シンジ「な、ないよ…あるわけないよ。何なのいきなり」
カヲル「いや、ね……リリンってすぐに死んでしまうだろう。そういうの少し羨ましいなってさ」
シンジ「え……」
カヲル「終わりがあるから美しいんだよ、命って。なのに、僕はあまりにもそこから遠い」
カヲル「というわけで、逆説的に生を実感するために>>3してみたいんだ」
シンジ「正気？頭でも打った？」
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蠍の踊り食い
カヲル「蠍の踊り食いをしたいんだ。
で、こちらがそのサソリになります。活きがいいよ」
蠍「」ｶｻｶｻ
シンジ「正気？頭打った？」
カヲル「これくらいの危険を犯さなければ生の実感は得られない。それに、食べることは生きることに等しい……」ﾌﾌ
シンジ「だからって何もサソリ食べることないよ！おかしいよ！」
蠍「」ｶｻｶｻ
カヲル「……」
カヲル「た、食べるからね！僕、ちゃんと食べるからね！！」
シンジ「そんなに嫌なら止めなよ…」
カヲル「いや、食べるよ！だからちゃんと見てておくれよシンジくん……！」
シンジ「えっ！？嫌だよそんなの見たくないよ！！」
カヲル「駄目だよ、君に証人になってもらうんだから……」
シンジ「イケメンのサソリ踊り食いなんて見たい人いないよ……無理だよ…！」
カヲル「……絶対に吐かないから。お願い。…生きてる実感が欲しいんだ」
シンジ（他に方法はないんだろうか…）
シンジ「わ、わかったよ……」
カヲル「い、いただきます……」ひょい
カヲル「……」ﾊﾟｸ
カヲル「…っ、～～～～ｯｯ!!!!!!!!」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
カヲル（動いてる…！口の中で動いてる……！！）ｿﾞﾜｯ
シンジ「カヲルくん大丈夫！？は、早く噛むんだ！！」
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