初投稿です
携帯からピクシブに投稿できなくなったのでここに投稿することにしました
八陽です。はるのんは前半出ません
お手やらかに…
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435933869
結衣「スカーフィ?」
雪乃「なにかしらそれは?」
その日八幡は珍しく奉仕部で文庫本ではなくDSをいじっていた
そんな八幡の何気ない一言に二人は反応した
八幡「ああ、星のカービィというゲームにそんなキャラがいるんだ」
雪乃「星のカービィ?」
結衣「あっ、聞いたことある
姫菜が昔遊んでいたって」
結衣「ヒッキー、スカーフィってどんなキャラ?
陽乃さんに似てるの見せてよ」
雪乃「姉さんに似てるというからには女性キャラかしら?
きっとエロケ谷くんのことだからイヤラシい目で眺めていたんでしょう?穢らわしい…」
八幡「おい、なんだよエロケ谷って?日本に存在するの?リア充の巣窟なの?行きたくねえよ!そんなとこ!」
八幡「あとスカーフィは人型じゃないからな。ほれみろ」サッ
結衣「あっ!かわいいじゃん!」
雪乃「…たしかにかわいいわね。でもこれのどこが姉さんに似ているのかしら?」
八幡が見せたDS画面にはホワホワと浮かぶオレンジ色で丸みのある体つきでかわいらしい2つの目とほっぺと口
手足はないが耳のようなものをパタパタとして宙に浮いているいた
10人中8人はかわいいと思うだろう
八幡「ああ、それは見た目じゃなくて、こいつの本性が雪ノ下さんに似ているんだ」
結衣「本性?」
雪乃「どういうことかしら?」
八幡「まあ見ていろ」カチカチ
雪乃「!?」
結衣「えっ…」
雪ノ下と由比ヶ浜は一瞬目を疑った
ついさっきまでかわいらしく人畜無害そうなスカーフィが急変したからだ
かわいらしい2つの目は消え、大きくギョロとした凶悪そうな大きな目に
口は裂け、その口元は目もとまでつり上がり、大きく開かれた口の中には凶暴な肉食動物のような巨大な鋭い歯が生えていた
そのスカーフィがものすごい形相でカービィを追いかけてくるのだ
結衣「え…なんでさっきまであんなにかわいかったのに」
雪乃「なるほど姉さんに似てるというのはそういうことだったのね」
結衣「えっ?ゆきのんはわかったの?陽乃さんに似てる理由」
フフッと少し満足げ雪ノ下とは逆に由比ヶ浜はまだ理解できていないようだ
そんな由比ヶ浜に八幡は答えを伝える
八幡「こいつはものすごく外面がいいんだ」
八幡「多くの者をかわいいキャラだと思わせて、危害加える者、取り込もうとする者には
容赦なく潰しにかかる。雪ノ下さんそのものだろう」
雪乃「たしかにね。姉さんの外面の良さにはほとんどの人が気づかないわ
その本性はその外面とは逆に冷酷で残酷よ
気にいらないもの、嫌いな者、邪魔になる者は潰すわ」
結衣「ヒッキーだけでなく妹のゆきのんにまでそこまで言われる陽乃さんって一体…」
八幡「それにな葉山が言っていたんだが
好きなものをかまいすぎて[ピーーー]か、嫌いなものを徹底的につぶすことしかしないって」
結衣「あの隼人くんまでそう思っているんだ…」
八幡「言い忘れていたが、スカーフィにもそういう一面がある
アニメ版カービィでスカーフィな…牧場の羊達を襲って食い殺した」
結衣「ええー!?」
雪乃「一匹残らず?」
八幡「ああ、全匹骨にされた…」
結衣「怖いよ!スカーフィ怖すぎ!」
雪乃「一匹残らずって所まで姉さんそっくりね
あの人が獲物を捕り逃すなんてありえないもの」
八幡「だろ、当時幼かった小町と朝一緒に見ていたら怖くて小町泣いちゃったしな」
結衣「朝放送だったんだ!」ガビーン
八幡(あのアニメ子供向けじゃない部分あるよな…羊はよく食い殺されるし…星のフームたんとか)
八幡(オタクは卒業してプロになれ。材木座に聞かせてやりたいセリフだぜ)
八幡「それにな由比ヶ浜。スカーフィが雪ノ下さんに似ているのはそれだけじゃないぞ
こいつの隠し能力はなクラッシャーなんだよ」
結衣「クラッシャー?」
雪乃「破壊を意味する言葉よ由比ヶ浜さん」
八幡「いま見せてやる」カチカチ
八幡はカービィを操作してコピー(飲み込む方ではない)でスカーフィから能力を得る
そして
ゴオオオオオオオオ
ドガガガガーン
結衣「す、すごい!あれだけいた敵キャラがみんな消えちゃたよ」
八幡「クラッシャーは画面上の全ての敵を一瞬で倒すんだ。ちなみに中ボスどころか一部のボスも一撃で倒す」
雪乃「ますます姉さんそっくりね烏合の衆が集まって逆らっても姉さんなら一人残らず壊してしまうものね
それにたとえどれだけ優れた人が敵対しても末路は同じよ」
八幡「だろうな雪ノ下さんに比べたらスカーフィなんてかわいいもんだろう」
結衣「は、はは…そうなんだ…」
八幡「それに雪ノ下さんなら強化外骨格の外面で人をうまくコントロールして逆らおうとする気さえ起こさないからな」
雪乃「その男の意見に賛成するのは誠に遺憾だけど…そのとおりよ
仮にいたとしても先手を打たれる前に相手を潰すわ」
結衣「……」サアー
雪乃「あ、ごめんなさい由比ヶ浜さん!別に怖がらせるつもりはなかったのよ
それに由比ヶ浜さんは姉さんに嫌われてないから問題ないわ」
八幡「そうだぞ、あの人大抵の人には興味示さないからな
むしろ気に入れられてオモチャにされないからうらやましい
できれば代わってほしいくらいだ」
雪乃「さすがにそれは気の毒に思うわ比企谷くん
あの人に気に入られたらあきるまでずっといじられるか壊れるまでいじられるから…」
八幡「似たようなこと葉山もいっていたな…」
結衣「ヒッキー!なにかあったらアタシにいってね!
ヒッキーのこと守ってあげるから!」
八幡「よせ由比ヶ浜!あの人にだけはヘタに関わるな!命は大切にしろ!」
雪乃「そうよ由比ヶ浜さんお願いだからそれだけはやめて!」
結衣「で、でも!」
八幡「いいか、相模が戦闘力5の一般人だとするとあの人はセルか魔人ブウクラスだ」
結衣「ま、魔人ブウ…さすがにそれはいいすぎじゃない」
八幡「そうか?」
結衣「だって魔人ブウっていったら人をチョコとかにして食べちゃうアレでしょ!簡単に人殺せちゃうし…地球だって…」
雪乃「?魔人ブウってなにかしら?」
八幡(雪ノ下は知らないのか…たぶん由比ヶ浜は父親か戸辺たちから聞いたのだろう)
八幡「そうだよな…」
結衣「そ、そうだよ…いくらなんでも魔人ブウは…」
八幡「雪ノ下さんは魔人ブウよりもっと怖いもんな」
結衣「えええええー!!、なんでそうなるし!?あの魔神ブウだよ殺されちゃうよ!」
八幡「だって死ぬとしても一瞬だから苦しまずに死ぬるだろ
それだったら雪ノ下さんの方がよっぽど怖い」
結衣「ヒッキーのいってることネガティブなのか前向きなのかわからないし…」
雪乃「たしかにね…姉さんだったら一瞬で終わらせるなんてまずありえないわね
繰り返して同じ人を何回も何回もからかったりイジってくるわねソースは私」
八幡「だろ?魔人ブウに殺される恐怖は一瞬だけで終わる
しかし雪ノ下さんはジワジワと繰り返して恐怖を与えてくるからすごく怖い」
雪乃「フフ…魔人ブウがどういったものかは知らないけど姉さんの方が怖いわね実在するし」
八幡「だよな…ククッ…」
雪乃「フフ…」
結衣「あっ、ははは…」(笑えない…)
八幡「話はずれたが他にも雪ノ下さんみたいなキャラいるぞ」
結衣「えっ、そうなの!?」
雪乃「こんなかわいいゲームに姉さんみたいのがまだいるなんて…」
八幡「これだ」
八幡のスマホを操作して動画サイトにつなげた
星のカービィ3だ
結衣「あっかわいい」
そこにはたまごっちのとんまるっちのような栗の形をした体で、つぶらな瞳をウルウルして震えているキャラがいた
バーン
結衣「あっ!ヒッキーヒドい!こんなかわいい子[ピーーー]なんて!サイテー!」
八幡「オレじゃねえよ、やったのは動画投稿者だ
そろそろだな」
カービィが頭上を通りすぎようとした時
グサッ
結衣「!?」
雪乃「………」
かなりの悪顔をしながら頭上に長い針を伸ばしてカービィを突き刺したのだ
八幡「見ただろうこいつも外面はいいが本性はこれだ
結衣「結構かわいかったのに…」
雪乃「予想はしていたわ」
八幡「だがスカーフィほどではないだろ?」
雪乃「そうね、でも姉さんは自分を弱く見せようとするかしら?」
八幡「…たしかにそうだな
こいつは雪ノ下さんというより一色だな」
結衣「いろはちゃん?」
雪乃「それはなぜ?」
八幡(由比ヶ浜はともかく雪ノ下にもわからなとは思わなかったな)
八幡「一つ例をあげよう、一色が二直でたくさんのプリントを運ぶことになったとする
そのとき重いしめんどくさいと思ったあざとい一色は」
『プリントちょう~重いですぅ~だれか助けてください~』
『オレが運ぼうか』
『え、ホントですか~○○くんたよりになるぅ~じゃあお願いします♪』(計画通り…)ニヤリ
雪乃「…」
結衣「…」
八幡「おい、どうかしたかおまえら?」
雪乃「いえ…あまりのあなたの声に気持ち悪くて思考が停止していたわ」
結衣「ヒッキーそれいろはちゃんのマネ…キモーイ!まじキモーイ!」
八幡「おいおい二人そろってキモイキモイいいすぎじゃね?人がせっかく実演してやったのに泣くぞ…まじ泣くぞ…」
「せんぱーい!ひどいです!」ガラガラ
続きます。たぶんいま三分の一くらい?ストーリーは最後まで決まっているのですが思う通りに書けない
なんとか完結させる予定です
結衣「あっ、いろはちゃん」
雪乃「ノックを…」
八幡「なっ、おまえ聞いていたのか!どこから?」
いろは「雪ノ下さんというより一色だなというところからですよ!」
八幡(ほとんど全部じゃないですか~やだ~)
いろは「てゆうか~さっきのわたしですか全然似てないです!キモイです!マジ死んでください!」
八幡「いや…キモイキモイいいすぎだから」
いろは「それに見てもいないのにどうしてそうだと思えるんですか?ストーカーですか?やめてください!」
八幡「いや、見てなくてもわかるだろ?おまえのそういうあざといとこ」
いろは「え///それって遠まわしに告ってるんですか…おまえのことはちゃんとわかっているって…ごめんなさい
ちょっとうれしかったけど二人きりじゃないのでまだ無理です」
八幡(告ってないのに振られるのかよ…あとなんで少しうれしそうなの?そんなにオレを振るのが楽しいの?ワケがわからないよ…)
結衣「うう~ヒッキー」
雪乃「場所を考えてもらえるかしら告ケ谷くん」
八幡「おいなんだよ告ケ谷くんってなんでも最後に語尾つけりゃいいわけじゃねえだろ
あと告ってない」
いろは「そういえばなんで私のこと話していたんですか?」
結衣「それはねいろはちゃん、ヒッキーが星のカービィのキャラが雪ノ下さんに似ているって話になって
途中からいろはちゃんの話になったんだよ」
いろはちゃん「ああ…カービィですか私も結構好きです」
八幡「ああ、おまえピンク好きだもんな」
いろは「え///」
雪乃「…詳しいのね」
結衣「またいろはちゃん聞いたの?」
いろは「いえ//私いってませんけど…」
八幡「いや、だいたい想像つくたろこいつの好きそうな色?それにいつもピンク色の物使っているし」
いろは「///」
結衣「ヒ、ヒッキー!アタシもピンク好きだよ!」
八幡「ああ…とっくに知ってるから」
結衣「そ、そっか///エヘヘ…ヒッキー知ってたんだ…」
雪乃「…由比ヶ浜さん」(以前自分でいっていたでしょ)
いろは「そ、それでどのキャラが私に似ているんですか?
せんぱーい私カービィのキャラ名はチリーとかぐらいしか覚えていないんですけど
ウルトラスーパーデラックスならわかりますよ」
八幡「えっ、おまえカービィやったことあるの?カービィかわいいといってる私かわいいアピールじゃなかったの?」
いろは「ちがいますよ~」プクゥ~
八幡「あざといあざとい」
いろは「あざとくないです
それより早く見せてくださいよ~」
八幡「へいへい」
雪乃「……」
結衣「なんか仲いいし…」
一色に動画見せました
・
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・
・
・
・
・
・
・
いろは「ちょっと!せんぱい!あれなんなんですか!」
八幡「カービィのキャラ」
いろは「知ってます!ひどいですよー!最初はそこそこいいかなと思っていたら
あんな性悪そうな顔になってカービィを刺すなんて!私はもっとかわいいですよ!」
八幡「…いや見た目というよりあの性格というかあざとさというか」
結衣「あ、あはは…」
いろは「あざとくないで」プンプン
八幡「いてっ!シャーペンで突っつくな」
八幡「悪かったよ…たしかにあざとさはともかくあのキャラみたいに陰湿じゃないし危険じゃないもんな
もしそうだったら生徒会選挙の時に罠にはめた女生徒達に画鋲入れたり、後ろから包丁で刺したりしていただろうし」
いろは「そうですよ、ちゃんとわかっているじゃないですか~」
雪乃「そうね、どちらかというとあのキャラは私の小学校の同級生ね
普段人畜無害なふりをして裏では私の悪口を言ったり、私の靴に画鋲入れたり」
結衣「ゆきのん…」
いろは「最低ですねその小学生」
八幡「オレもあるなそんな経験…他にも教科書隠されたり特に国語…」
雪乃「……」
結衣「ヒッキー…」
いろは「なぜ国語?」
結衣「ああそういえばヒッキー国語学年三位だから、得意科目だ」
いろは「三位!すごいじゃないですか!それって葉山先輩の次じゃないですか!」
八幡「…別にすごくねえよ
すぐそこに一位がいるし」
雪乃「そうね引き立ケ谷くんのいうとおりよ」
いろは「でもほんとすごいですよまさか国語学年1~3位が全員私の交友関係があったなんて…同じ部活の葉山先輩はともかく
高翌嶺の花の雪ノ下さん先輩やボッチの先輩は生徒会選挙がなければ関わりありませんでしたから」
八幡「ボッチはオレのことか、まあ事実だけどよ」
いろは「ちなみに結衣先輩は?」
結衣「あ…え~と……下から数えた方が早いかな…」
雪乃「由比ヶ浜さんあなた私と勉強してなぜそんな成績なの?」
結衣「ゆ、ゆきのんこれでも私がんばったんだよ
ゆきのんのおかげで前回の点数より倍以上になったし…赤点免れたし…」
八幡「それでも平均以下なんだな」
八幡(まじかよ…二倍以上の点数とって平均以下ってどれだけ点数悪いんだよ…大学受験どころか進級すらあぶねえんじゃねえかこいつ)
結衣「そ、それよりさ!さっきの続き話そうよ!アタシ、カービィて名前くらいしか知らないし」
雪乃「…そうねスカーフィの性質といい興味あるわ」
いろは「そうでした。せんぱい私あんな底意地悪そうな顔しませんよ~」
八幡「だから悪かったってオレは見た目ではなく性格の話をしていたつもりだったんだ」
いろは「…まあわかっているならいいですけどね」
結衣「ねえねえヒッキー、アタシはどのキャラに似てるの?」
八幡「わからん…オレもカービィキャラ全部知っているわけじゃねえし」
結衣「ええー!」
八幡「ぶっちゃけカービィはオレたちより早く誕生しているんだぞ
よっぽどのファンでない限り全部知ってるわけないだろ」
八幡(ファミコン時代にいた亀が別のハードに移植された時いなくなってファンファンになっていたらしいし…)
八幡(それ以前にカービィに巨乳キャラなんているわけねーだろ)
雪乃「比企谷くん…わたしは」
八幡「……ん~」
八幡(氷の女王の称号を持つ雪ノ下は能力で答えるならアイスだな…チリーはかわいいが、まゆげ太いから雪ノ下とキャラ違うし…)
いろは「そういえばはるさんせんぱいはどんなキャラなんですか?」
結衣「スカーフィだよ」
いろは「スカーフィ?」
八幡「ああ、こいつだよ」
いろは「……あ~」
八幡(一色は名前ではピンとこなかったようだが見た瞬間なんだか納得したような顔をしていた
おまえも雪ノ下さんの外面をなんとなく気づいていたんだな)
結衣「で、でもさーさすがにスカーフィはかわいそうじゃないかな…ほら!え~と…これなんてどうかな?」
八幡(雪ノ下さんのことが気の毒に思ったのか由比ヶ浜は携帯で検索してそれをオレたちに見せてきた
どうやらカービィのキャラを検索したようだ)
いろは「あ、さすがにこれなら名前覚えてますメタナイトですね」
雪乃「メタナイト?」
結衣「ほ、ほら前にヒッキーが陽乃さんのこと強化外骨格とか仮面とかいってあたじゃんだから」
八幡「だからってまんま仮面キャラ選ぶなよ」(まあカービィやったことない由比ヶ浜なら仕方ないか)
いろは「う~んでもはるさん先輩ってメタナイトって感じじゃないですよね」
八幡「ああ…そうだなむしろ雪ノ下さんとある意味逆じゃね」
雪乃「どういうことかしら?」
八幡「こいつこんな仮面してるけど仮面の下はどっちかっというとかわいい系なんだ」
結衣「マジで!?」
いろは「そうなんですよね、倒したとき仮面が割れて素顔がわかるんですけど意外とちょっとかわいいですよね」
雪乃「たしかに姉さんとは逆ね、あの人の仮面の下にある本性は恐ろしいなんてもんじゃないわ」
いろは「雪ノ下先輩にそこまでいうなんて…相当怖い人なんですね」
八幡(こえーよ…まじこえーよ…あの人道端で会いたくない人常時ナンバーワンだよ)
八幡「仮面っていったらこいつだろ」カチカチ
八幡はスマホを操作し動画サイトにつなげた
それを見せた
結衣「これってマリオじゃん」
雪乃「そうね、これは見たことあるわ」
いろは「でもかなり昔のゲームですよ、わたしたち生まれてさえいないじゃないですか」
八幡「スーパーマリオUSAだ。まあとりあえず見てくれ」
ツボの中に潜ったマリオ
そこにはカギと仮面があった
マリオがカギを持ち出すとその恐ろしい仮面震えだし動き出し始めた
急いで外に出るマリオ
しかし仮面は宙を舞いながらマリオを襲いかかってくる
とんなに走って逃げてもずーと追いかけてくるのだ
カギを使うまで…
雪乃「…」
いろは「…」
結衣「…怖いね」
八幡「だろ?だがプレイしている人間は相当怖かったと思うぞ。トラウマになった人もいるらしい」
八幡(なんだか微妙な空気になったな…レトロゲームだから逆に怖く感じるんだよな…
スーパーマリオ3でもずーと襲いかかってくる太陽いるけど倒せるから仮面の方がずーと怖い)
雪乃「逃げてもずーと追いかけてくる…そうね納得だわ」
八幡(千葉村の帰りといい、あの雪ノ下がそのままほとんど抵抗できず連れて行かれたからな雪ノ下さんに)
八幡「なあ雪ノ下これみてみろよ」
雪乃「なにかしらまた凶悪キャラでも見せるつもりかしら」
八幡「ちげーよおまえなら気にいると思うんだが」
雪乃「!?こ、このキャラはなにかしら!比企谷くん今すぐ詳しく説明しなさい!」
八幡「落ち着け、いわれんでもすぐ教えてやっから」
いろは「うわあ~雪ノ下先輩のあんな顔初めてみました」
結衣「ゆきのんは誤解されること多いけど、ものすごくかわいいんだよ特にパンさんや猫関係のことになると」
雪乃「ヽ(=´▽`=)ノ)」
いろは(なんですか!このものすごくかわいい生物は!ずるいですよ雪ノ下先輩…これじゃあ私勝つのがますます難しいじゃないですかぁ~)
八幡「こいつはナゴていうんだ星のカービィ3のキャラだ
雪乃「スカーフィまたいに凶変しない?」
八幡「安心しろ…ナゴはカービィの仲間でそんな一面ないから」
雪乃「仲間キャラ…いいわ…最高よ…やっぱり猫は味方キャラでなくちゃ…フフ」
八幡(ほんとこいつ猫好きだよな…テイルズの猫好きじいさん並じゃね)
いろは「あんなかわいい雪ノ下先輩を見て、せんぱいって特に反応しないんですね」
結衣「そうだねヒッキーだから…」
いろは「はあ…安心しましたけど逆にそれだけせんぱいを手に入れるハードルがそれだけ高いということですよね」
結衣「だよね…ヒッキーガード堅すぎ」
八幡(?なんだあいつらなにヒソヒソ話しているんだ?)
八幡「気に入ったようだな」
雪乃「ええ、比企谷くんにしてはなかなか気が利くじゃない特別に感謝してあげてもいいわよ」
八幡「別にたいしたことしてねえよ…ただ知ってることを伝えただけだし」
雪乃「相変わらず素直じゃないのね」
八幡「ほっとけ、それよりおまえのことだからナゴをなでなでしたいと思っているだろ」
雪乃「それもやってみたいけどナゴに転がされたいわ」
八幡「はっ」(なにいってんのこいつ?)
雪乃「みなさい」
画面にはカービィを転がしながら移動するナゴの姿が
雪乃「わたしもナゴにしてもらいたい…ゴロゴロゴロ フフフ…」ヾ(≧∇≦ )
結衣「ゆ、ゆきのんが壊れた!!」
いろは「なんですかあれ!素であれだなんて反則級じゃないですかぁ!ビータどころかもはやチータですよ!
せんぱい私にもかまってください~」
八幡(いや、もう無理だから…それにしても意外だったな…一色がSAOネタいうとは…)
八幡(このあと雪ノ下を正気に戻すだけ時間がかかり今日の部活動は終わった)
八幡「まさか雪ノ下があそこまで気にいるとはな」
あのあとナゴのぬいぐるみはあるのか聞かれたがない(たぶん)と答えたらこの世の終わりみたいな顔された時は正直引いた
由比ヶ浜の「じゃあゆきのんが自分で作ればいいじゃん」と提案によって元気を取り戻した雪ノ下は部活終了後、早速ぬいぐるみを作るため材料を買いに街中へと行ってしまった
そのあとは由比ヶ浜がやたらハニトーのこと要求してきたり、一色がやたらオレにからんできて、なぜかいろいろアピールしてきた
あまりの必死な様子にオレは
八幡「そんなにあのキャラが似てるといわれたのが嫌だったのかよ
安心しろよ別におまえはあざといとこが似てるだけで素はあれとは比べものにならんくらいかわいいんだからよ」
と、まったく自分らしくない臭いセリフ入ってしまったのだ
そしたら
いろは「な、な、なにいっているんですか!
と、突然そんなこというなんて!いつもあざといあざとい言って適当にあしらうせんぱいが!
いつもひねくれたせんぱいが!わ、わ、わたしのこと…かわいいだなんて……しかも素の私を…
はっ!?もしかして口説いているんですか!?ごめんなさい!とてもうれしいですけど、心の準備ができていないのでまだちょっと無理です!」
と顔を赤くしながら超早口で言ってきやがった
八幡(だから告ってねえて…よっぽどオレのセリフが気持ち悪かったに違いない)
八幡(うぐあっ!めっちゃくちゃ恥ずかしい!まじ黒歴史だわ!)
その後、八幡は雪ノ下からネコの出るゲームを聞かれたがドはまりしそうなので伏せておいた
八幡(雪ノ下がクロノトリガーしたらストーリーそっちのけで延々とネコ増やしをやりそうだしな)
ダンガンロンパは教えないほうがよさそうだ
パンさん好きな雪の下ならモノクマを好きになる可能性はなくない
そして大きなショックをうけることになるだろう
ババムートラグーンは別の意味でショックを受けるだろう
八幡(本もゲームあまりできなかったが少し楽しかったかもな…)
八幡「たまにはこんな日も悪くないな」
「………」チャキ
八幡(もうすぐ我が家だ
家ではかわいい最愛の妹小町が晩御飯作ってくれている
待っていろ小町お兄ちゃんはいますぐ帰るからな)
トン
八幡「ぐっ!?」ドサッ
八幡(だ、だれだ…ダメだ………意識が…)ガクッ
「………」
続きます。八陽
やっと半分以上終わった
次回シリアスです
読んでくれた人たちにカービィネタわかる人多くてうれしい
息抜きにはちさきか八色書きたいな…
了解です
たぶん今日中には出します題名と序盤でははちさきと気づかないと思うけど
R-15以上予定してます
このSSまとめへのコメント
どうせ陽乃さんに拉致られたんだろ