東方:藍「紫様の寝言」 (5)
注意点としては、紫が夫と子持ちの元人間、という主の勝手な設定がありますがよければ読んでくださると嬉しいです。
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「ん?」
藍はその日初めて主、紫の寝言を聞いた。
「んぅ·····○○」
○○?誰の事だろう。
そう思いながら藍はひとまず寝床に着いた。
ここから、夫の名前は○○、子供の名前は△△でいきます。
ーーー
ーー
ー
藍は昨日の事をまずいかもしれないと思いつつも、聞いてみた。
「紫様、少し聞きたい事が···」
「どうかしたの?」
藍は昨日の事を少し遠慮がちに聞いた。
「···聞かれちゃってたの」
そう言いながら、紫は続けた
「私はね、元々···人間だった」
「そう···なんですか」
藍は後悔した。
とてもマズイ事を聞いてしまったような気がした。
「あら、驚かないのね」
「まあ、少し納得しました。ずっと···その、発言が妖怪というより人間の事を分かりきっているような感じだったので·····」
「そう···」
紫はさらに続けた。
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