

   じつはうちの地元銚子にもあります!しかも缶詰めになって売っているんです。

   銚子風おでん缶を同封しますのでよかったら食べてみてくださいね!」


隼人「え?……感想ってそっち!?糸巻きの方ではなく?」

四季「前回の放送でたまたましたおでんの話なんすけども……なぜかすごい反響だったんすよ!

隼人「食い付くとこ完全におかしいでしょ!」

四季「入れ食い状態っす」

隼人「メールを貰えるのはすっごい嬉しいしありがたいけどもw」

四季「全国津々浦々からうちの地元のおでんはこうだよというご当地自慢メールが届いてるっす!」

隼人「へえ~そんなにおでんってバリエーションあるものなんだな」

四季「ちなみにおカイコさんがくれた銚子風おでん缶がこれっす」

隼人「本当に送ってくれたんだ。おカイコさんありがとうございます」

四季「……銚子ってどこっすかね」

隼人「シキそれ本気で言ってんの?」

四季「オレはいつでもメガテラ本気っすけど」

隼人「銚子は千葉県の右のなんかとんがってるとこ……ほら、よく初日の出中継で出てくる」

四季「ああ~日本一早いとかいう灯台が映るあの」

隼人「そこそこ。たしか醤油で有名だよね。ぬれ煎とか」

四季「すごいっすねハヤトっち!このおでん缶にも「銚子特有のコクのある醤油、源醤を使用しています」って書いてあるんすけど!」

隼人「要するに銚子のおでんは出汁が独特ってこと?」


四季「で、おでん缶をお皿に出してチンしたのがこれなんすけど……オレこの卵たべます」モグモグ

隼人「じゃ俺はこのつみれっぽいの……いただきます」モグモグ

四季「味がしみ込んでておいしいっす!」

隼人「うん。これ普通に夕飯にいける……イワシかこれ」

四季「白いご飯ないっすか」

隼人「放送中に本格的に夕飯済まそうとするのよそうかw」

四季「他にもっすね~静岡が黒くて濃いだし汁におでんダネを串刺しにして煮込むそうで」

隼人「へえ~黒いってどのくらい黒いんだろう。味濃そうだね」

四季「あと、うどん県で有名な香川県!なんと讃岐うどんのサイドメニューとしておでん鍋が置いてあるそうで」

隼人「メインはうどんなんだw」

四季「お客さんはおでんを食べながら注文したうどんを待つスタイルだそうっす」

隼人「いろいろあるんだなあ……」

四季「そうっすね~ちょっと県をまたぐだけでこんなに違うもんなんすねー」

隼人「………」

四季「………」


隼人「このラジオなにやるコーナーだっけ?」

四季「裁縫っす」モグモグ

隼人「食べながら言われても説得力ないけど!?」

四季「全国のおでんダネを紹介するコーナーとか面白そうっすね」

隼人「この番組自体がコーナーなのになんで更にコーナーつくろうとするの!?」

四季「おいしそうじゃないっすか」

隼人「それもうおでん食べたいだけだろ!今日はなんか裁縫的な話はしないわけ?」

四季「裁縫的な話wwwなんすかその和尚の説法的な感じww」

隼人「今のどこにそんなウケる要素があるの!?満腹で笑いの沸点下がっちゃった?」

四季「まさか~wwww」

隼人「いや、いま確実に箸が転がっただけで笑える人になってるよね」

四季「さすがのオレも箸が転がっただけじゃ笑わないっすよ?」

隼人「いきなり真顔でマジレスするのはやめてw」


四季「はい!ではハヤトっち。前回の放送で無事とれた糸なんすけど~あの後どうなったか知ってます?」

隼人「そういえばどうなったの?けっこう綺麗に巻きとれたよね。大事に保管してくれてたりするの?」

四季「これっす!」つ画像

隼人「え?……なにこれ。凍ったバナナ?カッチカチみたいだけど……巻いた状態で固まったのこれ?」

四季「そうなんす~実は次郎っちも前回チラッと言ってたんすけど」

隼人「なんか言ってたっけ?」

四季「繭玉の形をつくるのに接着剤の働きをしていたタンパク質!その名もセリシンというんすが!」

隼人「そのセリシンのせいでガッチガチなの?」

四季「そうっす!前回なんで熱々のお湯に繭を入れたかというとセリシンを溶かすためだったんす!」

隼人「たしかに山下先生そんなような事を言ってたね~」

四季「巻きとった方の糸にも、まだセリシンがベットベトについてるらしくて。乾燥するとご覧の通りゴワゴワ元通りっす!」

隼人「えええええ~じゃあここからどうすればいいの?」

四季「セリシンを落とす作業ってのがあるとのことで……精練というらしいんっすけど」

隼人「じゃあそれやろうよ!」


四季「素人のオレらがセリシンを完全に落とすってのは限界があるみたいでー」

隼人「そっか……」

四季「なので!そこはプロにお任せしました!」

隼人「……結構簡単に投げたねw」

四季「無理っぽいものは無理せずプロにお任せするっす!」

隼人「なんかさ~ルールがあっまあまのゆるっゆるだよねw」

四季「で、セリシン取り除いた糸がこちらになります~」つ糸

隼人「おおおおおお!すごいよ!ツヤツヤ!売ってる糸みたい!これ本当に俺たちが糸取りしたやつ?」

四季「紛うことなきオレたちが取った糸っすよ!撚りをかけて精錬してもらいました~」

隼人「プロにやってもらうとやっぱ全然違ってくるんだね」

四季「ここからなんすけどね!糸をもっと沢山つくって!織って!布にしてこうかと!」

隼人「…………」


四季「糸をもっと沢山つくって!織って!布にしてこうかと!」

隼人「2回言わんでもわかるけども!」

四季「機織りいこーぜ!」

隼人「一狩りいこーぜ!みたいに言うなw」

四季「せっかく糸つくったし今度は布もつくりたくないっすか~?」

隼人「布ってさあ……糸どんだけ必要だと思ってんの?」

四季「つくりたくなくなくなくなあ~~いっすか?」

隼人「どっちだよ!?なんなのそれ!?一発殴ってもいい?」


四季「やっぱ無理っすかね~?」

隼人「百歩譲って。布をつくるのはいいとして……俺たちまだボタン付けさえ満足にできないままなんだよ?」

四季「まだ雑巾しかつくってないっすもんね」

隼人「スカウターで裁縫力値見たら5くらいだよきっと」

四季「ゴミっすねオレら……」

隼人「いやいやwそんな見るからに落ち込まなくてもwwwシキはもっと自分に自信持って大丈夫だから!」

四季「はいっす!」

隼人「立ち直るの早いなw」

隼人「材料つくる方に時間とられて裁縫技術全然身につけてないけど。そんなんで俺たち大丈夫?」

四季「実はお裁縫技術に関してはっすね~強力な助っ人が見つかりました!」


隼人「え、誰それ?ゲストに来てくれるの?」

四季「助っ人ちゃんには次回登場していただこうと思います!」

隼人「次回……?あれ。今日はもう終了?」

四季「そっす!エンディングも流れてますし」

隼人「結局今日っておでんの話しかしてなくない!?いいのこれで!?」

四季「おでんの話しかしてなくなくなくなあ~~い?っすね!」

隼人「どっちだよ!?もうそれはいいって!気に入っちゃったの!?」

四季「たまにはそういう日があってもいいじゃないっすか!」

隼人「なんか今日のシキは全体的にフワッフワおかしいな」

四季「というわけで!今週のお時間ここまでっす~。リスナーちゃんたちとは再来週までごきげんよう!」

隼人「先々週と今週でほとんどおでん一色だったな……」

四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!バイバイシュー☆」

隼人「また再来週!おやすみ~」


第5回


四季「High×Joker伊瀬谷四季とーーーー!」

隼人「秋山隼人の!」

四季&隼人「「裁縫プロNight!」」


四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!こんばんは!今日もメガハイパー元気なHigh×Jokerボーカルの伊瀬谷四季とー!」

隼人「ラジオの前のみなさんこんばんは~High×Jokerギター担当の秋山隼人です」

四季「え~前回の最後で予告した通り!今日は強力な助っ人にお越しいただいてるんで~」

隼人「おっ誰?誰?」

四季「早速登場してもらうっす!どーーーぞーーーー!」


??「リスナーのみなさん!はじめまして!Cafe Paradeの水嶋咲です。今日はパピっとお呼ばれされてとっても嬉しいです~」

四季「ようこそっすー!」

隼人「いらっしゃーい」

咲 「いま隼人っちがさあ、白々しく誰?誰?とか言ってたけど、あたし最初から目の前に座ってたんだよね」

隼人「そういうことはいちいち言わなくていいんだって!」

四季「演出っす演出!」

咲 「うん!知ってた!ごめんwごめんw」


四季「このコーナー始まってからスタジオの方でのゲストは咲っちが初ということで、どうっすか?」

咲 「はい!そのことについて。すごい物申したいことがあるんですケド!いいですか?」

隼人「なんか急に怒りだしたw」

咲 「このお話いただいた時にね、裁縫プロNight初めてのゲストはあたしだってプロデューサーから聞いてたから、ここに来るのすっごい楽しみにしてたの」

隼人「そんなに!?」

咲 「そしたらさ~、この前ラジオ聞いてたら山下先生出てて!なんでやねんって隣にいたロールの肩グーでパンチしちゃったよ。ひどいよ!ハイジョひどい!」

四季「巻緒っち。とばっちりw」

隼人「あの時は本当たまたま山下先生が事務所いたんだよね」

四季「そうそう、ちょうどよく理科の先生がいたから出てもらっちゃったっす」

隼人「ほぼシキが無理矢理出したようなもんだけど」

四季「まさか咲っちがそんなにこのコーナーのことを思ってくれてるとは。ありがたいっすねえ!」

隼人「いやそれたぶん違うと思う」

咲 「あたしラジオ出演自体はじめてだったから気合い入りまくりだったのに!」

隼人「え?ラジオ出演これがはじめて?」

咲 「うん。カフェパレはラジオやってないしね」

隼人「ラジオ仕事初が、よりによってこのコーナーw」

咲 「いいのいいの!お裁縫好きだし!むしろゲストに呼んでくれて光栄なくらい!」


四季「そうなんすよーなんと咲っち今日はマイミシン持参で来てくれたんすよね!」

隼人「いくらなんでも気合い入りすぎでしょ」

咲 「これは仕事の時いつも持ち歩いてるやつだから、そんな大袈裟じゃないよ」

隼人「いつも持ち歩いてるの!?」

咲 「うん。このお仕事って待ち時間とか空き時間よく出来るでしょ?そういう時に小物作ったり」

四季「たしかにポッカリ時間空くことよくあるっす」

咲 「だから今日はね。2人に裁縫の楽しさを知ってもらおうと思って来たんだ~♪」

隼人「このコーナー開始以来はじめてじゃない!?こんなまともなこと言う人!」

咲 「ちゃんと布も用意してきました~」

四季「おお!めっちゃ種類あるっす!このチェックのとか、かわいくないっすか?」


隼人「え?今日なにか作るつもり?」

咲 「そうだよ。そのためにミシンと布持ってきたんだから」

隼人「でも10分だよ?この番組」

咲 「大丈夫大丈夫。3分あれば出来るから!」

隼人「何がすごいって、こうやって話してる間も水嶋さんの手がすごい速さで動いてるんだよねー」

四季「何つくってるんすか?それ」

咲 「シュシュ」

隼人「おお!シュシュ!」

四季「ハヤトっち、シュシュがなんだかわかって言ってます?」

隼人「わかってるよ!ドアノブカバーみたいなやつでしょ!?」

四季「ドアノブwwwwwwww」

咲 「隼人っちは、そういう認識なんだねー」


隼人「いやわかってるからね!?女子が髪まとめるのに使ってるってのは!例えとして言っただけで……ドアノブカバー以外なんて言えばいいのこれ?」

四季「そーっすねえー……ティッシュを丸めたようなそういうかたまり」

咲 「語彙力wwwwwwww」

隼人「ほらー!シキの方が俺よりひどいでしょ!なんだよティッシュって!下手くそな日本語訳みたいになってるし」

咲 「wwwwwwwwwwwwwwww」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!

隼人「水嶋さん、すっごい爆笑しながらミシンやってんだけどw何この光景」

四季「危ないからよい子は真似しちゃダメっすよ!」

咲 「ここやれば終わりだから!」

ダダダダダダダダタ!!!!!!!ダダダ!ガッチャン


咲 「はい!あとはゴム入れてクシュクシューってごまかして、出来上がり!」

隼人「おお!本当に3分以内に出来たよ!」

四季「えーちょっと。本当にシュシュなんすけどー!売ってるのと同じっす!」

咲 「アハハそれは言い過ぎ。じゃあ2人もパピっとチャレンジしてみよっか!」

四季「オレらもやるんすか?」

咲 「うん、ここから好きな布選んでね」

隼人「これ俺たちでも出来るの?ミシンとか全然なんだけど」

咲 「出来るよ!小学生だって出来るんだから!」

四季「おれはこの赤と黒のちぇっくにするっす!ハイジョチェック!」

隼人「じゃあ俺はこの星柄にしようかなあ」

咲 「2人とも準備はいいですかー?」

四季「おっけーっす!」

隼人「うん」


咲 「まずその細長く切ってある布を中表にして半分に折ります」

四季「……縦と横どっち向きすか?」

咲 「縦が細長くなるようにね!端っこを上にして端から1㎝くらいのところをミシンで縫います!最後の返し縫いも忘れずに!」

ダダダダダダダダダダダダダ!!!!!ダダ!

隼人「ミシン使うとか小学校以来だ」

四季「これは……このボタンを押せばスタートっすか?」

咲 「うん!そう。押え金は下ろしてね!」

ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ!!!!!ダダ!

四季「おお!縫えたっす!」

隼人「すごいな!まっすぐ縫えてるよ。うわー緊張する~」

四季「隼人っちは指!気をつけてくださいよ!」

隼人「うん」

ダ…  ダ…  ダ…  ダ…  ダ…  ダ…  ダ… 




四季「遅!」

隼人「だって怖いしw」

咲 「大丈夫大丈夫!自分のペースでい~よ~」

ダ…  ダ…  ダ…  ダ…  ダ…  ダ…!ダダ!

隼人「縫えた!」

咲 「できたら輪っかになったところの縫い代を割ってね?手アイロンでいいから割りましょう!」

隼人「今すごい、お裁縫してるって感じがする!」

四季「そうっすね。裁縫プロNightっぽいっす!」

隼人「ぽいってwwじゃあ今までの放送はなんだったの?」

咲 「よーしじゃあこの調子で!パピッとゴ-ゴ-行きますよー?」

四季「らじゃーっす!」

隼人「はい」




―――――――――――――――

――――――――――

――――――



四季&隼人「できた――――!!!!」

咲 「すごいすごい!2人ともちゃんとできてる~!はなまる!」

四季「師匠のおかげっす!」

隼人「いつから師匠に!?」

四季「今日から咲っちのことを水嶋師匠と呼ぶことにしたっす!」

咲 「あはは♪なにそれ~。おだてても何もでないよ?」

隼人「はあ。やればできるもんだね~……あれ?でも、なんか。あ!」

咲 「ん?どうしたの隼人っち?」

隼人「やばい!こっちはちゃんと縫えてるけど。ほらこっち側!塞がっちゃってるよこれ!」

四季「まじっすか!」

隼人「これじゃあ……ただのドアノブカバーじゃん!」

四季「wwwwwwwwwwwwwww」

咲 「ホントだwwwwドアノブカバーだwww」

四季「何をどうしたらそうできるんすか!それはそれで逆にすごいっすよ!」

咲 「うん!これはこれですごいよ!奇跡の御業!」

隼人「ageられてんだかsageられてんだが……微妙な気持ちだ~」


隼人「シュシュつくったはいいけど……どうするのこれ」

四季「ハヤトっちはドアノブカバーっしょ」

咲 「隼人っちはドアノブカバーに使えばいいと思うよ♪」

隼人「それはわかってるけどね!?先に進めないからそこは流そうよ!」

四季「今度こそお母さんにドアノブカバー作ったから使ってって。送れるじゃないっすか」

隼人「シュシュ作ったつもりがドアノブカバーだったとか。こんな悲しい製造過程のカバー送れないよ!」

咲 「悲しい成り立ちw」

四季「じゃあ恒例のリスナーちゃんへプレゼントでどうっすか?」

咲 「プレゼント!?いいね!いいね~!ちなみに前は何をプレゼントしたの?」

隼人「雑巾」

咲 「え?」

四季「雑巾っすよ?」

咲 「あはっ♪冗談おもしろい~!」

四季「雑巾っすよ?」

咲 「……へ、へえ」

隼人「水嶋さん完全に引いてんじゃん!シキが真顔になると怖いからさwやめてw」


四季「ハヤトっち、応募先よろしくっす!」

隼人「プレゼントの応募はメールの題名にシュシュもしくはドアノブカバー希望と書いて
   本文に住所、名前、電話番号を明記の上、応募してください。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます」

四季「そこはきっちりわけるんっすねw」

咲 「もしかしたらカバーの方が需要あるかもしれないしね!」

隼人「そうだったら嬉しいよ」

四季「咲っちドン引きの雑巾プレゼントの事なんすけど~実は応募者殺到ですごかったみたいなんすよ!」

隼人「へえ~そうなんだ。意外」

咲 「意外じゃないよ~!好きなアイドルが作ったものなら欲しいファンいっぱいいると思うな!たとえ雑巾でもね!」

隼人「そういうもんなの?」

咲 「そういうもんだよ!?隼人っちどんかん!」

隼人「……え!」

四季「当たったリスナーちゃんはぜひ!おうちの掃除に活用してくださいね~!シュシュの方もドシドシ応募待ってっるすよ~」

咲 「ジャンジャン応募してくださーい!」

隼人「よろしくお願いしまーす」


隼人「ところでさ」

四季「はい?」

隼人「今日の放送。随分長くない?俺の感覚だともうとっくにエンディング流れててもおかしくないんだけど」

咲 「あ!あたしもあたしも!それ思ってた。シュシュつくってる最中も放送内に間に合わないかなって」

四季「さすがっす!よくぞ気付いてくれました~!」

隼人「なにが?」

四季「この裁縫プロNight!今まで10分のおまけコーナーだったんすけども!」

隼人「え……もしかして」

四季「はい!もしかします!聴いてるリスナーちゃんにはもうバレバレなんすけども!なんと今日から30分番組に昇格しました~!イエ~イ大出世っすー!」

咲 「おお!すごい!おめでとうございまーす」パチパチパチパチパチパチパチパチ!

隼人「ええええええええええええええええ!?いま初めて聞いたんだけど!」

四季「サプライズっす!」

隼人「サプライズ好きだな!?嬉しいサプライズだけどさ!」



四季「無事ドラスタさんたちの手から卒業できたっすー!」

隼人「おいwドラスタさんたちに失礼だろ!聴いてたら怒るぞ」

咲 「でも本当すごいね♪それだけ聴いてる人たちからの反響がおっきかったってことかな~!」

隼人「ありがたい話だよね~」

四季「裁縫プロNight!が無事番組に昇格ということで!」

隼人「うん」

四季「これから放送中に裁縫にもどんどんチャレンジしてリスナーちゃんたちへのハンドメイトプレゼントもガンガン!つくっていこうと思うっす!」

隼人「そりゃ、プレゼントが喜ばれるならやるけどさ。速攻ネタ切れしそうだな」

四季「オレらに作ってほしい物!何かリクエストを書いてメールで送ってくれれば、もしかしたら作っちゃうかもしれないっすよ!?」

隼人「作ってもリクエストした人の手には行かないっていうねw」

咲 「別の誰かを幸せにする理不尽システムw」


四季「で、ですね~裁縫ガンガンするにあたって咲っちには番組の裁縫顧問になっていただきたいんすけど」

咲 「え?」

四季「オレたちへぜひ裁縫指導をしてほしいっす!」

咲 「ええええええええええええええええええええ!!」

隼人「ええええええええええええええええええええ!?」

咲 「え、待って……待って。それは……えーと、ジャイアンツにおける長嶋さんみたいな役割ってこと?」

隼人「なにその例えw」

四季「そうっす!」

咲 「あたしなんかでいいの!?」

四季「咲っちにオレたちを助けて欲しいんす!あとついでに次郎っちも準レギュラー扱いになります」

隼人「ついでってw山下先生絶対知らないだろこの事!」

咲 「あたしでいいなら!よろこんで!パピプペッと気合入れて裁縫指導がんばりますー!」

隼人「強力助っ人って言ってたのはそういう事だったんだなあ~」


四季「咲っちという強力助っ人ゲットだぜー!ということで!今週の裁縫プロNight!バイビータイムのお時間っす!」

隼人「今日はすごい充実した内容だったなあ」

咲 「裁縫したからねw」

四季「次回、裁縫プロNight!は再来週の放送となります!」

隼人「隔週なのは変わらないんだな」

四季「あとあと!オレらがつくる予定の衣装。こんなのどう?みたいなアイデアも大募集中なんでドシドシ!hj_saihounight@315.co.jp宛まで送ってください!」

隼人「機織りいこーぜ!って行ってたのはいつ行くの?」

咲 「機織りって……布もつくるの!?」

隼人「つくる、予定」

四季「いちおう今、番組スタッフさんがどこか体験学習できるとこ探してくれてるらしいっす」

隼人「体験学習ってw」

四季「どこに行くのか楽しみっすね~!」

咲 「それはあたしも参加していいのかな?」

四季「どうぞどうぞ~!ロケ回は次郎っちも強制参加になりますんで!」

隼人「完全に遊びに行く体だけどさあ~一応これ仕事だからね?」

四季「大丈夫!それはわかってるっす!では今週はここまで!ラジオの前の子猫ちゃん&野郎ども!再来週までバイバイシュー☆」

隼人「また再来週!オヤスミー」

咲 「おやすみなさーい☆」


第∞回(公録1時間スペシャル)


四季「High×Joker伊瀬谷四季と!?」

隼人「秋山隼人の!」

四季&隼人「「裁縫プロNight!」」


四季「ラジオの前の子猫ちゃん!野郎ども!こんばんはーっす!High×Jokerボーカルの伊瀬谷四季と!」

隼人「ラジオの前のみなさんこんばんは。High×Jokerギター担当の秋山隼人です」

四季「そして!そしてええええええ!?会場の子猫ちゃん!野郎ども!盛り上がってるすっかー?」



\キャアアアアアアアアアアアア!!!ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!シキワアアアアアアアアン!ハヤトッチイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!/




隼人「すごいことになっとるw」

四季「今回は裁縫プロNight!公録1時間スペシャルということで。みんなと一緒にお届けするっすよ!」

隼人「わざわざこんなトコまで沢山の人に集まってもらっちゃってね……みんな本当にありがとうございます」ペコリ

四季「イエ~イ!2階席のみんなもアゲアゲっすか~!」ノシ


\ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!イエエエエエエエエエエア/


隼人「ははは。すごいな~いつも狭いスタジオでさ、シキと向き合ってやってるから。今すっごい緊張してるよ俺」

四季「声震えてますもんね」

隼人「こんな広い場所でお客さん目の前にしてとか。ライブもそうなんだけど、いつも最初は緊張する……!」

四季「オレはそういう緊張は嫌いじゃないっすよ!これからみんなの前で歌うんだ―って気合入るっすから」

隼人「シキはすごいよね~。本番はじまる前までは裏で膝ガクガクで心配になるくらいガチガチなんだけど」

四季「ハヤトっち―!!!!!!!そういうことは表で言わないでくださいよ!営業妨害っすよ!」

隼人「でも舞台に出たらさっきの緊張が嘘みたいに俺たちを引っ張ってくれてさ。後ろで弾いててすっげー頼もしいよ」

四季「……もうこの話は終わりっすー!次行くっすよ次ー!」


四季「はい!といわけで!この裁縫プロNightも今まで色々ありましたが!」

隼人「編集点自分で作ったw」

四季「ついに俺たちがつくった衣装のお披露目ということで!」

隼人「本当いろいろあったよね」

四季「当初はハイジョのライブのどっかで衣装お披露目できたらいいなーとか言ってたんすけどね」

隼人「まさかの公録1時間」

四季「そもそもこの番組はじまった頃は隔週の10分コーナーだったんすよ。ドラスタさんたちのラジオのおまけで」

隼人「そうなんだよね!10分でやるとか正直こいつらバカだろ!ってw」

四季「それがリスナーちゃんたちみんなの声に後押しされーので。気付いたら30分番組に成長してたっすから!」

隼人「貰ったメール読むだけで10分潰れる回とかあったしね。放送時間は伸びてよかったと思う。本当、応援してくれたみんなのおかげです!」

四季「みんなーありがとうっすー」ペコリ

隼人「ありがとうございます!」ペコリ


\パチパチパチパチ!パチパチ!パチパチパチパチパチパチパチ!パチパチパチ!パチパチパチパチパチパチパチパチ!/



??「ちょっとーちょっとー。いつまで話してんの~?オレらはいつ呼ばれるわけ~?」

??「焦らしてないで早く呼んでくださいよ。まったくもう」

??「……待ちくたびれた。帰りたい」


\キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア/


隼人「自分から出てくるスタイルw」

四季「もう~!どんだけ出たがりなんすか!」

隼人「というわけでー!声でもう誰だかバレバレですがw本日の公録は俺たちの他にスペシャルゲストが来てくれています!」

四季「ではお望み通りさっさと登場していただきましょー!どーーぞっす~!!」


春名「うお~!すっげ~人だなあ。ラジオの前の君と!会場のみんな!ど~も~!High×Jokerドラムの若里春名!ピチピチの18歳です!」

旬 「……春名さん、年齢はいりませんから。ラジオの前の皆さん、会場の皆さんこんばんは!High×Jokerキーボード担当の冬美旬です」ペコリ

夏来「ラジオの前のみんなと。会場のみんな……こんばんは。High×Jokerベース担当の。榊……夏来、です」



\キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアジュンジュンジュンジュンジュンジュンジュンジュン/

\ナツキイイイイイウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!ナツキイイイイイイイイイイイイイイ!ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!/

\ハルナアッチイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアウオアアアアアアアアア/


四季「あれ?俺たちより歓声がすごいんすけど?気のせいっすか?」

隼人「気のせいじゃなくてあきらかに多いと思う」

春名「そりゃそうだろ!まんをじちて……?だっけ?」

旬 「満を持して。です」

春名「そうそれ!まんをじしてのスペシャルゲストだし~オレら」

四季「……なんか微妙にカッコ悪いっすw」

春名「このラジオはじまって1年経つんでしょ?」

隼人「まだ1年は経ってない気がする……あれ?どうだっけわからない」

四季「1年は経ってないっすよ」

春名「はじまって結構経つのにさあ。どうしてオレたちいつまで経ってもゲストに呼ばれないわけ!?」

四季「wwwwwwwwwwwwwwwww」

春名「オレいつゲストに呼ばれるのかなあって。ずーーーーーーっとずーーーーーーーーーっと!待ってたのにさあ」

四季「どんだけ溜めんすかw」

夏来「……俺も。待ってた」

旬 「ナツキも!?」

隼人「ええええ!?ナツキも待っててくれたのw」


四季「だってオレもハヤトっちもゲスト選んで呼ぶ権限ないっすもん。作家さんと番組ディレクターちゃんが決めてたんすから」

春名「嘘をつくな!知ってるぞ~。山下先生が出た回はほとんどシキ!お前が無理やり出したんだってなあ」

隼人「ハルナ、やけに番組事情に詳しいよねw」

春名「当たり前だろ。欠かさず聞いてんだからなオレ。この場にいる誰よりもヘビーリスナーだぞ」

四季「録音してまで聞いてんすもんね」

春名「移動中とか最低2回は必ず聞いてた」

旬 「いつも何を熱心に聞いてるのかと思ったら……このラジオを聞いてたんですか」

春名「で、聞いた後はナツキに録音データ回してたw」

夏来「うん……いつもありがとう。春名」

隼人「なんなのこの人達w番組リスナーの鏡なんだけどw」

春名「1回番組でメール読まれたこともあるぜ~」

四季「え?マジっすか。どの回で?」

隼人「そういえばそんなこと言ってたなw」

春名「じゃーん!これです。ラジオネーム:スプリングなのはちゃんからのお便り!」



春名「四季わん!隼人っち!毎週かかさず裁縫プロナイト聞いています♪
    
   二人がつくる衣装のアイデア募集ということでデザイン画を描いてみました。

   テーマはスイーツプリンセスです。よかったら見てみてください!(裏声)」


※背景スクリーン『スイーツ☆プリンセス ラジオネーム:スプリングなのはちゃんさんの作品』



四季「え!?後ろスクリーンだったんすか!?」

夏来「なにこれこわい」

旬 「なんですかこのバカっぽい絵は」

隼人「これハルナ作だったのかあ~w」

四季「ああ!俺らの衣装どんなの作ればいいか募集した時のっすね!確かにこの絵は見覚えあるっすw」

隼人「俺てっきり小学生くらいの女の子が、がんばって描いてくれてたのかと……」

旬 「小学生女子がこんな絵描いてたら嫌ですよ……」

春名「なあ。お兄さん今ちょっと傷ついてるよ?」

四季「でもハルナっちて絵描くのけっこう上手くなかったっすか?なんかこれすげー下手クソっすけど」

春名「ハッキリ下手くそっていうなよw実はこれバレないように左手で描いたんだよね~」

夏来「左手でこれなら。すごい……かも?」

旬 「すごいけど……気持ち悪いだろ」

春名「そこのキミ―!サラッと毒吐かないでもらえる?普段敬語の君がタメ語だとダメージ倍になるからね!?」


四季「はーい!それでは!ハルナっちの気持ち悪い絵を会場のみんなに充分鑑賞してもらったところで!」

春名「もうやだこいつらw」

隼人「お。いよいよ?」

四季「はい!お披露目タイムの準備があるのでオレとハヤトっちは一旦退場させてもらうっす!」

隼人「そのあいだは3人にラジオの進行を任せます」

四季「会場のみんな~メガハイパーカミングスーンで戻ってくるんで!それまで待っててほしいっす!」



\ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!ガ゙ンバレーシキワーン!キャアアアアアマッテルー!ハヤトッチー!/


隼人「ジュン、ナツキ、ハルナ!頼むよ~」ノシ

四季「3人ともよろしく頼むっす!」ノシ

春名「よろしく任された~!」

夏来「うん……わかった」

旬 「任せてください」

四季「オレがいなくても大丈夫っすよね!?」

春名「はよいけw」


旬 「…………」

夏来「…………」

春名「…………」



\ハルナッチーガンバレー!ジューンジューンジューンジューン!キャーワーーウー!ナツキー!ファイトー/


春名「ふっふっふっー。行ったか?あいつら」

夏来「行ったみたい……だね」

春名「ついにオレの時代がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!裁縫プロNight!はオレのもんだ~!」

旬 「春名さんその表現は古いです」

夏来「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!………って。なに?」

旬 「ナツキまでやらなくていい」

春名「で、どうするんだっけ?オレたち。一体なにすればいいんだ?」

旬 「俺の時代とか言ってそれですか!?いつも頂いた台本は前もってしっかり読んでおくように言ってるでしょう!これだから春名さんは……」

夏来「ジュン……進行。進行」


旬 「ハッ!失礼しました。えー四季くんとハヤトがいない間は会場の皆さんと、後ろのスクリーンを使って裁縫プロNightの今までを振り返っていこうと思います」

春名「おお!それな!楽しそうじゃん!」

旬 「まずはここから」つピッ

春名「カイコとハヤト!」

旬 「ハヤトが蚕の飼育を四季くんに押し付けられてる図です」

春名「ここからはじまったんだよな~」

旬 「この後さらに大量の蚕を押し付けられてましたよね……」

夏来「大量生産した糸から……布を、作るって」

旬 「はあ……糸からつくるとか。伊達と酔狂通り越して最早ただのバカですよ」

春名「でもさ~ちゃんと今日のここまで辿り着いてんだからすごいよな!あいつら!愛すべきバカだよな!」

旬 「まあ……ええ。確かにそうですね。では次のスライド見ましょうか」

春名「あ!山下先生じゃん!アイドルにあるまじき微妙な笑顔だけどw」

夏来「シキとハヤトは満面の笑み。なのにね……」

旬 「山下先生はことあるごとに登場させられてますね」

春名「この番組の準レギュラーだしな~山下先生wすげー嫌がってるけどw」


旬 「次は……ゲストにCafeParadeの水嶋さんが来た回ですね」

春名「出た!水嶋師匠!」

旬 「四季くんのミシンさばきが上達したのは水嶋さんのスパルタ指導の賜物らしいですね」

夏来「シキは……もとから器用だし。飲み込みも早い……から」

旬 「水嶋さんの裁縫指導法のコツを勉強の方にもぜひ活かせればいいんですけど」

春名「シキはさ~おちゃらけた奴に見えるけど、好きなことに関してだけは妥協しないからな~」

旬 「その点は認めます」

春名「根は真面目だからなあいつ!たぶんハイジョの中で一番真面目なのあいつw」

夏来「うん……シキはいつも真面目で。一生懸命」

旬 「あんまりそういうこと言うと四季くんから営業妨害だ!ってクレームが来ますので。この辺にしときましょう(笑)」


春名「次のやつはー?あ~!これ群馬の絹の里に行ったやつだ~機織り体験の!」

夏来「たしか……第7回だね」

旬 「この写真を見ただけでそれを言える春名さんとナツキは一体なんなんですか……」

春名「ラジオ番組のくせに外に出かけすぎなんだよなーこいつらw教育テレビかっつーの」

旬 「結局機織りは断念したんでしたっけ?」

春名「複雑な織りは無理っぽいってなってー。結局作った糸は縫い糸に使おうってことになったんだよな!」

夏来「うん……すごい悔しがってた」

旬 「そこ悔しがるとこなんだ」


春名「はい次!どういう衣装をつくろうかって決める回。オレの投稿が読まれた回ね~」

夏来「結局。なにをつくることに、したんだっけ……?」

旬 「いくらお裁縫の勉強してるって行ってもそこまで複雑な洋服、2人には無理ですよね?」

春名「何をつくったかは今日判明するのでお楽しみ~だな!」

旬 「別にそういう焦らしはいらないです」

春名「ていっても会場にいるみんなやラジオ聞いてるリスナーのみんなは、もう知ってるんだよな?」


\シッテルー/\シッテル~/\シッテルヨ-/\シッテル~!/


春名「実は俺や旬や夏来もちょっと手伝ったから知ってんだよな~」

夏来「うん……ちょっとだけ」

旬 「じゃあここにいる全員みんな知ってるんじゃないですか!僕とナツキのあの前フリ、まったく意味ないじゃないですか!」    

春名「wwwwwwwみたいだな~w」




旬 「!……では。……そろそろ準備ができたみたいです」

夏来「少しは……みんなも。復習できた……?」


\デキター/\ナツキー!/\デキタヨ-/\ハーーーイ/



春名「じゃあ…いくぜ~?裁縫プロNight!今までの集大成!見せてくれよなお前ら!!!!」

春名「伊瀬谷四季と秋山隼人で『金曜日のおはよう』!!よろしくぅーーー!!」





四季「イエエエーーーーーイ!!!会場の子猫ちゃん&野郎どもお待たせっす~!ノリノリアゲアゲでいくっすよ~!!!」

隼人「みんな~おまたせー!」


\キャアアアアアアアアアアアアwwwww!!!wwwwwwwwww!!!シキワアアアアアアアアンw!ハヤトッチイイイイイイイイイイイイイイイwwwwwww/


♪ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!!!


四季「♪おーはーよーうのオーディションして!かみがたーもバッチリ!」

隼人「オッケー!」


\おk!/\ok!/\OK!!!/\おっけー!/\OK!/\おっけい!/




―――――――――――――――

――――――――――

――――――


旬 「はい。というわけで自作衣装を身にまとって四季くんとハヤトにステージに立っていただきましたが(笑)」

夏来「………w」

春名「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

隼人「爆笑しすぎだろー」

四季「そっすよ!ひどいっす!」

春名「だってさあwwwなんでパジャマ?」

旬 「ステージでパジャマはちょっと……」

四季「なんで2人とも引いてんすか!知ってたっしょ!?パジャマって!ちゃんとパジャマに合った選曲までしたのに!」 

旬 「いやステージで…パジャマ着てる2人があまりにw滑稽で…クッ!すみませんwwww」

四季「笑いを我慢しながら言うのやめてくだいよ~!みんなー!ジュンっちがこんな笑うのめったにないっすからね?」

春名「そうだぞ~レアだぞこれ!」

隼人「会場も歓声より笑い声のほうが多いし……」


\wwwwwwwwwwwwwwwwwww/\ニアッテル-ww/\wwww/


夏来「うん……とってもよく。似合ってる……」




春名「しかもさあ~ハヤトのここ……w ハヤト~ちょっと後ろ向いてくんない?客席のみんな見えるかなこれ……」

隼人「え……?なに?なんか変になってる?」

旬 「ギター置いた方がいいですよ」

春名「ここ!袖と身頃の境目。破けちゃってるしwwwww」

隼人「あー!ほんとだw破けてるwww」

夏来「……ストラップに、引っ張られちゃったんだね」

旬 「四季くんのパジャマは、まあパジャマだなってわかるんですけど……ハヤトのそれは」

隼人「ええええ!まだなんかおかしいとこある!?」

旬 「なんで外国人の子供みたいなパジャマ着てるんですか」

四季「ひらひらでピーターパンとかに出てきそうっすよねw」

隼人「だってズボンとか難易度高すぎて俺には無理だったよ!簡単なワンピース式が俺のできる裁縫力値の限界だった!」

四季「途中から30分番組になったとはいえ時間全然なかったっすからね~」

春名「ちなみに今スカウターで裁縫力値見たらどのくらいなの?」

隼人「ええええー?今?いまは……うーん。139くらい?」

春名「wwwwwwwwwwwwwww」

四季「亀仙人さまっすかw」



隼人「ていうか!なんで俺だけdisられまくりなの!?なにこの仕打ち!」

春名「いやいや~そう悲観するなよ!ポンポン付きの帽子まで被って。かなり似合ってるぞ!」

隼人「これ作ったのハルナだろ!なにどさくさに紛れて自分が作ったの褒めてるの!?」

四季「そうなんす!ハヤトっちのパジャマ見たハルナっちが帽子が足らないって言って作って来てくれたんすよね~」

旬 「縫製も綺麗ですよね……お裁縫どこかで習ったんですか?」

春名「前に裾上のバイトしてた時に一通り業務用ミシンの扱い方習ってな~。帽子は家庭科室のミシン借りて縫ってきた!」

四季「ちなみに先っぽのポンポンはナツキっちが毛糸でつくりました~」

夏来「工作なら……得意」

隼人「あとこのボタンも。縫製はギリギリ間に合ったんだけど……ボタン付けがね?ぜんぜん間に合わなくて。もうだめだーって言ってたら」

四季「そうなんす。ボタン付けは直前にジュンっちがガーってやってくれたんすよね!これが早いのなんの!」

旬 「ボタン付けくらいなら家庭科の授業で昔習いましたし。僕でもできますよ?」

四季「ジュンっちはソーイングセット普通に持ち歩いてましたしね!」

隼人「あのさあ……」

四季「なんすか?」

隼人「これ言っていいのかなあ……」

旬 「なんですか?モゴモゴしてないで言ってください」

隼人「もしかして俺たちよりこっちの3人が裁縫プロNightやった方がよかったんじゃない?」

春夏冬四季「!」




春名「まあ……その、なんだ?なんだかんだで完成したんだし!終わり良ければ全て良しだろ?なっ!」

四季「そ、そうっすよ!このパジャマ縫った糸だってハヤトっちが育てた蚕のおかげですし!」

夏来「うん……シキとハヤトで。裁縫プロNight。だよ?」

旬 「そうですね!四季くんとハヤトのグダグダっぷりがこの番組のよさだと思います……よ?」

隼人「みんな動揺しすぎだろ!」

四季「wwwwwwwww」

春名「シキとハヤトだから番組がここまで続いたし、リスナーの皆も応援してくれたんだよ!な~?みんなー?」


\キャアアアアアアアアアアアア!!\ソウダヨー/\ゲンキダシテ―!/\ハヤトッチイイイイイイイイイイイイイイイwwwwwww/パチパチパチパチ!/




隼人「みんな……グスッ」

四季「みんなありがとーっす!」

旬 「ではここでですね。無事!四季くんとハヤトの衣装づくりも達成と言っていいかわかりませんが……達成できたところで!」

隼人「ジュン。どうしたの急に」

旬 「ある方たちから、お祝いのビデオメッセージを頂いております!」

四季「え!?……お祝い?誰っすか?」



背景スクリーン 

??『お~い。伊瀬谷~秋山~。準レギュラーのおじさん呼ばないなんて水臭いじゃなーい?』


\キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/\wwwwwwwwwww/\ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!/




山下『会場のみなさんどーも。S.E.Mの山下次郎です』

舞田『Hi!会場のみんなー!enjoyしてるー?S.E.Mのマイケルこと!舞田類だよ~』

硲 『会場のみなさんはじめまして。S.E.Mの硲道夫です。山下くんがいつもお世話になっています』ペコリ

山下『お前らがちまちま作ってた衣装がようやく完成ということで。おじさんようやくその番組から開放されるのかとホッとしてます』

硲 『山下くん。そんな言い方はないのではないか?』

舞田『ミスターはざま!これはミスターやましたなりのcongratulatory wordsだよ!』

硲 『そうか。それは失礼。山下くん続けてくれたまえ』

山下『お前らの番組に無理やり付き合わされてるうちに、たまにだけど楽しいこともあったしね……まあ気が向いたらまた呼んでよ』

舞田『その時は俺も呼んでほしいな~俺のcreativeなimaginationで素敵なものを作っちゃうよ。こう見えても結構器用なんだ!』

硲 『私もその時はお邪魔してもいいだろうか。もちろん裁縫の予習はしていく所存だ!』

舞田『ミスターはざま!もっとrelux!かたいよ~』

山下『ははは……。というわけなんで~今度お邪魔する時は3人予約でよろしく~。じゃ~ね~』ノシ



隼人「山下先生……!」

四季「次郎っち……!」

春名「山下先生のデレとか、今日は珍しいもんが沢山見れるなあ~w」

夏来「……デレ?」

旬 「春名さん……せっかくいい感じで先生方が締めてるのにそういうこと言うのやめてくれませんか」

春名「ハハハ。すまんすまんw」

旬 「後ですね。もう一組!お祝いメッセージを頂いてるので。続けてどーぞ!」


背景スクリーン 

??『四季わん!隼人っちー!パジャマ完成おめでとうございまーす!』


\キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/\クァイイイイイイイイイイ/\ウオオオオオオオオオオオオオ/



咲 『会場のみなさん。こんにちは!CafeParadeの水嶋咲です!今日は他のみんなもパピッと勢揃いしてまーす♪』

アスラン『む……咲?その魂を封じ込める器なるものに我の姿を収めようというのか?』

咲 『うん。そうだよー!ハイジョのみんなに何か一言、言ってあげて~』

アスラン『……!ゴ、ゴホン!』

アスラン『混沌たる闇に包まれ異空の狭間で奏でられし旋律!偶像の衣を創造し身に纏い導かれるままに今祝杯を!』

咲 『おめでとう!ってことだよね?アスラン!どうもありがとう~!次ロール!』

巻緒『ハイジョのみんな!会場の皆さんこんにちは!CafeParadeの卯月巻緒です!聞くところによるとラジオ内の雑談に名前が出るアイドル№1が俺だそうで!ありがとうございます!』

咲 『へえ、そうなの?』

巻緒『うん。春名くんがそう言ってたよ?今度はお話の中だけじゃなくて実際にそちらにお邪魔できたらいいなと思います!ケーキの話なら任せて下さい!』

咲 『ロールどうもありがとう!。後はそういちろうとかみやだね☆」

神谷『会場の皆さんはじめまして。神谷幸広です。四季くん、隼人くん。うちの咲がお世話になってるみたいだね。いつもどうもありがとう』

東雲『会場のみなさんこんにちは。CafeParadeの東雲荘一郎です。秋山くんと伊瀬谷くんには水嶋さんがお世話になっているということで……』

咲 『ねえ~二人とも!あいさつがお固いよ!もっと気楽でいいとあたしは思うな~♪』

東雲『でも水嶋さん。挨拶はしっかりせんと。今度なにかお礼のケーキを持たせようかと思ってるんですが……何か嫌いなもの等ありますか?』

神谷『じゃあ俺はケーキに合う紅茶をブレンドしようかな』

巻緒『ケーキなら俺が持って行きますよ!』

東雲『巻緒さんは食べたいだけでしょうが』

咲 『じゃあね~ロールがゲストに呼ばれた回に持っていけばいいと思う!』

巻緒『そうだね!それでいこう!いいですよね?』

東雲『はあ……巻緒さんのケーキ好きもここまで来ると感心します』

アスラン『我が生成し闇の馳走は所望ではないのか!?』

咲 『え?暗黒混沌パスタを持ってくのは無理だよ~冷めちゃうしね。アスランの料理は作り立てを食べてほしいな!』

神谷『アスランの料理が食べてもらいたいなら、彼らに店に来てもらったらどうかな?』

巻緒『それいいですね!』

咲 『かみやグッドアイデア!え~っと!CafeParadeは〇〇駅徒歩5分。営業時間11:00~21:00。不定期となりますが営業中です!』

神谷『おいしい紅茶とお菓子。一風変わった料理があなたをお待ちしています』

巻緒『よかったら遊びに来てくださいね~』ノシ



四季「最後ただの宣伝じゃないっすか!」

春名「これはひどいwwwwwwwwwww」

隼人「CafeParadeのこの姿勢を俺たちも見習いたいよねw」

夏来「暗黒、混沌……パスタ。食べてみたい……かも」

旬 「アスランさんの言ってる言葉の意味がまったくわかりませんね」

春名「でもこうやってみんながお前らのために何かメッセージくれるのって、すごい嬉しいだろ~?」

隼人「……うん」

四季「そうっすね」


隼人「……はじめはさあ、シキと2人でなんでこんなアホみたいな企画やらないといけないんだろうって思ってたけど」

四季「えええ!?ハヤトっち最初そんな風に思ってたんすか!?」

隼人「うんwごめん。でもさ、こうやってジュンやナツキやハルナはもちろん」

夏来「………」

隼人「山下先生や水嶋さん。事務所の人たち」

旬 「………」

隼人「リスナーのみんな。番組スタッフ」

春名「………」

隼人「本当大勢の人達に支えられてやってきたんだなーって今日わかったよ!」

四季「ですね!」

隼人「針の糸通しさえできなかった俺がこんな……ちょっと不格好だけどw服も作れるようになったし」

四季「オレも!ミシンを使いこなせるようになって。カーテンや簡単なシャツなら自力で縫えるようになったっす!」

隼人「ねえ。それ普通にすごくない!?」




春名「最初はなーんもできなかったもんな~お前ら」

四季「でも!不確定で真っ白な!可能性っていう未来に賭けたんす!」

隼人「!?」

春名「なにもできないちっぽけな自分を奮い立たせて!」

隼人「奮い?」

冬美「一歩一歩着実に歩んで行けば!」

隼人「え…?」

夏来「いつか…!」

隼人「??」

四季「ゴールにたどり着くんっすよ―!」

隼人「ねえ?なんでみんな卒業式の呼びかけみたいなそんな棒読みで叫ぶの!?なんなのこれ!?」







春名「まさに可能性こそ最強だよなー!」





隼人「えええええええええええええええええ!?」

四季「イエ~イ!!!!これにて裁縫プロNight!公録1時間スペシャルは終幕っす~!ラジオの前と!会場の子猫ちゃん&野郎ども!!みんなここまでのお付き合いどうもありがとうっすー!」

隼人「え!?なにこれ…?俺は?俺は一体どうすればいいの?」

旬 「ハヤト!曲の準備ですよ!」つギター

隼人「そういうこと!?俺この衣装のままやるの!?えええ~!!いやだー!!!」

四季「最後はオレたちHigh×Jokerのこの曲でお別れっすよ!」






  「「「「「HIGH JUMP NO LIMIT!!」」」」」




おしまい!

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