長月「皐月。猥談をしよう」
皐月「わお長月、わざわざ深夜三時に布団に潜り込んできて話題はそれかい。お仕置きが要るかな?」
長月「まあまあ落ち着け。ただ猥談がしたいだけだ、別にセックスしようとか言ってない」
皐月「言われても困るしね、姉妹艦にセックスとかね」
長月「でも私達は元々人間だし、血は繋がっていない訳だが?」
皐月「やめてよ背筋がぞくっとした」
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※初SS
※睦月型が頭の悪い猥談をしつつなんやかんやする(予定)
※(書き溜めはそんなに)ないです
※睦月型は全員処女(重要)
あ、酉バレしてる……変えます
変えてもバレてた なんだこれは
皐月「で、具体的に猥談って何の話をするのさ」
長月「なんだ、意外とノリノリじゃないか。お仕置きとかキャラに合わないこと言われたから全然エロいのとかダメな子かと思ってた」
皐月「今一番キャラに合わないこと言ってるのは長月だよ。司令官の前ではそうだけどね。ボクだって興味はあるさ」
長月(やっぱり司令官に気があったのかこいつ……)「そうだな……まずは胸のことから行こうか。始めだしな」
皐月「うんうん」
長月「時に皐月、乳首開発はしているか?」
皐月「してないよ全然。さも結構な人数がしてるみたいに言わないでよ。普通の駆逐艦はしてないよ」
長月「そうか。実は最近乳首に常時オロナインを塗ってるんだが全然効果がなくてな」
皐月「サラッととんでもない事を告白するね。なんか出撃の時とか意識しちゃいそうで怖いよ。心が乱れちゃうよ」
長月「もう自分で弄ったほうが早いかなーと。ほら貧乳は感度がいいらしいじゃないか。活かさんと勿体無いだろう?」
皐月「そういう考えだと、最終的に開発できる所開発し尽くして、全身性感帯みたいなことになっちゃうよ。程々にしときなよ」
長月「でも皐月も乳首ぐらいは開発しておいたほうがいいんじゃないか? 将来司令官とのセックスも捗るぞ?」
皐月「ブフェッ!? い、いいいやしれーかんとはべべべべ別にそういう訳では」
長月「バレてるぞ。前は『下着なんて見られないんだから何だっていいよ!』と無骨な灰色のパンツだったのをかわいいのに変え出したことを」
皐月「うっ」
長月「シャンプーにやたら気を使い出したことを」
皐月「ううっ」
長月「司令官に撫でられる度に目がわずかにとろけていることを」
皐月「うううううううう」
長月「まあ、ほとんどの艦娘にはバレてないだろうが……睦月型のみんなは文月でも気づいてるだろう。姉妹艦だ、そうそう隠せないぞ」
皐月「ぐぬぬ……いや、今はボクのことはどうでもいいでしょ! 猥談だよ猥談! 恋バナしてどうすんのさ!」
長月「ふむ……そこまで言うなら仕方ないな。猥談をしよう。セックスセックス」
皐月「長月は本当、深夜になると何かが壊れるよね」
長月「姉妹以外には知られてないからいいんだ。それよりまんこ。まんこの話をしよう」
皐月「ま……あそこかあ」
長月「なんだ。まんこぐらい言えないとセックスの時喘げないぞ。『んほおおおおおおまんこに入っちゃってるのおおおお♥♥♥♥♥』ってな」
皐月「顔色一つ変えずにそんな台詞を言わないでよ、えっちい本の読み過ぎだよ。誰もあんな感じで喘がないよ」
長月「えっ……そ、それはそれとしてだ、まんこだよ。そもそも自分のまんこってじっくり見たことあるか?」
皐月「んん? そういえば……開いてまで見たことないような……」
長月「そう。そこがまんこのデメリットだと思うんだ。角度からしても自分からは見辛い。鏡を使っても中身を見るには指で開かないといけない。ちんこに比べて圧倒的に手間だ。でも初めてのセックスまでには見ときたいだろ? 自分のがどんなのなのか確認したくないか?」
皐月「そうだねえ。変だったらやだし、確認はしときたいかな」
長月「だがぶっちゃけ確認しても意味なんてないんだ」
皐月「えっ」
長月「だってそうだろ。比較対象がないじゃないか。AV女優のまんこなら100や200優に見てきたが、実際の知り合いのまんこなんてくぱぁしてまで見ない。分からないんだよ、一般まんこがどんななのか」
皐月「なるほどねー(にわかに不安になってきたぞ……どうしよう、ボクの変だったりしないかな……いざって段になったら引かれちゃったりして……)」
長月「(私のAV視聴歴にはツッコまないのか)私はこないだ自分のまんこ見たが、たぶん普通だった。処女膜も普通にエロ本通りにあったしな。ただそろそろ毛だ、陰毛がほしい。皐月もそうだろ?」
皐月「うーん、軽巡の先輩なんかは処理が大変って聞くしこのままでもいいような……でも僕ら駆逐艦だよ? 艦娘って成長とかするのかな?」
長月「身長なんかは艦娘を辞めない限り固定だと聞いたが、第二次性徴は……どうなんだろう。性欲があるってことはそういうことなんだと思うが。今度マニュアル見てみるか」
長月「どんどん行くぞ。さて、まんこと言えば一人えっちだ」
皐月「おお、長月がオブラートを使用した」
長月「オナニーと言って欲しければそうするぞ。オナニーオナニー」
皐月「こいつに何かを期待したのが間違いだったかー」
長月「皐月、正直な所自家発電してるか? してるな。 何回だ? 週何回だ? なあ? 教えてくれてもいいんだぞ? なあ? ええやろ?」
皐月「黒潮が混ざってるよ長月。あと忘れてたけどボク仮にも姉だからね。そんなバーのエロオヤジみたいな絡み方されても」
長月「お、お姉ちゃん……私に、一人えっちを、教えてくれないか……?」
皐月「唐突に百合の香りを漂わせてきた!? ……わかったわかった、言えばいいんでしょ言えば。その代わり長月も教えてよね」
長月「もちろんだ。等価交換こそがこの世の理。己のオナニーを教えずんば人のオナニーを知ることあたわず」
皐月「やだなぁこの妹」
長月「で、何回? 何回だ?」
皐月「あー……うん……週に二、三回かな」
長月「ほほう」
皐月「えっと……オカズはその……し、司令官の替えの上着をこっそり洗濯場から持ちだして……こう、すーって嗅ぎながら」
長月「ほっほう」
皐月「この……パンツに手を入れて、クリトリス?を指でゆっくりいじって……時々ちょっと中も触ってみたりして」
長月「ほほほほほほほううううううううう」
皐月「最終的には、その、上着をパンツ越しに擦りつけて……イく、かな」
長月「っかー! いいものを聞いたな! あー明日からのメシがうまい! うまいゾ!」
皐月「ちょっと興奮し過ぎだよ、周りが起きたらどうするの。ほら、これでいいでしょ。長月もキャラぶっ壊してないで教えてよ」
長月「うむ、いいだろう、教えよう。なんか自分の性事情を教えるのってある種の露出プレイみたいでムラムラするがな」
皐月(ヤバいぞこいつ)
長月「回数は週十回ぐらいかな。オカズはエロ漫画だ」
皐月「ん? エロ漫画? この鎮守府にそんなものあったっけ? 司令官が許すとは思えないんだけど」
長月「秋雲から横流ししてもらっているんだ。あいつは商業作家だからな、なんやかんやのスジで手に入るんだそうだ」
皐月「澱んでるなあ駆逐艦界隈……それで? どんな漫画なのさ?」
長月「自分で猥談しようと言っておいてなんだが……その……引いたりしないか?」
皐月「むしろ長月にまだ恥じらいが残っていたことが驚きだよ。今更何さ、乳首オロナイン以上の何が潜んでいるのさ。言ってみればいいじゃないか」
長月「あー……実は、なんだ……そのー……強引にされるってのが好きでな」
皐月「へええ?」
長月「普通に愛してもらって、大事にしてもらって、優しくされるエロに魅力を感じられないんだ」
皐月「ほおお?」
長月「こう、いつもは優しい男がだな。二人になった途端ガバっと襲い掛かってくるのなんかたまらないじゃないか」
皐月「ふんふん……あ」
長月「それでそれで、もう我慢出来ないみたいなことを言われて、服なんて一瞬で力任せに脱がされちゃって、向こうも一気に脱いで、覆いかぶさられてだな」
皐月「長月、ちょっと」
長月「もーたまんないんだよそういうのが。欲情で男が自分を見失う瞬間というか、ギラギラした獣の目で迫られるのがすごくイ(バサッ)おい誰だ布団を剥がすのは、今いい所な……の…………に………………?」
龍田「……あらぁ?夜の見回りをしていて、何かごそごそ音がすると思ったら……こんな夜中に布団の中でコソコソと何をしているんでしょうね~?」
長月「あば、あばばばばばばばばばばば」ブクブク
皐月「気をしっかり保って長月! 下手に泡なんて噴いたら龍田さんどころか周りの駆逐艦みんなが起きちゃう! ね!? 龍田さんは何も聞いてませんよね!!??」
龍田「え~? 今聞いた限りでは『強引にされるのが~』とか『ギラギラした獣の目で~』とか聞こえてきたんですけどねぇ~?」
皐月「そ、空耳じゃないですかね! きっとそうですよ!」
龍田「ん~、そうねぇ。空耳ってことにしておきましょうか~。」
長月「あば……ほ、本当ですか!?」
龍田「でもでもぉ~、夜更かししていたのは事実ですし~、罰は受けてもらわないといけませんねぇ~?」
長月「う……何でもします!ですから皆にだけは!どうか!」
睦月型が全員島風のコスプレをしてくれるんですかね?
ちょっと書き溜めたので投下します
龍田「そうですね~、じゃ、ちょ~っと自分のベッドの敷き布団をめくってくれる~?」
皐月「へ?」
長月「ええっ!?」
龍田「あら。長月ちゃんはなにか都合の悪いことでもあるのかな~? 皐月ちゃん、お手本見せてあげてくれますか~?」
皐月「あ、はい」ペローン
龍田「はい、よくできました~長月ちゃんはちゃんとできる~? 自分のベッドの所まで行って、敷き布団をささっとめくるだけでいいのよ~」
長月「どうしても!? どうしてもやらなくちゃいけませんか!?」
龍田「あらあら。敷き布団の下にぎっしりえっちな本を隠したりしていない限り、めくっても何も問題ないはずなんだけどな~」
長月(バレてる……完璧に……余すところ無くバレてるぞこれは……!)ダラダラ
龍田「ど~~~~しても見せられないっていうなら……提案がないわけではありませんけど~」
長月「!本当ですか!? 何でもやります! お願いします!」
龍田「明日、睦月型は出撃も遠征もお休みです~。でも梅雨のせいで外はずーっと雨。間宮券もこの前の休みに使い切っちゃった」
長月「は、はい(恐ろしいぐらい何でも知ってるなこの人)」
龍田「話は簡単よ~。睦月型の持ち物検査をして欲しいの~」
皐月「なっ……」
長月「それって」
龍田「と・う・ぜ・ん、日本海軍の手本となるべき艦娘の一員ともあろう者が、いかがわしい本や玩具やビデオを隠し持ってるとは思わないけど~、万が一ってことがありますしね~? 姉妹艦のあなた達なら、警戒されることもないでしょうし~、違反物を所持してないか探ってくださ~い」
長月「私に、スパイになれと言うんですか!」
龍田「やりたくないならそれでもいいのよ~、遅かれ早かれ行うものだし~。その場合はまず貴女から荷物検査を始めます~」
長月「ぐっ……」
皐月(マズい……長月以外のことはよく知らないけど、ボク達の姉妹がいかがわしいものなんて隠していない訳がないよ……!)
龍田「どうしますか~?」
長月「皐月ぃ……」チラチラ
皐月(ああもう、長月はこういう所で弱いんだから)
皐月「わかりました。やります」
長月「皐月……」
皐月「長月、腹をくくろうよ。遅かれ早かれやるものってさっき言ってたでしょ。せめて、ボク達の手で終わらせてあげよう」
長月「……そう、だな」
龍田「決まりですね~。じゃ、細かいことは明日の朝礼の後ということで~。おやすみなさ~い」バタン
皐月「……行ったね。寝ようか」
長月「ああ。今から気が重いよ」
~in食堂~
長月「全然寝付けなかった……」クマー
皐月「無理もないよ。ほら、朝ごはん食べて元気つけなきゃ」
長月「そうだな……ん?あれは卯月か?」
卯月「お、長月に皐月ぴょん! おはようだぴょん、隣いいぴょん? 朝ごはん一緒に食べるぴょん!」
皐月「おはよう卯月姉。空いてるよ、一緒に食べようか」
長月「おはよう卯月。今朝も元気だな」
卯月「そういう長月はあんまり元気じゃなさそうぴょん」
長月「はは……ちょっとじめじめして寝付けなくてな、気にしなくていい」
卯月「そうぴょん? 何かあったら何でもお姉ちゃんに言うといいぴょん」
長月「頼りにしてるよ……うっ」キリキリ
皐月「(長月の胃にダメージが入ってる、役を替わらないと)さ、そろそろ食べよう」イタダキマース
長月「そうだな、いただきます」
卯月「いただきますぴょん!」
皐月「ところで卯月姉、今日は何か予定があるかな?」モグモグ
卯月「せっかくのお休みだけど、このどしゃぶりぴょん。正直暇になると思うぴょん」モグモグ
皐月「昨日長月と話したんだけどね、この所忙しかったし、久々に姉妹で集まっておしゃべりしないかって」
卯月「みんな一斉に集めるぴょん?」
皐月「そうだね。といってもそれぞれあるだろうし、一度に集まるのは四、五人になっちゃうかもだけど。それでもいいかな?」
卯月「いい考えぴょん!弥生姉はたぶん暇そうだし、誘ってみるぴょん!」
長月「そういえば弥生はどうしたんだ? 卯月が相部屋だったよな?」
弥生「……ここにいるよ」ボソ
長月「っひゃあ!? びっくりさせないでくれ!」
弥生「ちょっと寝坊しちゃっただけだから……隣、いい?」
皐月「もちろん。あ、今日姉妹でちょっと集まっておしゃべりでもって話になったんだけど」
弥生「!いいよ、お話、しようか」イタダキマス
長月(なんか機嫌が良くなったな?)ヒソヒソ
卯月(弥生姉はあれで結構寂しがりやさんぴょん。うーちゃん以外の姉妹とももっと仲良くしたいって言ってたぴょん)ヒソヒソ
弥生「~♪」モグモグ
このSSまとめへのコメント
結構良かった。