向井拓海「たくみせんせーのお悩み相談室…だと?」モバP「そうだ」 (245)

・モバマス
・安価スレ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438041582

拓海「なんでそんなことをアタシがやらなきゃならねえんだよ」

P「…俺がこの事務所に所属してから、大分たった」

拓海「そうだな」

P「その間、アイドルの子たちともそれなりの信頼関係を築けたと思う」

拓海「まあ、アイツらはアンタのこと信頼してるな」

P「…それでも、男の俺には言いにくい悩みを抱えている子もいると思うんだ」

拓海「それでアタシに頼んできたワケか」

P「やってくれないか?」

拓海「断る。ンなもん大人に頼めよ。なんでアタシなんだよ」

P「姉御だし、姉御肌だし、硬派乙女だし…」

拓海「2つは被ってる上に最後の1個は関係ねえな?」

P「頼むよ~なんでもするからさ~タクえモン~」

拓海「タクえモンって何だよ!? アタシはネコ型ロボットじゃねえし!」

P「…仕方ない。こうなったら切り札を使うか」

拓海「ンだよ、切り札って…」


P「ここに猫カフェの招待券があります」

拓海「」ピクッ

P「テレビでも紹介された、前川みく先生も絶賛の猫カフェです」

拓海「」ピクピクッ

P「もし俺のいう事を聞いてくれるのなら、この招待券は拓海にあげようかなーって」

拓海「P」

P「ん?」



拓海「…困ったときは、いつでもアタシを頼ってくれていいんだぜ?」キリッ

P「うわマジチョれえ(たくみんマジ天使!)」

拓海「…あ゛?」チョークスリーパーガシー

P「ぎぶぎぶぎぶいきできないはなしてくだちい」パンパン

【というわけで】

拓海「ここで待ってりゃ相談者が来るって言ってたけどよ…ホントに来るのか?」

拓海(まぁお菓子をたくさん用意してくれたから食いながら待つか)

拓海「とんがりコーンでも食べるか…食べるの久々だな」サクサク



ドア<コンコン

拓海「誰だー?」

+1

李衣菜「あ、本当にやってるんだ」

拓海「おう、李衣菜じゃねえか」

李衣菜「おじゃましまーす。あ、とんがりコーンだ」

拓海「食べるか? Pの奴が用意してくれたんだ」

李衣菜「それもいいけど、堅あげポテトない?」

拓海「プリングルスならあるぜ」

李衣菜「分かってないなぁプロデューサーも…堅あげポテトこそロックなのに」

拓海(ロック…なのか?)

拓海「で、相談ってなんだ? ギターのことならアタシはわかんねえぞ」

李衣菜「そうそう、ギターがちっとも上手くならなくて…って違う!」

拓海「ンだよ、違うのかよ」

李衣菜「今回はそれとは別件だから!」

拓海「ふーん。まあ、話してみろよ」

李衣菜「実は…」



相談内容
+2

李衣菜「私、ずっとロックなアイドルになりたくてやってきたんだ」

拓海「おう」

李衣菜「でも、周りから期待されてるのはかわいいアイドルの私で…」

拓海「……」

李衣菜「私、どういう方向性でやっていけばいいのかわかんなくなって」

拓海「周りから期待されるモノと、自分がなりたいモノのギャップがでかくて困ってんのか」

李衣菜「うん」

拓海「…お前はどうありたいんだ?」

李衣菜「えっ?」

拓海「大事なのはそこだろ。周りから押し付けられるからってやっても長続きなんかしねーよ」

李衣菜「……」

拓海「初志を貫くもよし、変化を受け入れるのもよし、やれるとこまで全力でやってみろよ」

李衣菜「…お偉いさんとかに怒られないかな?」

拓海「そんときゃPが頭下げるだけだろ」ケラケラ

李衣菜「笑いごと!?」

拓海「あと、一つだけアドバイスを送るなら…」

李衣菜「何?」

拓海「自分の可能性を信じてやれ。お前は自分で思ってるよりもスゲエ奴だ」

李衣菜「!」

拓海「…って、夏樹センセーが言ってたな」

李衣菜「なつきちが?」

拓海「あ、これナイショな。夏樹にバレると色々言われるからよ」

李衣菜「…わかった。ありがとう!」

<バタン

拓海「ま、方向性に関しちゃアタシは偉そうなこと言えねえけどな」

拓海(今度こそカッコいい衣装…フリフリはカンベンだぜ)



次のアイドル
+1

<ガチャ

のあ「……」

拓海「……」

のあ「……」

拓海「……」

のあ「…かば焼き三太郎はあるかしら」

拓海「第一声がそれかよ!?」

のあ「昔からよく食べてたわ」

拓海「見かけによらねぇ…ほらよ」ポイ

のあ「ありがとう。この赤いパッケージ…気分が高翌揚する」

拓海「牛かよ」

のあ「…今度の衣装で牛コスも悪くないわね」

拓海「みくが泣くぞ」

拓海「で、何か相談事があるから来たんじゃねえのか?」

のあ「そうよ」

拓海「何かあったのか?」

のあ「実は…」



相談内容
+2

のあ「…みくとアーニャを捕まえようとすると、いつも逃げられるの」

拓海「…は?」

のあ「毎回、あと一歩の所で…」

拓海「一つ聞くが、捕まえてどうするつもりなんだ?」

のあ「…カリカリモフモフ」

拓海「は?」

のあ「…モフモフしたいわ」

拓海「おまわりさーん」

のあ「…冗談よ」キリッ

拓海「冗談には聞こえなかったんだけどなぁ」

のあ「…ここ最近…のあやアーニャと一緒にいる時間がなかなかとれないの」

拓海「確かに。別行動が多いもんな」

のあ「…少しでも、同じ時間を過ごしたいの」

拓海「だから捕まえたいワケか…」

のあ「……」コクン

拓海「まぁ、アレだ。ベタかもしれねえけど好物で釣ってみろ」

のあ「…好物」

拓海「みくならネコが好きだし、アーニャは…あいつは何が好きなんだ?」

のあ「…成程…巣に獲物がかかるのを待つと」

拓海「…言い方はアレだが、そうだな」

のあ「…勉強になったわ…ありがとう」

拓海「…おう」

拓海(何か取り返しのつかないことをした気がする)






みく「ふんふふーん♪」

みく(明日は久々のオフだにゃ。猫カフェ行って、ネコチャンと戯れるにゃ)

みく「ふんふふー……ん?」


ネコの尻尾「」ピコピコ

みく「ネコちゃんの尻尾…?」

ネコの尻尾「」バッ

みく「あっ、逃げた! 突撃にゃあ!」



のあ「……にゃあ」

みく「」

のあ「…ネコチャンと戯れたいなら…気のすむまで…」

みく「遠慮しておくny」ガシッ

みく「え゛」

のあ「…Target lock on.Captured…」ワキワキ

みく「えっ、ちょっ、まっ」


ンニャアアアアアアアアアアアアアア!!!






拓海「今、みくの叫び声が聞こえた気がする」

拓海(きっと気のせいだ。そうだ、そういう事にしておこう)

拓海「…今日もいい天気だな。バイクでかっ飛ばしてえな」トオイメ



次のアイドル
+2

<ガチャ

亜季「失礼するであります!」

拓海「おー、亜季か」

亜季「拓海殿! トッポはありますか?」

拓海「亜季はトッポ派か。ほらよ」

亜季「やはりトッポが最強であります。お菓子界のロケットランチャー…」サクサク

拓海「最後までチョコたっぷりだもんな」

拓海「で、相談事はなんだ?」

亜季「そうでした。そろそろ本題に入るであります」

拓海「おう」

亜季「…これは機密事項ですので、P殿には絶対に漏らさないでほしいであります」ヒソヒソ

拓海「心配しなくても言いふらさねえよ」

亜季「それなら安心であります。実は…」


相談内容
+3

亜季「その、実は…」モジモジ

拓海「どうした。言いづらいことなのか?」

亜季「そうでありますね…」

拓海「一体なんだよ…」

亜季「つ、月のものが来ないであります…」

拓海「」

亜季「拓海殿、何か反応してほしいであります…」

拓海「ッはああああああああああ!?」

亜季「」ビクッ

拓海「な、な、な、何か心当たりはねえのか」

亜季「心当たりと言えば、この間のライブの後にP殿の家に行って」

拓海「それだあああああああああああ!」

亜季「で、でも! しっかり避妊はしたであります!」

拓海「びょ、びょ、病院は行ったのか!」

亜季「ま、まだであります!」

拓海「早く行って来いよアホかァァァァァ!」

亜季「ダッシュで行ってくるであります!」

拓海「早くしろッ! 間に合わなくなってもしらんぞーーーーッ!!!」

亜季「行ってくるであります!」


<バタン

拓海「はぁ、はぁ…」

拓海(和久井の姉御にCoPの奴、シメてもらわねえとな)






医者「疲労とストレスで周期がズレてるわね。近々来ると思うわ」

亜季「」

医者「妊娠はしてないわよ。心配しなくても大丈夫」

亜季「そ、そうでありますか」

医者「ものすごい形相で駆け込んできたから何事かと思ったわよ。栄養剤出しておくわね」

亜季「は、はい…」カァァ






拓海「事務所の風紀、大丈夫かオイ」

拓海(CuPの野郎もちゃっかりヤって…アイツはないか)

拓海「色恋沙汰はアタシにゃ分かんねえな。当分先の話だろ…たぶん」



次のアイドル
+3

ただいま。
しばらくしたら再開します

<コンコン

拓海「中にいるぜー」

<ガチャ

みく「……」

拓海「オウ、みくじゃねえか。どうした?」

みく「…のあチャンに何か変な事吹き込んだ?」

拓海「…さあ、アタシは何も知らねえな」プイッ

みく「こっちを見ろにゃあああああああ!!!」

拓海「黙秘権を行使する」

みく「うにゃああああああああああ!!!」

拓海「まぁまぁ、お菓子でも食って落ち着けよ。ほら、何がいい?」

みく「パイの実がいいにゃあ」

拓海「ネコ関係のお菓子じゃねえんだな」

みく「共食いになるからイヤなの」

拓海「なるほどねぇ」



拓海「ンで、相談事ってなんだよ」

みく「んくっ、忘れてたにゃあ!」

拓海「本題を忘れんなよ」

みく「みく、困ってることがあるんだにゃあ…」

拓海(結構深刻そうだなオイ…)



相談内容
+2

みく「みく、ある程度イジられるのは別にわかってたにゃ」

拓海「……」

みく「でも最近、イジられ方がキツくなってきたにゃ…」

拓海「……」

みく「事あるごとに、やれ『ファンやめます』だの、『魚食えや前川ァ!』だの…」

拓海「……」

みく「イジられ方が限度を超えてきて、みく、もう疲れたにゃあ…」

拓海「みく」

みく「なn……わぷっ!?」

拓海「……」ギュー

みく「た、拓海チャン!? 急に抱きしめてきて何にゃ!?」

拓海「…よしよし」ナデナデ

みく「あ……」

拓海「ずっと辛い思いしてたんだろ?」

みく「……」

拓海「何かあったらアタシに言え。味方になってやる」

みく「う……」ポロポロ

拓海「今日は好きなだけ泣いとけ。誰にも言わねえから…な?」

みく「ぐすっ……ひっく」

拓海「よしよし。大丈夫だからな」ナデナデ

みく「うううううう……」



拓海「落ち着いたか?」

みく「うん…」

拓海「鼻水垂れてんな。ほら、ちーん」

みく「」チーン

拓海「よし。もう大丈夫だろ」

みく「…拓海チャン」

拓海「ん?」

みく「また、辛くなったら甘えてもいい…?」

拓海「いつでも来いよ。相手になってやるから」

みく「…! じゃあ、またね!」

拓海「オウ」

<バタン

拓海「…プロ意識が高いからこそ、色々溜めこんじまうんだろうな」

拓海(誰かが手を差し伸べてやらねえと、そのまま深く沈んでいっちまうぜ…)

拓海「アタシも助けられたからな……誰かさんに」





P「へぷしっ!」

ちひろ「プロデューサーさん、カゼですか?」

P「いや……誰かが俺の噂をしてるんですよ。可愛い女の子だろうな、きっと」

ちひろ「寝言は寝て言ってください♪」

P「ちょっとくらい可能性を考慮してくれてもいいじゃないですか!?」

いったんきうけい
夜になったら再開します

夜になったので再開します

次のアイドル
+3

<ガチャ

美嘉「やっほー、面白そうなコトやってるね★」

拓海「おー、次は美嘉か」

美嘉「わー、スッゴイお菓子の山!」

拓海「好きなモン食えよ。何がいい?」

美嘉「んー…柿ピーある?」

拓海「えらいチョイスが渋いなオイ。ほらよ」

美嘉「[切腹]の柿ピー好きなんだよねー★」ポリポリ

拓海「アタシはセブンの方が好きだけどな」

美嘉「えー? アレはピーナッツ多くない?」

拓海「ピーナッツ多い方が食ってる感あるじゃねえか」

美嘉「あの辛い種とのバランスが大事なんだよ」

拓海「……って、なんで柿ピー論議になってんだよ!」

美嘉「あ、そうそう。ちょっと相談事があって来たの」

拓海「美嘉の相談事ねぇ…」



相談内容
+2

美嘉「アタシ、最近なぜかロリコン扱いされるようになったの。酷くない?」

拓海「ンだそりゃ…」

美嘉「年下の女の子に興奮するJKなんて言われてるの!」

拓海「ヒデェ話だなオイ」

美嘉「マジありえないしー!」ムキー!

拓海「心当たりはねえのか?」

美嘉「んー……あ、この間みりあちゃんにアイスおごったかな」

拓海「それが原因か…?」

美嘉「ほら、みりあちゃんって莉嘉とよく一緒にいるじゃない?

拓海「あの二人、仲いいもんな」

美嘉「だからさ、妹がもう1人増えたみたいな感じがしてさ。つい甘やかしちゃうの」

拓海「それで色々してやってんのか」

美嘉「うん! ホントかわいいんだよー★この間ゲーセン行ったときなんかね…」

拓海「ふーん…」






美嘉「でね、その時のみりあちゃんがね…」

拓海「うん」





美嘉「でさー! 莉嘉ったらマジで驚いたみたいで!」

拓海「…うん」





美嘉「仁奈ちゃんと薫ちゃんが二人でソファーで寝ててさ、ホントあどけなくてかわいかったんだー★」

拓海「うん、わかった」

美嘉「何が?」

拓海「お前、ロリコンとまでは言わんけど年下好きだろ」

美嘉「えっ!?」ガーン

拓海「無自覚かよ!?」

拓海「今の話の中に、年上が一人でも出てきたか?」

美嘉「……あれ? そういえば、一人も…」

拓海「こりゃ完全に年下好きだな」

美嘉「と、年上とも交友あるよ! 里奈ちゃんとか!」

拓海「1つ上か……もっと上はいねえのかよ」

美嘉「……楓、さん?」

拓海「何で疑問形なんだよ」

美嘉「だってあの人、何考えてるんだかよくわかんないし…」

拓海「カリスマJKをもってしてもお手上げかよ」

美嘉「この間なんて自販機の伊右衛門とにらめっこして、ドヤ顔を浮かべながら何も買わずに立ち去っていったし…」

拓海「なるほど。わからん」

美嘉「他の年上だと…川島さんかなぁ」

拓海「川島さんはどうなんだよ」

美嘉「ファッションの話を振ると、顔が青くなるんだよねー」

拓海(ジェネレーションギャップか。わかるぜ)

拓海「まあアレだ。とりあえず年上と一緒にいる時間を長くすりゃ、自然とロリコンだなんて言われなくなるさ」

美嘉「…ちょっと不安だけど、実践してみるね★」

拓海「頑張れ。いわれねえ悪評に負けんなよ」

美嘉「ありがとー、それじゃあバイバイ★」



<バタム

拓海「…なんか、今までで一番不安の残る相談だったな」

拓海(ひょっとして美嘉はクロ……いやいや、信じてやらねえと)



次のアイドル
+3

<コンコン

拓海「開いてるぜー」



<アケテクダセー! テガトドカネーデゴゼーマス!

拓海「この声は……よっと」

<ガチャ



仁奈「ニナでごぜーますよ!」モフッ

拓海「おう、よく来たな」

仁奈「なんでも、悩みを聞いてくれると聞いてやってきたでごぜーます」チラッ

拓海「そうか」

仁奈「仁奈も悩みがあるでごぜーます」チラチラッ

拓海「……」

仁奈「だから、その、えーと」ジーッ

拓海「お菓子食べてえのか?」

仁奈「……」コクン

拓海「さっきからスッゲエ物欲しそうに見てたからな。ほら、何がいい?」

仁奈「茎わかめが食べたいでごぜーますよ!」

拓海「渋すぎんだろオイ!? あったかそんなモン…」

仁奈「あ! あったでごぜーます!」

拓海「あんのかよ!? 準備いいなオイ!」



仁奈「この間、楓おねーさんが食べてたのをもらいやがったでごぜーますよ」

拓海「何を分け与えてんだあの人は…」

仁奈「『わかめはわかんめえ…ふふっ♪』とか言ってたでごぜーます」

拓海「平常運転だな」

仁奈「この食感と酸味がクセになるでごぜーます」ムシャムシャ

拓海(…仁奈も将来は酒飲みになるのか?)

拓海「で、相談事ってなんだ?」

仁奈「仁奈、今悩んでることがあるでごぜーます」

拓海「オウ、言ってみろ」

仁奈「実は…」



相談内容
+4

仁奈「着ぐるみを着ているから、もふもふされることがよくあるでごぜーます」

拓海「まあそうだろうな。モッフモフだし」

仁奈「もふられるのは別にいいでごぜーますけど、その…」

拓海「その?」

仁奈「き、着ぐるみの隙間から手を入れて触ってくる人がいるでごぜーます…」

拓海「……」

拓海「仁奈」

仁奈「なんでごぜーますか?」

拓海「それは部内者か、部外者か…どっちだ?」

仁奈「ぶない……?」

拓海「ああ、悪い。アイドルか? それともファンの奴らか?」

仁奈「…アイドルの人でごぜーます」

拓海(美嘉……いや、違うか?)

拓海「ソイツが誰なのかハッキリわかるか?」

仁奈「毎回どさくさに紛れて触ってくるからわかんねーです」

拓海「うーん…」

仁奈「でも触られるときはいつも、お団子頭の影が見えてたでごぜーますよ

拓海(愛海ィィィィィ!!!)

拓海「よしわかった。アタシがなんとかしとくから、仁奈はもう心配しなくていいぞ」

仁奈「本当でごぜーますか!」

拓海「オウ。任せとけ」ナデナデ

仁奈「えへへ、ありがとーでごぜーますよ!」

拓海「じゃあな」

<バタム

拓海「……」プルルルル

拓海「あ、清良さんか? ちょっと頼みごとがあんだけどさ、うん」

拓海「そうそう。またやらかしたみてえでよ、仁奈のヤツが怯えてたから今回はキツめで頼むわ」

拓海「3本? いや、5本だろ。手加減する必要ねえよ」

拓海「うん、うん……了解」ピッ

拓海(今回は流石におイタが過ぎんぞ)





愛海「あのー、清良さん」

清良「なんですか?」ニコニコ

愛海「その、物騒な棒状の物体はなんでしょうか」

清良「これは愛海ちゃんにオシオキするために使うものですよ♪」

愛海「…つかぬことを聞きますが、それを一体どのように使うのでしょうか」

清良「この間は3本入ったから、今度は新記録を目指しましょう♪」

愛海「嫌だ! 裂けちゃう! 裂けちゃうから! 許して!」ジタバタ

清良「え?」グイッ

愛海「あっ」ズブッ



<ギニャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



次のアイドル(本日ラスト)
+3

拓海「さて、ちょっと眠くなってきたな」

拓海「ちょっとベッドで横になるか…そりゃ」バッ



こずえ「ばぁー…」

拓海「うォォォォッ!?」ビクッ

こずえ「おどろいたー…?」

拓海「マジでビビったわ! いたのかよお前…」

こずえ「こずえー、ずっといたよー…?」

こずえ「たくみー…」

拓海「どうした」

こずえ「おなやみ…そうだんー、してるのー…?」

拓海「オウ。Pの奴に頼まれてな」

こずえ「こずえもー、そうだんしたいことー…あるよー」

拓海「あんのかよ。言ってみろよ」

こずえ「えっとねー…」



相談内容
+3

こずえ「さいきんねー…ぷろでゅーさーがねー…」

拓海「CuPの奴がどうした?」

こずえ「あんまりー、こずえのことー…かまってくれないのー…」

拓海「……」

こずえ「もっとー、かまってほしいのー…」

拓海「なるほど」

こずえ「おふくもー、きせてくれないしー…」

拓海「それは自分で着ろ」

こずえ「えー…」

拓海「まあアレだ。年齢が低いってアドバンテージを存分につかえ」

こずえ「あどばんてーじ…?」

拓海「多少ワガママ言っても許されるだろ。膝の上の乗っかっても許してくれるさ」

こずえ「むりやりー…?」

拓海「ムリヤリでも構わねえよ。押し通せ」

こずえ「ぷろでゅーさーを…おしたおすー…?」

拓海「うん。ちょっと違うな?」

拓海「とにかくだ。引っ付いて離れないぐらいのことをやってやれ」

こずえ「わかったー…やってくるー…」

拓海「おう」

こずえ「またねー…」



<バタン

拓海「久々に可愛らしい悩みだったな」






こずえ「ぷろでゅーさー…」

CuP「あら、こずえちゃんじゃない」

こずえ「えいー…」ギュー

CuP「あらあら。引っ付き虫ごっこかしら?」

こずえ「むりやりー、おしたおすー…」

CuP「!?」

こずえ「こんやはー…はなさないよー…?」

CuP「誰!? こずえちゃんに変なことを吹き込んだのは!」」

??「これも全部、向井拓海ってやつの仕業なんだ」

CuP「おのれディケイド!!! って違う!」

今日はここまで。
安価とって終わるかとらずに終わるか。どうしませうか

それじゃあ安価だけとって寝ますね


次のアイドル
+5

CuPが女かそれともカマなのか気になる

おはようございます。1です

>>132
男のつもりで書いてました

Absolute Nine買ってきました。かっこいい曲ですね

しばらくしたら再開します

<ガチャ

亜子「やっほー、面白そうな事やっとるね」

拓海「お次は亜子か」

亜子「おー、メッチャお菓子あるやん! 貰ってええ?」

拓海「何がいいよ」

亜子「ポッキーある?」

拓海「ほらよ」ポイ

亜子「おおきに♪ あー、おいひー…」ポリポリ

拓海「ポッキー好きなのか?」

亜子「うん。アタシはポッキー派やねん」

拓海「トッポじゃねえんだな」

亜子「トッポはちょっと太いなぁ。この細さがええねん」ポリポリ

拓海「なるほどねえ」

拓海「んで、用件はなんだ?」

亜子「ちょっち、相談したいことがあるんよ」

拓海「亜子って、特に悩みなさそうだけどな」

亜子「そんな酷い! さくらじゃあるまいし!」

拓海「お前も十分ヒデェよ」

亜子「冗談やで♪ えーっと、実はな…」



相談内容
+2

亜子「…最近、金欠やねん」

拓海「……は?」キョトン

亜子「あー! その顔、信じてないな!」

拓海「だって、なぁ……あの亜子が金欠とか冗談だろ?」

亜子「ホンマなんやて! 今月メッチャピンチなんよー!」

拓海「何がどうしたらそんなことに…」

亜子「最近事務所内で、志希ちゃんが香水売り出したやろ?」

拓海「ああ、なんかやってたな……アタシは買ってねえけど」

亜子「アレにメッチャハマってな…その、給料も全部つぎ込んで…」

拓海「アホかァァァァァ! まさか全額つぎ込んだのか!?」

亜子「う……」コクン

拓海「はぁぁぁぁ……頭痛ぇ」

拓海「…仕方ねえ。志希に直接直談判するか」

亜子「えっ」

拓海「とはいえ、香水作るのもタダじゃねえだろうからな。いくら戻ってくるかは保証できねえ」

亜子「ええよ。給料の支払い日まで過ごせればなんとかなるから」

拓海「んじゃ行くか。アイツはこの時間、だいたいあの部屋にこもってるからな」

【あの部屋】

亜子「えっ、何この物置みたいな部屋は…」

拓海「志希の奴、ここに色々資材を持ち込んでイロイロやってるんだよ」

亜子「えぇ…ホンマ自由やな」

拓海「まったくだ。お、いた」



志希「スンスン……あれー、どうしたのお二人さん?」

拓海「チョイと頼みごとがあってな」

志希「タノミゴト?」キョトン

拓海「お前、最近事務所内で香水売り始めただろ?」

志希「うん。ちょいと実験も兼ねてねー♪」

拓海「その香水で、亜子が破産寸前なんだよ」

志希「あー、確かに亜子ちゃんね、他のコの10倍くらいのペースで購入してくもんねー」

拓海「全額とは言わねえか、代金の一部を返してやってくれねえか、頼む!」

志希「うん、いいよー」

亜子「えっ」

拓海「あっさり!?」

志希「んーとね、あまりにも利益出し過ぎてプロデューサーに怒られたんだよねー」テヘ

拓海「怒られたんかい」

志希「そもそも実験が目的だったけど、面白半分で価格つけたら皆払ってくれるしー。楽しくなっちゃった♪」

拓海「実験…?」

志希「遺伝子と匂いの関係性の実験だったんだけど、今回は亜子ちゃんがビンゴだったんだよねー♪」

拓海「…確認するけど、ヤバイモノは入ってないんだな?」

志希「大丈夫だよー。薬事法に引っかかるようなモノは入ってないからへーきへーき♪」

志希「とりあえずお金は返すねー。ほい♪」ドサッ

拓海「うわっ!? こんなに使ったのか」

亜季「たはは……」

拓海「まったく……今後は気をつけろよ?」

亜子「はーい。たくみせんせー、ホンマおおきに!」

拓海「悪かったな志希。じゃあな」

志希「ばいばーい♪」フリフリ

<バタム

志希「……」

志希(薬事法には引っかかるモノは入れてないけど、依存症がないとは言ってないんだよねー)

志希「ま、出ちゃったら治せばいっか。にゃははー♪」



次のアイドル
+3

<ガチャ

夏樹「うーっす」

拓海「お、夏樹じゃねーか」

夏樹「何かプロデューサーに頼まれたんだって?」

拓海「ああ。相談役になってくれだとよ」

夏樹「ハハハ。まあ、ピッタリじゃねえか?」

拓海「ンなワケあるかよ……全くよぉ」

拓海「Pの奴がお菓子大量においてったけど、何か食うか?」

夏樹「堅揚げポテト」

拓海「」ピクッ

夏樹「あー、もしかしてないのか?」

拓海「残念だけどねえな。他のでもいいか?」

夏樹「んじゃ、煎餅でも食うかな。いただきます」パリッ

拓海(……偶然一致しただけか?)

拓海「ところで、相談事ってなんだよ」

夏樹「ああ。ちょっとプロデューサーには言いづらくてさ」

拓海「何だ、言ってみろよ」

夏樹「実はな…」



相談内容
+2

夏樹「1か月くらい前かな。だりーと一緒にバイク雑誌読んでたんだよ」

拓海「おう」

夏樹「そうしたらだりーの奴、トライクを気に入ったみたいでさ」

拓海「あー、アイツああいうの好きそうだな」

夏樹「『私もトライク乗るために免許とるぞー!』って意気込んだのはいいんだけど…」

拓海「けど…?」

夏樹「トライクが二輪免許で乗れねえのを伝え忘れてて…」

拓海「」

拓海「ま、まさかアイツ…」

夏樹「ああ……二輪免許を取りに行っちまった」

拓海「何で止めねえんだよ!?」

夏樹「いやー…流石に知ってるかと思ったんだけどな」

拓海「知る訳ねえだろ! あの李衣菜だぞ!?」

夏樹「うへー、拓海センセーは言い方が厳しいや」

拓海「仕方ねえな……早めに真実を伝えてやらねえと」

【説明しました】

李衣菜「」チーン

拓海「あー…やっぱりこうなったか」

夏樹「スマン、だりー…」

李衣菜「」ズーン

拓海「……ちょっと時間くれるか?」

夏樹「え?」

拓海「何とか説得してみる」

拓海「李衣菜、ちょっといいか?」

李衣菜「……なに?」

拓海「いいか、バイクでも……」

李衣菜「……」ピクッ

拓海「特にな、これが……」

李衣菜「……」ピクピクッ

拓海「どうだ? 興味湧いてきたか?」

李衣菜「……なつきち」

夏樹「ど、どうした?」

李衣菜「私、ゼファーに乗るよ!」ペカー

夏樹「そ、そうか」

李衣菜「いやー、トライクよりもさー、やっぱ2輪の方がロックでしょ」

夏樹「……」

拓海「まぁ、ゼファーの知識を刷り込んで誤魔化しただけだけどな」

夏樹「……なんかスマン」

拓海「構わねえよ。ゼファー仲間が増えるからな」

夏樹「つーかだりー。お前、バイクの腕前はどうなんだ?」

李衣菜「……そ、そこそこだよ」プイッ

夏樹「本当は?」

李衣菜「……この間、教官の人に笑われるレベルでした」

夏樹「こりゃ、前途多難だな…」

拓海「アタシが教えてやろうか?」

李衣菜「ホント!?」

拓海「ただし……やるからにはガチでやるからな?」

李衣菜「お、お手柔らかに」

拓海「1週間で見違えるぐらいにしてやるぜ」ニヤッ

李衣菜(恐い…!)

夏樹(…死んだな、だりーの奴)


後日、事務所で灰になる寸前の多田李衣菜が発見された。
「李衣菜チャン大丈夫にゃあ!? 誰か、誰か助けてくださいにゃあ!」と、周りに助けを求める前川みくの姿があった。
なお、免許は無事にとれた模様。

いったんきうけい。
夜になったら再開するですよ。

ちなみに今日で完結させますのであしからず。

すき煮丼食べたんで再開

次のアイドル
+3

<コンコン

拓海「入っていいぜー」



<ガチャ

智絵里「あ、あの…」

拓海「おー、智絵里か」

智絵里「こ、こんにちは!」

拓海「そんなに硬くならなくていいぜ。何かお菓子でも食うか?」

智絵里「そ、それじゃ…アルフォートを」

拓海「アルフォートか。ほらよ」

智絵里「……」サクサク

拓海「……」ジーッ

智絵里「……」サクサク

拓海「……」ジー

智絵里「あ、あの……どうかしましたか?」

拓海「いや、なんかそうやってアルフォート齧ってるのを見ると、小動物みてえだなーって」

智絵里「そ、そうですか…?」キョトン

拓海(かわいい)

拓海「ところで、何か悩みがあんのか?」

智絵里「…はい」

拓海「よかったら聞かせてくれねえか?」

智絵里「その、実は…」


相談内容
+3

智絵里「かな子ちゃんって…よく間食してるじゃないですか」

拓海「そうだな。この間はドーナツ食ってたな」

智絵里「そのせいか…最近、衣装がちょっとキツそうになってて…」

拓海「あっ…」

智絵里「だから、間食を控えたほうがいいと思うんですけど…なかなか言い出せなくて」

拓海「そりゃ言いづらいな」

拓海「だけど、一回ガツンと言ってやった方がいいな」

智絵里「えっ」

拓海「このまま放置しとけば、なによりかな子の為にならねえ。智絵里、行くぞ」

智絵里「は、はい!」

【言いました】

かな子「……」ズーン

拓海「最後に体重は買った時から、何キロ増えたんだ?」

かな子「に、2キロぐらい…」

拓海「……本当は?」

かな子「……4キロ増えてました」

智絵里「そ、そんなに…」

拓海「こりゃあ早急に手を打たねえとマズイな」

智絵里「間食を控えて、運動量を増やせば」

拓海「それでもいいんだが…それをやるとかな子の肉感が死ぬ可能性がある」

智絵里「じゃあ、どうすれば…」

拓海「うーん……あ」

智絵里「何か思い浮かんだんですか…?」

拓海「アレならひょっとしたらいいかもしれねえ」

かな子「アレ…ですか?」

【数週間後】

かな子「杏ちゃん、マシュマロ食べる?」

杏「あむ……たまには悪くないね」モキュモキュ

智絵里(あれからかな子ちゃんの体重は元に戻りました)

かな子「あむっ…」モキュモキュ

杏「かな子ちゃんってホントにおいしそうに食べるよね」

智絵里(片桐さんを頼って、スパ…?ってところに通ってたそうです)

かな子「最近色っぽくなったって言われるようになったの。なんでだろ?」

杏「うん。なんかエロくなったよね」

かな子「エロっ!?」ガーン

智絵里(以前よりもファンが増えたそうです。良かったですね…かな子ちゃん)



次のアイドル
+3



<ガチャ

輝子「……フヒ」

拓海「次は輝子か」

輝子「ヤア、シイタケクンダヨ!」

拓海「おう、シイタケクンもこんにちは」

輝子「……そ、そこはノリツッコミが欲しかった」

拓海「お、おう。悪い」

拓海(ど、どうすりゃいいのかわかんねえよ!)

拓海「そうだ。なんかお菓子でも食うか?」

輝子「た、たけのこの里って…ある?」

拓海「えっ」

輝子「も、もしかして……ないのか?」

拓海「いや、あるけどよ…輝子ってたけのこ派なのか」

輝子「私はたけのこ派……ち、ちなみに幸子ちゃんはきのこ派」パカッ

拓海「逆だろ普通!?」

輝子「ふ、フヒ…よく言われる……あ、おいしい」サクサク

輝子「そ、そうだ…拓海さんに相談したいことがあ、あるんだ…」

拓海「おう、やっと本題か」

輝子「ちょ、ちょっと…親友には言いづらいから…」

拓海「何でも言ってみろよ」

輝子「実は…」



相談内容
+2

輝子「…おっぱいって、ど、どうやったら大きくなるんだ?」

拓海「は?」

輝子「た、拓海さんは、おっぱいが大きいから…何か知ってるかと」ペターン

拓海「ンな事言われてもよ…勝手にデカくなったからな」バイーン

輝子「そ、そうなのか……」

拓海「つーか、デカくてもいいことねえぞ? 肩は凝るわ、野郎の視線が鬱陶しいわで」

輝子「ファーーーーーック!」クワッ

拓海「」ビクッ

輝子「あっ……ご、ごめんなさい」

拓海「ビックリしたわ…」

輝子「……」シュン

拓海「何でおっ…胸をデカくしたいんだよ」

輝子「……親友の机の引き出しに、おっぱいの大きい女性のビデオが…」

拓海「……」

輝子「や、やっぱり…大きい方が好きなのかな…」

拓海「…迷信かもしれねえが」

輝子「え?」

拓海「男に揉んでもらうとデカくなるとか…」

輝子「フヒッ!?」

拓海「あくまでも聞いた話だけどな。どこまで本当かわかんねえぞ」

輝子「そ、それでも…いい。可能性があるなら……か、賭けてみたい」

輝子「あ、ありがとう…さっそく試してみるぜ…」

拓海「おー」フリフリ

輝子「フヒ…」



<バタム

拓海(そのまんまでいいのにな。何も焦る必要なんて…)

【後日】

輝子「…親友に頼んだら、断られた」

拓海「だろうな」

輝子「あと……す、すごく謝られた」

拓海「ほう」

輝子「『スマンかった輝子オオオオオ! お前はそのままでいいんだ!』って勢いで……ビデオも処分したって…」

拓海「……」

輝子「…ちょ、ちょっとだけ、嬉しかった……ありがとう、拓海さん」

拓海「…アタシは別に、何もしてねえだろ」

輝子「き、きっかけをくれたのは拓海さんだから……何もしてないなんてことは、ない…ぞ」

拓海「…そうかい。どういたしまして」

最後のアイドル

+4

<ガチャ

裕美「こんにちは…」

拓海「おう、裕美か」

裕美「拓海さんが何かやってるって聞いたから…」

拓海「みんなの相談役モドキみてえなことだよ」

裕美「拓海さんは皆に信頼されてるから…ぴったりだよ」

拓海「そ、そうか…? まあ、ありがとな」

拓海「そうだ。なんか菓子たべるか?」

裕美「ハーベストってある…?」

拓海「あるぜ。ほらよ」

裕美「ありがとう…」サクサク

拓海「ハーベスト好きなのか?」

裕美「うん、好きだよ。それに…」

拓海「それに?」

裕美「これを食べてたら、自然と笑顔が作れるようになるかなって…えへへ」

拓海「」キュン

拓海「んんっ…ところで、何か相談事があって来たんじゃねえのか?」

裕美「うん…ちょっと、悩み事があって」

拓海「笑顔とはまた別件か」

裕美「うん…実はね」



相談内容
+3

裕美「実は私…皆に会うようなアクセサリを作ってるんだ」

拓海「アクセサリー作りが趣味とか言ってたな」

裕美「うん。だけどね…なかなか渡すタイミングが掴めなくて」

拓海「ありゃりゃ」

裕美「皆に渡したいんだけど…言いそびれたりして」

拓海「よし。アタシも手伝うぜ」

裕美「あっ…待って!」

拓海「どうした?」

裕美「拓海さんにも作ったの…受け取ってくれる?」

拓海「アタシにもか?」

裕美「うん。ちょっと誕生日には早かったけど…ブレスレットだよ」

拓海「ネックレスはもってるけど、ブレスレットは持ってねえな」

裕美「だと思ったから作ったの…はい、どうぞ」

拓海「これは…貝殻のブレスレットか!」

裕美「海を連想させるアクセサリがいいと思ったの」

拓海「こいつはオシャレだな。手間も時間もかかったろ?」

裕美「大体1週間くらいかな…?」

拓海「大事にするぜ。サンキューな!」

裕美「気に入ってくれた…?」

拓海「当たり前だろ? 裕美がアタシのために作ってくれたんだぜ?」

裕美「えへへ…嬉しいな」

【それから】

真奈美「ほう…貝殻のイヤリングか。これは凄いな」

柚「アタシにはネックレスだー! すごいよこれー!」

のあ「……指輪。綺麗ね」


キャイキャイ
ヤイノヤイノ

拓海「気に入ってもらえたな」

裕美「うん…!」

裕美「あとは、笑顔が自然に作れたら…」

拓海「…そこはもう心配いらねえんじゃねえの?」

裕美「えっ?」

拓海「今の裕美、自然に笑えてたぜ?」

裕美「えっ…本当に?」

拓海「ほれ、鏡」スッ

裕美「あっ…本当だ」

拓海「もう大丈夫だな」

裕美「拓海さん」

拓海「ん?」



ぎゅっ

裕美「ありがとう」ギュー

拓海「…どういたしまして」

拓海(感謝でハグとはずいぶん大胆になったじゃねえか。裕美)





拓海「うへぇ…疲れた」

P「お疲れさん。随分多くのアイドルを相手にしたみたいだな」

拓海「こんな役回りはカンベンだぜ。身が持たねえよ」

P「結構好評だったから、もうしばらくやって欲しいんだけどなー」チラッ

拓海「餌で釣ってもやらねえぞ」

P「ちぇー。残念」

拓海「おい」

P「ん?」

拓海「…たくみせんせーは腹減った。メシ、連れてけ」

P「どこがいい?」

拓海「…アンタと最初に行った店」ボソッ

P「了解。それじゃ、行きましょうか。拓海センセ?」

拓海「おう」

おわり。

初の安価スレでした。レスくれたみなさんありがとう
読んでくれた人ありがとう。それじゃあまたどこかで

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