~森の中~
8主人公(以下『エイト』)「…」
ぱっかぱっかぱっかぱっか。
エイト「やれやれ。俺の勤め先のトロデーン城がへんちくりん道化師によってイバラだらけにされちまった」
エイト「俺を吹き飛ばしたあの時のツラと笑い声にムカついたから地獄の果てまで追いかけてブチ殺し確定なワケだが」
トロデ王「うむうむ。それにお前の主君たるワシと娘のミーティアも呪いをかけられてこんな、魔物と馬の姿にされたしのぅ」
エイト「それはわりとどうでもいい」
トロデ王「人でなしめ」
エイト「いやでもさぁ、そんな気にする事でもなくね?」
トロデ王「ふむ?」
エイト「ほらおっさん元々そんな感じのツラだったろ?大丈夫大丈夫大して変わってねーよいつも通りの魔物フェイスだよ」
トロデ王「貴様!そんな事ないわ!元々のワシはチョーイケメンだったじゃろーが」
エイト「ねーよ。アレでイケメンならびっくりサタンもイケメンだわ」
エイト「ほら、姫さんだってぶっちゃけあんま変わってなくね?わりと馬面だったじゃん?」
トロデ王「んなことねーわ貴様ァアアアア!!」
エイト「つーかさ、なんで姫は馬になったんだ?フツーおっさんと同じ魔物に変化させられる呪いがかかりそうなもんだが」
トロデ王「フンッ!ドルマゲスに会った時に聞いてみたらどうじゃ?」テクテク
エイト「そーだな。イチヂク浣腸拷問ついでに聞いてやるか」
トロデ王「…おぬしそんな事する気なの?」テクテク
エイト「お前、あのキモ顔ピエロが素直に『はい。かしこまりましたエイト様。愚かな私めにどうか呪いを解かさせてくださいまし』なんて言うと思ってんの?」
エイト「しばきまわさなきゃわからねーよあのタイプは」
トロデ王「うむ…」テクテク
トロデ王「ところでエイト」テクテク
エイト「なんだよ」
トロデ王「そろそろワシも歩き疲れたから馬車に乗りたいんじゃけど」テクテク
エイト「バカ言え。俺が乗った時点でこの馬車もうパンパンだろうが」
エイト「立って歩け。前へ進め。あんたには立派な足がついてるじゃないか」
トロデ王「おぬしもな?!つーか主君!ワシ!お前の主君!!」
トロデ王「フツー『僕若いですし歩きますよ』なんじゃないの?!」
エイト「っせーな俺は歩くのたるいんだよ。もうおネムの時間だから喋りかけんなよ?起こしたら殺すから」ゴロン
トロデ王「…」
トロデ王「はぁー…」
トロデ王「生き残ったのがこいつ1人でなければのぅ…」テクテク
ターン♪タターン♪タララッタララッ♪タラララー♪
ターーン♪ タララッ♪タラララー…♪
.
ドラゴンクエスト8【空と海と大地と呪われろド下衆】
タンタ♪タンッタン♪タンタ♪タッタターン♪ターララーラ♪ララッタタ♪タッタターン♪
.
セーブデータがありません。
冒険の書を新しく作りますか?
はい
イエース!イエースイエースイエース!!!◀︎ピッ
お前も蝋人形にしてやろうか!
.
~吊り橋前~
【エピソード:ヤンガス】
エイト「…スー…スー…」
トロデ王(しめしめ。よく寝ておるわ)
トロデ王(今の内にミーティアの背中にこっそり乗って楽を…)
「とまるぅえええええええい!!!」
トロデ王「わっひゃあああ?!」
.
トロデ王「な、なんじゃ!?橋の真ん中に太った男が?」
「おうおう!誰に断ってこの橋を渡ろうとしてやがんだ!?」
ヤンガス「この付近はこのヤンガス様のナワバリだ!ここを通りたきゃ通行料を払いな!」
トロデ王「お、おい!おいエイト!山賊じゃ!はよ起きんか!」
エイト「……」
.
トロデ王「起きろ!起きんか!なんのためにワシがいつもお前のその傲慢不遜なデカイ態度を許してきたと思っておる!」
トロデ王「こーいう時に働いてもらうためじゃろーが!役に立たんか護衛兵!」
エイト「…」パチ
トロデ王「おお!やっと起きよったか!」
トロデ王「さぁあの山賊めをーーー」
エイト「起こすな。って」ガシ
トロデ王「へ?」
エイト「言っただろぉーがクソジジィィイイイ!!!」ブン!
トロデ王「ワシをぶん投げるなぁああああ!!!」
.
エイトは 緑の 魔物おっさん を 山賊ヤンガス に投げつけた!▼
.
ヤンガス「ほごへぁ?!」
かいしんのいちげき!
ヤンガス「」チ-ン
山賊 ヤンガス を倒した!▼
トロデ王「ふごへぶほふは!」ズザザザザザザ
トロデ王「」
魔物おっさん にも かいしんのいちげき!だったようだ。
.
エイト「ったくよぉ…おネムの時間を邪魔するとか頭沸いてんじゃねーのか」ガシガシ
ヤンガス「」
エイト「はー…」
エイト「よし、お前もういいから。橋ごと落ちろ」
エイト「”メラ”」
ティロリロ♪
エイトは橋に火をつけた!
エイト「おっさんと俺と馬車は向こう岸に無事渡ったし…あとはあのデヴが燃える橋と一緒に落ちていくのを見物すっか」
.
ボボボ…ボボボォォォオオオ!!!!
橋 が 燃え盛っている!▼
ヤンガス「…ん?」パチ
エイト「ざまぁねぇぜ社会のゴミめ」
ヤンガス「な?!なんじゃこりゃあああ!?」
エイト「あっはっはっはっ」
ヤンガス「う、うわぁあああ!!た、たた、頼む!あんた!襲って悪かった!助けてくれ!」
エイト「えーやだー」ニヤニヤニヤニヤ
.
ヤンガス「お願いいたします!なんでもする!なんでもするから!命だけは!」
エイト「ん?」
エイト「今、」
エイト「『なんでもする』って」
エイト「言った?」
ヤンガス「ああ!言った!言ったでがす!お願いだ!」
エイト「しょうがねぇなー」
ヤンガス「! ありが」
エイト は銅のつるぎをそうびした!▼
エイト「じゃあ、死んで?」
ズパッ、ズパ、ズパ、ズパッ。
ヤンガス「」
.
トロデ王「う、うう…?」
エイト「あっはっはっはっはっ。ほーらほらほらーあとコレ切ったらお終いだぞー」
ヤンガス「やめてくれぇ!やめてくれぇ!」
トロデ王「?! お、おい!ここまですることはなかったじゃろ!」
トロデ王「しかも銅のつるぎ装備?!これから何する気じゃ!」
エイト「何って…トドメ刺して逃げるんだよ」
トロデ王「このド外道め!」
ヤンガス「あ、ああ…!ヤバイ!橋が!もう!あっしが掴まってるこのロープが千切れたら、もう…!」
.
エイト「そい」スパッ
ヤンガス「」
ァアアアアぁあああァアアアアぁあああァアアアアぁあああァアアアア!!!
山賊 ヤンガス の断末魔 が谷に こだました!▼
.
ヤンガス「」
ヤンガス「ーーーっは!?」ガバッ
ヤンガス「ハァ、ハァ、ハァ…!」
ヤンガス「な、なーんだ。夢でがすか…」ホッ
ヤンガス「やれやれ、とんでもない夢だったでげすーー」チラ
エイト「オッス!おらエイト!ワクワクすっぞ!」
ヤンガス「ぎゃああああああああああ!!」
.
ヤンガス「ひぃいいいいい!!」
エイト「そんなに怯えんなよ」
ヤンガス「命だけは命だけは命だけは命だけは命だけは」
エイト「別に大丈夫大丈夫。つーかお前さっき一回死んだし」
ヤンガス「へ?」
エイト「谷底に落ちたろ?アレでお前一回死んだんだよ」
ヤンガス「」
エイト「よかったねー?俺がザオラル使えて」
ヤンガス「あばばばばば」
.
エイト「さて…」
エイト「お前には二つ、選択肢がある」
エイト「一つはこのまま俺達と一緒にドルマゲスっていうチンカス野郎をブチ殺しに行く旅に出て、一生俺の下で馬車馬のごとく働くか」
エイト「もう一つは」
ヤンガス「もう一つ、は…?」ゴクリ
エイト「さっきまでお前が入っていた棺桶に逆戻りするか、だ…」ニタァァアアアア!
棺桶
墓碑名:
ーーーヤンガス
ヤンガス「あ、あ…!」
.
エイト「いやーそろそろ俺も小間使いがおっさんだけじゃ物足りなくなってきてんだよ」
トロデ王「誰が小間使いじゃ!?」
エイト「これからよろしくな?”ヤッくん”?」ポン
ヤンガス「は、はひ…!よ、よろしくお願いいたしますでがす、アニキ…!」ニ.ニヒ...
.
山賊 ヤンガス がエイトの手駒に加わった!▼
タンタンタタ♪ラララ♪タタタタ、ターー♪
.
エイト「最初に言っておく。裏切ったら例え俺が死んでもお前を200年以上不老不死にして、死んだ方がマシという生き方をさせてやる」
ヤンガス「」
エイト「粉骨砕身、俺に一生を捧げるように」
ヤンガス「…か、かしこまりましたでげす」ガクッ
ヤンガス(ああ…とんでもない事に、なってしまったでがす…!)
ヤンガス(誰か、あの暗黒神を倒してくれる勇者はいないでげすか…!)
.
シスター「こんな時間までお疲れ様でした。これまでの冒険を冒険の書に記録しますか?」
はい◀︎ピッ
イエス
拳で語る
今更ですが胸糞、エロ?、再構成注意。気が向いたら更新。
ド外道エイトがドラクエ8の世界を冒険し、あちこちをラプソーンの血で染めます。
今回はここまで。
冒険の書を再開しますか?
なんだ貴様は!ワシの金の玉を盗む気か!?そうはさせんぞ!
はい◀︎ピッ。
どの冒険の書を再開しますか?
1.チャゴス
2.トンヌラ
3.ラーミア
4.エイト◀︎ピッ。
.
ぱっかぱっかぱっかぱっか。
トロデ王「しかし最初は殺そうとしておったくせにわざわざ谷底まで行って蘇生して子分にするとは…」
トロデ王「ワシにはお前がわからんわい」
エイト「まぁ最初は確かに『所詮はカス雑魚だし、この俺に襲いかかるとか自殺行為してきやがったし殺っとくか』って思ってたけどな」
ヤンガス(この人怖いでがす)
エイト「こいつが谷底に落ちていく時のツラと叫び声に光るものがあってさ」
トロデ王「んん?すまん、なんだって?」
エイト「『ヤベェ、こいつを一生いたぶってイジメ倒したい』って思っちゃって」
エイト「あと結構使えそうだし」
ヤンガス(何とか今夜中に逃げられるでがしょうか…)
エイト「あとジジイもヤンガスの肩に乗れて楽できるだろ」
トロデ王「うむ…すまんのぅ、ヤンガス。もしトロデーン王国が復活したら近衛隊長にしてやるからな」
ヤンガス「誰かの上に立つなんてあっしには向いてねぇでがすよ」
.
ぱっかぱっかぱっかぱっか。
エイト「で、どこ行くんだっけ」
トロデ王「トラペッタという町じゃな。そこに”マスター・ライラス”という賢者がおる」
トロデ王「かの者であるならば、にっくきドルマゲスの手がかりや追跡する手段を知っておるかもしれん」
エイト「ふーん…」
ヤンガス「しかし逃げたところであっしはまた山賊…」
ヤンガス「ダメでがす。逃げたっていい事なんてないでがす」
ヤンガス「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」
ヤンガス「逃げちゃダメでがす!」
ヤンガス「アニキ!」
エイト「なんだよ」
ヤンガス「やるでがす!あっしが乗るでがす!!」
エイト「馬車にか?許さんわクソ野郎」
.
~トラペッタ~
トロデ王「ふー…やっと着いたか。ご苦労様じゃったなヤンガス。ありがとう!」ニコッ
ヤンガス「なーに、お安い御用でがす!」ニヒッ
トロデ王「さーてワシは酒場で酒でも、」
お姉さん「キャー!!魔物よ!魔物が入ってきたわ!」
おかっぱ「た、大変どぅああああ!!」
トロデ王「なぬっ!?大変じゃないか!どこじゃ?一体どこに魔物が」キョロキョロ
あらくれ「いや、オメーだよ魔物野郎」ガシッ
トロデ王「」
.
兵士「きっしょくわりぃ顔しやがって…くたばれりゃるろるれ!!」ブンッ!
トロデ王「いや違う!待て!」
少年「こいつめー!」つ石
トロデ王「痛ッ?!こやつめ、石で殴ってきよったぞ!?」
トロデ王「ええい、こうなったら!」
トロデ王「プルプル。ワシ、悪いスライムじゃないよ!」プルプルプルプル
商人「…」
詩人「…」
トロデ王「プルプル。プルプル。ワシ、いいスライムだよ!」
あらくれ「無理あるわ!」バキャ!
トロデ王「ですよね!」
.
おじいさん「殺れ!殺れ!トドメをさすのじゃぁ~!」
トロデ王「ぐぁあああああ!」
エイト「ここの名物料理とかねーのかな。腹減った」スタスタ
ヤンガス「あっちに宿屋があったでげす。そこで食いやしょうか」スタスタ
トロデ王「無視か貴様らァアアアア!!?」
少女「くらえ!しっぷう突き!」
トロデ王「ほぅあっ?!お主ワシのどこにしっぷう突きを、ちょっ」
.
「ありゃとやしたー!」
エイト「あり?おっさんは?」モグモグ
ヤンガス「外にいるんじゃないでげすかねぇ」モグモグ
エイト「うし、俺らは一杯やってくか」
ヤンガス「おっ、兄貴の奢りでげすかい?」
エイト「たりめーだ。テメェは金ねぇだろーが」
ヤンガス「うっす、ゴチになりやす!アニキ!」
エイト「うっすじゃねーよ殺すぞ。まぁさっきそこでたんまり臨時収入あったしな」
ヤンガス「へ?」
エイト「さっきのおっさん騒動のドサクサに紛れておっさんに暴行したヤツの財布全部スッてきた」
ヤンガス「なんと…」
ヤンガス「兄貴はあっしよりもワルでげすねぇ」
エイト「っせーな慰謝料だ慰謝料」
ヤンガス「ちなみに総額おいくら万円でげすか?」
エイト「ひぃふぅみぃ…ざっと4000ゴールドだな。チッ、しけてんな。あの人数にしちゃ少ねぇ」
ヤンガス「そこそこ大金だと思うでがすが…」
エイト「足りねぇよお前の分の防具と武器買ったらなくなんだろーが」
ヤンガス「アニキ…」ジ-ン
エイト「チッ、しゃーねーからそこらの民家から調達してくるか」
ヤンガス「アニキはやっぱりあっしと同じ盗賊をやってたんでげすかい?」
エイト「いや?近衛兵だけど」
.
ヤンガス「法を守る、守らせるのが仕事だったんでげすか」
エイト「まーな」
ヤンガス「…あっしは言える立場じゃねーでげすが、アニキもうちょっと真っ当に生きては」
エイト「まぁ俺、生まれた村がみんなクソ野郎ばっかだったししゃーねーんじゃね?」
ヤンガス「ほう、アニキはどちらの村出身なんで?ひょっとしてパルミ」
エイト「いや”龍神の里”ってとこ」
.
ヤンガス「はー…あっしは知らないでげすが、名前は立派でがすね」
エイト「名前だけな。実態はクソ野郎ばっかだ。何せ俺の父母を強制別居させた上に死なせたし」
ヤンガス「何故でげしょうかね?」
エイト「高貴な血筋を守るだとか、下賤の者とは一線を画して一族のプライドとやらを守りたかってみてぇだ」
ヤンガス「酷い話でげすな」
エイト「しかも率先したの実の祖父」
ヤンガス「酷いじい様だったんでげすなぁ」
エイト「しかもまだ5才くらいの年で村から追放されて捨てられた」
ヤンガス「よく生きられやしたね…」
エイト「まぁ俺、割と最強だったしね」
.
エイト「あと俺のペットのネズミのトーポが割と歩いてる女から下着盗むのが上手くてさ」
トーポ「チュチュ-!」
ヤンガス「おお、可愛いでげすな」
エイト「その内焼いて食おうかなって思ってる」
トーポ「チュ?!」
エイト「でもコイツ痩せてるから太らせてから食べようと思ってて」
ヤンガス「アニキ、ネズミは病気持ってたりしやすからやめといた方が」
エイト「まぁ俺を捨てた里の奴らにでも…クソジジイにでも食わすか」
トーポ「チュ-?!」
エイト「それまで精々俺の機嫌損ねねぇようにしてろよトーポ。じゃねーと食うから」
トーポ「チュ-....」
.
~酒場~
エイト「っしゃ、さー飲むぞー」
ヤンガス「アニキ、なんにしやす?」
エイト「んーとりま生中でー」
ヤンガス「じゃぁマスターあっしも同じの!」
マスター「かしこまりました」
エイト「つまみはどうすっかな…」
ヤンガス「アニキはどうしやす?」
エイト「タコ」
ヤンガス「じゃあ、あっしもそれで!」
マスター「かしこまりました」
アフロいおっさん「ウィー…ヒック。」
エイト「なんだ?隣に座ってるおっさんが仲間に入れて欲しそうにこっちを見ている」
アフロいおっさん「ウィ~」
.
アフロいおっさん「フッフッフッ。ワシはルイネロ。ワシに占いできない事はない!」
アフロいおっさん「ワシは昔、世界一の占い師だった!」
アフロいおっさん「そんなワシをつまみと酒を共有する酒飲みの仲間に入れてくれればお前らの事を何でも占ってやるぞ?」
マスター「ルイネロさん。もうお金がないからって詐欺るのはやめてくださいよ」
アフロいおっさん「うるしゃあ!」
マスター「すみませんねお客様。この人、昔は凄く有名な占い師だったんですがね」
マスター「当たらなくなった今じゃただの飲兵衛。役立たずのポンコツです」
アフロいおっさん「言い過ぎだろマスター」
.
マスター「ルイネロさん、そろそろ帰らないと娘さんが心配しますよ?」
アフロいおっさん「お前!ワシからもう金が取れないと知って追い出そうとしてるな!」
ヤンガス「おっさん、それはさすがに邪推」
マスター「ええ、そうです」ニコッ
マスター「お客様の回転率あげないと私も儲からないもので」ニコリ
エイト「クールドライだねマスター」
.
アフロいおっさん「な、なぁ…頼む!ワシ、今夜は帰りたくない…」
エイト「失せろ酒が不味くなる」
ヤンガス「でげすでげす」
アフロいおっさん「わかった、何が望みだ?」
エイト「お前が今すぐ俺の視界から消える事」
アフロいおっさん「わかった。叶えてやるからワシにも」
エイト「マスター、俺ちょっと気分害したから宿屋で飲むわ。お勘定」
マスター「申し訳ありません。今すぐこのクズを放り出しますのでどうかご容赦を」メキメキ
アフロいおっさん「いだだだだだだ!マスター痛い!痛いって!」
エイト「俺、マスターと友達になれそうな気がしてきたよ」
マスター「ありがとうございます」
.
エイト「さて俺もゴミ掃除手伝うか」ガシ
アフロいおっさん「ちょっ、まさかこのままワシを、」
エイト「そーれ」
「アッーーーーーーーーーーー!」
ガッシャアアン!!!
エイト「…わりぃなマスター。お客様を窓破って町の一階部分まで投げとばしちまった」
マスター「かまいませんよ。窓ガラス代を弁償さえしていただければ」ニコ
エイト「感謝する」
.
アフロいおっさん「ご…は……!死ぬ、全身の骨が、」
アフロいおっさん「む、無念…」ガクッ
.
~次の日~
ヤンガス(くっ、酔い潰れて逃げ損ねたでがす)
ヤンガス(…まぁ、いつでも逃げられるでげすし、いっか)
エイト「グッモーニン、マイ子分」
ヤンガス「グッモーニンでがす。アニキ」
エイト「早速だがコレを装備しろ」
ヤンガス「?」
エイト「防具とハンマー。現時点で最強装備だから文句垂れんなよ」
ヤンガス「?」
エイト「プレゼントだ」
ヤンガス「!」
.
ヤンガス「あ、アニキ…!で、でもいいんでげすか!コレ高いんじゃ」
エイト「っせーな。俺は投資するなら全力派なんだよ」
ヤンガス「あ、アニキ…!」
ヤンガス(…もうしばらく、ついていきやしょうか)
エイト「じゃ、そのまま1人で平原出てモンスター狩って金作ってこい。黒字になるように所持金8000ゴールドになるまで帰ってくるな」
ヤンガス「」
エイト「そのままトンズラしたら地の果てまで追いかけて絞め殺す」
.
~街中~
エイト「さてと。俺はその間情報収集っと」
エイト「生活費は稼がせているし、あいつ居ると警戒されるしな」
エイト「見た目モロ山賊だし」
エイト「すいまっせ~ん!お姉さん、このあたりにマスター・ライラスさんがいると聞いたのですが」
お姉さん「ああ、ライラス様?ライラス様ならあそこの家に住んでるわ」
エイト「あざまっす」
エイト「なんだ意外と早く見つかりそうだな」
エイト「…留守じゃなきゃいいんだけどな」
.
~草原~
トロデ王「いけっ!そこじゃ!殺れ!」
ヤンガス「おりゃああああ!」ザシュ!
スライム「ぐふぅおぅああああああああああ!!!!」
グシュブバッ!!
ヤンガスは 10G を手に入れた!▼
ヤンガス「うぉおおおお!!いくら狩っても10Gくらいしか手に入らないでがすぅううう!!」
トロデ王「頑張れ!ワシも戦う!2人で金を稼ごう!」
ヤンガス「おっさん…!」
.
~ライラスんち~
エイト「ノックしてもしもーし」トントン
エイト「…」
エイト「人の気配はあるのに出ねーな…」
エイト「すぅー…」
エイト「お邪魔します!!」バキッ!!!
エイト「秘技、ドアノブあたり破壊」
エイト「さーて…もう逃げられな、」
.
ドルマゲス「死ねェェェエエエエエ!!!」バシュバシュバシュ
ドルマゲス は ”メラ” を 連続で唱えた! ▼
ライラス「効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬ効かぬわーーーーーー!!!!」
マスター・ライラス は ”マホカンタ” を唱えた ▼
カキンカキンカキンカキンカキンカキン!!!
ドルマゲス「ふ、ふふ…!」
ドルマゲス「フヒャヒャヒャヒャヒャ!ヒャヒャヒャヒャヒャーハッハッハッハッ!!!」
ドルマゲス「悲しいなぁ、悲↑しい↑な↑ぁ~↓…」
.
ドルマゲス「師匠がここまで予想外に強いとは…!」グスッ
ライラス「ふははははは!!お前ごときに遅れはとらんわい!」
エイト「なんだ即効で目的達成できそうだな」
.
ライラス「む!お主は何者じゃ?」
エイト「あー…っと、そこにいるクソピエロをブッ殺したくてはるばるトロデーン城から来たんですが」
ライラス「なぬ!あの”杖”が封印されておる城か?」
ライラス「なるほど…つまりこのバカ弟子がやらかしたという事ですかな?」
エイト「ええ、まぁ」
ドルマゲス「隙あり!」
ドルマゲス は無数のイバラのムチを 繰り出した!▼
ライラス「ふむ…」
ライラス は ひらりとよけた! ▼
ドルマゲス「おのれ!」
.
ライラス「…此度の件、誠に申し訳なかった!」ゲザ
エイト「…」
ライラス「なんとか、なんとか刑を軽くはしてもらえんじゃろうか!」
ライラス「こやつは魔法の才能がまるでない!故にワシも何年も何年も雑用しかさせとらんかった!」
ライラス「じゃからあの”杖”を欲し、手っ取り早く力を得ようとしたんじゃ!」
ライラス「ワシに責任がある!じゃから、罰はワシに受けさせて欲しい!」
エイト「…」
.
ドルマゲスA「死ねェェェエエエエエ!!」
ドルマゲスB「死ねェェェエエエエエ!!」
ドルマゲスC「死ねェェェエエエエエ!!」
ドルマゲス は 三人に分身した! ▼
ドルマゲスABC は 無数のイバラのムチ を繰り出した! ▼
ライラス「頼む! この通りだ!」
マスター・ライラス は ひらりとよけた! ▼
エイト「てかじいさんすげーな」
.
シスター「こんな時間までお疲れ様でした」
シスター「これまでの冒険を冒険の書に記録しますか?」
はい以外の選択肢があるなら言え
はい◀ピッ
今回はダレたからここまで
ティロリロ♪
エイト は ザオリク を となえた !! ▼
.
ライラス「頼む…!」ゲザ
エイト「あんた、本当に弟子思いなんだな…」
ライラス「…」
エイト「やれやれ…」
.
ごりっ。
ライラス「へ?」
エイト「じゃ、まずは手始めに。今お前の頭の上に乗せてる俺の靴の裏を舐めろ」
ライラス「」
ライラス「あの、」
エイト「アッルェエーー?いいのか?お前の可愛い弟子が死刑になっても」
ライラス「ぐ、ぐぅぅ…!」
エイト「おら、早くやれよ?丹念に舐めとれ」
ライラス「くっ…!」
ペロペロ、ペロペロ…。
マスターライラスはエイトの靴の裏を丹念に舐め始めた!▼
.
ライラス「ぐ、ふぅ…!」ペロペロ
エイト「オルァ!舐めんの遅ぇぞ!」バキャ!
ライラス「ぎゃあっ!」
エイト「オルァ!もっと物欲しそうに舐めろよ!泥も埃も綺麗にしろや!」バキャ!バキャ!
ライラス「カハッ!ぐ、ぅううう!!」
エイト「飽きた。よし、お前今から全裸になってそこのピエロをファックしろ」
ドルマゲスABC「「「?!」」」
.
ライラス「ドルマゲス…すまん!だがこれもお前のためじゃ…!」ジリ.ジリ...!
ドルマゲスA「ちょ、なにを、」
ドルマゲスB「貴様、本気で!?」
ドルマゲスC「この下等生物が!そんな事はさせ、」
アッ-!
.
~宿~
ヤンガス「うう…やっと帰れたでげす」
エイト「おう、お疲れ」
ヤンガス「…アニキ、そのゴムっぽいピエロの着ぐるみみたいな物はなんでげすか?」
エイト「んー?ドルマゲスの生皮。全身の生皮ブチ剥いできた」
ヤンガス「」
.
エイト「ったく、予想以上にグロキモかったから2人とも皮剥いで金品奪ってブチ殺して来たが」
ヤンガス「よくそんな人間にあるまじき事できやすね」
エイト「なに言ってんだ。どーせトロデーンの秘宝パクった一味だったんだ、どうせ似たような結末になってたさ」
ヤンガス「あっし、トロデーン国の中では盗みは絶対しないでげす」
エイト「しっかし…この”杖”も取り戻したはいいが」
エイト「なんでこんなのが秘宝なんだろうな?」
杖『……』
.
ヤンガス「そういえばさっき民家が火事になってたでがす」
エイト「ああ、さっき俺が火をつけてきたからな」
エイト「殺った後の証拠もこれで消えんだろ」
ヤンガス「サイテーでがす」
ヤンガス「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いアニキ痛い耳ちぎれる耳ちぎれる」
.
~深夜、宿屋~
ヤンガス「ぐごぉぉお……、ごがぁああああ!!…すぴゅふふるるるる…」
エイト「ZZZZ.....いや、ちげーだろお前それチンゲン菜じゃなくてただのチン毛だから!」
杖『…』
杖『……』
杖『……』
杖『…』
杖『…さて。』
ハエ「ブブブブブブ」
ハエ「ふー」ピト
杖『…』
ハエ「?!ぐふぼぉおぅあああああああ!!!」
ハエ→ハエおとこ「ふしゅるーるるる…!」
杖『ふっ…』
杖『たまたまこの杖に止まったハエに魔力を注ぎ込んでハエおとこに変えてやったぞ』
杖『これで動ける。そして』
エイト「いやお前さぁ、おこげっつたって完全に黒焦げになってんのは違うからねおこげじゃなくて真っ黒焦げっつーんだよそれは....zzz」
杖『この男に持たせてのっとってやる』
.
エイト「やめてシンジくん!それをヤッてしまうとニアサードインパクトが起きてしまうの!....zzz」
杖『どんな夢を見てるかは知らぬが…杖を手にさせれば』
杖『…”終わり”、だ…!』
エイト「俺のブーツにはぁ、ガラガラヘビぃ!…zzz」
.
スッ…
エイト「…」パシ
杖『フフ…』
杖『さあ、己の自我に別れを告げるがいい』
.
ゴッッッッッッッッ!!!!!!
杖『?!』
.
殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる
杖『な、なんだ?!これは!?』
人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。人を蹴落として幸せになる。
天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊天上天下唯我独尊他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス他はカス
血だ!血を寄越せ!!!血を寄越せ!!!血を寄越せ!!血を寄越せ!!!八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー八つ裂きじゃー
世界征服世界征服世界征服
いつかはあの緑も始末いつかはあの緑も始末いつかはあの緑も始末いつかはあの緑も始末いつかはあの緑も始末
杖『これが、この男の精神…?バカな!魔物かそれ以上の邪悪…!』
杖『いや、下手すれば我よりも邪悪さは上…?!』
金は命より重い…ッ!金は命より重い…ッ!
火をつけて苦しみのたうち回る姿が見たい
傷めつけて傷めつけて傷めつけてやりたい…ッ!
社会的精神的肉体的に苛め抜いてやりたい…ッ!
.
上げて落とす上げて落とす上げて落とす上げて落とす上げて落とす上げて落とす
はーレイプしてーまた100人孕ませてやろうかなー
壊して苦しめて殺したい憎め憎め憎め憎め憎め憎め憎め憎め
杖『ぬ?何かがこっちに?いや、我以外にこの男の中に』
杖『先住者がいるだと!?』
怨霊1「殺してやる…!殺してやるぞエイトォォォオオオ!!!」
死霊8「この怨みはらさでおくべきかァアアアァアアアッッッ!!!」
死神「何故じゃぁああ…何故死なぬぅうううエイトォォォオオオ!!ワシが取り付いて早10年…!何故死なぬぅううう!」
悪魔「このクソ野郎、俺の呪いを俺ごと封じ込めやがって!!」
魔人「ダセェェェェエエエエエ!!おれをこの無限の苦しみから解放してくれェェェエエエエエ!!」
杖『む、無理だ…!この男に留まる事は、とても出来ぬ…!』
.
死霊2「おや…見慣れんツラだな、あんた」
杖『な、なんだ貴様!』
死霊2「やめときな…あんたじゃここはやっていけねぇよ」
死霊2「見ての通り、ここは満員だ。あんたのスペースなんて残っちゃいないよ」
杖『バカな!一体何をすればここまで恨まれる!』
死霊2「なぁに、俺以外の奴の声に耳を傾ければ自ずと理解してくるさ…」
杖『何?』
死霊5「殺してやる!殺じてやるぞぉォォォオオオ!我の妻を娘を、よくもォォォオオオ!!王家の血筋を絶やすなど!許されぬぞぉォォォオオオ!!!」
怨霊5「ァアアアッッッッッ!!!俺の、息子の人生を台無しにしやがって!!!呪ってやる!!7代先まで呪ってやるからなぁああああああああ!!!」
死霊10032「二万人の命を奪うなど…!」
杖『バカな、軽く魔王クラスの悪事を働いているではないか』
.
ぁああああああああ…!
ォォォオオオ!!!
殺してやるぅううう!!!
杖『まさかここまでおぞましい奴だったとは…』
杖『!?』ゾクッ
エイト?『ん~?誰だ?オマエ』
杖『何故、貴様、』
エイト?『ぎゃははははは!!!ンだァ?また俺の中に土足で入ってくる奴かァ?』
杖『ぐ、』
エイト?『オマエも閉じ込めてやろォか?』
杖『くっ…!』
.
杖(ダメだ…コイツは消さなければ!)
杖(嫌な予感がする!コイツは今ここで消さねばならなぬ!!)
杖(コイツを今ここで消しておかなければ我を、我の野望の邪魔、いやもしかしたら、)
エイト?『いただきま』
杖『ヴォアアアアアアアアアア!!!!!』
杖『洗脳、魔力注ぎ!!!全ッッッ開ッッッ!!!!』
.
~現実~
杖『ゴッはぁああああああああ!!』ズシャアアアアア!!
杖『ま、負けた…!バカな!クソ!クソ!』
杖『我が、逃げるだけで精一杯とは…!』
杖『おのれ!ならばこの豚男に!』
ヤンガス「ぐごがぁあああ...zzzzz」
.
~ヤンガスの精神世界~
ヤンガス「お花畑でがす~♪お花畑でがす~♪」ピョンコピョンコ♪
ヤンガス「あっし、アニキがもうちょい尊敬できる漢になってくれたら嬉しいナ…」クスン
ヤンガス「そしたらあっし、一生ついていくのにナ…」クスン
杖『オエ------』ゲロゲロゲロゲロ
ヤンガス(E:ベビードール)「あっし、あっし…」
ヤンガス「アニキ、いやおにいたんがほぴぃ!!!」
杖『おぼろろろろろろらろろ』
~現実~
杖『おぼろろろろろろらろろ』ズシャアアアアア
杖『気色が悪い!!!なんだアレは!!』
杖『生理的に無理だ!』
杖『クソ!寝てる今のうちに殺してしまえハエおとこ!!』
ハエおとこ「ブルシャァアアアッッッ!!!!」
.
エイト「…あ?」ギョロ?
ハエおとこ「」
アッ-!
グシャッ、グシャッ、グシャッグシャッ、グシャッ、グシャッ、グシャッ、グシャッ。
杖(しまった…さすがに起きるかー…)
エイト「だっ!れっ!のっ!貴重な睡眠時間を邪魔したとっ!思ってやがんだっ!?あ〝あ〝ッ?!」
ハeオt「」
エイト「あークソッ。眠気覚めちまっただろーが」ボリボリ
hotko「
エイト「あーイライラする…その辺のヤツ襲ってくるか」
スタスタ…
ガチャ、パタン。
杖『…』ドキドキ
.
エイト「クズ、クズ、クズ…世の中の大半はクズで占められている」
エイト「だからそんなクズどもを俺がどうしようと俺の勝手」
エイト「そう、」
ユリマ「お父さんまだ帰ってこないなぁ…」
エイト「その辺の女をテキトーにレイプしても」
.
冒険の書を再開しますか?
はい◀︎ピッ。
「お日様ヒナギク、とろけたバタ~、デヴで間抜けなネズミを黄色に変えよ」
「違うわ!レヴィオ~サよ。あなたのはレヴィオサー」
どの冒険の書を再開しますか?
1.残念ながらチャゴスは消しました
2.トンヌラ
3.ラーミア
4.エイト◀︎ピッ。
.
ユリマ「もう…お父さんたらまたお金をこんなに使い込んで…!」
ユリマ「こんなの、また夜のお店(バー)で働かないといけないじゃないの…」
ユリマ「もう、やだ…」グスッ
ユリマ「お父さんのバカ!もう帰ってこなくていいんだから!」
ユリマ「出てってやる!帰ってきたら言ってやるんだからっ!」
「そうか。よかったじゃねぇか」
ユリマ「へ?」
ドサ。
エイト「お父さんはもう二度とこの家には帰ってこねぇからよぉ…?」
.
ユリマ「ひっ…!?や、やめっ!」
エイト「おぉーっと…デカイ声出すなよ?人が来ちまうだろ…?」
ビリッ!ビリビリッ!
ユリマ「いゃっ…!」
エイト「ふーん…まぁ、まずまずのカラダだな」
エイト「いただきます」
ユリマ「~ッ!!~~!!!」
.
パンッ、パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ。
ユリマ「ひ、ぐ、ぅぅ…」
エイト「あー、まぁこんなもんかな…」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ。
エイト「そういえばさぁ…なんでこの家にお父さん帰ってこないって、俺が知ってると思う…?」
ユリマ「…ま、ましゃ、か…?」
エイト「ピンポーン。大正解。俺が2階から放り投げて殺したからでーぇえす!」
ユリマ「ころす…!ころじでやるっ…!」
.
エイト「ギャハハ…!みーんなそう言うんだよなぁ…皆俺を殺したがってる」
エイト「でも不思議な事に、だーれも俺の事殺せた奴はいねぇんだよ」
エイト「おかしくねぇ?なんでこんなド外道で悪党が生き延びて、良い奴はバカを見るんだろうな?」
ユリマ「ころす…!ころす…!」
エイト「だから俺は問いかけるんだよ」
エイト「『誰か俺を殺せる奴ぁいねぇのか?』ってよぉ!」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ。
ユリマ「う、うぅ…!」
エイト「つーかよぉ、お前もなんだかんだで嬉しそうじゃねーか」
パンッパンッパンッ。
エイト「知ってる?俺、今動いてないぞ?」
ユリマ「?!///」
エイト「ほら…ドMさんよぅ、自分から跨って腰振っていいぜ?」
エイト「ほーら、解放してやる。俺を殺したきゃ殺せ。」
エイト「首でもなんでも締めれば殺せるかもしれねぇぞ?」
ユリマ「ぅ、あぅ…!」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ。
エイト「…んだよ、ツマンネ。あっさり服従かよ」
エイト「はー…」
ユリマ「なんっ…で、私、自分からっ…!」
ユリマ「悔しい、でも感じちゃうっ!」ビクンビクンッ!
.
~次の日~
トロデ王「さ、出発しよう!」
ヤンガス「ふぁ…あれ、アニキは?」
トロデ王「うむ、何故か『旅の準備させなきゃいけないから』と」
ヤンガス「…させる?」
トロデ王「うむ」
ヤンガス「アニキ、自分の準備くらい自分でしましょうや」
トロデ王「全くじゃの」
エイト「俺のじゃねーよ。コイツの”旅の準備”だ」
ユリマ「…」
トロデ王ヤンガス「「誰っ!?」」
.
エイト「昨日レイプしたら『仲間になりたそうにこちらを見ている!』だったから仲間にした」
ユリマ「初めまして。エイト御主人様の肉便器兼メイドのユリマと申します」ペコッ
ユリマ「この度はアポイント無しでの急なチーム配属となりましたので御挨拶が遅れ申し訳ございません」
ユリマ「仕事内容は旅の路銀確保や戦闘、装備管理等をさせていただきます」
ユリマ「未熟な者ではありますが、御指導御鞭撻のほど、宜しくお願いいたします」ペコ
トロデ王「」
ヤンガス「」
ヤンガス「アニキ、アニキ」
エイト「なんだよ」
ヤンガス「レイプって?」
エイト「無理矢理合意も無しにセックスする事」
ヤンガス「そうじゃなくて」
ヤンガス「…じゃあ、肉べん…?は?」
エイト「知らねーよ本人が志願してきたから」
ヤンガス「…」
ヤンガス「頭イかれてるでがすか?」
エイト「そうなんじゃねーの?まともな神経してたらこうはならねーだろ」
エイト「支え失って、依存したかったから…でもギリギリ好意的解釈だし」
.
エイト(ま、屈服したところに、『これから30年俺に誠心誠意尽くせば父親を生き返らせてやる』)
エイト(って約束してやったってのもあるんだろうが)
エイト(バカな奴。実はあのオッさんそもそも死んでないっての(笑))
エイト(人は脆い時は脆いが、中々壊れないように出来てるんだよ)
エイト(俺が死なない程度の重傷になるよう加減しといてやったしな)
エイト(ま、コレであのオッさんも目がさめるだろうさ)
エイト(怪我で酒はやれなくなるだろうし、帰れば娘の『この家から出て行きます』)
エイト(真面目に働かなきゃ生きる事も出来ない。自殺も恐らくしないだろうしな)
エイト(ま、したらしたで復活させるさ)
ユリマが仲間になった!▼
テンテンテレレレレ♪タンタンタタ♪(以下略
ユリマ「それで…御主人様、次のご予定は?」
エイト「あー、どうすっかな。杖は取り戻したしこのままトロデーンに帰るか」
トロデ王「うむ…しかしわからん事がある」
エイト「あ?」
トロデ王「呪いをかけたドルマゲスは死んだのに、何故ワシらは元のイケメンと美女に戻らんのじゃろうか」
エイト「元がイケメンじゃねーからじゃね?」
.
トロデ王「この忌々しい呪いさえなければ…せめてワシらも街に入れるというのにのぅ、ミーティア」
ミーティア「ブルルルルル」
エイト「城の奴等も恐らくまだ呪い解けてねーんだろーな…」
エイト「仕方ない、この杖の事に詳しそうな奴を訪ねて聞いて回ってみるか」
ユリマ「あ、でしたら…」
ユリマ「この道の先にリーザス村という村があるのですが、そこに杖を封印したで賢者の血を引く者がいるとか」
エイト「ほーん。」
ユリマ「…そこにいる兄妹の妹は見事なボンキュッボンな爆乳だとか」
ヤンガス「何してんですかアニキ急ぎましょう」キリッ
トロデ王「うむ!早くその村へ行って妹君に会わねばな!!!」キリッ
エイト「お前らドストレート過ぎだろ」
.
~トラペッタ、後日談~
ルイネロ「…」
『お父さんへ』
.
『お父さんがこの手紙を見ているという事は、私の30年の御奉仕が終わったか後か…何か功績を挙げて生き返らせていただいたのでしょう』
ルイネロ「何の話?ワシ死んでないけど」
『私の事は心配しないで。お父さんよりしっかりしてるんだから!』
ルイネロ「ワシを死んでるって誤認してる時点でしっかりしとらんけど」
『…私、今遠い所に居ます。色んな所を旅する予定だからすぐには会いに行けないけど』
『私、必ず帰ってくるから!!!!!』
『おとうさん生き返らせて、また一緒に暮らしたいの!』
ルイネロ「ねぇ、ワシ生きてるよ?」
『どんだけゴミクズでも、飲兵衛でも!ニートでも!』
ルイネロ「酷くね?言い過ぎじゃないかね?」
『私!お父さんの事大好きだから!』
ルイネロ「…」
『またいつか、いっしょに。』
『ユリマ』
ルイネロ「だから…ワシ、生きてるって」
ルイネロ「…水晶玉さえあれば…占いでユリマの場所が」
ルイネロ「…武器屋と道具屋に行くか」
ルイネロ「滝の洞窟へ行って…ワシの水晶玉を取り戻す!!」
ルイネロ「待ってろユリマ!どんな悪い大人に連れて行かれたかすぐに占いでみつけてやるからな!!!」
ルイネロは娘を取り戻す為に戦う決意をした!!▼
.
シスター「夜遅くまでお疲れ様でした。これまでの冒険を冒険の書に記録しますか?」
俺、参上!俺は最初っからクライマックスだぜーっ!
お前、僕に釣られてみる?
俺の強さに、お前が泣いた!
セーブするけどいいよね!?答えは聞いてないっ!
最初に言っておく…!俺は、かーなーりー!セーブする!
はい◀︎ピッ
今回はここまで。次回、『ゼシカ逃げて超逃げて!』デュエルスタンバイ!
.
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません