凛奈緒「「そのへん詳しく」」 加蓮「へっ……?」 (58)

モバP「余命ドッキリ」
http://darusoku.xyz/?p=9141  (2015年9月1日閲覧)
【モバマス】加蓮「蓮華の残火」
http://darusoku.xyz/?p=9182  (2015年9月1日閲覧)

の後日談と思ってください。私はこれの作者ではありません。

猶、オリジナルな設定あり、憎ければ読まぬようお願いいたします。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441113234


加蓮「というわけで、いつもプロデューサーに酷い目に遭わされているアタシたちなんですが」

凛「いや、あれは別に酷い目ってわけじゃ無くない?」

奈緒「いわゆる逆ドッキリってやつだな」

加蓮「いや、嘘でもそういうの言うのってどうなの」

凛「まぁ確かに、加蓮に向かってそういうのは冗談きつすぎるっていうか」

加蓮「でしょ? もうお祭りの雰囲気で誤魔化されちゃったけどさ、最後に言

われたときはもうね……」

奈緒「え、なにそれ」

凛「お祭り?」

加蓮「……え?」

奈緒「ねえ、加蓮、アイツとお祭り行ったわけ?」

凛「聞いてないんだけど」


加蓮「アーイッテナカッタッケー」


凛「そのときの状況を詳しく報告せよ」

加蓮「いや? べっべつにアタシが連れて行けなんて言ったわけでもなくて」

凛「奈緒とキャラ被ってるよ」

奈緒「あたしはそんな喋り方しないし!」

凛「いや……十分してるし」

奈緒「で、お祭りに行ってなにしたのさ」

加蓮「いや……べつに何か言う様な事も無くてね……」

奈緒「凛隊長、ここは徹底的に絞り上げる必要がありそうです」

凛「そうだね、加蓮ちょっとこっちきな」


加蓮「いやああああ」

…………


奈緒「成程ねぇ、射的や金魚すくい」

凛「焼きそばにたこ焼きかぁ……」

凛奈緒「「王道か!」」

加蓮「まぁ、王道っちゃ王道だけど……」

凛「まぁ、からかったお詫びとしたら安いもんだよね」

加蓮「そーだよね、いやー凛なら解ってくれると思ってた!」

凛「そうだよね、偶にはそういう事もしてもらわないとね」

加蓮「うんうん」

凛「じゃあ、プロデューサーに空いてる日を聞いてくるね」

奈緒加蓮「「ちょっと待った!!!」」

凛「え、なんなの?」

奈緒「いや、別に深い意味はないんだが、そういうのは違うと思う」

凛「なにが? プロデューサーと親交を深めるのっていい事だと思うんだけど」

加蓮「アタシの場合はほら、お詫びって体だから! そういうんじゃないし」

奈緒「そうそう! ネタバラしした後のやつだから」

加蓮「そうそう」

凛「ちょっと待って」

加蓮「?」

凛「加蓮のさっきの台詞を思い出してみましょう」



『もう祭りの雰囲気で誤魔化されちゃったけどさ、最後に言われたときはもうね……』



奈緒「これが何か?」

凛「この『最後に言われたときは……』と言う台詞、お祭りのだいぶ後半でネタバラシという意味でいいのかな」

加蓮「う、うん……」

凛「そうすると、加蓮はドッキリに騙されたお詫びで連れて行ってもらったという証言と時系列が矛盾するよね?」

奈緒「!」

凛「つまり、加蓮は『何でもないけどプロデューサーとお祭りに行った』訳だ!」

加蓮(し、しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ)

奈緒「お前、まさか!」

加蓮「ばれてしまっては仕方がない……」

凛「ついに本性を現したね……」

加蓮「いや、そういう要素は今のとこないから蘭子ちゃん的なの無いから」

凛「じゃあ矛盾も解消したからプロデューサーの所へいってくるね」

奈緒「いや、そういう問題じゃ無くない?」

凛「え? そうなの? 加蓮もそう思うの?」

加蓮「え、アタシは……」

凛「特別な用事は無いけど神社のお祭りにプロデューサーと二人っきりで行った北条加蓮さんは何か言う事あるの?」

加蓮「いや、無いです」

凛「じゃあ、行ってくる」

加蓮「あ、でも今日は現場から直帰するって話だったじゃない?」

奈緒「そっかーそういえばそんなメッセージ来てたわ」

凛「そうなんだ、じゃあ明日でいいか」

…………next Mornig


凛「ねープロデューサー、暇な日今月ある?」

P「んー? あー待ってくれ今スケジュール見るから……どうしたんだ?」

凛「いや、加蓮と二人でお祭り行ったんでしょ?」

P「あーその件か……あんまり大きな声で言わないでくれよ、アイドルに変な噂立つとやばいからな」

凛「わかってるって」

P「一応今週の土曜日空いてるけど、凛は?」

凛「本当? 私も偶然空いてる」

P「ていうか、スケジュール管理してたの俺だったわ、自分で見ればよかった、トライアド休みな」

凛「まぁまぁ、そんなこと言わずにさ、私とどっか行こうよ」

P「で何がしたいんだ?」

凛「いや、特に何もないんだけどね。プロデューサーが決めてよ」

P「なんだそりゃ……」

凛「いや、特に深い理由がある訳でもないんだけど私……」

奈緒加蓮「「おはようございます!!!!」」

P「あんたらも早いな。まだ七時になってないんだが」

凛(ちっ……)

奈緒「いやー早起きしちゃってさー、あれっ凛も早いねー」

凛「う、うん。早起きしちゃって」

P「加蓮もこんな早い時間に起きられるだなんて珍しいな。いつもは朝弱いのに」

加蓮「ったく、いつまでも病弱じゃないんですぅ」

P「あはは、そうだったな」

奈緒「そっか、もうだいぶ体も健康になってきてるんだっけ」

加蓮「そうそう」

P「いゃぁホント何よりだ、直ぐに寝込んで青い顔してた時代が懐かしい」

加蓮「ちょっと……」

凛「それいつの話?」

P「あー、凛奈緒に会うずっと前ってぇと、加蓮がアイドルになるま……」

P「痛いです、加蓮さん足踏まないでください」

凛「詳しく」

奈緒「kwsk」

凛「いとこだとね……」

奈緒「同棲期間があったとね……」



加蓮「いや、あの変な意味じゃ無くてね」

P「いや、隠すアレも無かったんだけど……業界的に」

加蓮「親戚みたいなもんだよねー」

P「そうそう、ってか親戚。四親等」カクカク

奈緒「等と供述しており……」

凛「そっかーそれなら普通だよねー」

加蓮「そうそう、何もやましい事なんてないよ」

凛「そうだね、偶に泊まるぐらいなら別にねー」

加蓮「そうそう、偶に泊まるぐらいならねー」

凛「ほう」

奈緒「マジでか」



加蓮(またやっちゃったー)

P「いや、泊まるといってもだな、寝床は分けてるからな!」

凛「分ける程高頻度で来るわけか」

奈緒「フゥゥゥ」

P「いや、ちがっ」

奈緒「け、結婚もしてない男女がだなァ、そういう感じなのは良くないと思うぞ」

凛「然り」

加蓮「そんな行かないから! 全然行ってないから」

凛「昔はどれぐらいで行ってたんですか」

加蓮「ちょっと調子悪いときとか……?」

奈緒「ほぼ毎日ですね凛隊長」

凛「軍法会議物だわ……」

P「あんたらのキャラがわからねえ……」

加蓮「ほら、言った通り最近は健康だから行ってない。ねっ」

P「うん、加蓮は来てない。神に誓う」

凛「そう……まあいいわ、私も病気になったらプロデューサーの家へ行くわ」

P「え、それは困る」

凛「なんで」

P「なんでって、わかるだろ、凛はアイドルで俺はプロデューサー。しかも男と女。一つ屋根の下に暮らすとか駄目だろ」

奈緒「そしたら加蓮が男でアイドルじゃないことになるんだが」

凛「奈緒にしては冴えてるね」

奈緒「奈緒にしてはってなんだよ」

凛「じゃあ奈緒。プロデューサーと暮らしたい?」

奈緒「えっ」

凛「プロデューサーに朝起こされて、一緒に朝ご飯食べて、帰ってきたらゆっくりテレビでも見ながら
ダラダラしていつの間にか眠くなって……とかしたい?」

奈緒「……」処理中

奈緒「ば、ばっか! そんなの全然望んでないし! いや、全然! こう、優しく

起こされたいなとかそういうの一切ないし!」

凛「そっか、そうだよね。奈緒はプロデューサー嫌なんだよね?」

奈緒「へっ?」

凛「しかたないなぁ、私が一緒に住んであげるしかないよね」

奈緒「そういう問題じゃないだろ!」

P「凛の提案は嬉しいけどな……やっぱ駄目だろ」

加蓮「そうだよ、そうそう」

凛「うれしいって……///」

奈緒「おーい、戻ってこーい」


P「加蓮と俺は昔からの付き合いでそういうの一切ないからいいけどさ、やっぱし……な? 加蓮」

加蓮「えっ? うん……そうだよね。なんにもそういうの無いから……」

P「ほらな、加蓮もそういうのないし」

加蓮「うん……」

凛「ホントにないの?」

加蓮「な、ないよーもう……」



凛「そっか、じゃあ仕方ないね」

奈緒「ま、まあ、そういうことならね……」

凛「……」

…………

凛「で、土曜日の件なんだけど」

P「あー、うん」

凛「そういえばトライアドは全体で休みだって話じゃん」

P「そういえばそうだったな」

凛「加蓮も……奈緒加蓮も誘おうと思うんだけどいい?」

P「おっけ、でもどうしたんだ? トライアドで行きたいだなんて」

凛「別に……? 『アイドルに変な噂立つとやばいからな』なんでしょ?」





…………ENDE



ああ凛奈緒加蓮の清らかさよ。

>37 ssが書きたいんだが?

>38 貰ってなかったわ、貰ったほうがよかったかな。どうしようもできないけど

>40 そうだな、そういうわ。すまね

>43 何も考えてない

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