モバP「ありすゥ!結婚しろオォ!!」 (89)

ありす「……」ポチポチ

P「……」

ありす「……」ポチポチ

P「………あれ?ありすー、ありすちゃーん?」

ありす「橘と呼んでください」ポチポチ

P「あ、はい…橘さーん」

ありす「なんですか?」キョトン

P「聞いてなかったァァァァぁーーーーーーー!!!!」ズシャァッ

ありす「あ、すみません。今読書してました」

P「これだから現代の若者は…っ!」グスッ

ちひろ「そんな事よりプロデューサーさん、貴方の人生にアシスタントはいかがですかっ?」

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(脳内パッションの気分がありすでした)

P「しかもこの前名前で呼んでいいって言ったのに……もう橘なんて嫌いだーーー!うわーーーーん!!!」ダッ

ありす「」ガーン

ちひろ「あぁ…行っちゃった」




ありす「…嫌われた」ズーン

杏「今のはタイミングだよねー。どっちもさ」

ありす「杏さん…」

杏「何で私が事務所にいるかって?きらりから逃げるために止む無くいるだけだよ。仕事するつもりでいるわけじゃないんだからね」

ちひろ「もしもしきらりちゃん?杏ちゃんがこっちに…」

ありす「……」

P『橘なんて嫌いだーーー!』

ありす「…………」ハァ

菜帆とままゆもあるんです…(ボソッ

きらり「杏ちゃーーん!」ドカーーン

杏「きらりが壁突き破って来たぁ!」

ちひろ「隣に扉あるじゃないのぉぉぉぉお!!!」

きらり「?? ちひろさんご機嫌斜め?そぉいぅ時はぁ、一緒にはぁぴはぁぴするにぃぃぃ~~っ」ギュゥゥゥゥゥ

ちひろ「まあ゛あ゛ぁぁぁぁーーーーーッ?!!!」メキボキバキ

杏「ひぃぃ…」ブルブル

ありす「……」ハァ

きらり「ありすちゃんもご機嫌斜めだにぃ?」

ありす「あ…きらりさん、こんにちは」

きらり「にゃっほーい!ありすちゃんも~」

ありす「も、持ち上げないでください」ジタバタ

きらり「かぁわうぃ~☆」

ありす「わぁっ」

杏「わかるかい…その高度の恐怖。さらに杏としてはこの歳でされると辛いものがあるんだよ」

きらり「杏ちゃん発見!レッスンの時か」

杏「さらば!」ダッ

ズルッ

杏「なにぃっ!?」

ドテーーン

きらり「そんな事もあろうかと扉の前にキャンディーをいっぱい転がしておいたんだにぃ」

杏「ふ、不覚……がくっ」

きらり「杏ちゃんかくほぉ~!ばっちしだにぃ☆」

ありす「だ、大丈夫ですか杏さん」

杏「うぅ…よもや飴玉をこんな事につかわれようとはね……もう立ち上がる気力もないよ。あ、これおいし」ヒョイピリッパクッ

ありす「…包装紙はこっちに捨ててください」

杏「あんがとー」

きらり「ありすちゃん、やっぱり元気ないにぃ。もっとはぐはぐすぅ?」

ありす「…大丈夫です。それと、橘と呼んでください」

きらり「ありすちゃんはありすちゃんだにぃ?」

ありす「ですから…」

きらり「ありすちゃん、はぐぅぅぅ~~」ギュッ

ありす「…」

杏「おかしい、何かがおかしい」

きらり「ついでに杏ちゃんもぉぉ~」

杏「え」

きらり「はぐはぐぅぅぅ~~~っっ!」

杏「うぎぎぎぎぎぎ」メキメキ

きらり「これでみんなハピハピだにぃ!」

杏「」

ちひろ「ダメよ杏ちゃん…仮にもアイドルが本気の白目は…!目を覚まして…!!」

きらり「ちひろさんを忘れてたにぃ」ギュッ

ちひろ「ヒッ」

きらり「はぐぅぅ~~~っ!」

ちひろ「あ゛あ゛ぁ゛ぁぁぁぁ…」メキメキメキメキ




ありす「……」ハァ



きらり「ありすちゃん、まだご機嫌斜めだにぃ…」

杏「プロデューサーにちょっとしたいじわるしちゃったからね。凹んでるんだよ、そっとしといてあげなよ…あといい加減離してよ高いんだってば」

きらり「喧嘩しちゃったー?むぅ、そんなのよくなぁぁーい!」

杏「ぐぁっ」メキメキメキメキメキメキメキメキ

きらり「ありすちゃん!」

ありす「は、はい?」

きらり「Pちゃんとこに行くよー!」ヒョイッ

ありす「えっ?え??」

杏「……え?あ、杏も行くの?」

きらり「にょわーーー☆」ドドドドドドド

杏「ゔっ」

ありす「な、何がどうなってるんですかーーーー??!」




ちひろ「」


ちひろ「」



ちひろ「」

P「……」

P(I am 大人気ない。何を焦ってたんだか…)

『あなたの疲れに届きますように。栄養補給は…』

P「お」

P(ありすもCMに出るようになったり忙しいくなったなぁ。それもこれもあいつ自身頑張ってくれて…)

P「……ありすぅ、立派になって…それなのに俺ってやつは……」グスッ


ヒソヒソ





きらり「にゃっほーい!」ドカーーン

凛「うぐっ」ゴンッ

卯月「うひゃぁ!?……り、凛ちゃーん!?」

未央「しぶりんの頭に…ア、アイドルに似つかわしくない大きさのたんこぶが…!」

トレ「なになに?何事で……レッスン場の壁がーーっ!!?」


ありす「…乗り物酔いみたいな感じです……」

杏「……」シーン

きらり「んー。Pちゃんいないっ!つぎつぎー!」

ドカーーン

トレ「ま、また壁が…」

卯月「な、なんだったの…?」

未央「さぁ…」

凛「んふふふふふふふふふぅ。そんな事より出雲大社でおかき食べない?」キリッ


乃々「もりくぼ第二の安息の地…空き地の土管の中も中々居心地が良」

ドカーーン

きらり「ここにもいないにぃ」

乃々「い、命だけは、命だけは何卒ご勘弁ですけど……」ガクガク

きらり「乃々ちゃん見~っけ!一緒に行こー☆」ヒョイッ

乃々「なぬな、何ですか離してくださいもりくぼは美味しくないですけど……!!」

杏「これは地獄行き特急列車きらり。一度乗車したからにはプロデューサーを発見するまで止まることの無い暴走列車だよ。杏みたいに諦めるんだね」ハハ

乃々「どういう…」

きらり「しゅっぱーーつ!☆」ドドドドドドド

乃々「うひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」




P「うーんこの」

ヒソヒソ

P(ありすにはもっと子供っぽさが出るような衣装もいいかもしれないが……嫌がりそうだなぁ)

P「……おっ、すみませんそこのお嬢さん!お時間よろしいですか!?是非とも芸能界に」

「だが断る」スタスタ

P「……最近の子は冷たいなぁ」

「すみません」

P「はい?」

「子供服売り場のショーウィンドウに張り付いて挙動不審なTHE不審者がいるとの通報があったのですが……少々、お時間よろしいですか?」


P「」







prrrrrr


ちひろ「はい……346プロ千川ちひゴフッ、ちひろです…」

『中央警察署の者です』

ちひろ「ちひっ!?」

ちひろ(マズ、マズい。これはマズいわ千川ちひろ。地下にはまだ捌ききってないスタドリとかちょっとアレなMCの山が……)

ちひろ「な、何の御用でしょうかかか?」

『それが…』

《イベントですよ!イベントですよ!》


凛「……この音は」




まゆ「346プロ緊急メールの着信音…」




智絵里「ど、どうしよう…何かあったのかな」



響子「……な、何…このメール」



『───mission───
警察に捕まったプロデューサーさんを救出せよ。

プロデューサーさんが女児向け服売り場にて不審な行動を取っていたところを通報され、連行。

事情聴取を受けているものの、「俺はただ服を選んでいただけだ」「着せるために決まっているだろ!」と、自分から首を絞めにいっている様子。

どうにかしてください。

失敗した暁には346は潰れます。キャハッ☆

成功報酬はプロデューサーさんと1日オフでお出かけできる券を配布します。以上。

ちひろ』

ありす「……」

杏「そろそろこっちの業界からも引退だね」

乃々「諦めるのが早すぎですけど…」

きらり「Pちゃん見つかったにぃ?」

杏「警察署だってさー」

きらり「うきゃーっ☆しゅっぱーっ!!」ドドドドドドド

杏「…冗談だよね?まさかきらりとはいえど公的機関の壁突き破ったりはしないよね?」




凛「だから、プロデューサーを引き取りに来たの」

まゆ「早くあわせてくださぁい」

「そうは言ってもね…」

智絵里「返して……あの人を返して……返してください…」

「いや、取り調べ中だから…」



響子「うーん、この部屋じゃないなぁ。こっちかな」ガチャッ

「ちょっと!」


ありす「…おろしてください」

きらり「んぅ?」ドドドドドドド

ありす「私には何もできません。所詮は『子どものくせに』とあしらわれてしまうだけでしょう」

杏「……」

ありす「……」

乃々「お、おち、落ちる、落ちてしまうんですけどぉぉ~~!!」

杏「ありすちゃ…橘ちゃんがそれでいいならいいけどさ。プロデューサー、助けたくないの?あぁいや、 警察行こうぜ!ってわけじゃないよ」

ありす「…ですが……」


P『橘なんて嫌いだーーー!』


ありす「……っ」ズキッ

杏「もうさ、嫌われたとかそういうのは関係ないんだよ。大事なの橘ちゃんがプロデューサーを迎えに行きたいかそうじゃないか、だよ」

ありす「それは……」

杏「それにさ、プロデューサーは本当に嫌いになったわけじゃないと思うなー杏的には」

ありす「え……?」

杏「だから大丈夫。ちゃんと仲直りして来なよもう」






凛「いい?今日は休戦だからね」

まゆ「最優先事項は救出、ですねぇ」

智絵里「私に、できるかなぁ…」

響子「こっち!」ガチャッ

凛「おい」

まゆ「プロデューサーさんを見つけ次第、連絡と脱出ですねぇ」

凛「その方が効率的だね」

智絵里「うぅ……大丈夫かなぁ」

響子「うーん」ガチャッ





凛(プロデューサーと1日オフでお出かけできる券…)

まゆ(今までもこれからも忙しくてあまり取れないオフと…)

智絵里(なにより…プロデューサーさんと一緒にお出かけ……)

響子(こんなチャンス…滅多にない……!!)

芳乃(でしてー)


凛「じゃあ私はこっち」

まゆ「まゆはこっち…ですねぇ」

智絵里「私は…えと、こっち……」

響子「お先に~」ダッ

凛「あ!……はぁ、まったく」






凛(ふふ……ごめんねみんな)


まゆ(見つけたら2人で脱出…連絡はその後……ふふっ)


智絵里(四つ葉のクローバーよりも貴重な一時…誰にも渡しませんっ…!)

響子(勝つのは……)





「「「「私ッ!」」」」

なんかつまらんなもっとストレートにP×アリスもの書いてくれよ

>>52
すいません、すいません

「いい加減に吐けオルァ!!」

P「」ビクウッ

「あんな所で何してたんだ?いいや言わなくていい、アレだろ?ロリ魂なんだろ?」

P「いやいや、そんな」

「さて…えー、職業は?」

P「芸能プロダクションの…」

「はいはい無職無職。まったく…この手の輩は大抵無職だから困ったもんだ」

P(聞いちゃいねぇ)

「連れてこられた時ケータイ持ってたよね。ちょっと見せてよ中身」

P「別に構わ……あ」ハッ

「やっぱり盗撮かなんかしてたのか。素直に見せろ」

P「いや、してないっス。少なくともさっきはしてなかったです!」

「さっきは……?」

P「あ、いや」

「出せ」

P「えー、そのー…」サッ

「出せって言ってんの!!」パシッ

P「あぁぁぁぁぁぁーーー!」

P(詰んだ……俺詰んだ…すまない愛しのアイドル達…………特にありす……)

「ホーム画面…何この子、あんたの娘?」

P「違いますけど」

「やっぱりか」

P「はい。……はい?」

「パスコードは?」

P「も、黙秘します!プライバシーですよ!プライバシー!」

「黙れ。ロリコン死すべし慈悲はない!全員纏めて箱にブチ込んでやる!かみさんに出てかれてこっちはイライラしてるんだ早くしろ!!」

P「ろ、ロロロリコンちゃうわ!好きな子がロリなだけだ!!ていうかほぼ八つ当たりじゃねぇか!!」

「……」

P「……ハハッ」

「……」

P「はぁ…」

「素直に中を見せろ」

P「くっ…パ、パスコードは……07、31…」

「07、31と…」

P(こ、こんなの違法だろ違法!しかも…こんな所でッッ!!)

「なんだその目は。言いたいことがあるなら言ってみろ!何も言えんだろうがなぁ!!クカカキクケコォ!!!」

P(畜生畜生チクショウ……チクショォォォォオオォォォオ!!!!)



『論破します』


ドカーン!!!!

P「うおぉ!?」

「な、なんだぁ!?」


きらり「Pちゃん見ーーっけ!だにぃ☆」

杏「あわわわわ…まさか本当に突撃翌隣の警察署するなんて……」

乃々「」


P「き、きらり…杏に、森久保ォ!」

乃々「な、なんでもりくぼだけやたら気合の入った呼び方なんですか……」



ありす「まったく…何をしでかしたらこんな所に連れてこられたかと思えば…相変わらずですねプロデューサーさん」

P「あ、あぁ……Alice!!!」

ありす(発音がいい呼び方って…いいかも)ハッ


ありす「って、そんな事態じゃありませんね。そこの警察の方」

「きみは…こいつのケータイの待ち受け画面の写真の子!」

ありす「え?……あ、いえ、とにかくそこの警察の方」

「な、なんだ?」

ありす「この人に変わって……私が貴方を論破します。私の大切な人をいじめた事、後悔してください」




凛「こっちからプロデューサーの匂いが…」

まゆ「こっちからあの人の気配が…」

智絵里「こっちから…?」

「「「あ」」」


凛「…ふ、フーン?考える事は同じ…みたいだね」

まゆ「……みたいですねぇ」

智絵里「ま、負けません…!」


響子「この部屋から大きな音がしたようなー?」ガチャッ

凛「ちょっ…いつの間に」







ありす「なんですか?その程度ですか?」

「すみません……すみません…俺はダメな奴です…………」

ありす「そんなだから…」

P「あ、ありす…そこまでにしよう?な?見てて悲惨過ぎ……お?」




凛「……なにこれ」

まゆ「先客…みたいですねぇ」チッ

智絵里「悔しい…です…」

響子「プロデューサーさん!大丈夫ー?」

P「えっ何でお前らいるの」

「本当すいません……すいませんでした…」

ありす「もういいです。わかったなら早く追いかけてあげた方がいいと思います」

「は、はい!まってろよカーチャーン!!!!」


P「…まるで今までのシーンが作者のご都合主義で片付けられたみたいに助け出されてしまった」

ありす「……その、プロデューサー」

P「違うから、俺はありすが好きなだけであってロリコンではないっていうか!!」

ありす「え」

P「あ」



凛「」ビシッ

まゆ「」ピシッ

智絵里「」ガーン

響子「寝とるか…」ボソッ



ありす「な…」カァァ

P「あ、あはは…やっぱ変だよ、な。大人なのにさ…」

ありす「そんな、事は…」

P「あり……橘も俺の事嫌いに…なったよな」ハァ

ありす(……っ)

ありす「あ、あの!」

P「は、はい!?」

ありす「……って、…ださい」

P「え?何だって?」




ありす「あ、……ありすって、呼んでください…!」



P「」

ありす「…」

P「え…いいの?」

ありす「プ…プロデューサーだけになら…」ボソッ

P「あ…」

ありす「っ」ドキドキ

P「ありs」カツーン!

ありす「……?プロデューサーのケータイ…?」ヒョイッ

P「あっ」

【カメラロール】
<ありす寝顔1>
<ありす寝顔2>

ありす「……」スッ

<ありすお食事中>
<ありすお着替え>
<ありす衣装>
<ありすライブ中>
<ありす






ありす「…………」

P「……あ、ありすー…ありすさーん……?」

ありす「……プロデューサーのケータイは、今から」

P「待って、撮るの大変だったの!取り上げるのだけは勘弁し」

ありす「…」ニッコリ

P「ホッ」




ありす「大破します」バキィッ


P「嘘ォおぉぉおおぉぉぉぉ!!!!!??!」






ちひろ「それで代機ですか」

P「えぇ、まぁ…」

ありす「当然です。警察に見られていたら私でも擁護できません……というか完全に犯罪です」

P「溢れ出るパッションがさぁ!でも安心してくれ、やましい事には使ってないZE☆」

ありす「や、やましい事って何ですか…」

P「そりゃナニ…」

ちひろ「アイドル事務所ですよ」ゴッ

P「痛ッ」

ありす「…言ってくれればいつでも撮らせてあげても……」ボソッ

P「よっしゃ早速ハイチーズ!」

ありす「何でこんな時だけ聞こえてるんですか!?……と、撮りすぎです!!」パシャパシャ


ちひろ「じゃあ、今日のMVPのあり…コホン、橘さんにはコレをプレゼントしましょうね♪」スッ

ありす「何ですか?」

《オフでお出かけできる券with P》




ありす「……」

P「遊園地とか久しぶりだなぁ!何から乗ろうか、ジェッコーか?やっぱジェッコーなのか!?」

ありす「何をそんなにはしゃいでいるんですか。子供みたいですよ」

P「ありすは相変わらず大人っぽい…………なんて言うと思ったか!!!」ヒョィッ

ありす「ひゃあっ!?」

P「何が何でも今日1日でありすの子供っぽいところをたくさん写真に収めてやるぞ!無論、思い出作りもな!!」

ありす「!?」

P「まずはジェッコー……いや、メリゴーにレリゴー!!!」ダッ

~♪♪♪

P「メリゴーといえばやっぱりお馬さんだよな」

ありす「二人乗りでは無いような気がするんですが」

P「乗りにくいか?」

ありす「……まぁ」

P「後ろが乗りにくいなら前に来い。よっこいしょ」

ありす「あ、あの…べつに子供扱いとかは、しなくていいんですからっ…!!」

ありす(プロデューサー近い近い近い)

P「いやこの方がいいと思う。この方がありすの可愛い顔も拝める」

ありす「か、可愛い…?」

P「そーそーその顔。はいチーズ」パシャ




P「お腹減った」

ありす「…まだ入って30分です」

P「でもお昼じゃん?なんか食べようぜ」

ありす「時間は限られてるんです。より多くのアトラクションを巡」グゥゥ

P「……ふっ」ニヤリ

ありす「~~っ」カァァ

P「……」

ありす「食べないんですか?」

P「いや、移動しながら食べるものにしようとは言ったけどさ」

・イチゴバーガー
・イチゴクレープ
・クレープ+イチゴホイップ
・イチゴジュース
・苺

P(うっ)

ありす「?」モグモグ

P(なんでこんなに苺尽くしなんだよ…最後のにいたってはただの苺じゃないか……)

ありす「……た、食べますか?」スッ

P「……これありすのじゃん」

ありす「だから、食べますかって…聞いてるんです……っ」

P「いただきます!!!」パクッ

ありす(間接…)ポッ

P「ありすと間接キッス!!俺は幸せだーー!!!」


ザワザワ

ありす「…………、ここんな所で何を叫んでるんですか!?行きますよ!」ハッ




P「あっという間に夜か…この観覧車で最後だな」

ありす「高いですね……あ、綺麗…」

P「ありすの方が綺麗さ」キリッ

ありす「…………」

P「…やっぱりくさすぎた……かな?」

ありす「………………えへ」

P(!)

ありす「……プロデューサーにしては、及第点です。この調子で私を大人扱いしてください」

P「大人に憧れるのは分かるけどなぁ。…そんなに急ぐ必要も無いし背伸びする必要もないんだぞ」

ありす「…プロデューサーの隣に立つなら、子供のままだと不釣り合いだと思いますから。私は早く大人になりたいです」

P「そんなの関係無いって。気にしすぎだよ」

ありす「でも……」

P「はいはい観覧車は終わりだ。降りた降りた」

ありす「……」


P「さて、と。飯食って帰るか」

ありす「……」

P「…納得いかない感じですねお姫様」

ありす「子供のままでは…やっぱりダメです」

P「…」ハァ






ありす「」ウトウト

P「起きろー。飯屋に着いたぞー」

ありす「はっ……ね、寝てません。子供じゃないですから」

P「よだれついてるぞ」フキフキ

ありす「んーっ!」

ありす「……」

P「どうした?入らないのか」

ありす「あの、失礼かもしれないんですけど……プロデューサーのお給料だと…こんな豪華なお店に予約なんて、無理してませんか」

P「ちょおま…む、無理してないし。俺くらいになると何度も来、来てるし……?」

ありす「本当に大丈夫なんですか…?」

P「…いいから入ろう。お腹ペコペコなんだ」グゥゥ

ありす「」

P「ほらな?」

ありす「…ふふっ」クスッ




P「……」ソワソワ

ありす「…プロデューサー、メニューが逆さまですよ」

P「えっ、あ。あははは…」

ありす「もう…」ハァ

P(緊張してきた……え、料理がこんなに高いの…カード使うか)

ありす「ごちそうさまでした」

P「はいお粗末様でした」

ありす「大人っぽくて素敵ですね、このお店」

P「そういえば、俺ってありすの誕生日に仕事入ってお祝いできなかったじゃん?」

ありす「…急にどうしたんですか」

P「というわけで遅くなったんだけど……はい」コトッ

ありす「……」

P「食後って事で小ちゃなケーキなんだけどさ、イチゴだしいいかなって(?)。ん、いや何かおかしいなこれは」

ありす「そ、そんな事よりプロデューサー……ケーキの上にある、これって……」


P「あ、はい。3ヶ月分です」

ありす「……!」

P「ありすって可愛いからこの先何人も男が寄って来そうじゃん?だから先にこっちも予約っていうか…まぁ、そういう事なんですけどね?」

ありす「そんな…」

P「指のサイズは合ってると思うけど…はめてみてくれないか」

ありす「…プロデューサーが、はめてください」スッ

P「……いいのか?」

ありす「…」コクン



ありす「…………綺麗」

P「えー、と。……お、おりぇっ、おりぇと…………」

ありす「……」

P「すー、はー。よし。……俺と、将来的に…だな」

ありす「……はい」




P「ありす、結婚してくれ」

ありす「はい……っ!」









ちひろ「……」

P「という事で婚約の運びとなりました」

ありす「えへ…えへへ……」スリスリ

ちひろ「朝からあり…橘さんがプロデューサーさんにデレデレだと思えばまさかそんな事が……」

ありす「あの、ありすって…呼んでください」

ちひろ「え……いいの?嫌いなんじゃ…」

ありす「昨夜からプロデューサーにずっと囁いてもらって……好きになりました、この名前っ」

P「えへへ…」テレテレ


ちひろ「えぇい、プロデューサーさんの嫁枠はこの千川ちひろ一人で十分です!!橘さん……いえ、ありすちゃん!決闘よ!!!!!」

凛「それなら」

まゆ「まゆ達も」

智絵里「黙って見ていられません……!」

響子「夜伽なら負けませんけど」



P「な、何故…」

ありす「……」

P「……ありす?」

ありす「……何を言うかと思えば」

「「「「「!」」」」」

ありす「私とプロデューサーは結婚を前提とした婚約をしています。そこに割って入れるとお思いですか?」

ちひろ「そ、それは…」

凛「それは違うよ」

まゆ「愛さえあれば…関係、ありませんよぉ」

智絵里「……そ、そんなの、無理…ですっ」

響子「智絵里さんのプロデューサーさんへの愛はそんなものなの?」

智絵里「でも……」ボッ

ちひろ「……何をしてるの?」

響子「ちょっと夜伽について説明してました!」

智絵里「~~っ」

ちひろ「」


ありす「夜伽…?」

P「いやほら、昨夜のアレの事だろ多分」

ありす「え……っ///」ドキィッ



凛「は?」ギラッ

まゆ「プロデューサーさぁん?」ニッコリ

ちひろ「詳しくお話し聞かせていただきましょうか」ゴキゴキ

智絵里「………………………………………………………………………………」

響子「ま、負けません……プロデューサーさん!脱いで!今ここでどっちが良かったか比」

P「アイドルが何を言ってるんだ!まったく……」

「「「「「アイドルに手を出した人が何を言ってるんですか!!!!」」」」」ドドン


P「ゴメス!!!」ドドン

ちひろ「誤魔化せませんよ。まずアイドルとか以前の問題です。12歳ですよ?12歳!!!!」

凛「噛み切るよ?どことは言わないけど」

P「ですよねすいません。………い、いやあの、目が怖いですよ皆さん。あはは……あまりにもありすが魅力的で…一緒にお風呂入った辺りからもう何が何だかよくわからないくらい頭の中がありす一色で……俺の橘がありすしてしまって……つい。いや、でも責任はちゃんととりますし!勢とはいえありすを愛する気持ちは変わらないっていうか!!!」

ありす「……責任をとってくれるなら…私は構いませんでした……よ?その、オトナに、なれた気も……あぅぅ」カァァ

ちひろ「大人の字が違うから。ありすちゃん、それは違うから」

智絵里「さ、最初は痛いって聞きましたけど……どうなんでしょうか…?」

ありす「私も途中からあんまり…」

ちひろ「ストップ!ストーーーップ!!!!」

まゆ「…元凶が逃げ出そうとしてますよぉ」

凛「何?」



P「あっ」ソソクサ

響子「プロデューサーさんを殺して私も死ぬ。死んでやる」ジャキン

P「ひぃぃ助けてありす!!!」



ありす「とても温かかったというか…」

智絵里「わぁ…」


P「だめだ。もう逃げるしかない!!!!」

「「「逃がすな!捕まえろ!!!」」」

キャーキャーワーワー

グサッザクッブシュー

グハッ、シヌ

ヤレー!

アッ




杏「今日も346は平和だねー」フアァ

きらり「乃々ちゃんもこっちにくるにぃー☆」

乃々「もりくぼはいいですそっとしておいてください……」


お疲れ様でしたどうしてこうなった
久しぶりすぎてパッションが固まってたみたいですいません
少し休憩入れたらちゃんとやっていこう…

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