花陽「ご飯のお供」 (49)
花陽と英玲奈がご飯を食べに行くだけのお話です
短いのでよろしければお付き合いください
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英玲奈(…は、入りたい!だがしかし…)ウズウズ
[×× 食堂]定食 あり〆
英玲奈(この店構え構え、どう考えても単身の女子高生にはハードルが高すぎる!あんじゅやツバサを誘っても蹴られるのは目に見えているし。うーん、どうにかならないものか)
花陽(あの人なんであんな変装みたいなカッコはして入り口に立ってるんだろ?あんなことされたらお店入れないよぉ~…どこかで時間つぶして来ようかなぁ)
英玲奈(ん?視線を感じるな。あれはμ’sの…)ツカツカ
花陽(ぇ、ぇえええ?!こ、こっちきてる!と、とりあえず逃げなきゃ!)
英玲奈「小泉花陽か?」
花陽「ぢがいまずう”~!」(え、何?!ファンの方?の割にはなんか変だし。とりあえず逃げなきゃ!)ダッシュ
英玲奈「な、なんて声を出すんだ、おい、ちょっと待て!」ガシッ
花陽「だ、誰かたすけてぇーーー!!」
英玲奈「まて、落ち着け、変な声を出すな!」ズルズル
花陽「ろ、路地裏はいやぁ~!うわぁぁ~ん!!お金ならあんまり無いけど全部あげますっ!だ、だから変な事しないでくださぃ~!!」うるうる
英玲奈「待て、警察が来てしまうだろう!!心配するような事はしないから落ち着け!」へんそうとり
英玲奈「すまない、驚かせたな」
花陽 フリーズ
英玲奈「おい、どうした?大丈夫か?」ペチペチ
花陽「え…あ、あらぃ…え?ぴ…ピャァァァーーー!!」
英玲奈「くっ!うるさい!一体どこからその声を出してるんだ!いい加減落ち着けっ!」(こんな事なら声を掛けるんじゃなかった…)
花陽「あ…A-RISEの英玲奈さん!?こ、こんなところで何を?!」
英玲奈「いや、そっちが私を見ていたのだろ?見知った顔だし声を掛けようと思っただけじゃないか。君こそ何をしてたんだ?」
花陽「わ、私?ご飯食べに来たら英玲奈さんがそこの入り口に立ってて…」
英玲奈「ん?あの食堂か?」
花陽「は、はい。一人の時によく来るんです。それがなにか?」
英玲奈「そうか、すまん、唐突だが良ければ連れて入ってくれないか?」
花陽「え??英玲奈さんあそこでご飯食べるんですか?」
~~食堂
花陽「こんにちわ~」ガラガラ
おばあちゃん「あら、花陽ちゃんいらっしゃい。見たことないお友達だね」
英玲奈「始めまして」(小泉は完全に常連なのか)
花陽「さーて今日は何食べようかなぁ~?」
英玲奈(店内もなかなか年季が入ってるが掃除は行き渡っててむしろ小綺麗だな。客足もまだ朝食には遅く昼には早いとあって貸切状態か)
花陽「あ、英玲奈さん、こういうお店どう注文するかわかります?」
英玲奈「いや、全く初めてでわからない。とりあえずこのお盆を取ればいいんだな?」
花陽「うん。で、小鉢とかは並んでる中から食べたいのを取って、焼き魚とか暖かい物お汁物とかはおばあちゃんに頼めば出してくれるよ?」
英玲奈「そうか、わかった。じゃぁ最初はこのじゃこもずくにするか」
花陽「あの、こんな事いうと失礼だと思いますがすごく意外なチョイスですね」
英玲奈「そうか?分葱のヌタを取ってる君に言われるとは思わなかったが。君もなかなか渋いな」
花陽「いやいや、英玲奈さんこそ…それにこういうお店に興味あると言う事がまずびっくりで」
英玲奈「せっかくだからその辺りも食事しながらゆっくり話すとしよう」
花陽「そ、そうですねっ!英玲奈さんとお食事なんて…///おばあちゃん今日は魚は何があるかな?」
おばあちゃん「今日はホッケにアジ、カマスにししゃもに小鯛に赤魚だよ。何か焼くかい?」
英玲奈「では私はししゃもを焼いてもらえるかな」
花陽「私は赤魚お願いしますっ」
おばあちゃん「はいはい、じゃあ焼けたら持って行くから他の選んどいておくれ」
英玲奈(他にもいろいろあって悩むな。まだ朝だというのに濃い目のメニューもあるが…今はいいな)
花陽「それじゃ、あとは肉じゃがと、あ!おばあちゃん卵焼いてもらっていいかな?」
おばあちゃん「あいよ、いつものでいいのかい?」
花陽「うん。英玲奈さんどうします?」
英玲奈「卵焼きがあるのか?」
おばあちゃん「出汁巻きも頼んでくれたら焼くよ。甘いのと塩気があるのと、出汁だけがあるけどどれにするかい?」
英玲奈「小泉は?」
花陽「私は少し甘めのを」
英玲奈「では私は出汁だけで」
おばあちゃん「はいはい、それじゃそれも焼けたら持ってくからね」
英玲奈「あとはかぼちゃのそぼろ餡掛けでいいか。で、この後はどうすればいいんだ?」
花陽「おばあちゃんにお金を払って終わりだよ」
英玲奈「一人であれだけしてたら手が回らないんじゃないのか?」
おばあちゃん「この店やって40年だからね。それくらいのことは一度にできるもんだよ。はい、じゃあ花陽ちゃんはご飯いつもので○○円ね」
花陽「はい、じゃあ…これでちょうどね?」
おばあちゃん「はい、毎度あり。そっちのお嬢ちゃんはご飯どれくらいにするかい?」
英玲奈「どれくらいと言われても…それじゃあ普通で」
おばあちゃん「じゃあ中だね。それじゃ××円ね」
英玲奈「それじゃこれで」(妙に小泉と私の値段に差があるんだが肉じゃがそんなに高かったっけ?)
おばあちゃん「はい、毎度あり。魚焼けたら卵と一緒にもってくからどこでも座っとくれ」
花陽「は~い」
花陽「あの、どうして英玲奈さんはこのお店に?」
英玲奈「私は寮暮らしなんだが、寮の食事に飽きてな」
花陽「でも、UTXの寮なら食事もすごく美味しそうなのに」
英玲奈「いや、確かに美味いしバランスも考えてあるんだがいかんせん…」
花陽「?」
英玲奈「違うんだ、私が食べたいものとは!」ドンッ!
花陽「ぴゃぁ!え?ど、どういうことですか?」
英玲奈「何から何までオシャレで女の子受けする様な料理ばかりで嫌になるんだよ」
花陽「あ、なるほど…」
英玲奈「ダイエット用の野菜とフルーツのスムージーや、サラダにフレンチトーストにフライドエッグにフルーツ!またはサンドイッチやパンケーキ。違う、違うんだ!私は朝は和食が食べたいんだよ!米が、炊きたてのご飯と味噌汁が食べたいんだ!」
花陽「…英玲奈さん…」キラキラ
英玲奈「すまない、取り乱してしまったな」
花陽「分かりますっ!英玲奈さんの気持ちが痛いほどわかりますっ!」がしっ
英玲奈「そうか、分かってくれるか…」ギュッ
花陽「はい!お米は日本人の心ですっ!」
花陽「もちろんパンも好きだがいかんせん飽きがな。ツバサはパン党でケーキバイキングやらカフェには誘ってくれるんだが、こういう店は全く興味持ってくれないのだ。」
花陽(パン党…リーダーってパン党が多いのかな?)
英玲奈「あんじゅに至っては大の辛党で食事に連れ回されると大抵とんでもない目に遭うし」
花陽(意外…あんなふわふわしてそうなあんじゅさんが辛党?花陽もリサーチが足りてないなぁ)
英玲奈「それで朝食を食べに街に出たらこの店が気になってな」
花陽「なるほど。あの、もしよければまたここに誘ったりしても…」
英玲奈「もちろんだ。次からも一人で来るには少々ハードルを感じてた所だからな。喜んでご一緒しよう」
花陽「はぁぁ~っ!ゆ、夢みたいですっ!あの!もし、もしでいいんですけど、良かったらライン交換できたり…しませんか?」
英玲奈「そうだな。お互い練習やライブで合わない時があるだろうが、都合が付けば是非誘ってくれ」
花陽「はいっ!もちろんですっ!」
おばあちゃん「はい、おまたせ。これお嬢ちゃんのご飯ね」
英玲奈「ず、ずいぶん大盛りなんだな。これで中?」
花陽「うん、ここ男性が多いからご飯も多めにしてくれてるんだ!嬉しいよねっ♪」
英玲奈「まぁ食べれる量だが中々だな。大盛りだとどうなるんだ?」
おばあちゃん「はい、花陽ちゃんスペシャルだよ」
花陽「ありがとー。さっ!あったかい内に食べましょっ!」
英玲奈「空の丼?で何故隣のテーブルに相撲部屋サイズの土鍋が置かれたんだ?」
花陽「あ、あれは私のご飯だよ?」にこにこ
英玲奈「ここの大盛りはこんな量なのか?!」
おばあちゃん「さすがにそんなことはないよ。これは花陽ちゃん用の特別さ。大盛りはお嬢ちゃんの1.5倍程度だよ」
英玲奈「その土鍋についてはこれ以上詮索しない方が良さそうだな」
今日はこの辺で 次で終わります
ありがとうございました
何が間違ってたのかちょっとの間解らなかったのですが最初の台詞思いっきり間違ってますね
話してる内容からしてわかっていただけると有り難いですが、>>13の冒頭は花陽ではなく英玲奈の会話です
ご指摘ありがとうございます
花陽「はぁああ~、ツヤッツヤのご飯が花陽達を誘惑してるよぉ~?さぁ食べましょっ?」
英玲奈「そうだな、それじゃ」
えれぱな「いただきます!」
英玲奈(まず最初に米を…ん!?うちの寮も食事が美味いとは思ってたが寮と出てくるものとは比べ物にならない!こんな美味い白米は久しぶりだな)
花陽「どうですか?ご飯がすっごく美味しいでしょ?お米にうるさい花陽が一押しのお店なんですっ!」
英玲奈(最近主体の甘く粘りが強い品種ではなく、昔ながらのさっぱりとしてるが噛むほどに米の深い味わい…ふむ)
英玲奈「これはコシヒカリ?いやキヌヒカリか?はっきりとどちらかまではわからんが、朝食べるには粘りが強い米よりもこれくらいのさっぱり加減が私は好みだ。最高だな」
おばあちゃん「あら、お嬢ちゃんもお米の違いが分かるんだねぇ。キヌヒカリだよ。特別有名なお米じゃないのによく知ってるね。大したもんだよ」
花陽「英玲奈さんっ!」
英玲奈「な、何故泣いているのだ?!」
花陽「うぅ…は、花陽は嬉しくてっ!」
英玲奈「な、何がだ?」
花陽「お米の事を語れる方とお友達になれるなんてっ!」もぎゅ
英玲奈「食事中だぞ、落ち着けっ!」
花陽「あ、すいません、あんまり嬉しくて…えへへ」フキフキ
英玲奈「何も泣く事はないだろ…」
花陽「いままでお米の違いが語れるようなお友達いなかったから嬉しくてつい…さて、それじゃ何から食べようかなぁ~」
英玲奈(最初はこのもずくだな。うん、程よい甘みと酸味でこの後の食事が進むいい味だ。しらすの塩気で酸味もほどほどに中和されていい塩梅に。思わずご飯が進む)ハムハム
花陽「英玲奈さん、魚冷めない内に食べませんか?」
英玲奈「お。それもそうだな。あとさんは止めてくれ。堅苦しい。呼び捨てで構わん」
花陽「そ、そんな!無理ですよぉ~!」
英玲奈「私がいいと言ってるんだからいだろう」
花陽「じ、じゃぁ英玲奈…ちゃん?」
英玲奈「ふ、普段そう呼ぶ人間が周りにいないのでなんか恥ずかしいな//」
花陽「でもでも、呼び捨ては無理ですっ!凛ちゃんや真姫ちゃんでも呼び捨てじゃないのに」
英玲奈「そ、そうなのか。まぁ無理にはいわんよ」
花陽「じゃぁ、花陽のことも名前で呼んでもらえたり…しますか?」
英玲奈「そうだな、花陽。これでいいか?」
花陽「ぴゃぁ!し、幸せです…///」
英玲奈「どこからその奇声出てるんだ」
英玲奈(ししゃもも久しぶりだな。いや、朝食に焼き魚自体が久々か)
英玲奈「少々行儀悪いかも知れないが見ないことにしてくれ」
花陽「?はい?」
英玲奈 がぶっ
花陽「頭からまるまる?」
英玲奈「サンマやアジじゃないからな。骨が引っかかることもないし、香ばしさを味わうためにもこうするのが個人的にはベストだと思う。あまり人には見せれん食べ方だがな」mgmg
花陽「花陽はいいと思いますよ?食べ残すよりもずっといいですっ!」
英玲奈「そういってもらえると気が楽だ。やはりご飯が進むな」
英玲奈(ししゃもと言いながらも私はこの安いカペリンの方が好きだな。このプチプチと弾ける食感、細いながらも噛むとしっかり旨味が溢れる締まった身。庶民派上等!本ししゃもじゃなくてもいいじゃないか、美味いんだもの。えれな なんてな)
花陽「あ、赤魚一口食べます?」
英玲奈「いや、そういうつもりではないぞ?なんだ、私はいまそんな物欲しそうか顔してたか?」
花陽「ううん、違うよぉ!むしろ私が…」
英玲奈「なるほどな。ほら、一匹」ヒョィ
花陽「ぁあ、ごめんなさい、なんか卑しくて恥ずかしい///」
英玲奈「見てると食べたくから仕方ない。気にするな」
英玲奈(さて、次はカボチャを…鳥のそぼろ餡もどんな味だろう。うん、甘いのは甘いが、砂糖の甘さではなくカボチャ自身の甘さでくどさはない。)
英玲奈(そぼろと一緒に噛めば鳥の旨味とカボチャの甘みが広がる。この出汁、カツオや昆布でもないワイルドな荒さがあるな。なんだろう?しかしこの出汁が田舎臭くもこれぞ和食!という味にしているのは間違いない。ただこの味食べたことはある味だが最近食べない味だな。なんだっけ?)
花陽「あ、英玲奈ちゃん卵焼ききたよ?」
おばあちゃん「はい、お待たせ」
英玲奈「懐かしい味がするんだがこのカボチャの出汁はなんなんだろう・・」
おばあちゃん「ん?出汁はわざわざ取ってないよ。混ざってないかい?ちょっとカボチャのけてごらん?」
英玲奈「あ、なるほど。いりこか」
おばあちゃん「いりこと一緒に炊くのさ。最近は市販のカツオや昆布のツユ使う家庭多いだろ?あと、いりこの出汁は昆布やカツオに比べて安っぽいっていう人もいるけどね。でもいりこにはいりこの良さもあるだろ?」
英玲奈「確かに。カツオではこういう強く荒い風味は出ないな」
おばあちゃん「気に入ってくれたなら嬉しいねぇ」
花陽「ここのオカズ凄くご飯に合うよね?」
英玲奈「うむ、間違いないな。花陽はなかなかいい店を知ってるんだな」
花陽「えへへ。もうね、いくらでもご飯が進んじゃうんだぁ~」
英玲奈(ほんとにいくらでもだな。この体のどこに入ってるんだろう)
英玲奈(出汁巻きはどんな感じなんだろうな。味は特に付けてもらってないが最初はそのまま頂こうか。ふむ、こっちはカツオ出汁なんだな)
花陽「もし甘い卵焼き嫌いじゃなかったら花陽のも一口食べますか?」
英玲奈「そうか?興味があるので後で一切れ頂こう。では私のも一切れそちらに置いて置くぞ?」
花陽「あ、ありがとう♪」
英玲奈(出汁が強くこのままでも食べれるが少しだけ醤油を付けてみるか。ふむ、合うな…ご飯が止まらん!出汁の風味と卵の仄かな甘み、醤油が組み合わさって…)
花陽 じーっ
英玲奈「?どうした?」
花陽「いや、美味しそうに食べるな~って思っちゃって…ごめんね?」
英玲奈「そうか?そんな美味そうに食べてたか。ここの料理どれも箸が止まらんな」
花陽「でしょ?気に入ってもらえたみたいで花陽も嬉しいな」mgmg
英玲奈(だからといってそれは食べ過ぎだと思うのだが。さて、花陽がくれた方も…うん、甘口の卵焼きもいいな。砂糖ではなく味醂かな?甘いといってもしつこくはない優しい味だ)mgmg
英玲奈「しかし花陽はよく食べるな」
花陽「ここに来るとつい食べ過ぎちゃうの…」しゅん
英玲奈(つい、でこの量食べるなら体の異常を心配した方がいいんじゃないのか?)
花陽「あ、おかずなくなっちゃった。おばあちゃん、いつものお願いしますっ!」
おばあちゃん「はいはい、これね」
英玲奈「納豆か。久しく食べてないなぁ」
花陽「じゃあ一緒に食べる?」
英玲奈「あ、いやもうご飯が…」
花陽「あ、じゃあ花陽のご飯少し取って食べますか?」
英玲奈「そうか?すまん、見たらやはり食べたくなってしまった。せめて礼に私が練ろう」
花陽「さっきのおかえしです♪じゃあ、納豆お願いします」
英玲奈 こねこね…こねこね…
花陽(私のために納豆を練るアライズって嬉しいけど…凄くシュールです)
英玲奈「よし、こんなもんだな。醤油はこれくらいでいいか?」
花陽「うん、それくらいで」
英玲奈「分かった、もう少しまってくれ」ぐーるぐる
花陽「納豆の美味しい食べ方知ってるんですね!」
英玲奈「やはり花陽も魯山人式を知っているか。生卵も入れたいか?」
花陽「卵焼き食べたから花陽は今日はいいかな?おばあちゃん、おネギだけ貰えますか?」
花陽「はい、これ。英玲奈ちゃんの分のご飯ね?」
英玲奈「すまないな、楽しみのご飯取ってしまって」
花陽「ううん、大丈夫だよ。もう結構食べたし朝ごはんも家で食べてきたから♪」
英玲奈「ぁあ、早めの昼ごはんなのか」(それにしては食べすぎだろ…)
花陽「ぁ、ぅ、うん、そ、そうだよ?」
英玲奈(なんだ今の間は?)
花陽「ん~♪納豆ご飯も美味しいなぁ」
英玲奈「久しぶりに食べたが美味いな。ご飯がいいから尚更だ」
おばあちゃん「嬉しいこといってくれるねぇ。またおいで?」
英玲奈「ぁあ、必ず」
花陽「それじゃ、おばあちゃん、ご馳走様でした」
英玲奈「ご馳走様」
おばあちゃん「はい、またよろしく。お嬢ちゃんも待ってるからね」
英玲奈「久しぶりに食べ過ぎたな。これは明日から節制だな」
花陽「今日はこれからにこちゃん達がお家に来るんです。英玲奈ちゃんも一緒にどうかな?」
英玲奈「いや、μ’sの集まりにいきなり行くわけのは気がひける。それに午後からは少し予定もあるのでな、すまない」
花陽「ううん、それじゃまた。英玲奈ちゃんも気軽にご飯誘ってくれたら花陽も嬉しいな?」
英玲奈「わかった。必ず連絡する。やはり一人では来にくいからな」
花陽「うん、それじゃ!にこちゃん達とお昼作るからそろそろ帰らなきゃ。ありがとうございましたっ!またね♪」フリフリ
英玲奈「それでは」ツカツカ
英玲奈(…?あれ?)
英玲奈「おいまて、お昼っていま食べてたのはなんだ?!おい、花陽っ!」
~~~現在
花陽「っていうのが知り合ったきっかけなんだ♪」
ことり「そうだったんだね。偶然ってあるんだね~」
にこ「ねね、今度にこもつれてってくれない?」
花陽「うん、もちろんいいと思うけど。あ、あんじゅちゃん誰か付き合ってくれる人探してるって話だから英玲奈ちゃんに聞いておく?」
にこ「ホント?!お願い!!」
花陽「うん、それじゃLINEでちょっと伝えとくね?」スッスッ
ことり(あれ?あんじゅちゃんって・・)
花陽「あ、返事。うん、もちろん喜んで♪だって」
にこ「きゃーっ!ちょっとホント?!いいの?!でかしたわ花陽っ!」バンバン
花陽「にこちゃん痛いよぉ!」
ことり「あれ、花陽ちゃんまたなんか届いてるよ?」
花陽「えーっと・・あ」
にこ「どうしたの?」
花陽「ツバサさんが『どうして私は誰も誘ってくれないの!』って拗ねてるって・・」
にこ「意外と面倒くさいのね」
ことり「それじゃ私も美味しいケーキ食べに行きたいな♪って伝えてもらえる?」
花陽「うん、それじゃそう伝えておくね」スッスッ
~~その頃UTX
英玲奈「良かったなツバサ。ちゃんとお前にもお誘いが来たぞ」
ツバサ「別に拗ねたわけじゃないのになんでそういうこと送るかなぁ!」グリグリ
英玲奈「痛い、やめろ!」
あんじゅ「私は嬉しいなぁ♪だって二人とも付き合ってくれないし・・」
英玲奈「お前と付き合うと後々大変だからな」
ツバサ「そうだよ。こないだ行ったお店も昼食べたのに夜まで舌が痛くてもう・・あー思い出したくも無い!」
あんじゅ「そんな嫌わなくてもいいじゃない!」
英玲奈「悪いが正常な反応だと思うぞ」
ツバサ「しかし矢澤さん大丈夫なのかなぁ?」
矢澤にこ 享年 17歳
英玲奈「可愛そうなことをしたな、あんじゅ・・」
ツバサ「可愛そうな矢澤さん・・・」
にこ「ちょっと勝手に殺さないでよ!」
とりあえず終わりです
ありがとうございました
ツバサとあんじゅ編も気が向けば
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