モバP「きらりいいいいいい!」 きらり「にょ、にょわあああああ!?」 (48)

早苗「で?何か申し開きはあるかしら?」

モバP(以下P)「違うんですよ、早苗さん」

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早苗「何が違うのよ。とち狂って、きらりに抱き着いたのはP君でしょ」

きらり「にょわぁ……急に来たからビックリしたにい。Pちゃん、きらりとハピハピしたかったの?」

P「えーとだな、まずはこれを見て欲しい」スッ

早苗「何? アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ? ああ、これ確かいつだったかに一部のアイドルが収録してた奴じゃない」

きらり「にょわぁ、きらりもいっぱいハピハピボイス入れたにぃ。杏ちゃんも頑張ったんだよぉ☆」

P「そう、通称デレステ……つい最近配信されたばかりのリズムゲーだ」

P「勿論、俺も担当Pとしてどんな内容か知っておかなくてはいけないからやり始めたんだが……これまた結構面白くてな。割とハマってるんだ」

早苗「それで? そのデレステとセクハラがどう関係するのよ」

P「よくぞ! 聞いてくれた!」

きらり「にょわ!?」

早苗「うるさい!」ベシ

P「すんません!」

きらり「Pちゃん……何だか怖いにぃ……」

P「えーとですね……このデレステは、本家モバマス同様にレア度が設定されてるんですよ」

早苗「ああ、346プロ全員がカード化してる方ね。確かSR?とかあるんだっけ」

P「ええそうです。それがデレステにもあるわけですよ。N、R、SR、SSRの4つですね。そして、プレイするごとにユニットで組んでいるアイドルの好感度が上がるわけです」

早苗「好感度?」

P「これが上がると、それはもう垂涎もののセリフがボイス付きで聞けるわけですよ。それを聞けるだけでも、やる価値は充分にありますねグヘヘ」

早苗「なんか、別の罪で逮捕した方がよさそうな気がしてきたわね……」

P「そして、当然の如くSR以上はガシャと呼ばれるものを回さないと出ません。そして、ガシャを引くにはジュエルが必要になります。そしてそして! そのジュエルは無償でも手に入りますが、課金をする事で手に入れる事も出来ます!」

早苗「あ(察し)」

P「当然の如く、俺は担当であるきらりのSSRを出そうと課金しました。SRはありませんしね。R?当然の如く、真っ先に好感度MAXで特訓済みですよ。ちなみに、特訓するとアルファベットの隣に+が付きます」

早苗「それで? P君は一体いくら課金した訳?」

P「……万」

早苗「なんだって?」

P「3、30万です……」

早苗「はぁ!?」

P「し、しかも……一週間で30万です」

早苗「馬鹿じゃないの?」

P「はい」

早苗「バッカじゃないの?」

P「……はい」

早苗「アンタ、ばかぁ?」

P「それは古いです、早苗さん」

早苗「ふ、古くないし! いまだに人気あるし!」

早苗「で? そんだけ課金したって事は、当然引いたのよね? きらりのSSR」

P「…………」

きらり「Pちゃん?」

P「きらりいいいいいい!」

きらり「にょ、にょわあああああ!?」

早苗「はい」

P「はい」

きらり「うう、Pちゃんにたくさんハピハピされちゃったにぃ……」

P「大丈夫だ、きらり。責任は取るから」

きらり「Pちゃん……っ!」

早苗「1、1……」

P「勘弁してつかぁさい」

早苗「で、結局出なかったの?」

P「はい……や約200連ガシャ程してSRが60枚。SSRが4枚です」

P「ちなみにSRはダブりを抜かしてです。ダブりアリだともっと行きますね」

早苗「SSRの内訳は?」

P「しぶりん、ちゃんみお、杏です」

きらり「あれ? 3枚だけだにぃ」

P「しぶりんが……まさかのダブりだった」

凛「っかー、私のプロデューサーへの愛がゲーム内にまで行っちゃったかー、っかー」

P「いつの間に湧いて出た」

凛「ついさっき。それで? 私のは2枚とも好感度MAXにしたんだよね?」

P「いや、ダブった方はいつか実装されるトレード機能を夢見て、きらりと交換用に」

凛「あ?」

P「ナンデモナイデス」

P「勿論、凛だけじゃなくて未央や杏もMAXにして特訓済みです。だけど! きらりが! 俺の大天使キラリエルだけがどうしても出てこないんです!」

きらり「Pちゃん……///」

凛「…………」

P「俺は、あんきら派なので杏が出るのも良い。今は、センターにしてますし。きらりが出て来なさ過ぎて、ちょっと杏の魅力にやられかけてますが、まだきらりが大正義です」

凛「……………」

P「Twitterで話題になっているちひろさん蒸しも試しましたが、効果がありませんでした」

早苗「ちひろさん蒸し?」

P「アロマディフューザーでちひろさんを囲むんですよ。ggったら分かります。なんか、それをやると目当てのアイドルが出ると聞いたんですが……」

早苗(ちひろさんも可哀そうに……)

P「それで、きらりが出ないストレスで本物のきらりに癒されようと」

きらり「Pちゃん……」

P「きらり……」

きらり「あのね、きらりね……ゲームとかやらないからPちゃんがどれだけ苦しんでるか、分からないにぃ。だけどね、Pちゃんがきらりと一緒にいてハピハピ出来るなら、きらりね……頑張ゆ!」

P「き、きらり……」

早苗「P君。P君はゲーム内のきらりと本物のきらり、どっちが良いの?」

P「そ、そりゃあ……本物のきらりに決まってるじゃないですか」

早苗「だったらさ、その30万を課金なんかに使わないで、きらりの為に使ってあげればよかったんじゃないの? そっちの方が、彼女も喜んだでしょう」

P「!」

P「俺が……間違っていた!そうだよ、わざわざ課金しなくても俺にはリアルにアイドル達と会えるじゃないか! くそ、こんなもの……は、今更消去できないから続けるとして、きらりぃぃぃぃ!」

きらり「Pちゃああああああああん!」

P&きらり「イエス、フォーリンラブ」

 
おしり

くぅ疲w

デレステであまりにもSSきらりが出ないのでむしゃくしゃしてやった。
現実にはきらりが居ないので、私は今日もガシャを回し続けます。

ちなみに、これはフィクションでは無く実際にあった出来事をSSにしました(白目)

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